JP2000045895A - エンジン音色強調装置 - Google Patents

エンジン音色強調装置

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JP2000045895A
JP2000045895A JP10207936A JP20793698A JP2000045895A JP 2000045895 A JP2000045895 A JP 2000045895A JP 10207936 A JP10207936 A JP 10207936A JP 20793698 A JP20793698 A JP 20793698A JP 2000045895 A JP2000045895 A JP 2000045895A
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Japan
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intake sound
engine
room
intake
valve
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Masayuki Takei
雅行 武井
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内に導入される吸気音を増大させることに
よって車内音を迫力あるものに演出しつつ、エンジンの
加速運転後の定常運転中に、増大された吸気音によって
運転者が疲労してしまうのを回避する。 【解決手段】 吸気音を室内に導入するための吸気音導
入通路4と、室内に導入される吸気音を増大又は減少さ
せるために吸気音導入通路4内に設けられた吸気音導入
バルブ5とを具備し、エンジンの加速運転中に、室内に
導入される吸気音を増大させ、エンジンの加速運転後の
定常運転中に、室内に導入される吸気音を減少させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンジン音色強調装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、吸気音を室内に導入するための吸
気音導入通路と、室内に導入される吸気音を増大又は減
少させるために吸気音導入通路内に設けられた吸気音導
入バルブとを具備し、エンジンの加速運転中に、室内に
導入される吸気音を増大させるようにしたエンジン音色
強調装置が知られている。この種のエンジン音色強調装
置の例としては、例えば特開平1−190957号公報
に記載されたものがある。特開平1−190957号公
報に記載されたエンジン音色強調装置は、室内に導入さ
れる吸気音を増大させることにより、エンジンの加速運
転中の車内音を迫力あるものに演出することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特開平1−
190957号公報に記載されたエンジン音色強調装置
では、室内に導入される吸気音は、エンジンの加速運転
後の定常運転中も、引き続き増大されたまま維持されて
しまう。そのため、例えばエンジンの加速運転後の高速
定常運転中に、増大された吸気音によって運転者が疲労
してしまう。
【0004】前記問題点に鑑み、本発明は、エンジンの
加速運転中に、室内に導入される吸気音を増大させるこ
とによって車内音を迫力あるものに演出しつつ、エンジ
ンの加速運転後の定常運転中に、増大された吸気音によ
って運転者が疲労してしまうのを回避することができる
エンジン音色強調装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、吸気音を室内に導入するための吸気音導入通路
と、前記室内に導入される吸気音を増大又は減少させる
ために前記吸気音導入通路内に設けられた吸気音導入バ
ルブとを具備し、エンジンの加速運転中に、前記室内に
導入される吸気音を増大させるようにしたエンジン音色
強調装置において、エンジンの加速運転後の定常運転中
に、前記室内に導入される吸気音を減少させるようにし
たことを特徴とするエンジン音色強調装置が提供され
る。
【0006】請求項2に記載の発明によれば、前記室内
に導入される吸気音が増大される前記エンジンの加速運
転中とは、スロットル開度が増加している時であり、前
記室内に導入される吸気音が減少される前記エンジンの
加速運転後の定常運転中とは、スロットル開度がほぼ一
