JP2000044736A - レーザーマーク可能な樹脂組成物、マーキング方法及びマーキングが施された成形品 - Google Patents
レーザーマーク可能な樹脂組成物、マーキング方法及びマーキングが施された成形品Info
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Abstract
コントラストを有するマーキングが可能な樹脂組成物を
得る。 【解決手段】 レーザーマーク可能な樹脂組成物は、カ
ーボンブラックや金属化合物系白色顔料などのレーザー
に鋭敏な成分を、高級脂肪酸系化合物などの分散助剤と
共にポリオレフィン系樹脂に配合してなる。ポリオレフ
ィン系樹脂としてポリプロピレンなどが例示できる。前
記樹脂組成物には、ポリオレフィン系樹脂100重量部
に対して0.5〜30重量部程度のエラストマーが配合
されていてもよい。
Description
ーザーにより文字、記号、絵、写真などのマーキングを
施すことのできる樹脂組成物、該樹脂組成物から得られ
る成形品のマーキング方法、及びマーキングが施された
成形品に関する。
た成形品の表面にレーザーで印字する方法として、例え
ば特開平7−286074号公報に示されるように前記
樹脂にシリコン系物質を配合したり、特開平1−224
186号公報で開示されているように前記樹脂にアルミ
ニウム、銅などの金属を配合する方法が知られている。
しかし、シリコン系物質はポリオレフィンとの相溶性が
悪いため分散不良になることが多く、結果としてレーザ
ーによる鮮明な印字は期待できない。また金属を配合す
ると、得られた組成物の加工性、機械的性質が著しく低
下し、用途が限定されてしまうという欠点があった。
は、カーボンブラックと紫外線安定剤とをオレフィンポ
リマーに配合することで、電線ケースへの印字が可能に
なることが開示されている。しかし、単にポリオレフィ
ンにカーボンブラックを配合しても、カーボンブラック
の分散状態は不均一であり、外観が悪いだけでなく、均
一で良好な印字状態は得られない。
目的は、レーザーにより成形品の表面に鮮明で均一なコ
ントラストを有するマーキングを形成可能な樹脂組成物
及びマーキング方法、並びに表面に鮮明で均一なコント
ラストを持つマークが形成された成形品を提供すること
にある。本発明の他の目的は、加工性や機械的性質を損
なうことなくレーザーマーク可能な樹脂組成物及びマー
キング方法、並びに加工性や機械的性質を損なうことな
くマーキングが施された成形品を提供することにある。
達成するため鋭意検討した結果、ポリオレフィン系樹脂
に特定の成分を配合した樹脂組成物から得られる成形品
にレーザー光を照射すると、該成形品の表面に鮮明で均
一なコントラストを有する印字を形成できることを見出
し、本発明を完成した。
分を分散助剤と共にポリオレフィン系樹脂に配合してな
るレーザーマーク可能な樹脂組成物を提供する。本発明
は、また、上記樹脂組成物から得られる成形品の表面に
レーザー光を照射してマーキングする成形品のマーキン
グ方法を提供する。本発明は、さらに、上記樹脂組成物
で構成され且つ表面にレーザーによりマーキングが施さ
れた成形品を提供する。
樹脂は、オレフィンの単独重合体及び共重合体(ランダ
ムコポリマー、ブロックコポリマー)の何れであっても
よく、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレンなどのオ
レフィン単独重合体;エチレン−プロピレン共重合体な
どのプロピレンをモノマー成分として含む共重合体;エ
チレン−酢酸ビニル共重合体などのエチレンをモノマー
成分として含む共重合体などが例示される。なかでも、
物性、耐熱性、価格のバランスなどの点から、ポリプロ
ピレン(PP)が最も好適に用いられる。前記ポリプロ
ピレンのメルトフローレート(MFR)の値は、好まし
くは0.5〜50(g/10分)程度であり、曲げ弾性
率は、好ましくは10000〜18000kgf/cm
2程度である。MFRが小さすぎると通常の成形が困難
となりやすく、逆に大きすぎると十分な機械的強度が得
られにくくなる。また、曲げ弾性率が小さすぎると、樹
脂が柔らかすぎて使用時にクリープを起こしやすく、逆
に大きすぎると硬くて使用時に割れが生じやすくなる。
フィン系樹脂に加えて他の樹脂を配合してもよい。例え
ば、ポリオレフィン系樹脂としてポリプロピレンやポリ
エチレンなどの結晶性が高く弾性率の高い樹脂を用いる
場合などには、オレフィン系、スチレン系、ポリエステ
ル系、ポリアミド系などの各種エラストマー(天然ゴ
ム、合成ゴム、熱可塑性エラストマーを含む)を配合
し、弾性率の調整を行うこともできる。エラストマーの
配合量は、例えばポリオレフィン系樹脂としてポリプロ
ピレンなどを用いる場合、ポリオレフィン系樹脂100
重量部に対して、0.5〜30重量部程度、好ましくは
