JP2000058480A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンタクトホールの形成位置がずれた場合で
あってもゲート電極と拡散層領域とを短絡させない。 【解決手段】 層間絶縁膜7に対しエッチング選択性の
ある材料10bをゲート電極4bの上部に形成し、これ
をコンタクトホール8bに対するカバーとする。一方、
配線4aはコンタクトホール8aに露出させる必要があ
るため、材料10aを配線4aの上部には形成しない。
あってもゲート電極と拡散層領域とを短絡させない。 【解決手段】 層間絶縁膜7に対しエッチング選択性の
ある材料10bをゲート電極4bの上部に形成し、これ
をコンタクトホール8bに対するカバーとする。一方、
配線4aはコンタクトホール8aに露出させる必要があ
るため、材料10aを配線4aの上部には形成しない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置にお
ける短絡の防止に関する。
ける短絡の防止に関する。
【0002】
【従来の技術】図43(a)に従来の半導体装置の構造
を示す。半導体基板1の表面は、LOCOSやトレンチ
等を採用した分離素子2aが形成される素子分離領域2
と、MOS構造素子等が形成される活性領域3とに区分
される。分離素子2aの表面には、ゲート絶縁膜5aを
挟んで配線4aが形成され、その側面にはサイドウォー
ル6aが形成されている。活性領域3の表面にはゲート
絶縁膜5bを挟んでゲート電極4bが形成され、その側
面にはサイドウォール6bが形成されている。活性領域
3にはゲート絶縁膜5bとゲート電極4bとともにMO
S構造素子を構成するソース・ドレイン領域が形成され
るが、図の煩雑を避けるため図示を省略している。また
配線4a下のゲート絶縁膜5aはゲート絶縁膜5bの形
成時に同時に形成されるため図示したが、機能上は不要
なものである。
を示す。半導体基板1の表面は、LOCOSやトレンチ
等を採用した分離素子2aが形成される素子分離領域2
と、MOS構造素子等が形成される活性領域3とに区分
される。分離素子2aの表面には、ゲート絶縁膜5aを
挟んで配線4aが形成され、その側面にはサイドウォー
ル6aが形成されている。活性領域3の表面にはゲート
絶縁膜5bを挟んでゲート電極4bが形成され、その側
面にはサイドウォール6bが形成されている。活性領域
3にはゲート絶縁膜5bとゲート電極4bとともにMO
S構造素子を構成するソース・ドレイン領域が形成され
るが、図の煩雑を避けるため図示を省略している。また
配線4a下のゲート絶縁膜5aはゲート絶縁膜5bの形
成時に同時に形成されるため図示したが、機能上は不要
なものである。
【0003】上記構造上に層間絶縁膜7が一旦全面に形
成され、配線4aと電気的接続を得るために素子分離領
域2の上方において層間絶縁膜7にコンタクトホール8
aが、図示されないソース・ドレイン領域と電気的接続
を得るために活性領域3の上方において層間絶縁膜7に
コンタクトホール8bが、それぞれ開口される。これら
のコンタクトホール8a,8bには後にコンタクト用導
電性材料が充填される。
成され、配線4aと電気的接続を得るために素子分離領
域2の上方において層間絶縁膜7にコンタクトホール8
aが、図示されないソース・ドレイン領域と電気的接続
を得るために活性領域3の上方において層間絶縁膜7に
コンタクトホール8bが、それぞれ開口される。これら
のコンタクトホール8a,8bには後にコンタクト用導
電性材料が充填される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のような半導体装
置の構造において、コンタクトホール8a,8bは設計
通りに開口されない場合がある。これは例えばフォトリ
ソグラフィ技術を用いてコンタクトホール8a,8bを
形成する場合に生じ易い。
置の構造において、コンタクトホール8a,8bは設計
通りに開口されない場合がある。これは例えばフォトリ
ソグラフィ技術を用いてコンタクトホール8a,8bを
形成する場合に生じ易い。
【0005】例えば図43(b)は、図43(a)の構
造を製造する際にフォトマスクの重ね合わせ精度が充分
でなく、その結果、コンタクトホール8a,8bがこの
断面図において設計位置からやや左にずれて形成されて
しまったという場合を示している。また、フォトマスク
とフォトレジストとの密着性が必ずしも充分でない場合
フォトマスクのパターンが正確にフォトレジストに転写
されないことからコンタクトホールの径の寸法制御が充
分でない場合もあり、例えば図43(c)は、コンタク
トホール8a,8bの径が大きすぎる場合を示してい
る。
造を製造する際にフォトマスクの重ね合わせ精度が充分
でなく、その結果、コンタクトホール8a,8bがこの
断面図において設計位置からやや左にずれて形成されて
しまったという場合を示している。また、フォトマスク
とフォトレジストとの密着性が必ずしも充分でない場合
フォトマスクのパターンが正確にフォトレジストに転写
されないことからコンタクトホールの径の寸法制御が充
分でない場合もあり、例えば図43(c)は、コンタク
トホール8a,8bの径が大きすぎる場合を示してい
る。
【0006】このようにコンタクトホールが設計通りに
配置されない場合、短絡してはならない部分が短絡して
しまうという問題が生じる。例えば図43(b)及び図
43(c)においては、ゲート電極4bがわずかにコン
タクトホール8bに露出してしまっているため、コンタ
クトホール8b内にコンタクト用導電性材料を充填した
場合、ゲート電極4bとソース・ドレイン領域とが短絡
してしまうことになる。
配置されない場合、短絡してはならない部分が短絡して
しまうという問題が生じる。例えば図43(b)及び図
43(c)においては、ゲート電極4bがわずかにコン
タクトホール8bに露出してしまっているため、コンタ
クトホール8b内にコンタクト用導電性材料を充填した
場合、ゲート電極4bとソース・ドレイン領域とが短絡
してしまうことになる。
【0007】以上のような問題を回避するためには、フ
ォトマスクの重ね合わせ誤差やコンタクトホールの径の
寸法誤差に比べ、各配線及び各ゲート電極間の距離を充
分にとる必要がある。しかし、それでは更なる微細化は
望めない。
ォトマスクの重ね合わせ誤差やコンタクトホールの径の
寸法誤差に比べ、各配線及び各ゲート電極間の距離を充
分にとる必要がある。しかし、それでは更なる微細化は
望めない。
【0008】本発明は、以上の問題点に鑑み、微細化を
妨げずに、上記短絡を回避する技術を提供する。
妨げずに、上記短絡を回避する技術を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明のうち請求項1
にかかるものは、(a)半導体基板の表面の第1の領域
に、第1の絶縁膜を介して電極を形成する工程と、
(b)前記工程(a)で得られた構造上に、絶縁性のス
トッパ膜と、第1層及び第2層を含むマスク層とをこの
順に積層する工程と、(c)前記電極の上方において前
記第2層を自己整合的に開口する工程と、(d)開口し
た前記第2層をマスクとして前記第1層の表面を変質さ
せて変質層を形成しつつ、前記変質層の下方に前記第1
層を変質させずに残置する工程と、(e)前記変質層を
マスクとするエッチングにて前記第1層を選択的に除去
する工程と、(f)前記工程(e)で残置した前記第1
層をマスクとするエッチングにて前記ストッパ膜を選択
的に除去する工程とを備える半導体装置の製造方法であ
る。
にかかるものは、(a)半導体基板の表面の第1の領域
に、第1の絶縁膜を介して電極を形成する工程と、
(b)前記工程(a)で得られた構造上に、絶縁性のス
トッパ膜と、第1層及び第2層を含むマスク層とをこの
順に積層する工程と、(c)前記電極の上方において前
記第2層を自己整合的に開口する工程と、(d)開口し
た前記第2層をマスクとして前記第1層の表面を変質さ
せて変質層を形成しつつ、前記変質層の下方に前記第1
層を変質させずに残置する工程と、(e)前記変質層を
マスクとするエッチングにて前記第1層を選択的に除去
する工程と、(f)前記工程(e)で残置した前記第1
層をマスクとするエッチングにて前記ストッパ膜を選択
的に除去する工程とを備える半導体装置の製造方法であ
る。
【0010】この発明のうち請求項2にかかるものは、
前記マスク層は、前記第2層に関して前記第1層と反対
側に第3層を更に含み、前記第3層は前記工程(b)で
得られた構造において凹部で厚く、凸部で薄く形成さ
れ、前記工程(c)は、(c−1)前記第3層をその全
面にわたってエッチバックして、前記第2層を露出する
工程と、(c−2)前記第3層をマスクとするエッチン
グによって前記第2層を選択的に除去する工程とを有す
る、請求項1記載の半導体装置の製造方法である。
前記マスク層は、前記第2層に関して前記第1層と反対
側に第3層を更に含み、前記第3層は前記工程(b)で
得られた構造において凹部で厚く、凸部で薄く形成さ
れ、前記工程(c)は、(c−1)前記第3層をその全
面にわたってエッチバックして、前記第2層を露出する
工程と、(c−2)前記第3層をマスクとするエッチン
グによって前記第2層を選択的に除去する工程とを有す
る、請求項1記載の半導体装置の製造方法である。
【0011】この発明のうち請求項3にかかるものは、
前記工程(c)は(c−1)前記工程(b)で得られた
構造に対して、研磨を行う工程を有する、請求項1記載
の半導体装置の製造方法である。
前記工程(c)は(c−1)前記工程(b)で得られた
構造に対して、研磨を行う工程を有する、請求項1記載
の半導体装置の製造方法である。
【0012】この発明のうち請求項4にかかるものは、
前記工程(a)は(a−1)前記半導体基板の前記表面
の第1の領域以外の第2の領域において、前記表面から
突出する分離素子を形成し、前記分離素子上に配線を形
成する工程を有し、前記工程(c)は(c−1)前記電
極及び前記配線の上方において前記第2層を自己整合的
に開口する工程を有し、(g)前記工程(f)で得られ
た構造上に第2の絶縁膜を形成する工程と、(h)前記
ストッパ膜及び前記第2の絶縁膜のエッチング速度が等
しい第1のエッチングを行って、前記第1の領域の前記
ストッパ膜をその厚み方向において完全には除去せず
に、前記第2の領域の前記ストッパ膜をその厚み方向に
おいて完全に除去する工程と、(i)前記ストッパ膜に
対する前記第2の絶縁膜のエッチング速度が速い第2の
エッチングを行って、前記第1の領域の前記表面と、前
記配線とを露出させる工程とを更に備える、請求項1記
載の半導体装置の製造方法である。
前記工程(a)は(a−1)前記半導体基板の前記表面
の第1の領域以外の第2の領域において、前記表面から
突出する分離素子を形成し、前記分離素子上に配線を形
成する工程を有し、前記工程(c)は(c−1)前記電
極及び前記配線の上方において前記第2層を自己整合的
に開口する工程を有し、(g)前記工程(f)で得られ
た構造上に第2の絶縁膜を形成する工程と、(h)前記
ストッパ膜及び前記第2の絶縁膜のエッチング速度が等
しい第1のエッチングを行って、前記第1の領域の前記
ストッパ膜をその厚み方向において完全には除去せず
に、前記第2の領域の前記ストッパ膜をその厚み方向に
おいて完全に除去する工程と、(i)前記ストッパ膜に
対する前記第2の絶縁膜のエッチング速度が速い第2の
エッチングを行って、前記第1の領域の前記表面と、前
記配線とを露出させる工程とを更に備える、請求項1記
載の半導体装置の製造方法である。
【0013】この発明のうち請求項5にかかるものは、
前記工程(a)は(a−1)前記半導体基板の前記表面
の第1の領域以外の第2の領域において、前記表面から
突出する分離素子を形成し、前記分離素子上に配線を形
成する工程を有し、前記工程(c)は(c−1)前記電
極及び前記配線の上方において前記第2層を自己整合的
に開口する工程を有し、(g)前記工程(f)で得られ
た構造上に第2の絶縁膜を形成する工程と、(h)前記
第2の絶縁膜をエッチングによって選択的に除去して前
記第1の領域の前記表面と、前記配線とを露出させる工
程とを更に備え、前記工程(h)の前記エッチングにお
いて、前記第1の絶縁膜と前記第2の絶縁膜のエッチン
グ速度が等しく、前記ストッパ膜の膜厚は、前記工程
(h)の前記エッチングにおける前記ストッパ膜の前記
第1の絶縁膜に対するエッチング速度の比をr(<1)
として、前記第1の絶縁膜の厚さと前記電極の厚さの合
計のr/(1−r)倍より大きい、請求項1記載の半導
体装置の製造方法である。
前記工程(a)は(a−1)前記半導体基板の前記表面
の第1の領域以外の第2の領域において、前記表面から
突出する分離素子を形成し、前記分離素子上に配線を形
成する工程を有し、前記工程(c)は(c−1)前記電
極及び前記配線の上方において前記第2層を自己整合的
に開口する工程を有し、(g)前記工程(f)で得られ
た構造上に第2の絶縁膜を形成する工程と、(h)前記
第2の絶縁膜をエッチングによって選択的に除去して前
記第1の領域の前記表面と、前記配線とを露出させる工
