JP2000045186A - 人工皮革 - Google Patents

人工皮革

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JP2000045186A
JP2000045186A JP11117832A JP11783299A JP2000045186A JP 2000045186 A JP2000045186 A JP 2000045186A JP 11117832 A JP11117832 A JP 11117832A JP 11783299 A JP11783299 A JP 11783299A JP 2000045186 A JP2000045186 A JP 2000045186A
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artificial leather
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sheath
component
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JP11117832A
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Kyoko Yokoi
京子 横井
Hiromichi Iijima
弘通 飯島
Koji Watanabe
幸二 渡辺
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】発色性に優れ、かつ、高耐光性を有した人工皮
革を提供する。 【解決手段】繊度0.7dtex以下のポリエステル類
からなる極細繊維および/または極細繊維束に高分子弾
性体が付与されてなる人工皮革において、該極細繊維が
紫外線吸収剤および/または無機系顔料を1〜30重量
%含有し、さらに染色されてなることを特徴とする人工
皮革。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐光性に優れた人
工皮革に関する。さらに詳しくは、高発色性を有し、か
つ高耐光性に優れた人工皮革に関するものである。
【0002】
【従来の技術】極細繊維からなるスエード調もしくはヌ
バック調人工皮革はその高級外観、表面タッチ、発色性
の点から、衣料分野はもとより、自動車内装材や家具用
途に幅広く適用されている。これらの人工皮革を得るに
は極細繊維が好適に用いられている。特に自動車内装材
分野では、変褪色に対する高い耐光性が要求されるが、
極細繊維の染色では特に耐光堅牢性に問題が生じ、自動
車メーカーの基準に合格する色数は極めて限られたもの
となる。
【0003】この欠点を改良するための従来技術として
は、耐光性技術としては、例えば、ポリエステル繊維に
ベンゾフェノン系化合物や、ベンゾトリアゾール化合物
等の有機系紫外線吸収剤を染料と同浴中にて染色し、繊
維内部へ吸尽させる技術がある。この方法の場合通常太
さ(1dtex以上)の繊維ではそこそこの効果はある
ものの、極細繊維(0.7dtex以下)においては、
効果がほとんど認められない。なお、1dtexとはS
I単位で、10,000mで1grの繊度のことをい
う。
【0004】一方、極細繊維の耐光性を向上させる技術
としては、特公昭62−37152号に記載されたごと
き、芯鞘型構造で芯成分を顔料原着する技術がある。該
発明は繊維中の顔料が紡糸中あるいは後加工工程におけ
る溶剤での色落ちを鞘成分で防止し、かつ、耐光性の向
上をねらったものであるが、鞘成分により発色性が制限
され、高発色化に限界があった。また、顔料添加する場
合、各色に対応した多種類の繊維を準備しなくてはなら
ず、工業上実際的には不可能に近い。この問題の解決手
段として、顔料原着した繊維を染色する方法も試みられ
たが、この場合染料の褪色により、十分な耐光堅牢性は
