JP2000260908A - 表面実装型半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
表面実装型半導体装置およびその製造方法Info
- Publication number
- JP2000260908A JP2000260908A JP6005499A JP6005499A JP2000260908A JP 2000260908 A JP2000260908 A JP 2000260908A JP 6005499 A JP6005499 A JP 6005499A JP 6005499 A JP6005499 A JP 6005499A JP 2000260908 A JP2000260908 A JP 2000260908A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead
- package
- external connection
- semiconductor device
- shaped groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2924/00—Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
- H01L2924/0001—Technical content checked by a classifier
- H01L2924/0002—Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00
Landscapes
- Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Abstract
発生する樹脂バリを完全に排除した表面実装型半導体装
置およびその製造方法を提供すること。 【解決手段】 半導体チップが固着されたダイパッドの
裏面がパッケージ上面に露出するとともに、外部接続リ
ード17の端部17−1がパッケージ下面18部におい
て露出した表面実装型プラスチックパッケージにおい
て、このパッケージ下面18に近接するリード曲折部1
9に段差20を設けた状態においてプラスチックモール
ドを行い、パッケージを形成する。
Description
チックパッケージを有する半導体装置の製造方法に関す
る。
ジを有する半導体装置、すなわち、表面実装型半導体装
置の一例を、図4乃至図6を参照して説明する。
を示す図で、(A)はその一部を示す上面図、(B)は
その側面図、(C)はその底面図である。同図におい
て、半導体装置はプラスチックパッケージ1は、パッケ
ージ本体2の上面中心部にダイバット3の裏面が露出し
ている。このパッケージ本体2の内部には、同図(B)
に示されるように、Z字型に曲折された外部接続リード
4が埋め込まれており、その端部は同図(C)に示され
るように、パッケージ下面7の端部において露出してい
る。そして、ダイバット3の表面(図の下面)には、同
図(B)に示されるように、半導体チップ5が固着され
ており、この半導体チップ5と外部接続リード4とは金
線6で接続されている。
うな構造の従来の表面実装型半導体装置においては、外
部接続リード4の端部は、基板実装側となるパッケージ
下面7と同じ平面を形成するように露出し、かつ、この
リード4の端部9はパッケージ本体2の端部から外に張
り出していないため、樹脂封止時の樹脂の回り込みが発
生しやすい。この結果、図5および図6に示されるよう
に、パッケージ下面7端部において露出した外部接続リ
ード4の端部9とパッケージ下面7との境11には樹脂
バリ12が発生し、これが外部接続リード端部9の露出
した表面を覆うため、半導体装置の基板実装時の有効面
を損ない、外部接続リード4と実装基板との密着性を著
しく阻害するという問題があった。
ードとパッケージ樹脂体との境に発生する樹脂バリを完
全に排除した表面実装型半導体装置およびその製造方法
を提供することにある。
体装置は、半導体チップが固着されたダイパッドと、こ
のダイパッドの裏面が上面に露出するように、前記半導
体チップをモールドするプラスチックパッケージと、一
端が前記プラスチックパッケージ内部において前記半導
体チップに接続され、他端が前記パッケージ下面に露出
するように前記パッケージ下面近傍で曲折された外部接
続リードとを備え、この外部接続リードの前記曲折部に
段差部を形成したことを特徴とするものである。
いては、前記段差部は、前記プラスチックパッケージの
モールドの際、前記パッケージ裏面に露出した外部接続
リードの表面への樹脂の回り込みを防止することを特徴
とするものである。
は、半導体チップが固着されたダイパッドと、このダイ
パッドの裏面が上面に露出するように、前記半導体チッ
プをモールドするプラスチックパッケージと、一端が前
記プラスチックパッケージ内部において前記半導体チッ
プに接続され、他端が前記パッケージ下面に露出するよ
うに前記パッケージ下面近傍で曲折された外部接続リー
ドとを備えた表面実装型半導体装置の製造方法におい
て、前記プラスチックパッケージのモールドの際、外部
接続リード部のリード曲折部に段差を予め形成しておく
ことにより、前記パッケージ下面に露出した外部接続リ
ードの表面への樹脂の回り込みを防止することを特徴と
するものである。
造方法においては、前記リードに設けた段差部は、前記
リードの曲折前にその表面に形成されたV字溝あるいは
U字溝により構成されることを特徴とするものである。
製造方法においては、前記V字溝あるいはU字溝は、前
記リードフレームのプレス加工あるいはエッチング加工
により形成することを特徴とするものである。
製造方法においては、前記リードに設けた段差部は、前
記リードの曲折後にその表面に形成されたV字溝あるい
はU字溝により構成されることを特徴とするものであ
る。
製造方法においては、前記V字溝あるいはU字溝は、前
