JP2007516120A - 積み重ね可能なパネルを有するスライド形ルーフシステムおよびそれを備えた車両 - Google Patents

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Abstract

本発明は、互いに関連してフラッシュ位置とオフセット位置との間の高さを移動できる少なくとも1つのフロントルーフパネル(40)およびリヤルーフパネル(48)を備えた車両用のスライディング・ルーフ・システムに関するものである。それらのルーフパネルのうちの1つは、ローポジションと、関連するパネルがフラッシュ位置の平面に対して高さでオフセットされるハイポジションとの間で上下に動くように連接されたフロントおよびリアレバーアセンブリを備えている。パネルを上に上げるために前方から後方へ、またはそれをオフセット位置からフラッシュ位置へ移動させるために逆方向へレバーアセンブリを駆動させるための駆動装置を、そのパネルのうちの1つが備えている。そのレバーアセンブリは、レバーアセンブリの前方から後方への制御された移動においてはそれらが上方向へ傾くように、逆方向の移動では下方向へ傾くように移動を誘導するために適合されたガイド(41、44)と係合している。

Description

発明の詳細な説明
本発明は、車両用の開閉式ルーフ、より正確には複数の強固なルーフパネル(またはエレメント)を備え、そのうちの少なくとも1つが、上記ルーフパネルがパッセンジャーコンパートメントを上方から覆っている位置と、上記ルーフの開口部がふさがれないようにする位置との間で移動可能なルーフに関するものである。
必要に応じて、本発明のルーフに含まれるものであるが、車両後部に格納できるルーフがあり、それゆえに、セダン型または2ドア型の車両をオープンカー型の車両に変えることが可能になる。
この種のルーフを設計する際に出会う該当するうちの1つは、車両のリアブートにルーフエレメントを格納する点にある。
もう1つの問題は、上記ルーフエレメントがルーフ上にあるときの、それらの運動学的な動きを設計し、かつ実行する点にある。
自動車用の開閉式ルーフシステムを、それを備えた車両と同様に考察するのは、このような理由からである。
少なくとも1つのフロントルーフパネルおよびリヤルーフパネルを備えた他の開閉式ルーフシステムはすでに知られており、これらのパネルは、長手方向に(車両の縦の駆動方向に応じて)、上記パネルが互いにほぼ同じ平面に位置し、フロントルーフパネルが上記長手方向に沿ってリヤルーフパネルの前に位置するフラッシュ位置と、上方向に一方の上に他方のルーフパネルが重なったオフセット位置との間を移動できる。
そのような従来のシステムが提供している目的は、比較的簡単な構造を有し、自動車メーカーと関連した大量生産に見合った生産コストであり、かつ、すでにあるパネルの動きの問題を調整することを避け、効率的で信頼できる運動学を保証する信頼性のある開閉式ルーフシステムを提案することである。
このような理由から、主要な特性によって以下のこと、すなわち、上記フロントルーフパネルおよびリヤルーフパネルのうちの1つが、上記ルーフパネルに対して回転軸となるように取り付けられた、一群のフロントレバーおよび一群のリアレバーを備え、該当するパネルが車両の構造を囲む部分とほぼ同一平面で重なるローポジションと、該当するパネルがそのフラッシュ位置の平面に対して上方向にオフセットされたハイポジションとの間で傾くようになっており、上記ルーフパネルの少なくとも一方がレバー群を備え、他方のパネルがレバー群および一方のパネルを、上記ルーフパネルがそのフラッシュ位置からそのオフセット位置へ上方向に移動することを保証する距離に沿って前方から後方へ駆動させる、または、上記の距離に沿って、前方から後方へ(ただし後方から前方へ逆方向に)駆動させ、同じルーフパネルがそのオフセット位置からそのフラッシュ位置へ移動することを保証する駆動手段を備え、上記レバー群が、上記駆動手段の制御下で、基本的に上記長手方向とほぼ平行に伸びるガイドを係合させ、該ガイドが、上記レバー群が、制御され前方から後方へ移動する間に、レバー群の先端部を案内し、上記対応するパネルの上記フラッシュ位置からオフセット位置への移動させ、かつ、上記レバー群が、制御され後方から前方へ移動する間に、レバー群の先端部を案内し、上記対応するパネルの上記オフセット位置からフラッシュ位置へ移動させるように、適合されていることを特徴としている。
前述の目的の達成にさらに貢献するために、簡単で効率的、かつ信頼性のある機械的構想を使用し、他の特性によると、上記レバー群がそれぞれ、第一アームを有する湾曲レバーを備え、上記第一アームは、上記対応するルーフパネル上に回転式で連接され、かつエルボを介して第二アームに固定して取り付けられており、第二アームは、上記ガイドのうちの1つと係合し、レバー群を案内するように駆動させていることが望ましい。