得られない。従って、近年の耐光性基準が一段と高まっ
ているなか、耐光性と発色性の両者を満足させる技術は
いまだ開発されていないのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、発色
性に優れ、かつ、高耐光性を有した人工皮革を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は基本的には以下の構成を有する。すなわち
「繊度0.7dtex以下のポリエステル類からなる極
細繊維および/または極細繊維束に高分子弾性体が付与
されてなる人工皮革において、該極細繊維が紫外線吸収
剤および/または光安定剤を2〜30重量%含有し、か
つ、有機系および/または無機系顔料を1〜30重量%
含有し、さらに染色されてなることを特徴とする人工皮
革」である。
【0007】上記以外に本発明の好ましい実施態様とし
ては、次の通りのものである。
【0008】すなわち、繊度0.7dtex以下のポリ
エステル類からなる極細繊維および/または極細繊維束
に高分子弾性体が付与されてなる人工皮革において、該
極細繊維が芯鞘型構造を有し、鞘成分が紫外線吸収剤お
よび/または光安定剤を2〜30重量%含有し、かつ、
有機系および/または無機系顔料を1〜30重量%含有
し、さらに芯鞘成分が染色されてなること。または、該
極細繊維が芯鞘型構造を有し、鞘成分が紫外線吸収剤お
よび/または光安定剤を2〜30重量%含有し、かつ芯
成分および鞘成分が有機系および/または無機系顔料を
1〜30重量%含有し、さらに芯鞘成分が染色されてな
ること。または、該極細繊維が芯鞘型構造を有し、鞘成
分が紫外線吸収剤および/または光安定剤を2〜30重
量%含有し、かつ、芯成分が有機系および/または無機
系顔料を1〜30重量%含有し、さらに芯鞘成分が染色
されてなること。上記の人工皮革が、極細繊維と織物も
しくは編み物とが絡合一体化された構造を有することに
より達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。
【0010】本発明に用いる極細繊維の繊度は、繊度
0.7dtex以下が好ましく、より好ましくは0.0
3〜0.4dtexがよい。0.7dtexを越えると
表面タッチがざらつき、0.03dtex未満では発色
性が得難く、また耐光剤、顔料などを添加すると糸強力
が低下するため好ましくない。
【0011】上記の極細繊維を得る手段としては、例え
ば、高分子相互配列体型繊維のごとき海島型紡糸技術を
用い、溶剤溶解性の異なる繊維形成性ポリマーを配した
複合繊維を形成した後、少なくとも1成分を溶解除去す
ることにより得ることができる。その極細繊維の断面形
状は特に限定されるものではない。また、繊度0.7d
tex以下の芯鞘極細を得るには、例えば、特開昭54
−116417号公報に記載されているごとき3成分系
芯鞘型複合口金を用い、海成分を除去することにより得
ることができる。この芯鞘型の断面形状は鞘成分が芯成
分の少なくとも一部を被覆していれば良く、極細繊維の
断面形状は特に限定されるものではない。
【0012】上記の複合繊維を形成するポリマー組み合
わせとしては、島成分に実質的な損傷を与えずに海成分
を化学的もしくは物理的に除去できる組み合わせならな
にでも良い。かかる好ましい例としては例えば、島成分
として、ポリエチレンテレフタレートおよびこれらの共
重合体類、ポリブチレンテレフタレートおよびこれらの
共重合体類、ポリプロピレンテレフタレートおよびこれ
らの共重合体類が好ましく用いられ、海成分としては例
えば、ポリエチレン、ポリスチレンおよびその共重合
類、アルカリ可溶型共重合ポリエステル類が好ましく用
いられる。これらのポリマーを製糸性を考慮して組み合
わせればよい。
【0013】本発明のポイントは、上記の極細繊維が紫
外線吸収剤および/または光安定剤を含有し、かつ、有
