JP2000052774A - 車両ル―フ - Google Patents

車両ル―フ

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JP2000052774A
JP2000052774A JP11220237A JP22023799A JP2000052774A JP 2000052774 A JP2000052774 A JP 2000052774A JP 11220237 A JP11220237 A JP 11220237A JP 22023799 A JP22023799 A JP 22023799A JP 2000052774 A JP2000052774 A JP 2000052774A
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roof
coupling
fixing
locking
vehicle roof
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JP11220237A
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Inventor
Manfred Faerber
フェルバー マンフレート
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Webasto Karosseriesysteme GmbH
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Webasto Karosseriesysteme GmbH
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Publication date
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/02Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
    • B60J7/04Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels
    • B60J7/047Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels movable to overlapping or nested relationship

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両ルーフのフレキシビルな開閉を実施でき
且つ事故時も確実なロックを保証できるようにする。 【解決手段】 ルーフ面(11)のルーフ開口部(1
3)の閉鎖または少なくとも部分的な解放を選択的に行
う一連のカバー要素(スラット10a−10d)を有す
る車両ルーフであって、カバー要素が、閉鎖位置では、
相互に接して平坦な接合体を形成し、各スラットの短辺
が、それぞれ、旋回自在な固定要素(20a−20d)
に結合され、固定要素が、ルーフ固定の案内路(74)
に沿って案内された形式のものに関する。平坦な接合体
は、前端および/または後端への摺動によって、外方へ
旋回されたカバー要素からなる束に集束され、束として
も移動させることができる。外方へ完全に旋回されたす
べての固定要素(20a−d)の少なくとも一部は、そ
れぞれ、ルーフ固定の案内路に沿って摺動されるまたは
上記案内路に関して固定される共通の結合要素に不動に
係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両ルーフに関す
る。より詳しくは、ルーフ面のルーフ開口部の閉鎖また
は少なくとも部分的な解放を選択的に行う一連のカバー
要素を有する車両ルーフであって、カバー要素が、閉鎖
位置では、相互に接して平坦な接合体を形成し、各スラ
ットの短辺が、それぞれ、旋回自在な固定要素に結合さ
れ、固定要素が、ルーフ固定の案内路に沿って案内され
た形式の車両ルーフに関する
【0002】
【従来の技術】この種の車両ルーフは、ドイツ特許第1
9529522号またはドイツ特許第19529702
号から公知である。上記公報には、それぞれ、旋回自在
のロック部材を有するロック機構が記載してあり、この
ロック機構は、隣接の固定要素が外方へ完全に旋回され
ると直ちに、上記双方の固定要素に先行する固定要素の
開放運動の直接的作用によって、即ち、ロック部材スラ
イダを使用せずに上記双方の固定要素を相互にロック
し、あるいは、対応する閉鎖運動の作用によって、再
び、解ロックする(第1従来技術)。
【0003】ドイツ特許第19608916号には、も
ちろん、外方へ旋回された固定要素を相互にではなく、
それぞれ、ルーフに固定の案内路に不動にロックされる
類似の車両ルーフが記載されている。ロック要素は、中
心部分において旋回自在に軸支され、1つの端部にロッ
ク部分を有し、他の端部に作動アームを有するロック揺
れ腕から形成される。ロック部分は、ロック位置におい
て、ルーフに固定の案内路の対応する開口に係合する
(第2従来技術)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記第1従来技術のロ
ック機構には、事故時、スラット束の全加速度が、双方
の最後の固定要素の間のロック機構によって吸収され、
かくして、ロック機構の故障を招くことになる。前記第
2従来技術の場合、この車両ルーフでは、ルーフ開口部
を前方から後方へ開放できるに過ぎず、即ち、ルーフ開
口部の後部を前部とは無関係に開放できないという欠点
がある。
【0005】本発明の課題は、このような従来技術の種
々の問題点を解決できるようにした車両ルーフを創成す
ることにある。本発明の課題は、一連のカバー要素を含
み、車両ルーフのフレキシビルな開閉を実施でき且つ事
