JPH06165850A - 弾球遊技機 - Google Patents
弾球遊技機Info
- Publication number
- JPH06165850A JPH06165850A JP4341480A JP34148092A JPH06165850A JP H06165850 A JPH06165850 A JP H06165850A JP 4341480 A JP4341480 A JP 4341480A JP 34148092 A JP34148092 A JP 34148092A JP H06165850 A JPH06165850 A JP H06165850A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- winning
- state
- opening
- ball receiving
- Prior art date
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- Pinball Game Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 誰でも容易に出玉率の調整を行うことができ
る弾球遊技機を提供する。 【構成】 特定遊技状態における玉受部材25a,25
bの所定回数の開閉動作又は所定個数の入賞玉が発生す
るまでの開閉動作を繰り返す継続回数において、その継
続回数を可変表示装置27の表示結果に基づいて決定す
ると共に、最高継続回数の出現確率を変更設定する変更
設定スイッチを設けた。 【効果】 特定遊技状態時における出玉率を所望の値に
設定でき、ひいては始動入賞口4、5a,5b及び玉受
部材25a,25b近傍の障害釘の調整が多少あまくて
も所望の出玉率を得ることができる。
る弾球遊技機を提供する。 【構成】 特定遊技状態における玉受部材25a,25
bの所定回数の開閉動作又は所定個数の入賞玉が発生す
るまでの開閉動作を繰り返す継続回数において、その継
続回数を可変表示装置27の表示結果に基づいて決定す
ると共に、最高継続回数の出現確率を変更設定する変更
設定スイッチを設けた。 【効果】 特定遊技状態時における出玉率を所望の値に
設定でき、ひいては始動入賞口4、5a,5b及び玉受
部材25a,25b近傍の障害釘の調整が多少あまくて
も所望の出玉率を得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、始動入賞口と、打玉を
受け入れ易い第1の状態と打玉を受け入れない若しくは
受け入れ難い第2の状態とに変化可能な玉受部材と特定
入賞領域とを有する可変入賞球装置と、を備え、前記始
動入賞口への打玉の入賞に基づき前記玉受部材を所定の
第1の態様で第1の状態とし、この第1の状態中に受け
入れられた入賞玉が前記特定入賞領域に導かれたときに
特定遊技状態として前記玉受部材を所定の第2の態様で
第1の状態とする動作を所定回数継続することが可能な
弾球遊技機に関するものである。
受け入れ易い第1の状態と打玉を受け入れない若しくは
受け入れ難い第2の状態とに変化可能な玉受部材と特定
入賞領域とを有する可変入賞球装置と、を備え、前記始
動入賞口への打玉の入賞に基づき前記玉受部材を所定の
第1の態様で第1の状態とし、この第1の状態中に受け
入れられた入賞玉が前記特定入賞領域に導かれたときに
特定遊技状態として前記玉受部材を所定の第2の態様で
第1の状態とする動作を所定回数継続することが可能な
弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、始動入賞口と、打玉を受け入れ易
い開放状態と打玉を受け入れない閉成状態とに変化可能
な玉受部材と特定入賞領域とを有する可変入賞球装置
と、を備え、始動入賞口への打玉の入賞に基づき玉受部
材を短い時間間隔で1回又は2回開放し、この開放中に
受け入れられた入賞玉が特定入賞領域に導かれたときに
特定遊技状態として玉受部材を所定回数(例えば、18
回)開閉動作させるか所定個数(例えば、10個)の入
賞玉が発生するまで開閉動作させ(以下、この開閉動作
を開閉サイクルという)、その開閉サイクル中に受け入
れられた入賞玉が再度特定入賞領域に導かれることを条
件として、前記開閉サイクルを所定回数(例えば、16
回)継続することが可能な弾球遊技機が多数市場に提供
されていた。このような弾球遊技機における全体の出玉
率は、始動入賞口への打玉の入賞率や始動入賞時におけ
る玉受部材への打玉の入賞率等に大きく依存している。
い開放状態と打玉を受け入れない閉成状態とに変化可能
な玉受部材と特定入賞領域とを有する可変入賞球装置
と、を備え、始動入賞口への打玉の入賞に基づき玉受部
材を短い時間間隔で1回又は2回開放し、この開放中に
受け入れられた入賞玉が特定入賞領域に導かれたときに
特定遊技状態として玉受部材を所定回数(例えば、18
回)開閉動作させるか所定個数(例えば、10個)の入
賞玉が発生するまで開閉動作させ(以下、この開閉動作
を開閉サイクルという)、その開閉サイクル中に受け入
れられた入賞玉が再度特定入賞領域に導かれることを条
件として、前記開閉サイクルを所定回数(例えば、16
回)継続することが可能な弾球遊技機が多数市場に提供
されていた。このような弾球遊技機における全体の出玉
率は、始動入賞口への打玉の入賞率や始動入賞時におけ
る玉受部材への打玉の入賞率等に大きく依存している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、始動入賞口
近傍の障害釘の調整や玉受部材近傍の障害釘の調整がう
まく行われないと所望の出玉率とはならず、誰でも容易
にこの種の弾球遊技機の出玉率を調節することができな
いという問題があった。本発明は、上記した問題点に鑑
みなされたもので、その目的とするところは、誰でも容
易に出玉率の調整を行うことができる弾球遊技機を提供
することにある。
近傍の障害釘の調整や玉受部材近傍の障害釘の調整がう
まく行われないと所望の出玉率とはならず、誰でも容易
にこの種の弾球遊技機の出玉率を調節することができな
いという問題があった。本発明は、上記した問題点に鑑
みなされたもので、その目的とするところは、誰でも容
易に出玉率の調整を行うことができる弾球遊技機を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、始動入賞口と、打玉を受け
入れ易い第1の状態と打玉を受け入れない若しくは受け
入れ難い第2の状態とに変化可能な玉受部材と特定入賞
領域とを有する可変入賞球装置と、を備え、前記始動入
賞口への打玉の入賞に基づき前記玉受部材を所定の第1
の態様で第1の状態とし、この第1の状態中に受け入れ
られた入賞玉が前記特定入賞領域に導かれたときに特定
遊技状態として前記玉受部材を所定の第2の態様で第1
の状態とする動作を所定回数継続することが可能な弾球
遊技機において、該弾球遊技機には、その表示結果に基
づいて前記継続する回数を決定する可変表示装置を設け
ると共に、該可変表示装置における少なくとも継続する
最高回数を決定する表示結果を導出する出現確率を複数
段階に変更設定することが可能な変更設定手段を設けた
ことを特徴とするものである。また、同様の目的を達成
するために、前記玉受部材の所定の第1の態様での第1
の状態における入賞玉の入賞率を複数段階に変更設定す
ることが可能な変更設定手段を設けたことを特徴とする
ものである。
ために、本発明においては、始動入賞口と、打玉を受け
入れ易い第1の状態と打玉を受け入れない若しくは受け
入れ難い第2の状態とに変化可能な玉受部材と特定入賞
領域とを有する可変入賞球装置と、を備え、前記始動入
賞口への打玉の入賞に基づき前記玉受部材を所定の第1