記段差をリード曲げ後にプレス加工にて形成したリード
フレームを備えたことを特徴とするものである。
乃至図3に基づいて説明する。本発明の表面実装型半導
体装置の基本的な構成は図4に示した従来の装置と同じ
であるため、共通する構成部分の説明は省略し、異なる
部分について以下に説明する。
の外部接続リードを含む部分を拡大して示す断面図、図
2は本発明に用いられる外部接続リードの製造方法を示
す図で、(A)及び(B)は曲げ加工前の上面図及び側
面図をそれぞれ示しており、(C)及び(D)は曲げ加
工後の上面図及び側面図をそれぞれ示している。
図1に示すように、外部接続リード17の端部17−1
はパッケージ下面18との交差部において曲折され、外
部接続リード17の端部17−1下面はパッケージ下面
18と同一平面を成すように露出している。そして外部
接続リード17の曲折部19には、予め段差20を形成
した状態で樹脂封止される。
9に予め段差20を形成した状態で樹脂封止すると、パ
ッケージ下面18を形成するモールド樹脂は、段差20
によりその流れが塞き止められ、外部接続リード17の
端部17−1下面への回り込みが防止される。したがっ
て図6に示したような、パッケージ下面18と外部接続
リード端部17−1との境界部における樹脂バリの発生
を抑制することができる。
9に段差20を形成する工程を図2により説明する。同
図(A)および(B)に示されるように、曲げ加工前の
平板状のリードフレーム21において、曲げ加工を施す
位置23にV字溝22をプレス加工により形成する。そ
の後、同図(C)(D)に示されるように、外部接続リ
ード17を位置23および24においてプレス加工によ
りZ字型に曲折する。なお、このV字溝22の形成方法
としてはプレス加工を用いたが、場合によってはエッチ
ング加工を用いることも可能である。また、V字溝22
に限らずU字溝出もよい。
9への段差20の形成は、外部接続リード17の曲げ加
工後に行うことも可能である。
に段差を形成する工程を示す図で、(A)はリードフレ
ームの上面図、(B)はリードフレームの側面図であ
る。同図(B)に示すように、外部接続リード27はZ
字型に曲げ加工され、この後、プレス加工によりリード
曲折部28に段差29を形成する。このように、リード
の曲加工後に段差を設けることにより、リードの曲折位
置と段差形成位置とを容易に合致できるため、段差形成
のための位置決めを正確に行うことができる。
リード曲げ時に、そのリード曲げコーナー部にV字溝を
配置しているため、その配置位置を事前に計算しなけれ
ばならなかったが、本実施形態では事前の計算を行う必
要はなくなり、それだけ段差作成の作業効率を向上させ
ることになる。
実装時に障害となるリード面への樹脂バリの発生を防止
でき、基板ヘの実装が安定に行うことができる。
差部を設けたことによって、樹脂部とリード部との境界
が鮮明となり、リード長さの測定が容易になり、基板へ
の実装が容易となる。
リードを含む部分を拡大して示す断面図である。
を示す図で、(A)及び(B)は曲げ加工前の上面図及
び側面図、(C)及び(D)は曲げ加工後の上面図及び
側面図である。
図で、(A)はリードフレームの上面図、(B)はリー
ドフレームの側面図である。
図である。
下面図である。
断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 半導体チップが固着されたダイパッド
と、このダイパッドの裏面が上面に露出するように、前
記半導体チップをモールドするプラスチックパッケージ
と、一端が前記プラスチックパッケージ内部において前
記半導体チップに接続され、他端が前記パッケージ下面
に露出するように前記パッケージ下面近傍で曲折された
外部接続リードとを備え、この外部接続リードの前記曲
折部に段差部を形成したことを特徴とする表面実装型半
導体装置。 - 【請求項2】 前記段差部は、前記プラスチックパッケ
ージのモールドの際、前記パッケージ裏面に露出した外
部接続リードの表面への樹脂の回り込みを防止すること
を特徴とする請求項1記載の表面実装型半導体装置。 - 【請求項3】 半導体チップが固着されたダイパッド
と、このダイパッドの裏面が上面に露出するように、前
記半導体チップをモールドするプラスチックパッケージ
と、一端が前記プラスチックパッケージ内部において前
記半導体チップに接続され、他端が前記パッケージ下面
に露出するように前記パッケージ下面近傍で曲折された
外部接続リードとを備えた表面実装型半導体装置の製造
方法において、前記プラスチックパッケージのモールド
の際、外部接続リード部のリード曲折部に段差を予め形
成しておくことにより、前記パッケージ下面に露出した
外部接続リードの表面への樹脂の回り込みを防止するこ
とを特徴とする表面実装型半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記リードに設けた段差部は、前記リー
ドの曲折前にその表面に形成されたV字溝あるいはU字
溝により構成されることを特徴とする請求項3記載の表
面実装型半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 前記V字溝あるいはU字溝は、前記リー
ドフレームのプレス加工あるいはエッチング加工により
形成することを特徴とする請求項4記載の表面実装型半
導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 前記リードに設けた段差部は、前記リー
ドの曲折後にその表面に形成されたV字溝あるいはU字
溝により構成されることを特徴とする請求項3に記載の
表面実装型半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】 前記V字溝あるいはU字溝は、前記段差
をリード曲げ後にプレス加工にて形成したリードフレー
ムを備えたことを特徴とする請求項5に記載の表面実装