程とを更に備え、前記工程(h)の前記エッチングにお
いて、前記第1の絶縁膜と前記第2の絶縁膜のエッチン
グ速度が等しく、前記ストッパ膜の膜厚は、前記工程
(h)の前記エッチングにおける前記ストッパ膜の前記
第1の絶縁膜に対するエッチング速度の比をr(<1)
として、前記第1の絶縁膜の厚さと前記電極の厚さの合
計のr/(1−r)倍より大きい、請求項1記載の半導
体装置の製造方法である。
【0014】この発明のうち請求項6にかかるものは、
前記工程(a)は(a−1)前記半導体基板の前記表面
の第1の領域以外の第2の領域において、分離素子を形
成し、前記分離素子上に配線を形成する工程を有し、前
記工程(c)は(c−1)前記電極及び前記配線の上方
において前記第2層を自己整合的に開口する工程を有
し、(g)前記工程(f)で得られた構造上に第2の絶
縁膜を形成する工程と、(h)前記第1領域と前記第2
領域とにおいて別個に、それぞれ前記第2の絶縁膜をエ
ッチングによって選択的に除去して前記第1の領域の前
記表面と、前記配線とを露出させる工程とを更に備え
る、請求項1記載の半導体装置の製造方法である。
前記工程(a)は(a−1)前記半導体基板の前記表面
の第1の領域以外の第2の領域において、分離素子を形
成し、前記分離素子上に配線を形成する工程を有し、前
記工程(c)は(c−1)前記電極及び前記配線の上方
において前記第2層を自己整合的に開口する工程を有
し、(g)前記工程(f)で得られた構造上に第2の絶
縁膜を形成する工程と、(h)前記第1領域と前記第2
領域とにおいて別個に、それぞれ前記第2の絶縁膜をエ
ッチングによって選択的に除去して前記第1の領域の前
記表面と、前記配線とを露出させる工程とを更に備え
る、請求項1記載の半導体装置の製造方法である。
【0015】この発明のうち請求項7にかかるものは、
前記工程(a)は(a−1)前記半導体基板の前記表面
の第1の領域以外の第2の領域において、分離素子を形
成し、前記分離素子上に配線を形成する工程を有し、前
記工程(c)は(c−1)前記電極及び前記配線の上方
において前記第2層を自己整合的に開口する工程を有
し、(g)前記第1領域を覆うマスクを形成し、前記第
2領域における前記ストッパ膜を除去する工程を更に備
える、請求項1記載の半導体装置の製造方法である。
前記工程(a)は(a−1)前記半導体基板の前記表面
の第1の領域以外の第2の領域において、分離素子を形
成し、前記分離素子上に配線を形成する工程を有し、前
記工程(c)は(c−1)前記電極及び前記配線の上方
において前記第2層を自己整合的に開口する工程を有
し、(g)前記第1領域を覆うマスクを形成し、前記第
2領域における前記ストッパ膜を除去する工程を更に備
える、請求項1記載の半導体装置の製造方法である。
【0016】この発明のうち請求項8にかかるものは、
(a)第1の領域及び第2の領域に区分された表面を有
する半導体基板を準備する工程と、(b)前記工程
(a)で得られた構造上に、第1の絶縁材、導電材、ス
トッパ膜をこの順に積層する工程と、(c)前記第1の
絶縁材、導電材、ストッパ膜を選択的に除去して、前記
第1の領域においては前記第1の絶縁材、前記導電材、
前記ストッパ膜がこの順に積層された第1の積層構造
を、前記第2の領域においては前記第1の絶縁材、前記
導電材、前記ストッパ膜がこの順に積層された第2の積
層構造を、それぞれ互いに離隔して形成する工程と、
(d)前記第2の領域における前記ストッパ膜の厚さ
を、前記第1の領域における前記ストッパ膜の厚さより
も減少させる工程とを備える半導体装置の製造方法であ
る。
(a)第1の領域及び第2の領域に区分された表面を有
する半導体基板を準備する工程と、(b)前記工程
(a)で得られた構造上に、第1の絶縁材、導電材、ス
トッパ膜をこの順に積層する工程と、(c)前記第1の
絶縁材、導電材、ストッパ膜を選択的に除去して、前記
第1の領域においては前記第1の絶縁材、前記導電材、
前記ストッパ膜がこの順に積層された第1の積層構造
を、前記第2の領域においては前記第1の絶縁材、前記
導電材、前記ストッパ膜がこの順に積層された第2の積
層構造を、それぞれ互いに離隔して形成する工程と、
(d)前記第2の領域における前記ストッパ膜の厚さ
を、前記第1の領域における前記ストッパ膜の厚さより
も減少させる工程とを備える半導体装置の製造方法であ
る。
【0017】この発明のうち請求項9にかかるものは、
前記工程(a)は(a−1)前記第2の領域において、
前記表面から突出する分離素子を形成する工程を有し、
前記工程(d)は前記工程(c)よりも後に行われ、前
記工程(d)は(d−1)前記第1の積層構造と前記第
2の積層構造との間を埋める第2の絶縁材を形成する工
程と、(d−2)前記工程(d−1)で得られた構造に
対して研磨を施して前記第2の積層構造を露出させる工
程とを有する、請求項8記載の半導体装置の製造方法で
ある。
前記工程(a)は(a−1)前記第2の領域において、
前記表面から突出する分離素子を形成する工程を有し、
前記工程(d)は前記工程(c)よりも後に行われ、前
記工程(d)は(d−1)前記第1の積層構造と前記第
2の積層構造との間を埋める第2の絶縁材を形成する工
程と、(d−2)前記工程(d−1)で得られた構造に
対して研磨を施して前記第2の積層構造を露出させる工
程とを有する、請求項8記載の半導体装置の製造方法で
ある。
【0018】この発明のうち請求項10にかかるもの
は、前記工程(a)は(a−1)前記第2の領域におい
て、前記表面から突出する分離素子を形成する工程を有
し、前記工程(d)は前記工程(c)よりも前に行わ
れ、前記工程(d)は(d−1)前記工程(b)で得ら
れた構造を前記ストッパ膜側から研磨する工程を有す
る、請求項8記載の半導体装置の製造方法である。
は、前記工程(a)は(a−1)前記第2の領域におい
て、前記表面から突出する分離素子を形成する工程を有
し、前記工程(d)は前記工程(c)よりも前に行わ
れ、前記工程(d)は(d−1)前記工程(b)で得ら
れた構造を前記ストッパ膜側から研磨する工程を有す
る、請求項8記載の半導体装置の製造方法である。
【0019】この発明のうち請求項11にかかるもの
は、前記工程(a)は(a−1)前記第2の領域におい
て、分離素子を形成する工程を有し、前記工程(d)は
前記工程(c)よりも後に行われ、前記工程(d)は
(d−1)前記第1の領域のみを覆うマスクを形成する
工程と、(d−2)前記マスクを介して前記ストッパ膜
のエッチングを行う工程とを有する、請求項8記載の半
導体装置の製造方法である。
は、前記工程(a)は(a−1)前記第2の領域におい
て、分離素子を形成する工程を有し、前記工程(d)は
前記工程(c)よりも後に行われ、前記工程(d)は
(d−1)前記第1の領域のみを覆うマスクを形成する
工程と、(d−2)前記マスクを介して前記ストッパ膜
のエッチングを行う工程とを有する、請求項8記載の半
導体装置の製造方法である。
【0020】この発明のうち請求項12にかかるもの
は、前記工程(a)は(a−1)前記第2の領域におい
て、分離素子を形成する工程を有し、前記工程(d)は
前記工程(c)よりも前に行われ、前記工程(d)は
(d−1)前記第1の領域のみを覆うマスクを形成する
工程と、(d−2)前記マスクを介して前記ストッパ膜
のエッチングを行う工程とを有する、請求項8記載の半
導体装置の製造方法である。
は、前記工程(a)は(a−1)前記第2の領域におい
て、分離素子を形成する工程を有し、前記工程(d)は
前記工程(c)よりも前に行われ、前記工程(d)は
(d−1)前記第1の領域のみを覆うマスクを形成する
工程と、(d−2)前記マスクを介して前記ストッパ膜
のエッチングを行う工程とを有する、請求項8記載の半
導体装置の製造方法である。
【0021】この発明のうち請求項13にかかるもの
は、(a)半導体基板の表面に、第1の絶縁膜を介し
て、第2の絶縁膜を頂く電極を形成する工程と、(b)
前記工程(a)で得られた構造上に、凹部で厚く、凸部
で薄く形成されるマスク層を形成する工程と、(c)前
記マスク層をその全面にわたってエッチバックして、前
記第1の絶縁膜を覆いつつ前記第2の絶縁膜を露出させ
る工程と、(d)前記第2の絶縁膜の幅を縮小させ、前
記第2絶縁膜と前記電極との間に段差を設ける工程と、
(e)前記工程(d)で得られた構造上に第3の絶縁膜
を形成する工程と、(f)前記第3の絶縁膜をその全面
にわたってエッチバックして、前記電極の表面及び前記
第2の絶縁膜の側面を覆う部分を残置する工程とを備え
る、半導体装置の製造方法である。
は、(a)半導体基板の表面に、第1の絶縁膜を介し
て、第2の絶縁膜を頂く電極を形成する工程と、(b)
前記工程(a)で得られた構造上に、凹部で厚く、凸部
で薄く形成されるマスク層を形成する工程と、(c)前
記マスク層をその全面にわたってエッチバックして、前
記第1の絶縁膜を覆いつつ前記第2の絶縁膜を露出させ
る工程と、(d)前記第2の絶縁膜の幅を縮小させ、前
記第2絶縁膜と前記電極との間に段差を設ける工程と、
(e)前記工程(d)で得られた構造上に第3の絶縁膜
を形成する工程と、(f)前記第3の絶縁膜をその全面
にわたってエッチバックして、前記電極の表面及び前記
第2の絶縁膜の側面を覆う部分を残置する工程とを備え
る、半導体装置の製造方法である。
【0022】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1(a)に本実
施の形態にかかる半導体装置の構造を示す。従来の技術
と同様、半導体基板1の表面は素子分離領域2及び活性
領域3に区分されている。素子分離領域2にはLOCO
Sやトレンチ等を採用した分離素子2aが形成されてい
る。分離素子2aの表面には、ゲート絶縁膜5aを挟ん
で配線4aが形成され、その側面にはサイドウォール6
aが形成されている。また、活性領域3の表面には、ゲ
ート絶縁膜5bを挟んでゲート電極4bが形成され、そ
の側面にはサイドウォール6bが形成されている。ゲー
ト電極4bと共にMOS素子を構成するソース・ドレイ
ン領域も活性領域3の表面に設けられるが、図の繁雑を
避けるために省略している。
施の形態にかかる半導体装置の構造を示す。従来の技術
と同様、半導体基板1の表面は素子分離領域2及び活性
領域3に区分されている。素子分離領域2にはLOCO
Sやトレンチ等を採用した分離素子2aが形成されてい
る。分離素子2aの表面には、ゲート絶縁膜5aを挟ん
で配線4aが形成され、その側面にはサイドウォール6
aが形成されている。また、活性領域3の表面には、ゲ
ート絶縁膜5bを挟んでゲート電極4bが形成され、そ
の側面にはサイドウォール6bが形成されている。ゲー
ト電極4bと共にMOS素子を構成するソース・ドレイ
ン領域も活性領域3の表面に設けられるが、図の繁雑を
避けるために省略している。
【0023】絶縁膜9が配線4a及びゲート電極4b及
びサイドウォール6a,6b及び半導体基板1の全面に
形成されており、絶縁膜9のうちゲート電極4bとサイ
ドウォール6bとを覆っている部分の上面には更に絶縁
性のストッパ膜10bが設けられている。
びサイドウォール6a,6b及び半導体基板1の全面に
形成されており、絶縁膜9のうちゲート電極4bとサイ
ドウォール6bとを覆っている部分の上面には更に絶縁
性のストッパ膜10bが設けられている。
【0024】図1(b)は、図1(a)に示された構造
に対して、層間絶縁膜7を一旦全面に形成し、配線4a
との電気的接続を採るために素子分離領域2においてコ
ンタクトホール8aを、図示されないソース・ドレイン
領域と電気的接続を採るために活性領域3においてコン
タクトホール8bを、それぞれ開口した状態を示してい
る。ただし、図43(b)または(c)と同様、コンタ
クトホール8a,8bは設計通りには配置されなかった
状態を示している。
に対して、層間絶縁膜7を一旦全面に形成し、配線4a
との電気的接続を採るために素子分離領域2においてコ
ンタクトホール8aを、図示されないソース・ドレイン
領域と電気的接続を採るために活性領域3においてコン
タクトホール8bを、それぞれ開口した状態を示してい
る。ただし、図43(b)または(c)と同様、コンタ
クトホール8a,8bは設計通りには配置されなかった
状態を示している。
【0025】ストッパ膜10bは、層間絶縁膜7よりも
エッチング速度が小さいエッチング条件を採用できるよ
うに選択される。例えば層間絶縁膜7として酸化シリコ
ン系を用い、ストッパ膜10bとして窒化シリコンを用
いれば、公知のエッチング条件を用いて層間絶縁膜7よ
りもストッパ膜10bのエッチング速度を小さくするこ
とができる。
エッチング速度が小さいエッチング条件を採用できるよ
うに選択される。例えば層間絶縁膜7として酸化シリコ
ン系を用い、ストッパ膜10bとして窒化シリコンを用
いれば、公知のエッチング条件を用いて層間絶縁膜7よ
りもストッパ膜10bのエッチング速度を小さくするこ
とができる。
【0026】かかるエッチング条件を用いることによ
り、コンタクトホール8bを開口してもストッパ膜10
bが残置し、コンタクトホール8bが設計通りに配置さ
れない場合でも、ゲート電極4bと図示されないソース
