JP2000044278A - ディスプレイ用ガラス基板 - Google Patents

ディスプレイ用ガラス基板

Info

Publication number
JP2000044278A
JP2000044278A JP10162877A JP16287798A JP2000044278A JP 2000044278 A JP2000044278 A JP 2000044278A JP 10162877 A JP10162877 A JP 10162877A JP 16287798 A JP16287798 A JP 16287798A JP 2000044278 A JP2000044278 A JP 2000044278A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass substrate
glass
density
modulus
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10162877A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinari Kato
嘉成 加藤
Shinkichi Miwa
晋吉 三和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Electric Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Glass Co Ltd filed Critical Nippon Electric Glass Co Ltd
Priority to JP10162877A priority Critical patent/JP2000044278A/ja
Publication of JP2000044278A publication Critical patent/JP2000044278A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Glass Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 たわみ量が小さいため、大型で、薄肉のガラ
ス基板であっても、製造工程におけるカセットへの出し
入れが容易で、また実開平5−12098号に開示され
ているような梱包体への収納も容易であり、しかも電子
機器に装着した時の画像面の歪みが少ないディスプレイ
用ガラス基板を提供する。 【解決手段】 本発明のディスプレイ用ガラス基板は、
重量百分率で、SiO250.0〜70.0%、Al2
3 15.1〜25.0%、B23 4.0〜9.
0%、MgO 2.1〜10.0%、CaO 1.6〜
4.5%、SrO 0〜7.0%、BaO 0.5〜1
0.0%、ZnO 0〜5.9%、MgO+CaO+S
rO+BaO+ZnO 5.0〜20.0%、ZrO2
0〜1.9%、TiO2 0〜5.0%、Y23
0〜5.0%の組成を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶ディスプレイ、E
Lディスプレイ等のフラットディスプレイ基板として用
いられるガラス基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、液晶ディスプレイ、ELディ
スプレイ等のディスプレイ基板としては、矩形状のガラ
ス基板が広く使用されている。
【0003】この種のガラス基板の表面には、透明導電
膜、絶縁膜、半導体膜、金属膜等が成膜され、しかもフ
ォトリソグラフィーエッチング(フォトエッチング)に
よって種々の回路やパターンが形成される。これらの成
膜、フォトエッチング工程において、ガラス基板には、
種々の熱処理や薬品処理が施される。
【0004】例えば薄膜トランジスタ(TFT)型アク
ティブマトリックス液晶ディスプレイの場合、ガラス基
板上に絶縁膜や透明導電膜が成膜され、さらにアモルフ
ァスシリコンや多結晶シリコンのTFTが、フォトエッ
チングによって多数形成される。このような工程におい
て、ガラス基板は、数百度の熱処理を受けると共に、硫
酸、塩酸、アルカリ溶液、フッ酸、バッファードフッ酸
