JP2000058734A - リードフレーム - Google Patents

リードフレーム

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JP2000058734A
JP2000058734A JP10221276A JP22127698A JP2000058734A JP 2000058734 A JP2000058734 A JP 2000058734A JP 10221276 A JP10221276 A JP 10221276A JP 22127698 A JP22127698 A JP 22127698A JP 2000058734 A JP2000058734 A JP 2000058734A
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JP
Japan
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lead
lead frame
flat plate
enlarged flat
inner lead
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Pending
Application number
JP10221276A
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English (en)
Inventor
Yoshiharu Takahashi
義治 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイバーを切断する工程を省略するリードフ
レームを提供する。 【解決手段】 リードフレーム9は、インナーリード3
と、インナーリードに接続され、外方に延びるアウター
リード4とを備えている。また、リードフレーム9は、
従来のタイバーに代えて、インナーリード3及びアウタ
ーリード4と同じ平面内に設けられ、インナーリード3
の先端から外方に延びてアウターリード4の基端に接続
する拡大平板部9Aを備え、隣り合う拡大平板部の周縁
同士の間隔が所定範囲内である。隣り合う拡大平板部間
の隙間は、樹脂封止の際にエアーベンドの孔として機能
する。この隙間から流出した樹脂は、パッケージ境界線
8より多少流出するが、アウターリード4の曲げ加工部
11にまで到達することはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リードフレームに
関し、特に、タイバーを切断する工程を省略するリード
フレームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置は、近年、小型化、薄型化、
多ピン化等、使用し易い形状のパッケージを備えてお
り、リードフレームの寸法は、パッケージ寸法に応じて
小型化等されている。以下、図面を参照し、例を挙げて
従来のリードフレームを説明する。
【0003】図8は、従来のリードフレームの平面図で
ある。図9は、図8に示した リードフレームに樹脂封
止を行ったものを示す平面図であり、図10は、図9の
部分拡大図である。従来のリードフレーム1は、インナ
ーリード3と、アウターリード4と、隣り合うリードを
連結するタイバー2とを備えている。タイバー2は、イ
ンナーリード3及びアウターリード(外部リード)4が
互いに接触せずに一定間隔を維持するため、及び、樹脂
封止してパッケージ10を形成する際に形成されるダム
樹脂7を堰き止めるために設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のリードフレーム
においては、樹脂封止した後、専用の金型によってタイ
バーを切断する工程が必要であり、この専用の金型の保
守、管理が煩雑で、しかも金型の製造コストが嵩むとい
う問題が生じていた。以上のような事情に照らして、本
発明の目的は、タイバーを切断する工程を省略するリー
ドフレームを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るリードフレームは、インナーリード
と、インナーリードに接続され、外方に延びるアウター
リードと、タイバーとを備えているリードフレームにお
いて、タイバーに代えて、インナーリード及びアウター
リードと同じ平面内に設けられ、インナーリードの先端
から外方に延びてアウターリードの基端に接続する拡大
平板部を備え、隣り合う拡大平板部の周縁同士の間隔が
所定範囲内であることを特徴としている。
【0006】上記の所定範囲は、リードフレームの寸
法、インナーリードの長さ、モールド成形する樹脂等、
種々のパラメータを考慮して決定する。本発明に係るリ
ードフレームを用いることにより、半導体装置を製造す
る際、タイバーを切断する工程を省略できる。
【0007】好適には、インナーリード同士を互いに連
結する電気絶縁性の連結テープを備えている。これによ
り、インナーリードやアウターリードが補強され、イン
ナーリード同士やアウターリード同士の間隔が一定に維
持される。本発明の好適な一実施態様例は、拡大平板部
