JP2000040650A - 走査型露光装置およびデバイス製造方法 - Google Patents

走査型露光装置およびデバイス製造方法

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JP2000040650A JP10208037A JP20803798A JP2000040650A JP 2000040650 A JP2000040650 A JP 2000040650A JP 10208037 A JP10208037 A JP 10208037A JP 20803798 A JP20803798 A JP 20803798A JP 2000040650 A JP2000040650 A JP 2000040650A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走査型露光装置において、主に干渉計測の改
良によって走査露光の転写精度を向上させる。 【解決手段】 被露光基板を保持して移動可能な第1ス
テージと、原版を保持して移動可能な第2ステージと、
該披露光基板上に原版の像を投影する投影光学系とを備
え、該投影光学系に対して該第1ステージと該第2ステ
ージを移動しながら走査露光する走査型露光装置におい
て、前記第1ステージの位置または姿勢を計測するレー
ザ干渉計用の第1のレーザヘッドと、前記第2ステージ
の位置または姿勢を計測するレーザ干渉計用の第2のレ
ーザヘッドとを備える。もしくは、前記第1又は第2ス
テージのX方向の位置を計測するレーザ干渉計用の第1
のレーザヘッドと、該第1又は第2ステージのY方向の
位置を計測するレーザ干渉計用の第2のレーザヘッドと
を備える。そして該第1及び第2のレーザヘッドの駆動
を同期させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原版と被露光基板
とを同期走査して原版のパターンを被露光基板に露光転
写する走査型露光装置、およびその露光装置を用いたデ
バイス製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイス等の製造に用いられる露
光装置としては、基板(ウエハやガラス基板)をステッ
プ移動させながら基板上の複数の露光領域に原版(レチ
クルやマスク)のパターンを投影光学系を介して順次露
光するステップ・アンド・リピート型の露光装置(ステ
ッパと称することもある)や、ステップ移動と走査露光
とを繰り返すことにより、基板上の複数の領域に露光転
写を繰り返すステップ・アンド・スキャン型の露光装置
(スキャナまたは走査型露光装置と称することもある)
が代表的である。特にステップ・アンド・スキャン型
は、スリットにより制限して投影光学系の比較的光軸に
近い部分のみを使用しているため、より高精度旦つ広画
角な微細パターンの露光が可能となっており、今後の主
流になると見られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】露光中にレチクルおよ
びウエハが静止しているステップ・アンド・リピート型
の露光装置とは違って、ステップ・アンド・スキャン型
の場合、露光中にレチクルステージとウエハステージを
ともに同期スキャン移動させるために、両者の同期精度
をいかに向上させるかが極めて重要な課題である。なぜ
なら、露光中にレチクル及びウエハを走査移動を行うた
めに、ステージの同期精度・移動精度がダイレクトに露
光転写精度に反映されるからである。
【0004】このステージ位置を計測するためには、極
めて高精度な測長が可能なレーザ干渉計を用いるのが通
例であるが、とくに走査型露光装置の場合、ウエハステ
ージだけでなくマスクステージも走査移動するために、
位置計測すべき軸数つまりレーザビームの軸数が大きく
増加する。しかしながら、1つあたりのレーザヘッドの
出力向上には限界があり、1本のレーザビームを分割し
て所要軸数に分けて各計測光を作り出す方法では、計測
軸数が増えてくると、計測光1本当たりの光量が減少し
て測長精度が低下するという課題がある。
【0005】また計測光が増えるに従い、レーザビーム
を分割したり導光したりするための光学素子が増加する
ため、光学素子を配したりレーザビームを通過させるた
めの空間配置が複雑になる等、設計上の制限が大きくな
るという課題もある。
【0006】本発明は、上述の走査型露光装置に特有の
課題を解決すべくなされたもので、主に干渉計測系の改
良によって移動ステージの精度を向上させることで極め
て高精度な走査露光転写が可能な走査型露光装置の提供
を目的とする。また、干渉計測のための光学配置を簡素
化して設計の自由度を向上させた走査型露光装置の提供
を目的とする。更には、該走査型露光装置を用いた優れ
たデバイス製造方法の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明のある形態は、被露光基板を保持して移動可能な第
1ステージと、原版を保持して移動可能な第2ステージ
と、該披露光基板上に原版の像を投影する投影光学系と
を備え、該投影光学系に対して該第1ステージと該第2
ステージを共に移動しながら走査露光する走査型露光装
置において、前記第1ステージの位置または姿勢を計測
するレーザ干渉計用の第1のレーザヘッドと、前記第2