の態様で第1の状態とし、この第1の状態中に受け入れ
られた入賞玉が前記特定入賞領域に導かれたときに特定
遊技状態として前記玉受部材を所定の第2の態様で第1
の状態とする動作を所定回数継続することが可能な弾球
遊技機において、該弾球遊技機には、その表示結果に基
づいて前記継続する回数を決定する可変表示装置を設け
ると共に、該可変表示装置における少なくとも継続する
最高回数を決定する表示結果を導出する出現確率を複数
段階に変更設定することが可能な変更設定手段を設けた
ことを特徴とするものである。また、同様の目的を達成
するために、前記玉受部材の所定の第1の態様での第1
の状態における入賞玉の入賞率を複数段階に変更設定す
ることが可能な変更設定手段を設けたことを特徴とする
ものである。
【0005】
【作用】請求項1記載の発明においては、特定遊技状態
における玉受部材の第2の態様での第1の状態を繰り返
す継続回数において、その継続回数を可変表示装置の表
示結果に基づいて決定すると共に、最高継続回数の出現
確率を変更設定することができるので、特定遊技状態時
における出玉率を所望の値に設定でき、ひいては始動入
賞口及び玉受部材近傍の障害釘の調整が多少あまくても
所望の出玉率を得ることができる。また、請求項2記載
の発明においては、玉受部材の第1の態様での第1の状
態における入賞玉の入賞率を変更設定することができる
ので、特定遊技状態の発生率自体を設定することがで
き、したがって玉受部材近傍の障害釘の調整及び始動入
賞口近傍の障害釘の調整が多少あまくても所望の出玉率
を得ることができる。
における玉受部材の第2の態様での第1の状態を繰り返
す継続回数において、その継続回数を可変表示装置の表
示結果に基づいて決定すると共に、最高継続回数の出現
確率を変更設定することができるので、特定遊技状態時
における出玉率を所望の値に設定でき、ひいては始動入
賞口及び玉受部材近傍の障害釘の調整が多少あまくても
所望の出玉率を得ることができる。また、請求項2記載
の発明においては、玉受部材の第1の態様での第1の状
態における入賞玉の入賞率を変更設定することができる
ので、特定遊技状態の発生率自体を設定することがで
き、したがって玉受部材近傍の障害釘の調整及び始動入
賞口近傍の障害釘の調整が多少あまくても所望の出玉率
を得ることができる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。まず、図1を参照して実施例に係る弾球
遊技機の一例としてのパチンコ遊技機の遊技盤1の構成
について説明する。図1は、遊技盤1の正面の構成を示
す正面図である。図において、遊技盤1の前面には、ほ
ぼ円状に誘導レール2が植立され、該誘導レール2の内
側が遊技領域3とされている。遊技領域3には、その中
央に本実施例の要部を構成する可変入賞球装置20が配
置されている。可変入賞球装置20は、遊技盤1の遊技
領域3を落下する打玉を受け止めて入賞玉とする玉受部
材25a,25bと、該玉受部材25a,25bに受け
止められた入賞玉が流下する入賞空間23と、特定遊技
状態を生起せしめる特定入賞領域38と、を備えてい
る。なお、可変入賞球装置20の詳細な構成について
は、後に詳述する。
いて説明する。まず、図1を参照して実施例に係る弾球
遊技機の一例としてのパチンコ遊技機の遊技盤1の構成
について説明する。図1は、遊技盤1の正面の構成を示
す正面図である。図において、遊技盤1の前面には、ほ
ぼ円状に誘導レール2が植立され、該誘導レール2の内
側が遊技領域3とされている。遊技領域3には、その中
央に本実施例の要部を構成する可変入賞球装置20が配
置されている。可変入賞球装置20は、遊技盤1の遊技
領域3を落下する打玉を受け止めて入賞玉とする玉受部
材25a,25bと、該玉受部材25a,25bに受け
止められた入賞玉が流下する入賞空間23と、特定遊技
状態を生起せしめる特定入賞領域38と、を備えてい
る。なお、可変入賞球装置20の詳細な構成について
は、後に詳述する。
【0007】また、遊技領域3の下方には、複数(3
つ)の始動入賞口4、5a,5bが配置されている。各
始動入賞口4、5a,5bには、図3に示すように、入
賞した打玉を検出する始動入賞玉検出器6、7a,7b
が内蔵されている。
つ)の始動入賞口4、5a,5bが配置されている。各
始動入賞口4、5a,5bには、図3に示すように、入
賞した打玉を検出する始動入賞玉検出器6、7a,7b
が内蔵されている。
【0008】上記した始動入賞口4、5a,5bに打玉
が入賞したときの遊技状態について説明すると、まず、
打玉が中央の始動入賞口4に入賞すると前記可変入賞球
装置20の玉受部材25a,25bが2回開閉動作を行
う。また、打玉が左右の始動入賞口5a,5bに入賞す
ると玉受部材25a,25bが1回開閉動作を行う。こ
の開閉動作が行われている状態を始動入賞時と表現す
る。しかして、始動入賞時の開閉動作によって可変入賞
球装置20に受け入れられた入賞玉が特定入賞領域38
に入賞して特定入賞玉検出器40をONさせると、特定
遊技状態(一般的に大当り遊技状態といわれる)になる
と共に、開成回数表示器27を兼用する可変表示器が変
動表示し、所定時間後にいずれかの数値又は図柄を表示
して停止する。
が入賞したときの遊技状態について説明すると、まず、
打玉が中央の始動入賞口4に入賞すると前記可変入賞球
装置20の玉受部材25a,25bが2回開閉動作を行
う。また、打玉が左右の始動入賞口5a,5bに入賞す
ると玉受部材25a,25bが1回開閉動作を行う。こ
の開閉動作が行われている状態を始動入賞時と表現す
る。しかして、始動入賞時の開閉動作によって可変入賞
球装置20に受け入れられた入賞玉が特定入賞領域38
に入賞して特定入賞玉検出器40をONさせると、特定
遊技状態(一般的に大当り遊技状態といわれる)になる
と共に、開成回数表示器27を兼用する可変表示器が変
動表示し、所定時間後にいずれかの数値又は図柄を表示
して停止する。
【0009】大当り遊技状態になると、玉受部材25
a,25bが所定回数(例えば、18回)開閉動作を行
うか、又はその所定回数の開閉動作中に所定個数(例え
ば、10個)の入賞玉が発生するまでの開閉動作(以
下、開閉サイクルという)を行うようになっている。そ
して、その開閉サイクル中に受け入れられた入賞玉が再
度特定入賞領域38に導かれると、継続権が発生して当
該回の開閉サイクルを直ちに停止して次回の開閉サイク
ルに移行する。このような開閉サイクルの繰り返しは、
継続権が成立していることを条件として前記開成回数表
示器27に表示される数値又は図柄に対応して予め定め
られる所定回数(例えば、始動入賞時の開放動作を含め
て16回、8回、3回、2回のいずれか)行われるよう
になっている。このため、大当り遊技状態になると、短
時間に多量の入賞玉を獲得するチャンスを得ることがで
きる。この継続回数については、後に詳述する。
a,25bが所定回数(例えば、18回)開閉動作を行
うか、又はその所定回数の開閉動作中に所定個数(例え
ば、10個)の入賞玉が発生するまでの開閉動作(以
下、開閉サイクルという)を行うようになっている。そ
して、その開閉サイクル中に受け入れられた入賞玉が再
度特定入賞領域38に導かれると、継続権が発生して当
該回の開閉サイクルを直ちに停止して次回の開閉サイク
ルに移行する。このような開閉サイクルの繰り返しは、
継続権が成立していることを条件として前記開成回数表
示器27に表示される数値又は図柄に対応して予め定め
られる所定回数(例えば、始動入賞時の開放動作を含め
て16回、8回、3回、2回のいずれか)行われるよう
になっている。このため、大当り遊技状態になると、短
時間に多量の入賞玉を獲得するチャンスを得ることがで
きる。この継続回数については、後に詳述する。
