JPH0559648A - ナイロン66編織物及びその製造方法 - Google Patents
ナイロン66編織物及びその製造方法Info
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- JPH0559648A JPH0559648A JP3266217A JP26621791A JPH0559648A JP H0559648 A JPH0559648 A JP H0559648A JP 3266217 A JP3266217 A JP 3266217A JP 26621791 A JP26621791 A JP 26621791A JP H0559648 A JPH0559648 A JP H0559648A
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Abstract
正接(tanδ)のピーク高さ(tanδ)max とピー
ク温度Tmax (℃)の特定の関係を満たし、かつ、単糸
デニールが0.1〜0.8デニールの範囲にあるナイロ
ン66マルチフィラメントから得られる編織物でポリウ
レタン弾性糸との交編織物、起毛品及びポリウレタン重
合体からなる微多孔質皮膜を積層してなる皮革状物な
ど。 【項か】 通常の延伸糸から得られる極細繊維の問題点
である染色堅牢度、発色性の低さが改良され、より風合
が柔軟性なものとなる。起毛品においては、パイル切断
もなく長いパイル長にすることができ美しい外観を与え
る。
Description
ナイロン66編織物及びこの編織物を基布とした皮革状
物並びにその製造方法に関するものである。
下のいわゆるポリアミド系極細繊維を使用した皮革状
物、スウェード調編織物、ビーチスキン、スパンライク
織物等の布帛が急速に進歩し、柔軟でかつしなやかなタ
ッチをもった製品として、市場で好評を博している。
た編織物は、単糸デニールが細くなればなるほど同一重
量に対する表面積が急激に増加し、繊維表面での光の乱
反射が起こるため、被染物中の染料の光吸収率が低下し
被染物の見掛けの発色温度が低下する問題点を有してい
る。この問題点は単糸デニールが0.8デニール以下に
なると顕著に現われ、従来から使用されている数デニー
ルの単糸デニールのフィラメントから成る編織物と同程
度の見掛けの発色性を与えるためには、数倍〜数十倍の
染料を使用する必要がある。
織物は主に酸性染料、含金染料、分散染料で染色されて
いるが、前記の如く多量の染料が使用されているため染
色堅牢度が悪く、しかも編織物内部へ多量の染料が入る
ので風合も硬くなってくる。更には染色コストも大幅に
高くなる。スポーツウェア,インナーウェア,アウター
ウェア,手袋,靴,鞄等においては最近の傾向として カラフルでしかも染色堅牢度の高いもの 運動追随性の点からは、伸長回復性のよいもの 体表面からの発汗に対して、快適性を保つため、汗
をすばやく体表面から運び去る吸水性の良いものが求め
られる。
とは、必然的に糸の表面積を急激に大きくすることでも
あり、そのための弊害が幾つかあることが判っている。
特にナイロン6でフィラメント数を増やそうとすると、
経時変化による黄変や、脆化等の欠点が表面化したり、
染色堅牢度の低下が大きく、中淡色での分散染料処理は
殆ど実用的でない。濃色では酸性染料、含金染料が用い
られるため、通常の堅牢度はタンニン、吐酒石でフィッ
クス処理を行なえば実用レベルにすることができるが、
繊維表面がフィックス剤でコーティングされた状態とな
って編織物の風合が粗硬となり好ましくない。
で、同様にフィラメント数を増やす場合は、ナイロン6
6フィラメントの特性として、常圧染色(沸点付近)で
は染色斑が起き易く、それを防ぐには加圧下での染色が
必須となる。しかしながら、従来のナイロン66フィラ
メントを加圧下で染色すると、12%以上の繊維収縮が
起こり、常圧染色されたものと比べて風合の硬いものと
なって好ましくない。
と共用し交編織をする場合に、スパンデックスのパワー
の低下を招き、実際には実施が不可能であり、その結果
ナイロン66フィラメントのスポーツウェアでの展開が
著しくせばめられる結果となっている。 の要求に対しては、ナイロン6よりもナイロン66が