さらに、目的と従来の「動滑子」型スライド手段使用の図は同じであるが、他の特性によると、該当するルーフパネルに取り付けられたレバーの上記ガイドは、有利には、その中を上記レバー群が滑る第一溝が設けられた動滑子を備えており、上記動滑子は、上記レバー群の一部を個々に受け入れられるのに十分な長さに沿って、水平方向と上記長手方向とに対して斜めに伸びる湾曲したスリップを局所的に有し、湾曲したスリップと一旦係合すると、該当するレバー群が旋回運動によってそれらのハイポジションまたはローポジションの一方のポジションから他方のポジションへ移動するようになっていることを特徴とする。
仮定したとおり上記2つの特性を使用することによって利点が得られる場合、さらに、該当するルーフパネルの後方へのスライド駆動と同じくらい前方へのスライド駆動を簡略化すること、すなわち、いくつかのパネルの上記第二アームが、滑って移動するようにもう一方に上記長手方向および上記動滑子の第二溝に沿って取り付けられていることと、対応するパネルに取り付けられた少なくともいくつかのレバーが、上記対応する第一溝を滑るように取り付けられた少なくとも1つのスライダを備えていることと、上記駆動手段が前端および後端を有しており、上記スライダを受け入れ、かつ、対応する上記ガイドに沿ってそれを駆動させるのに適した駆動凹所を有する駆動フックをこれらの駆動手段が備えており、短い駆動ピンがほぼ上記長手方向に沿った上記第一溝と係合している限りは上記スライダを前方へ駆動させるが、それが接触する上記第一溝の上記湾曲したスリップと後者が係合すると上記スライダから解放できるように、上記第一溝に沿って上記対応するスライダを後方へ駆動させることに適した駆動壁を介して上記凹所が前方へ伸びたり、上記駆動フックの後部を介して上記スライダ用の注入口を形成する上記短い駆動ピンを介して後方へ伸びたりし、したがってこの湾曲したスリップが上記溝の延長線上にあり上記スライダがその駆動方向に係合できるようにそれと鈍角(α)を成すことと、が望ましい。
そのような特性は、特に上記フロントルーフパネルがリヤルーフパネルに対して、その下に滑って移動するように取り付けられている場合に適用できる。
このような場合、補足的には以下のこと、すなわち、上記スライダが少なくともいくつかのレバーの第二アーム上に位置することと、上記駆動手段が互いに上記ルーフパネルの移動の長手方向に沿って伸びていることと、湾曲したもの、または各第一溝の湾曲したスリップが上向きになっており、上記レバー群が、下に上記第一溝が伸びている上記リヤパネルと連結されていることと、が望ましい。
このようなルーフパネルの構造に関する上述した特性の全てまたは一部とともに、フロントルーフエレメントをリヤルーフエレメントの下に移動させるような動きのための効率的で信頼性のある構造が得られる。
特にこのような場合、他の特性によると、上記レバーがローポジションにあり、それをそれ自体と共に上記駆動手段の移動の方向、後方へ駆動させる際に、上記フロントレバー群のうちの少なくとも1つのレバーを係合させるのに適した押しボタンを、上記駆動手段がそれらの後端の方へ備えていることがさらに望ましい。
さらに同じ状況では、対応する湾曲したスリップ内で上記フロントレバー群の第二アームを十分に係合させることに適した第二駆動ピンを、上記フロントルーフパネルの上記駆動手段が、それらの後端の方へ備えており、一旦これらのレバーが対応する短い駆動ピンから解放されると、上記リヤルーフパネルがそのフラッシュ位置へ動くように引き続いて上記フロントルーフパネルが前方に滑ることが望ましい。
この第二のピンによって、簡単で効率的かつ信頼性のある解決策とともに、上記レバーが対応する上記湾曲したスリップと十分に係合することを保証することが可能となるため、効率的な方法で上記リヤルーフパネルをそのフラッシュ位置、ローポジションへ移動できる。
さらに、車両の上記リアブートの上記ルーフエレメントの収容力に関する本記述の冒頭で想起された問題を克服するために、以下のもの、すなわち、後部中央ルーフエレメント、中部中央ルーフエレメント、および前部中央ルーフエレメントと、後部左側ルーフエレメント、前部左側ルーフエレメント、後部右側ルーフエレメント、および前部右側ルーフエレメントと、上記後部中央ルーフエレメントをテールゲートに滑らせるための手段と、上記中部中央ルーフエレメントおよび上記前部中央ルーフエレメントを閉鎖位置に置き、上記エレメント全てを上記リアブートの前で法線方向に折り畳む手段と、上記後部左側ルーフエレメントおよび上記前部左側ルーフエレメントを閉鎖位置に置き、上記リアブート内の上記エレメント全てを、上記中部中央ルーフエレメントおよび上記前部中央ルーフエレメントからなる全てのエレメントの後部で水平方向に折り畳む手段と、上記後部右側ルーフエレメントおよび上記前部右側ルーフエレメントを閉鎖位置に置き、上記ブート内の上記エレメント全てを、上記後部左側ルーフエレメントおよび上記前部左側ルーフエレメントからなる全てのエレメントの上方または下方で水平方向に折り畳む手段と、を開閉式ルーフが備えていることを提案する。