型半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6005499A JP2000260908A (ja) | 1999-03-08 | 1999-03-08 | 表面実装型半導体装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6005499A JP2000260908A (ja) | 1999-03-08 | 1999-03-08 | 表面実装型半導体装置およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000260908A true JP2000260908A (ja) | 2000-09-22 |
Family
ID=13130998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6005499A Pending JP2000260908A (ja) | 1999-03-08 | 1999-03-08 | 表面実装型半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000260908A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8193091B2 (en) | 2002-01-09 | 2012-06-05 | Panasonic Corporation | Resin encapsulated semiconductor device and method for manufacturing the same |
JP2017168553A (ja) * | 2016-03-15 | 2017-09-21 | ローム株式会社 | 半導体装置およびその製造方法 |
-
1999
- 1999-03-08 JP JP6005499A patent/JP2000260908A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8193091B2 (en) | 2002-01-09 | 2012-06-05 | Panasonic Corporation | Resin encapsulated semiconductor device and method for manufacturing the same |
JP2017168553A (ja) * | 2016-03-15 | 2017-09-21 | ローム株式会社 | 半導体装置およびその製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH1168006A (ja) | リードフレーム及びこれを用いた半導体装置及びこれらの製造方法 | |
JP4390317B2 (ja) | 樹脂封止型半導体パッケージ | |
JP2602182B2 (ja) | 半導体パッケージおよびその製造方法 | |
JP3614738B2 (ja) | 樹脂封止型半導体装置 | |
JPS63296252A (ja) | 樹脂封止型半導体装置 | |
JP2000260908A (ja) | 表面実装型半導体装置およびその製造方法 | |
US5925927A (en) | Reinforced thin lead frames and leads | |
JPS63187657A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP2890621B2 (ja) | 混成集積回路装置 | |
JP2001267484A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JP3565454B2 (ja) | 樹脂封止型半導体装置 | |
JP2002353395A (ja) | リードフレームの製造方法、リードフレーム、及び半導体装置 | |
JP2934372B2 (ja) | 面実装型半導体装置の製造方法 | |
JPS5826176B2 (ja) | 樹脂封止型半導体装置 | |
JP2679687B2 (ja) | 樹脂封止型半導体装置 | |
JP2003188332A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JPS62235763A (ja) | 半導体装置用リ−ドフレ−ム | |
JP3153185B2 (ja) | 半導体装置 | |
KR100244254B1 (ko) | 리드 프레임 및 이를 이용한 반도체 패키지 | |
JP3891772B2 (ja) | 半導体装置 | |
JPH0828447B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH0366150A (ja) | 半導体集積回路装置 | |
JPH09129803A (ja) | ホール素子及びその製造方法 | |
KR200295664Y1 (ko) | 적층형반도체패키지 | |
JPH11340404A (ja) | リードフレーム及びそれを用いたプラスティックパッケージの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060210 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Effective date: 20060221 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080422 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20080520 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080930 |