等の種々の薬品による処理を受ける。
【0005】従ってTFT型アクティブマトリックス液
晶ディスプレイに使用されるガラス基板には、以下のよ
うな特性が要求される。
【0006】(1)ガラス中にアルカリ金属酸化物が含
有されていると、熱処理中にアルカリイオンが成膜され
た半導体物質中に拡散し、膜特性の劣化を招くため、実
質的にアルカリ金属酸化物を含有しないこと。
【0007】(2)フォトエッチング工程において使用
される種々の酸、アルカリ等の薬品によって劣化しない
ような耐薬品性を有すること。
【0008】またこれ以外にも、次のような特性が要求
される。
【0009】(3)成膜等の液晶製造工程でガラス基板
が熱収縮してパターンずれを起こさないように、高い歪
点、具体的には、650℃以上の歪点を有すること。例
えば多結晶シリコンTFT−LCDの場合、その工程温
度が600℃以上であるため、このような用途のガラス
基板には、歪点が650℃以上であることが要求され
る。
【0010】(4)ガラス中に基板として好ましくない
溶融欠陥が発生しないよう溶融性に優れていること。
【0011】(5)TFTの材料の熱膨張係数に近似し
た熱膨張係数を有すること。
【0012】また近年、TFT型アクティブマトリック
ス液晶ディスプレイ等の電子機器は、パーソナルな分野
への応用が進められており、機器の軽量化が要求されて
いる。これに伴ってガラス基板にも軽量化が要求され、
薄肉化が進められている。
【0013】さらにこの種の電子機器は、大型化も進め
られており、これに伴って大型のガラス基板も要求され
ている。すなわち、この種の電子機器を製造する場合に
は、ガラスメーカーで成形された大型のガラス基板(素
板)の上に複数分のデバイスを作製した後、デバイス毎
に分割切断して製品とするため、電子機器が大型化する
ほど、ガラス基板をより大きくする必要がある。
【0014】しかしながら、このようにガラス基板が大
型化するほど、ガラス基板の強度が低下するため、その
厚みを極端に薄くすることは不可能である。そこで
【0015】(6)ガラス基板の軽量化を図るため、ガ
ラスの密度が低いことが望まれており、現在では量産化
されている低密度ガラス基板も幾つか存在する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記したようにTFT
型アクティブマトリックス液晶ディスプレイに用いられ
るガラス基板は、大型化、薄肉化が進められているが、
これに伴い各種の問題が生じている。
【0017】すなわちこの種のガラス基板は、ガラスメ
ーカーで成形された後、切断、徐冷、検査、洗浄等の工
程を通過され、これらの工程中、ガラス基板は、複数段
の棚が形成されたカセットに出し入れされる。このカセ
ットは、左右の内側面に形成された棚に、ガラス基板の
両辺を載置するようにして水平方向に保持できるように
なっているが、大型のガラス基板はたわみ量が大きいた
め、ガラス基板をカセットの棚に入れる際に、ガラス基
板の一部が、カセットや他のガラス基板に接触して破損
したり、カセットの棚からガラス基板を取り出す際に、
大きく揺動して不安定となりやすい。このような形態の
カセットは、電子機器メーカーでも使用されるため、同
様の問題が発生している。
【0018】またこのような大型のガラス基板をガラス
メーカーから電子機器メーカーに輸送する際、実開平5
−12098号に開示されているような箱状の上下支持
部材を用いて上下方向から挟み込む形態の梱包体が使用
されることがあるが、下側の支持部材に形成された複数
の保持溝にガラス基板を1枚づつ挿入した後で、ガラス
基板が大きくたわむと、上側の支持部材に形成された複
数の保持溝に各ガラス基板を挿入するのが困難となり、
作業性が大幅に低下する。
【0019】さらに電子機器が大型化するほど、これに
装着されるガラス基板が、たわみやすくなるため、電子
機器の画像面が歪んで見える虞れがある。
【0020】本発明の目的は、上記した要求特性項目
(1)〜(6)の全てを満足し、しかもたわみ量が小さ
いため、大型で、薄肉のガラス基板であっても、製造工
程におけるカセットへの出し入れが容易で、また実開平
5−12098号に開示されているような梱包体への収