の隣り合う周縁の一部に円弧状或いは溝状の凹部を設け
ている。これにより、モールド成形時、隣り合う拡大平
板部の隙間から流出した樹脂がいわゆる樹脂だまりを形
成し、樹脂の流出力が弱められ、流出量が低減する。本
発明の別の好適な一実施態様例は、拡大平板部の幅が、
インナーリード側からアウターリード側に向かって縮小
している。縮小は、徐々に縮小していても、段階的に縮
小していてもよい。これにより、モールド成形時、隣り
合う拡大平板部の隙間から流出した樹脂は、アウターリ
ードに向けて流出するにつれて流出力が弱まるので、流
出量は僅かである。また、本発明の更に別の好適な一実
施態様例は、拡大平板部のインナーリード側の形状が、
インナーリードに対して凹形状である。凹形状の平面形
状は、例えば、円弧状や溝状である。溝状とは、例えば
三角形状やU字状である。これにより、モールド成形
時、樹脂の流出力がインナーリードの凹形状により弱め
られ、流出量は僅かである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、実施形態例を挙げ、添付
図面を参照して、本発明の実施の形態を具体的かつより
詳細に説明する。尚、実施形態例では、従来と同じもの
には同じ符号を付す。実施形態例1 本実施形態例は、本発明の一実施形態例である。図1
は、本実施形態例のリードフレームの平面図であり、図
2は、図1の部分拡大平面図である。本実施形態例のリ
ードフレーム9は、インナーリード3と、インナーリー
ド3に接続され、外方に延びるアウターリード4とを備
えている。また、リードフレーム9は、従来のタイバー
に代えて、インナーリード3及びアウターリード4と同
じ平面内に設けられ、インナーリード3の先端から外方
に延びてアウターリード4の基端に接続する拡大平板部
9Aを備えている。更に、リードフレーム1は、各イン
ナーリード3を互いに連結して互いの間隔を一定に維持
する連結テープとしてリード安定テープ9Bを備えてい
る。隣り合う拡大平板部の周縁同士の間隔dは、本実施
形態例では0.1mmであり、拡大平板部9Aの幅B
は、間隔dに応じて決定される。間隔dで形成される隙
間は、樹脂封止してパッケージ10を形成する際にエア
ーベンド孔として機能する。本実施形態例のリードフレ
ーム9を用いてモールド成形すると、拡大平板部同士に
よって形成される隙間から流出した樹脂は、パッケージ
境界線8より多少流出しても、アウターリード4の曲げ
加工部11にまで到達することはない。また、リードフ
レーム9は、リード安定テープ9Bを備えているので、
タイバーを有していなくても、ワイヤボンディングやモ
ールド成形等の工程を行う際、インナーリード3やアウ
ターリード4の位置ずれが生じることはない。
【0009】実施形態例2 図3は、本実施形態例のリードフレームの部分拡大平面
図である。本実施形態例のリードフレーム12は、実施
形態例1のリードフレーム9に比べ、拡大平板部9Aに
代えて拡大平板部12Aを備えている。拡大平板部12
Aの幅は、インナーリード側からアウターリード側に向
けて徐々に縮小しており、拡大平板部12Aの平面形状
は扇状(テーパ状)である。隣り合う拡大平板部のイン
ナーリード側の間隔dは、実施形態例1と同じ0.1m
mである。隣り合う拡大平板部同士のアウターリード側
の間隔Dは、間隔dの10倍から20倍程度が好まし
い。本実施形態例のリードフレーム12を用いてモール
ド成形すると、隣り合う拡大平板部の隙間から樹脂が多
少流出するが、流出した樹脂は、アウターリード4に向
けて流出するにつれて流出力が弱まる。従って、パッケ
ージ境界線8から流出しても僅かな流出量であり、実施
形態例1に比べて少なく、アウターリード4の曲げ加工
部11にまで到達することはない。また、実施形態例1
と同様、リードフレーム12は、リード安定テープ9B
を備えているので、タイバーを有していなくても、ワイ
ヤボンディングやモールド成形等の工程を行う際、イン
ナーリード3やアウターリード4の位置ずれが生じるこ
とはない。
【0010】実施形態例3 図4は、本実施形態例のリードフレームの部分拡大平面
図である。本実施形態例のリードフレーム13は、実施
形態例1のリードフレーム9に比べ、拡大平板部9Aに
代えて拡大平板部13Aを備えている。拡大平板部13
Aのインナーリード側の形状は、インナーリードに対し
て凹形状であり、R形状部14を有する。本実施形態例
のリードフレーム12を用いてモールド成形すると、モ
ールド成形時、樹脂の流出力がR形状部14によって弱
められ、樹脂の流出量は僅かになり、実施形態例1に比
べて少ない。尚、拡大平板部の形状が、拡大平板部17
(図5参照)や拡大平板部18(図6参照)の形状であ
っても、同様の効果を奏することができる。
【0011】実施形態例4 図7は、本実施形態例のリードフレームの部分拡大平面
図である。本実施形態例のリードフレーム15は、実施
形態例1に比べ、拡大平板部9Aに代えて拡大平板部1
5Aを備えている。拡大平板部15Aは、隣り合う拡大
平板部同士の互いに対向する位置に凹部16を有する。
本実施形態例のリードフレームを用いてモールド成形す
ると、いわゆる樹脂だまりが凹部16に形成され、この
結果、流出する樹脂の流出力が弱められる。よって、流
