JP2000045531A - 壁パネルの吊下げ具 - Google Patents

壁パネルの吊下げ具

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JP2000045531A JP10218094A JP21809498A JP2000045531A JP 2000045531 A JP2000045531 A JP 2000045531A JP 10218094 A JP10218094 A JP 10218094A JP 21809498 A JP21809498 A JP 21809498A JP 2000045531 A JP2000045531 A JP 2000045531A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 壁パネルを確実に挟み付けて吊り上げた壁パ
ネルの落下を防止できるようにする。 【解決手段】 フレーム体1の下端側にパネル押え15の
下部を押える支持体30を回動自在に軸支するとともに、
パネル押え15の上部を押えるパネル押え15をフレーム体
1に対して上下及び前後方向にスライド自在に組み付け
る。そして、パネル押え15を壁パネル2の上縁に当接さ
せ、支持板30とパネル押え15とで壁パネル2を挟み付
け、かつ、支持体30、パネル押え15とフレーム体1とで
壁パネル2の前後を挟着する。こうして壁パネル2を確
実に挟み付けて吊り上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軽量気泡コンクリ
ートなどからなる壁パネルを縦吊りにして吊下げる壁パ
ネルの吊下げ具に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、軽量気泡コンクリート(AL
C)等の壁パネルで建物の外壁を構築する場合、離間し
て立設した鉄骨部材の間に壁パネルを積み重ねるが、こ
の際、壁パネルを吊り上げる吊下げ具を使用する。この
ような、壁パネルの吊下げ具として種々の構造のものが
提案され、例えば、比較的構造の簡単なものとしては、
コンクリートパネルの両側部あるいは上端部に直接、吊
りボルト等を取り付け、この吊りボルトにワイヤロープ
等の綱索を掛けるようにしたものが実開平4−4063
84号公報,実開昭62−121285号公報などで提
案されている。しかし、このような、コンクリートパネ
ルに直接吊りボルトを取り付ける構造では、壁パネルの
移動終了後、吊りボルトをコンクリートパネルから取り
外さなければならず、吊りボルトの着脱操作が煩雑であ
る。また、このようにコンクリートパネルに吊りボルト
を取り付ける場合、コンクリートパネルに内部に吊りボ
ルトと螺着するナット部材を埋設する必要があり、コン
クリートパネルの構造も複雑化する。そこで、コンクリ
ートパネルを挟み付けて保持した状態で吊り下げる吊下
げ具として例えば、複数のリンクアームを互いに交叉さ
せて枢着し、リンクアームの上端側をワイヤロープ等で
吊り上げることによってコンクリートパネルの自重によ
り、リンクアームの下端部を内側に回動させてコンクリ
ートパネルを挟着するように構成した吊下げ具が知られ
ている。このような開閉自在に枢着したリンクアームで
壁パネルを挟着する吊下げ具は、コンクリートパネルに
吊りボルト等を取り付ける必要がなく、コンクリートパ
ネルと吊下げ具との着脱操作も容易である。すなわち、
この種の吊下げ具は、吊り上げたコンクリートパネルの
鉛直荷重によって各リンクアームを閉方向に回転させて
コンクリートパネルを挟着する構成のため、コンクリー
トパネルを降して接地させればリンクアームにはコンク
リートパネルの鉛垂が加わらないことから、コンクリー
トパネルから吊下げ具を簡単に外すことができる。しか
し、このようなリンク機構によって開閉する挟着型の吊
下げ具は、コンクリートパネル自体の自重によりコンク
リートパネルを挟み付けることから、コンクリートパネ
ルの降下途中でコンクリートパネルが誤って例えば建設
用の足場等に当接した場合、吊下げ具からコンクリート
パネルが外れてコンクリートパネルが落下する危険があ
り、安全性の面で問題があった。
【0003】本発明は、このような問題を解決しようと