機系および/または無機系顔料を含有し、かつ、極細繊
維が染色されていることにある。
【0014】本発明でいう紫外線吸収剤とは、少なくと
も波長400nm以下の光エネルギーをを吸収して熱エ
ネルギー等に変換する物質をいい、低分子化合物、高分
子化合物、無機化合物等があり、適宜用いることができ
る。例えば、低分子化合物としては、ベンゾトリアジン
系、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノール系、サリ
チル酸系化合物、高分子化合物としては前述の低分子化
合物をポリエステル、ポリアミド、ポリオリフィン等の
高分子に共重合したもの、無機化合物としては、酸化チ
タン、酸化セリウム、酸化亜鉛、カーボンブラック等が
あげられる。特に、ベンゾトリアジン系、ベンゾトリア
ゾール系、ベンゾフェノール系が特に好ましい。一方、
ここでいう光安定剤とは、抗酸化効果あるいはラジカル
捕捉効果などにより光劣化を防止する物質をいい、低分
子化合物、高分子化合物、無機化合物等があり、適宜用
いることができる。例えば、ヒンダードフェノール系、
ヒンダードアミン系、ベンゾエート系、ホスファイト
系、チオエーテル系、ヒドラジン系などがあげられる。
これらのうち、ヒンダードアミン系、ヒンダードフェノ
ール系、が好ましく用いられる。これらの紫外線吸収
剤、光安定剤をを少なくとも1種以上組み合わせ用いる
ことができる。
【0015】これら紫外線吸収剤および/または光安定
剤は、極細繊維形成ポリマーに対し、2〜30重量%、
好ましくは3〜20重量%、より好ましくは5〜15重
量%必要である。2重量%未満では耐光性向上の効果が
なく、また、30重量%を越えると製糸性が低下し、か
つ、極細繊維強力の低下をまねき好ましいものではな
い。
【0016】耐光性をより高めるためには、上記の紫外
線吸収剤、光安定剤を極力極細繊維表面に効率的に含有
させるのが好ましい。このような構造を取るには極細繊
維の形状を芯鞘型構造とするのが特に好ましい。鞘成分
に上記の紫外線吸収剤および/または光安定剤を組み合
わせ配置するのがよい。
【0017】さらに、本発明は極細繊維が有機系および
/または無機系顔料が含有されていることが重要であ
る。
【0018】有機系顔料としては、例えば、フタロシア
ニン系、チオインジゴ系、アゾ系、アントラキノン系、
あるいはジオキサジン系があげられ、無機系顔料として
は、酸化鉄、酸化チタン、酸化クロム、酸化亜鉛などの
酸化物系、硫化物系、クロム酸塩系、あるいはフェロシ
アン化物系などがあげられるが、これらに限定されるも
のではない。これらを1種以上組み合わせて用いること
ができる。
【0019】使用する顔料の選定にあたっては、発色性
の観点からすると有機系が好ましいが、後加工における
溶剤による色落ちのなどの観点からは、無機系の顔料が
特に好ましい。加工プロセスに応じて適宜選択すればよ
い。
【0020】これら有機系および無機系顔料は極細繊維
形成ポリマーに対し、1〜30重量%、好ましくは2〜
20重量%、より好ましくは3〜15重量%がよい。1
重量%未満では十分な発色性が得られず、また、30重
量%を越えると製糸性が低下し、かつ、極細繊維強力の
低下をまねき好ましいものではない。
【0021】極細繊維が芯鞘型の場合、芯鞘成分ポリマ
ーへの紫外線吸収剤、光安定剤および顔料の混練り組み
合わせの好ましい実施態様としては、鞘成分に有機系お
よび/または無機系の顔料1重量%〜30重量%および
紫外線吸収剤および/または光安定剤を2重量%〜30
重量%含有したポリエステル類、芯成分にポリエステル
類を配する。または、芯鞘成分ポリマーへの紫外線吸収
剤、光安定剤および顔料の混練り組み合わせの好ましい
実施態様としては、鞘成分に有機系および/または無機
系の顔料1重量%〜30重量%および紫外線吸収剤およ
び/または光安定剤を2重量%〜30重量%含有したポ