・ドレイン領域とを短絡させないためのカバーとして機
能する。
り、コンタクトホール8bを開口してもストッパ膜10
bが残置し、コンタクトホール8bが設計通りに配置さ
れない場合でも、ゲート電極4bと図示されないソース
・ドレイン領域とを短絡させないためのカバーとして機
能する。
【0027】なお、ストッパ膜10bをゲート電極4b
とサイドウォール6bの上方にのみ設けるために、スト
ッパ膜10bを一旦半導体基板1の上方の全面に設けた
後、これをエッチングで選択的に除去する必要がある。
このストッパ膜10bのエッチングから半導体基板1の
表面を保護する目的で、絶縁膜9がストッパ膜10bの
下地として設けられている。また図1(b)に示される
ように、コンタクトホール8a,8bにおける絶縁膜9
はコンタクトホール8a,8bが形成される際に層間絶
縁膜7と共に除去されることが望ましい。このため、絶
縁膜9は層間絶縁膜7と同様の材質で構成されることが
望ましい。例えば層間絶縁膜7として酸化シリコン系を
用いる場合は、絶縁膜9としてNon−doped S
ilicate Glass酸化膜を用いることができ
る。
とサイドウォール6bの上方にのみ設けるために、スト
ッパ膜10bを一旦半導体基板1の上方の全面に設けた
後、これをエッチングで選択的に除去する必要がある。
このストッパ膜10bのエッチングから半導体基板1の
表面を保護する目的で、絶縁膜9がストッパ膜10bの
下地として設けられている。また図1(b)に示される
ように、コンタクトホール8a,8bにおける絶縁膜9
はコンタクトホール8a,8bが形成される際に層間絶
縁膜7と共に除去されることが望ましい。このため、絶
縁膜9は層間絶縁膜7と同様の材質で構成されることが
望ましい。例えば層間絶縁膜7として酸化シリコン系を
用いる場合は、絶縁膜9としてNon−doped S
ilicate Glass酸化膜を用いることができ
る。
【0028】なお、配線4a及びゲート電極4bについ
ては、例えばポリシリコンの上面に抵抗値の低い高融点
金属シリサイドを形成した積層構造の配線または電極を
用いてもよい(但し図面では配線4a及びゲート電極4
bを積層構造として表現していない)。こうすることで
配線4a及びゲート電極4bにおける抵抗値を下げるこ
とができ、図示されないソース・ドレイン領域とゲート
電極4bとが成すMOS素子の特性を劣化させない。
ては、例えばポリシリコンの上面に抵抗値の低い高融点
金属シリサイドを形成した積層構造の配線または電極を
用いてもよい(但し図面では配線4a及びゲート電極4
bを積層構造として表現していない)。こうすることで
配線4a及びゲート電極4bにおける抵抗値を下げるこ
とができ、図示されないソース・ドレイン領域とゲート
電極4bとが成すMOS素子の特性を劣化させない。
【0029】活性領域3においても同様に、半導体基板
1の材料としてシリコンを採用し、コンタクトホール8
bに面した部分(この部分にソース・ドレイン領域が形
成される)が、例えばシリコン基板表面に高融点金属シ
リサイドを形成した積層構造としてもよい(但し図面で
は活性領域3を積層構造として表現していない)。
1の材料としてシリコンを採用し、コンタクトホール8
bに面した部分(この部分にソース・ドレイン領域が形
成される)が、例えばシリコン基板表面に高融点金属シ
リサイドを形成した積層構造としてもよい(但し図面で
は活性領域3を積層構造として表現していない)。
【0030】本実施の形態にかかる半導体装置を用いれ
ば、フォトマスクの重ね合わせ精度及びコンタクトホー
ル径の寸法制御性が充分ではなく、コンタクトホール8
bが設計通りに配置されない場合であっても、ストッパ
膜10bが存在するのでゲート電極4bと活性領域3と
が短絡するという問題は生じなくなる。よって、ゲート
電極間の距離を従来の構造に比べ小さくできることにな
り、半導体装置の更なる微細化を妨げない。また、絶縁
膜9を層間絶縁膜7と同様の材質で構成することによ
り、コンタクトホール8a,8bへの配線4a及びゲー
ト電極4bを一度のエッチングで容易に露出させること
ができる。
ば、フォトマスクの重ね合わせ精度及びコンタクトホー
ル径の寸法制御性が充分ではなく、コンタクトホール8
bが設計通りに配置されない場合であっても、ストッパ
膜10bが存在するのでゲート電極4bと活性領域3と
が短絡するという問題は生じなくなる。よって、ゲート
電極間の距離を従来の構造に比べ小さくできることにな
り、半導体装置の更なる微細化を妨げない。また、絶縁
膜9を層間絶縁膜7と同様の材質で構成することによ
り、コンタクトホール8a,8bへの配線4a及びゲー
ト電極4bを一度のエッチングで容易に露出させること
ができる。
【0031】実施の形態2.本実施の形態ではストッパ
膜10bを自己整合的にゲート電極4bとサイドウォー
ル6bの上方にのみ形成する技術を示す。ストッパ膜1
0bをフォトリソグラフィ技術を採用せずにパターニン
グすることにより、フォトレジスト形成の際のフォトマ
スクの重ね合わせ精度を高める必要がなくなる点で有利
である。
膜10bを自己整合的にゲート電極4bとサイドウォー
ル6bの上方にのみ形成する技術を示す。ストッパ膜1
0bをフォトリソグラフィ技術を採用せずにパターニン
グすることにより、フォトレジスト形成の際のフォトマ
スクの重ね合わせ精度を高める必要がなくなる点で有利
である。
【0032】まず、半導体基板1を素子分離領域2と活
性領域3とに区分し、素子分離領域2には分離素子2a
を形成する。こうして得られた構造の全面にゲート絶縁
膜5、配線及びゲート電極用導電性材料4の順に積層構
造を形成する(図2)。
性領域3とに区分し、素子分離領域2には分離素子2a
を形成する。こうして得られた構造の全面にゲート絶縁
膜5、配線及びゲート電極用導電性材料4の順に積層構
造を形成する(図2)。
【0033】更にフォトレジスト18を塗布してフォト
リソグラフィ技術によりパターニングし(図3)、残置
されたフォトレジスト18をマスクとしてゲート絶縁膜
5、導電性材料4をエッチングして、ゲート絶縁膜5
a,5b、ゲート電極4b及び配線4aを形成する(図
4)。ゲート絶縁膜5a,5b、ゲート電極4b及び配
線4aをマスクとして活性領域3に不純物を注入し、ソ
ース・ドレイン領域を形成する(ソース・ドレイン領域
は図示せず)。
リソグラフィ技術によりパターニングし(図3)、残置
されたフォトレジスト18をマスクとしてゲート絶縁膜
5、導電性材料4をエッチングして、ゲート絶縁膜5
a,5b、ゲート電極4b及び配線4aを形成する(図
4)。ゲート絶縁膜5a,5b、ゲート電極4b及び配
線4aをマスクとして活性領域3に不純物を注入し、ソ
ース・ドレイン領域を形成する(ソース・ドレイン領域
は図示せず)。
【0034】次に、ゲート絶縁膜5a及び配線4aの両
側にサイドウォール6aを、ゲート絶縁膜5b及びゲー
ト電極4bの両側にサイドウォール6bを、それぞれ形
成する。ここまでは従来の技術と同様である。本実施の
形態ではこうして得られた構造の全面に、絶縁膜9、絶
縁性のストッパ膜10、マスク層M1の順にそれぞれを
積層して形成する(図5)。
側にサイドウォール6aを、ゲート絶縁膜5b及びゲー
ト電極4bの両側にサイドウォール6bを、それぞれ形
成する。ここまでは従来の技術と同様である。本実施の
形態ではこうして得られた構造の全面に、絶縁膜9、絶
縁性のストッパ膜10、マスク層M1の順にそれぞれを
積層して形成する(図5)。
【0035】マスク層M1はストッパ膜10を自己整合
的にパターニングする機能を果たす。ここでは実施の形
態1で例示されたように層間絶縁膜7として酸化シリコ
ン系を、絶縁膜9にNon−doped Silica
te Glass 酸化膜を、ストッパ膜10に窒化シ
リコンを、それぞれ材料として採用する場合を例に採れ
ば、マスク層M1はポリシリコンからなる第1層11、
窒化シリコンからなる第2層12、有機材料からなる第
3層13の三層から構成される。層の数はストッパ膜1
0をパターニングできるのであればいくつでもよい。
的にパターニングする機能を果たす。ここでは実施の形
態1で例示されたように層間絶縁膜7として酸化シリコ
ン系を、絶縁膜9にNon−doped Silica
te Glass 酸化膜を、ストッパ膜10に窒化シ
リコンを、それぞれ材料として採用する場合を例に採れ
ば、マスク層M1はポリシリコンからなる第1層11、
窒化シリコンからなる第2層12、有機材料からなる第
3層13の三層から構成される。層の数はストッパ膜1
0をパターニングできるのであればいくつでもよい。
【0036】有機材料はステップカバレッジが良好なの
で、第3層13は配線4a、ゲート電極4b、サイドウ
ォール6a,6bに挟まれた領域では厚く堆積し、配線
4a、ゲート電極4b、サイドウォール6a,6bの上
方では薄く堆積される。よって第3層13をエッチバッ
クして、配線4a、ゲート電極4b、サイドウォール6
a,6bの上方の第2層12を露出させつつも、配線4
a、ゲート電極4b、サイドウォール6a,6bに挟ま
れた領域で第3層13を残置させることができる(図
6)。
で、第3層13は配線4a、ゲート電極4b、サイドウ
ォール6a,6bに挟まれた領域では厚く堆積し、配線
4a、ゲート電極4b、サイドウォール6a,6bの上
方では薄く堆積される。よって第3層13をエッチバッ
クして、配線4a、ゲート電極4b、サイドウォール6
a,6bの上方の第2層12を露出させつつも、配線4
a、ゲート電極4b、サイドウォール6a,6bに挟ま
れた領域で第3層13を残置させることができる(図
6)。
【0037】このように残置された第3層13をマスク
として、第2層12をエッチングすることにより、配線
4a、ゲート電極4b、サイドウォール6a,6bの上
方においてのみ第1層11を露出させることができる
(図7)。この後、第3層13を除去する(図8)。
として、第2層12をエッチングすることにより、配線
4a、ゲート電極4b、サイドウォール6a,6bの上
方においてのみ第1層11を露出させることができる
(図7)。この後、第3層13を除去する(図8)。
【0038】次に、露出した第1層11を熱酸化させ、
その表面に酸化ポリシリコン膜14を形成する。この際
に酸化ポリシリコン膜14の下部に未酸化部分を残して
おく(図9)。そして第2層12を熱りん酸等でウェッ
トエッチングして除去する(図10)。次に酸化ポリシ
リコン膜14をマスクとして第1層11をドライエッチ
ングすることにより、酸化ポリシリコン膜14の下方に
のみ、即ち配線4a、ゲート電極4b、サイドウォール
6a,6bの上方においてのみ第1層11を残置する
(図11)。
その表面に酸化ポリシリコン膜14を形成する。この際
に酸化ポリシリコン膜14の下部に未酸化部分を残して
おく(図9)。そして第2層12を熱りん酸等でウェッ
トエッチングして除去する(図10)。次に酸化ポリシ
リコン膜14をマスクとして第1層11をドライエッチ
ングすることにより、酸化ポリシリコン膜14の下方に
のみ、即ち配線4a、ゲート電極4b、サイドウォール
6a,6bの上方においてのみ第1層11を残置する
(図11)。
【0039】残置された酸化ポリシリコン膜14及び未
酸化部分の第1層11をともにマスクとして、ストッパ
膜10をドライエッチングする。この際、公知のエッチ
ング条件を用いて、窒化シリコンと酸化ポリシリコンの
エッチング速度よりもポリシリコンのエッチング速度を
小さくすることができるので、酸化ポリシリコン膜14
はストッパ膜10とともにエッチングされ、配線4a及
びサイドウォール6aの上方においてストッパ膜10a
が、ゲート電極4b及びサイドウォール6bの上方にお
いてストッパ膜10bが、いずれも第1層11を頂いて
形成される(図12)。そして残存する第1層11をエ
ッチングにて除去する(図13)。なお、実施の形態1
においても述べたが、ストッパ膜10の除去終了前後に
おいて、全面に形成されていた酸化膜9が活性領域3の
表面をドライエッチングのダメージから守る。
酸化部分の第1層11をともにマスクとして、ストッパ
膜10をドライエッチングする。この際、公知のエッチ
ング条件を用いて、窒化シリコンと酸化ポリシリコンの
エッチング速度よりもポリシリコンのエッチング速度を
小さくすることができるので、酸化ポリシリコン膜14
はストッパ膜10とともにエッチングされ、配線4a及
びサイドウォール6aの上方においてストッパ膜10a
が、ゲート電極4b及びサイドウォール6bの上方にお
いてストッパ膜10bが、いずれも第1層11を頂いて
形成される(図12)。そして残存する第1層11をエ
ッチングにて除去する(図13)。なお、実施の形態1
においても述べたが、ストッパ膜10の除去終了前後に
おいて、全面に形成されていた酸化膜9が活性領域3の
表面をドライエッチングのダメージから守る。
【0040】第1層11、第2層12、第3層13に採
用される材料は上記材料に限定されない。第1層11に
要求される性質は、ストッパ膜10のエッチングに対す
るマスクとして機能しうること(図12参照)と、スト
ッパ膜10をエッチングすることなく除去され得ること
