JPH1022233A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH1022233A
JPH1022233A JP16950196A JP16950196A JPH1022233A JP H1022233 A JPH1022233 A JP H1022233A JP 16950196 A JP16950196 A JP 16950196A JP 16950196 A JP16950196 A JP 16950196A JP H1022233 A JPH1022233 A JP H1022233A
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film
contact hole
etching
interlayer insulating
semiconductor device
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JP16950196A
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Masato Oguro
真人 小黒
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体装置の特性劣化をさせずに、深さの異
なるコンタクトホールを同時に形成する半導体装置の製
造方法を提供する。 【解決手段】 半導体装置の構成素子が形成された半導
体基板11に第1のSiN膜51を堆積し、第1のSi
N膜51をパターニングして、深いコンタクトホール部
となるMOSトランジスタ部1のソース・ドレイン部4
に第1のSiN膜51の開口53、54を形成し、その
後第2のSiN膜57を堆積し、続いて層間絶縁膜22
を堆積した後、コンタクトホールの開口を形成するため
のエッチングをする。 【効果】 特性劣化のない半導体装置の作製が可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造方
法に関し、さらに詳しくは、深さの異なるコンタクトホ
ールを同時に形成する半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の微細化、高集積
化に伴い、半導体基板と導電層、又は複数の導電層間を
接続するための、層間絶縁膜のコンタクトホールもます
ます微細化してきている。この微細化されたコンタクト
ホールは、通常RIE(Reactive Ion E
tching)等の異方性エッチングにより層間絶縁膜
をエッチングして形成される。この異方性エッチングに
よるコンタクトホール形成の問題の一つは、層間絶縁膜
と下地の半導体基板やゲート電極等の電極材料とのエッ
チング速度比、所謂エッチング選択比が十分大きくない
ことである。通常、コンタクトホールを形成する領域の
層間絶縁膜の膜厚は一定となっていない。従って、薄い
層間絶縁膜のコンタクトホール形成部では、厚い層間絶
縁膜領域のコンタクトホールが形成されるまでエッチン
グが継続され、半導体基板表面やゲート電極表面のエッ
チングが進んで、特性不良等が出て半導体集積回路の製
造歩留を低下させる虞がある。そこで、層間絶縁膜を堆
積する直前に、エッチング選択比が大きいエッチングス
トッパ層とするエッチングストッパ膜を堆積し、その後
層間絶縁膜を堆積した後にコンタクトホールを形成する
方法が採られている。
【0003】上記のようにしてコンタクトホールを形成
するコンタクトの形成方法を、図3および図4を参照し
て説明する。まず、図3(a)に示すように、半導体基
板11表面の素子分離領域にLOCOS(Local
Oxidation of Silicon)膜12を
形成する。次にMOSトランジスタ部1等の素子形成領
域に熱酸化によるゲート酸化膜13を形成する。更にそ
の後、ゲート電極とする、不純物をドープしたポリシリ
コン膜14、タングステンシリサイド(WSi2 )膜1
5、CVD酸化膜16を堆積する。
【0004】次に、フォトリソグラフィ技術を用いて、
CVD酸化膜16/WSi2 膜15/ポリシリコン膜1
4/ゲート酸化膜13をパターニングし、MOSトラン
ジスタ部1のゲート電極部3等を形成する。このゲート
電極部3形成により、WSi2 膜15とポリシリコン膜
14とによるポリサイド構造のゲート電極5が形成され
る。その後、MOSトランジスタ部1のソース・ドレイ
ン部4に、例えばAsイオンを用いた低濃度イオン注入
を行い、LDD(Lightly DopedDrai