ステージの位置または姿勢を計測するレーザ干渉計用の
第2のレーザヘッドと、該第1及び第2のレーザヘッド
を同期して駆動する手段を備えたことを特徴とするもの
である。
【0008】また、本発明の別の形態は、被露光基板を
保持して移動可能な第1ステージと、原版を保持して移
動可能な第2ステージと、該披露光基板上に原版の像を
投影する投影光学系とを備え、該投影光学系に対して該
第1ステージと該第2ステージを共に移動しながら走査
露光する走査型露光装置において、前記第1又は第2ス
テージのX方向の位置を計測するレーザ干渉計用の第1
のレーザヘッドと、該第1又は第2ステージのY方向の
位置を計測するレーザ干渉計用の第2のレーザヘッド
と、該第1及び第2のレーザヘッドを同期して駆動する
手段を備えたことを特徴とするものである。
【0009】また、本発明の別の形態は、被露光基板を
保持して移動可能な第1ステージと、原版を保持して移
動可能な第2ステージと、該披露光基板上に原版の像を
投影する投影光学系とを備え、該投影光学系に対して該
第1ステージと該第2ステージを共に移動しながら走査
露光する走査型露光装置において、前記第1又は第2ス
テージの位置または姿勢を計測するレーザ干渉計用の第
1のレーザヘッドと、前記投影光学系と前記第1ステー
ジとの間隔を計測するレーザ干渉計用の第2のレーザヘ
ッドと、該第1及び第2のレーザヘッドを同期して駆動
する手段を備えたことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】<走査型露光装置の実施例>以
下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。図1は本
発明の一実施例に係る半導体デバイス製造用露光装置の
概略図である。本実施例は、レチクルとウエハを共に同
期走査しながら露光を行ってウエハの1つのショット領
域にレチクルパターンの露光転写を行い、ウエハをステ
ップ移動させることで複数のショット領域にパターンを
並べて転写する、いわゆるステップ・アンド・スキャン
型の露光装置に本発明を適用したものである。
【0011】図1の装置は大きくは、露光装置本体の基
礎となるべースフレーム2、原版であるレチクル4を搭
載して移動可能なレチクルステージ5、被露光基板であ
るウエハ6(またはガラス基板)を搭載して移動可能な
ウエハステージ7、レチクル4を照明光で照明する照明
光学系8、レチクル4のパターンをウエハ6に所定の倍
率(例えば4:1)で縮小投影する投影光学系9、投影
光学系9を保持する鏡筒定盤10、温度調節されたクリ
ーンな空気を供給する空調機械室11を備えている。
【0012】照明光学系8は光源(超高圧水銀ランプな
どの放電灯)を内蔵するか、あるいは露光装置とは別に
床に置かれた不図示の光源装置(エキシマレーザ装置)
からビームラインを経て照明光を導入する。そして各種
レンズや絞りによってスリット光を生成して、レチクル
ステージ5に保持された原版であるレチクル4を上方か
らスリット照明する。
【0013】べースフレーム2は半導体製造工場のクリ
ーンルームの設置床1の上に設置している。べースフレ
ーム2は床1に対して高い剛性で固定されており、実質
的に床1と一体もしくは床1の延長と見なすことができ
る。べースフレーム2は、3本あるいは4本の高剛性の
支柱3を含み、各々のべースフレーム支柱3の上部でア
クティブマウント12(3つまたは4つ)を介して鏡筒
定盤10を鉛直方向に支えている。アクティブマウント
12は空気ばねとダンパとアクチュエータを内蔵し、床
1からの振動が鏡筒定盤10に伝わらないようにすると
共に、鏡筒定盤10の傾きや揺れをアクティブに補償す
るものである。
【0014】投影光学系9を保持する鏡筒定盤10はさ
らにレチクル支持フレーム13を介してレチクルステー
ジ定盤14も支持している。また、鏡筒定盤10にはレ
チクル4とウエハ6のアライメント状態を検出するため
のアライメント検出器15を取付けて、鏡筒定盤10を
基準にしてアライメントを行う。さらに、鏡筒定盤10
を基準にしてウエハステージ7の位置を検出するため
に、レーザ干渉計も鏡筒定盤10に取付けている。これ
はZ方向のウエハステージ7の位置を計測するZ干渉計
16と、XY方向のウエハステージ7位置を計測するX
Y干渉計17を有する。干渉計の参照ミラーがZ干渉計
ミラー18はウエハステージ定盤31に、XY干渉計ミ
ラー19はウエハステージ7に固定している。ここで、
Z干渉計ミラー18をステージベース部材33にではな
くウエハステージ定盤31に取付けた理由は、ステージ
定盤31が最終位置決めすべきステージに近く、またス
テージベース部材33は力アクチュエータ38,39を
作動させた際に僅かに変形する可能性があるが、ステー
ジ定盤31はその影響が小さいから正確な測定ができる
ためである。110−1はウエハステージの位置を計測
するXY干渉計17用のレーザビームを供給するレーザ
ヘッド、110−2はレチクルステージの位置を計測す
る干渉計40用のレーザビームを供給するレーザヘッド
であり、共に鏡筒定盤10の上に設置している。
【0015】レチクルステージ5はレチクルステージ定
盤14の上に設置しており、駆動源20(リニアモー
タ)および静圧軸受けを含む駆動機構によって、走査露
光時には図中左右方向(Y方向)に加速−定速−減速の