定に維持されている時であることを特徴とする請求項1
に記載のエンジン音色強調装置が提供される。
【0007】請求項1及び2に記載のエンジン音色強調
装置は、エンジンの加速運転後の定常運転中に、室内に
導入される吸気音を減少させるようにした。そのため、
室内に導入される吸気音を増大させることによって車内
音を迫力あるものに演出しつつ、エンジンの加速運転後
の定常運転中に、増大された吸気音によって運転者が疲
労してしまうのを回避することができる。
【0008】請求項3に記載の発明によれば、前記吸気
音導入バルブがダッシュポットを介してスロットルに結
合されていることを特徴とする請求項1に記載のエンジ
ン音色強調装置が提供される。
【0009】請求項3に記載のエンジン音色強調装置で
は、吸気音導入バルブがダッシュポットを介してスロッ
トルに結合されている。そのため、複雑な制御装置を設
ける必要なく、スロットル開度の増加中に、室内に導入
される吸気音を増大させると共に、スロットル開度が増
加された後にほぼ一定に維持されている時に、室内に導
入される吸気音を徐々に減少させることができる。
【0010】請求項4に記載の発明によれば、前記吸気
音導入バルブが、スロットル開度センサに電気的に接続
されたアクチュエータに結合されていることを特徴とす
る請求項1に記載のエンジン音色強調装置が提供され
る。
【0011】請求項4に記載のエンジン音色強調装置
は、吸気音導入バルブを、スロットル開度センサに電気
的に接続されたアクチュエータに結合した。そのため、
吸気音導入バルブの開度とスロットル開度との関係を必
要に応じて容易に変更することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を用いて本発明の
実施形態について説明する。
【0013】図1は本発明のエンジン音色強調装置の第
一の実施形態の概略図、図2〜図5は図1の吸気音導入
バルブの状態を経時的に示した概略図、図6は図2〜図
5のダッシュポットの特性を示したグラフ、図7はエン
ジンの運転状態とスロットル開度及び吸気音導入バルブ
開度との関係を示したグラフ、図8はエンジンの運転状
態と吸気音レベルとの関係を示したグラフである。図1
〜図5において、1はエンジンルーム、2はエンジンル
ーム1内に配置されたエアクリーナ、3はエアクリーナ
2のインレット、4は吸気音を室内に導入するためにエ
アクリーナ2から室内に延びている吸気音導入通路であ
る。5は室内に導入される吸気音を増大又は減少させる
ために吸気音導入通路4内に設けられた吸気音導入バル
ブ、6はボンネット、7はダッシュパネル、8はフロン
トウインドーである。10はスロットル、11は吸気音
導入バルブ5とスロットルとを結合するためにそれらの
間に配置されたダッシュポット、12はダッシュポット
11のアウタ、13はダッシュポット11のインナ、1
4はインナ13に取付けられた弁部である。15は吸気
音導入バルブ5を閉弁方向に付勢するためのスプリング
である。
【0014】図1に示すように、吸気は、エアクリーナ
2のインレット3から吸入されて不図示のエンジンに供
給される。車内音を迫力あるものに演出するために、エ
アクリーナ2と室内とは吸気音導入通路4を介して連通
されており、吸気音導入通路4内に設けられた吸気音導
入バルブ5を開弁することにより、室内に導入される吸
気音を増大させることができる。
【0015】以下、エンジンの運転状態と吸気音導入バ
ルブの開弁状態との関係について説明する。まず、エン
ジンのアイドル運転中、つまり、図7及び図8の時刻t
0 において、図2に示すように、スロットル10はアイ
ドル状態にあり、吸気音導入バルブ5はスプリング(圧
縮ばね)15によって閉弁されている。
【0016】続いて、エンジンの加速運転中、つまり、
図7及び図8の時刻t0 〜時刻t1に、スロットル10
の開度が増加される。図6に示すように、スロットル1
0の開弁に伴ってダッシュポット11のインナ13が開
弁方向に移動する時、ダッシュポット11のアウタ12
も、インナ13とほぼ等しい速度で開弁方向に移動す
る。それゆえ、吸気音導入バルブ5の開度は、スロット
ル10の開度の増加に伴って増加する。図3は図7及び
図8の時刻t1 におけるスロットル10及び吸気音導入
バルブ5の状態を示しており、スロットル10と吸気音
導入バルブ5とは共に開弁している。
【0017】続いて、エンジンの加速運転後の定常運転
中、つまり、図7及び図8の時刻t 1 〜時刻t2 に、ス
ロットル10の開度は、図3に示した状態に維持され