n)層17を形成する。
【0005】次に、CVD酸化膜を堆積し、このCVD
酸化膜をRIE等の異方性エッチングによりエッチバッ
クして、ゲート電極部3側壁にサイドウォール18を形
成する。続いて、MOSトランジスタ部1のソース・ド
レイン部4に、熱酸化膜19を形成した後、例えばAs
イオンを用いた高濃度イオン注入を行い、ソース・ドレ
イン層20を形成する。その後、エッチングストッパ層
としてのSiN膜21を堆積する。
【0006】次に、図3(b)に示すように、リフロー
が容易な層間絶縁膜22、例えばBPSG(Boro−
Phospho Silicate Glass)膜を
堆積し、その後熱処理を行って層間絶縁膜22をリフロ
ーさせ、層間絶縁膜22表面を平坦化する。この平坦化
により、半導体基板11上の凹凸間隔の狭い領域での凹
部の層間絶縁膜22の膜厚D1 が平坦部に堆積した層間
絶縁膜22の膜厚、例えばゲート電極のコンタクトホー
ル部2の層間絶縁膜22の膜厚D2 より約2倍程厚くな
る。
【0007】次に、図3(c)に示すように、フォトレ
ジスト23を塗布した後、フォトレジスト23をパター
ニングしてコンタクトホール形成用の開口24〜26を
形成する。その後パターニングされたフォトレジスト2
3をマスクとして、RIEによる層間絶縁膜22等のエ
ッチングを行い、ソース・ドレイン部のコンタクトホー
ルの開口27、28およびゲート電極のコンタクトホー
ルの開口29を形成する。
【0008】このエッチングでは、層間絶縁膜22とS
iN膜21とのエッチング選択比があまり大きくなく、
SiN膜21は完全なエッチングストッパ層としては機
能せずに、層間絶縁膜22のエッチングがSiN膜21
まで進むと、遅いエッチング速度でSiN膜21がエッ
チングされてゆく。従って、層間絶縁膜22の膜厚が薄
い部分、例えばゲート電極のコンタクトホール部2、L
OCOS膜12部およびサイドウォール18部のゲート
電極部3側では、最初にSiN膜21のエッチングが開
始され、この部分では遅いエッチングが進行し、この間
層間絶縁膜22の厚いソース・ドレイン部4では早いエ
ッチングが進行してゆく。
【0009】ソース・ドレイン部4のSiN膜21と熱
酸化膜19がエッチングされてソース・ドレイン部4の
コンタクトホールが形成される時点では、ゲート電極の
コンタクトホール部2のSiN膜21やCVD酸化膜1
6がエッチングされた後ゲート電極5表面もエッチング
され始め、サイドウォール18部では上部ほどエッチン
グが進んでサイドウォール18の高さが低くなり、LO
COS膜12部も上方ほどエッチングが進んで、LOC
OS膜12が薄くなる。
【0010】次に、図4(d)に示すように、電極配線
膜、例えば半導体基板11を高温度に加熱した状態で行
う高温Al合金スパッタ法を用いたAl合金膜を堆積
し、このAl合金膜をパターニングして電極配線30〜
32を形成する。その後は、図面は省略するが、パッシ
ベーション膜形成やパッドの窓明け等を行って半導体装
置を作製する。
【0011】しかしながら、上述した半導体装置の製造
方法によりコンタクトホールを形成すると、図3(c)
に示すように、サイドウォール18の高さが低くなる形
でサイドウォール18が縮小して、ポリサイド構造のゲ
ート電極5とソース・ドレイン部4の電極配線30、3
1との間のサイドウォール18の膜厚が減少して耐圧が
低下する問題が生ずる。また、ソース・ドレイン部4周
辺のLOCOS膜12がエッチングされて、この膜厚減
少による電極配線30、31と半導体基板11間の容量
増加という問題も生じる。更に、層間絶縁膜22の膜厚
が薄いゲート電極のコンタクトホール部2では、ゲート
電極5のWSi2 膜15がエッチングされて膜厚が減少
し、ゲート電極のコンタクトホール部2におけるゲート
電極の抵抗が増加するという問題の生ずる虞もある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した半
導体装置の製造方法における問題点を解決することをそ
の目的とする。即ち本発明の課題は、半導体装置の特性
劣化をさせずに、深さの異なるコンタクトホールを同時
に形成する半導体装置の製造方法を提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
造方法は、上述の課題を解決するために提案するもので
あり、深さの異なるコンタクトホールを同時に形成する
工程を有する半導体装置の製造方法において、コンタク
トホール形成時のエッチングストッパ層とする第1のエ
ッチングストッパ膜を堆積する工程と、前記第1のエッ