順で移動する。また後述するように、レチクルステージ
5の駆動源20(リニアモータ)の固定子は、走査方向
に沿って、連結部材21および力アクチュエータ22
(リニアモータ)を介してレチクルステージ用の反力受
け構遺体である空調機械室11に接続している。力アク
チュエータ22が発生する可変の推力を駆動源20と空
調機械室11の両者の間で伝達することができる。
【0016】次に、本実施例のウエハステージ周辺につ
いて説明する。ウエハステージ7はその上に基板である
ウエハ6を搭載し、搭載するウエハ6を水平面(XY方
向)、鉛直方向(Z方向)への移動と、各方向周りの回
転(ωx、ωy、ωz)の計6軸方向に位置決めするこ
とができる。位置決めのための駆動源としてはリニアモ
ータを採用している。基本的にはX方向に直進移動する
XステージとXリニアモータ、X方向と直交するY方向
に移動するYステージとYリニアモータによる二次元ス
テージを有し、この上にZ方向、チルト(ωx、ωy)
方向、回転方向に移動可能なステージが載っている構造
となっている。各方向のガイドには静圧軸受けを用いて
いる。なお、ウエハステージ7のさらに詳細な構成につ
いては、例えば特開平1−188241号公報、特開平
3−245932号公報、特開平6−267823号公
報などを参照されたい。
【0017】図2はウエハステージ周りのレーザ干渉計
の配置を示す。同図に示すようにXY干渉計ミラー19
はX干渉計ミラー19xとY干渉計ミラー19yとをL字
状に設けたものであり、2つのミラーは一体であっても
あるいは別体であってもよい。これらの各方向のミラー
に対してそれぞれ2個ずつのレーザ干渉計を、鏡筒定盤
10(図1参照)を基準として取り付けている。XYレ
ーザ干渉計17としては、ウエハステージ7のX方向の
位置計測用にレーザ干渉計17x1を、Y方向の位置計測
用にレーザ干渉計17y1を設け、さらに、ウエハステー
ジ7のヨー(Z軸回りの回転量)ωzを計測するために
レーザ干渉計17x2および17y2を追加して設けてい
る。なお、ヨーωzは、レーザ干渉計17x1とレーザ干
渉計17x2、およびレーザ干渉計17y1と17y2のいず
れの組み合わせによっても計測できるので、ヨーωz計
測用としてはレーザ干渉計17x2およびおよび17y2
いずれか一方を追加するだけでもよい。これらのレーザ
干渉計のそれぞれに供給する4本のレーザビームは、鏡
筒定盤10の上面に設置した(図1参照)第1のレーザ
ヘッド110−1のレーザ出力をハーフミラー等の分割
光学素子で4つに分割して生成する。
【0018】またレチクルステージ5に関しても上述の
ウエハステージと同様に、レチクルステージ用の4つの
XYレーザ干渉計41を鏡筒定盤10を基準としたレチ
クルステージ定盤14上に設けている。そしてXYレー
ザ干渉計41に対して、鏡筒定盤10の上面に設置した
第2のレーザヘッド110−2からのレーザビームを4
本に分割して供給している。
【0019】さらに、Z干渉計16はウエハステージ定
盤31の4隅に対応して鏡筒定盤10の下面に4つ設け
ているが、これら4個のZ干渉計16に対しては鏡筒定
盤10の下面に設置した第3のレーザヘッドからのレー
ザビームを4本に分割して供給している。
【0020】以上のように、ウエハステージの位置また
は姿勢を計測する4つのレーザ干渉計、レチクルステー
ジの位置または姿勢を計測する4つのレーザ干渉計、鏡
筒定盤とウエハステージの間隔を計測する4つのレーザ
干渉計、ならびに3つのレーザヘッドは、すべて実質的
に鏡筒定盤10を基準として設置しているので、干渉計
同士の間での相対位置変動を軽減することができる。
【0021】本実施例においては、レーザヘッドを個別
に3個用いて計12本の計測ビームを作り出している
が、比較例として1個のレーザヘッドから計測ビームを
12本に分割する場合に比べると、同一出力のレーザで
あれば1本の計測ビームあたり単純には3倍の光量とな
る。実際には、分割する場合はハーフミラーや導光用光
学素子での損失があるので、この損失を含めて考慮すれ
ば1本当たりのレーザ光量は3倍よりも大きなものとな
る。すなわち、複数(n個)のレーザヘッドを用いた本
実施例は、1つのレーザヘッドのレーザビームを分割す
る場合の、各計測軸のレーザ光量に比べて、n倍あるい
はそれよりも大きな光量とすることができる。裏をかえ
せば、各計測軸で測定に必要な計測ビーム光量を得るの
に、n分の1あるいはそれよりも小さな出力の小型・軽
量のレーザヘッド(レーザチューブ)でよいということ
である。
【0022】ところで、上述のようにレーザヘッドを複
数個に分けた場合、、特に走査露光時にレチクルステー
ジとウエハステージを正確に同期走査できなくなる可能
性がある。この原因の1つは、複数の各レーザヘッドの
データエイジが一致していないために、各計測軸での相
対的な計測誤差が生じることによる。そこで本実施例で
は、ウエハステージ計測用の第1のレーザヘッドとレチ
クルステージ計測用の第2のレーザヘッドを同期して駆
動(レーザ発振)させて、両者の間でデータエイジに差
が生じないようにしている。
【0023】図3は本実施例で用いたレーザヘッド11
0の回路構成を示す模式図である。同図において、11
1は基準周波数発振回路、112は基準周波数発振回路
111の出力信号の周波数を1/Nに分周する分周回
路、113は分周回路112で発生した励振信号と参照