る。一方、吸気音導入バルブ5は、ダッシュポット11
を介してスロットル10に結合されていると共に、スプ
リング15によって閉弁方向に付勢されているため、徐
々に閉弁される。図4は図7及び図8の時刻t2 におけ
るスロットル10及び吸気音導入バルブ5の状態を示し
ており、スロットル10は図3に示した状態と同様に開
弁しているが、吸気音導入バルブ5は閉弁している。
【0018】続いて、エンジンの減速運転中、つまり、
図7及び図8の時刻t2 〜時刻t3に、スロットル10
の開度が減少される。図6に示すように、スロットル1
0の閉弁に伴ってダッシュポット11のインナ13が閉
弁方向に移動する時、インナ13に取付けられた弁部1
4が吸気音導入バルブ5側に倒れるため(図5)、ダッ
シュポット11のアウタ12はインナ13に追従して移
動しない。それゆえ、吸気音導入バルブ5の開度が変化
しなくても、つまり、吸気音導入バルブ5が閉弁したま
までも、スロットル10は閉弁することができる。図5
は図7及び図8の時刻t3 におけるスロットル10及び
吸気音導入バルブ5の状態を示しており、スロットル1
0はアイドル状態にあり、吸気音導入バルブ5は閉弁し
ている。
【0019】以下、図7及び図8を参照して、エンジン
の運転状態とスロットル及び吸気音導入バルブの開度と
吸気音レベルとの関係について説明する。図7及び図8
に示すように、エンジンの加速運転中、つまり、図7及
び図8の時刻t0 〜時刻t1に、スロットル開度の増加
に伴って吸気音導入バルブ開度も増加する。スロットル
開度が増加することにより、吸気音導入通路4を介さず
に室内に導入される吸気音は増加する(図8の破線)。
また、吸気音導入バルブ開度が増加することにより、吸
気音導入通路4を介して導入される吸気音は増加する
(図8の一点鎖線)。その結果、両者の合計の吸気音が
増加する(図8の実線)。
【0020】続いて、エンジンの加速運転後の定常運転
中、つまり、図7及び図8の時刻t 1 〜時刻t2 に、ス
ロットル開度はほぼ一定に維持され、吸気音導入バルブ
開度は徐々に減少される。スロットル開度がほぼ一定に
維持されることにより、吸気音導入通路4を介さずに室
内に導入される吸気音はほぼ一定に維持される(図8の
破線)。また、吸気音導入バルブ開度が減少することに
より、吸気音導入通路4を介して導入される吸気音は減
少する(図8の一点鎖線)。その結果、両者の合計の吸
気音が減少する(図8の実線)。
【0021】本実施形態によれば、エンジンの加速運転
中に、吸気音導入バルブの開度を増加させ、室内に導入
される吸気音を増大させることによって車内音を迫力あ
るものに演出することができる。更に、エンジンの加速
運転後の定常運転中に、吸気音導入バルブ開度を減少さ
せ、室内に導入される吸気音を減少させることにより、
室内に導入される吸気音が減少されない従来の場合(図
8の二点鎖線及び三点鎖線)のように運転者が疲労して
しまうのを回避することができる。
【0022】また、本実施形態によれば、吸気音導入バ
ルブ5がダッシュポット11を介してスロットル10に
結合されているため、吸気音導入バルブ開度を制御する
ための複雑な制御装置を設ける必要なく、スロットル開
度の増加中に、室内に導入される吸気音を増大させると
共に、スロットル開度が増加された後にほぼ一定に維持
されている時に、室内に導入される吸気音を徐々に減少
させることができる。
【0023】図9は本発明のエンジン音色強調装置の第
二の実施形態の図2と同様の概略図である。図9におい
て、25は室内に導入される吸気音を増大又は減少させ
るために吸気音導入通路内に設けられた吸気音導入バル
ブ、31は吸気音導入バルブ25を開閉するためのアク
チュエータ、32はアクチュエータ31を電気的に制御
するための制御装置、33はスロットル開度センサであ
る。
【0024】まず、エンジンのアイドル運転中、スロッ
トル開度センサ33によってアイドル運転状態のスロッ
トル開度が検出され、吸気音導入バルブ25はアクチュ
エータ31によって閉弁されている。続いて、エンジン
の加速運転中、スロットル開度が増加すると、吸気音導
入バルブ25の開度は、スロットル開度の増加に伴って
増加される。続いて、エンジンの加速運転後の定常運転
中、スロットル開度はほぼ一定に維持されるが、吸気音
導入バルブ25は、アクチュエータ31により、第一の
実施形態と同様に徐々に閉弁される。
【0025】本実施形態によれば、吸気音導入バルブ開
度が電気的に制御されるため、第一の実施形態の場合よ