上記のことからわかるように、上記中部中央ルーフエレメントおよび上記前部中央ルーフエレメントを閉鎖位置に置く上記手段は、有利には、上記中部中央ルーフエレメントおよび上記前部中央ルーフエレメントを関連して滑らせる手段を備えている。
より正確には、上記スライド手段は、上記前部中央ルーフエレメントが上に取り付けられるスライダと協同するために配置され、上記中部中央ルーフエレメントが上に取り付けられる長手方向の動滑子を少なくとも備え得る。
すると、上記前部中央ルーフエレメントを上記中部中央ルーフエレメント近傍に移動させるために滑らせ、ルーフの前部を開放することが可能となる。
なお、「長手」という表現は、一般には車両の前方/後方の方向と平行であることを指すものである。同様に、「横の」という表現は、一般には車両の左右対称な面と垂直であることを指す。
さらにより正確には、上記スライダは、上記動滑子の第一溝に沿った動きに適したころを備え得る。
さらに、上記中部中央ルーフエレメントを上記動滑子の第二溝に沿った動きに適した上記ころの上に取り付けることもできる。
また、具体的な実施形態では、上記中部中央ルーフエレメントおよび上記前部中央ルーフエレメントからなる全てのエレメントを上記リアブートの前で法線方向に折り畳む上記手段は、車両のシャーシ上でそれら端部の一方の周辺に連接され、変形可能な四辺形を形成する少なくとも2つのレバーを備えている。
動滑子センブリの場合、上記レバーは上記動滑子周辺のそれらのもう一方の端部に連接され得る。
具体的な実施形態では、上記後部左側(右側とは別)ルーフエレメントおよび上記前部左側(右側とは別)ルーフエレメントを閉鎖位置に配置する手段は、上記後部左側(右側とは別)ルーフエレメントの前端と上記前部左側(右側とは別)ルーフエレメントの後端との間の横軸の周辺に関節を備えている。
それゆえ、上記ルーフの側面部分は中間軸周辺で折り畳めるのである。
さらに、具体的な実施形態では、上記後部左側(右側とは別)ルーフエレメントおよび上記前部左側(右側とは別)ルーフエレメントからなる全てのエレメントを上記リアブート内へ水平に折り畳む上記手段は、車両のシャーシ上、長手方向軸の周辺に閉鎖位置と収容位置との間で連接された折り畳み装置を備えており、上記後部左側(右側とは別)ルーフエレメントは、上記折り畳み装置上のその後端近傍に、該折り畳み装置がその閉鎖位置にあるときはほぼ水平な軸周辺に、その収容位置にあるときはほぼ法線方向に連接されている。
より正確には、上記後部左側(右側とは別)ルーフエレメントおよび上記前部左側(右側とは別)ルーフエレメントを閉鎖位置に配置する手段は、その端部のうちの一方が上記後部左側(右側とは別)ルーフエレメントの関節の上記軸から一定の距離をおいて、上記折り畳み装置上に連接され、他方の端部が上記後部左側(右側とは別)ルーフエレメントの関節の上記軸から一定の距離をおいて、上記前部左側(右側とは別)ルーフエレメント上に連接されたレバーを少なくとも備え得る。
付属線図を参照に、上記対象について以下により詳しく述べる。
図1に示されたルーフは、後部中央ルーフエレメント1、中間中央ルーフエレメント2、および前部中央ルーフエレメント3を備えている。後部中央ルーフエレメント1は、通常後部ウインドスクリーンから構成されている。中間中央ルーフエレメント2、および前部中央ルーフエレメント3は、前部ウインドスクリーンの上端と接触する。本発明のルーフはまた、後部左側ルーフエレメント4、前部左側ルーフエレメント5、後部右側ルーフエレメント6、および前部右側ルーフエレメント7も備えている。
したがって、これらのルーフエレメントは、上記前部ウインドスクリーンの上端からリアブートのテールゲート9の上端および車両のサイドウィンドウ(図示せず)の上端へ、前後につながっている。
以下には説明しないが、従来の手段によって上記テールゲート9に上記後部中央ルーフエレメント、より正確にはその窓を滑らせることができる。さらに、このテールゲート9は、回転の横軸10に沿った、車両のシャーシの低い方の端部に沿って連接されており、作動装置11により動作可能になっている。作動装置11により、テールゲートが開き、上記後部中央ルーフエレメント1が挿入可能になる。
以下に述べる配置は、通常車両のどちら側でも同じである。
図3に示されているように、上記前部中央ルーフエレメント3は、スライダ13の上に横方向に連接されている。上記前部中央ルーフエレメント3は、上記スライダ13の上に、上記エレメント3の先端および上記スライダ13の遠端に配置された回転の横軸を介して取り付けられる。この回転軸によって、上記エレメント3の後端が、矢印F1にしたがって上方および下方に移動することが可能となる。
各スライダ13は、ころ15および16を介して動滑子17に取り付けられている。該動滑子17は、2つの溝18および19を備え、該溝18が上記ころ15および16を受ける。
上記溝19は、上記中部中央ルーフエレメント2を支持する2つの接続金具22および23と一体化した2つのころ20および21を受ける。
どんな従来の駆動手段であっても、上記接続金具22および23のころを上記動滑子に滑らせるだけでなく、上記スライダ13を同じ動滑子に滑らせることができる。