チングストッパ膜をパターニングして、深いコンタクト
ホール形成部の前記第1のエッチングストッパ膜を除去
する工程と、第2のエッチングストッパ膜を堆積する工
程と、層間絶縁膜を堆積する工程と、コンタクトホール
を形成するためのエッチング工程とを有することを特徴
とするものである。
【0014】本発明によれば、深さの異なるコンタクト
ホールを同時に形成する際、深いコンタクトホール部の
層間絶縁膜下には薄いエッチングストッパ層を形成し、
浅いコンタクトホール部の層間絶縁膜下には厚いエッチ
ングストッパ層を形成した構成をとってコンタクトホー
ルを形成するため、深いコンタクトホール部のコンタク
トホールが形成された時点での浅いコンタクトホール部
の下地電極等のエッチングが抑えられる。また、自己整
合コンタクト構成をとるMOSトランジスタ部のサイド
ウォールやLOCOS膜のエッチングによる膜厚減少が
抑えられる。これらにより、浅いコンタクトホール部に
おけるコンタクト抵抗増加、ゲート電極と電極配線間の
耐圧減少および半導体基板と電極配線間の容量増加がな
い半導体装置の作製が可能となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例につき、添付図
面を参照して説明する。なお従来技術の説明で参照した
図3、図4中の構成部分と同様の構成部分には、同一の
参照符号を付すものとする。
【0016】本実施例は半導体装置の製造方法に本発明
を適用した例であり、これを図1および図2を参照して
説明する。まず、図1(a)に示すように、シリコン等
の半導体基板11表面の素子分離領域にLOCOS膜1
2を形成する。次にMOSトランジスタ部1等の素子形
成領域に熱酸化によるゲート酸化膜13を膜厚約15n
m程形成する。更にその後、CVD法により不純物をド
ープしたポリシリコン膜14を膜厚約150nm程堆積
し、続いて、CVD法によりタングステンシリサイド
(WSi2 )膜15を約150nm程堆積し、さらにC
VD法を用いてCVD酸化膜16を膜厚約200nm程
堆積する。
【0017】次に、フォトリソグラフィ技術を用いて、
CVD酸化膜16/WSi2 膜15/ポリシリコン膜1
4/ゲート酸化膜13をパターニングし、MOSトラン
ジスタ部1のゲート電極部3等を形成する。このゲート
電極部3形成により、WSi2 膜15とポリシリコン膜
14とによるポリサイド構造のゲート電極5が形成され
る。その後、MOSトランジスタ部1のソース・ドレイ
ン部4に、例えばAsイオンを用い、イオン注入エネル
ギーを25KeV、ドーズ量を6E13/cm2 とした
イオン注入を行い、LDD層17を形成する。
【0018】次に、CVD法によるCVD酸化膜を膜厚
約300nm程堆積し、その後このCVD酸化膜をRI
E等の異方性エッチングによりエッチバックして、ゲー
ト電極部3側壁にサイドウォール18を形成する。続い
て、MOSトランジスタ部1のソース・ドレイン部4
に、熱酸化膜19を膜厚約15nm程形成する。その後
熱酸化膜19を通したイオン注入、例えばAsイオンを
用い、イオン注入エネルギーを20KeV、ドーズ量を
5E15/cm2 としたイオン注入を行い、ソース・ド
レイン層20を形成する。更にその後、エッチングスト
ッパ層としての第1のエッチングストッパ膜、例えばC
VD法による第1のSiN膜51を膜厚約30nm程堆
積する。
【0019】次に、図1(b)に示すように、フォトレ
ジスト52を塗布し、このフォトレジスト52をパター
ニングして、ソース・ドレイン部4にコンタクトホール
形成用のフォトレジスト52の開口53、54を形成す
る。その後フォトレジスト52をマスクとして、第1の
SiN膜51をエッチングし、第1のSiN膜51の開
口55、56を形成する。この開口55、56の大きさ
は、自己整合コンタクトのコンタクト部A、即ちサイド
ウォール18とLOCOS膜12で囲まれた領域よりも
僅かに広い大きさとする。なお、第1のSiN膜51の
開口55、56端部よりサイドウォール18の底部やL
OCOS膜12のバーズビーク先端までの距離L1 、L
2 はパターンの位置ずれ精度程度とすることが望まし
い。
【0020】次に、図1(c)に示すように、フォトレ
ジスト52を除去後、第2のエッチングストッパ層とす
る第2のエッチングストッパ膜、例えばCVD法による
第2のSiN膜57を膜厚約30nm程堆積し、続いて
CVD法を用いたBPSG膜による層間絶縁膜22を膜
厚約500nm程堆積する。その後熱処理を行って層間