りも、吸気音導入バルブ開度とスロットル開度との関係
を必要に応じて容易に変更することができる。例えば、
スロットル開度が増加した時でも、必要に応じて吸気音
導入バルブ開度を増加させないようにすること等が可能
である。
【0026】尚、本実施形態の変形例によれば、吸気音
導入バルブ開度を、スロットル開度だけでなく、加速
度、車速、負荷(スロットル開度、エンジン回転数等)
等にも応じて制御することが可能である。
【0027】図10は本発明のエンジン音色強調装置の
第三の実施形態の概略図である。図10において、図1
に示した参照番号と同一の参照番号は、図1に示した部
品又は部分と同一の部品又は部分を示しており、41は
エンジンルーム、44は吸気音を室内に導入するために
ダッシュパネル47に設けられたエンジンルーム41か
ら室内に延びている吸気音導入通路である。45は室内
に導入される吸気音を増大又は減少させるために吸気音
導入通路44内に設けられた吸気音導入バルブである。
尚、図示しないが、吸気音導入バルブ45は、第一の実
施形態と同様に、ダッシュポットを介してスロットルに
結合されている。
【0028】図10に示すように、車内音を迫力あるも
のに演出するために、エンジンルーム41と室内とが吸
気音導入通路44を介して連通されており、吸気音導入
通路44内に設けられた吸気音導入バルブ45を開弁す
ることにより、室内に導入される吸気音を増大させるこ
とができる。
【0029】また、第一の実施形態と同様に、吸気音導
入バルブ45がダッシュポットを介してスロットルに結
合されているため、本実施形態によっても、エンジンの
加速運転中に、吸気音導入バルブの開度を増加させ、室
内に導入される吸気音を増大させることによって車内音
を迫力あるものに演出することができる。更に、エンジ
ンの加速運転後の定常運転中に、吸気音導入バルブ開度
を減少させ、室内に導入される吸気音を減少させること
により、室内に導入される吸気音が減少されない従来の
場合のように運転者が疲労してしまうのを回避すること
ができる。
【0030】また、第一の実施形態と同様に、吸気音導
入バルブ開度を制御するための複雑な制御装置を設ける
必要なく、スロットル開度の増加中に、室内に導入され
る吸気音を増大させると共に、スロットル開度が増加さ
れた後にほぼ一定に維持されている時に、室内に導入さ
れる吸気音を徐々に減少させることができる。
【0031】図示しないが、本発明のエンジン音色強調
装置の第四の実施形態では、第三の実施形態の吸気音導
入バルブ45を開閉するために、第二の実施形態と同様
のアクチュエータ、制御装置及びスロットル開度センサ
が適用される。本実施形態によれば、第二の実施形態と
同様の効果を奏することが可能である。
【0032】尚、本実施形態の変形例によれば、第二の
実施形態の変形例と同様に、吸気音導入バルブ開度を、
スロットル開度だけでなく、加速度、車速、負荷(スロ
ットル開度、エンジン回転数等)等にも応じて制御する
ことが可能である。
【0033】図11は本発明のエンジン音色強調装置の
第五の実施形態の概略図である。図11において、51
はエンジンルーム、52はフェンダー、54は吸気音を
室内に導入するためにダッシュパネル57に設けられた
フェンダー52から室内に延びている吸気音導入通路で
ある。55は室内に導入される吸気音を増大又は減少さ
せるために吸気音導入通路54内に設けられた吸気音導
入バルブである。尚、図示しないが、吸気音導入バルブ
55は、第一の実施形態と同様に、ダッシュポットを介
してスロットルに結合されている。
【0034】図11に示すように、車内音を迫力あるも
のに演出するために、フェンダー52と室内とが吸気音
導入通路54を介して連通されており、吸気音導入通路
54内に設けられた吸気音導入バルブ55を開弁するこ
とにより、室内に導入される吸気音を増大させることが
できる。
【0035】また、第一の実施形態と同様に、吸気音導
入バルブ55がダッシュポットを介してスロットルに結
合されているため、本実施形態によっても、エンジンの
加速運転中に、吸気音導入バルブの開度を増加させ、室
内に導入される吸気音を増大させることによって車内音
を迫力あるものに演出することができる。更に、エンジ
ンの加速運転後の定常運転中に、吸気音導入バルブ開度
を減少させ、室内に導入される吸気音を減少させること
により、室内に導入される吸気音が減少されない従来の
場合のように運転者が疲労してしまうのを回避すること
ができる。