納も容易であり、しかも電子機器に装着した時の画像面
の歪みが少ないディスプレイ用ガラス基板を提供するこ
とである。
【0021】
【課題を解決するための手段】ガラス基板のたわみ量
は、ガラスの密度に比例して変化するため、低密度のガ
ラス基板は、たわみ量が小さくなる傾向にはあるが、ガ
ラスの密度を低下させるだけで、ガラス基板のたわみ量
を小さくするには限界がある。
【0022】その理由は、ガラス基板のたわみ量が、ヤ
ング率によっても変化するためであり、ヤング率/密度
(比ヤング率)の値を大きくしなければ、たわみ量の大
幅な低減は困難である。
【0023】しかしながら現在、市販されている低密度
ガラス基板は、比ヤング率の小さいガラスから作製され
ているため、これらのガラス基板の大型化、薄肉化を図
ると、たわみ量が大きくなり、上記したような問題が生
じる。
【0024】本発明者等は、種々の実験を繰り返した結
果、TFT型アクティブマトリックス液晶ディスプレイ
に使用されるガラス基板に要求される特性を満足し、特
に低密度で、比ヤング率を大きくするのに適したガラス
組成を見いだし、本発明として提案するものである。
【0025】すなわち本発明のディスプレイ用ガラス基
板は、重量百分率で、SiO2 50.0〜70.0
%、Al23 15.1〜25.0%、B23
4.0〜9.0%、MgO 2.1〜10.0%、Ca
O 1.6〜4.5%、SrO0〜7.0%、BaO
0.5〜10.0%、ZnO 0〜5.9%、MgO+
CaO+SrO+BaO+ZnO 5.0〜20.0
%、ZrO2 0〜1.9%、TiO2 0〜5.0
%、Y23 0〜5.0%の組成を有し、実質的にア
ルカリ金属酸化物を含有せず、密度が2.6g・cm-3
以下、ヤング率/密度が29GPa/g・cm-3以上で
あることを特徴とし、このガラス基板は、たわみ量が小
さいため、特に縦寸法が500mm以上、横寸法が60
0mm以上、厚みが0.7mm以下の大型で薄肉のガラ
ス基板に有用である。
【0026】また本発明においては、Al23 、Mg
O、CaO、ZrO2 、TiO2 、Y23 の合量を2
1.5重量%以上にすると、たわみを抑制しやすいため
好ましい。
【0027】
【作用】本発明のディスプレイ用ガラス基板は、密度が
2.6g・cm-3以下であり、比ヤング率が29GPa
/g・cm-3以上であるため、大型で薄肉のガラス基
板、具体的には、ガラス基板の縦寸法が500mm以
上、横寸法が600mm以上、厚みが0.7mm以下で
あっても、軽量で、問題とならない程度のたわみ量に抑
えることができる。
【0028】本発明のガラス基板の構成成分の内、比ヤ
ング率の上昇に効果のある成分は、Al23 、Mg
O、CaO、ZrO2 、TiO2 、Y23 の5成分で
あり、これらの成分の合量が21.5重量%未満になる
と、比ヤング率を29GPa/g・cm-3以上にするこ
とが困難となるため、好ましくは合量で21.5重量%
以上、より好ましくは22.5重量%以上含有させるこ
とが望ましい。
【0029】本発明のディスプレイ用ガラス基板の組成
は、ガラスの密度とたわみ量以外にも、耐薬品性、熱収
縮性、溶融性、成形性及び熱膨張係数を考慮して規制し
たものであり、各成分の限定理由は、次のとおりであ
る。
【0030】SiO2 は、ガラスのネットワークフォー
マーとなる成分であり、50.0%より少ないと、ガラ
スの密度を2.6g・cm-3以下にすることが困難とな
る。また耐薬品性、特に耐酸性が低下すると共に、歪点
が低くなり、熱収縮しやすくなるため好ましくない。一
方、70.0%より多いと、高温粘度が大きくなり、溶
融性が悪くなるため好ましくない。
【0031】Al23 は、ガラスの密度を低下させる
と共に、比ヤング率を上昇させ、且つ、歪点を高くする
成分であり、15.1%より少ないと、比ヤング率を2
9GPa/g・cm-3以上にすることが困難となり、歪
点が低くなるため好ましくない。一方、25.0%より
多いと、耐酸性が悪くなるため好ましくない。
【0032】B23 は、ガラスの密度を低下させると
共に、融剤として作用し、ガラスの粘性を下げ、溶融性
を改善する成分であり、4.0%より少ないと、ガラス
の密度を2.6g・cm-3以下にすることが困難とな