【0010】遊技領域3には、上記した可変入賞球装置
20や始動入賞口4、5a,5bの他に、風車ランプ1
2a,12b、入賞口8a,8b、9a,9b、サイド
ランプ13a,13b、アウト口15、風車及び障害釘
(共に符号なし)等が設けられている。入賞口8a,8
bは、可変入賞球装置20の左右側方に配置され、その
内部に肩ランプ10a,10bを内蔵し、入賞口9a,
9bは、始動入賞口5a,5bの左右上部に配置され、
その内部に袖ランプ11a,11bを内蔵している。こ
の風車ランプ12a,12b、肩ランプ10a,10
b、及び袖ランプ11a,11bは、遊技領域3の中央
側端部に配置されるサイドランプ13a,13bと共
に、始動入賞時や大当り遊技状態時に所定の態様で表示
制御されるものである。また、このように表示制御され
るランプ類として、遊技領域3の外周を囲むレール飾り
ランプ14や、遊技盤1が取り付けられるパチンコ遊技
機の前面枠上部に設けられる遊技効果ランプ16(図示
しない、ただし図3のブロック図に示す)等がある。ま
た、遊技状態に応じた効果音を報知するものとしてパチ
ンコ遊技機には、スピーカ(図示しない)が設けられて
いる。なお、前記アウト口15は、遊技領域3の最下方
に設けられ、入賞しなかったアウト玉を回収するように
なっている。
20や始動入賞口4、5a,5bの他に、風車ランプ1
2a,12b、入賞口8a,8b、9a,9b、サイド
ランプ13a,13b、アウト口15、風車及び障害釘
(共に符号なし)等が設けられている。入賞口8a,8
bは、可変入賞球装置20の左右側方に配置され、その
内部に肩ランプ10a,10bを内蔵し、入賞口9a,
9bは、始動入賞口5a,5bの左右上部に配置され、
その内部に袖ランプ11a,11bを内蔵している。こ
の風車ランプ12a,12b、肩ランプ10a,10
b、及び袖ランプ11a,11bは、遊技領域3の中央
側端部に配置されるサイドランプ13a,13bと共
に、始動入賞時や大当り遊技状態時に所定の態様で表示
制御されるものである。また、このように表示制御され
るランプ類として、遊技領域3の外周を囲むレール飾り
ランプ14や、遊技盤1が取り付けられるパチンコ遊技
機の前面枠上部に設けられる遊技効果ランプ16(図示
しない、ただし図3のブロック図に示す)等がある。ま
た、遊技状態に応じた効果音を報知するものとしてパチ
ンコ遊技機には、スピーカ(図示しない)が設けられて
いる。なお、前記アウト口15は、遊技領域3の最下方
に設けられ、入賞しなかったアウト玉を回収するように
なっている。
【0011】以上、遊技盤1の構成について説明してき
たが、次に図1及び図2を参照して、本実施例の要部を
構成する可変入賞球装置20の構成について説明する。
図2は、可変入賞球装置20の内部構造を示す一部を破
断した斜視図である。図において、可変入賞球装置20
は、前記遊技盤1の表面に取り付けられる取付基板21
を有している。取付基板21は、縦長な全体が側方に膨
出した板状に形成されていると共に、その上部の前面に
は、通常の入賞口24が形成されている。また、取付基
板21の中央には、長方形状の入賞開口が開設され、該
入賞開口の後方に周壁に囲まれる入賞空間23が形成さ
れている。
たが、次に図1及び図2を参照して、本実施例の要部を
構成する可変入賞球装置20の構成について説明する。
図2は、可変入賞球装置20の内部構造を示す一部を破
断した斜視図である。図において、可変入賞球装置20
は、前記遊技盤1の表面に取り付けられる取付基板21
を有している。取付基板21は、縦長な全体が側方に膨
出した板状に形成されていると共に、その上部の前面に
は、通常の入賞口24が形成されている。また、取付基
板21の中央には、長方形状の入賞開口が開設され、該
入賞開口の後方に周壁に囲まれる入賞空間23が形成さ
れている。
【0012】また、取付基板21の前面には、前記入賞
開口の上部開口縁に沿って障害部材22が突設され、該
障害部材22の両端下方に一対の玉受部材25a,25
bが回転軸(図示しない)を中心にして開閉自在に設け
られている。この玉受部材25a,25bは、回転軸の
後端を周知のリンク機構と係合させて玉受部材用ソレノ
イド26a,26b(図示しない;ただし図3のブロッ
ク図に表示)に連結され、該玉受部材ソレノイド26
a,26bのON・OFFに従動して開閉動作を行うよ
うになっている。
開口の上部開口縁に沿って障害部材22が突設され、該
障害部材22の両端下方に一対の玉受部材25a,25
bが回転軸(図示しない)を中心にして開閉自在に設け
られている。この玉受部材25a,25bは、回転軸の
後端を周知のリンク機構と係合させて玉受部材用ソレノ
イド26a,26b(図示しない;ただし図3のブロッ
ク図に表示)に連結され、該玉受部材ソレノイド26
a,26bのON・OFFに従動して開閉動作を行うよ
うになっている。
【0013】上記した玉受部材25a,25bの下方に
は、図2に示すように、前記入賞開口の開口縁の下部左
右縁及び下縁に沿って突設される入賞玉受枠が設けら
れ、該入賞玉受枠の中央には、特定入賞領域38が形成
され、該特定入賞領域38を通過した入賞玉が特定入賞
玉検出器40によって検出されるようになっている。ま
た、特定入賞領域38の左右は、通常入賞領域39a,
39bとされる。なお、入賞玉受枠の前面には、下部装
飾板41が固着され、特定入賞領域38及び通常入賞領
域39a,39bの前方を覆っている。なお、特定入賞
領域38及び通常入賞領域39a,39bは、後述する
下部玉転動板36の流下端に臨むように形成され、それ
ぞれに入賞した入賞玉は、その下方で合流して遊技盤1
の裏面に誘導されるようになっている。
は、図2に示すように、前記入賞開口の開口縁の下部左
右縁及び下縁に沿って突設される入賞玉受枠が設けら
れ、該入賞玉受枠の中央には、特定入賞領域38が形成
され、該特定入賞領域38を通過した入賞玉が特定入賞
玉検出器40によって検出されるようになっている。ま
た、特定入賞領域38の左右は、通常入賞領域39a,
39bとされる。なお、入賞玉受枠の前面には、下部装
飾板41が固着され、特定入賞領域38及び通常入賞領
域39a,39bの前方を覆っている。なお、特定入賞
領域38及び通常入賞領域39a,39bは、後述する
下部玉転動板36の流下端に臨むように形成され、それ
ぞれに入賞した入賞玉は、その下方で合流して遊技盤1
の裏面に誘導されるようになっている。
【0014】上記したように入賞開口は、取付基板21
の前面に突設される障害部材22、玉受部材25a,2
5b、及び入賞玉受枠によって囲まれているため、遊技
領域3を落下する打玉が通常の状態では入賞しないよう
になっている。しかし、玉受部材25a,25bが開成
したときには、遊技領域3を落下する打玉が玉受部材2
5a,25bに受け止められて入賞開口の内側に誘導さ
れ、入賞空間23に到達し、最終的に入賞玉となる。な
お、玉受部材25a,25bが起立したときに打玉が全
く入賞しない状態ではなく、玉受部材25a,25bと
障害部材22との間に打玉が通過する間隔を形成して入
賞し難い状態としておいても良い。
の前面に突設される障害部材22、玉受部材25a,2
5b、及び入賞玉受枠によって囲まれているため、遊技
領域3を落下する打玉が通常の状態では入賞しないよう
になっている。しかし、玉受部材25a,25bが開成
したときには、遊技領域3を落下する打玉が玉受部材2
5a,25bに受け止められて入賞開口の内側に誘導さ
れ、入賞空間23に到達し、最終的に入賞玉となる。な
お、玉受部材25a,25bが起立したときに打玉が全
く入賞しない状態ではなく、玉受部材25a,25bと
障害部材22との間に打玉が通過する間隔を形成して入
賞し難い状態としておいても良い。
【0015】入賞空間23には、図2に示すように、そ