リエステル類、芯成分に有機系および/または無機系の
顔料1重量%〜30重量%含有したポリエステル類を配
する。または、鞘成分に紫外線吸収剤および/または光
安定剤を2重量%〜30重量%含有したポリエステル
類、芯成分に有機系および/または無機系の顔料1重量
%〜30重量%含有したポリエステル類を配した構造が
好ましい。
【0022】上記構造における芯鞘比率としては、芯/
鞘比率=20/80〜80/20重量%が好ましい。こ
れらの範囲を逸脱すると十分な発色性または耐光性が得
にくくなる。
【0023】ついで、上記の複合繊維を用い、極細繊維
および/または極細繊維束の絡合体に、高分子弾性体が
付与された立毛シートを形成する。その製造方法として
は、例えば、該複合繊維を短繊維化し、カードクロスラ
ッパーもしくはランダムウエッバーなど常法によりウエ
ブを作り、その後ニードルパンチあるいはウォータジェ
トパンチなどを施すことにより絡合シートを形成する。
この絡合シートを必要に応じて高密度化処理あるいはポ
リビニルアルコールなどの糊剤を付与した後、海成分を
除去し、次いで高分子弾性体を付与する。高分子弾性体
としては、例えば、ポリエステル系、ポリエステル・ポ
リエーテルジオール系、ポリエーテル系、ポリカーボネ
ート系ポリウレタンあるいはアクリル樹脂、硬化シリコ
ーンゴム、アクリロニトリルブタジエンラバー、ブタジ
エンラバー、天然ゴム、ポリ塩化ビニール、ポリアミド
などがあげられる。これらの高分子弾性体中に必要に応
じて、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、顔料など
の着色剤、制電剤、難燃剤、柔軟剤、凝固調整剤などの
添加剤を配合しても本発明の効果が損なわれるものでは
ない。製品の風合い、品位、タッチ等を考慮すると、特
にポリウレタン類が好ましく用いられる。かくして、繊
度0.7dtex以下のポリエステル類からなる極細繊
維および/または極細繊維束に紫外線吸収剤および/ま
たは光安定剤、かつ、有機系および/または無機系顔料
が含有された繊維絡合体に高分子弾性体が付与されたシ
ートが得られる。
【0024】このシートを必要に応じて半裁(半裁:厚
み方向に何枚かに切断すること)し、少なくとも一面を
起毛処理することにより、着色された立毛シートが得ら
れる。
【0025】さらに好ましい実施態様として、製品強力
を高めるために、前述した複合繊維のウエッブを織物も
しくは編み物と積層し、ニードルパンチ、ウォータージ
ェットパンチあるいはこれらの組み合わせにより絡合一
体化する。積層方法としては、繊維ウェブの両方もしく
は片面に、織物もしくは編み物を積層し絡合する方法、
あるいは片面に積層し絡合処理した後さらに絡合体を複
数重ねて再度絡合処理し、後工程でスライス(スライ
ス:半裁と同じ意味、繊維絡合体シートあるいは繊維ウ
ェッブとと織物とが絡合一体化されたシートあるいは高
分子弾性体が願芯されたシートを厚み方向に切断する)
する方法などが用いられる。必要に応じて高密度化処理
あるいはポリビニルアルコールなどの糊剤を付与した
後、海成分を除去し、次いで高分子弾性体を付与する。
このシートを必要に応じて半裁し、半裁面を起毛処理す
ることにより高強力な立毛シートが得られる。
【0026】織物もしくは編み物を構成する糸種として
は、フィラメントヤーン、紡績糸、フィラメントと短繊
維の混紡糸などを用いることができ、特に限定されるも
のではない。また、織物もしくは編み物の種類として
は、経編、トリコット編みで代表される緯編、レース編
みおよびそれらの編み方を基本とした各種編み物、ある
いは平織、綾織、朱子織およびそれらの織り方を基本と
した各種織物などいずれも採用することができ、特に限
定されるものではない。
【0027】糸種によっては、ニードルパンチで複合繊
維と織物もしくは編み物との絡合を強固にする場合、切
断され易いことがあり、これを防止する手段として、該