り、融剤としての作用も不十分となるため好ましくな
い。一方、9.0%より多いと、ガラスの歪点が低下し
て650℃以上にすることが困難となると共に、耐塩酸
性も悪化するため好ましくない。
【0033】MgOは、二価のアルカリ土類酸化物の中
でも、比較的密度を上げずに比ヤング率を上昇させやす
い成分であり、また歪点を下げることなく、高温粘性を
下げ、ガラスの溶融性を改善する作用も有しているが、
2.1%より少ないと、このような効果が得られ難い。
一方、10.0%より多いと、密度を2.6g・cm-3
以下にすることが困難であり、耐酸性も悪化するため好
ましくない。MgOの好ましい含有量は、2.7〜1
0.0%である。
【0034】CaOも、MgOと同様に比較的密度を上
げずに比ヤング率を上昇させると共に、歪点を下げずに
高温粘性を下げ、ガラスの溶融性を改善する成分である
が、1.6%より少ないと、このような効果が得られ難
い。一方、4.5%より多いと、ガラスの歪点が低下す
るため好ましくない。
【0035】SrOは、ガラスの耐薬品性を向上させる
成分であるが、多量に含有させると、密度を2.6g・
cm-3以下にすることが困難となるため、7.0%以下
に抑える。
【0036】BaOも、SrOと同様、ガラスの耐薬品
性を向上させる成分であるが、0.5%より少ないと、
このような効果が得られ難い。一方、10.0%より多
くなると、密度を2.6g・cm-3以下にすることが困
難となる。BaOの好ましい含有量は、2.7〜9.0
%である。
【0037】ZnOは、溶融性を改善するための成分で
あるが、5.9%より多いと、歪点が低下するため好ま
しくない。
【0038】但し、MgO、CaO、SrO、BaO及
びZnOの合量が、5.0%より少ないと、ガラスの高
温での粘性が高くなり、溶融性が悪くなると共にガラス
が失透しやすくなり、一方、20.0%より多いと、密
度を2.6g・cm-3以下にすることが困難となるため
好ましくない。
【0039】ZrO2 は、比ヤング率を上昇させると共
に、ガラスの耐薬品性、特に耐酸性を改善する作用を有
する成分であるが、1.9%より多いと、密度を2.6
g・cm-3以下にすることが困難となるため好ましくな
い。
【0040】TiO2 は、ガラスの耐薬品性を改善する
と共に、高温粘性を低下し、溶融性を向上させる成分で
あるが、多量に含有させると、ガラスに着色を生じ、透
過率が低下するため、5.0%以下に抑えることが好ま
しい。
【0041】Y23 も、比ヤング率を上昇させる作用
を有する成分であるが、5.0%より多いと、ガラスの
耐薬品性が悪化するため好ましくない。
【0042】また本発明においては、上記の成分以外に
も、特性を損なわない範囲で他の成分を添加させること
も可能であり、例えば清澄剤として、As23 、Sb
23 、Sn2 O、F2 、Cl2 、SO3 等を各々3%
まで添加することが可能である。但し、As23 は、
環境上問題となる成分であるため、できるだけ添加を避
けるべきである。
【0043】尚、前記した理由から、アルカリ金属酸化
物(Na2 O、K2 O、Li2 O)の添加も避けるべき
であり、また一般に融剤として使用されるPbOやP2
5もガラスの耐薬品性を著しく低下させるため、添加
を避けるべきである。特にPbOは、ガラス溶融時に融
液の表面から揮発し、環境を汚染する虞れもあるため好
ましくない。
【0044】
【実施例】以下、本発明のディスプレイ用ガラス基板を
実施例に基づいて詳細に説明する。
【0045】表1〜3は、本発明のガラス基板(試料N
o.1〜11)と比較例のガラス基板(試料No.12
〜19)を示すものである。
【0046】
【表1】
【0047】
【表2】
【0048】
【表3】
【0049】表中の各試料は、次のようにして作製し
た。
【0050】まず表の組成となるようにガラス原料を調
合し、白金ポットで1580℃で24時間溶融した後、
スロットダウン法を用いて板状に成形した。次いでこれ
らの板状ガラスの両面を光学研磨することによって、縦
寸法が550mm、横寸法が650mm、厚みが0.7
mmの大型で薄肉のガラス基板を作製した。
【0051】表から明らかなように実施例であるNo.