の上部に後方に向かって下り傾斜する上部玉転動板29
が横臥されている。上部玉転動板29の後端には、その
左右に落下口が形成され、上部玉転動板29を転動して
きた入賞玉を下方に向けて落下せしめる。落下口には、
入賞玉検出器30a,30b(30bは、図1参照)が
設けられ、通過する入賞玉を検出するようになってい
る。この入賞玉検出器30a,30bは、大当り遊技状
態となったときの1回の開閉サイクル中に玉受部材25
a,25bに受け入れられた入賞玉数を計数するための
ものである。なお、上部玉転動板29の上部後方の後面
壁には、始動入賞時に可変表示装置として機能し且つ大
当り遊技状態となったときの開閉サクルの繰り返し回数
を表示する開成回数表示器27と、前記入賞玉検出器3
0a,30bによって検出計数された入賞玉数を表示す
る入賞個数表示器28とが設けられている。
の上部に後方に向かって下り傾斜する上部玉転動板29
が横臥されている。上部玉転動板29の後端には、その
左右に落下口が形成され、上部玉転動板29を転動して
きた入賞玉を下方に向けて落下せしめる。落下口には、
入賞玉検出器30a,30b(30bは、図1参照)が
設けられ、通過する入賞玉を検出するようになってい
る。この入賞玉検出器30a,30bは、大当り遊技状
態となったときの1回の開閉サイクル中に玉受部材25
a,25bに受け入れられた入賞玉数を計数するための
ものである。なお、上部玉転動板29の上部後方の後面
壁には、始動入賞時に可変表示装置として機能し且つ大
当り遊技状態となったときの開閉サクルの繰り返し回数
を表示する開成回数表示器27と、前記入賞玉検出器3
0a,30bによって検出計数された入賞玉数を表示す
る入賞個数表示器28とが設けられている。
【0016】また、入賞空間23の中央には、貯留部3
2と第1誘導部材33a,33bと第2誘導部材34
a,34bと回転装飾部材35a,35b(35aは、
図示省略)とを有する可動部材31が設けられている。
この可動部材31は、ロボット式のパワーショベルの意
匠が付与されており、貯留部32にショベル部分の意匠
が付与されて入賞玉を所定個数(例えば、3個)貯留可
能となっている。また、回転装飾部材35a,35b
は、キャタピラの意匠が付与されているが、入賞玉の流
下に影響を及ぼすものではない。また、可動部材31
は、図示しないモータ42(図3のブロック図に表示)
によって前後方向に移動可能であり、後方に移動した状
態(図2に示す状態)において、前記入賞玉検出器30
a,30bを通過した入賞玉は、第1誘導部材33a,
33bに誘導されて貯留部20に貯留され(矢印aの流
路)、前方に移動した状態で貯留部20が前方に向けて
回動して貯留された入賞玉を次に説明する下部玉転動板
36に放出する状態になると共に、前記入賞玉検出器3
0a,30bを通過した入賞玉が第2の誘導部材34
a,34bに衝突して入賞空間23の左右側方に導か
れ、その後、下部玉転動板36に導かれる(矢印bの流
路)。しかして、可動部材31は、通常の状態において
は、前方位置にあり、始動入賞時及び開閉サイクルの途
中から後方に移動し、最終的に前方位置に戻るように駆
動制御される。このため、可動部材31の位置を検出す
るために、フオトセンサ44(図示しない;ただし図3
のブロック図に表示)が設けられている。なお、前記回
転装飾部材35a,35bを駆動するために、装飾用モ
ータ43(図示しない;ただし図3のブロック図に表
示)も可変入賞球装置20の内部に設けられている。
2と第1誘導部材33a,33bと第2誘導部材34
a,34bと回転装飾部材35a,35b(35aは、
図示省略)とを有する可動部材31が設けられている。
この可動部材31は、ロボット式のパワーショベルの意
匠が付与されており、貯留部32にショベル部分の意匠
が付与されて入賞玉を所定個数(例えば、3個)貯留可
能となっている。また、回転装飾部材35a,35b
は、キャタピラの意匠が付与されているが、入賞玉の流
下に影響を及ぼすものではない。また、可動部材31
は、図示しないモータ42(図3のブロック図に表示)
によって前後方向に移動可能であり、後方に移動した状
態(図2に示す状態)において、前記入賞玉検出器30
a,30bを通過した入賞玉は、第1誘導部材33a,
33bに誘導されて貯留部20に貯留され(矢印aの流
路)、前方に移動した状態で貯留部20が前方に向けて
回動して貯留された入賞玉を次に説明する下部玉転動板
36に放出する状態になると共に、前記入賞玉検出器3
0a,30bを通過した入賞玉が第2の誘導部材34
a,34bに衝突して入賞空間23の左右側方に導か
れ、その後、下部玉転動板36に導かれる(矢印bの流
路)。しかして、可動部材31は、通常の状態において
は、前方位置にあり、始動入賞時及び開閉サイクルの途
中から後方に移動し、最終的に前方位置に戻るように駆
動制御される。このため、可動部材31の位置を検出す
るために、フオトセンサ44(図示しない;ただし図3
のブロック図に表示)が設けられている。なお、前記回
転装飾部材35a,35bを駆動するために、装飾用モ
ータ43(図示しない;ただし図3のブロック図に表
示)も可変入賞球装置20の内部に設けられている。
【0017】また、入賞空間23の底面には、前方に向
かって下り傾斜する下部玉転動板36が設けられ、該下
部玉転動板36の中央に入賞玉を特定入賞領域38に誘
導する誘導突起37が突設されている。このため、下部
玉転動板36のほぼ中央を流下する入賞玉は、特定入賞
領域38に導かれる可能性が高いが、下部玉転動板36
のほぼ中央を流下する入賞玉は、前記貯留部32に貯留
されて解放された入賞玉である可能性が高い。したがっ
て、特定遊技状態となる又は継続権が成立するために
は、玉受部材25a,25bに受け入れられた入賞玉が
貯留部32に貯留される必要があるが、前記したように
始動入賞時及び開閉サイクルの途中には、貯留状態が出
現するので、その貯留状態中に入賞玉が貯留されれば良
い。
かって下り傾斜する下部玉転動板36が設けられ、該下
部玉転動板36の中央に入賞玉を特定入賞領域38に誘
導する誘導突起37が突設されている。このため、下部
玉転動板36のほぼ中央を流下する入賞玉は、特定入賞
領域38に導かれる可能性が高いが、下部玉転動板36
のほぼ中央を流下する入賞玉は、前記貯留部32に貯留
されて解放された入賞玉である可能性が高い。したがっ
て、特定遊技状態となる又は継続権が成立するために
は、玉受部材25a,25bに受け入れられた入賞玉が
貯留部32に貯留される必要があるが、前記したように
始動入賞時及び開閉サイクルの途中には、貯留状態が出
現するので、その貯留状態中に入賞玉が貯留されれば良
い。
【0018】可変入賞球装置20の入賞空間23内の構
成は、概ね上記した構成を有するものであるが、可変入
賞球装置20には、図示しないが多数の役物ランプ45
と飾りLED46(図示しない;ただし図3のブロック
図に表示)が設けられている。
成は、概ね上記した構成を有するものであるが、可変入
賞球装置20には、図示しないが多数の役物ランプ45
と飾りLED46(図示しない;ただし図3のブロック
図に表示)が設けられている。
【0019】以上、可変入賞球装置20を含むパチンコ
遊技機の遊技盤1の構成について説明してきたが、遊技
盤1に設けられる遊技装置は、図3に示す遊技制御回路
によって制御される。図3は、コントロール基板に形成
される遊技制御回路をブロック構成で示す回路図であ
り、MPU、ROM、RAM、入出力回路を含む基本回
路50によって制御される。しかして、基本回路50
は、スイッチ回路51を介して始動入賞玉検出器6、7
a,7b、特定入賞玉検出器40、入賞玉検出器30
a,30b、フオトセンサ44、及び後に詳述する確率