するもので、壁パネルを加工することなく、壁パネルを
確実に吊り下げることができる壁パネルの吊下げ具を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明壁のパネ
ルの吊下げ具は、壁パネルを支持するフレーム体を設
け、このフレーム体をワイヤー等の綱索によって吊下げ
る壁パネルの吊下げ具であって、前記フレーム体の下端
側に前記壁パネルの下部を押える支持板を回動自在に軸
支するとともに、壁パネルの上部を押えるパネル押えを
フレーム体の上下動自在に案内し、このパネル押えと前
記支持板とで前記壁パネルの上下を挟み付け、かつ、こ
れら支持板及び前記フレーム体との間に前記壁パネルを
挟みつけて固定手段により前記支持板と前記パネル押え
とを前記フレーム体に固定したものである。
【0005】上記構成により、フレーム体の下端に軸支
する支持板を固定手段により固定した状態で支持板に壁
パネルを載置させた後、パネル押えをフレーム体に沿わ
せて降下させてパネル押えを壁パネルの上縁に当接させ
た状態で固定手段によりパネル押えをフレーム体に固定
することにより、支持板とパネル押えとで壁パネルを挟
み付け、さらに、支持板及びパネル押えとフレーム体と
で壁パネルの前後が挟着され、このように壁パネルが確
実に挟み付けた状態で吊り下げれ、壁パネルの搬送途中
で壁パネルが落下することなく、作業に危険が伴うこと
なく安全に行うことができる。そして、フレーム体に保
持した壁パネルを外すには固定手段による支持板の固定
を解除し、壁パネルの下部を挟み付けていた支持板を回
転させ、さらに、固定手段によるパネル押えの固定を解
除することによってフレーム体から壁パネルが切り離さ
れる。
【0006】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施例について添付
図面を参照しながら説明する。図1〜図4は本発明の一
実施例を示しており、同図において1は軽量気泡コンク
リート(ALC)等からなる壁パネル2を支持するフレ
ーム体であり、このフレーム体1は背面側を開口するよ
うに鋼板製の前面板3と左右の側板4とを一体化して断
面コ字型に形成されている。また、フレーム体1は図1
及び図3に示すように、全体に縦長な角筒状に形成され
ているが、フレーム体1の上部及び下部がフレーム体1
の前後方向に突出している。そして、フレーム体1の上
部には鋼板製の天板5が溶接され、この天板5に綱索た
るワイヤロープ6を連結するための吊りボルト7がナッ
ト7Aによって固定されている。この吊りボルト7は上
部にワイヤロープ6を通すためのリング部8を有するI
型ボルトが使用される。また、フレーム体1の下部には
フレーム体1の両側から水平方向に突出する受板10が固
定されている。この受板10は前記フレーム体1の前端部
から僅かに突出するようにして前記フレーム体1の下端
部に固定され、そのフレーム体1から張り出した突出部
分に前記壁パネル2を載置する。また、受板10の上面に
は受板10で載置した前記壁パネル2と当接する当板11が
前記フレーム体1の側板4と面一に連続するようにして
受板10とフレーム体1の側板4に溶接などによって固定
されている。
【0007】15は前記フレーム体1に組み付けるパネル
押えであり、上下にフランジ部16Aを有して断面コ字型
に形成した左右一対の側板16と前後一対の前面板17およ
び背面板18を有して上下を開口した枠型に形成されてい
る。また、パネル押え15の内部には押え15の内部を前後
方向に仕切る中仕切り板20が設けられ、この中仕切り板
20と背面板18との間にフレーム体1に通すことによって
パネル押え15をフレーム体1に沿わせて上下動自在に案
内するように構成している。さらに、中仕切り板20と背
面板18との間隔はフレーム体1の側板4の幅より広く形
成されており、フレーム体1に対してパネル押え15が前
後方向にスライド可能となっている。このようにフレー
ム体1に対して上下及び前後方向にスライド自在に組み
付けられるパネル押え15をフレーム体1に沿わせて安定
的に上下動させるために、前記中仕切り板20にはフレー
ム体1の前面板3に当接させる回転ローラ22が取り付け