故時も確実なロックを保証する自動開閉式ロック機構を
有する上述の種類の車両ルーフを創成することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題は、冒頭に述べ
た種類の車両ルーフから出発して、本発明にもとづき、
外方へ完全に旋回されたすべての固定要素の少なくとも
1部を、それぞれ、ルーフ固定の案内路に沿って摺動で
きるまたは上記案内路に関して固定できる共通の結合要
素と不動に係合させることによって、解決される。本発
明の他の好ましい実施例は、従属請求項から明らかであ
ろう。本発明に係る上記の解決法には、ルーフ開口部を
前方および後方から開放でき、しかも、事故時にも、各
固定要素のロック機構が、比較的小さい慣性力のみを受
けるに過ぎないという利点がある。
【0007】本発明の有利な実施例にもとづき、結合要
素は、少なくとも1つの位置において、ルーフ固定の案
内路にロックされ、好ましくは、更に、駆動装置によっ
て案内路に沿って駆動され、結合装置にロックされる結
合制御部材を設ける。この結合制御部材は、事故防止に
寄与する。本発明の有利な実施例にもとづき、結合要素
は、ルーフに固定の案内路または結合制御部材にロック
するためのロック装置を有し、このロック装置は、結合
制御部材を結合要素に対してカバー要素ユニットの閉鎖
位置へ摺動することによって、作動されて、ルーフ固定
の案内路とのロックを解除し、結合制御部材とのロック
を形成する。かくして、前方から後方への開放時に、ル
ーフ開口部の後部にカバー要素束を確実に固定でき、一
方、運転者の補足の作業を要することなく、後方から前
方へ開放することもできる。
【0008】ルーフに固定の案内路に沿って結合制御部
材を摺動することによって最後部の固定要素を外方へ旋
回または逆旋回できるよう、結合制御部材を最後部の固
定要素と係合させるのが好ましい。かくして、前部に設
けた駆動装置によって最後部の固定要素を作動する必要
はなく、従って、ルーフ開口部の前端から後端へ力を伝
達する必要はない。更に、結合要素が、旋回自在なよう
相互に結合された複数の部分を含んでいれば好ましい。
かくして、湾曲したルーフ形状に結合要素を適合させる
ことができる。
【0009】中心部分において旋回自在に軸支され、1
つの端部にロック部分を有し、他の端部に作動アームを
有するロック揺れ腕として構成されたロック要素を介し
て、固定要素と結合要素とをロックすれば合目的的であ
る。この場合、各固定要素の結合要素は、ロック部分を
受容するロック開口を有する。かくして、簡単で機能確
実な構造が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施の形態を詳細に説明する。図示の実施の形態におい
て、方向は、下記の如く示す:“前方”または“先行”
は、外方へ完全に旋回された第1スラットから離れる方
向を意味し、“後方”または“次の”は、外方へ完全に
旋回された第1スラットへ向く方向を意味し、“内方”
は、走行方向に直角にルーフ開口部に向かうことを意味
し、“外方”は、走行方向に直角にルーフ開口部から離
れることを意味し、“上方”は、車両底部から離れるこ
とを意味し、“下方”は、車両底部に向かうことを意味
する。
【0011】また、“前方”または“先行”は、特に、
通常の走行方向を意味し、“後方”または“次の”は、
通常の走行方向とは逆の方向を意味する。概念“スラッ
ト”は、幾何学的形状に関して、特に、長さ:幅比に関
して制限されるものではない。この場合、例えば、長さ
と幅とがほぼ同一のカバー要素であってよい。スラット
ルーフと呼ばれる上述の車両ルーフ9は、図1、2の略
図から明らかな如く、一連のスライドスラット10a−
10dを有する。上記スラット(薄板)は、自動車12
の固定ルーフ面11に構成されたルーフ開口部13の閉
鎖または少なくとも部分的な解放を選択的に行うのに役
立つ。ルーフ9の開閉のため、スラット10a−10d
を摺動できる。図示の実施の形態の場合、複矢印14で
示した摺動方向は、車両縦軸線に平行である。しかしな
がら、基本的に、他の摺動方向、例えば、車両縦軸線に
直角な方向も可能である。閉鎖状態では、スラット10
a−10dの摺動方向に直角に延びる長辺またはここに
設けた密封要素は、相互に密着する。この場合、スラッ
トは、双方のスラット10d、10cについて図1に示
した如く、平坦なスラット接合体を形成する。スラット
10a−10dは、更に、矢印14で示した摺動方向に
直角に延び、図示の実施の形態の場合はほぼ固定ルーフ
面11の高さにある(仮想の)旋回軸のまわりに旋回で
きる。
【0012】以下に説明する調節機構は、各スラット1
0a−10dの摺動運動および旋回運動を調整し、かく
して、スライドスラットの変位時、平坦なスラット接合
体は、摺動方向(矢印14)へ並進運動を行い、この接
合体は、ルーフ9の開放時、接合体の前端および/また
は後端の範囲において接合体からの各スラットの引出運
動によってスラット毎に分離され、ルーフの閉鎖時、再
形成される。前方および/または後方からの開放に補足
して、開放状態において束寸法可変のスラット束をルー
フ開口部の任意の箇所に移動することも可能である。こ
の場合、閉鎖状態のルーフの開放の進行時、まず、スラ
ット10aを旋回して、その後縁をルーフ開口部13の
後縁から分離する。次いで、スラット接合体に、後方お
よび/または前方への変位力を加えることができる。
【0013】例えば、この場合、上述の傾斜位置におい
て、まず、スラット10aを、平坦なスラット接合体に
残存する、即ち、外方へ旋回されていない残余のスラッ
ト10b−10dとともに後方へ摺動できる。この場
合、スラット10aは、その終点位置に更に連続的に旋
回される。スラット10aが、図1、2に示した後部終
点位置に達した後、次のスラット10bを上昇する。こ
の工程は、図2に対応して、すべてのスライドスラット