2つのレバー24および25はそれぞれ、それらの一端において、横軸26および27周辺で、車両のシャーシに連接されている。他方の端においては、これらのレバーは、同じく横軸周辺で、軸28および29周辺の上記動滑子17に連接されている。これらのレバー24および25は、図3上部に示されており、ルーフがパッセンジャーコンパートメントを覆っているときにレバー24および25が取る位置を示している。また同図の下部に、上記ルーフが上記リアブートに格納されているときの位置で示されている。
図2は、左側のルーフエレメント4および5を、折り畳み機構と合わせて示している。右側のルーフエレメントも同様である。
上記前部ルーフエレメント5の後端は、横軸30の周辺で上記後部ルーフエレメント4の前端に連接されている。上記後部ルーフエレメント4の後端は、軸32の周辺で上げ起こし装置31に連接されている。上記軸30および32は、図2に示されているように、ルーフが閉鎖位置または折り畳み位置にあるときには水平であり、上記ルーフが後述する収容位置にあるときにはほぼ垂直である。
補強材33は、その一方の端が上記軸32に、他方の端が上記軸30に連接されている。レバー34は折り畳み装置31および横軸35に連接されているが、上記軸32からは一定の距離をおいて配置されている。また、横軸36周辺で上記ルーフエレメント5に連接されているそのもう一方の端も、上記軸30から一定の距離をおいて配置されている。
上記折り畳み装置31は、車両のシャーシに対して長手方向軸37の周辺に軸取り付けされている。
ここでは示されていないが、上述したエレメントを作動させるために、従来の駆動手段が設けられる。
閉鎖位置から収容位置へのルーフの移動は以下のように行われる。その逆の、収容位置から閉鎖位置への移動は、その逆の順で行われる。
まず、作動装置11を使用した上記軸10周辺での回転により、テールゲートが開き、上記ルーフエレメント1が上記テールゲート9へと滑るように移動する。
次に、上記エレメント3は軸14周辺で下向きに傾き、上記エレメント2の下に滑るように移動する。その後、上記レバー24および25は傾き、上記エレメント2および3が車両の上記リアブートの前で垂直位置になる、図3の下部に示された位置になる。
それから、レバー33および34により、上記ルーフエレメント4および5が、図2に示された位置に、持ち上げられ折り畳まれる。その後、上記軸37周辺で折り畳まれることによって、後者のエレメントが、図5におけるほぼ水平な位置になる。すなわち、それらが、2つ1組になって重ねられ、上記エレメント2および3の後部にある。
図7〜12の実施形態では、前部ルーフエレメント(パネル)40は、第二動滑子44と係合された第一動滑子42の上に取り付けられており、第二動滑子44は次に、ルーフエレメント48に支持された第三動滑子46と係合されている。ルーフエレメント48は、図7に示されているように、パッセンジャーコンパートメント上のルーフの閉鎖位置にあり、上記パネル40の後部にそれと同じ高さで配置されており、車両周囲のシャーシ(図1に示されているように上記エレメント4、5、6および7または車体で構成可能)と同一平面で重なる。
上記ルーフパネル40および48は、通常上記リアウインドスクリーンを受け入れる後部ルーフエレメント52の前に配置された、ほぼ平面である2つのパネルを規定している。
場合によっては、上記部分52は、車体に固定されているウインドスクリーンを規定する車両の固定部に、常に同じパターンで存在し得る。
そのため、このような場合、図7の上記ルーフエレメント40、48および52を、図1の各ルーフエレメント3、2、および1と一致させて考えると、上記前部ルーフエレメント40が、図7のようなその閉鎖状態で、車両のウインドスクリーン56の上部を規定する横スカート54の前部と接触する(図1参照)。
また、なお、上記パネル40および48の相対移動を保証するために、動滑子システム42、44および46は主に、車両の前方長手方向58とほぼ平行に伸びている。
図8のように、上記パネル40および48が一旦その収容位置となった場合、それらは車両のリアブートに収容されるべきなので、有利には、上記後部ルーフエレメント52が(もし可動であれば)他のアーム(図示せず)と連結できるのと同様の方法で上記第三動滑子46はアーム60と強固に連結されることが規定できる。これら2つの関節アームは、図3に示された実施形態では、横軸26および27周辺で連接されたアーム24および25に相当する。
図7〜11からわかるように、ここで示される実施形態は以下のようなものである。上記フロントルーフパネル40を開けるために、フロントルーフパネル40は、前方(AVT)、後方(ARR)から滑らねばならず、この滑動によって、後部パネル48が持ち上げられ、下部に上記フロントルーフパネル40のほぼ軸方向の滑動(ほぼ高さが同じである)を受けることに適した空間を空けることができる。