織物または編み物の構成糸の少なくとも一部に強撚糸を
使用したものが、高強力を発揮するのに良い。強撚糸の
撚り数としては500T/m以上、4500T/m以下
が好ましく、より好ましくは、1500T/m以上、最
も好ましくは2000T/m以上である。500T/m
未満では糸を構成する単糸同士の絞まりが不十分である
ため、ニードルに引っかかり損傷し易く、また撚り数が
多すぎても繊維が硬くなりすぎ、製品風合い柔軟化の点
から好ましくなくなるので4000T/m以下が良い。
【0028】本発明のさらなる重要なポイントは、上記
の立毛シートが染色されてなることである。染色にあた
って、使用する染色機は通常用いるものが使用でき、サ
ーキュラー、ユニエースなどの液流染色機が好ましく用
いられる。また、使用する染料は分散染料、バット染料
などの染料中から耐光性の良好な染料を用いることが好
ましい。ただし、織り編み物がポリエステル類とは異な
るポリマーで、染色する必要がある場合は、そのポリマ
ーに適した染料を用いて染色すればよい。
【0029】通常、ポリエステルの染色に用いられてい
る分散染料は、青系、黄色系などではそこそこの耐光性
を有したものがあるが、赤系の染料は耐光性が低いのが
現状である。一方、発色性の観点からは、アゾ系分散染
料が好ましいが、耐光性が低くなり、キノン系において
は、耐光性は良いが発色性が劣り、両方を満足させるタ
イプはほとんど開発されていないのが現状である。
【0030】本技術においては、例えば、極細繊維に耐
光性の優れた赤系の顔料、ならびに紫外線吸収剤および
/または光安定剤を含有せしめた立毛シートを用い、顔
料と同系色に染色する。あるいは、赤系顔料の濃度含有
量を調整し、耐光性の良い青系、黄色系、その他各種色
相の染料を用いて染色することにより、ベージュ系、茶
系、グレイ、その他バラエティに富んだ色調を得ること
が可能である。もちろん、原着する顔料は赤系に限ら
ず、各種色相の顔料を単独あるいは組み合わせて用いる
ことができるのは言うまでもない。
【0031】染料が含有されたにもかかわらず、紫外線
吸収剤および/または光安定剤が含有されていることに
より、該染料の変褪色を防止することができ、本発明の
意図する高発色性を有し、かつ高耐光性に優れた人工皮
革を得ることを可能としたものである。
【0032】
【実施例】以下、本発明を実施例により、さらに詳細に
説明するが、本発明の有効性はこれらによって限定され
たり制約されたりするものではない。
【0033】実施例および比較例における耐光性および
発色性の評価は、以下に示す方法によるものである。
【0034】(1) 耐光性 フェードメータ(スガ試験器(株)社製)を用い、ブラ
ックパネル温度83℃で200、400時間照射後、変
褪色グレースケールで等級を判定した。
【0035】(2) 発色性 ミノルタ分光測色計CM−3700d(ミノルタ(株)
社製)を用い、L値を測定した。(L=10Y1/2 、Y
=明度)濃色ほどL値が低く、淡色ほどL値が大きくな
る。 [実施例1]島成分がベンゾトリアジン系紫外線吸収剤
(チバスペシャリティケミカルズ(株)社製、TINU
VIN1577FF)を5重量%と無機系顔料(大日精
化(株)社製PESM6730)を3.0重量%混練し
たポリエチレンテレフタレート、海成分がポリスチレ
ン、島/海比率=80/20重量%、島数16島、複合
繊維太さ約4dtexの高分子相互配列体繊維のステー
プルを用い、このステープルをカード・クロスラッパー
でウェブとし、ニードルパンチして目付600g/m2
のフェルトを作り、このフェルトを収縮処理し乾燥し
た。次いで、このフェルトにポリビニールアルコール水
溶液に含浸し、乾燥した。このシートをトリクロールエ
チレン中に浸漬、圧搾し脱海し乾燥した。その後、ポリ
エステル−ポリエーテル系ポリウレタンをジメチルホル
ムアミドに溶解させた溶液を固形分として対島繊維当た