(図13参照)と、局所的な変質(上記の例では酸化)
によってその変質前の材料のエッチングに対するマスク
として機能しうること(図11参照)である。ポリシリ
コンは、その酸化によって得られる酸化ポリシリコン、
及びストッパ膜10の材料である窒化シリコンに対して
エッチング選択性があるので、第1層11の材料として
好適である。
用される材料は上記材料に限定されない。第1層11に
要求される性質は、ストッパ膜10のエッチングに対す
るマスクとして機能しうること(図12参照)と、スト
ッパ膜10をエッチングすることなく除去され得ること
(図13参照)と、局所的な変質(上記の例では酸化)
によってその変質前の材料のエッチングに対するマスク
として機能しうること(図11参照)である。ポリシリ
コンは、その酸化によって得られる酸化ポリシリコン、
及びストッパ膜10の材料である窒化シリコンに対して
エッチング選択性があるので、第1層11の材料として
好適である。
【0041】また第2層12に要求される性質は、第1
層11に対する上記の変質のマスクとして機能すること
(図8、図9参照)と、第1層11及びその変質後の材
料(上記の例では酸化ポリシリコン膜14)をエッチン
グすることなく除去され得ること(図10参照)であ
る。窒化シリコンは酸化に対するマスクとなり、またポ
リシリコン及び酸化ポリシリコンに対してエッチング選
択性があるので、第2層12の材料として好適である。
層11に対する上記の変質のマスクとして機能すること
(図8、図9参照)と、第1層11及びその変質後の材
料(上記の例では酸化ポリシリコン膜14)をエッチン
グすることなく除去され得ること(図10参照)であ
る。窒化シリコンは酸化に対するマスクとなり、またポ
リシリコン及び酸化ポリシリコンに対してエッチング選
択性があるので、第2層12の材料として好適である。
【0042】また第3層13に要求される性質は、第2
層12のエッチングに対するマスクとして機能すること
(図6、図7参照)と、第2層12をエッチングするこ
となく除去され得ること(図6、図8参照)と、ステッ
プカバレッジが良好である(図5、図6)ことである。
有機材料は窒化シリコンに対してエッチング選択性があ
り、しかもステップカバレッジが良好であるので、第3
層13の材料として好適である。かかる有機材料として
は、例えば有機Anti−Reflection Co
at(反射防止膜)がある。この反射防止膜は、通常
は、基板表面の凹凸による光線の反射がレジスト形成に
影響しないようにするためにレジストの下に敷かれ、凹
部に入り込みやすいという特長を有している。
層12のエッチングに対するマスクとして機能すること
(図6、図7参照)と、第2層12をエッチングするこ
となく除去され得ること(図6、図8参照)と、ステッ
プカバレッジが良好である(図5、図6)ことである。
有機材料は窒化シリコンに対してエッチング選択性があ
り、しかもステップカバレッジが良好であるので、第3
層13の材料として好適である。かかる有機材料として
は、例えば有機Anti−Reflection Co
at(反射防止膜)がある。この反射防止膜は、通常
は、基板表面の凹凸による光線の反射がレジスト形成に
影響しないようにするためにレジストの下に敷かれ、凹
部に入り込みやすいという特長を有している。
【0043】なお、ストッパ膜10をパターニングする
目的としてポリシリコンからなる第1層11を所望のパ
ターンに熱酸化するには、有機材料からなる第3層13
を直接に第1層11の表面に形成し、第2層12の形成
を省略することも考えられる。
目的としてポリシリコンからなる第1層11を所望のパ
ターンに熱酸化するには、有機材料からなる第3層13
を直接に第1層11の表面に形成し、第2層12の形成
を省略することも考えられる。
【0044】しかし、有機材料13は第1層11を熱酸
化する際の高温に曝されれば融解する可能性がある。そ
の場合にはマスクとしてのはたらきを失ない、更には汚
染源となってしまう。よって酸化の為のマスクとしては
窒化シリコンからなる第2層12が存在することが望ま
しい。
化する際の高温に曝されれば融解する可能性がある。そ
の場合にはマスクとしてのはたらきを失ない、更には汚
染源となってしまう。よって酸化の為のマスクとしては
窒化シリコンからなる第2層12が存在することが望ま
しい。
【0045】以上のように本実施の形態にかかる半導体
装置の製造方法を用いれば、フォトリソグラフィ技術を
用いないので、フォトマスクや位置合わせの精度を向上
させることなく、ゲート電極4bの上方にストッパ膜1
0bを精度よく形成することができる。
装置の製造方法を用いれば、フォトリソグラフィ技術を
用いないので、フォトマスクや位置合わせの精度を向上
させることなく、ゲート電極4bの上方にストッパ膜1
0bを精度よく形成することができる。
【0046】実施の形態3.図14(a)は、実施の形
態2にかかる半導体装置の製造方法において図13に示
された構造の全面に対して、層間絶縁膜7を形成し、そ
の表面をCMP法により平坦化を行なった状態を示して
いる。
態2にかかる半導体装置の製造方法において図13に示
された構造の全面に対して、層間絶縁膜7を形成し、そ
の表面をCMP法により平坦化を行なった状態を示して
いる。
【0047】次に、フォトマスクによりフォトレジスト
を形成してコンタクトホール8a,8bの形成を行なう
(図14(b))。このとき以下の条件を満たしておれ
ば、一度のエッチングで、ゲート電極4bはコンタクト
ホール8bに露出せず、配線4aはコンタクトホール8
aに露出するようにコンタクトホールの形成を制御でき
る。
を形成してコンタクトホール8a,8bの形成を行なう
(図14(b))。このとき以下の条件を満たしておれ
ば、一度のエッチングで、ゲート電極4bはコンタクト
ホール8bに露出せず、配線4aはコンタクトホール8
aに露出するようにコンタクトホールの形成を制御でき
る。
【0048】図14(a)に示すように、ゲート絶縁膜
5bの厚さとゲート電極4bの厚さの合計をTa、酸化
膜9の厚さをTb、ストッパ膜10a,10bの厚さを
Tc、活性領域3におけるストッパ膜10bの上面と素
子分離領域2におけるストッパ膜10aの上面との差を
Td、素子分離領域2においてストッパ膜10aを覆う
層間絶縁膜7の厚さをTeとする。実施の形態2におい
て図2乃至図4に示されたように、ゲート絶縁膜5a,
5bはいずれもゲート絶縁膜5から、また配線4a及び
ゲート電極4bはいずれも導電性材料4から、それぞれ
形成されるのでゲート絶縁膜5aの厚さと配線4aの厚
さの合計もTaとなる。従って、つまり活性領域3の表
面と分離素子2aの表面との段差もTdとなる。
5bの厚さとゲート電極4bの厚さの合計をTa、酸化
膜9の厚さをTb、ストッパ膜10a,10bの厚さを
Tc、活性領域3におけるストッパ膜10bの上面と素
子分離領域2におけるストッパ膜10aの上面との差を
Td、素子分離領域2においてストッパ膜10aを覆う
層間絶縁膜7の厚さをTeとする。実施の形態2におい
て図2乃至図4に示されたように、ゲート絶縁膜5a,
5bはいずれもゲート絶縁膜5から、また配線4a及び
ゲート電極4bはいずれも導電性材料4から、それぞれ
形成されるのでゲート絶縁膜5aの厚さと配線4aの厚
さの合計もTaとなる。従って、つまり活性領域3の表
面と分離素子2aの表面との段差もTdとなる。
【0049】活性領域3において、ゲート電極4bやサ
イドウォール6bが形成されていない位置における酸
化シリコン系の材料の厚さは、層間絶縁膜7の厚さと絶
縁膜9の厚さの合計であり、Ta+Tb+Tc+Td+
Teで表わされる。一方、素子分離領域2において配線
4aの上の位置には厚さTcのストッパ膜10bと、
厚さTb+Teの酸化シリコン系の材料が存在する。ま
た活性領域3においてゲート電極4bの上の位置には
厚さTcのストッパ膜10aと、厚さTb+Td+Te
の酸化シリコン系の材料が存在する。
イドウォール6bが形成されていない位置における酸
化シリコン系の材料の厚さは、層間絶縁膜7の厚さと絶
縁膜9の厚さの合計であり、Ta+Tb+Tc+Td+
Teで表わされる。一方、素子分離領域2において配線
4aの上の位置には厚さTcのストッパ膜10bと、
厚さTb+Teの酸化シリコン系の材料が存在する。ま
た活性領域3においてゲート電極4bの上の位置には
厚さTcのストッパ膜10aと、厚さTb+Td+Te
の酸化シリコン系の材料が存在する。
【0050】同一のエッチング条件を用いた場合には酸
化シリコン系の材料に対する窒化シリコンのエッチング
速度の比をrとし(但し0<r<1の範囲に調整す
る)、位置、における膜厚は、酸化シリコン系の膜
厚に換算してそれぞれTb+Tc/r+Te、Tb+T
c/r+Td+Teとなる。よって一度のエッチング
で、ゲート電極4bがコンタクトホール8bに露出せ
ず、配線4aがコンタクトホール8aに露出し、活性領
域3がコンタクトホール8bに露出するためには
化シリコン系の材料に対する窒化シリコンのエッチング
速度の比をrとし(但し0<r<1の範囲に調整す
る)、位置、における膜厚は、酸化シリコン系の膜
厚に換算してそれぞれTb+Tc/r+Te、Tb+T
c/r+Td+Teとなる。よって一度のエッチング
で、ゲート電極4bがコンタクトホール8bに露出せ
ず、配線4aがコンタクトホール8aに露出し、活性領
域3がコンタクトホール8bに露出するためには
【0051】
【数1】
【0052】すなわち
【0053】
【数2】
【0054】を満たすようにエッチレート比rと各部分
の膜厚Ta,Tc,Tdとを決定すればよい。
の膜厚Ta,Tc,Tdとを決定すればよい。
【0055】本実施の形態にかかる半導体装置の製造方
法を用いれば、一度のエッチングで活性領域3ではスト
ッパ膜10bが残置し、素子分離領域2ではストッパ膜
10aが完全にエッチングされるようにコンタクトホー
ルを開口することができる。
法を用いれば、一度のエッチングで活性領域3ではスト
ッパ膜10bが残置し、素子分離領域2ではストッパ膜
10aが完全にエッチングされるようにコンタクトホー
ルを開口することができる。
【0056】実施の形態4.実施の形態3にかかる半導
体装置の製造方法において図14(a)に示された構造
に対し、フォトリソグラフィ技術を用いたエッチングで
コンタクトホール8a,8bを開口する。ただしこのと
き、コンタクトホール8aの下方でストッパ膜10aは
完全に除去し、コンタクトホール8bの下方でストッパ
膜10bは完全には除去しきれていない状態でエッチン
グを停止する(図15(a))。このエッチングには、
ストッパ膜10a,10bと層間絶縁膜7とのエッチン
グ選択性が小さいエッチング条件を採用することができ
る。例えば層間絶縁膜7の材料として酸化シリコン系を
採用し、ストッパ膜10a,10bの材料として窒化シ
リコンを採用して上記のエッチング条件は容易に設定で
きる。
体装置の製造方法において図14(a)に示された構造
に対し、フォトリソグラフィ技術を用いたエッチングで
コンタクトホール8a,8bを開口する。ただしこのと
き、コンタクトホール8aの下方でストッパ膜10aは
完全に除去し、コンタクトホール8bの下方でストッパ
膜10bは完全には除去しきれていない状態でエッチン
グを停止する(図15(a))。このエッチングには、
ストッパ膜10a,10bと層間絶縁膜7とのエッチン
グ選択性が小さいエッチング条件を採用することができ
る。例えば層間絶縁膜7の材料として酸化シリコン系を
採用し、ストッパ膜10a,10bの材料として窒化シ
リコンを採用して上記のエッチング条件は容易に設定で
きる。
【0057】次に、層間絶縁膜7に対するストッパ膜1
0a,10bのエッチング速度が1よりも小さい条件下
でエッチングを行なう。こうすることで、素子分離領域
2では配線4aがコンタクトホール8aに露出し、活性
領域3では残存するストッパ膜10bが機能してゲート
電極4bが露出しないようにしつつ活性領域3の表面が
コンタクトホール8bに露出するようにできる(図15
(b))。配線4aがエッチングされにくいように、層
間絶縁膜7に対する配線4aのエッチング速度は1より
も小さいことが望ましい。例えば層間絶縁膜7の材料と
して酸化シリコン系を採用し、配線4aの材料としてポ
リシリコンを採用することができる。
0a,10bのエッチング速度が1よりも小さい条件下
でエッチングを行なう。こうすることで、素子分離領域
2では配線4aがコンタクトホール8aに露出し、活性
領域3では残存するストッパ膜10bが機能してゲート
電極4bが露出しないようにしつつ活性領域3の表面が
コンタクトホール8bに露出するようにできる(図15
(b))。配線4aがエッチングされにくいように、層
間絶縁膜7に対する配線4aのエッチング速度は1より
も小さいことが望ましい。例えば層間絶縁膜7の材料と
して酸化シリコン系を採用し、配線4aの材料としてポ
リシリコンを採用することができる。
【0058】本実施の形態にかかる半導体装置の製造方
法を用いれば、活性領域3のコンタクトホール8bでは
ストッパ膜10bが残置し、素子分離領域2のコンタク