変更のための設定スイッチ62からの検出信号が入力さ
れ、アドレスデコード回路52から基本回路50及びス
イッチ回路51にチップセレクト信号が与えられる。ま
た、電源投入時に初期リセット回路53から基本回路5
0にリセット信号が与えられ、所定時間毎に定期リセッ
ト回路54から基本回路50に定期リセット信号が与え
られる。
遊技機の遊技盤1の構成について説明してきたが、遊技
盤1に設けられる遊技装置は、図3に示す遊技制御回路
によって制御される。図3は、コントロール基板に形成
される遊技制御回路をブロック構成で示す回路図であ
り、MPU、ROM、RAM、入出力回路を含む基本回
路50によって制御される。しかして、基本回路50
は、スイッチ回路51を介して始動入賞玉検出器6、7
a,7b、特定入賞玉検出器40、入賞玉検出器30
a,30b、フオトセンサ44、及び後に詳述する確率
変更のための設定スイッチ62からの検出信号が入力さ
れ、アドレスデコード回路52から基本回路50及びス
イッチ回路51にチップセレクト信号が与えられる。ま
た、電源投入時に初期リセット回路53から基本回路5
0にリセット信号が与えられ、所定時間毎に定期リセッ
ト回路54から基本回路50に定期リセット信号が与え
られる。
【0020】一方、基本回路50からは、以下の装置及
び回路に制御信号が与えられる。即ち、モータ回路55
を介して可動用モータ42及び装飾用モータ43に駆動
信号を与え、LED回路56を介して開成回数表示器2
7、入賞個数表示器28、及び飾りLED46に表示制
御信号が与えられ、ソレノイド回路57を介して玉受部
材ソレノイド26a,26bに駆動信号が与えられてい
る。また、ランプ回路58を介して肩ランプ10a,1
0b、袖ランプ11a,11b、風車ランプ12a,1
2b、サイドランプ13a,13b、レール飾りランプ
14、遊技効果ランプ16、及び役物ランプ45に表示
制御信号が送られる。更に、音回路59を介してスピー
カに音声信号が与えられ、大当り信号や有効始動入賞信
号を導出する情報出力回路60に駆動信号を出力してい
る。なお、上記した装置や回路には、電源回路61から
各種の電圧を有する電力が供給されている。
び回路に制御信号が与えられる。即ち、モータ回路55
を介して可動用モータ42及び装飾用モータ43に駆動
信号を与え、LED回路56を介して開成回数表示器2
7、入賞個数表示器28、及び飾りLED46に表示制
御信号が与えられ、ソレノイド回路57を介して玉受部
材ソレノイド26a,26bに駆動信号が与えられてい
る。また、ランプ回路58を介して肩ランプ10a,1
0b、袖ランプ11a,11b、風車ランプ12a,1
2b、サイドランプ13a,13b、レール飾りランプ
14、遊技効果ランプ16、及び役物ランプ45に表示
制御信号が送られる。更に、音回路59を介してスピー
カに音声信号が与えられ、大当り信号や有効始動入賞信
号を導出する情報出力回路60に駆動信号を出力してい
る。なお、上記した装置や回路には、電源回路61から
各種の電圧を有する電力が供給されている。
【0021】次に、以上説明した基本回路50によって
制御される可変入賞球装置20の動作について図4及び
図5を参照して説明する。図4は、始動入賞時における
入賞玉が特定入賞玉検出器40をONさせたときに可変
表示される開成回数表示器27に表示される図柄と継続
回数とその継続回数を出現する確率との対応関係を示す
一覧表図であり、図5は、大当り遊技状態となる確率が
変動する様子を示すタイミングチャートである。
制御される可変入賞球装置20の動作について図4及び
図5を参照して説明する。図4は、始動入賞時における
入賞玉が特定入賞玉検出器40をONさせたときに可変
表示される開成回数表示器27に表示される図柄と継続
回数とその継続回数を出現する確率との対応関係を示す
一覧表図であり、図5は、大当り遊技状態となる確率が
変動する様子を示すタイミングチャートである。
【0022】図4において、始動入賞によって可変入賞
球装置20の玉受部材25a,25bが1回又は2回開
閉動作を行い、その開閉動作中に受け入れられた入賞玉
が特定入賞領域38に導かれて特定入賞玉検出器40を
ONさせたときには、大当り遊技状態が発生すると共
に、開成回数表示器27が変動し、一定時間が経過する
と停止する。そして、その停止時の図柄が「7」である
ときには、継続回数が「16」回と定められ、停止図柄
が「F」であるときには、継続回数が「8」回と定めら
れ、停止図柄が「3」であるときには、継続回数が
「3」回と定められ、停止図柄が上記以外であるときに
は、継続回数が「2」回と定められている。しかして、
それぞれの図柄が出現する確率は、前記設定スイッチ6
2の設定によって異なるようになっている。即ち、図4
に示すように、設定スイッチ62が「1」に設定されて
いる場合には、図柄「7」「F」「3」が出現する確率
は、それぞれ5/55であり、それ以外の図柄が出現す
る確率は、40/55である。また、設定スイッチ62
が「2」に設定されている場合には、図柄「7」「F」
「3」が出現する確率は、それぞれ4/55であり、そ
れ以外の図柄が出現する確率は、43/55である。更
に、設定スイッチ62が「3」に設定されている場合に
は、図柄「7」「F」「3」が出現する確率は、それぞ
れ3/55であり、それ以外の図柄が出現する確率は、
46/55である。
球装置20の玉受部材25a,25bが1回又は2回開
閉動作を行い、その開閉動作中に受け入れられた入賞玉
が特定入賞領域38に導かれて特定入賞玉検出器40を
ONさせたときには、大当り遊技状態が発生すると共
に、開成回数表示器27が変動し、一定時間が経過する
と停止する。そして、その停止時の図柄が「7」である
ときには、継続回数が「16」回と定められ、停止図柄
が「F」であるときには、継続回数が「8」回と定めら
れ、停止図柄が「3」であるときには、継続回数が
「3」回と定められ、停止図柄が上記以外であるときに
は、継続回数が「2」回と定められている。しかして、
それぞれの図柄が出現する確率は、前記設定スイッチ6
2の設定によって異なるようになっている。即ち、図4
に示すように、設定スイッチ62が「1」に設定されて
いる場合には、図柄「7」「F」「3」が出現する確率
は、それぞれ5/55であり、それ以外の図柄が出現す
る確率は、40/55である。また、設定スイッチ62
が「2」に設定されている場合には、図柄「7」「F」
「3」が出現する確率は、それぞれ4/55であり、そ
れ以外の図柄が出現する確率は、43/55である。更
に、設定スイッチ62が「3」に設定されている場合に
は、図柄「7」「F」「3」が出現する確率は、それぞ
れ3/55であり、それ以外の図柄が出現する確率は、
46/55である。
【0023】このように、大当り遊技状態が発生した時
点で表示される図柄によって継続回数が異なるように設
定され、しかも、その図柄の出現確率が設定スイッチ6
2の設定により変更可能であるため、特定遊技状態にお
ける出玉率を変化させることができると共に、その変化
も出玉率を確実に下げる又は上げるように設定できるの
で、弾球遊技機全体の出玉率を所望の値に近づけること
ができ、これによって技術的に難しい始動入賞口4、5
a,5b及び玉受部材25a,25b近傍の障害釘の調
整が多少あまくても所望の出玉率を得ることができる。
点で表示される図柄によって継続回数が異なるように設
定され、しかも、その図柄の出現確率が設定スイッチ6
2の設定により変更可能であるため、特定遊技状態にお
ける出玉率を変化させることができると共に、その変化
も出玉率を確実に下げる又は上げるように設定できるの
で、弾球遊技機全体の出玉率を所望の値に近づけること
ができ、これによって技術的に難しい始動入賞口4、5
a,5b及び玉受部材25a,25b近傍の障害釘の調