り約35部となるように含浸し、湿式凝固し乾燥した。
【0036】次いで、このシートをスライスし、非スラ
イス面をサンドペーパーで起毛処理を行ない、ピンク系
の極細繊維の束の絡合体にポリウレタンが付与された立
毛シートを得た。この立毛シートを分散染料でワインレ
ッドに染色し、仕上げ処理した。
【0037】ワインレッドに染色された約0.22dt
exのポリエチレンテレフタレートの極細繊維束の絡合
体に高分子弾性体が付与された立毛シートは、表1に示
したごとく発色性、耐光性に優れたスエード調の人工皮
革であった。 [実施例2]実施例1で用いた島成分ポリマーを鞘成分
に、芯成分に紫外線吸収剤、無機系顔料を含まないポリ
エチレンテレフタレート、海成分に実施例1と同じポリ
スチレンを用い、島/海比率=80/20重量%、芯/
鞘比率=30/70重量%、島数16島とした複合繊度
約4dtexの高分子相互配列体繊維のステープルを用
い、このステープルをカード・クロスラッパーでウェブ
とし、ニードルパンチして目付600g/m2 のフェル
トを作り、このフェルトを収縮処理し乾燥した。次い
で、実施例1と同条件でポリビニールアルコール付与処
理した後、ポリウレタンを含浸し、湿式凝固し乾燥し
た。このシートをトリクロールエチレン中に浸漬、圧搾
し脱海した後、乾燥した。次いで、実施例1と同様にス
ライス、起毛処理を行ない立毛シートを得た。
【0038】鞘部がピンク系に、芯部が白色の極細繊維
の束の絡合体にポリウレタンが付与された立毛シートを
得た。この立毛シートを実施例1と同様に染色し、仕上
げ処理した。
【0039】ワインレッドに染色された約0.22dt
exのポリエチレンテレフタレートの極細繊維束の絡合
体に高分子弾性体が付与された立毛シートは、表1に示
したごとく発色性、耐光性に優れたスエード調の人工皮
革であった。 [実施例3]実施例1で用いた島成分ポリマーを鞘成分
に、芯成分には実施例1で用いた無機系顔料を3.0重
量%混練りしたポリエチレンテレフタレート、海成分に
実施例1と同じポリスチレンを用い、島/海比率=80
/20重量%、芯/鞘比率=60/40重量%、島数1
6島とした複合繊度約4dtexの高分子相互配列体繊
維のステープルを用い、このステープルをカード・クロ
スラッパーでウェブとし、ニードルパンチして目付60
0g/m2 のフェルトを作り、このフェルトを収縮処理
し乾燥した。次いで、実施例1と同条件でポリビニール
アルコールを付与処理を行い、ポリウレタンを含浸し、
湿式凝固し乾燥した。このシートをトリクロールエチレ
ン中に浸漬、圧搾し脱海した後、乾燥した。次いで、実
施例1と同様にスライス、起毛処理を行ない立毛シート
を得た。
【0040】鞘部、芯部共にピンク系の極細繊維の束の
絡合体にポリウレタンが付与された立毛シートを得た。
この立毛シートを実施例1と同様に染色し、仕上げ処理
した。
【0041】ワインレッドに染色された約0.22dt
exのポリエチレンテレフタレートの極細繊維の束の絡
合体に高分子弾性体が付与された立毛シートは、表1に
示したごとく発色性、耐光性に優れたスエード調の人工
皮革であった。 [実施例4]鞘成分に実施例1で用いた紫外線吸収剤を
5重量%混練りしたポリエチレンテレフタレート、芯成
分に実施例1で用いた無機系顔料を3.0重量%混練り
したポリエチレンテレフタレート、海成分に実施例1と
同じポリスチレンを用い、島/海比率=80/20重量
%、芯/鞘比率=60/40重量%、島数16島とした
複合繊度約4dtexの高分子相互配列体繊維のステー
プルを用い、このステープルをカード・クロスラッパー
でウェブとし、ニードルパンチして目付600g/m2
のフェルトを作り、このフェルトを収縮処理し乾燥し
た。次いで、実施例1と同条件でポリビニールアルコー
ルを付与し、ポリウレタンを含浸し、湿式凝固し乾燥し
た。このシートをトリクロールエチレン中に浸漬、圧搾
し脱海した後、乾燥した。次いで、実施例1と同様にス