られている。この回転ローラ22はコ字型の取付枠23に軸
支され、この取付枠23と前記中仕切り板20とを複数のコ
イルバネ24で連結し、このコイルバネ24によって前記回
転ローラ22を常にフレーム体1の前面に押し付けるよう
にしている。さらに、フレーム体1の天板5の下部には
マグネット25が取り付けられており、このマグネット25
によってパネル押え15を上限位置で保持している。ま
た、前記パネル押え15の前面板17と背面板18は、左右の
側板16から下方に突出するよう各側板16より長く形成さ
れ、その側板16から突出した前面板17の両側に前記壁パ
ネル2の前面側に当接させる半円状の当接板27が前面板
17と面一に連続するように固定されている。また、側板
16から突出した背面板18の下部側には固定手段を構成す
るハンドル28Aを備えたねじ杆28が螺着され、このねじ
杆28の先端部を突き当てる突当部29が前面板3の内面に
固定されている。この突当部29は、下向きに傾斜した傾
斜面29Aを有する断面三角形状を成し、このように下向
き傾斜の傾斜面29Aにねじ杆28の先端部を突き当てるこ
とによってねじ杆28を締め付けた際、壁パネル2に当接
させたパネル押え15が突当部29の傾斜面29Aに沿って下
方側に移動して壁パネル2を上方側から押圧するように
構成している。
【0008】30はフレーム体1の下端側に軸支する支持
板であり、この支持板30はフレーム体1に軸支する取付
体31と、この取付体31に固定される連結体32とで構成さ
れている。これら取付体31と連結体32はそれぞれ底板3
3,34と、この底板33,34の一端縁から上方側に折曲す
る立上り壁35,36とを有してL型に形成され、各底板3
3、34を重ね合わせて接合することによってコ字型の支
持板30を形成するものである。なお、連結体32の底板34
と立上り壁36とは長さが異なり、このように長さの異な
る底板34あるいは立上り壁36のいずれかを前記取付体31
の底板34に重ね合わせて固定することによって、壁パネ
ル2の厚さに応じて支持板30とフレーム体1との間隔を
調整できるようになっている。すなわち、図1に示すよ
うに長いほうの立上り壁36を取付体31の底部33に固定す
れば支持板30とフレーム体1との間隔は広くなる。前記
取付体31の立上り壁35の先端側は回転軸40を枢着する筒
部41が一体的に形成され、この筒部41が前記フレーム体
1の左右両側板3,3の内側に配置される。また、フレ
ーム体1の左右両側板3,3には前記回転軸40を貫通さ
せて取付体31を上下方向に案内するスライド溝42が縦設
され、このスライド溝42の下部寄りに前記スライド溝42
と直交するガイド溝43が連設されている。さらに、取付
体31の立上り壁35には前記支持板30の固定手段を構成す
る摘み45を有するねじ杆46が螺着されている。そして、
前記回転軸40を前記フレーム体1のスライド溝42から前
記取付体31の立上り壁35に形成する筒部41に通してフレ
ーム体1に前記支持板30を回動自在に軸支し、取付体31
の立上り壁35に螺着したねじ杆46を締め付けてフレーム
体1の前面板3に突き当てることによって支持板30の回
転が規制され、支持板30がフレーム体1に固定される。
このとき、支持板30の回転軸40は前記ねじ杆46の締め付
けによってスライド溝42に連設したガイド溝43に沿って
支持板30が後方側に移動し、支持板30の立上り壁36とフ
レーム体1の前面板3とで壁パネル2を挟持する。な
お、支持板30の底板33,34をフレーム体1に下端部に固
定した受板10に当接させると、支持板30を軸支する回転
軸40の高さがスライド溝42に連設したガイド溝43と一致
し、前記ねじ杆46の締め付けによって回転軸40がスライ
ド溝42内の回転軸40はガイド溝43側に移動する。このた
め、ねじ杆46を緩めると、支持板30はガイド溝43の内部
に嵌まった回転軸40を中心として回動し、壁パネル2か
ら離れる。なお、図中、符号48は軽量化のため支持フレ
ーム1及びパネル押え15に形成する開口孔、49は壁パネ
ル2の当接面となるフレーム体1の前面板3、パネル押
え15の裏面側とパネル押え15の前面板17及び当接板27に
張り付けた緩衝用のゴム板である。