信号入力端子ref-inから入力される励振信号のいずれか
一方を選択するためのスイッチ、114は励振信号を増
幅するアンブ、115はアンプ114の出力する励振信
号によって所望の周波数でレーザ発振してレーザビーム
(干渉計の参照光)を出力するレーザチューブである。
【0024】図4は、n個(本実施例ではn=3)のレ
ーザヘッドを同期して駆動するための接続図である。同
図において、110−1〜110−nはそれぞれ図3で
示したレーザヘッドであり、各レーザヘッド間を光ファ
イバ等のケーブル120で直列に接続して同期信号を伝
達するようになっている。レーザヘッド110−1は、
スイッチ113を接点aの側に設定して(図3参照)、
自身が内蔵する回路内で発生した励振信号を、アンプ1
14と参照信号出力端子ref-outに供給する。他のレー
ザヘッド110−2〜110−nは、スイッチ113を
接点bの側に設定して、別のレーザヘッドから参照信号
入力端子ref-inに入力される参照信号を、励振信号とし
てアンプ114に供給するようになっている。このアン
ブ114に供給される励振信号は自身の参照信号出力端
子ref-outにも供給している。その結果、レーザヘッド
110−1〜110−nのアンプ114には、すべてレ
ーザヘッド110−1の基準周波数発振回路111と分
周回路112で作成される励振信号が供給され、各レー
ザヘッドのレーザチューブ115はすべてレーザヘッド
110−1と同一の励振信号の周波数でレーザ発振す
る。すなわち、各レーザヘッド110−1〜110−n
のレーザチューブは、互いに同期のとれたすなわち位相
の一致したレーザビームを出力するる。これにより、各
レーザヘッド毎のデータエイジを一致させて、サンプリ
ングした位置情報間の相対誤差を小さくし、これらの位
置情報を用いて位置制御されるウエハステージとレチク
ルステージの走査移動を高い同期精度で行なうことがで
きる。
【0025】図1に戻って、ウエハステージ7はウエハ
ステージ定盤31によって支えており、ウエハステージ
定盤31が有するXY水平案内面(ガイド面)上を移動
する。ウエハステージ定盤31は3本(または4本)の
支持足32によってステージベース部材33上に支持し
ている。この支持足32は高剛性でありダンピング作用
は持っていない。ステージベース部材33は3つのマウ
ント34を介して3ヶ所でべースフレーム2によって鉛
直方向に支持している。ステージベース部材33および
それに搭載された部材の荷重は、基本的には3つのマウ
ント34で大半を支えており、マウント34で受けた荷
重は床1と実質一体のべースフレーム2で受けているた
め、実質的にはウエハステージ7の基本的な荷重は床1
で支えているのに等しい。マウント34には大きな荷重
を支えることができる空気ばねを用いている。
【0026】一方、ステージベース部材33の真下に
は、大きな質量の反力受け構造体35(反力受げパレッ
ト)が位置している。反力受け構造体35はステージベ
ース部材33の下方に位置しているため、床1への装置
の設置占有面積いわゆるフットプリントを小さくするこ
とができる。
【0027】反力受け構造体35の支持は、鉛直方向に
関しては床1に対して4つの鉛直弾性支持体36で行っ
ている。また、水平方向に関してはステージベース部材
33を支柱3の側面(もしくは床1に固定した部材の側
面)に対して、XYの2方向に対応してそれぞれ設けた
水平弾性支持体37で支持している(図1ではY方向の
水平弾性支持体37のみを図示している)。これら鉛直
弾性支持体36や水平弾性支持体37は、ともにばね要
素とダンパ要素を有しており、例えば防振ゴム、空気ば
ね、あるいはばね要素としてスプリングや板ばね、ダン
パ要素としてオイル粘性や電磁流体などが好適である。
ばね要素とダンピング要素を有しているということは、
見方を変えれば、所定の周波数範囲の振動転違を遮断す
る機械的フィルタ機能を有しているということである。
本実施例では、少なくとも床の固有振動数および装置の
固有振動数を含む高周波振動の伝達を遮断する。なお、
図1では水平弾性支持体37は反力受け構造体35とへ
ースフレーム2の支柱3との間に設けているが、床1に
固定した固定部材と反力受け構造体35との間に設ける
ようにしても良い。
【0028】また、ステージベース部材33と反力受け
構造体35の間には、鉛直および水平方向のそれぞれの
方向に推力を発生する力アクチュエータが介在してい
る。鉛直方向に関しては複数(4つ)の鉛直力アクチュ
エータ38を有し、水平方向に関しては走査露光の方向
(Y方向)に対応して複数(2つ)設けている。上方か
ら見たとき、4つの鉛直力アクチュエータ38は4つの
鉛直弾性支持体36とにほぼ同位置に設けている。これ
ら力アクチュエータが発生する可変の推力によって両者
の間での力伝達を制御可能となっている。ここで、ウエ
ハステージ7の重心高さ(図1の重心記号45で示す)
と水平力アクチュエータ39の力作用位置の高さとはほ
ぼ等しくなっている。このため、反力と同一高さに補償
力を与えることができるので効果的に反力をキャンセル
することができる。
【0029】さらに、ステージベース部材33の上には
加速度センサ40を取付け、鉛直ならびに水平(Y方
向)の加速度を測定することができる。なお、加速度セ
ンサ40はウエハステージ定盤31土に取付けてもよ