5〜25重量部程度である。エラストマーの量が少ない
とエラストマーの添加効果が得られず、多すぎると弾性
率が下がりすぎて、得られた成形物の寸法安定性が損な
われる場合が生じる。
ーザー感受性成分)としては、例えば、レーザーの照射
により物理的又は化学的に変化する成分などが挙げら
れ、レーザー光線を利用してマーキングする際に用いら
れる公知乃至慣用のレーザー感受性成分などを使用でき
る。このような成分には、例えば、カーボンブラックな
どの黒色顔料、金属化合物系白色顔料などの無機系顔料
などが含まれる。これらの成分は単独で、又は2種以上
混合して使用できる。前記レーザー感受性成分の種類を
適宜選択することにより所望の色のマーキングを形成で
きる。一般に、カーボンブラックなどの黒色顔料を用い
る場合には白印字が得られ、金属化合物系白色顔料など
の白色顔料を用いる場合には黒印字が得られる。なお、
金属化合物系などの白色顔料とカーボンブラックなどの
黒色顔料とを併用することにより、極めて鮮明な黒色マ
ーキングを形成することができる。
法によらず種々のものを使用でき、例えば、ファーネス
ブラック、チャンネルブラック、アセチレンブラック、
ケッチェンブラックなどが使用できる。カーボンブラッ
クの粒径及び吸油量はマーキング特性に影響を与えやす
い。カーボンブラックの好ましい平均粒径は10〜10
0nm程度であり、好ましい吸油量は50〜500ml
/g程度である。カーボンブラックの平均粒径が小さす
ぎたり吸油量が大きすぎる場合には、粒が細かすぎて取
扱性が低下しやすい。また、カーボンブラックの平均粒
径が大きすぎたり吸油量が少ない場合には、分散性が低
下し、成形品の外観が悪化しやすい。
ば、酸化チタン、酸化鉛、酸化亜鉛などの金属酸化物;
タルク(ケイ酸マグネシウム)、炭酸カルシウム、チタ
ン酸カリウムなどの金属塩(金属の炭酸塩、ケイ酸塩、
チタン酸塩などのオキソ酸塩)などが例示できる。これ
らのなかでも、特に酸化チタンが好適に用いられる。こ
れらの金属化合物系白色顔料は単独で用いてもよいが、
2種以上を併用することもできる。
成分の種類に応じ、樹脂組成物全体に対して0.005
〜50重量%程度の範囲内で適宜選択できる。例えば、
前記レーザー感受性成分としてカーボンブラックを用い
る場合、その使用量は、樹脂組成物全体に対して、0.
01〜5重量%程度、好ましくは0.03〜4重量%程
度、さらに好ましくは0.05〜3重量%程度である。
また、金属化合物系白色顔料を用いる場合、その使用量
は、樹脂組成物全体に対して、0.2〜50重量%程
度、好ましくは0.5〜40重量%程度である。レーザ
ー感受性成分の使用量が少なすぎると、コントラストの
鮮明な印字(白印字又は黒印字)が得られにくくなり、
また前記使用量が多すぎると分散性が低下して印字部分
の解像度が低くなりやすい。
ーザー感受性成分の分散性を向上させるものであれば特
に限定されないが、脂肪酸系化合物が好適に用いられ
る。脂肪酸系化合物には、炭素数2以上(例えば2〜3
2程度)の飽和若しくは不飽和の脂肪酸又はその誘導体
(塩、エステル、アミドなど)が含まれる。好ましい脂
肪酸系化合物として、例えば、ラウリン酸、ミリスチン
酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノー
ル酸、リノレン酸などの高級脂肪酸(例えば、炭素数1
0〜20程度の脂肪酸);ラウリン酸亜鉛、ステアリン
酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、オレイン酸ナトリウ
ムなどの前記高級脂肪酸の塩(アルカリ金属塩、アルカ
リ土類金属塩、亜鉛塩など);エチレンビスステアリル
アミド、ラウリン酸アミドなどの前記高級脂肪酸のアミ
ド;などの高級脂肪酸系化合物(高級脂肪酸又はその誘
導体)が例示できる。
成物全体に対して0.005〜6重量%程度、好ましく
は0.01〜5重量%程度である。分散助剤の量が少な
すぎると、前記レーザーに鋭敏な成分の分散性が低く、
鮮明な印字が得られにくくなる。また、分散助剤の使用
量が多すぎる場合には、成形時に分散助剤が蒸発、昇華
して金型に付着するなどの問題が生じることがある。
組成物の調製方法としては、(1)ポリオレフィン系樹
脂、レーザーに鋭敏な成分、分散助剤、及び必要に応じ
て他の樹脂(例えば、エラストマーなど)、添加剤等を
所定量配合し、通常の溶融混練法で混練、ペレット化す
る方法が挙げられるが、(2)レーザーに鋭敏な化合
物、分散助剤などをマスターバッチ化しておき、成形時
にポリオレフィン系樹脂に所定量配合してそのまま成形
することも可能である。
記本発明の樹脂組成物から得られる成形品の表面にレー
ザー光を照射してマーキングする。
シート、異形)、射出成形、ブロー成形、圧縮成形など
のプラスチック成形に用いられる慣用の成形法により得
ることができる。
特に限定されず、ガスレーザー、半導体レーザー、エキ