染色堅牢度が高い点から好ましく、近年多用されるよう
になっているが、染色性において濃色では特に高圧染色
が必要とされるという問題点を有している。
数多くの商品分野で巻縮加工糸を用いるか、ポリウレタ
ン弾性糸との共用が一般的であり、伸長回復性の点で
は、ポリウレタン弾性糸が優れている。しかし、上記の
ように染色加工時の温度に制限があり、ポリウレタン弾
性糸と共用し、その優れた性質を十分に引き出すには、
共用相手素材の選択に制限がある。
を付与することが効果的で、このためには、綿、ウール
等の吸湿性の天然繊維を用いることが一般的であった。
しかし、これらの天然繊維は、紡績糸の形で供給され、
そのため細さに限界があるため、ファッション性に富む
編織物を得ることは困難である。そのため、これまで合
成繊維に吸水性を付与する数多くの工夫が検討されてき
た。
の起こりやすいように、中空にしたり、表面にクラック
を入れたり、多孔質にする等の研究がなされた。またナ
イロンフィラメントにグラフト重合等の化学的手段で吸
湿、吸水性を付与する後加工法が検討された。しかし、
これらの極めて特殊な断面形状をもつフィラメントや、
特殊な後加工を施した編織物は当然製造しにくく、コス
ト高になり、さらに糸の持つべき基本的物性のうちの、
いくつかを犠牲にせざるを得ない場合が多く、広く使用
に耐える物とは言い難かった。これにひきかえ、フィラ
メント数を増すことは、適当な吸水性を付与できるばか
りでなく基本的物性を失うこともないため、有利であ
る。
く、風合が柔軟なナイロン66編織物及びその製造方法
の提供を目的とする。
に鑑み、このような問題点を解決すべく鋭意検討した結
果、ナイロン66フィラメントを高速紡糸すると、発色
性が向上し、かつ得られた編織物が非常にソフトなもの
になることを見出した。しかしながら、このような高速
紡糸をしたナイロン66フィラメントより成る編織物は
従来のものに比べて染色加工後の繊維の強度低下が大き
く、衣料製品の耐久性が悪くなる問題点のあることが判
り、更に検討を重ね、本発明に到達した。
編織物において、上記ナイロン66がマルチフィラメン
トであって、初期モジュラスが210〜350kg/m
m2 、力学的損失正接(tanδ)のピーク高さ(ta
nδ)max とピーク温度(T max 〔℃〕)がTmax +3
20(tanδ)max ≦132であり、かつ、単糸デニ
ールが0.1〜0.8デニールの範囲であることを特徴
とするナイロン66編織物、であり、もう一つの本発明
は、4000m/分以上の速度で溶融紡糸した初期モジ
ュラスが210〜350kg/mm2 、力学的損失正接
(tanδ)のピーク高さ(tanδ)max とピーク温
度(Tmax 〔℃〕)がTmax +320(tanδ)ma x
≦132であり、単糸デニールが0.1〜0.8デニー
ルの範囲であるナイロン66マルチフィラメントを製編
織し、次いで80〜110℃で染色加工を行うことを特
徴とするナイロン66編織物の製造方法、である。
メントは初期モジュラスは210〜350kg/mm2
であることが必要である。初期モジュラスが210kg
/mm2 以下ではフィラメントの強度、モジュラスが低
く、寸法安定性も悪くなり、実用に耐えられない編織物
となる。また、350kg/mm2 以上では編織物の風
合が従来の編織物と同じ程度に硬くなり、かつ発色性も
低くなり、本発明の目的を達し得ない。さらに好ましく
は250〜330kg/mm2 である。
スを210〜350kg/mm2 とするには、紡速、延
伸比等の紡糸条件により繊維の中心部における複屈折率
Δnを45×10-3〜52×10-3とすればよい。ここ
で複屈折率とは、後述する方法により、干渉顕微鏡によ
って測定されるものをいう。また、本発明に用いるナイ
ロン66マルチフィラメントは力学的損失正接(tan
δ)のピーク高さ(tanδ)max とピーク温度(T
max 〔℃〕)がTmax +320(tanδ)max が13
2を越えない範囲にあることが必要である。
(tanδ)maxとピーク温度(T max 〔℃〕)がT
max と320(tanδ)max との合計が132を越え