上記パネル48は、それぞれがその下に伸びており、それらの上にレバー(62および64のような、下記参照)が連接しているフロントアーム53aおよびリヤアーム53bを介して、上記動滑子46(「第一溝」とも呼ばれる)に連結されている。
このように、上記ルーフ部分48は、上記ルーフ部分40をその下に移動させるために上昇する。一旦これらの前部および後部ルーフ部分がほぼ水平な位置で互いの上に重なると、それらは、例えばほぼ正確に直角になるように、駆動アームを介して収容スペースへ旋回できる。
すでに想起されているように、上記前部ルーフエレメント40は、上記フロント動滑子42の上に取り付けられるが、上記後部ルーフエレメントは上記リア動滑子46の上に滑るように取り付けられ、上記中間動滑子44は可動式パネル(この場合は上記後部パネル48)の上方向への動きを制御する。
上記ルーフエレメント40および48が積み重なっている間、該後部ルーフエレメント48は、上記第三動滑子46に沿って上方向にオフセットされ、上記前部ルーフエレメント40がその下に移動することを可能にする。
したがって、図9〜11に示すように、上記後部ルーフエレメント48は、それぞれが有利に曲がっている上記フロントレバー群62およびリアレバー群64を介して上記第三動滑子と係合されている。各エルボは、長手方向58と垂直な回転軸を介して上記後部ルーフ48に連接されている。該当する上記エルボの回転軸の反対の端は、66および68のようなスライダを介して上記第三動滑子46に挿入されている。
図7のように、上記ルーフエレメント40および48がその閉鎖位置にある場合、これらのエレメントは互いに同じ高さである。
上記第三動滑子48は、スリップ70および72を備え、このスリップは、上方および前方に(つまりそれらの自由端の方向に)方向付けられている。そして、各スリップは、動滑子において、前端及び後端からそう遠くない位置に配置されている。図7および9の下部で、上記後部パネルが「同一平面」である場合、各エルボの上記スライダ66および68は、その端がルーフ74と連接している該当する上記レバーのアーム62bを介して、これらの湾曲したスリップに十分に挿入されるが、一番後のスライダと上記エルボの関節点との間に配置された上記エルボのもう一方の端62aは、上記第三動滑子に沿っておりほぼ水平である。上記エルボのこの点によって、上記後部ルーフをローポジションに、かつ上記後部ルーフ52の前部エレメントと同じ高さにさせることが可能となる。
上記パネル40を後方へ滑らせる間、上記中間動滑子44は上記スライダ66上の裏面76の方へ傾き、その後、できる限り前方かつ上記湾曲した前部スリップ70の先端ヘ係合され、上記ルーフエレメント48が上方向に傾いてそれを後方へ駆動させることが可能になる。
このように、この第二動滑子44は、その後端に、その端が上向きおよび下向きに曲がっている接触面(押しボタン76)を備え得る。この曲面は、一番前の一番高いころ66の方へ傾き、上記湾曲したスリップに沿って、かつ下向きに広がっている。一番後の上記第二スライダ68もまた、上記第三動滑子のほぼ水平な面と係合するためにこの湾曲したスリップに沿って移動する。上記第二スライダと、上記ルーフならびに上記湾曲した部分の関節74との間に配置された湾曲部は、その後上方向にオフセットされ、上記後部ルーフを上方向および後方に駆動させる。
また、上記動滑子44も、フック78を形成する領域を有する。上記第二動滑子が後方へ移動すると、このフックは上記接触面よりも後退して配置される。したがって、上記第二動滑子44の前に配置されることになる(図10参照)。この上記フックの領域によって、上記フロントレバー62およびリアレバー64を上げ起こすのに適した短距離間上記ルーフエレメント45を「水平に」後方へ駆動させるだけでなく、上方向に移動させ続けることが可能となる。また、このフック78によって、上記前部パネル40が閉鎖されている場合に、この同一のルーフエレメント48を、上記動滑子の湾曲したスリップの先端まで前方へ駆動させることも可能となる。
この双方向の滑動を補助するために、有利には、各駆動フック78は、対応する上記スライダ66を受け、それを該当するガイド46に沿って駆動させるのに適したドライブウェル80を有する。上記ウェルは、上記スライダを上記溝または動滑子46に沿って後方へ駆動させるのに適した駆動壁82を介して前方に伸びており、上記スライダのためのアクセスホール86を形成する短い駆動ピン84および上記フックの後部を介して後方にも伸びている。したがって、上記短い駆動ピンは、ほぼ上記長手方向58に沿って伸びている上記溝46と係合している限り上記スライダ66(および、それゆえ上記パネル48も)を前方に駆動させるが、後者が上記湾曲したスリップ70と接触し係合すると、上記スライダから解放される。もちろんこの湾曲したスリップは、上記スライダがその駆動方向に係合できるように上記溝の延長線上に配置されており、該溝と鈍角αを成している。(図11)