い。力アクチュエータ22,37,38としては微小ス
トロークタイプのリニアモータが制御応答性が高く、固
定子と可動子が非接触であるため機械的振動の遮断能が
高い点などから好ましいが、電磁マグネット力を利用し
た電磁アクチュエータ、空気圧や油圧等の流体圧による
流体アクチュエータ、あるいはピエゾ素子を用いた機械
的アクチュエータなどを用いることもできる。
【0030】本実施例においては、鏡筒定盤10で実質
一体化されたレチクルステージ5と投影光学系9は、ア
クティブマウント12によってべースフレーム2の支柱
3を介して実質的に床1に対して鉛直方向に支持してい
る。一方、ウエハステージ7およびステージベース部材
33はマウント34によってべースフレームを介して実
質的に床1に対して鉛直方向に支持している。このマウ
ント34を第1マウント、アクティブマウント12を第
2マウントと考えると、第1マウントと第2マウントに
よって、ウエハステージ7とレチクルステージ5とは床
1に対して互いに独立に支持された構成となっており、
振動や揺れに対して相互干渉が起きないような系になっ
ている。
【0031】また、ステージベース部材33はマウント
34で鉛直方向に床に対して鉛直方向に支持し、反力受
け構造体35は弾性鉛直支持体36によって実質的に床
に対して鉛直方向に支持しており、両者は力アクチュエ
ータ(38,39)を除けば独立して床に支持された構
成となっている。
【0032】Z干渉計16はウエハステージ7とレチク
ルステージ5および投影光学系9とが独立に振動する結
果生じるウエハステージ7とレチクルステージ5および
投影光学系9との相対位置関係、特に露光時のZ軸方向
の間隔を制御するために設けられている。
【0033】レチクルステージの反力受げ構造体である
空調機械室11は、ダンピング作用を持った弾性支持体
23を介して床1の上に支持している。弾性支持体23
は機械的フィルタとして捉えることもでき、少なくとも
床の固有振動数(例えば20〜40Hz)および露光装
置の固有振動数(例えば10〜30Hz)とそれ以上の
周波数成分を含む振動の伝達を遮断する。
【0034】空調機械室11内には送風ファン、温調装
置(加熱器や冷凍器)、ケミカルフィルタなどを内蔵し
ており、露光装置チャンバ内に温度調節された気体を循
環させる。基本的には上方からダウンフローによって温
嗣気体を供給するが、投影光学系9ならびにウエハステ
ージ7(特にレーザ干渉計光路付近)に向けても局所的
に温調気体を吹出す。このための吹出口を設けて、吹出
口には気体中の微粒子をトラップする気体フィルタを取
付けている。
【0035】空鯛機械室11内の下方の空間には露光装
置の制御装置30を内蔵している。制御装置30は露光
装置の動作シーケンス制御、力アクチュエータの駆動制
御、アクティブマウントの駆動制御などを行う。
【0036】次に、上記構成の装置の動作について説明
する。ステップ・アンド・スキャンの基本的な動作シー
ケンスは、ウエハステージをX方向もしくはY方向にス
テップ移動させて転写すべきショット領域を位置決めす
るステップ動作と、レチクルステージとウエハステージ
をY方向に同期移動させながら走査露光を行うスキャン
動作とを繰り返すものである。スキャン動作において
は、スリット形状の照明光に対して、レチクルステージ
5とウエハステージ7を共に同期的に所定の速度比(本
実施例では4:1)で定速で移動させることによって、
レチクル4のパターン全体をウエハ6の1つのショット
領域に走査露光転写する。
【0037】レチクルステージ5ならびにウエハステー
ジ7の駆動に際しては、走査開始時には加速、終了時に
は減速によってそれぞれ加速度が生じ、ステージを移動
させる駆動源であるリニアモータは、<ステージ移動体
の質景>×<加速度>だけの駆動力を発生する必要があ
る。そして、この駆動力の反力がリニアモータ固定子に
水平方向に作用し、固定子からこれを支持するステージ
定盤を介してステージベース部材33に伝わる。反力は
本来は水平方向(Y方向)にのみ生ずるが、ステージの
駆動源とステージベース部材33の重心位置高さが異な
ることでモーメントを生じ、これによりステージベース
部材33には水平方向のみならず鉛直方向にも反力の影
響が作用する。この反力によって露光装置の機構系の固
有振動が励起されると大きな振動となる。
【0038】この反力の影響による振動や揺れを軽減す
るための反力受けシステムの基本的な技術思想は、ステ
ージの駆動に伴う反力を、所定範囲の振動周波数に関し
て床からアイソレーションされた反力受け構造体に逃が
すというものである。この所定範囲の振動周波数とは、
少なくとも床の固有振動数である20〜40Hzをカバ
ーする、例えば10Hz以上の振動である。つまり、床
の加振を軽減するために反力受け構造体それ自体は振動
しても構わないという考え方をとっている。なお、上記
所定範囲の下限値は10Hzに限らず、10〜40Hz
程度の範囲で、床の固有振動数以下であれば良い。
【0039】これを実現するために本実施例では、被露
光基板を搭載して移動可能なステージと、該ステージを
支持するステージベース部材と、該ステージを駆動した
際の反力を受ける前記ステージベース部材とは異なる反
力受け構造体とを有し、該反力受け構造体と床との間で
所定周波数以上の振動伝達が遮断されている。
【0040】ここで、制御手段30は、ステージの駆動