10a−10dが上昇され、後方の開放位置に摺動され
るまで、反復される。この場合、ルーフ9の閉鎖時に
は、図2の開放状態から出発して、まず、スラット10
dのみを前進させ、固定ルーフ面11に平行な位置に逆
旋回する。スラットが、平坦な接合体として前部終点位
置にあり、ルーフ開口部13を閉鎖するまで、以降のス
ラット10c、10b、10aを対応して順次に運動さ
せる。
【0014】しかしながら、スラット10aの最初の旋
回後、スラット接合体に後方から変位力を加え、かくし
て、スラット10aから順次にスラットを上昇し、図3
に示した如く、ルーフ開口部13の前縁の方向へ一緒に
摺動させることもできる。他の変更例にもとづき、スラ
ット接合体に前方および後方から変位力を加え、かくし
て、図4に示した如く、上昇され集束されたスラット1
0a−10dの束をルーフ開口部13の縦方向寸法の中
心部に置き、寸法可変の束としてルーフ開口部の任意の
箇所に走行させることもできる。
【0015】図示の実施の形態の場合、開放操作の開始
時に車両縦軸線に直角に延びる旋回軸線のまわりに旋回
されて後方へ上昇する傾斜位置に置かれる昇降自在なス
ラット状ウインドデフレクタ16が、ルーフ開口部13
の前端の範囲に設けてある。この場合、ルーフは、スラ
ットが閉鎖位置にある場合は雨中でも利用できる換気位
置を取る。ルーフ9の閉鎖位置では、ウインドデフレク
タ16の後縁は、前部終点位置にあるスライドスラット
10dの前縁に密封当接する。この場合、ウインドデフ
レクタは、ルーフ開口部13の前部を閉鎖する。場合に
よっては、更に、スラット10a−10dの平坦な接合
体が、閉鎖位置では、ルーフ開口部13の前縁から後縁
まで達し、かくして、閉鎖機能のみを果たすよう、設計
することもできる。この場合、場合によっては、スライ
ドルーフについて公知の態様で、ルーフ閉鎖時には固定
ルーフ面の下方に隠され、ルーフ開放時には作動位置に
自動的に移行するウインドデフレクタを設けることもで
きる。
【0016】図1、2に、4つのスライドスラット10
a−10dを有する車両ルーフを示した。しかしなが
ら、もちろん、スライドスラットの数は、当該の与件に
依存して基本的に任意に選択できる。例えば、ルーフ開
口部13の全体を2つのスラットまたはカバー要素のみ
で被うことができる。各スラット10a−10dは、そ
の双方の短辺において、それぞれ固定要素20a−20
dに結合されている。固定要素20a−20dは、ドイ
ツ特許第19608916号に記載の態様で構成するの
が好ましく、従って、ここでは、詳細には説明しない。
固定要素20は、外側の操作要素60と、スラット10
を担持する外側の担持要素(図示してない)とから構成
される。操作要素60は、それぞれ、後部21および前
部28を有する。
【0017】後部21の後端53には、後方へ向き下方
に関してエッジによって限定された湾曲した当接面25
が構成されている。後部21の下面22は、摺動方向へ
僅かに湾曲した面によって形成される。操作要素60の
後部21の外面の後部範囲には、下面22の湾曲度にほ
ぼ平行に湾曲した弓形の連結スリット42が構成してあ
る。この連結スリットの前端を49で示し、後端を48
で示した。後部21の下面を26で示した。固定要素2
0は、公知の態様で、案内レール75に固定されたルー
フ固定の案内路に摺動自在に案内されている。操作要素
60の後部21のほぼ中心には、内側に、後方へ向き下
縁67によって限定され前方へ僅かに湾曲した当接面を
有する駆動部材23が設けてある。駆動部材23は、下
面に凹み24を有する。
【0018】更に、操作要素60の前部の外側には、ボ
ア(穿孔)38を有し上方へ延びるアーム37が構成し
てある。このボア38内に延びるピン39には、シュー
40が設けてある。シュー40は、アーム37の内面に
おいて、摺動方向(矢印14)に直角な軸線のまわりに
旋回自在なようアーム37に結合されている。シュー4
0は、先行固定要素20の連結スリット42に沿って摺
動自在に連結スリット42に係合する。前部28の前端
は、上縁を70で示した前端面41から構成されてい
る。前部28の後部部分には、外縁に、外方へ向く当接
面81を有し上方へ延びる対向ホルダが構成されてい
る。連結スリット42に対するシュー40の係合によっ
て次の固定要素に結合された先行固定要素60の後部2
1は、操作要素60の後部21の内面26が対向ホルダ
80の当接面81に当接すると内側へ案内され、シュー
40またはアーム37に当接すると外側へ案内され、従
って、傾動が起きることはない。
【0019】前部28は、操作要素60の後部21に対
して内方へ平行にずれている。内方へ向く駆動部材23
の内面は、前部28の内面とほぼ面一をなす。駆動部材
23の凹み24は、次の操作要素60の対向ホルダ80
が、傾動の危険性なく上記凹みを介して開放方向へ移動
できるよう設計してある。後部21の前部部分の範囲に
は、外面に、ロック揺れ腕31として構成されたロック
要素が旋回自在に軸支されている。ロック揺れ腕31の
後部部分は、先行操作要素60の後部21の当接面25
に整合する上方へ湾曲した当接面62を有する上方へ向
く作動アーム33として構成されている。当接面62
は、エッジ65によって上部当接面68から分離されて
いる。作動アーム33は、その上部部分に、内方へ向く
ノーズ58を有する。旋回軸受要素(図示してない)、
例えば、リベット止めしたアイは、後部21のボア(図
示してない)およびロック揺れ腕31の中心範囲のボア
(図示してない)に係合して、摺動方向(矢印14)に
直角に向き操作要素60に関して揺れ腕31を旋回させ
るための旋回軸を形成する。揺れ腕31の前部部分に
は、外側へずれたロック部分32が構成されている。ロ
ック部分32は、前上方へ向く傾斜した当接面61と、
エッジ55の範囲において上記当接面に続く傾斜した上
部当接面69とを有する。ロック揺れ腕31は、旋回軸