ない範囲ではフィラメントの発色性が低下し、かつ染斑
が発生する。繊維の染色性については、無定形領域の微
細構造を定量的に評価する方法の一つである力学的損失
正接(tanδ)−温度(T)曲線(例えば、上出健
二、真鍋征一、繊維学会誌34巻3号P70〜79(1
978))と関係があり、特定の(tanδ)max ,T
max を有するナイロン66フィラメントは極めて染色性
が良く、かつ均染性に優れている。
る範囲はTmax と320(tanδ)max との合計が1
32を越えない範囲であり、ナイロン66フィラメント
を4000m/分以上の速度で高速紡糸をすること等に
よって得られる。ナイロン66フィラメントは高速紡糸
することによって結晶部の配向が進み、強度、モジュラ
ス、寸法安定性等の機械的な性質が衣料用として満足な
ものとなり、一方、非晶部の配向が進まず染色性が向上
して均染性が増すものと考えられる。
の単糸デニールは、0.1〜0.8デニールの範囲にあ
ることが必要である。0.8デニール以上では得られた
編織物の風合が硬く柔軟でかつしなやかなタッチの編織
物にはなり得ない。また、これを基布とする皮革状物は
硬いものしか得られない。また、0.1デニールより細
い場合はフィラメントの紡糸性が悪く、毛羽も多発し、
工業的な生産が難しいのが現状である。好ましくは、
0.2〜0.6デニールである。
は、紡糸したままのものでもよいが、製織性向上の為、
経糸にはインターレースをかけて使ってもよい。本発明
の方法によれば、良好な風合となるが、更に高級感を出
して超長綿風合にするには流体噴射加工による嵩高糸と
して使用してもよい。流体噴射加工する場合、芯糸と鞘
糸に給糸量差をつけずに行なう方法或いは鞘糸のオーバ
ーフィード率を芯糸のオーバーフィード率より大きくし
て行なう方法のいずれでもよいが風合改善の効果を大き
くするためには鞘糸のオーバフィード率を芯糸のオーバ
ーフィード率より大きくする方法がよい。
超長綿の風合をもったものとなる。なお、経糸又は緯糸
に用いる場合は経糸に用いた方がより超長綿の風合が発
現できるので好ましい。本発明のナイロン66編織物を
染色加工する際には、染色温度を80〜110℃とする
ことが必要である。染色温度が80℃以下では染料の吸
着が平衡に達せず、発色性の悪いものとなり、本発明の
目的を達成しない。また、染色温度が110℃以上にな
ると発色性は良くなるが、編織物を構成する本発明に用
いるナイロン66フィラメントの強度は極端に低下し、
実用に耐えられないものになる。好ましくは90〜10
5℃である。
織等の適当な方法を用いて編織物とするが、その際ナイ
ロン66フィラメントを単独(100%)で用いてもよ
いし、当然、編織物に要求される性能を実現させるため
に、他の素材と混用してもよい。すなわち、経編機での
製編において、フロント筬に、セルロース繊維を用い、
バック筬に本発明に用いるナイロン66フィラメントを
用いてハーフトリコットを得る方法、又はフロント筬、
バック筬ともに本発明に用いるナイロン66フィラメン
トを用いて、ハーフトリコットを得る方法、フロント筬
に本発明に用いるナイロン66フィラメントを用い、バ
ック筬にポリウレタン弾性糸を用いて、いわゆる2ウェ
イトトリコットとする方法でもよい。
を用い緯糸に綿糸を用いて、平織り組織の織物を得る方
法、ナイロン66フィラメントとポリウレタン弾性糸を
用い、いわゆるベア天竺の編織物を得る方法等が例とし
挙げられるが、特に限定はしない。染色加工は一般に行
なわれている方法が取り得るが、110℃以下での染色
が必要であり、本発明に用いるナイロン66フィラメン
トはこの条件でも十分な発色濃度が得られ、染色堅牢度
十分である。
からの三つの要求特性を満たしランジェリー、肌着等
のインナーウェア、レオタード、アスレチックウェア、
水着等のスポーツウェア、手袋、靴、鞄、アンダーウェ
ア等に最適である。次に、本発明のナイロン66編織物
の製造方法の1例を説明する。ヘキサメチレンジアミン
とアジピン酸より重合されるポリヘキサメチレンジアパ
ミドのポリマーを4000m/分以上の速度で溶融紡糸
し、必要に応じて延伸を行い、複屈折率Δnが45×1
0-3〜52×10-3を示す単糸デニールが0.1〜0.