に応じてフィードフォワード制御(予測制御)によって
前記力アクチュエータの駆動を制御する。これには以下
の2種類がある。
【0041】第1に、ステージの加速または減速に対応
して力アクチュエータをフィードフォワード制御して、
加減速時の反力によるステージベース部材33の振動や
揺れを軽減する。具体的には、反力によって各アクチュ
エータに作用する力に相当する力を予測して、各力アク
チュエータで同等の力を発生することで、反力をキャン
セルする。力アクチュエータが発生した力はステージベ
ース部材33と共に反力受け構造体35にも作用する
が、反力受け構造体35は弾性支持体36,37(機械
的フィルタ手段に相当)で床1またはべースフレーム2
に支持されているため、床1への高周波振動転違がフィ
ルタリングされる。
【0042】第2に、ステージの移動に伴う荷重移動に
対応して力アクチュエータをフィードフォワード制御す
る。これはステージの移動に伴ってステージの重心位置
が水平方向で変化するために、ステージベース部材33
が傾く力がステージからステージベース部材33に作用
する。これを軽減するためにステージの移動に伴って偏
荷重を予測して、複数の鉛直力アクチュエータ38の発
生力を個別に変化させる。ステージベース部材33なら
びにその上の移動部材の荷重は基本的には3つのマウン
ト34で支えているが、移動に伴う荷重の変化分だけを
力アクチュエータによってアクティブに補償している。
【0043】また、制御手段30はフィードフォワード
制御だけでなく、フィードバック制御も行っている。こ
れはステージベース部材33上に取付けた加速度センサ
40の検出加速度(鉛直方向、水平方向)を、鉛直力ア
クチュエータ38ならびに水平力アクチュエータ39の
制御にフィードバックすることで、予期しない外乱振動
の影響を軽減しウエハステージ7の揺れをより小さくす
るものである。
【0044】ところで、マウント34はステージベース
部材33を実質的に床1またはべースフレーム2に弾性
支持するものであるが、マウント34は一種の機械的フ
ィルタ手段となっており、床1からの振動がステージベ
ース部材33に伝わらないようになっている。これによ
り本実施例の装置は、(1)ステージの駆動反力による
振動を床に伝えない、(2)床の振動をステージに伝え
ない、の両方を満たす優れたものとなっている。
【0045】なお、以上はウエハステージ側の反力受け
システムについて詳細に説明してきたが、レチクルステ
ージ側も同様の思想の反力受けシステムとなっている。
すなわち、レチクルステージ5を支持する鏡筒定盤10
と、鏡筒定盤10を実質的に床1またはべースフレーム
2に鉛直方向に弾性支持するマウント(アクティブマウ
ント12)と、該レチクルステージ5を駆動した際の反
力を受ける力アクチュエータ22を含む反力受け構造体
(空調機械室11)と、反力受け構造体を実質的に床1
もしくはべースフレーム2に弾性支持する弾性支持体2
3とを備えた構成になっており、制御手段30は力アク
チュエータ22をフィードフォワード制御することによ
って、レチクルステージ5の移動に伴う反力の影響を補
償している。これにより、同期移動するウエハステージ
ならびにレチクルステージをともに反力受けを行なうた
め、床の加振が極めて小さい優れたステップ・アンド・
スキャン型の走査型露光装置を提供することができる。
【0046】なお上述においては、ステップ・アンド・
スキャン型露光装置のウエハステージ測長系とレチクル
ステージ測長系とで別々のレーザヘッドを用いる例を示
したが、ウエハステージのX方向の測長系とY方向の測
長系というように、同一のステージについて計測の方向
毎に個別にレーザヘッドを設けるようにしても良い。極
端には、露光装置で計測が必要な各測長軸毎に1個のレ
ーザヘッドを用いるようにしても良い。レーザヘッドの
数が少なくなるほどに小出力レーザで足りるので、レー
ザヘッドの小型化、分割や引き回しのための光学部品数
の軽減といった効果が大きくなる。
【0047】上記構成の走査型露光装置によれば、複数
の軸上のステージ位置を複数のレーザヘッドを用いて干
渉計測しているので、計測軸数が増えても各軸でのレー
ザビームの光量の低下を防ぐことができ、加えてこれら
のレーザヘッドを同期して駆動することにより、発振の
周波数や位相等の相違に起因する計測値の相対誤差の発
生を防止することができる。この結果、各軸の計測値の
相対誤差を減らして、ステージ移動の同期精度や位置決
め精度を高めることができる。
【0048】また、ビームを分割したり所望の光路を引
き回すための光学素子を減らすことができ、かつ装置の
部材の配置や形状もそれらが光路を遮るとか、または光
路が発熱部の近傍または上方を通るとかを考慮しなくて
よいため、装置設計の自由度が増す。つまり、上記構成
の走査型露光装置によれば、レーザビームを分割したり
導光したりするための光学素子を少なくすことができ、
且つレーザビームを通過させるための空間を設ける等の
設計上の制限が少なくなるという効果もある。
【0049】<微小デバイス製造の実施例>次に上記説
明した露光装置を利用したデバイス製造方法の例を説明
する。図5は微小デバイス(ICやLSI等の半導体チ
ップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロ
マシン等)の製造のフローを示す。ステップ1(回路設