受要素のバネによって負荷され、かくして、作動アーム
33は、上方へ押される。
【0020】後部駆動ユニット87によって非伸縮性駆
動ケーブルを介して駆動される結合制御部材90は、最
後部の固定要素20aの範囲に、案内レール75の案内
路74に沿って摺動自在に案内されている。結合制御部
材90は、ロック凹み91と、昇降レバー94のS字連
結スリット93と係合する連結ピン92とを有する。こ
の場合、上記昇降レバーは、一端で結合要素95の最後
部部分99に樞着され、最後部の固定要素20aの連結
スリット42と係合する連結ピン96を他端に担持して
いる。結合要素95は、それぞれヒンジ98を介して旋
回自在に相互に結合された複数の構成部分97a−97
cに分割されている。各部分97a−97cは、ロック
凹み100a−100cを構成した側面101a−10
1cを有する。最後部部分99は、案内レール75のロ
ック凹み104またはロック凹み90に係合するヘッド
103を含む側方へ旋回自在のロックハンマ102を有
する。結合要素95は、構成部分97cについて図14
に示した如く、案内レール75に沿って摺動自在に案内
されている。
【0021】最前部のスラット10dの操作要素60の
前部28には、好ましくは、ねじケーブルとして構成さ
れた駆動ケーブル(図示してない)が駆動結合する。駆
動ケーブルは、図1に模式的に示した駆動ユニット73
まで延びる。前部駆動ユニット73は、後部駆動ユニッ
ト87と同様、それ自体は公知の態様で、電動機および
変速装置を有することができ、変速装置の出力に結合さ
れたピニオンは、対応する駆動ケーブルと係合する。上
述のスラットルーフの機能を以下に説明する:ルーフの
閉鎖状態では、隣接のスラット10または固定要素20
は、不動に相互に結合されている。後方への摺動は、固
定要素(例えば、20c)の端面41が先行固定要素
(例えば、20d)の駆動部材23の当接面25に当接
することによって行われる。前方への摺動のための結合
は、固定要素(例えば、20c)のシュー40が先行固
定要素(例えば、20d)の連結スリット42の後端4
8に当接することによっておよび/または他の2つの当
接面がそれぞれ隣接の2つの操作要素60に当接するこ
とによって行われる。即ち、各スラットの不測の摺動
は、防止される。ロック揺れ腕31は、それぞれ、バネ
によって負荷され、従って、作動アーム33の当接面6
2が、先行操作要素62の当接面25に当接する。
【0022】支持要素およびスラット10は、いずれ
も、ルーフ面に平行である。隣接の固定要素20は、既
述の如く、後部21がシュー40またはアーム37およ
び対向ホルダ80に当接することによって交互に摺動方
向へ確実に案内されている。ロックハンマ102は、ヘ
ッド103の1つの側で、ルーフに固定のロック凹み1
04に係合し、かくして、最後部部分99が、従って、
全結合要素95も、ルーフに関して不動にロックされ
る。この場合、ロックハンマは、ヘッド103の他の側
が結合制御部材90の壁に当接することによってロック
凹み104に保持される。最後部部分99は、更に、案
内レール75のストッパ105によって後方へ確保され
る。
【0023】昇降レバー94の連結ピン96は、連結ス
リット42の後端48に当接する。結合制御部材90の
連結ピン92は、昇降レバー94の連結スリット93の
後端の範囲にある。ルーフを前方から後方へ開放する場
合、力は、前部駆動ユニット73によって駆動ケーブル
59にルーフ開口部13の両側まで後方へ向く方向へ伝
達される。まず、駆動ユニットの駆動運動によって、例
えば、ドイツ特許第4329580号に記載の態様で、
ウインドデフレクタ16が外方へ旋回される。
【0024】次いでまたは同時に、後部駆動装置87を
賦活して、結合制御部材90を結合要素95の最後部部
分99に関して前方へ摺動する。この場合、結合制御部
材90の連結ピン92は、昇降レバー94の連結スリッ
ト93内を前方へ摺動し、昇降レバー94の連結スリッ
ト93の形状にもとづき、後端が上方へ旋回される。か
くして、連結ピン96も上昇され、従って、上記連結ピ
ンが最後部の固定要素20aの連結スリット42に係合
することにもとづき、最後部スラット10aが再び上昇
され、かくして、上記スラットの後縁は、ルーフ開口部
13の後縁のパッキン(図示してない)の上方へ上昇さ
れる(図6、10参照)。結合制御要素90が前方へ摺
動されて連結ピン92が昇降レバー94の前端に達する
と、まず、上記上昇操作が終了する。この状態におい
て、後部駆動装置87が、プログラム制御にもとづきオ
フされ、この場合、結合要素95の最後の部分99は、
ルーフに不動にロックされた状態に保持される。結合制
御部材90は、後部駆動装置87の自己阻止性によって
適所に保持され、かくして、昇降レバー94は、外方へ
旋回された位置に固定される。連結スリット93は、駆
動装置87のヒステリシスの補償のため、前部範囲にお
いて水平に構成されている。
【0025】最後のスラット10aの外方へ旋回された
位置が、ウインドデフレクタ16をあらかじめ外方へ旋
回したか否かに関係なく達成でき、かくして、補足の換
気位置が創成されるよう、車両ルーフを構成できる。次
いで、前部駆動装置73、即ち、前部駆動ケーブルによ
って、最前部の固定要素20dに力導入を行う。力は、
それぞれ、駆動部材23によって次の固定要素20の端
面41に伝達され、かくして、すべてのスラット10a
−10dが、一緒に後方へ移動される。
【0026】この場合、昇降レバー94の連結ピン96
は、最後の固定要素20aの連結スリット42に摺動自
在に案内される。昇降レバー94の連結ピン96に対し
て固定要素20aを後方へ更に摺動すれば、最後のスラ
ット10aが、摺動に加えて、更に上昇される。固定要
素の案内点は、操作要素60の上昇によって先行の固定
要素20bの駆動部材23に対して端面41が下降され
るよう、選択されている。シュー40は、かくして、先