出量は実施形態例1に比べて少ない。
【0012】
【発明の効果】本発明に係るリードフレームは、タイバ
ーに代えて、インナーリード及びアウターリードと同じ
平面内に設けられ、インナーリードの先端から外方に延
びてアウターリードの基端に接続する拡大平板部を備え
ている。これにより、半導体装置を製造する際、タイバ
ーを切断する工程を省略でき、製造コストを大幅に低減
することができる。好適には、インナーリード同士を互
いに連結する電気絶縁性の連結テープを備えている。こ
れにより、インナーリードやアウターリードの位置ずれ
が生じることが防止される。また好適には、拡大平板部
のインナーリード側の形状は、インナーリードに対して
凹形状である。これにより、モールド成形時、樹脂の流
出力がインナーリードの凹形状により弱められ、樹脂の
流出量が更に低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1のリードフレームの平面図であ
る。
【図2】実施形態例1のリードフレームの部分拡大平面
図である。
【図3】実施形態例2のリードフレームの部分拡大平面
図である。
【図4】実施形態例3のリードフレームの部分拡大平面
図である。
【図5】実施形態例3の別のリードフレームの部分拡大
平面図である。
【図6】実施形態例3の更に別のリードフレームの部分
拡大平面図である。
【図7】実施形態例4のリードフレームの部分拡大平面
図である。
【図8】従来のリードフレームの平面図である。
【図9】図8に示したリードフレームに樹脂封止を行っ
たものの平面図である。
【図10】図9の部分拡大図である。
【符号の説明】
1……リードフレーム、2……タイバー、3……インナ
ーリード、4……アウターリード、7……ダム樹脂、8
……パッケージ境界線、9……リードフレーム、9A…
…拡大平板部、9B……リード安定テープ、10……パ
ッケージ、11……曲げ加工部、12……リードフレー
ム、12A……拡大平板部、13……リードフレーム、
13A……拡大平板部、14……R形状部、15……リ
ードフレーム、15A……拡大平板部、16……凹部、
17……拡大平板部、18……拡大平板部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インナーリードと、インナーリードに接
    続され、外方に延びるアウターリードと、タイバーとを
    備えているリードフレームにおいて、 タイバーに代えて、インナーリード及びアウターリード
    と同じ平面内に設けられ、インナーリードの先端から外
    方に延びてアウターリードの基端に接続する拡大平板部
    を備え、隣り合う拡大平板部の周縁同士の間隔が所定範
    囲内であることを特徴とするリードフレーム。
  2. 【請求項2】 インナーリード同士を互いに連結する電
    気絶縁性の連結テープを備えていることを特徴とする請
    求項1に記載のリードフレーム。
  3. 【請求項3】 拡大平板部の隣り合う周縁の一部に円弧
    状或いは溝状の凹部を設けたことを特徴とする請求項1
    又は2に記載のリードフレーム。
  4. 【請求項4】 拡大平板部の幅は、インナーリード側か
    らアウターリード側に向かって縮小していることを特徴
    とする請求項1又は2に記載のリードフレーム。
  5. 【請求項5】 拡大平板部のインナーリード側の形状
    は、インナーリードに対して凹形状であることを特徴と
    する請求項1又は2に記載のリードフレーム。
  6. 【請求項6】 凹形状の平面形状が、円弧状であること
    を特徴とする請求項5に記載のリードフレーム。
  7. 【請求項7】 凹形状の平面形状が、溝状であることを
    特徴とする請求項5に記載のリードフレーム。
JP10221276A 1998-08-05 1998-08-05 リードフレーム Pending JP2000058734A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8410589B2 (en) 2008-08-22 2013-04-02 Sumitomo Chemical Company, Limited Lead frame, resin package, semiconductor device and resin package manufacturing method
JP2015153946A (ja) * 2014-02-17 2015-08-24 トヨタ自動車株式会社 半導体装置の製造方法及び半導体装置

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US8410589B2 (en) 2008-08-22 2013-04-02 Sumitomo Chemical Company, Limited Lead frame, resin package, semiconductor device and resin package manufacturing method
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