計)ではデバイスのパターン設計を行なう。ステップ2
(レチクル製作)では設計したパターンを形成したレチ
クルを製作する。一方、ステップ3(基板製造)ではシ
リコンやガラス等の材料を用いて基板を製造する。ステ
ップ4(基板プロセス)は前工程と呼ばれ、上記用意し
たレチクルと基板を用いて、リソグラフィ技術によって
基板上に実際の回路を形成する。次のステップ5(組み
立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4によって作製され
た基板を用いて半導体チップ化する工程であり、アッセ
ンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージ
ング工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6
(検査)ではステップ5で作製された半導体デバイスの
動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行なう。こう
した工程を経て半導体デバイスが完成し、これが出荷
(ステップ7)される。
【0050】図6は上記基板プロセスの詳細なフローを
示す。ステップ11(酸化)では基板の表面を酸化させ
る。ステップ12(CVD)では基板表面に絶縁膜を形
成す孔ステップ13(電極形成)では基板上に電極を蒸
着によって形成する。ステップ14(イオン打込み)で
は基板にイオンを打ち込む。ステップ15(レジスト処
理)では基板にレジストを塗布する。ステップ16(露
光)では上記説明した露光装置によってレチクルの回路
パターンを基板の複数のショット領域に並べて脇付露光
する。ステップ17(現像)では露光した基板を現像す
る。ステップ18(エッチング)では現像したレジスト
像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥
離)ではエッチングが済んで不要となったレジストを取
り除く。これらのステップを繰り返し行なうことによっ
て、基板上に多重に回路パターンが形成される。本実施
例の生産方法を用いれば、従来は製造が難しかった高精
度デバイスを高い生産性すなわち低コストで製造するこ
とができる。
【0051】
【発明の効果】本発明の走査型露光装置によれば、主に
干渉計測系の改良によって移動ステージの精度を向上さ
せることで極めて高精度な走査露光転写が可能な走査型
露光装置を提供することができる。また、干渉計測のた
めの光学配置を簡素化して設計の自由度を向上させた走
査型露光装置を提供することができる。
【0052】また、本発明の走査型露光装置を用いれば
従来以上に高精度なデバイス製造が可能なデバイス製造
方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る露光装置の概略構成因
である。
【図2】図1の装置におけるウエハステージ周りのレー
ザ干渉計の配置図である。
【図3】レーザヘッドの回路構成を示す図である。
【図4】図3のレーザヘッドをn個接続して同期駆動す
るための接続図である。
【図5】半導体デバイスの製造フローを示す図である。
【図6】基板プロセスの詳細なフローを示す図である。
【符号の説明】
1 製造工場の設置床 2 べースフレーム 3 支柱 4 レチクル 5 レチクルステージ 6 ウエハ 7 ウエハステージ 8 照明光学系 9 投影光学系 10 鏡筒定盤 11 空調機械室 12 アクティブマウント 13 レチクルステージ支持フレーム 14 レチクルステージ定盤 15 アライメント検出器 16 Z干渉計 17 XY干渉計 17x1、17x2 X干渉計 17y1、17y2 Y干渉計 18 Z干渉計ミラー 19 XY干渉計ミラー 19x X干渉計ミラー 19y Y干渉計干渉計ミラー 20 レチクルステージ駆動源(リニアモータ) 21 連結部材 22 力アクチュエータ(リニアモータ) 23 弾性支持体 30 制御装置 31 ウエハステージ定盤 32 支持足 33 ステージベース部材 34 マウント 35 反力受け構造体 36 鉛直弾性支持体 37 水平弾性支持体 38 鉛直力アクチュエータ 39 水平力アクチュエータ 40 加速度センサ 41 XY干渉計 110−1〜110−n レーザヘッド 111 基準周波数発振回路 112 1/N分周回路 113 励振信号選択スイッチ 114 アンブ 115 レーザチューブ 120 光ファイバケーブル

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被露光基板を保持して移動可能な第1ス
    テージと、原版を保持して移動可能な第2ステージと、
    該披露光基板上に原版の像を投影する投影光学系とを備
    え、該投影光学系に対して該第1ステージと該第2ステ
    ージを共に移動しながら走査露光する走査型露光装置に
    おいて、前記第1ステージの位置または姿勢を計測する
    レーザ干渉計用の第1のレーザヘッドと、前記第2ステ
    ージの位置または姿勢を計測するレーザ干渉計用の第2
    のレーザヘッドと、該第1及び第2のレーザヘッドを同
    期して駆動する手段を備えたことを特徴とする走査型露
    光装置。
  2. 【請求項2】 被露光基板を保持して移動可能な第1ス