行固定要素20bの後端も、若干、上昇される。回転レ
バーまたは回転点(案内ピンまたは支持軸線)の位置の
対応する選択によって、最後の前のスラット10bの後
縁が、次の(最後の)スラット10aの旋回によって最
後のスラット10aの前縁の上方に上昇され、かくし
て、連続するスラットの重畳が起こることになる。即
ち、固定要素20a−dは、最後の固定要素20aの旋
回運動が、先行固定要素20b−dの前方へ伝播されて
弱化する旋回運動を誘起するよう結合されている。バネ
による負荷によって、作動アーム33は、隣接の操作要
素60の各相対運動に追従し、従って、後部21の当接
面25に常に当接する。
【0027】固定要素20は、結合要素95に関して後
方へ摺動される。バネによる負荷は、ロック部分32
が、開放運動時、結合要素のロック凹み100の通過中
に、例えば、振動によって上記ロック凹みに係止される
のを確実に阻止する。ロック部分32は、開放運動の推
移時に操作要素60の旋回運動の進行中に、結合要素9
5の側面101に関するロック部分32の相対高さが本
質的に変化しないよう、配置されてい。ロック部分32
の上部当接面69は、結合要素95の側面101の下部
当接面に漸次的に当接する。ロック部分32の上部当接
面69の対応する傾斜構造によって、上記当接にもとづ
き、ロック揺れ腕31が時計方向へ若干回転され、即
ち、作動アーム33および当接面62が上昇される。
【0028】駆動部材23の当接面または前部28の端
面41の湾曲度は、操作要素60の所定の旋回角度以上
において、ロック揺れ腕31が、側面101の下面に対
する上部当接面69の当接によって、先行の操作要素6
0から次の操作要素60に駆動力を伝達するよう、選択
されている。これは、駆動部材23の当接面27と端面
41との重畳が、旋回度の増加とともに漸減し、かくし
て、圧力が漸増し、従って、対応する当接面27、41
および特に上記面を限定するエッジ67または70の損
傷を招くことになる限りにおいて有利である。対応する
要素は、力伝達が、適時にロック揺れ腕31に移行さ
れ、かくして、このような損傷が完全に避けられるよう
設計される。かくして、最後の固定要素20aの端面4
1の上縁が、最後の前の固定要素20bの駆動部材23
の当接面25の下縁67の下方に必ずしも下降しない場
合に既に、双方の最後の固定要素20a、20bの間の
力結合が対応するロック揺れ腕31によって行われる。
【0029】ロック部分32の当接面61、69の間の
エッジ55が、結合要素95の最後部部分99のロック
凹み100aに達すると直ちに、ロック部分32は、上
昇してロック凹み100a内に導入され、かくして、当
接面62またはロック部分のエッジ65は、操作要素6
0の傾斜当接面25上を下方へ摺動できる。かくして、
双方の最後の固定要素20a、20bの間の力結合が断
たれる。さて、上記固定要素は解離される。さて、最後
の前の固定要素20bは、最後の固定要素に対して摺動
できる。
【0030】さて、ロック部分32は、操作要素60の
後部21の下面22に対する作動アーム33の上部当接
面68の当接によって、結合要素95の最後のロック凹
み101aと係合状態に保持され、かくして、最後の固
定要素20aをルーフに不動にロックする。即ち、最後
のスラット10aの前進および後退は防止される。以降
の開放操作は、既述の態様と同様に行われ、この場合、
最後の固定要素20aの代わりに、最後の固定要素20
aのシュー40に対して摺動することによって最後の前
の固定要素20bを外方へ旋回する。従って、ルーフに
不動にロックされている最後の固定要素20aのシュー
40または前部28が、昇降レバー94の連結ピン95
の機能を果たす。最後の前の固定要素20bを外方へ完
全に旋回すると、最後の前の固定要素20bの後部端面
51が、最後の固定要素20aの前端面41に当接す
る。
【0031】開放運動時に2つの固定要素(例えば、2
0b、20c)を力的に解離した場合、先行固定要素
(20c)が、ロック凹み(100b)内に作動アーム
33を押下げることによって、次の固定要素(20b)
をルーフに不動にロックする。さて、最前部の固定要素
20dが外方へ完全に旋回され、かくして、ルーフ開口
部13が最大に解放されるまで、開放操作を同様に更に
実施できる。この場合、最前部のスラット10dを除い
て、すべてのスラットは、外方へ完全に旋回された位置
において、それぞれ、ロックハンマ102を介してルー
フに不動にロックされた結合要素95にロックされてい
る。
【0032】最前部スラット10dの位置は、前部駆動
装置73を駆動ケーブルを介してそれ自体公知の態様で
剛に且つ自己阻止性に構成したことによって、ロックさ
れる。さて、閉鎖運動を開始すると、駆動ユニット73
によって、力が、第1スラット10dに係合する駆動ケ
ーブルにルーフ開口部13の両側まで前方へむく方向へ
伝達される。かくして、ロックされてない第1スラット
10dは、前方へ移動される。この場合、第2固定要素
20cのシュー40は、第1固定要素20dの連結スリ
ット42内を摺動する。第1固定要素20dは、前方へ
の閉鎖運動によって部分的に再び逆旋回される。閉鎖方
向の第2固定要素20cの運動は、起こり得ない。なぜ
ならば、そのロック部分32が、第1固定要素20dの
下面22に対するロック揺れ腕の作動アーム33の当接
によって、なお、ロック凹み100cに係合状態に保持
されるからである。
【0033】作動アーム33のエッジ65が、固定要素
20dの後部21の下面22の後端に達すると直ちに、
作動アーム33が上昇でき、かくして、ロック部分32
の当接面61は、ロック凹み100cの当接面86上を
摺動できる。この場合、固定要素20cへの力導入は、
既述の如く、先行の固定要素20dの連結スリット42
の後端48に対する固定要素20cのシュー40の当接
によってまたは隣接の2つの操作要素60に対するそれ
ぞれ2つの他の当接面の当接によって行われる。