【0036】また、第一の実施形態と同様に、吸気音導
入バルブ開度を制御するための複雑な制御装置を設ける
必要なく、スロットル開度の増加中に、室内に導入され
る吸気音を増大させると共に、スロットル開度が増加さ
れた後にほぼ一定に維持されている時に、室内に導入さ
れる吸気音を徐々に減少させることができる。
【0037】図示しないが、本発明のエンジン音色強調
装置の第六の実施形態では、第五の実施形態の吸気音導
入バルブ55を開閉するために、第二の実施形態と同様
のアクチュエータ、制御装置及びスロットル開度センサ
が適用される。本実施形態によれば、第二の実施形態と
同様の効果を奏することが可能である。
【0038】尚、本実施形態の変形例によれば、第二の
実施形態の変形例と同様に、吸気音導入バルブ開度を、
スロットル開度だけでなく、加速度、車速、負荷(スロ
ットル開度、エンジン回転数等)等にも応じて制御する
ことが可能である。
【0039】
【発明の効果】請求項1及び2に記載の発明によれば、
室内に導入される吸気音を増大させることによって車内
音を迫力あるものに演出しつつ、エンジンの加速運転後
の定常運転中に、増大された吸気音によって運転者が疲
労してしまうのを回避することができる。
【0040】請求項3に記載の発明によれば、複雑な制
御装置を設ける必要なく、スロットル開度の増加中に、
室内に導入される吸気音を増大させると共に、スロット
ル開度が増加された後にほぼ一定に維持されている時
に、室内に導入される吸気音を徐々に減少させることが
できる。
【0041】請求項4に記載の発明によれば、吸気音導
入バルブの開度とスロットル開度との関係を必要に応じ
て容易に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエンジン音色強調装置の第一の実施形
態の概略図である。
【図2】図1の吸気音導入バルブの状態を経時的に示し
た概略図である。
【図3】図1の吸気音導入バルブの状態を経時的に示し
た概略図である。
【図4】図1の吸気音導入バルブの状態を経時的に示し
た概略図である。
【図5】図1の吸気音導入バルブの状態を経時的に示し
た概略図である。
【図6】図2〜図5のダッシュポットの特性を示したグ
ラフである。
【図7】エンジンの運転状態とスロットル開度及び吸気
音導入バルブ開度との関係を示したグラフである。
【図8】エンジンの運転状態と吸気音レベルとの関係を
示したグラフである。
【図9】本発明のエンジン音色強調装置の第二の実施形
態の図2と同様の概略図である。
【図10】本発明のエンジン音色強調装置の第三の実施
形態の概略図である。
【図11】本発明のエンジン音色強調装置の第五の実施
形態の概略図である。
【符号の説明】
4…吸気音導入通路 5…吸気音導入バルブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気音を室内に導入するための吸気音導
    入通路と、前記室内に導入される吸気音を増大又は減少
    させるために前記吸気音導入通路内に設けられた吸気音
    導入バルブとを具備し、エンジンの加速運転中に、前記
    室内に導入される吸気音を増大させるようにしたエンジ
    ン音色強調装置において、エンジンの加速運転後の定常
    運転中に、前記室内に導入される吸気音を減少させるよ
    うにしたことを特徴とするエンジン音色強調装置。
  2. 【請求項2】 前記室内に導入される吸気音が増大され
    る前記エンジンの加速運転中とは、スロットル開度が増
    加している時であり、前記室内に導入される吸気音が減
    少される前記エンジンの加速運転後の定常運転中とは、
    スロットル開度がほぼ一定に維持されている時であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のエンジン音色強調装
    置。
  3. 【請求項3】 前記吸気音導入バルブがダッシュポット
    を介してスロットルに結合されていることを特徴とする
    請求項1に記載のエンジン音色強調装置。
  4. 【請求項4】 前記吸気音導入バルブが、スロットル開
    度センサに電気的に接続されたアクチュエータに結合さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のエンジン音
    色強調装置。
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