1〜11の各試料は、いずれも密度が2.60g・cm
-3以下であるため軽量で、また比ヤング率が29.3G
Pa/g・cm-3以上であるため、たわみ量が19.0
mm以下と小さかった。
【0052】それに対し、比較例であるNo.12〜1
9の各試料は、いずれも比ヤング率が27.8GPa/
g・cm-3以下であるため、たわみ量が20.1mm以
上と大きかった。またNo.12、13、15、16及
び18の各試料は、密度が高かった。
【0053】尚、表中の密度は、周知のアルキメデス法
によって測定し、ヤング率は、曲げ共振法により測定し
たものであり、1GPa≒101.9Kgf/mm2
ある。また、たわみ量は、図1に示すように、ガラス基
板10の縦方向の両辺付近10a、10aを支持片1
1、11で支持し、スパン640mmで水平方向に配置
した時の最大たわみ量を測定したものである。
【0054】さらに歪点は、ASTM C336−71
の方法に基づいて測定し、転移点は、ISO 7884
−8に準拠する方法で測定したものであり、これらの値
が高いほど、ガラスの熱収縮は小さくなる。一般に歪点
650℃以上のガラスの場合、転移点は700℃以上と
なる。102.5 ポイズに相当する温度は、高温粘度であ
る102.5 ポイズに相当する温度を示すものであり、こ
の温度が低いほど、溶融性に優れていることになる。
【0055】また耐塩酸性は、各試料を80℃に保持さ
れた10重量%塩酸水溶液に24時間浸漬した後、それ
らの表面状態を目視で観察することによって評価した。
ガラス基板の表面が変色したものは×、全く変化のない
ものは○で示した。熱膨張係数は、ディラトメーターを
用いて、30〜380℃における平均熱膨張係数を測定
したものである。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明のディスプレイ用ガ
ラス基板は、軽量であり、またたわみ量が小さいため、
大型で薄肉であっても、製造上、梱包作業上の問題が発
生せず、しかも良好な画像面を得ることができる。
【0057】また、このガラス基板は、実質的にアルカ
リ金属酸化物を含有せず、耐薬品性、溶融性、成形性に
優れ、さらに歪点が650℃以上であるため、熱処理時
の熱収縮が小さく、しかもTFT材料の熱膨張係数に近
似した熱膨張係数を有するため、特にTFT型アクティ
ブマトリックス液晶ディスプレイに使用されるガラス基
板として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガラス基板の最大たわみ量の測定方法を示す説
明図である。
【符号の説明】
10 ガラス基板 11 支持片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G062 AA01 BB01 DA06 DB04 DC03 DD01 DE01 DE02 DE03 DF01 EA01 EB01 EC01 ED03 EE03 EF01 EF02 EF03 EG02 EG03 FA01 FA10 FB01 FB02 FB03 FC01 FC02 FC03 FD01 FE01 FF01 FG01 FH01 FJ01 FJ02 FJ03 FK01 FL01 GA01 GA10 GB01 GC01 GD01 GE01 HH01 HH03 HH05 HH07 HH09 HH11 HH13 HH15 HH17 HH20 JJ01 JJ03 JJ05 JJ07 JJ10 KK01 KK03 KK05 KK07 KK10 MM27

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量百分率で、SiO2 50.0〜7
    0.0%、Al23 15.1〜25.0%、B2
    3 4.0〜9.0%、MgO 2.1〜10.0%、
    CaO 1.6〜4.5%、SrO 0〜7.0%、B
    aO 0.5〜10.0%、ZnO 0〜5.9%、M
    gO+CaO+SrO+BaO+ZnO 5.0〜2
    0.0%、ZrO2 0〜1.9%、TiO2 0〜
    5.0%、Y23 0〜5.0%の組成を有し、実質
    的にアルカリ金属酸化物を含有せず、密度が2.6g・
    cm-3以下、ヤング率/密度が29GPa/g・cm-3
    以上であることを特徴とするディスプレイ用ガラス基
    板。
  2. 【請求項2】 Al23 、MgO、CaO、ZrO
    2 、TiO2 、Y23 の合量が、21.5重量%以上
    であることを特徴とする請求項1記載のディスプレイ用
    ガラス基板。
  3. 【請求項3】 縦寸法が500mm以上、横寸法が60
    0mm以上、厚みが0.7mm以下であることを特徴と
    する請求項1、2記載のディスプレイ用ガラス基板。