【0034】かくして、ロック部分32が、ロック凹み
から引出され、固定要素20cのルーフ固定のロック状
態が解除される。さて、隣接の固定要素20c、20d
は、閉鎖運動のために相互に結合されている。更に、第
2固定要素20cは、第1固定要素20dによって一緒
に前方へ移動される。双方の固定要素20c、20d
は、まず、第2固定要素20cのロック揺れ腕31を介
して開放方向へ結合され、以後に、第1固定要素20d
の駆動部材33の当接面27および第2固定要素20c
の端面41を介して結合される。開放方向のこの結合
は、例えば、駆動方向の反転時に、再び有効となる。
【0035】以降の閉鎖操作は、残余の固定要素または
スラットについて同様に行われ、更に、最後の前の固定
要素20bの閉鎖運動によって、ロック凹み100aに
おける最後の固定要素20aのルーフ固定のロックが解
除される。最後の固定要素20aに係合する昇降レバー
94の連結ピン96が連結スリット42の後端48に達
すると直ちに、結合制御部材が、後部駆動装置87によ
って、再び後方へ逆摺動され、かくして、昇降レバー9
4が、再び下降され、すべてのスラットが、再びルーフ
面に平行な1つの平面に位置する。
【0036】即ち、閉鎖操作は、常に、スラットの一部
が相互に結合され、一緒に閉鎖方向へ移動され、他方、
スラットの残余の部分が、共通の結合要素95にロック
され、即ち、ルーフに固定され、閉鎖運動に関与できな
いという態様で行われる。この場合、最後に移動される
スラットおび最初にロックされたスラットは、それぞ
れ、相互に解離されている。機械的遊びを小さくするた
め、最初にロックされたスラットの解ロックの直後に、
即ち、ほぼ同時に、最後に移動されるスラットに最初に
ロックされたスラットを結合する。
【0037】以下に、後方から前方への開放運動を説明
する。この場合、昇降レバー94を外方へ旋回すること
によって、最後部のスラット10aをパッキン縁の上方
へ上昇する。しかしながら、後部駆動装置87は、この
位置では、オフされず、更に作動し、かくして、結合制
御部材90が、更に前方へ摺動される。この場合、ロッ
ク凹み91が、ハンマヘッド103を通過し、かくし
て、上記ハンマヘッドは、形状結合によって、ロック凹
み91内に旋回され、従って、再び、ハンマヘッド10
3の他の側が、ルーフに固定のロック凹み104から引
出される。かくして、結合要素95のルーフ固定のロッ
クが解除され、その代わりに、結合要素95は結合制御
部材90にロックされ、従って、以降の推移において、
結合要素95は、結合制御部材90とともに、後部駆動
装置87によって、静止の固定要素20に関して前方へ
摺動される。
【0038】さて、以降の開放操作は、前方から後方へ
の上述の開放操作とは運動的に正確に反対に進行し、固
定要素が駆動され、結合要素95および結合制御部材は
静止する。即ち、同じく、まず、最後部の固定要素20
aを外方へ完全に旋回し、最後の前の固定要素20bか
ら解離し、この際、同時に、結合要素95にロックし
(以下同順)、かくして、最終的に、ルーフ開口部13
の前縁に集束されたスラット束が得られる(図3)。他
の方策として、スラット接合体も前方および後方から同
時に開放でき、この場合、ルーフ開口部13の中央に集
束されたスラット束が得られる(図4)。前方からの開
放時に、まず、ウインドデフレクタ16を上昇する。
【0039】スラット接合体の開放態様とは関係なく、
前部駆動装置および後部駆動装置の同期作動によって、
形成されたスラット束を全体としてルーフ開口部ないを
前方または後方へ摺動でき、かくして、最高度のフレキ
シビリティが保証される。樞着した複数の部分97、9
9によって結合要素95を構成する代わりに、結合要素
95を弾性材料から一体に構成することもできる。以上
詳述した本発明は、次の点を特徴とする。第1に、ルー
フ面11のルーフ開口部13の閉鎖または少なくとも部
分的な解放を選択的に行う一連のカバー要素(スラット
10a−10d)を有する車両ルーフであって、カバー
要素が、閉鎖位置では、相互に接して平坦な接合体を形
成し、各スラットの短辺が、それぞれ、旋回自在な固定
要素20a−20dに結合されており、固定要素が、ル
ーフ固定の案内路74に沿って案内されており、2つの
隣接の固定要素が、開放方向および閉鎖方向への共通の
運動のために、外方へ完全には旋回されてない限り、そ
れぞれ結合され、双方の固定要素の1つが外方へ完全に
旋回された位置に達すると直ちに、解離され、解離状態
において、なお完全には旋回されていない固定要素の旋
回によって相互に変位されるよう相互に係合し、1つの
固定要素が、外方へ完全に旋回された位置において、隣
接の固定要素の開放運動の影響を受けて、既に外方へ完
全に旋回された他の固定要素の少なくとも一部に不動に
ロックされ、外方へ完全に旋回された1つの固定要素と
更に完全に旋回された他の固定要素の少なくとも一部と
のロックが、隣接の固定要素の閉鎖運動の影響を受けて
自動的に解除される形式のものにおいて、外方へ完全に
旋回されたすべての固定要素20a−20dの少なくと
も一部が、それぞれ、ルーフ固定の案内路74に沿って
摺動されるまたは上記案内路に関して固定される共通の
結合要素95と不動に係合する。
【0040】第2に、結合要素95が、少なくとも1つ
の位置において、ルーフ固定の案内路74にロックされ
る。第3に、案内路74に沿う摺動のために駆動ユニッ
ト87によって駆動され結合要素95にロックされる結
合制御部材90が設けてある。第4に、結合要素95
が、案内路74のルーフ固定の案内レール75または結
合制御部材90にロックするためのロック装置(ロック
ハンマ102)を有し、上記ロック装置が、カバー要素
接合体の閉鎖位置における結合要素に関する結合制御部
材の摺動によって作動されて、ルーフ固定の案内レール
とのロックを解除し、結合制御部材とのロックを行う。