整が多少あまくても所望の出玉率を得ることができる。
【0024】なお、本実施例においては、図5に示すよ
うに1回目の大当り遊技状態が終了すると、その終了時
点からT1時間が経過するまでの間、最高継続回数に対
応する図柄「7」の出現確率が大幅に向上する高確率状
態となる。例えば、図4に示すように、図柄「7」の出
現確率が設定スイッチ62の設定値に関係なく50/5
5となる。したがって、T1時間内に次回の大当り遊技
状態が発生した場合には、次回の大当り遊技状態は、最
高継続回数による大当り遊技状態となる可能性が高い。
なお、図5の実施例では、T1時間を2回目の大当り遊
技状態が発生する前の時間間隔として示したが、T1時
間を次回の大当り遊技状態が発生するまでとしても良
い。また、高確率となるタイミング、及び高確率から低
確率に戻るタイミングは、任意に設計すれば良い。更
に、高確率時においても、設定スイッチ62の値によっ
て最高継続回数に対応する図柄の出現確率が異なるよう
に設定しても良い。
うに1回目の大当り遊技状態が終了すると、その終了時
点からT1時間が経過するまでの間、最高継続回数に対
応する図柄「7」の出現確率が大幅に向上する高確率状
態となる。例えば、図4に示すように、図柄「7」の出
現確率が設定スイッチ62の設定値に関係なく50/5
5となる。したがって、T1時間内に次回の大当り遊技
状態が発生した場合には、次回の大当り遊技状態は、最
高継続回数による大当り遊技状態となる可能性が高い。
なお、図5の実施例では、T1時間を2回目の大当り遊
技状態が発生する前の時間間隔として示したが、T1時
間を次回の大当り遊技状態が発生するまでとしても良
い。また、高確率となるタイミング、及び高確率から低
確率に戻るタイミングは、任意に設計すれば良い。更
に、高確率時においても、設定スイッチ62の値によっ
て最高継続回数に対応する図柄の出現確率が異なるよう
に設定しても良い。
【0025】上記した説明では、図柄によって継続回数
が異なるようにしたが、継続回数を同じ(例えば、16
回)とし、図柄によって1回の開閉サイクル中に許容さ
れる入賞玉数を変化させるようにしても良い。例えば、
図柄「7」のときには、10個、図柄「F」のときに
は、8個、図柄「3」のときには、5個、その他の図柄
のときには、3個とすればよい。このようにしても、特
定遊技状態における出玉率を変化させることができると
共に、その変化も出玉率を確実に下げる又は上げるよう
に設定できるので、弾球遊技機全体の出玉率を所望の値
に近づけることができ、これによって技術的に難しい始
動入賞口4、5a,5b及び玉受部材25a,25b近
傍の障害釘の調整が多少あまくても所望の出玉率を得る
ことができる。同様に、1回の開閉サイクルにおける玉
受部材25a,25bの開閉動作回数を変化させるよう
にしても良い。
が異なるようにしたが、継続回数を同じ(例えば、16
回)とし、図柄によって1回の開閉サイクル中に許容さ
れる入賞玉数を変化させるようにしても良い。例えば、
図柄「7」のときには、10個、図柄「F」のときに
は、8個、図柄「3」のときには、5個、その他の図柄
のときには、3個とすればよい。このようにしても、特
定遊技状態における出玉率を変化させることができると
共に、その変化も出玉率を確実に下げる又は上げるよう
に設定できるので、弾球遊技機全体の出玉率を所望の値
に近づけることができ、これによって技術的に難しい始
動入賞口4、5a,5b及び玉受部材25a,25b近
傍の障害釘の調整が多少あまくても所望の出玉率を得る
ことができる。同様に、1回の開閉サイクルにおける玉
受部材25a,25bの開閉動作回数を変化させるよう
にしても良い。
【0026】上記した説明では、大当り遊技状態におけ
る開閉サイクルの継続回数又は入賞個数を可変表示装置
の表示結果によって決定し、しかもその表示結果の導出
確率を設定変更することにより所望の出玉率を得ること
ができるものを示したが、始動入賞時の玉受部材25
a,25bの1回又は2回の開放状態における入賞玉の
入賞率を変更設定することにより上記と同じ目的を達成
することができる。このような実施例について図6及び
図7を参照して説明する。図6は、設定スイッチ62に
よって設定される入賞率表であり、図7は、その設定さ
れた入賞率によって制御される玉受部材25a,25b
の動作サブルーチンを示すフロー図である。なお、ここ
で本実施例における入賞率とは、有効始動入賞(玉受部
材25a,25bが実際に作動した始動入賞)に対する
玉受部材25a,25bへの打玉の入賞個数の比であ
る。
る開閉サイクルの継続回数又は入賞個数を可変表示装置
の表示結果によって決定し、しかもその表示結果の導出
確率を設定変更することにより所望の出玉率を得ること
ができるものを示したが、始動入賞時の玉受部材25
a,25bの1回又は2回の開放状態における入賞玉の
入賞率を変更設定することにより上記と同じ目的を達成
することができる。このような実施例について図6及び
図7を参照して説明する。図6は、設定スイッチ62に
よって設定される入賞率表であり、図7は、その設定さ
れた入賞率によって制御される玉受部材25a,25b
の動作サブルーチンを示すフロー図である。なお、ここ
で本実施例における入賞率とは、有効始動入賞(玉受部
材25a,25bが実際に作動した始動入賞)に対する
玉受部材25a,25bへの打玉の入賞個数の比であ
る。
【0027】図7において、ステップ10で玉受部材2
5a,25b(以下、役物という)が始動したか否かが
判別され、始動しなければ、サブルーチンを終了し、始
動したときには、ステップ20で始動回数カウンタを更
新する。このように役物が始動したときに始動回数カウ
ンタを更新するので、有効始動入賞がカウントされる。
その後、ステップ30で役物に打玉が入賞したか否かが
判別され、入賞がない場合には、次のステップ40を飛
んでステップ50に進み、入賞がある場合には、ステッ
プ40で役物入賞玉数カウンタを更新する。この役物入
賞玉数カウンタは、始動入賞に基づく開閉動作によって
実際に玉受部材25a,25bに受け入れられて入賞玉
検出器30a,30bによって検出された入賞玉数をカ
ウントするものである。しかして、ステップ40の処理
後、ステップ50において、役物入賞率が演算される。
この役物入賞率は、始動回数カウンタの値を分母とし、
役物入賞玉数カウンタの値を分子として求められるもの
である。
5a,25b(以下、役物という)が始動したか否かが
判別され、始動しなければ、サブルーチンを終了し、始
動したときには、ステップ20で始動回数カウンタを更
新する。このように役物が始動したときに始動回数カウ
ンタを更新するので、有効始動入賞がカウントされる。
その後、ステップ30で役物に打玉が入賞したか否かが
判別され、入賞がない場合には、次のステップ40を飛
んでステップ50に進み、入賞がある場合には、ステッ
プ40で役物入賞玉数カウンタを更新する。この役物入
賞玉数カウンタは、始動入賞に基づく開閉動作によって
実際に玉受部材25a,25bに受け入れられて入賞玉
検出器30a,30bによって検出された入賞玉数をカ
ウントするものである。しかして、ステップ40の処理
後、ステップ50において、役物入賞率が演算される。
この役物入賞率は、始動回数カウンタの値を分母とし、
役物入賞玉数カウンタの値を分子として求められるもの
である。
【0028】このようにして求められた役物入賞率が設
定スイッチ62によって設定された入賞率よりも小さい
か否かがステップ60で判別される。設定スイッチ62
によって設定された入賞率は、図6に示すように、設定
1の場合には、入賞率が「1.00」であり、設定2の
場合には、入賞率が「0.75」であり、設定3の場合
には、入賞率が「0.50」である。つまり、入賞率