さらに、下向きに伸び、かつ上記第二動滑子44と一体化した他の接触面88が上記第一接触部分76の前に配置されている。この第二接触部分は、上記動滑子46(第一溝とも呼ばれる)の後部の上にある。上記パネル40が後方へ移動される際に、上記レバー62の一番前のスライダ66が上記動滑子46の湾曲したスリップ70と係合しており、このスライダがさらに上記フック78から解放されている場合、上記2つのスライダをこの湾曲したスリップと十分に係合させ、上記ルーフパネル48をその閉鎖位置およびローポジションに置き、かつ、上記前部エレメント52と上記前部パネル40とを同じ高さにするように、上記第二接触面(または駆動ピン)88は一番後のスライダ68の方へ傾く。
上記動滑子(または溝)の相対的な配置に関する他の詳細に関しては、特許FR‐A‐2797226(図1、2、6、ならびに7およびそれらに対応する記述)を参照されたい。
図12および13に示すように、代替実施形態では、(前部パネル上の)前部中央ルーフエレメント100は、全体的に長手方向58とほぼ平行に伸びる動滑子システム700の第一溝210に滑って移動するように取り付けることができる。第二中部中央ルーフエレメント(またはルーフパネル)300は、この場合、上記動滑子700の第二溝230の上に滑るように取り付けられる。
この場合、上記ルーフエレメント100および300は、該前部ルーフエレメント100が上記ルーフエレメント300の上に移動できるように、一方が他方の上に重なっている。(図13)
開閉式ルーフを格納するために車両のルーフに形成された開口部の側端にほぼ沿って長手方向に伸びる、ルーフに固定されたバーに沿って、動滑子7は車両のシャーシ53に横方向に固定され得る。
フック279を形成するエレメントは、上記ルーフエレメント100の前端100a上に配置されている。
このルーフエレメントは、動力駆動の可撓ケーブルであり得る従来の手段を介して後方へ駆動され、軸距離Lを2つの間にとった2つのスライダ290および310を介して上記第一溝210に係合されている。上記前部ルーフエレメントから一番前に配置された上記スライダ290は、(上記溝210の傾斜の増加に対応して)車両の前部の方向および下向きに湾曲したスリップ210aに係合されている。該湾曲したスリップは、上記溝210の前端に配置されている。上記ルーフエレメント100から一番後ろに配置された上記第二スライダ310は、第一スリップと同じ方向に湾曲し後者から同じ上記Lの長さだけ離れた、湾曲した第二後部スリップ210bに係合されている。上記ルーフエレメント100が後方へ駆動されると、それは上記湾曲した第二スリップ210bの方向だけでなく上記湾曲した第一スリップ210aの方向によって上方向にオフセットされる。したがって、上記溝210の湾曲部によって、上記前部ルーフエレメントが上記ルーフエレメント300の上に移動することが可能となる。
上記ルーフエレメント100が後方へ滑って移動すると、上記スライダ290は、上記溝210を移動する。そして、一旦上記スライダ310が引き出されると、上記湾曲したスリップ210b近傍にて、その後部690bが上記湾曲したスリップの上端を閉塞できるようにこのレバーを上方向に傾けるまでロッキングレバー690に沿って移動し、下向きに傾斜した位置につく。レバーを有するこの選択的案内システムは、対応するスライダ350と接続されたもう1つの湾曲した後部スリップ230bと同じ位置に傾くことがわかる。さらに、上記ルーフパネルがパッセンジャーコンパートメント上でそれらの閉鎖位置につくと、関連した後部スライダが対応する上記湾曲したスリップと係合する前に、各パネルの前部スライダが反対側に動くことによって該当する上記レバーのリターンロッキングが作動される。
ルーフエレメント300も、また、Lの長さだけ離れて、2つのスライダ330および350を介して第二溝230に取り付けられている。このルーフエレメントから一番前にある上記第一スライダ330は、車両の前部の方向および下向きに湾曲したスリップ230aに係合されている。この湾曲したスリップは、上記動滑子の上記第二溝230の前端に配置されている。上記ルーフエレメント300から一番後ろに配置された上記第二スライダ350は、第一スリップと同じ方向に湾曲し後者から同じLの長さだけ離れた第二スリップ230bに係合されている。上記前部ルーフエレメントによって上記ルーフエレメント300が後方へ駆動されると、それは上記湾曲したスリップ230aおよび230bの方向によって上方向にオフセットされる。
上記ルーフエレメント300の前端は、低いほうの端にピンまたはころ430を有し、下向きに伸びるアーム410を備えている。上記前部ルーフエレメントが上記ルーフエレメント300上で水平位につくと(図13)、前部中央ルーフエレメントの前部に配置されたフック270は上記ピンの方へ傾く。すると該フックは上記ルーフエレメント300を後方へ駆動させ、かつ、それを上記2つの湾曲したスリップ230aおよび230bに沿って上方向へオフセットさせて、中部中央ルーフエレメントを他のルーフエレメント上でさらに後方へ移動させることを可能にする(図示せず)。さらに、上方向に伸びる上記動滑子の湾曲部によって、上記ルーフエレメント100がさらに後方にあるこのルーフエレメント上で移動することが保証される。