【0041】第5に、ロック装置が、ルーフ固定の案内
路74または結合制御要素90のロック凹み104また
は91との係合によって対応するロックを構成する旋回
自在のロックハンマ102を含む。第6に、最前部の固
定要素20dを駆動するための補足駆動ユニット73が
設けてある。第7に、カバー要素接合体の閉鎖状態で
は、結合要素95が、ルーフ固定の案内路74にロック
され、一方、結合制御部材90は、結合要素に関してロ
ックされ、開放運動の開始時、結合制御部材が、結合要
素上を前方へ摺動され、かくして、最後部の固定要素2
0aが外方へ旋回され、結合制御部材が、案内路に対す
る結合要素のロックを解除し、それ自体に結合要素をロ
ックし、結合制御要素の以降の後方・前方摺動によっ
て、最後部の固定要素を外方へ旋回し、次いで、結合要
素にロックし、結合制御要素の後方・前方摺動を継続し
て、最終的に、カバー要素(スラット10a−10d)
を1つの束に集束する。
【0042】第8に、ルーフ固定の案内路74に沿う結
合制御部材90の摺動によって最後部固定要素20aの
外方への旋回または逆旋回が誘起されるよう、結合制御
部材が最後部の固定要素と係合する。第9に、結合制御
部材90が、結合要素95に旋回自在に取付けられ最後
部の固定要素20aと共働する昇降レバー94を作動す
る。第10に、昇降レバー94が、連結ピン96によっ
て最後の固定要素20aに構成された連結スリット42
に係合し、それ自体は、結合制御部材90に構成された
連結ピン92と係合する連結スリット93を備えた連結
レバーとして構成されている。
【0043】第11に、結合要素95が、旋回自在に相
互に結合された複数の構成部分97、99を含む。第1
2に、最前部の固定要素20dのため結合要素以外に、
各固定要素20a−20cについて結合要素・構成部分
97a−97cが設けてある。第13に、中央部分にお
いて旋回自在に軸支され且つ1つの端部にロック部分
(32)を有し他の端部に作動アーム(33)を有する
ロック揺れ腕(31)として構成されたロック要素を介
して、固定要素(20a−20d)と結合要素(95)
との間のロックを行う。
【0044】第14に、結合要素(95)が、最前部の
固定要素(20d)を除いて各固定要素(20a−20
c)のために、ロック部分(32)を受容するロック凹
み(100a−100c)を有する。
【0045】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、車両ルー
フのフレキシビルな開閉を実施でき且つ事故時も確実な
ロックを保証できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】部分的に開放された状態のスラットルーフの略
斜視図である。
【図2】ルーフ開口部を前方から完全に開放した状態の
図1と同様の図面である。
【図3】ルーフ開口部を後方から完全に開放した状態の
図1と同様の図面である。
【図4】ルーフ開口部を前方および後方から完全に開放
した状態の図1と同様の図面である。
【図5】外方へ旋回した2つの固定要素の操作要素の斜
視図である。
【図6】結合制御部材および2つのロック揺れ腕を有す
る結合要素の2種の部分斜視図である。
【図7】結合制御部材および2つのロック揺れ腕を有す
る結合要素の2種の部分斜視図である。
【図8】閉鎖状態の固定要素および結合制御部材を含む
結合要素の部分側面図である。
【図9】下方から見た図8と同様の図面である。
【図10】最後のスラットをルーフ開口部の後縁の上方
に上昇した状態の図8と同様の図面である。
【図11】図2の状態の図8と同様の図面である。
【図12】図4の状態の図8と同様の図面である。
【図13】図8のXIII−XIIIに沿う断面図であ
る。
【図14】図12のXIV−XIVに沿う断面図であ
る。
【図15】図12のXV−XVに沿う断面図である。
【図16】図10のXVI−XVIに沿う断面図であ
る。
【符号の説明】
9 車両ルーフ 10a−10d スライドスラット 11 固定ルーフ面 12 自動車 13 ルーフ開口部 14 摺動方向 16 ウインドデフレクタ 20a−d 固定要素 21 60の後部 22 21の下面 23 駆動部材 24 23の凹み 25 53の当接面 26 21の内面 28 60の前部 31 ロック揺れ腕 32 ロック部分 33 作動アーム 37 アーム 38 37のボア 39 ピン 40 シュー 41 28の前端面 42 連結スリット 48 42の後端 49 42の前端 53 21の後端 55 61と69との間のエッジ 58 33のノーズ 60 操作要素(21+28) 61 32の前上部当接面 62 33の前上部当接面 64 エッジ 65 33の上縁 68 33の上部当接面 69 32の上部当接面 70 41の上縁 73 前部駆動ユニット 73 90の案内路 74 案内路 75 案内レール 80 対向ホルダ 81 80の外側当接面 87 後部駆動ユニット 90 結合制御部材 91 90のロック凹み 92 90の連結ピン 93 94の連結スリット 94 昇降レバー 95 結合要素 96 94の連結ピン 97a−c 95の構成部分 98 97の間のヒンジ 99 95の最終構成部分 100a−c ロック凹み 101a−c 95の側面 102 99のロックハンマ 103 102のハンマヘッド 104 103のための75のロック凹み 105 (75の)ストッパ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーフ面(11)のルーフ開口部(1
    3)の閉鎖または少なくとも部分的な解放を選択的に行
    う一連のカバー要素(スラット10a−10d)を有す
    る車両ルーフであって、カバー要素が、閉鎖位置では、
    相互に接して平坦な接合体を形成し、各スラットの短辺
    が、それぞれ、旋回自在な固定要素(20a−20d)
    に結合されており、固定要素が、ルーフ固定の案内路