【0009】次に以上の構成につきその本実施例の作用
・効果について説明する。まず、フレーム体1の下端部
に軸支する支持板30はフレーム体1の下端に形成する受
板10の裏面側に重ね合わせるように前方側に回動させて
おく。このとき、支持板30を軸支する回転軸40はスライ
ド溝42に連設したガイド溝43の同じ高さに位置してい
る。そして、フレーム体1の下端に形成する受板10と、
フレーム体1の下端に軸支する支持板30に壁パネル2を
載置させ、さらに、パネル押え15をフレーム体1に沿わ
せて降下させてパネル押え15の下端を壁パネル2の上縁
に当接させる。これにより、受板10及び支持板30とパネ
ル押え15とで壁パネル2の上下を挟み付ける。そして、
支持板30の背面側の立上り壁36に螺着したねじ杆46を締
め付けることによって、支持板30を軸支する回転軸40が
スライド溝42に連設したガイド軸43に沿って後方側に移
動して支持板30の前面側の立上り壁35が壁パネル2の前
面に当接し、さらに、ねじ杆46を締め付けることによっ
て、支持板30の立上り壁35とフレーム体1とで壁パネル
2の下部を挟着する。一方、壁パネル2の上部は、パネ
ル押え15の背面板18に螺着したねじ杆28を締め付けるこ
とによって、パネル押え15はフレーム体1に沿ってパネ
ル押え15の内面側に組み付けたコイルバネ24に抗して後
方側、すなわち、壁パネル2側に移動し、パネル押え15
の側板16から下方に突出した前面板17及びその前面板17
の両側に固定した半円状の当接板27とフレーム体1とで
壁パネル2の上部を挟着する。なお、パネル押え15の背
面板18に螺着したねじ杆28の先端は前面板3の内面に取
り付けた突当部29に形成した下向き傾斜の傾斜面29Aに
突き当たり、ねじ杆28は傾斜面29Aの傾斜に沿って下方
側に案内されるため、壁パネル2の上縁に当接したパネ
ル押え15がさらに壁パネル2を押圧し、パネル押え15と
受板10及び支持板30とで壁パネル2を確実に挟み付ける
ことができる。このようにしてパネル押え15と受板10及
び支持板30で壁パネル2を上下に挟み付けるとともに、
壁パネル2の上部をパネル押え15の側板16から下方に突
出した前面板17及びその前面板17の両側に固定した半円
状の当接板27とフレーム体1とで挟着し、壁パネル2の
上部を支持板30の立上り壁36とフレーム体1とで挟持し
て壁パネル2の前後を挟み付ける。そして、フレーム体
1の上部に取り付けた吊りボルト7のリング部8にワイ
ヤロープ6を通し、クレーン等により、壁パネル2を吊
り上げて図示しない一対の鉄骨柱の間に壁パネル2を移
動し、鉄骨柱で壁パネル2の両側を案内しながら壁パネ
ル2を降下させて、接地面から僅かに壁パネル2を浮か
せた状態で壁パネル2を停止させる。この後、フレーム
体1に保持した壁パネル2をフレーム体1から切り離し
て壁パネル2を鉄骨柱で案内しながら落下させる。すな
わち、支持板30に螺着したねじ杆46を緩めて図4の一点
鎖線で示すように壁パネル2の下部を挟み付けていた支
持板30を回転軸40を中心として時計方向に回転させ、壁
パネル2の下部から支持板30を離し、さらに、この状態
でパネル押え15のねじ杆28を緩めることによってパネル
押え15は内部に組み込んだコイルバネ24によってパネル
押え15が壁パネル2から離れる。したがって、壁パネル
2は、フレーム体1から僅かに張り出した受け板10に載
置され、フレーム体1を僅かに後方側にずらすだけで壁
パネル2を自重により落下させ、鉄骨柱の間に複数の壁
パネル2を積み重ねて建物の外壁を構築する。
【0010】以上のように本実施例においては、フレー
ム体1と、このフレーム体1に組み付けたパネル押え15
及び支持板30によって壁パネル2の上下及び前後を挟み
付けた状態で吊り下げることにより、壁パネル2を確実
に挟み付けた状態で吊り下げることができ、搬送途中で
壁パネル2が落下することなく、作業に危険が伴うこと
なく安全に行うことができる。壁パネル2に何等加工す
ることなく、壁パネル2を吊り下げことができるととも
に、壁パネル2を吊り下げるフレーム体1の着脱作業も
2本のねじ杆28,46の操作により簡単に行えるので作業
的にも容易である。さらに、本実施例では、壁パネル2