ライス、起毛処理を行ない立毛シートを得た。
【0042】鞘部が若干薄黄色、芯部がピンク系の極細
繊維の束の絡合体にポリウレタンが付与された立毛シー
トを得た。この立毛シートを実施例1と同様に染色し、
仕上げ処理した。
【0043】ワインレッドに染色された約0.22dt
exのポリエチレンテレフタレートの極細繊維の束の絡
合体に高分子弾性体が付与された立毛シートは、表1に
示したごとく発色性、耐光性に優れたスエード調の人工
皮革であった。 [実施例5]実施例3と同じ高分子相互配列体繊維のス
テープルを用いたウェブをポリエチレンテレフタレート
の75D−72f、撚り数2500T/mの強撚糸使い
の平織物に積層し、ニードルパンチを行い目付350g
/m2 のフェルトを作成した。このフェルトを収縮処理
し乾燥した。次いで、ポリビニールアルコール水溶液に
含浸し、乾燥した。このシートをトリクロールエチレン
中に浸漬、圧搾し脱海し乾燥した後、実施例1と同様に
ポリウレタンを含浸し、湿式凝固させた後、乾燥した。
シートの非織物面を実施例1と同様に起毛処理を行ない
立毛シートを得た。
【0044】鞘部、芯部共にピンク系の極細繊維の束の
絡合体と織物とが絡合一体化し、ポリウレタンが付与さ
れた立毛シートを得た。この立毛シートを実施例1と同
様に染色し、仕上げ処理した。
【0045】実施例1、2、3、4の製品より強力が高
く、発色性、耐光性も表1に示したごとく優れたスエー
ド調の人工皮革であった。 [実施例6]鞘成分として、実施例1で用いたポリマー
にさらに光安定剤(HP2215/大日本インキ(株)
社製)を1重量%混練りしたポリエチレンテレフタレー
トを用いる以外は実施例5と同様にして立毛シートを得
た。得られた立毛シートは、実施例5と同様強力が強
く、また、発色性、耐光性も表1に示す如く、優れたシ
ート状物であった。 [比較例1]島成分がポリエチレンテレフタレート、海
成分がポリスチレン、島/海比率=80/20重量%、
島数16島、複合繊度約4dtex、の高分子相互配列
体繊維のステープルを用い、このステープルをカード・
クロスラッパーでウェブとし、ニードルパンチして目付
600g/m2 のフェルトを作り、このフェルトを収縮
処理し乾燥した。次いで、実施例1と同条件でポリビニ
ールアルコールを付与、脱海処理を行い、ポリウレタン
を含浸し、湿式凝固し乾燥した。次いで、実施例1と同
様にスライス、起毛処理を行ない立毛シートを得た。こ
の立毛シートを実施例1と近似したL値となるように分
散染料でワインレッドに染色し、仕上げ処理した。
【0046】ワインレッドに染色された約0.22dt
exのポリエチレンテレフタレートの極細繊維束の絡合
体に高分子弾性体が付与された立毛シートは、表1に示
したごとく発色性は良いものの、耐光性が極めて劣った
スエード調の人工皮革であった。 [比較例2]島成分が実施例1で用いたベンゾトリアジ
ン系紫外線吸収剤(チバスペシャリティケミカルズ
(株)社製、TINUVIN1577FF)を5重量%
混練したポリエチレンテレフタレート、海成分が実施例
1で用いたポリスチレン、島/海比率=80/20重量
%、島数16島、複合繊度約4dtexの高分子相互配
列体繊維のステープルを用い、このステープルをカード
・クロスラッパーでウェブとし、ニードルパンチして目
付600g/m2 のフェルトを作り、このフェルトを収
縮処理し乾燥した。このフェルトを収縮処理し乾燥し
た。次いで、実施例1と同条件でポリビニールアルコー
ルを付与、脱海処理を行い、ポリウレタンを含浸し、湿
式凝固し乾燥した。次いで、実施例1と同様にスライ
ス、起毛処理を行ない立毛シートを得た。この立毛シー
トを実施例1と近似したL値となるように分散染料でワ
インレッドに染色し、仕上げ処理した。
【0047】ワインレッドに染色された約0.22dt
exのポリエチレンテレフタレートの極細繊維束の絡合