なお、図12および13では、上記スライダ430を受けかつ対応するガイドに沿ってそれを駆動させるのに適したウェル271を有し、図10のフック78に相当するフック270の形状を記している。このピンがほぼ上記長手方向58に沿った上記溝と係合している限り上記スライダを前方へ駆動するが、後者がその前方への移動の延長線と交わり上記湾曲したスリップ230aと係合している際は上記スライダから解放されるように、上記ウェルは上記スライダを後方(ARR)へ駆動させるのに適した壁272を介して上記溝230aおよびその後230に沿って前方へ伸び、上記フックの後方に上記スライダ用の注入口を形成する短いピン273を介して後方へ伸びる。
この例において実施可能な開閉式ルーフを示す斜視図である。 図1のサイドルーフエレメントを閉鎖位置および中間折り畳み位置に折り畳む手段を示す側面図である。 閉鎖位置および収容位置に中央ルーフエレメントを収容する手段を示す斜視図である。 図3の動滑子の湾曲した部分である。 収容位置にあるルーフエレメントを示す側面図である。 収容位置にあるこれらのルーフエレメントを示す背面図である。 前部ルーフエレメント(パネル)と後部ルーフエレメント(パネル)とを関連して滑らせることを可能にする他のルーフ機構を示しており、上記2つのパネルは閉鎖位置にあり、一方が他方の前にありほぼ一列になっている。 前部ルーフエレメント(パネル)と後部ルーフエレメント(パネル)とを関連して滑らせることを可能にする他のルーフ機構を示しており、フロントパネルがリヤパネルの下に移動している。 3つの異なる滑り方の可能性および該当する上記フロントパネルおよびリヤパネルの位置を示している。 3つの異なる滑り方の可能性および該当する上記フロントパネルおよびリヤパネルの位置を示している。 3つの異なる滑り方の可能性および該当する上記フロントパネルおよびリヤパネルの位置を示している。 フロントルーフパネルが後方へ動くと上記リヤパネルの上を動き、したがってパッセンジャーコンパートメント上のルーフの開口部を開放する代替実施形態を示している。 フロントルーフパネルが後方へ動くと上記リヤパネルの上を動き、したがってパッセンジャーコンパートメント上のルーフの開口部を開放する代替実施形態を示している。

Claims (9)

  1. 構造(50)を有する自動車用の開閉式ルーフシステムであって、該開閉式ルーフシステムが、少なくともフロントルーフパネル(3、40)、およびリヤルーフパネル(2、48)を備えており、上記ルーフパネルが、互いに対し、長手方向(58)に、
    上記パネルが互いにほぼ同じ平面に位置し、上記フロントルーフパネルが上記長手方向に沿って上記リヤルーフパネルの前に位置するフラッシュ位置と、
    一方の上に他方の上記ルーフパネルが少なくとも部分的に上方向に重なったオフセット位置と、の間を移動でき、
    これらのフロントルーフパネルおよびリヤルーフパネルのうちの1つが、一群のフロントレバー(62)および連接された一群のリアレバー(64)をベアリングして、
    対応するものが車両の上記構造(50)を囲む部分とほぼ同一平面で重なるローポジションと、
    上記対応するパネルがそのフラッシュ位置の上記平面に対して上方向にオフセットされたハイポジションとの間で傾くようになった、開閉式ルーフシステムにおいて、
    上記フロントレバー群(62)およびリアレバー群(64)が、それらをベアリングする上記ルーフパネル(48)に対して回転軸となるように取り付けられており、
    上記ルーフパネル(48)の少なくとも一方が上記レバー群(62、64)をベアリングし、他方のルーフパネル(40)が、上記レバー群および一方のパネルを共に、
    該当する上記ルーフパネルがそのフラッシュ位置からそのオフセット位置へ上方向に移動することを保証する距離に沿って前方から後方へ駆動させる、または
    上記の距離に沿って、前方から後方へ(ただし後方から前方へ逆方向に)駆動させ、同じルーフパネルがそのオフセット位置からそのフラッシュ位置へ移動することを保証する駆動手段(76、78、88)を備え、
    上記レバー群(62、64)が、上記駆動手段(76、78、88)の制御下で、基本的に上記長手方向とほぼ平行に伸びるガイド(42、44、46)を係合させ、該ガイドが、
    上記レバー群が制御され前方から後方へ移動する間に、レバー群の先端部を案内し、上記対応するパネルの上記フラッシュ位置からオフセット位置への移動させ、かつ、
    上記レバー群が制御され後方から前方へ移動する間に、レバー群の先端部を案内し、上記対応するパネルの上記オフセット位置からフラッシュ位置へ移動させるように、適合されていること、を特徴とする開閉式システム。
  2. 上記レバー群(62、64)がそれぞれ、第一アーム(62a)を有する湾曲レバーを備え、
    上記第一アームは、上記対応するルーフパネル(48)上に回転式で連接され、かつエルボを介して第二アーム(62b)に固定して取り付けられており、