シマレーザーなどの何れであってもよいが、Nd:YA
Gレーザーが最も好適に使用される。マーキングの方法
は、特に限定されず、公知乃至慣用の方法により行うこ
とができるが、マーキング精度を高めるため、レーザー
光線を従来公知の光学的手法により適当な大きさのスポ
ットに集光し、このレーザースポットを、コンピュータ
で制御される光学ミラーを複数個組み合わせた走査装置
を用いて成形品表面に所望の形状のマークが形成される
ように照射する方法が好ましい。マーキングの種類は、
特に限定されず、文字、記号、図形、絵、写真等の何れ
であってもよい。
鮮明で均一なコントラストを有する所望形状のマーキン
グが施された成形品を簡易に得ることができる。
物及びマーキング方法によれば、ポリオレフィン系樹脂
に特定の成分を配合するため、レーザーにより成形品の
表面に鮮明で均一なコントラストを有するマーキングが
可能である。また、本発明のマーキングされた成形品で
は、表面に形成されたマークが鮮明で均一なコントラス
トを有している。さらに、樹脂組成物及び成形品の加工
性や機械的性質が損なわれない。
的に説明するが、本発明はこれらにより限定されるもの
ではない。なお、実施例及び比較例において、下記のポ
リマー、カーボンブラック、金属化合物及び分散助剤を
用いた。 [ポリマー] PP:MI(=MFR)が10(g/10分)、曲げ弾
性率が13000kgf/cm2のポリプロピレン PP/エラストマー:上記PP80重量部とエラストマ
ー[住友化学工業(株)製、商品名:ボンダインHX8
290]20重量部とを通常の押出機を用いて溶融ブレ
ンドしたもの PE/エラストマー:[三井化学(株)製、商品名:ハ
イゼックス1300J]80重量部とエラストマー[住
友化学工業(株)製、商品名:ボンダインHX829
0]20重量部とを通常の押出機を用いて溶融ブレンド
したもの [カーボンブラック(CB)] CB−1:ファーネスブラック(平均粒径20nm) CB−2:アセチレンブラック(平均粒径40nm) CB−3:ケッチェンブラック(平均粒径25nm) [金属化合物] M−1:酸化チタン M−2:酸化亜鉛 M−3:チタン酸カリウム [分散助剤] DA−1:エチレンビスステアリルアミド DA−2:ステアリン酸 DA−3:ステアリン酸亜鉛 DA−4:ステアリン酸カルシウム。
て)と分散助剤とを表1に示す割合で配合して白マーク
可能な樹脂組成物を調製し、射出成形法により厚さ2m
mの板状成形品を得た。この成形品の表面にレーザーマ
ークしたところ、いずれの場合も鮮明な印字が可能であ
った。
分散助剤とを表2に示す割合で配合して黒マーク可能な
樹脂組成物を調製し、射出成形法により厚さ2mmの板
状成形品を得た。この成形品の表面にレーザーマークし
たところ、いずれの場合も鮮明な印字が可能であった。
ー感受性成分として)と、分散助剤とを表3に示す割合
で配合して黒マーク可能な樹脂組成物を調製し、射出成
形法により厚さ2mmの板状成形品を得た。この成形品
の表面にレーザーマークしたところ、いずれの場合も鮮
明な印字が可能であった。
割合で配合して白マーク可能な樹脂組成物を調製し、射
出成形法により厚さ2mmの板状成形品を得た。この成
形品の表面にレーザーマークしたところ、いずれの場合
も鮮明な印字ができなかった。
配合して黒マーク可能な樹脂組成物を調製し、射出成形
法により厚さ2mmの板状成形品を得た。この成形品の
表面にレーザーマークしたところ、いずれの場合も鮮明
な印字ができなかった。
Claims (10)
- 【請求項1】 レーザーに鋭敏な成分を分散助剤と共に
ポリオレフィン系樹脂に配合してなるレーザーマーク可
能な樹脂組成物。 - 【請求項2】 レーザーに鋭敏な成分が無機系顔料であ
る請求項1記載の樹脂組成物。 - 【請求項3】 レーザーに鋭敏な成分としてカーボンブ
ラックを配合した白印字可能な請求項1記載の樹脂組成
物。 - 【請求項4】 レーザーに鋭敏な成分として金属化合物
系白色顔料を配合した黒印字可能な請求項1記載の樹脂
組成物。 - 【請求項5】 分散助剤が高級脂肪酸系化合物である請
求項1記載の樹脂組成物。 - 【請求項6】 ポリオレフィン系樹脂がポリプロピレン
である請求項1記載の樹脂組成物 - 【請求項7】 さらにエラストマーを配合した請求項1
記載の樹脂組成物。 - 【請求項8】 エラストマーをポリオレフィン系樹脂1
00重量部に対して0.5〜30重量部配合した請求項
7記載の樹脂組成物。 - 【請求項9】 請求項1記載の樹脂組成物から得られる
成形品の表面にレーザー光を照射してマーキングする成
形品のマーキング方法。 - 【請求項10】 請求項1記載の樹脂組成物で構成され
且つ表面にレーザーによりマーキングが施された成形
品。
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