JP10162877A 1998-05-20 1998-05-26 ディスプレイ用ガラス基板 Pending JP2000044278A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10162877A JP2000044278A (ja) 1998-05-20 1998-05-26 ディスプレイ用ガラス基板

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10-156669 1998-05-20
JP15666998 1998-05-20
JP10162877A JP2000044278A (ja) 1998-05-20 1998-05-26 ディスプレイ用ガラス基板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000044278A true JP2000044278A (ja) 2000-02-15

Family

ID=26484356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10162877A Pending JP2000044278A (ja) 1998-05-20 1998-05-26 ディスプレイ用ガラス基板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000044278A (ja)

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001348247A (ja) * 2000-05-31 2001-12-18 Asahi Glass Co Ltd 無アルカリガラス
JP2002003240A (ja) * 2000-06-19 2002-01-09 Nippon Electric Glass Co Ltd 液晶ディスプレイ用ガラス基板
JP2002053341A (ja) * 2000-08-10 2002-02-19 Nippon Electric Glass Co Ltd 無機elディスプレイガラス基板
DE10064804A1 (de) * 2000-12-22 2002-07-11 Schott Glas Alkalifreie Aluminoborosilicatgläser und ihre Verwendung
JP2002220255A (ja) * 2001-01-22 2002-08-09 Asahi Glass Co Ltd 無鉛ガラス、電子回路基板用組成物および電子回路基板
JP2003335547A (ja) * 2002-05-20 2003-11-25 Nippon Electric Glass Co Ltd フラットパネルディスプレイ装置用ガラス基板
JP2009525942A (ja) * 2006-02-10 2009-07-16 コーニング インコーポレイテッド 熱および化学安定性が高いガラス組成物ならびにその製造方法
US8113015B2 (en) * 2009-06-17 2012-02-14 Corning Incorporated Control of the bow of a glass ribbon
CN102531333A (zh) * 2010-12-28 2012-07-04 安瀚视特股份有限公司 液晶显示装置用玻璃基板的制造方法
WO2012121283A1 (ja) * 2011-03-08 2012-09-13 日本電気硝子株式会社 無アルカリガラス
JP2013032280A (ja) * 2003-02-19 2013-02-14 Nippon Electric Glass Co Ltd 半導体パッケージ用カバーガラス
WO2013099855A1 (ja) * 2011-12-29 2013-07-04 日本電気硝子株式会社 無アルカリガラス
US8785336B2 (en) 2011-03-14 2014-07-22 Nippon Electric Glass Co., Ltd. Alkali-free glass
JP2016011256A (ja) * 2012-12-28 2016-01-21 AvanStrate株式会社 ディスプレイ用ガラス基板およびその製造方法
JP2016102059A (ja) * 2015-12-25 2016-06-02 日本電気硝子株式会社 ガラス基板及びその製造方法
JP2016155753A (ja) * 2012-12-21 2016-09-01 コーニング インコーポレイテッド トータルピッチ安定性が改善されているガラス
CN107108333A (zh) * 2015-01-20 2017-08-29 肖特玻璃科技(苏州)有限公司 具有高的紫外线透射率和耐晒性的低cte玻璃
CN110818251A (zh) * 2019-11-19 2020-02-21 蚌埠中光电科技有限公司 一种玻璃组合物及玻璃的制备方法