絶縁膜22をリフローさせ、層間絶縁膜22表面を平坦
化する。この平坦化により、半導体基板11上の凹凸間
隔の狭い領域での凹部の層間絶縁膜22の膜厚D1 が平
坦部に堆積した層間絶縁膜22の膜厚、例えばゲート電
極のコンタクトホール部2の層間絶縁膜22の膜厚D2
より約2倍程厚くなる。
【0021】次に、図2(d)に示すように、フォトレ
ジスト23を塗布した後、このフォトレジスト23をパ
ターニングしてコンタクトホール形成用の開口24〜2
6を形成する。その後このパターニングされたフォトレ
ジスト23をマスクとして、マグネトロン型RIE装置
による層間絶縁膜22等の異方性エッチングを行い、ソ
ース・ドレイン部のコンタクトホールの開口27、28
およびゲート電極のコンタクトホールの開口29を形成
する。なお、上記の層間絶縁膜22等の異方性エッチン
グ条件は、例えば下記のようなものである。 〔層間絶縁膜22等の異方性エッチング条件〕 CHF3 ガス流量 : 60 sccm COガス流量 : 240 sccm 圧力 : 5.3 Pa RFパワー : 1200 W
【0022】上記の異方性エッチングでは、層間絶縁膜
22とエッチングストッパ層としての第1のSiN膜5
1や第2のSiN膜57とのエッチング選択比はあまり
大きくなく、これらSiN膜は完全なエッチングストッ
パ層としては機能せずに、層間絶縁膜22のエッチング
が第2のSiN膜57まで進むと、遅いエッチング速度
で第2のSiN膜57がエッチングされてゆく。従っ
て、層間絶縁膜22の膜厚が薄い部分、例えばゲート電
極のコンタクトホール部2、LOCOS膜12部および
サイドウォール18部のゲート電極部3側近傍では、最
初にSiN膜57のエッチングが開始され、この部分で
は遅いエッチングが進行し、この間層間絶縁膜22の厚
いソース・ドレイン部4では、早いエッチング速度での
層間絶縁膜22のエッチングが進行してゆく。
【0023】しかし、従来例と異なって、層間絶縁膜2
2の膜厚が薄い部分、例えばゲート電極のコンタクトホ
ール部2、LOCOS膜12部およびサイドウォール1
8部のゲート電極部3側近傍は、第2のSiN膜57と
第1のSiN膜51とが積層になっていて膜厚が厚いた
め、ソース・ドレイン部4のコンタクトホールが形成さ
れた時点における、ゲート電極のコンタクトホール部2
でのゲート電極5の膜厚減少、ソース・ドレイン部近傍
のLOCOS膜12の膜厚減少およびサイドウォール1
8の高さが低下する形でのサイドウォール18上部の膜
厚減少はほとんどない。
【0024】次に、図2(e)に示すように、電極配線
膜、例えば半導体基板11を高温度に加熱した状態で行
う高温Al合金スパッタ法を用いたAl合金膜を堆積
し、このAl合金膜をパターニングして電極配線30〜
32を形成する。その後は、図面は省略するが、パッシ
ベーション膜形成やパッドの窓明け等を行って半導体装
置を作製する。
【0025】上記のようにしてコンタクトホールを形成
する半導体装置の製造方法においては、ゲート電極のコ
ンタクトホール部2でのゲート電極5の膜厚減少、ソー
ス・ドレイン部近傍のLOCOS膜12の膜厚減少およ
びサイドウォール18の高さが低下する形でのサイドウ
ォール18上部の膜厚減少はほとんどないため、ゲート
電極のコンタクトホール部2における抵抗増加、LOC
OS膜12部での電極配線31、32と半導体基板11
間の容量増加およびゲート電極5と電極配線31、32
の耐圧低下がない。
【0026】以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明はこの実施例に何ら限定されるものではない。例
えば、本実施例では深いコンタクトホールとなるMOS
トランジスタ部1のソース・ドレインのコンタクトホー
ル形成に、自己整合コンタクトによる構造を採って説明
したが、深いコンタクトホールが自己整合コンタクトに
よる構造を採らない場合にも、本発明が適応できること
は明白である。また、ゲート電極としてポリシリコン膜
とWSi2 とによるポリサイド電極構造で説明したが、
他のポリサイド電極、高融点金属電極、ポリシリコン電
極等でもよい。
【0027】更に、エッチングストッパ層とするエッチ
ングストッパ膜にSiN膜を用いたが、Al2 3 膜や
SiON膜等でもよい。また、電極配線として高温Al
合金スパッタ法によるAl合金膜を用いて説明したが、
バリア膜と高融点金属膜とを用いた埋め込みプラグによ
る電極と、Al合金膜や高融点金属膜による配線とから
成る電極配線であってもよい。その他、本発明の技術的
思想の範囲内で、プロセス装置やプロセス条件は適宜変