トホール8aではストッパ膜10aを除去して配線4a
を露出することができる。
法を用いれば、活性領域3のコンタクトホール8bでは
ストッパ膜10bが残置し、素子分離領域2のコンタク
トホール8aではストッパ膜10aを除去して配線4a
を露出することができる。
【0059】実施の形態5.本実施の形態においては実
施の形態3,4と異なり、コンタクトホール8aの形成
工程とコンタクトホール8bの形成工程とが別個に設け
られる。まず実施の形態3において図14(a)で示さ
れた構造を得る。その後、コンタクトホール8b形成用
フォトマスク(図示せず)を用いてフォトレジスト16
を形成し、これをマスクとしたエッチングを行ってコン
タクトホール8bの形成を行なう(図16(a))。こ
のとき、層間絶縁膜7に対するストッパ膜10bのエッ
チング速度が1より小さい条件下でエッチングを行な
う。これによってコンタクトホール8bの配置がずれた
場合でも、ストッパ膜10bを残置させてゲート電極4
bが露出しないようにしつつ、活性領域3の表面をコン
タクトホール8bに露出させることができる。
施の形態3,4と異なり、コンタクトホール8aの形成
工程とコンタクトホール8bの形成工程とが別個に設け
られる。まず実施の形態3において図14(a)で示さ
れた構造を得る。その後、コンタクトホール8b形成用
フォトマスク(図示せず)を用いてフォトレジスト16
を形成し、これをマスクとしたエッチングを行ってコン
タクトホール8bの形成を行なう(図16(a))。こ
のとき、層間絶縁膜7に対するストッパ膜10bのエッ
チング速度が1より小さい条件下でエッチングを行な
う。これによってコンタクトホール8bの配置がずれた
場合でも、ストッパ膜10bを残置させてゲート電極4
bが露出しないようにしつつ、活性領域3の表面をコン
タクトホール8bに露出させることができる。
【0060】次に、コンタクトホール8a形成用フォト
マスク(図示せず)を用いてフォトレジスト17を形成
し、これをマスクとしたエッチングを行ってコンタクト
ホール8aの形成を行なう(図16(b))。このと
き、層間絶縁膜7に対するストッパ膜10aのエッチン
グ速度はほぼ等しくても良い。コンタクトホール8bは
フォトレジスト17に覆われており、しかも配線4aの
幅は一般にはゲート電極4bよりも広いので、コンタク
トホール8aの配置ずれに対する許容はコンタクトホー
ル8bの配置ずれに対する許容よりも緩く、コンタクト
ホール8aにおいてストッパ膜10aを完全に除去して
もよいからである。
マスク(図示せず)を用いてフォトレジスト17を形成
し、これをマスクとしたエッチングを行ってコンタクト
ホール8aの形成を行なう(図16(b))。このと
き、層間絶縁膜7に対するストッパ膜10aのエッチン
グ速度はほぼ等しくても良い。コンタクトホール8bは
フォトレジスト17に覆われており、しかも配線4aの
幅は一般にはゲート電極4bよりも広いので、コンタク
トホール8aの配置ずれに対する許容はコンタクトホー
ル8bの配置ずれに対する許容よりも緩く、コンタクト
ホール8aにおいてストッパ膜10aを完全に除去して
もよいからである。
【0061】本実施の形態にかかる半導体装置の製造方
法を用いれば、実施の形態3に示したエッチレート比と
各部分の膜厚の条件を整える方法や実施の形態4に示し
たエッチング時間を制御する方法を採用し難い場合に、
確実に、活性領域3ではストッパ膜10bが残置し、素
子分離領域2ではストッパ膜10aが完全にエッチング
されるようにコンタクトホールを開口できる。
法を用いれば、実施の形態3に示したエッチレート比と
各部分の膜厚の条件を整える方法や実施の形態4に示し
たエッチング時間を制御する方法を採用し難い場合に、
確実に、活性領域3ではストッパ膜10bが残置し、素
子分離領域2ではストッパ膜10aが完全にエッチング
されるようにコンタクトホールを開口できる。
【0062】実施の形態6.実施の形態2にかかる半導
体装置の製造方法において図13に示された構造に対し
て、活性領域3上にのみフォトレジスト15を形成する
(図17(a))。フォトレジスト15の形成には分離
素子2aの形成で使用するフォトマスクを用いればよ
い。この場合フォトリソグラフィ技術を用いているの
で、重ね合わせ誤差や寸法誤差の問題がある。しかしフ
ォトレジスト15はストッパ膜10bを覆い、ストッパ
膜10aを覆わないようにすれば足りるので、誤差を考
慮にいれて活性領域3と素子分離領域2との境界付近に
は配線4a及びゲート電極4bを配置しないように設計
して上記問題を回避することができる。
体装置の製造方法において図13に示された構造に対し
て、活性領域3上にのみフォトレジスト15を形成する
(図17(a))。フォトレジスト15の形成には分離
素子2aの形成で使用するフォトマスクを用いればよ
い。この場合フォトリソグラフィ技術を用いているの
で、重ね合わせ誤差や寸法誤差の問題がある。しかしフ
ォトレジスト15はストッパ膜10bを覆い、ストッパ
膜10aを覆わないようにすれば足りるので、誤差を考
慮にいれて活性領域3と素子分離領域2との境界付近に
は配線4a及びゲート電極4bを配置しないように設計
して上記問題を回避することができる。
【0063】フォトレジスト15をマスクとして、スト
ッパ膜10aをエッチングして除去する。(図17
(b))。その後フォトレジスト15を除去すれば、図
1(a)に示される構造を得ることができる。
ッパ膜10aをエッチングして除去する。(図17
(b))。その後フォトレジスト15を除去すれば、図
1(a)に示される構造を得ることができる。
【0064】本実施の形態にかかる半導体装置の製造方
法を用いれば、既存のフォトマスクを用いて、必要なフ
ォトマスクを増加させずに容易に図1(a)に示す半導
体装置を製造することができる。
法を用いれば、既存のフォトマスクを用いて、必要なフ
ォトマスクを増加させずに容易に図1(a)に示す半導
体装置を製造することができる。
【0065】実施の形態7.まず、実施の形態2と同
様、半導体基板1を素子分離領域2と活性領域3とに区
分し、分離素子2a、ゲート絶縁膜5a,5b、ゲート
電極4b、配線4a及びサイドウォール6a,6bを、
それぞれ形成する。こうして得られた構造の全面にさら
に、酸化膜9、ストッパ膜10、マスク層M2の順にそ
れぞれを積層して形成する(図18)。ここでは実施の
形態2と異なり、マスク層M2は第1層11と第2層1
2の二層からなる。例えば第1層11はポリシリコン
で、第2層12は窒化シリコンで、それぞれ形成され
る。
様、半導体基板1を素子分離領域2と活性領域3とに区
分し、分離素子2a、ゲート絶縁膜5a,5b、ゲート
電極4b、配線4a及びサイドウォール6a,6bを、
それぞれ形成する。こうして得られた構造の全面にさら
に、酸化膜9、ストッパ膜10、マスク層M2の順にそ
れぞれを積層して形成する(図18)。ここでは実施の
形態2と異なり、マスク層M2は第1層11と第2層1
2の二層からなる。例えば第1層11はポリシリコン
で、第2層12は窒化シリコンで、それぞれ形成され
る。
【0066】次に、活性領域3と素子分離領域2との段
差を利用して、活性領域3上では第1層11が露出する
まで、素子分離領域2上ではストッパ膜10が露出する
まで、CMP法により表面の研磨を行なう(図19)。
その後、いずれも窒化シリコンからなるストッパ膜10
及び第2層12をマスクとして熱酸化を行い、第1層1
1の露出部の表面に酸化ポリシリコン膜14を形成す
る。ただし活性領域3上では酸化ポリシリコン膜14の
下に未酸化部分を残しておく(図20)。そして熱りん
酸等を用いて第2層12をウェットエッチングする(図
21)。
差を利用して、活性領域3上では第1層11が露出する
まで、素子分離領域2上ではストッパ膜10が露出する
まで、CMP法により表面の研磨を行なう(図19)。
その後、いずれも窒化シリコンからなるストッパ膜10
及び第2層12をマスクとして熱酸化を行い、第1層1
1の露出部の表面に酸化ポリシリコン膜14を形成す
る。ただし活性領域3上では酸化ポリシリコン膜14の
下に未酸化部分を残しておく(図20)。そして熱りん
酸等を用いて第2層12をウェットエッチングする(図
21)。
【0067】次に、酸化ポリシリコン膜14をマスクと
して第1層11をドライエッチングし(図22)、残置
された未酸化の第1層11をマスクとしてストッパ膜1
0をドライエッチングする。実施の形態2で示されたよ
うに、酸化ポリシリコン膜14はストッパ膜10ととも
にエッチングされて除去される(図23)。そして残存
する第1層11をエッチングして除去する(図24)。
実施の形態1においても述べたように、絶縁膜9がこれ
らのエッチングによるダメージから活性領域3の表面を
守る。
して第1層11をドライエッチングし(図22)、残置
された未酸化の第1層11をマスクとしてストッパ膜1
0をドライエッチングする。実施の形態2で示されたよ
うに、酸化ポリシリコン膜14はストッパ膜10ととも
にエッチングされて除去される(図23)。そして残存
する第1層11をエッチングして除去する(図24)。
実施の形態1においても述べたように、絶縁膜9がこれ
らのエッチングによるダメージから活性領域3の表面を
守る。
【0068】このようにして配線4aの上方にはストッ
パ膜10aを形成することなく、ゲート電極4bの上方
にのみストッパ膜10bが形成される。なお、素子分離
領域において絶縁膜9を介してサイドウォール6aの横
にはストッパ膜10cが残るが、これは実施の形態3乃
至6で示された工程による配線4aの露出を阻むもので
はなく、本願発明の効果を損なわない。
パ膜10aを形成することなく、ゲート電極4bの上方
にのみストッパ膜10bが形成される。なお、素子分離
領域において絶縁膜9を介してサイドウォール6aの横
にはストッパ膜10cが残るが、これは実施の形態3乃
至6で示された工程による配線4aの露出を阻むもので
はなく、本願発明の効果を損なわない。
【0069】本実施の形態にかかる半導体装置の製造方
法を用いれば、フォトリソグラフィ技術を用いないの
で、フォトマスクや位置合わせの精度を向上させること
なく、ゲート電極4bの上方にストッパ膜10bを精度
よく形成でき、図1(a)に示す半導体装置を製造する
ことができる。
法を用いれば、フォトリソグラフィ技術を用いないの
で、フォトマスクや位置合わせの精度を向上させること
なく、ゲート電極4bの上方にストッパ膜10bを精度
よく形成でき、図1(a)に示す半導体装置を製造する
ことができる。
【0070】実施の形態8.図25(a)に本実施の形
態にかかる半導体装置の構造を示す。図25(a)の半
導体装置の構造は図1(a)に示す半導体装置の構造と
比較して、絶縁膜9は形成されていない点と、ストッパ
膜10bの幅が短くなっている点で異なっている。実施
の形態1においてはストッパ膜10bの幅はゲート電極
4bとサイドウォール6bとを合計した程度であった
が、本実施の形態におけるストッパ膜10bの幅はゲー
ト電極4bと同じ幅程度しか有していない。
態にかかる半導体装置の構造を示す。図25(a)の半
導体装置の構造は図1(a)に示す半導体装置の構造と
比較して、絶縁膜9は形成されていない点と、ストッパ
膜10bの幅が短くなっている点で異なっている。実施
の形態1においてはストッパ膜10bの幅はゲート電極
4bとサイドウォール6bとを合計した程度であった
が、本実施の形態におけるストッパ膜10bの幅はゲー
ト電極4bと同じ幅程度しか有していない。
【0071】しかし、かかる構造においてもストッパ膜
10bは、コンタクトホール8bに対してゲート電極4
bが露出することを防いでおり(図25(b))、実施
の形態1と同様の効果を得ることができる。
10bは、コンタクトホール8bに対してゲート電極4
bが露出することを防いでおり(図25(b))、実施
の形態1と同様の効果を得ることができる。
【0072】実施の形態9.図26(a)に本実施の形
態にかかる半導体装置の構造を示す。図26(a)の半
導体装置の構造は図25(a)に示す半導体装置の構造
とほぼ同様であるが、ストッパ膜10bよりも薄いスト
ッパ膜10aが配線4a上に形成されている点で異な
る。
態にかかる半導体装置の構造を示す。図26(a)の半
導体装置の構造は図25(a)に示す半導体装置の構造
とほぼ同様であるが、ストッパ膜10bよりも薄いスト
ッパ膜10aが配線4a上に形成されている点で異な
る。
【0073】ストッパ膜10aは配線4a上の全面に形
成されているが、薄いのでコンタクトホール8aの形成
時にコンタクトホール8aに面したストッパ膜10aは
除去し易く(図26(b))、実施の形態1において図
1(a)に示された構成と比較して容易に配線4aをコ
ンタクトホール8aに露出させることができる。
成されているが、薄いのでコンタクトホール8aの形成
時にコンタクトホール8aに面したストッパ膜10aは
除去し易く(図26(b))、実施の形態1において図
1(a)に示された構成と比較して容易に配線4aをコ
ンタクトホール8aに露出させることができる。
【0074】実施の形態10.実施の形態2にかかる半