8デニールのナイロン66フィラメントを製造する。
ュラス210〜350kg/mm2 、力学的損失正接
(tanδ)のピーク高さ(tanδ)max とピーク温
度(T max 〔℃〕)がTmax と320(tanδ)max
との合計が132を越えないという条件を満足する。次
に、このフィラメントを編物あるいは織物に製布した
後、編織物の寸法を安定させるため、180〜190℃
の熱風でプレセットを行い、次いで酸性染料、含金染料
あるいは分散染料を用いて80〜110℃の温度で染色
し、最後に175〜185℃の熱風で仕上セットを行
い、ナイロン66編織物を製造する。
なタッチの風合をもち、しかも発色性及び染色バラツキ
のない優れたものである。本発明のナイロン66編織物
は、必要に応じて起毛加工、コーティング加工等仕上加
工を施すことができる。ナイロン編織物の起毛加工は通
常編織物表面の乱れを防止する為に染色後に行なわれ
る。
ントは沸水収縮率が小さく染色加工時に編織物の組織が
緻密化しないことから従来のものと比べ起毛パイルを形
成し易いという特徴をもっている。さらにフィラメント
の伸度が大きいことから起毛パイルを形成する際に単繊
維が切断されにくいという特徴も合わせもっており、起
毛してからポリウレタン系樹脂等のコーティング加工で
の樹脂がコーティング面の反対側へ浸み透りにくいこ
と、繊維表面をコーティングしても風合変化が少ないも
のである。
リウレタン系重合体からなる微多孔質皮膜をコーティン
グして積層し皮革状物とすることができる。次に本発明
の編織物を加工し皮革状物を製造する方法の1例を説明
する。まず、本発明の編織物に積層する微多孔質皮膜の
材料を構成するポリウレタン系重合体とは1種又は2種
以上のジイソシアネート成分と1種又は2種以上のジオ
ール成分とを重合させて製造されるウレタン結合により
主鎖が構成される高分子を指すものである。
トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシ
アネート、フェニレンジイソシアネート、ナフタレンジ
イソシアネート、ビフェニルイソシアネート、エタンジ
イソシアネート、ヘキサンジイソシアネート、シクロヘ
キサンジイソシアネート等が例示される。また、ジオー
ル成分としてはジカルボン酸と多価アルコールより形成
されるポリエステル、例えばアジピン酸とジエチレング
リコールとトリメチロールプロパンからのポリエステ
ル、アジピン酸とブチレングリコールとヘキサントリオ
ールからのポリエステル、アジピン酸とエチレングリコ
ールとプロピレングリコールからのポリエステル等のポ
リエステル類、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール、ポリブチレングリコール等のポリアルキ
レングリコール類、エチレングリコール、プロピレング
リコール、ブチレングリコール等のグリコール類等が例
示される。
組み合わせて、ポリマーブレンドとして使用することも
可能である。ポリウレタン系重合体は、エーテル系とエ
ステル系があるが任意に使用できる。ポリウレタン系重
合体を希釈する溶媒としては、湿式凝固浴中の水と置換
しやすいジメチルホルムアミドが好ましい。ポリウレタ
ン系重合体としては、ジメチルホルムアミドを希釈溶媒
として10〜25重量%に調合して使用するのが好まし
い。10重量%以下においては、粘度が低く塗布量が一
定でなく均一な皮膜が形成できなく透湿性,耐水圧の性
能にバラツキが起こる。25重量%以上になると希釈溶
媒と湿式凝固浴中の水との置換速度が遅く均一な気孔が
形成されにくく満足できる透湿性が得られない。
ればよく、例えば前記の本発明のナイロン66編織物に
ポリウレタン系重合体を塗布し水を用いて湿式凝固する
ことによって微多孔質皮膜を形成させることで得られ
る。ポリウレタン系重合体の塗布方式は、特に限定され
ないが、一般的にはフローティングナイフコーター,ナ
イフオーバーロールコーター、リバースロールコータ
ー,ロールドクターコーター,グラビアロールコータ
ー,キスロールコーター,ニップロールコーター等を用
いてコーティングできる。
液で凝固後、60〜80℃の高温で湯洗し完全に溶媒を
除去する方法が好ましい。低温のみで凝固する場合は凝
固に長時間を要し製造上好ましくない。また、高温のみ
で凝固する場合は、凝固速度が速く短時間で凝固する
が、発泡しやすく皮膜中に安定した気孔が形成されにく
く、性能的にバラツキの大きなものが得られる。
膜が編織物内部及び裏面に浸透しやすくなっては、風
合、品位の面で好ましくないので予め編織物にフッ素
系、シリコーン系等の撥水剤で前処理を施すことが好ま
しい。撥水剤の付着量は、編織物の密度及び微多孔質皮
膜の塗布時の粘度に影響するが、0.04〜0.1重量