    第二アームは、上記ガイド(42、44、46)のうちの1つと係合し、レバー群を案内するように駆動させていることを特徴とする、請求項1に記載の開閉式ルーフシステム。
  3. 上記ガイドは、その中を上記レバー群(62、64)が滑る第一溝(46)が設けられた動滑子を備えており、
    上記動滑子は、上記レバー群の一部を個々に受け入れられるのに十分な長さに沿って、水平方向と上記長手方向とに対して斜めに伸びる湾曲したスリップ(70、72)を局所的に有し、
    湾曲したスリップと一旦係合すると、上記対応するレバー群が旋回運動によってそれらのハイポジションまたはローポジションの一方のポジションから他方のポジションへ移動するようになっていることを特徴とする、請求項1または2に記載の開閉式ルーフシステム。
  4. 上記パネル(40)のうちの一方が、上記長手方向(58)および上記動滑子の第二溝(42、44)に沿って、他方(48)に対して滑って移動するように取り付けられており、
    上記レバーのうちの少なくともいくつかが、上記対応するパネルによりベアリングされているとともに、対応する上記第一溝にスライドして取り付けられたスライダ(66)を少なくとも備えており、
    上記駆動手段は、駆動フック(78)を備えており、該駆動フックは、上記スライダ(66)を受け入れ、かつ対応する上記ガイド(46)に沿ってそれを駆動させるのに適した駆動凹所(80)を有し、
    上記凹所は、上記対応するスライダを後方へ駆動させることに適した駆動壁(82)により上記第一溝(46)に沿って前方へ延び、上記スライダ用の注入口(86)を形成する短い駆動ピン(84)により、上記駆動フックの後部を介して後方へ延びることで、
    上記短い駆動ピンは、ほぼ上記長手方向に沿って上記第一溝(46)と係合している間は、上記スライダ(66)を前方へ駆動させる一方、後者が、接触する上記第一溝の上記湾曲したスリップ(70、72)に係合するときには、上記スライダから解放するようになり、
    この湾曲したスリップが、上記溝の延長線上に配され、該溝と鈍角(α)を成し、上記スライダがその駆動方向に係合可能になっていることを特徴とする、請求項3に記載の開閉式ルーフシステム。
  5. 上記スライダ(66、68)が、上記レバー(62、64)の少なくともいくつかにおける、上記第二アーム(62b)上に配置されており、
    上記駆動手段(76、78、88)が上記長手方向に沿って伸びており、
    上記フロントパネル(40)が、上記リヤパネル(48)に対して、スライド可能に取り付けられ、該リヤパネルの下を移動するようになっており、この目的のために、各第一溝(46)の上記湾曲したスリップ(70、72)が上向きになっており、かつ、上記レバー群が、下に上記第一溝が延びている上記リヤパネルと連結されていることを徴とする、請求項4に記載の開閉式ルーフシステム。
  6. 上記駆動手段は、その後端に、押しボタン(76)を備え、該押しボタンは、上記レバーが上記ローポジションにあり、それをそれ自体と共に上記駆動手段(76、78、88)の移動方向、後方へ駆動させるときに、上記レバー群(62、64)のうちの少なくとも1つのレバーと係合するように適合されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の開閉式ルーフシステム。
  7. 上記フロントパネル(40)が、上記リヤパネル(48)に対して、スライド可能に取り付けられ、該リヤパネルの下を移動するようになっており、
    上記フロントルーフパネルの上記駆動手段は、その後端に、第二駆動ピン(88)を備え、該第二駆動ピンは、上記対応する湾曲したスリップ内で、上記リヤルーフパネルによってベアリングされた上記フロントレバー群と十分に係合するように適合されており、
    一旦レバーが対応する上記短い駆動ピンから解放され、上記フロントルーフパネルが前方に滑り、上記リヤルーフパネルがそのフラッシュ位置へ動くことを特徴とする、請求項5、または請求項4に基づく請求項6に記載の開閉式ルーフシステム。
  8. 上記フロントパネル(40)が、上記リヤパネル(48)に対して、スライド可能に取り付けられ、該リヤパネルの下を移動するようになっており、
    上記フロントルーフパネルの上記駆動手段は、その後端に、第二駆動ピン(88)を備え、該第二駆動ピンは、上記対応する湾曲したスリップ内で、上記フロントレバー群と十分に係合するように適合されており、
    上記フロントレバー群は、上記リヤルーフパネルにはめ込まれ、上記フロントルーフパネルが前方に滑り、上記リヤルーフパネルがそのフラッシュ位置へ動くようになっていることを特徴とする、請求項3に記載の開閉式ルーフシステム。
  9. 請求項1〜8のうちの1項に記載の開閉式ルーフシステムを備えた自動車。
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