導体装置の製造方法において図2に示された構造の全面
に対して、例えば窒化シリコンからなるストッパ膜10
を形成する(図27)。更にフォトレジスト18を塗布
して配線及びゲート電極形成用フォトマスク(図示しな
い)により、配線及びゲート電極の為のパターンを得る
(図28)。このとき得られるパターンは実施の形態2
において図3で示されたものと同一である。
導体装置の製造方法において図2に示された構造の全面
に対して、例えば窒化シリコンからなるストッパ膜10
を形成する(図27)。更にフォトレジスト18を塗布
して配線及びゲート電極形成用フォトマスク(図示しな
い)により、配線及びゲート電極の為のパターンを得る
(図28)。このとき得られるパターンは実施の形態2
において図3で示されたものと同一である。
【0075】次に、フォトレジスト18をマスクとして
ゲート絶縁膜5、導電性材料4、ストッパ膜10をエッ
チングし、ゲート絶縁膜5a,5b、ゲート電極4b、
配線4a及びストッパ膜10a,10bを形成する(図
29)。ゲート絶縁膜5a,5b、ゲート電極4b、配
線4a及びストッパ膜10a,10bをマスクとして活
性領域3に不純物を注入し、ソース・ドレイン領域を形
成する(ソース・ドレイン領域は図示せず)。
ゲート絶縁膜5、導電性材料4、ストッパ膜10をエッ
チングし、ゲート絶縁膜5a,5b、ゲート電極4b、
配線4a及びストッパ膜10a,10bを形成する(図
29)。ゲート絶縁膜5a,5b、ゲート電極4b、配
線4a及びストッパ膜10a,10bをマスクとして活
性領域3に不純物を注入し、ソース・ドレイン領域を形
成する(ソース・ドレイン領域は図示せず)。
【0076】次に、ゲート絶縁膜5a及び配線4aの両
側にサイドウォール6aを、ゲート絶縁膜5b及びゲー
ト電極4bの両側にサイドウォール6bを、それぞれ形
成する。そしてこのようにして得られた構造の全面に絶
縁膜19を堆積させる(図30)。
側にサイドウォール6aを、ゲート絶縁膜5b及びゲー
ト電極4bの両側にサイドウォール6bを、それぞれ形
成する。そしてこのようにして得られた構造の全面に絶
縁膜19を堆積させる(図30)。
【0077】次に、CMP法により表面の研磨を行な
い、素子分離領域2上のストッパ膜10aを除去する
(図31(a))。この際、ゲート電極4bなどの微小
な構造物同士の間に絶縁膜19が埋め込まれているの
で、これら微小な構造物が研磨のいきおいによって半導
体基板1の表面から剥離してしまうことが回避される。
い、素子分離領域2上のストッパ膜10aを除去する
(図31(a))。この際、ゲート電極4bなどの微小
な構造物同士の間に絶縁膜19が埋め込まれているの
で、これら微小な構造物が研磨のいきおいによって半導
体基板1の表面から剥離してしまうことが回避される。
【0078】活性領域3と素子分離領域2との間には段
差が存在するので、CMP法による表面の研磨によっ
て、活性領域3上のストッパ膜10bを残し、素子分離
領域2上のストッパ膜10aのみを除去して、図25
(a)に示された構造に絶縁膜19が埋め込まれた構造
が得られる。この絶縁膜19は後に堆積される層間絶縁
膜7と同様に、コンタクトホール8a,8bを開口する
際にはエッチングされる必要がある。よって層間絶縁膜
7として酸化シリコン系を用いる場合、この絶縁膜19
も同じ材料で形成されることが望ましい。
差が存在するので、CMP法による表面の研磨によっ
て、活性領域3上のストッパ膜10bを残し、素子分離
領域2上のストッパ膜10aのみを除去して、図25
(a)に示された構造に絶縁膜19が埋め込まれた構造
が得られる。この絶縁膜19は後に堆積される層間絶縁
膜7と同様に、コンタクトホール8a,8bを開口する
際にはエッチングされる必要がある。よって層間絶縁膜
7として酸化シリコン系を用いる場合、この絶縁膜19
も同じ材料で形成されることが望ましい。
【0079】ただし、エッチング量の制御が難しい場合
や半導体基板1に歪みがある場合には、CMP法による
平坦化によって活性領域3上のストッパ膜10bまでも
が完全に除去されてしまうおそれがある。そのような場
合は、図31(b)に示すように、素子分離領域2上の
ストッパ膜10aを薄く残す程度まで研磨し、図26
(a)に示された構造に絶縁膜19が埋め込まれた構造
が得られる。素子分離領域2上のストッパ膜10aが残
っておれば、活性領域3上のストッパ膜10bはほぼ確
実に残っていると考えられる。
や半導体基板1に歪みがある場合には、CMP法による
平坦化によって活性領域3上のストッパ膜10bまでも
が完全に除去されてしまうおそれがある。そのような場
合は、図31(b)に示すように、素子分離領域2上の
ストッパ膜10aを薄く残す程度まで研磨し、図26
(a)に示された構造に絶縁膜19が埋め込まれた構造
が得られる。素子分離領域2上のストッパ膜10aが残
っておれば、活性領域3上のストッパ膜10bはほぼ確
実に残っていると考えられる。
【0080】本実施の形態にかかる半導体装置の製造方
法を用いれば、素子分離領域2に残ったストッパ膜10
aをCMP法により完全にまたは概ね除去して、図25
(a)または図26(a)に示す半導体装置を容易に製
造できる。
法を用いれば、素子分離領域2に残ったストッパ膜10
aをCMP法により完全にまたは概ね除去して、図25
(a)または図26(a)に示す半導体装置を容易に製
造できる。
【0081】実施の形態11.まず、実施の形態10と
同様にして図29に示す半導体装置を製造する。次に、
素子分離領域2形成用フォトマスクを用いて、実施の形
態6で示されたフォトレジスト15を活性領域3の上に
形成する(図32(a))。そして素子分離領域2上の
ストッパ膜10aをエッチングして除去する(図32
(b))。
同様にして図29に示す半導体装置を製造する。次に、
素子分離領域2形成用フォトマスクを用いて、実施の形
態6で示されたフォトレジスト15を活性領域3の上に
形成する(図32(a))。そして素子分離領域2上の
ストッパ膜10aをエッチングして除去する(図32
(b))。
【0082】この後、フォトレジスト15を除去し、サ
イドウォール6a,6bを形成して図25(a)に示す
半導体装置が製造できる。
イドウォール6a,6bを形成して図25(a)に示す
半導体装置が製造できる。
【0083】本実施の形態にかかる半導体装置の製造方
法を用いれば、必要とするマスクを増加させることなく
活性領域3上のストッパ膜10bを確実に残置しつつ、
素子分離領域2上のストッパ膜10aを確実に除去でき
る。
法を用いれば、必要とするマスクを増加させることなく
活性領域3上のストッパ膜10bを確実に残置しつつ、
素子分離領域2上のストッパ膜10aを確実に除去でき
る。
【0084】実施の形態12.まず、実施の形態10と
同様にして図27に示す半導体装置を製造する。次に、
CMP法により表面の研磨を行ない、素子分離領域2上
のストッパ膜10を除去する(図33(a))。このと
き、活性領域3と素子分離領域2との段差を利用して、
活性領域3上のストッパ膜10は残し、素子分離領域2
上のストッパ膜10のみ除去するようにする。ただし、
エッチング量の制御が難しい場合や半導体基板1に歪み
がある場合には、CMP法による平坦化によって活性領
域3上のストッパ膜10までもが完全に除去されてしま
うおそれがある。そのような場合は、図33(b)に示
すように、素子分離領域2上のストッパ膜10を薄く残
す程度まで研磨し、層間絶縁膜7を形成後コンタクトホ
ール8aを開口する際に、残ったストッパ膜10をエッ
チングしてもよい。
同様にして図27に示す半導体装置を製造する。次に、
CMP法により表面の研磨を行ない、素子分離領域2上
のストッパ膜10を除去する(図33(a))。このと
き、活性領域3と素子分離領域2との段差を利用して、
活性領域3上のストッパ膜10は残し、素子分離領域2
上のストッパ膜10のみ除去するようにする。ただし、
エッチング量の制御が難しい場合や半導体基板1に歪み
がある場合には、CMP法による平坦化によって活性領
域3上のストッパ膜10までもが完全に除去されてしま
うおそれがある。そのような場合は、図33(b)に示
すように、素子分離領域2上のストッパ膜10を薄く残
す程度まで研磨し、層間絶縁膜7を形成後コンタクトホ
ール8aを開口する際に、残ったストッパ膜10をエッ
チングしてもよい。
【0085】この後、実施の形態10における図28乃
至図29に示した工程を行ない、サイドウォール6a,
6bを形成すれば図25(a)に示す半導体装置が製造
できる。
至図29に示した工程を行ない、サイドウォール6a,
6bを形成すれば図25(a)に示す半導体装置が製造
できる。
【0086】本実施の形態にかかる半導体装置の製造方
法を用いれば、絶縁膜19を形成せずに実施の形態10
の効果を得ることができる。
法を用いれば、絶縁膜19を形成せずに実施の形態10
の効果を得ることができる。
【0087】実施の形態13.先ず実施の形態10と同
様にして図27に示す半導体装置を製造する。次に、素
子分離領域2形成用フォトマスクを用いて、実施の形態
6で示されたフォトレジスト15を活性領域3の上に形
成する(図34(a))。そして素子分離領域2上のス
トッパ膜10をエッチングして除去する(図34
(b))。
様にして図27に示す半導体装置を製造する。次に、素
子分離領域2形成用フォトマスクを用いて、実施の形態
6で示されたフォトレジスト15を活性領域3の上に形
成する(図34(a))。そして素子分離領域2上のス
トッパ膜10をエッチングして除去する(図34
(b))。
【0088】この後、実施の形態10における図28乃
至図29に示した工程を行ない、サイドウォール6a,
6bを形成すれば図25(a)に示す半導体装置が製造
できる。
至図29に示した工程を行ない、サイドウォール6a,
6bを形成すれば図25(a)に示す半導体装置が製造
できる。
【0089】本実施の形態にかかる半導体装置の製造方
法を用いれば、絶縁膜19を形成せずに実施の形態10
の効果を得ることができ、しかも活性領域3上のストッ
パ膜10を確実に残置しつつ、素子分離領域2上のスト
ッパ膜10を確実に除去できる。
法を用いれば、絶縁膜19を形成せずに実施の形態10
の効果を得ることができ、しかも活性領域3上のストッ
パ膜10を確実に残置しつつ、素子分離領域2上のスト
ッパ膜10を確実に除去できる。
【0090】実施の形態14.図35(a)に本実施の
形態にかかる半導体装置の構造を示す。
形態にかかる半導体装置の構造を示す。
【0091】この半導体装置において、半導体基板1の
表面は素子分離領域2及び活性領域3に区分されてい
る。素子分離領域2にはLOCOSやトレンチ等を採用
した分離素子2aが形成され、その表面には、ゲート絶
縁膜5aを挟んで配線4aが形成されている。また活性
領域3の表面には、ゲート絶縁膜5bを挟んでゲート電
極4bが形成されている。配線4a、ゲート電極4bの
上面には、それぞれ絶縁膜20a,20bが例えば85
0オングストローム程度形成されている。絶縁膜20
a,20bはそれぞれ配線4a、ゲート電極4bの幅よ
りもやや狭く形成されている。
表面は素子分離領域2及び活性領域3に区分されてい
る。素子分離領域2にはLOCOSやトレンチ等を採用
した分離素子2aが形成され、その表面には、ゲート絶
縁膜5aを挟んで配線4aが形成されている。また活性
領域3の表面には、ゲート絶縁膜5bを挟んでゲート電
極4bが形成されている。配線4a、ゲート電極4bの
上面には、それぞれ絶縁膜20a,20bが例えば85
0オングストローム程度形成されている。絶縁膜20
a,20bはそれぞれ配線4a、ゲート電極4bの幅よ
りもやや狭く形成されている。
【0092】絶縁膜20aの側面と、配線4aの表面と
を覆うように内側サイドウォール22aが、絶縁膜20
bの側面と、ゲート電極4bの表面とを覆うように内側
サイドウォール22bが、それぞれ例えば酸化シリコン
系の材料で150オングストローム程度形成されてい
る。そして内側サイドウォール22a,22bの外側に
は、更に例えば窒化シリコンを材料としてストッパサイ
ドウォール23a,23bが形成されている。
を覆うように内側サイドウォール22aが、絶縁膜20
bの側面と、ゲート電極4bの表面とを覆うように内側
サイドウォール22bが、それぞれ例えば酸化シリコン
系の材料で150オングストローム程度形成されてい
る。そして内側サイドウォール22a,22bの外側に
は、更に例えば窒化シリコンを材料としてストッパサイ
ドウォール23a,23bが形成されている。
【0093】図35(b)は、図35(a)に示された
構造に対して層間絶縁膜7を形成した後にコンタクトホ
ール8a,8bを開口し、図43(b)または(c)と
同様、コンタクトホール8a,8bは設計通りには配置
されなかった状態を示している。この半導体装置の構造
においては、サイドウォール23a,23bが実施の形
態1乃至13におけるストッパ膜10a,10bの役割
を果たすことになる。そして絶縁膜20aを層間絶縁膜
7と同じ材質、例えば酸化シリコン系の材料で形成して
おくことで、配線4a上のコンタクトホール8aの開口
は容易となる。