%の範囲が好ましい。0.04重量%以下では重合体溶
液が編織物の裏面に浸透しやすく、0.1重量%以上で
は編織物と微多孔質皮膜の剥離強度が著しく低下する。
性及びその他の特性の測定方法を説明する。 (1) 力学的損失正接(tanδ) 力学的損失正接(tanδ)の測定には、東洋ボールド
ウィン社製VIBRONDDV−IIc型を用いる。測
定周波数10c/min、乾燥空気中でtanδ−温度
(T)特性を測定する。tanδ−温度曲線からtan
δピーク高さ(tanδ)max とtanδピーク温度T
max (℃)が得られる。 (2) 複屈折率(Δn) 複屈折率の測定には、カールツアイスイエナ社製透過型
干渉顕微鏡を用いる。波長549μ、温度25℃におい
て、繊維の中心部における、繊維軸に対して平行に振動
している光に対する屈折率n‖と繊維軸に対し垂直に振
動している光に対する屈折率n⊥の値から、複屈折率Δ
nは Δn=n‖−n⊥ で表わされる。
断面繊維とも、繊維断面を一平面と考えた際の重心部分
と定義する。 (3) 強伸度,初期モジュラス 東洋ボールドウィン社製、TENSILON UTM−
III−100型引張試験機により常法で測定する。な
お、測定雰囲気は20℃、RH60%である。 (4) 沸水収縮率 0.1g/d荷重下での試料長をL1 とし、無荷重で沸
水中に30分間処理した後一昼夜放置し、再度0.1g
/dの荷重下で長さL2 を測定する。沸水収縮率BWS
(%)は BWS(%)=(L1 −L2 )/L1 ×100 で表わされる。BWSが負の値の時は、沸水中で繊維の
伸長が生じたことを示す。 (5) 染色バラツキ 試料を筒編地にし、ダイアシッドアリザリンライトブル
ー(Diacid Alizaline Light
Blue)4GL 0.5%owfに酢酸と酢酸アンモ
ニウムとを加えてpH5.0に調整し、常温から60分
間で98℃に昇温し、更に10分間98℃に保った後、
降温し、染色地を得、スガ試験機製の色差計にて測色
し、予め用意してある基準糸との差の値をΔY(%)と
し、全試料の個々のΔY(%)値を基準偏差値σで表わ
し均染性の指標とする。なお、ΔY(%)の値3%が、
ほぼ1NBSの色差に相当する。 (6) 染色堅牢度 前記の染色バラツキの評価で染色された筒編地を洗濯堅
牢度の測定法JISL 0844(A−2法)に従って
評価する。
あり、3級以上のものを○、3級以下のものを×で表わ
す。 (7) 風 合 従来の紡速で紡糸し延伸したナイロン6マルチフィラメ
ントより成る同一銘柄(デニール、フィラメント数、単
繊維断面等)同一組織及び規格のハーフトリコットの染
色仕上品の風合を○、従来の紡速で紡糸し延伸したナイ
ロン66マルチフィラメントより成るトリコットの風合
を×とした場合の官能判定で、◎、○、△、×、の4ラ
ンクで表わす。
綿)使いの160番手双糸で平織(経密度120本/イ
ンチ、緯密度90本/インチ)を基準にして繊維製品評
価従事者20人の手でさわった感触で評価し超長綿並み
を◎,少し異なるを○,大分異なるを△,異なるを×の
4段階で表わす。 (8) 発色濃度 試料をハーフトリコットに編立し、テロンネービー(T
ellon Navy)G 1.8%owfの染料濃度
で、70〜120℃の温度で40分間染色し、島津製作
所製自己分光光度計UV−350型を用い、染色仕上品
の最低反射率Rを測定し、次の式により発色濃度(K/
S)を算出する。
レメンドルフ引裂試験機を用い、JIS L 1096
D法(ベンシュラム法)にて測定した。引裂強力が1
kg以下のものは容易に編織物が破れ、実用に耐えられ
ないものである。 (10) 吸水性 JIS L 1018(B法)バイレック法に従って評
価する。 (11) 起毛性 起毛加工後のパイル部を虫ピンで引掻いたときの抵抗で
パイル部の繊維の切断割合を判定し、ほとんど切断なし
を◎、少し切断したを○、半分程度切断したを△、ほと
んど切断したを×の4ランクで表わす。 (12) 品 位 染筋の有無により皆無のものを5級(良)、著しく発生
したものを1級(悪)の5ランクで判定する。
80%まで3回繰り返し伸縮させ、その3回目の反りの
応力がゼロになったときの伸度(%)L1 で計算される
値で表わす。測定は東洋ボールドウィン社製、TENS
ILON UTM−III 100型引張試験機により
20℃,60%RH条件下で測定する。
物としての特性を満足するか否かで判定する。満足する
ものを○、満足しないものを△、全く満足しないものを
×とする。
のナイロン66チップを290℃の温度で溶融紡糸し、
表1に示す紡糸速度、延伸比で各々2kg巻の50d/
96f、50d/64f、50d/56f及び50d/
48fのナイロン66フィラメントを200本ずつ得、