「1.00」の設定は、有効始動入賞がある毎に100
%の確率で打玉が入賞することであり、入賞率「0.7
5」の設定は、有効始動入賞がある毎に75%の確率で
打玉が入賞することであり、入賞率「0.50」の設定
は、有効始動入賞がある毎に50%の確率で打玉が入賞
することである。しかして、ステップ60で役物入賞率
が設定入賞率よりも小さいと判別された場合には、ステ
ップ70で役物動作時間が最高の0.9秒より小さいか
否かが判別され、小さければ、役物入賞率を高めるべく
ステップ90で役物動作時間の値を0.1秒増加してサ
ブルーチンを終了する。
定スイッチ62によって設定された入賞率よりも小さい
か否かがステップ60で判別される。設定スイッチ62
によって設定された入賞率は、図6に示すように、設定
1の場合には、入賞率が「1.00」であり、設定2の
場合には、入賞率が「0.75」であり、設定3の場合
には、入賞率が「0.50」である。つまり、入賞率
「1.00」の設定は、有効始動入賞がある毎に100
%の確率で打玉が入賞することであり、入賞率「0.7
5」の設定は、有効始動入賞がある毎に75%の確率で
打玉が入賞することであり、入賞率「0.50」の設定
は、有効始動入賞がある毎に50%の確率で打玉が入賞
することである。しかして、ステップ60で役物入賞率
が設定入賞率よりも小さいと判別された場合には、ステ
ップ70で役物動作時間が最高の0.9秒より小さいか
否かが判別され、小さければ、役物入賞率を高めるべく
ステップ90で役物動作時間の値を0.1秒増加してサ
ブルーチンを終了する。
【0029】一方、前記ステップ60で役物入賞率が設
定入賞率よりも小さくないと判別されたときには、ステ
ップ90で役物入賞率が設定入賞率よりも大きいか否か
が判別され、大きいと判別された場合には、ステップ1
00で役物動作時間が最低の0.5秒より大きいか否か
が判別され、大きければ、役物入賞率を低下すべくステ
ップ110で役物動作時間の値を0.1秒減少してサブ
ルーチンを終了する。なお、ステップ50で演算した役
物入賞率の値が設定入賞率と同じ場合には、ステップ6
0と90で「NO」と判別されるため、役物動作時間の
変更は、行われない。
定入賞率よりも小さくないと判別されたときには、ステ
ップ90で役物入賞率が設定入賞率よりも大きいか否か
が判別され、大きいと判別された場合には、ステップ1
00で役物動作時間が最低の0.5秒より大きいか否か
が判別され、大きければ、役物入賞率を低下すべくステ
ップ110で役物動作時間の値を0.1秒減少してサブ
ルーチンを終了する。なお、ステップ50で演算した役
物入賞率の値が設定入賞率と同じ場合には、ステップ6
0と90で「NO」と判別されるため、役物動作時間の
変更は、行われない。
【0030】上記したステップ10〜ステップ110ま
での動作においては、始動入賞時における1回又は2回
の役物の開放時間を0.5秒〜0.9秒の間で常に微調
整することにより、有効始動入賞に対する役物への打玉
の入賞率を設定スイッチ62で設定した設定入賞率に近
づけ、これによって入賞玉が特定入賞領域38に誘導さ
れる確率を設定値に応じて高めたり又は減少させたりす
ることが可能となる。このことは、大当り遊技状態の発
生率自体を所望の値に間接的に設定することとなり、こ
のため、玉受部材25a,25b近傍の障害釘の調整及
び始動入賞口4、5a,5b近傍の障害釘の調整が多少
あまくても全体として所望の出玉率を得ることができ
る。なお、有効始動入賞に対する役物への打玉の入賞率
を設定入賞率と対比するのではなく、総始動入賞に対す
る役物への打玉の入賞率を設定入賞率と対比するように
しても良い。
での動作においては、始動入賞時における1回又は2回
の役物の開放時間を0.5秒〜0.9秒の間で常に微調
整することにより、有効始動入賞に対する役物への打玉
の入賞率を設定スイッチ62で設定した設定入賞率に近
づけ、これによって入賞玉が特定入賞領域38に誘導さ
れる確率を設定値に応じて高めたり又は減少させたりす
ることが可能となる。このことは、大当り遊技状態の発
生率自体を所望の値に間接的に設定することとなり、こ
のため、玉受部材25a,25b近傍の障害釘の調整及
び始動入賞口4、5a,5b近傍の障害釘の調整が多少
あまくても全体として所望の出玉率を得ることができ
る。なお、有効始動入賞に対する役物への打玉の入賞率
を設定入賞率と対比するのではなく、総始動入賞に対す
る役物への打玉の入賞率を設定入賞率と対比するように
しても良い。
【0031】なお、上記した実施例では、設定入賞率の
対象となる役物を玉受部材25a,25bとした場合の
例について説明したが、図8に示すように、一対の開閉
部材73a,73bを図示しないソレノイドによって開
閉駆動される電動始動入賞口72を始動入賞口として構
成し、これを役物と見なしても良い。この場合には、通
過口70への打玉の通過を通過スイッチ71によって検
出し、その検出に基づいて開閉部材73a,73bを微
少時間開放し、この開放中に受け入れられた入賞玉を始
動入賞玉検出器74で検出することにより、有効通過数
と、役物としての電動始動入賞口72への打玉の入賞数
を検出することが可能である。しかして、図7に示す役
物を電動始動入賞口72とし、始動回数カウンタを通過
口70への打玉の有効通過を計数する通過回数カウンタ
と置き換えて、図7に示す動作を行わせることにより、
電動始動入賞口72への打玉の入賞率を設定スイッチ6
2で設定した設定入賞率に近づけ、これによって打玉が
可変入賞球装置20に誘導される確率を設定値に応じて
高めたり又は減少させたりすることが可能となる。この
ことは、大当り遊技状態の発生率自体を所望の値に間接
的に設定することとなり、このため、玉受部材25a,
25b近傍の障害釘の調整及び電動始動入賞口72近傍
の障害釘の調整が多少あまくても全体として所望の出玉
率を得ることができる。なお、図8においては、電動始
動入賞口72の左右に配置される入賞口5a,5bは、
通常の入賞口として構成しても良い。
対象となる役物を玉受部材25a,25bとした場合の
例について説明したが、図8に示すように、一対の開閉
部材73a,73bを図示しないソレノイドによって開
閉駆動される電動始動入賞口72を始動入賞口として構
成し、これを役物と見なしても良い。この場合には、通
過口70への打玉の通過を通過スイッチ71によって検
出し、その検出に基づいて開閉部材73a,73bを微
少時間開放し、この開放中に受け入れられた入賞玉を始
動入賞玉検出器74で検出することにより、有効通過数
と、役物としての電動始動入賞口72への打玉の入賞数
を検出することが可能である。しかして、図7に示す役
物を電動始動入賞口72とし、始動回数カウンタを通過
口70への打玉の有効通過を計数する通過回数カウンタ
と置き換えて、図7に示す動作を行わせることにより、
電動始動入賞口72への打玉の入賞率を設定スイッチ6
2で設定した設定入賞率に近づけ、これによって打玉が
可変入賞球装置20に誘導される確率を設定値に応じて
高めたり又は減少させたりすることが可能となる。この
ことは、大当り遊技状態の発生率自体を所望の値に間接
的に設定することとなり、このため、玉受部材25a,
25b近傍の障害釘の調整及び電動始動入賞口72近傍
の障害釘の調整が多少あまくても全体として所望の出玉
率を得ることができる。なお、図8においては、電動始
動入賞口72の左右に配置される入賞口5a,5bは、
通常の入賞口として構成しても良い。
【0032】なお、上記した実施例では、可変表示装置
として開成回数表示器27を兼用したものを示したが、
専用の可変表示装置を使用しても良い。また、変更設定
手段による複数段階の区画も任意に設定すれば良く、実
施例のように3段階に限定されるものでもない。