構造に対して層間絶縁膜7を形成した後にコンタクトホ
ール8a,8bを開口し、図43(b)または(c)と
同様、コンタクトホール8a,8bは設計通りには配置
されなかった状態を示している。この半導体装置の構造
においては、サイドウォール23a,23bが実施の形
態1乃至13におけるストッパ膜10a,10bの役割
を果たすことになる。そして絶縁膜20aを層間絶縁膜
7と同じ材質、例えば酸化シリコン系の材料で形成して
おくことで、配線4a上のコンタクトホール8aの開口
は容易となる。
【0094】内側サイドウォール22a,22bは、ポ
リシリコン等で形成される配線4a、ゲート電極4bに
対して、窒化シリコンで形成されるストッパサイドウォ
ール23a,23bが直接接触することを防止してい
る。ポリシリコンの導電特性は窒化シリコンが接触する
ことによって悪化するからである。しかし、内側サイド
ウォール22a,22bを有しない構造でも、サイドウ
ォール23a,23bが実施の形態1乃至13における
ストッパ膜10a,10bの役割を果たすことは妨げら
れない。
リシリコン等で形成される配線4a、ゲート電極4bに
対して、窒化シリコンで形成されるストッパサイドウォ
ール23a,23bが直接接触することを防止してい
る。ポリシリコンの導電特性は窒化シリコンが接触する
ことによって悪化するからである。しかし、内側サイド
ウォール22a,22bを有しない構造でも、サイドウ
ォール23a,23bが実施の形態1乃至13における
ストッパ膜10a,10bの役割を果たすことは妨げら
れない。
【0095】本実施の形態にかかる半導体装置を用いれ
ば、コンタクトホール8bを開口してもゲート電極4b
がこれに露出することはない。但し、絶縁膜20bを絶
縁膜20aと同じ工程で形成することが、工程の簡略上
で望ましい。従って絶縁膜20aと同様に絶縁膜20b
も例えば酸化シリコン系の材料で形成される。従って、
コンタクトホール8bの配置のズレはストッパサイドウ
ォール23bの存在する範囲内に収まることが望まし
い。
ば、コンタクトホール8bを開口してもゲート電極4b
がこれに露出することはない。但し、絶縁膜20bを絶
縁膜20aと同じ工程で形成することが、工程の簡略上
で望ましい。従って絶縁膜20aと同様に絶縁膜20b
も例えば酸化シリコン系の材料で形成される。従って、
コンタクトホール8bの配置のズレはストッパサイドウ
ォール23bの存在する範囲内に収まることが望まし
い。
【0096】実施の形態15.本実施の形態は、図35
(a)に示す半導体装置を製造する方法である。素子分
離領域2においても全く同じ製造法であるので、簡単の
ため活性領域3における場合のみ示す。
(a)に示す半導体装置を製造する方法である。素子分
離領域2においても全く同じ製造法であるので、簡単の
ため活性領域3における場合のみ示す。
【0097】まず、半導体基板1上の全面にゲート酸化
膜5、配線もしくはゲート電極となる導電性材料4、絶
縁膜材料20をこの順に積層し、ゲート電極を作成すべ
き位置にのみフォトレジスト18bをパターニングする
(図36)。次にフォトレジスト18bをマスクとし
て、導電性材料4及び絶縁膜材料20をエッチングして
ゲート電極4b及び絶縁膜20bをパターニングする
(図37)。
膜5、配線もしくはゲート電極となる導電性材料4、絶
縁膜材料20をこの順に積層し、ゲート電極を作成すべ
き位置にのみフォトレジスト18bをパターニングする
(図36)。次にフォトレジスト18bをマスクとし
て、導電性材料4及び絶縁膜材料20をエッチングして
ゲート電極4b及び絶縁膜20bをパターニングする
(図37)。
【0098】次に、有機材料21を全面に塗布する(図
38)。有機材料21はステップカバレッジが良好なの
で、ゲート電極4bの上方での膜厚が薄くなる。よって
有機材料21を全面エッチバックして絶縁膜20bを露
出させても、ゲート酸化膜5を露出させずに有機材料2
1を残置することができる(図39)。従って、ウェッ
トエッチングによって絶縁膜20bのみを細くすること
ができる(図40)。
38)。有機材料21はステップカバレッジが良好なの
で、ゲート電極4bの上方での膜厚が薄くなる。よって
有機材料21を全面エッチバックして絶縁膜20bを露
出させても、ゲート酸化膜5を露出させずに有機材料2
1を残置することができる(図39)。従って、ウェッ
トエッチングによって絶縁膜20bのみを細くすること
ができる(図40)。
【0099】図40に示された構造の全面にシリコン酸
化膜22、シリコン窒化膜23をこの順に積層し(図4
1)、全面をエッチバックして活性領域3と絶縁膜20
bとを露出させ、内側サイドウォール22b及びストッ
パサイドウォール23bを形成する(図42)。
化膜22、シリコン窒化膜23をこの順に積層し(図4
1)、全面をエッチバックして活性領域3と絶縁膜20
bとを露出させ、内側サイドウォール22b及びストッ
パサイドウォール23bを形成する(図42)。
【0100】ここで、絶縁膜20bの役割について触れ
ておく。もしこの絶縁膜20bが無かったとすると、シ
リコン窒化膜23はゲート電極4bの上面に均一に形成
されてしまう。そうするとエッチバックの際にゲート電
極4bの上面にはストッパサイドウォール23bが形成
されなくなり、コンタクトホール8bに対するゲート電
極4bの露呈を阻止することができない。一方、絶縁膜
20bが存在することで、ゲート電極4bの上面と絶縁
膜20bの側面とで段差Qが生じ、絶縁膜20bの上方
よりも段差Qにおいてシリコン窒化膜23の厚さが大き
くなり、ストッパサイドウォール23bをゲート電極4
bの上面に形成することができるのである。
ておく。もしこの絶縁膜20bが無かったとすると、シ
リコン窒化膜23はゲート電極4bの上面に均一に形成
されてしまう。そうするとエッチバックの際にゲート電
極4bの上面にはストッパサイドウォール23bが形成
されなくなり、コンタクトホール8bに対するゲート電
極4bの露呈を阻止することができない。一方、絶縁膜
20bが存在することで、ゲート電極4bの上面と絶縁
膜20bの側面とで段差Qが生じ、絶縁膜20bの上方
よりも段差Qにおいてシリコン窒化膜23の厚さが大き
くなり、ストッパサイドウォール23bをゲート電極4
bの上面に形成することができるのである。
【0101】本実施の形態にかかる半導体装置の製造方
法を用いれば、絶縁膜20bを先に形成していることか
らストッパサイドウォール23bがゲート電極4bの表
面を大きく覆うことができる。
法を用いれば、絶縁膜20bを先に形成していることか
らストッパサイドウォール23bがゲート電極4bの表
面を大きく覆うことができる。
【0102】
【発明の効果】この発明のうち請求項1にかかる半導体
装置の製造方法を用いれば、フォトリソグラフィ技術を
用いるとフォトマスクの正確な重ね合わせや寸法制御が
困難となる場合であっても、ストッパ膜を正確にパター
ニングでき、電極がストッパ膜を頂く構造を得ることが
できる。
装置の製造方法を用いれば、フォトリソグラフィ技術を
用いるとフォトマスクの正確な重ね合わせや寸法制御が
困難となる場合であっても、ストッパ膜を正確にパター
ニングでき、電極がストッパ膜を頂く構造を得ることが
できる。
【0103】この発明のうち請求項2にかかる半導体装
置の製造方法を用いれば、電極が存在する部分において
第3層が薄く形成されるので、第2層を電極の上方にお
いてのみ露出させることができ、以て第2層を電極の上
方においてのみ開口することができる。
置の製造方法を用いれば、電極が存在する部分において
第3層が薄く形成されるので、第2層を電極の上方にお
いてのみ露出させることができ、以て第2層を電極の上
方においてのみ開口することができる。
【0104】この発明のうち請求項3にかかる半導体装
置の製造方法を用いれば、電極が存在する部分において
第2層が突出するので、研磨によって第2層を電極の上
方においてのみ開口することができる。
置の製造方法を用いれば、電極が存在する部分において
第2層が突出するので、研磨によって第2層を電極の上
方においてのみ開口することができる。
【0105】この発明のうち請求項4にかかる半導体装
置の製造方法を用いれば、第1の領域においてストッパ
膜を残置させつつ表面を露出し、第2の領域においてス
トッパ膜を除去して配線を露出させるコンタクトホール
を、第2の絶縁膜に開口できる。
置の製造方法を用いれば、第1の領域においてストッパ
膜を残置させつつ表面を露出し、第2の領域においてス
トッパ膜を除去して配線を露出させるコンタクトホール
を、第2の絶縁膜に開口できる。
【0106】この発明のうち請求項5にかかる半導体装
置の製造方法を用いれば、一度のエッチングで、請求項
4にかかる発明の効果を得ることができる。
置の製造方法を用いれば、一度のエッチングで、請求項
4にかかる発明の効果を得ることができる。
【0107】この発明のうち請求項6にかかる半導体装
置の製造方法を用いれば、請求項4や請求項5にかかる
発明を適用し難い場合であっても、確実に、請求項4に
係る発明の効果を得ることができる。
置の製造方法を用いれば、請求項4や請求項5にかかる
発明を適用し難い場合であっても、確実に、請求項4に
係る発明の効果を得ることができる。
【0108】この発明のうち請求項7にかかる半導体装
置の製造方法を用いれば、分離素子を形成する為のフォ
トマスクを利用して、容易に、請求項4にかかる発明の
効果を得ることができる。
置の製造方法を用いれば、分離素子を形成する為のフォ
トマスクを利用して、容易に、請求項4にかかる発明の
効果を得ることができる。
【0109】この発明のうち請求項8にかかる半導体装
置の製造方法を用いれば、第2の積層構造においては、
第1の積層構造と比較してストッパ膜が薄いので、第1
の積層構造において導電材を露出させずに第2の積層構
造において導電材を露出する工程が容易となる。
置の製造方法を用いれば、第2の積層構造においては、
第1の積層構造と比較してストッパ膜が薄いので、第1
の積層構造において導電材を露出させずに第2の積層構
造において導電材を露出する工程が容易となる。
【0110】この発明のうち請求項9にかかる半導体装
置の製造方法を用いれば、分離素子は表面から突出して
いるので、第1の積層構造が露出するまで研磨を行うこ
とにより、第2の積層構造のストッパ膜は第1の積層構
造のストッパ膜よりも多く研磨され、その膜厚が減少す
る。
置の製造方法を用いれば、分離素子は表面から突出して
いるので、第1の積層構造が露出するまで研磨を行うこ
とにより、第2の積層構造のストッパ膜は第1の積層構
造のストッパ膜よりも多く研磨され、その膜厚が減少す
る。
【0111】この発明のうち請求項10にかかる半導体
装置の製造方法を用いれば、分離素子は表面から突出し
ているので、ストッパ膜側から研磨することにより、第
2の積層構造のストッパ膜は第1の積層構造のストッパ
膜よりも多く研磨され、その膜厚が減少する。
装置の製造方法を用いれば、分離素子は表面から突出し
ているので、ストッパ膜側から研磨することにより、第
2の積層構造のストッパ膜は第1の積層構造のストッパ
膜よりも多く研磨され、その膜厚が減少する。
【0112】この発明のうち請求項11及び12にかか
る半導体装置の製造方法を用いれば、工程(d−1),
(d−2)で使用されるマスクは工程(a−1)で使用
されるマスクを流用することができるので、必要なマス
クを増加させることなく確実に第2の積層構造のストッ
パ膜は第1の積層構造のストッパ膜よりも膜厚を減少さ
せることができる。
る半導体装置の製造方法を用いれば、工程(d−1),
(d−2)で使用されるマスクは工程(a−1)で使用
されるマスクを流用することができるので、必要なマス
クを増加させることなく確実に第2の積層構造のストッ
パ膜は第1の積層構造のストッパ膜よりも膜厚を減少さ
せることができる。
【0113】この発明のうち請求項13にかかる半導体
装置の製造方法を用いれば、第2の絶縁膜の上方よりも
段差において第3の絶縁膜が厚く形成でき、電極の側面
のみならず、上面をも第3の絶縁膜で覆わせることがで
きる。
装置の製造方法を用いれば、第2の絶縁膜の上方よりも
段差において第3の絶縁膜が厚く形成でき、電極の側面
のみならず、上面をも第3の絶縁膜で覆わせることがで
きる。
【図1】 実施の形態1にかかる半導体装置の構造を示
す図である。
す図である。
【図2】 実施の形態2の方法の各段階を示した図であ
る。
る。
【図3】 実施の形態2の方法の各段階を示した図であ
る。
る。
【図4】 実施の形態2の方法の各段階を示した図であ
る。
る。
【図5】 実施の形態2の方法の各段階を示した図であ
る。
る。
【図6】 実施の形態2の方法の各段階を示した図であ
る。
る。
【図7】 実施の形態2の方法の各段階を示した図であ
る。
る。
【図8】 実施の形態2の方法の各段階を示した図であ
る。
る。
【図9】 実施の形態2の方法の各段階を示した図であ
る。
る。
【図10】 実施の形態2の方法の各段階を示した図で
ある。
ある。
【図11】 実施の形態2の方法の各段階を示した図で
ある。
ある。