CN111217521A (zh) * 2020-03-10 2020-06-02 醴陵旗滨电子玻璃有限公司 铝硼硅酸盐玻璃及其制备方法
CN113896416A (zh) * 2020-06-22 2022-01-07 广东东阳光药业有限公司 一种玻璃及其制备方法
WO2022102598A1 (ja) * 2020-11-16 2022-05-19 日本電気硝子株式会社 ガラス基板

Cited By (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001348247A (ja) * 2000-05-31 2001-12-18 Asahi Glass Co Ltd 無アルカリガラス
JP2002003240A (ja) * 2000-06-19 2002-01-09 Nippon Electric Glass Co Ltd 液晶ディスプレイ用ガラス基板
JP2002053341A (ja) * 2000-08-10 2002-02-19 Nippon Electric Glass Co Ltd 無機elディスプレイガラス基板
WO2002014234A1 (fr) * 2000-08-10 2002-02-21 Nippon Electric Glass Co., Ltd. Substrat en verre pour affichage electroluminescent inorganique
DE10064804A1 (de) * 2000-12-22 2002-07-11 Schott Glas Alkalifreie Aluminoborosilicatgläser und ihre Verwendung
DE10064804C2 (de) * 2000-12-22 2003-03-20 Schott Glas Alkalifreie Aluminoborosilicatgläser und ihre Verwendung
JP2002220255A (ja) * 2001-01-22 2002-08-09 Asahi Glass Co Ltd 無鉛ガラス、電子回路基板用組成物および電子回路基板
JP2003335547A (ja) * 2002-05-20 2003-11-25 Nippon Electric Glass Co Ltd フラットパネルディスプレイ装置用ガラス基板
JP2013032280A (ja) * 2003-02-19 2013-02-14 Nippon Electric Glass Co Ltd 半導体パッケージ用カバーガラス
CN103121796A (zh) * 2006-02-10 2013-05-29 康宁股份有限公司 具有高的热稳定性和化学稳定性的玻璃组合物及其制备方法
US8763429B2 (en) 2006-02-10 2014-07-01 Corning Incorporated Glass compositions having high thermal and chemical stability and methods of making thereof
US10364177B2 (en) 2006-02-10 2019-07-30 Corning Incorporated Glass compositions having high thermal and chemical stability and methods of making thereof
US8753993B2 (en) 2006-02-10 2014-06-17 Corning Incorporated Glass compositions having high thermal and chemical stability and methods of making thereof
JP2009525942A (ja) * 2006-02-10 2009-07-16 コーニング インコーポレイテッド 熱および化学安定性が高いガラス組成物ならびにその製造方法
JP2013082627A (ja) * 2006-02-10 2013-05-09 Corning Inc 熱および化学安定性が高いガラス組成物ならびにその製造方法
JP2013082626A (ja) * 2006-02-10 2013-05-09 Corning Inc 熱および化学安定性が高いガラス組成物ならびにその製造方法
US8113015B2 (en) * 2009-06-17 2012-02-14 Corning Incorporated Control of the bow of a glass ribbon
CN102531333B (zh) * 2010-12-28 2014-11-05 安瀚视特股份有限公司 液晶显示装置用玻璃基板的制造方法
CN102531333A (zh) * 2010-12-28 2012-07-04 安瀚视特股份有限公司 液晶显示装置用玻璃基板的制造方法