更が可能である。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の半導体装置の製造方法は、深さの異なるコンタクトホ
ールを同時に形成する際、深いコンタクトホール部の層
間絶縁膜下には薄いエッチングストッパ層を形成し、浅
いコンタクトホール部の層間絶縁膜下には厚いエッチン
グストッパ層を形成した構成をとってコンタクトホール
を形成するため、特性劣化のない半導体装置の作製が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施例の工程の前半を工程順
に説明する、半導体装置の概略断面図で、(a)はエッ
チングストッパ層とする第1のSiN膜を堆積した状
態、(b)は第1のSiN膜をパターニングした状態、
(c)はエッチングストッパ層とする第2のSiN膜を
形成し、層間絶縁膜を堆積し、熱処理を行って層間絶縁
膜をリフローさせた状態である。
【図2】本発明を適用した実施例の工程の後半を工程順
に説明する、半導体装置の概略断面図で、(d)はコン
タクトホールの開口を形成した状態、(e)は電極配線
を形成した状態である。
【図3】従来の製造方法の工程の前半を工程順に説明す
る、半導体装置の概略断面図で、(a)はエッチングス
トッパ層とするSiN膜を堆積した状態、(b)は層間
絶縁膜を堆積し、熱処理を行って層間絶縁膜をリフロー
させた状態、(c)はコンタクトホールの開口を形成し
た状態である。
【図4】従来の製造方法の工程の後半を説明する、半導
体装置の概略断面図で、(d)は電極配線を形成した状
態である。
【符号の説明】
1…MOSトランジスタ部、2…ゲート電極のコンタク
トホール部、3…ゲート電極部、4…ソース・ドレイン
部、5…ゲート電極、11…半導体基板、12…LOC
OS膜、13…ゲート酸化膜、14…ポリシリコン膜、
15…WSi2膜、16…CVD酸化膜、17…LDD
層、18…サイドウォール、19…熱酸化膜、20…ソ
ース・ドレイン層、21…SiN膜、22…層間絶縁
膜、23,52…フォトレジスト、24,25,26…
開口、27,28,29…開口、30,31,32…電
極配線、51…第1のSiN膜、53,54…開口、5
5,56…開口、57…第2のSiN膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 深さの異なるコンタクトホールを同時に
    形成する工程を有する半導体装置の製造方法において、 コンタクトホール形成時のエッチングストッパ層とする
    第1のエッチングストッパ膜を堆積する工程と、 前記第1のエッチングストッパ膜をパターニングして、
    深いコンタクトホール形成部の前記第1のエッチングス
    トッパ膜を除去する工程と、 第2のエッチングストッパ膜を堆積する工程と、 層間絶縁膜を堆積する工程と、 コンタクトホールを形成するためのエッチング工程とを
    有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記深いコンタクトホール形成部が自己
    整合コンタクト構成を採る際には、前記自己整合コンタ
    クトのコンタクトホール部における前記第1のエッチン
    グストッパ膜の除去領域は、前記自己整合コンタクトの
    コンタクト部領域に略等しいことを特徴とする、請求項
    1に記載の半導体装置の製造方法。
JP16950196A 1996-06-28 1996-06-28 半導体装置の製造方法 Pending JPH1022233A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6165878A (en) * 1998-08-07 2000-12-26 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Method of manufacturing semiconductor device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6165878A (en) * 1998-08-07 2000-12-26 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Method of manufacturing semiconductor device

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