    (74)に沿って案内されており、2つの隣接の固定要
    素が、開放方向および閉鎖方向への共通の運動のため
    に、外方へ完全には旋回されてない限り、それぞれ結合
    され、双方の固定要素の1つが外方へ完全に旋回された
    位置に達すると直ちに、解離され、解離状態において、
    なお完全には旋回されていない固定要素の旋回によって
    相互に変位されるよう相互に係合し、1つの固定要素
    が、外方へ完全に旋回された位置において、隣接の固定
    要素の開放運動の影響を受けて、既に外方へ完全に旋回
    された他の固定要素の少なくとも一部に不動にロックさ
    れ、外方へ完全に旋回された1つの固定要素と更に完全
    に旋回された他の固定要素の少なくとも一部とのロック
    が、隣接の固定要素の閉鎖運動の影響を受けて自動的に
    解除される形式のものにおいて、外方へ完全に旋回され
    たすべての固定要素(20a−20d)の少なくとも一
    部が、それぞれ、ルーフ固定の案内路(74)に沿って
    摺動されるまたは上記案内路に関して固定される共通の
    結合要素(95)と不動に係合することを特徴とする車
    両ルーフ。
  2. 【請求項2】 結合要素(95)が、少なくとも1つの
    位置において、ルーフ固定の案内路(74)にロックさ
    れることを特徴とする請求項1の車両ルーフ。
  3. 【請求項3】 案内路(74)に沿う摺動のために駆動
    ユニット(87)によって駆動され結合要素(95)に
    ロックされる結合制御部材(90)が設けてあることを
    特徴とする請求項2の車両ルーフ。
  4. 【請求項4】 結合要素(95)が、案内路(74)の
    ルーフ固定の案内レール(75)または結合制御部材
    (90)にロックするためのロック装置(ロックハンマ
    102)を有し、上記ロック装置が、カバー要素接合体
    の閉鎖位置における結合要素に関する結合制御部材の摺
    動によって作動されて、ルーフ固定の案内レールとのロ
    ックを解除し、結合制御部材とのロックを行うことを特
    徴とする請求項3の車両ルーフ。
  5. 【請求項5】 ロック装置が、ルーフ固定の案内路(7
    4)または結合制御要素(90)のロック凹み(104
    または91)との係合によって対応するロックを構成す
    る旋回自在のロックハンマ(102)を含むことを特徴
    とする請求項4の車両ルーフ。
  6. 【請求項6】 最前部の固定要素(20d)を駆動する
    ための補足駆動ユニット(73)が設けてあることを特
    徴とする請求項3または4の車両ルーフ。
  7. 【請求項7】 カバー要素接合体の閉鎖状態では、結合
    要素(95)が、ルーフ固定の案内路(74)にロック
    され、一方、結合制御部材(90)は、結合要素に関し
    てロックされ、開放運動の開始時、結合制御部材が、結
    合要素上を前方へ摺動され、かくして、最後部の固定要
    素(20a)が外方へ旋回され、結合制御部材が、案内
    路に対する結合要素のロックを解除し、それ自体に結合
    要素をロックし、結合制御要素の以降の後方・前方摺動
    によって、最後部の固定要素を外方へ旋回し、次いで、
    結合要素にロックし、結合制御要素の後方・前方摺動を
    継続して、最終的に、カバー要素(スラット10a−1
    0d)を1つの束に集束することを特徴とする請求項3
    −6の1つに記載の車両ルーフ。
  8. 【請求項8】 ルーフ固定の案内路(74)に沿う結合
    制御部材(90)の摺動によって最後部固定要素(20
    a)の外方への旋回または逆旋回が誘起されるよう、結
    合制御部材が最後部の固定要素と係合することを特徴と
    する請求項3−7の1つに記載の車両ルーフ。
  9. 【請求項9】 結合制御部材(90)が、結合要素(9
    5)に旋回自在に取付けられ最後部の固定要素(20
    a)と共働する昇降レバー(94)を作動することを特
    徴とする請求項8の車両ルーフ。
  10. 【請求項10】 昇降レバー(94)が、連結ピン(9
    6)によって最後の固定要素(20a)に構成された連
    結スリット(42)に係合し、それ自体は、結合制御部
    材(90)に構成された連結ピン(92)と係合する連
    結スリット(93)を備えた連結レバーとして構成され
    ていることを特徴とする請求項9の車両ルーフ。
  11. 【請求項11】 結合要素(95)が、旋回自在に相互
    に結合された複数の構成部分(97、99)を含むこと
    を特徴とする先行請求項の1つに記載の車両ルーフ。
  12. 【請求項12】 最前部の固定要素(20d)のため結
    合要素以外に、各固定要素(20a−20c)について
    結合要素・構成部分(97a−97c)が設けてあるこ
    とを特徴とする先行請求項の1つに記載の車両ルーフ。
  13. 【請求項13】 中央部分において旋回自在に軸支され
    且つ1つの端部にロック部分(32)を有し他の端部に
    作動アーム(33)を有するロック揺れ腕(31)とし
    て構成されたロック要素を介して、固定要素(20a−
    20d)と結合要素(95)との間のロックを行うこと
    を特徴とする先行請求項の1つに記載の車両ルーフ。
  14. 【請求項14】 結合要素(95)が、最前部の固定要
    素(20d)を除いて各固定要素(20a−20c)の
    ために、ロック部分(32)を受容するロック凹み(1
    00a−100c)を有することを特徴とする請求項1
    3の車両ルーフ。
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