の上部を押えるパネル押え15の内部にコイルバネ24によ
ってフレーム体1の前面板3に突き当てる回転ローラ22
を組み付けることによって、フレーム体1に対して前後
方向にスライド自在に組み付けられるパネル押え15を上
下方向にスライドさせる際、パネル押え15が前後方向に
がたつくことなく安定的に上下動させることができる。
さらに、フレーム体1の天板5の裏面側にパネル押え15
を保持するマグネット25が取り付けられているから、壁
パネル2をフレーム体1に固定する際、パネル押え15を
上限位置で保持することができ、パネル押え15を手で押
えといった煩わしさもなく、作業も効率的である。ま
た、壁パネル2の下部を押える支持板30の取付体31に固
定する連結体32の底板34と立上り壁36の長さを変え、そ
の底板34あるいは立上り壁36のいずれかを取付体31の底
板34に重ね合わせて固定することによって、壁パネル2
の厚さに応じて支持板30とフレーム体1との間隔が調整
でき、一方、壁パネル2の上部を押えるパネル押え15の
内部に組み込んだコイルバネ24によって幅の異なる壁パ
ネル2の対応できるので、幅サイズの異なる壁パネル2
でも確実に挟み付けることができる。
【0011】以上、本発明の実施例について詳述した
が、本発明は前記各実施例に限定されるものではなく、
本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、前記実施例では軽量化のため、支持フレーム1
及びパネル押え15に形成する開口孔48を設けた例を示し
たが、必ずしも必要ではなく、アルミによって形成して
軽量化を図ってもよい。また、パネル押え15や支持板30
の形状なども前記実施例に限定されるものではなく、適
宜選定すればよいものである。
【0012】
【発明の効果】請求項1の発明壁のパネルの吊下げ具に
よれば、壁パネルを支持するフレーム体を設け、このフ
レーム体をワイヤー等の綱索によって吊下げる壁パネル
の吊下げ具であって、前記フレーム体の下端側に前記壁
パネルの下部を押える支持板を回動自在に軸支するとと
もに、壁パネルの上部を押えるパネル押えをフレーム体
の上下動自在に案内し、このパネル押えと前記支持板と
で前記壁パネルの上下を挟み付け、かつ、これら支持板
及び前記フレーム体との間に前記壁パネルを挟みつけて
前記フレーム体に壁パネルを保持するとともに、前記支
持板と前記パネル押えを前記フレーム体に対して固定す
る固定手段を設けたものであるから、壁パネルを確実に
挟み付けた状態で吊り下げることがことができ、搬送途
中で壁パネルが落下することなく、作業に危険が伴うこ
となく安全に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す吊下げ装置の側面図で
ある。
【図2】同上、図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】同上、吊下げ装置の斜視図である。
【図4】同上、一部を省略した吊下げ装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 フレーム体 2 壁パネル 6 ワイヤロープ(綱索) 7 吊りボルト 15 パネル押え 28 ねじ杆(固定手段) 30 支持板 46 ねじ杆(固定手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁パネルを支持するフレーム体を設け、
    このフレーム体をワイヤー等の綱索によって吊下げる壁
    パネルの吊下げ具であって、前記フレーム体の下端側に
    前記壁パネルの下部を押える支持板を回動自在に軸支す
    るとともに、壁パネルの上部を押えるパネル押えをフレ
    ーム体の上下動自在に案内し、このパネル押えと前記支
    持板とで前記壁パネルの上下を挟み付け、かつ、これら
    支持板及び前記フレーム体との間に前記壁パネルを挟み
    つけて固定手段により前記支持板と前記パネル押えとを
    前記フレーム体に固定したことを特徴とする壁パネルの
    吊下げ具。
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