繊維の特性及び染色バラツキの測定を行った。
ゲージのハーフトリコットを編立てた。次いで得られた
ハーフトリコットを185℃の熱風で30秒間乾熱セッ
トした後、表1,2に示す染色温度で40分間液流染色
加工を行い、更に180℃の熱風で30秒間乾熱セット
し、染色仕上品を得、風合評価と発色濃度及び引裂強力
の測定を行った。
施例1,2,4,5,6は紡糸後巻き取ったものをその
まま編立し、比較例1,4及び実施例3は巻き取った
後、通常の延伸機にて室温で延伸した後編立てたもので
ある。(比較例1は従来の紡速で紡糸し延伸したナイロ
ン66フィラメントである。) 表1,2に見られるように、繊維の機械的性質、染色バ
ラツキ、染色仕上品の風合及び発色濃度を満足するもの
は実施例1,2,3,4,5,6であり、本発明で規定
する初期モジュラス、力学的損失正接の範囲のもののみ
である。
色仕上品も発色濃度が不十分であり、また、110℃を
越すと本発明のナイロン66編織物染色仕上品は従来の
ものとは異なり引裂強力が大きく低下しており、本発明
で規定する染色温度範囲のものが最適であることを示し
ている。
条件で紡糸したナイロン66フィラメントを用いてナイ
ロン66フィラメント100%及び各種交編織品を作っ
た。なお、ナイロン66フィラメントの各条件の繊維特
性も併せて示す。実施例7では、70デニール88フィ
ラメントの本発明で用いられるナイロン66フィラメン
トとキュプラアンモニュームレーヨン(旭化成工業
(株)製商標ベンベルグ)50デニール36フィラメン
トを用いてトリコットハーフ組織で編成したあと、ウィ
ンスで40℃でノニオン系界面活性剤を使用して精練を
行い、酸性染料を用い、酢酸で酸性度5.0の条件下4
0分間、ポイル状態で赤色に、染色した。このものを合
成固着剤を用い、40℃で20分間固着を行なった。最
後にノニオン系の吸水加工剤で処理した。
ル17フィラメントを使用する以外は、実施例7と全く
同様にして編織物を得た。一方、ポリウレタン重合体か
らなる微多孔質皮膜を積層するため以下の調整をした。
エチレングリコール、プロピレングリコールとアジピン
酸から得られる分子量2000のポリエステルグリコー
ルと4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネートとの
イソシアネート成分が全成分の1.05(モル比)にな
る如く混合し、ジメチルホルムアミドを加え更にエチレ
ングリコールを鎖伸長剤として加え、80℃6時間反応
させた。次いでポリウレタンの最終の濃度が13%にな
るようにジメチルホルムアミド溶液を調製した。
ルコーターを用いて実施例7,比較例7の編織物に塗布
し30℃の湿式凝固浴中に5分間浸漬した後、70℃に
上げて15分間保持しジメチルホルムアミドを除去し
た。次いで、ピンテンターを使用し150℃で2分間熱
処理し皮革状物を得た。得られた皮革状物でゴルフ用手
袋を作った。
(発色濃度,品位)とゴルフ用手袋の特性(風合)を示
す。
ル40フィラメントのナイロン66フィラメントを用
い、ハーフ組織で編成した。次いでこれを起毛した後、
精練後液流染色機を用い、ボイル状態でテロンネービー
Gを使用して染色した。これを実施例1と同様、固着処
理を行った。
ントのナイロン66フィラメントを用いる以外は実施例
8と全く同様にして編織物を得た。また、比較例9では
30デニール40フィラメントではあるが、本発明に用
いるナイロン66フィラメントの物性をもたない、一般
のナイロン66フィラメントを用いて編成した。得られ
た編織物は、通常のナイロン66であるので、ボイル状
態では十分な発色が得られなかった。
て行い、そのほかは実施例8と同様にして編織物を得、
これを比較例10とした。次いで実施例7,比較例7の
加工に従ってコーティングを施しゴルフ用手袋を得た。
同様にコーティング前の編織物の特性(発色性),(品
位)とゴルフ用手袋の特性(風合,起毛状況)を評価し
た。その結果を表3,4に示す。
8フィラメントのナイロン66フィラメントを経糸,緯
糸ともに用いて平織を織り精練後ボイル状態で酸性染料
を使用して紺色に染色した。比較例11では70デニー
ル88フィラメントではあるが本発明に用いるナイロン
66フィラメントの物性をもたない一般のナイロン66
フィラメントを経糸,緯糸に用いる以外は実施例7と全
て同様の加工をした。実施例7,比較例7の加工に従っ
てコーティングを施しゴルフ用手袋を得た。
度,品位)とゴルフ用手袋の特性(風合)を評価した。
結果を表5に示す。
す紡糸条件で紡糸したナイロン66フィラメントを用い
てポリウレタン弾性糸交編地と綿交織品を作った。染色
仕上品の特性を表5,6に示す。なお、各ナイロン66
フィラメントの繊維特性も併せて示す。実施例10では