として開成回数表示器27を兼用したものを示したが、
専用の可変表示装置を使用しても良い。また、変更設定
手段による複数段階の区画も任意に設定すれば良く、実
施例のように3段階に限定されるものでもない。
【0033】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、特定遊技状態における玉受部材
の第2の態様での第1の状態を繰り返す継続回数におい
て、その継続回数を可変表示装置の表示結果に基づいて
決定すると共に、最高継続回数の出現確率を変更設定す
ることにより、特定遊技状態時における出玉率を所望の
値に設定でき、ひいては始動入賞口及び玉受部材近傍の
障害釘の調整が多少あまくても所望の出玉率を得ること
ができる。また、玉受部材の第1の態様での第1の状態
における入賞玉の入賞率を変更設定することにより、特
定遊技状態の発生率自体を設定することができ、したが
って玉受部材近傍の障害釘の調整及び始動入賞口近傍の
障害釘の調整が多少あまくても所望の出玉率を得ること
ができる。
に、本発明においては、特定遊技状態における玉受部材
の第2の態様での第1の状態を繰り返す継続回数におい
て、その継続回数を可変表示装置の表示結果に基づいて
決定すると共に、最高継続回数の出現確率を変更設定す
ることにより、特定遊技状態時における出玉率を所望の
値に設定でき、ひいては始動入賞口及び玉受部材近傍の
障害釘の調整が多少あまくても所望の出玉率を得ること
ができる。また、玉受部材の第1の態様での第1の状態
における入賞玉の入賞率を変更設定することにより、特
定遊技状態の発生率自体を設定することができ、したが
って玉受部材近傍の障害釘の調整及び始動入賞口近傍の
障害釘の調整が多少あまくても所望の出玉率を得ること
ができる。
【図1】弾球遊技機の一例としてのパチンコ遊技機の遊
技盤の正面の構成を示す正面図である。
技盤の正面の構成を示す正面図である。
【図2】遊技盤に設けられる可変入賞球装置の内部構造
を示す一部を破断した斜視図である。
を示す一部を破断した斜視図である。
【図3】コントロール基板に形成される遊技制御回路を
ブロック構成で示す回路図である。
ブロック構成で示す回路図である。
【図4】始動入賞時における入賞玉が特定入賞玉検出器
をONさせたときに可変表示される開成回数表示器に表
示される図柄と継続回数とその継続回数を出現する確率
との対応関係を示す一覧表図である。
をONさせたときに可変表示される開成回数表示器に表
示される図柄と継続回数とその継続回数を出現する確率
との対応関係を示す一覧表図である。
【図5】大当り遊技状態となる確率が変動する様子を示
すタイミングチャートである。
すタイミングチャートである。
【図6】設定スイッチによって設定される入賞率表であ
る。
る。
【図7】設定された入賞率によって制御される玉受部材
の動作サブルーチンを示すフロー図である。
の動作サブルーチンを示すフロー図である。
【図8】遊技盤の正面の他の構成を示す正面図である。
1 遊技盤 4、5a,5b 始動入賞口 6、7a,7b 始動入賞玉検出器 20 可変入賞球装置 25a,25b 玉受部材 27 開成回数表示器(可変表示装置) 38 特定入賞領域 40 特定入賞玉検出器 50 基本回路 62 設定スイッチ(変更設定手段) 72 電動始動入賞口
Claims (2)
- 【請求項1】 始動入賞口と、打玉を受け入れ易い第1
の状態と打玉を受け入れない若しくは受け入れ難い第2
の状態とに変化可能な玉受部材と特定入賞領域とを有す
る可変入賞球装置と、を備え、前記始動入賞口への打玉
の入賞に基づき前記玉受部材を所定の第1の態様で第1
の状態とし、この第1の状態中に受け入れられた入賞玉
が前記特定入賞領域に導かれたときに特定遊技状態とし
て前記玉受部材を所定の第2の態様で第1の状態とする
動作を所定回数継続することが可能な弾球遊技機におい
て、 該弾球遊技機には、その表示結果に基づいて前記継続す
る回数を決定する可変表示装置を設けると共に、該可変
表示装置における少なくとも継続する最高回数を決定す
る表示結果を導出する出現確率を複数段階に変更設定す
ることが可能な変更設定手段を設けたことを特徴とする
弾球遊技機。 - 【請求項2】 始動入賞口と、打玉を受け入れ易い第1
の状態と打玉を受け入れない若しくは受け入れ難い第2
の状態とに変化可能な玉受部材と特定入賞領域とを有す
る可変入賞球装置と、を備え、前記始動入賞口への打玉
の入賞に基づき前記玉受部材を所定の第1の態様で第1
の状態とし、この第1の状態中に受け入れられた入賞玉
が前記特定入賞領域に導かれたときに特定遊技状態とし
て前記玉受部材を所定の第2の態様で第1の状態とする
動作を所定回数継続することが可能な弾球遊技機におい
て、 前記玉受部材の所定の第1の態様での第1の状態におけ
る入賞玉の入賞率を複数段階に変更設定することが可能
な変更設定手段を設けたことを特徴とする弾球遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4341480A JPH06165850A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4341480A JPH06165850A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 弾球遊技機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11338495A Division JP2000116866A (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | 弾球遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06165850A true JPH06165850A (ja) | 1994-06-14 |
Family
ID=18346390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4341480A Withdrawn JPH06165850A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06165850A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06327824A (ja) * | 1993-05-21 | 1994-11-29 | Maruhon Kogyo Kk | パチンコ機 |
JPH08117390A (ja) * | 1994-10-28 | 1996-05-14 | Universal Hanbai Kk | 遊技機 |
JP2019033795A (ja) * | 2017-08-10 | 2019-03-07 | 株式会社高尾 | 弾球遊技機 |
-
1992
- 1992-11-27 JP JP4341480A patent/JPH06165850A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06327824A (ja) * | 1993-05-21 | 1994-11-29 | Maruhon Kogyo Kk | パチンコ機 |
JPH08117390A (ja) * | 1994-10-28 | 1996-05-14 | Universal Hanbai Kk | 遊技機 |
JP2019033795A (ja) * | 2017-08-10 | 2019-03-07 | 株式会社高尾 | 弾球遊技機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20041217 |