体に高分子弾性体が付与された立毛シートは、表1に示
したごとく発色性は良いものの、耐光性が極めて劣った
スエード調の人工皮革であった。 [比較例3]島成分に無機系顔料を8重量%混練りした
ポリエチレンテレフタレートを用いた以外は実施例1と
同様に実施し、立毛シートを得た。この立毛シートを染
色をせずに湯練りし、実施例1と同様の仕上げ処理し
た。このシートは表1に示したごとく、耐光性はよいも
のの、十分な色濃度が出ず、発色性が劣ったスエード調
の人工皮革であった。
【0048】
【表1】
【0049】
【発明の効果】本発明により、極細繊維を用いた人工皮
革における課題であった、高耐光化、および高発色化の
両方を満足できる人工皮革を可能としたものである。
【0050】かくして得られた本発明の人工皮革は、自
動車内装材、家具用途、鞄、靴、手袋などの資材用途と
してはもちろんのこと、衣料用途としても好適に用いる
ことができるものである。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】繊度0.7dtex以下のポリエステル類
    からなる極細繊維および/または極細繊維束に高分子弾
    性体が付与されてなる人工皮革において、該極細繊維が
    紫外線吸収剤および/または光安定剤を2〜30重量%
    含有し、かつ、有機系および/または無機系顔料を1〜
    30重量%含有し、さらに染色されてなることを特徴と
    する人工皮革。
  2. 【請求項2】繊度0.7dtex以下のポリエステル類
    からなる極細繊維および/または極細繊維束に高分子弾
    性体が付与されてなる人工皮革において、該極細繊維が
    芯鞘型構造を有し、鞘成分が紫外線吸収剤および/また
    は光安定剤を2〜30重量%含有し、かつ、有機系およ
    び/または無機系顔料を1〜30重量%含有し、さらに
    芯鞘成分が染色されてなることを特徴とする人工皮革。
  3. 【請求項3】繊度0.7dtex以下のポリエステル類
    からなる極細繊維および/または極細繊維束に高分子弾
    性体が付与されてなる人工皮革において、該極細繊維が
    芯鞘型構造を有し、鞘成分が紫外線吸収剤および/また
    は光安定剤を2〜30重量%含有し、かつ芯成分および
    鞘成分が有機系および/または無機系顔料を1〜30重
    量%含有し、さらに芯鞘成分が染色されてなることを特
    徴とする人工皮革。
  4. 【請求項4】繊度0.7dtex以下のポリエステル類
    からなる極細繊維および/または極細繊維束に高分子弾
    性体が付与されてなる人工皮革において、該極細繊維が
    芯鞘型構造を有し、鞘成分が紫外線吸収剤および/また
    は光安定剤を2〜30重量%含有し、かつ、芯成分が有
    機系および/または無機系顔料を1〜30重量%含有
    し、さらに芯鞘成分が染色されてなることを特徴とする
    人工皮革。
  5. 【請求項5】請求項1〜5のいずれかに記載の人工皮革
    において、極細繊維と織物もしくは編み物とが絡合一体
    化された構造を有することを特徴とする人工皮革。
  6. 【請求項6】織物もしくは編み物の構成糸の少なくとも
    一部に500T/m以上、4500T/m以下の強撚糸
    より構成されてなることを特徴とする請求項5記載の人
    工皮革。
  7. 【請求項7】紫外線吸収剤が、ベンゾトリアジン、ベン
    ゾトリアゾール、ベンゾフェノール、ベンゾフェノンお
    よびこれらの誘導体、光安定剤がヒンダードアミン、ヒ
    ンダードフェノール、およびこれらの誘導体を少なくと
    も1種以上組み合わせたものであることを特徴とする請
    求項1〜6のいずれかに記載の人工皮革。
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