70デニール88フィラメントのナイロン66フィラメ
ントとポリウレタン弾性糸30デニールを用い天竺組織
で、レオタード用の編織物を編成したあと、ウインスで
40℃でノニオン系界面活性剤を使用して精練を行い、
酸性染料を用い、酢酸で酸性度5.0の条件下40分
間、ボイル状態で赤色に、染色した。このものを合成固
着剤を用い、40℃で20分間固着を行なった。最後に
ノニオン系の吸水加工剤で処理した。
トを70デニール17フィラメントを使用する以外は、
実施例10と全く同様にして、編織物を得た。実施例1
1では30デニール40フィラメントのナイロン66フ
ィラメントとポリウレタン弾性糸40デニールを用い、
ハーフ組織でいわゆるツーウェトリコットを編成した。
イル状態でテロンネービーGを使用して染色した。これ
を実施例1と同様、固着処理を行なった。比較例13で
は、30デニール10フィラメントのナイロン66を用
いる以外は全く同様にして編織物を得た。また比較例1
4では30デニール34フィラメントではあるが、本発
明に用いるナイロン66フィラメントの物性をもたな
い、一般のナイロン66フィラメントを用いて編成し
た。得られた生地は、通常のナイロン66フィラメント
であるので、ボイル状態では十分な発色が得られなかっ
た。
て行い、そのほかは実施例2と同様にして編織物を得、
これを比較例15とした。実施例12では、70デニー
ル88フィラメントのナイロン66フィラメントを経糸
とし、綿糸80/1を緯糸とし平織を織り、精練後ボイ
ル状態でテロンネービーGを使用して紺色に染色した。
綿糸は染色しなかった。
フィラメント50d/96f(丸断面)を2本用い、下
記の流体攪乱処理条件で嵩高糸を得た。 加工速度 300m/分 流体攪乱圧力 7.5kg/cm2 ノズル Hema jet TE−
312K オーバーフィード率 15% 給糸方法 2本同時給糸 得られた嵩高糸の毛羽分布のループ個数を光電型毛羽測
定機で測定すると糸表面より0.35mm以上突出した
ループ個数が150個/m、0.6mm以上突出したル
ープ個数が50個/mであった。
インチで用い、緯糸として上記加工糸を92本/インチ
で用い平織物を製織し以下の染色仕上げ加工を行なっ
た。 リラックス精練 60℃×30分 染 色 Alizaline Light Blue 4GL,3% owf 100℃×40分 生地仕上り密度は経が120本/インチ、緯が95本/
インチであった。
い、緯糸にナイロン66マルチフィラメント50d/9
6fの引揃え双糸を用い、実施例13と同様の織設計で
平織物を製織し、同様の方法で染色仕上げ加工を行っ
た。仕上りの織密度は経が120本/インチ、緯が95
本/インチであった。
い、経糸にナイロン66マルチフィラメント50d/9
6fの引揃え双糸を用い、実施例13と同様の織設計で
平織物を製織し、同様の方法で染色仕上げ加工を行っ
た。仕上りの織密度は経が120本/インチ、緯が95
本/インチであった。
双糸とし実施例13と同様の織設計で平織物を製織し、
同様の方法で染色仕上げ加工を行った。仕上りの織密度
は経が120本/インチ、緯が95本/インチであっ
た。実施例13〜16の平織物についての風合を表7に
示す。表7に示すように、ソフト風合は全ての実施例で
得られたものにあるが超長綿風合のものは嵩高糸を経
糸、緯糸の両方使用又は経糸のみ使用にした場合に限ら
れる。
物及びナイロン66フィラメント編織物を仕上加工した
ものは発色性が良く、風合も柔軟でしなやかなタッチを
もったものであり、アウターウェア、手袋、靴、鞄等の
幅広い分野にその効果を発揮できる。
工程で従来の極細繊維と比較して染料の使用量が大幅に
減少し、生産コストが削減できるものである。
来の紡速で紡糸し延伸したナイロン66フィラメントの
tanδ−T曲線を模式的に示したグラフである。
ント
Claims (2)
- 【請求項1】 ナイロン66編織物において、上記ナイ
ロン66がマルチフィラメントであって、繊維の初期モ
ジュラスが210〜350kg/mm2 、力学的損失正
接(tanδ)のピーク高さ(tanδ)max とピーク
温度(Tmax 〔℃〕)がTmax +320(tanδ)
max ≦132であり、かつ、単糸デニールが0.1〜
0.8デニールの範囲であることを特徴とするナイロン
66編織物。 - 【請求項2】 4000m/分以上の速度で溶融紡糸し
た初期モジュラスが210〜350kg/mm2 、力学
的損失正接(tanδ)のピーク高さ(tanδ)max
とピーク温度(Tmax 〔℃〕)がTmax +320(ta
nδ)max ≦132であり、単糸デニールが0.1〜
0.8デニールの範囲であるナイロン66マルチフィラ
メントを製編織し、次いで80〜110℃で染色加工を