【図12】 実施の形態2の方法の各段階を示した図で
ある。
ある。
【図13】 実施の形態2の方法の各段階を示した図で
ある。
ある。
【図14】 実施の形態3の方法の各段階を示した図で
ある。
ある。
【図15】 実施の形態4の方法の各段階を示した図で
ある。
ある。
【図16】 実施の形態5の方法の各段階を示した図で
ある。
ある。
【図17】 実施の形態6の方法の各段階を示した図で
ある。
ある。
【図18】 実施の形態7の方法の各段階を示した図で
ある。
ある。
【図19】 実施の形態7の方法の各段階を示した図で
ある。
ある。
【図20】 実施の形態7の方法の各段階を示した図で
ある。
ある。
【図21】 実施の形態7の方法の各段階を示した図で
ある。
ある。
【図22】 実施の形態7の方法の各段階を示した図で
ある。
ある。
【図23】 実施の形態7の方法の各段階を示した図で
ある。
ある。
【図24】 実施の形態7の方法の各段階を示した図で
ある。
ある。
【図25】 実施の形態8にかかる半導体装置の構造を
示した図である。
示した図である。
【図26】 実施の形態9にかかる半導体装置の構造を
示した図である。
示した図である。
【図27】 実施の形態10の方法の各段階を示した図
である。
である。
【図28】 実施の形態10の方法の各段階を示した図
である。
である。
【図29】 実施の形態10の方法の各段階を示した図
である。
である。
【図30】 実施の形態10の方法の各段階を示した図
である。
である。
【図31】 実施の形態10の方法の各段階を示した図
である。
である。
【図32】 実施の形態11の方法の各段階を示した図
である。
である。
【図33】 実施の形態12の方法の各段階を示した図
である。
である。
【図34】 実施の形態13の方法の各段階を示した図
である。
である。
【図35】 実施の形態14にかかる半導体装置の構造
を示した図である。
を示した図である。
【図36】 実施の形態15の方法の各段階を示した図
である。
である。
【図37】 実施の形態15の方法の各段階を示した図
である。
である。
【図38】 実施の形態15の方法の各段階を示した図
である。
である。
【図39】 実施の形態15の方法の各段階を示した図
である。
である。
【図40】 実施の形態15の方法の各段階を示した図
である。
である。
【図41】 実施の形態15の方法の各段階を示した図
である。
である。
【図42】 実施の形態15の方法の各段階を示した図
である。
である。
【図43】 従来の技術の半導体装置の構造を示した図
である。
である。
1 半導体基板、2 素子分離領域、2a 分離素子、
3 活性領域、4a配線、4b ゲート電極、5b ゲ
ート絶縁膜、7,19 層間絶縁膜、8a,8b コン
タクトホール、9,20a,20b,22a,22b
絶縁膜、10,10a,10b ストッパ膜、11 第
1層、12 第2層、13 第3層、14 ポリシリコ
ン層、15〜18 フォトレジスト、23a,23b
ストッパサイドウォール、M1,M2 マスク層。
3 活性領域、4a配線、4b ゲート電極、5b ゲ
ート絶縁膜、7,19 層間絶縁膜、8a,8b コン
タクトホール、9,20a,20b,22a,22b
絶縁膜、10,10a,10b ストッパ膜、11 第
1層、12 第2層、13 第3層、14 ポリシリコ
ン層、15〜18 フォトレジスト、23a,23b
ストッパサイドウォール、M1,M2 マスク層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五十嵐 元繁 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 杉山 雅夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 4M104 AA01 BB01 CC05 DD02 DD04 DD16 DD19 DD84 EE17 FF14 GG09 HH14 HH16 HH20 5F033 AA12 AA13 AA19 AA28 AA29 AA54 AA61 AA67 BA02 BA24 BA33 BA37 BA41 BA46 CA04 DA07 EA25 EA28 EA33 5F040 DA14 DC01 EC01 EC07 EC13 EH02 FA05 FC02 FC22 5F045 AB32 AB33 CA05 CB05 CB06 HA13 HA14
Claims (13)
- 【請求項1】 (a)半導体基板の表面の第1の領域
に、第1の絶縁膜を介して電極を形成する工程と、 (b)前記工程(a)で得られた構造上に、絶縁性のス
トッパ膜と、第1層及び第2層を含むマスク層とをこの
順に積層する工程と、 (c)前記電極の上方において前記第2層を自己整合的
に開口する工程と、 (d)開口した前記第2層をマスクとして前記第1層の
表面を変質させて変質層を形成しつつ、前記変質層の下
方に前記第1層を変質させずに残置する工程と、 (e)前記変質層をマスクとするエッチングにて前記第
1層を選択的に除去する工程と、 (f)前記工程(e)で残置した前記第1層をマスクと
するエッチングにて前記ストッパ膜を選択的に除去する
工程とを備える半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 前記マスク層は、前記第2層に関して前
記第1層と反対側に第3層を更に含み、 前記第3層は前記工程(b)で得られた構造において凹
部で厚く、凸部で薄く形成され、 前記工程(c)は、 (c−1)前記第3層をその全面にわたってエッチバッ
クして、前記第2層を露出する工程と、 (c−2)前記第3層をマスクとするエッチングによっ
て前記第2層を選択的に除去する工程とを有する、請求
項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 前記工程(c)は(c−1)前記工程
(b)で得られた構造に対して、研磨を行う工程を有す
る、請求項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記工程(a)は(a−1)前記半導体
基板の前記表面の第1の領域以外の第2の領域におい
て、前記表面から突出する分離素子を形成し、前記分離
素子上に配線を形成する工程を有し、 前記工程(c)は(c−1)前記電極及び前記配線の上
方において前記第2層を自己整合的に開口する工程を有
し、 (g)前記工程(f)で得られた構造上に第2の絶縁膜
を形成する工程と、 (h)前記ストッパ膜及び前記第2の絶縁膜のエッチン
グ速度が等しい第1のエッチングを行って、前記第1の
領域の前記ストッパ膜をその厚み方向において完全には
除去せずに、前記第2の領域の前記ストッパ膜をその厚
み方向において完全に除去する工程と、 (i)前記ストッパ膜に対する前記第2の絶縁膜のエッ
チング速度が速い第2のエッチングを行って、前記第1
の領域の前記表面と、前記配線とを露出させる工程とを
更に備える、請求項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 前記工程(a)は(a−1)前記半導体
基板の前記表面の第1の領域以外の第2の領域におい
て、前記表面から突出する分離素子を形成し、前記分離
素子上に配線を形成する工程を有し、 前記工程(c)は(c−1)前記電極及び前記配線の上
方において前記第2層を自己整合的に開口する工程を有
し、 (g)前記工程(f)で得られた構造上に第2の絶縁膜
を形成する工程と、 (h)前記第2の絶縁膜をエッチングによって選択的に
除去して前記第1の領域の前記表面と、前記配線とを露
出させる工程とを更に備え、 前記工程(h)の前記エッチングにおいて、前記第1の
絶縁膜と前記第2の絶縁膜のエッチング速度が等しく、 前記ストッパ膜の膜厚は、前記工程(h)の前記エッチ
ングにおける前記ストッパ膜の前記第1の絶縁膜に対す
るエッチング速度の比をr(<1)として、前記第1の
絶縁膜の厚さと前記電極の厚さの合計のr/(1−r)
倍より大きい、請求項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 前記工程(a)は(a−1)前記半導体
基板の前記表面の第1の領域以外の第2の領域におい
て、分離素子を形成し、前記分離素子上に配線を形成す
る工程を有し、 前記工程(c)は(c−1)前記電極及び前記配線の上
方において前記第2層を自己整合的に開口する工程を有
し、 (g)前記工程(f)で得られた構造上に第2の絶縁膜
を形成する工程と、 (h)前記第1領域と前記第2領域とにおいて別個に、
それぞれ前記第2の絶縁膜をエッチングによって選択的
に除去して前記第1の領域の前記表面と、前記配線とを
露出させる工程とを更に備える、請求項1記載の半導体
装置の製造方法。 - 【請求項7】 前記工程(a)は(a−1)前記半導体
基板の前記表面の第1の領域以外の第2の領域におい
て、分離素子を形成し、前記分離素子上に配線を形成す
る工程を有し、 前記工程(c)は(c−1)前記電極及び前記配線の上
方において前記第2層を自己整合的に開口する工程を有
し、 (g)前記第1領域を覆うマスクを形成し、前記第2領
域における前記ストッパ膜を除去する工程を更に備え
る、請求項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】 (a)第1の領域及び第2の領域に区分
された表面を有する半導体基板を準備する工程と、 (b)前記工程(a)で得られた構造上に、第1の絶縁
材、導電材、ストッパ膜をこの順に積層する工程と、 (c)前記第1の絶縁材、導電材、ストッパ膜を選択的
に除去して、前記第1の領域においては前記第1の絶縁
材、前記導電材、前記ストッパ膜がこの順に積層された
第1の積層構造を、前記第2の領域においては前記第1
の絶縁材、前記導電材、前記ストッパ膜がこの順に積層
された第2の積層構造を、それぞれ互いに離隔して形成
する工程と、 (d)前記第2の領域における前記ストッパ膜の厚さ
を、前記第1の領域における前記ストッパ膜の厚さより
も減少させる工程とを備える半導体装置の製造方法。 - 【請求項9】 前記工程(a)は(a−1)前記第2の
領域において、前記表面から突出する分離素子を形成す
る工程を有し、 前記工程(d)は前記工程(c)よりも後に行われ、 前記工程(d)は(d−1)前記第1の積層構造と前記
第2の積層構造との間を埋める第2の絶縁材を形成する
工程と、 (d−2)前記工程(d−1)で得られた構造に対して
研磨を施して前記第2の積層構造を露出させる工程とを
有する、請求項8記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項10】 前記工程(a)は(a−1)前記第2
の領域において、前記表面から突出する分離素子を形成
する工程を有し、 前記工程(d)は前記工程(c)よりも前に行われ、 前記工程(d)は(d−1)前記工程(b)で得られた
構造を前記ストッパ膜側から研磨する工程を有する、請
求項8記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項11】 前記工程(a)は(a−1)前記第2
の領域において、分離素子を形成する工程を有し、 前記工程(d)は前記工程(c)よりも後に行われ、 前記工程(d)は(d−1)前記第1の領域のみを覆う
マスクを形成する工程と、 (d−2)前記マスクを介して前記ストッパ膜のエッチ
ングを行う工程とを有する、請求項8記載の半導体装置
の製造方法。 - 【請求項12】 前記工程(a)は (a−1)前記第2の領域において、分離素子を形成す
る工程を有し、 前記工程(d)は前記工程(c)よりも前に行われ、 前記工程(d)は (d−1)前記第1の領域のみを覆うマスクを形成する
工程と、 (d−2)前記マスクを介して前記ストッパ膜のエッチ
ングを行う工程とを有する、請求項8記載の半導体装置
の製造方法。 - 【請求項13】 (a)半導体基板の表面に、第1の絶
縁膜を介して、第2の絶縁膜を頂く電極を形成する工程
と、 (b)前記工程(a)で得られた構造上に、凹部で厚
く、凸部で薄く形成されるマスク層を形成する工程と、 (c)前記マスク層をその全面にわたってエッチバック
して、前記第1の絶縁膜を覆いつつ前記第2の絶縁膜を
露出させる工程と、 (d)前記第2の絶縁膜の幅を縮小させ、前記第2絶縁
膜と前記電極との間に段差を設ける工程と、 (e)前記工程(d)で得られた構造上に第3の絶縁膜
を形成する工程と、 (f)前記第3の絶縁膜をその全面にわたってエッチバ
ックして、前記電極の表面及び前記第2の絶縁膜の側面
を覆う部分を残置する工程とを備える、半導体装置の製
造方法。
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- 1998-12-28 US US09/221,128 patent/US6165878A/en not_active Expired - Fee Related
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