JP2012184146A (ja) * 2011-03-08 2012-09-27 Nippon Electric Glass Co Ltd 無アルカリガラス
WO2012121283A1 (ja) * 2011-03-08 2012-09-13 日本電気硝子株式会社 無アルカリガラス
US8785336B2 (en) 2011-03-14 2014-07-22 Nippon Electric Glass Co., Ltd. Alkali-free glass
WO2013099855A1 (ja) * 2011-12-29 2013-07-04 日本電気硝子株式会社 無アルカリガラス
US9586854B2 (en) 2011-12-29 2017-03-07 Nippon Electric Glass Co., Ltd. Alkali-free glass
US9919952B2 (en) 2012-12-21 2018-03-20 Corning Incorporated Glass with improved total pitch stability
JP2016155753A (ja) * 2012-12-21 2016-09-01 コーニング インコーポレイテッド トータルピッチ安定性が改善されているガラス
JP2016011256A (ja) * 2012-12-28 2016-01-21 AvanStrate株式会社 ディスプレイ用ガラス基板およびその製造方法
CN107108333A (zh) * 2015-01-20 2017-08-29 肖特玻璃科技(苏州)有限公司 具有高的紫外线透射率和耐晒性的低cte玻璃
JP2018504356A (ja) * 2015-01-20 2018-02-15 ショット グラス テクノロジーズ (スゾウ) カンパニー リミテッドSchott Glass Technologies (Suzhou) Co., Ltd. 高いuv透過率および耐ソラリゼーション性を示す低cteガラス
CN107108333B (zh) * 2015-01-20 2021-09-21 肖特玻璃科技(苏州)有限公司 具有高的紫外线透射率和耐晒性的低cte玻璃
JP2016102059A (ja) * 2015-12-25 2016-06-02 日本電気硝子株式会社 ガラス基板及びその製造方法
CN110818251A (zh) * 2019-11-19 2020-02-21 蚌埠中光电科技有限公司 一种玻璃组合物及玻璃的制备方法
CN111217521A (zh) * 2020-03-10 2020-06-02 醴陵旗滨电子玻璃有限公司 铝硼硅酸盐玻璃及其制备方法
CN113896416A (zh) * 2020-06-22 2022-01-07 广东东阳光药业有限公司 一种玻璃及其制备方法
WO2022102598A1 (ja) * 2020-11-16 2022-05-19 日本電気硝子株式会社 ガラス基板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000044278A (ja) ディスプレイ用ガラス基板
JP6202353B2 (ja) 無アルカリガラス
JP3858293B2 (ja) 無アルカリガラス基板
EP0607865B1 (en) High liquidus viscosity glasses for flat panel displays
JP3666610B2 (ja) 無アルカリガラス基板
JP3666608B2 (ja) 無アルカリガラス基板
US6881692B2 (en) Alkali-free glass and glass plate for a display
JP2990379B2 (ja) 無アルカリガラス基板
JP2002003240A (ja) 液晶ディスプレイ用ガラス基板
JP4453240B2 (ja) 無アルカリガラス及びこれを用いたディスプレイ用ガラス基板
KR102248364B1 (ko) 무알칼리 유리
JPH11292563A (ja) 無アルカリガラス基板
WO2013191200A1 (ja) 強化ガラスの製造方法
JP4457410B2 (ja) 無アルカリガラス基板
JPH0458421B2 (ja)
JP2007516932A (ja) 高歪み点ガラス
JP2001151534A (ja) 液晶ディスプレイ用ガラス基板
JP2003192377A (ja) ガラス及びディスプレイ用ガラス基板
JP5088670B2 (ja) ディスプレイ用ガラス基板
JP2013043783A (ja) 強化ガラス板の製造方法
JP4168320B2 (ja) ガラス基板の製造方法
JP2024028446A (ja) 無アルカリガラス
JP2001122637A (ja) ディスプレイ用ガラス基板
JP4862859B2 (ja) ガラス基板
JPWO2019177070A1 (ja) ガラス