行うことを特徴とするナイロン66編織物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26621791A JP3181639B2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-10-15 | ナイロン66編織物 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15290491 | 1991-06-25 | ||
JP3-152904 | 1991-06-25 | ||
JP26621791A JP3181639B2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-10-15 | ナイロン66編織物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0559648A true JPH0559648A (ja) | 1993-03-09 |
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Family
ID=26481690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26621791A Expired - Fee Related JP3181639B2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-10-15 | ナイロン66編織物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3181639B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07316917A (ja) * | 1994-05-24 | 1995-12-05 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 経時安定性の高いポリヘキサメチレンアジパミド繊維及び製造方法 |
JPH07324222A (ja) * | 1994-05-26 | 1995-12-12 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 経時安定性の高いポリヘキサメチレンアジパミド繊維 |
JPH0813240A (ja) * | 1994-06-23 | 1996-01-16 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 極細ナイロン66マルチフィラメント糸 |
KR100358361B1 (ko) * | 2000-10-30 | 2002-10-25 | 주식회사 효성 | 스웨드조 환편지의 제조방법 및 그 스웨드조 환편지 |
JP2010167985A (ja) * | 2009-01-26 | 2010-08-05 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
-
1991
- 1991-10-15 JP JP26621791A patent/JP3181639B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH07316917A (ja) * | 1994-05-24 | 1995-12-05 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 経時安定性の高いポリヘキサメチレンアジパミド繊維及び製造方法 |
JPH07324222A (ja) * | 1994-05-26 | 1995-12-12 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 経時安定性の高いポリヘキサメチレンアジパミド繊維 |
JPH0813240A (ja) * | 1994-06-23 | 1996-01-16 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 極細ナイロン66マルチフィラメント糸 |
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JP2010167985A (ja) * | 2009-01-26 | 2010-08-05 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
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