    テージと、原版を保持して移動可能な第2ステージと、
    該披露光基板上に原版の像を投影する投影光学系とを備
    え、該投影光学系に対して該第1ステージと該第2ステ
    ージを共に移動しながら走査露光する走査型露光装置に
    おいて、前記第1又は第2ステージのX方向の位置を計
    測するレーザ干渉計用の第1のレーザヘッドと、該第1
    又は第2ステージのY方向の位置を計測するレーザ干渉
    計用の第2のレーザヘッドと、該第1及び第2のレーザ
    ヘッドを同期して駆動する手段を備えたことを特徴とす
    る走査型露光装置。
  3. 【請求項3】 被露光基板を保持して移動可能な第1ス
    テージと、原版を保持して移動可能な第2ステージと、
    該披露光基板上に原版の像を投影する投影光学系とを備
    え、該投影光学系に対して該第1ステージと該第2ステ
    ージを共に移動しながら走査露光する走査型露光装置に
    おいて、前記第1又は第2ステージの位置または姿勢を
    計測するレーザ干渉計用の第1のレーザヘッドと、前記
    投影光学系と前記第1ステージとの間隔を計測するレー
    ザ干渉計用の第2のレーザヘッドと、該第1及び第2の
    レーザヘッドを同期して駆動する手段を備えたことを特
    徴とする走査型露光装置。
  4. 【請求項4】 基準周波数の信号を発振する発振器を備
    え、該信号を基にして前記第1及び第2のレーザヘッド
    のレーザ発振を同期させることを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれか記載の走査型露光装置。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2のレーザヘッドの間で
    前記信号を伝達する光ファイバを有する請求項4記載の
    走査型露光装置。
  6. 【請求項6】 前記投影光学系を支持する定盤を有し、
    該定盤がマウントによって弾性支持されていることを特
    徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の走査型露光装
    置。
  7. 【請求項7】 前記定盤は、振動伝達に関して前記第1
    ステージとは分離して支持されていることを特徴とする
    請求項6記載の走査型露光装置。
  8. 【請求項8】 前記レーザ干渉計の少なくとも一部は、
    前記定盤を基準として設置されていることを特徴とする
    請求項6又は7記載の走査型露光装置。
  9. 【請求項9】 前記第1及び第2のレーザヘッドを用い
    た干渉計、もしくは前記第1及び第2のレーザヘッド
    は、共に前記定盤を基準として設置され、両者の間での
    相対位置変動が軽減されるようになっていることを特徴
    とする請求項8記載の走査型露光装置。
  10. 【請求項10】 前記第1ステージもしくは第2ステー
    ジを駆動した際の反力を受ける反力受け手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1乃至9のいずれか記載の走査型
    露光装置。
  11. 【請求項11】 前記第1ステージを支持するステージ
    ベース部材と、該第1ステージを駆動した際の反力を受
    けるための該ステージベース部材とは異なる反力受け構
    造体とを有することを特徴とする請求項1乃至9のいず
    れか記載の走査型露光装置。
  12. 【請求項12】 前記反力受け構造体と床との間で所定
    周波数以上の振動伝達が遮断されていることを特徴とす
    る請求項11記載の走査型露光装置。
  13. 【請求項13】 前記反力受け構造体を床もしくはべー
    スフレームに対して弾性支持する弾性支持体を有し、該
    弾性支持体によって振動伝達が遮断されることを特徴と
    する請求項12記載の走査型露光装置。
  14. 【請求項14】 前記ステージベース部材と前記反力受
    け構造体の間で力を発生する力アクチュエータを有する
    ことを特徴とする請求項12又は13記載の走査型露光
    装置。
  15. 【請求項15】 前記弾性支持体もしくは前記力アクチ
    ュエータは鉛直方向と水平方向の少なくとも一方の方向
    に対応して設けられていることを特徴とする請求項13
    または14記載の走査型露光装置。
  16. 【請求項16】 前記力アクチュエータはリニアモータ
    であることを特徴とする請求項14記載の走査型露光装
    置。
  17. 【請求項17】 前記第1ステージの重心高さと前記力
    アクチュエータの力作用位置の高さとがほぼ等しいこと
    を特徴とする請求項14乃至16のいずれか記載の走査
    型露光装置。
  18. 【請求項18】 前記ステージベース部材を実質的に床
    又はべースフレームに弾性支持するマウントをさらに有
    することを特徴とする請求項12乃至17のいずれか記
    載の走査型露光装置。
  19. 【請求項19】 前記反力受け構造体は前記ステージベ
    ース部材の下方に位置することを特徴とする請求項12
    乃至18のいずれか記載の走査型露光装置。
  20. 【請求項20】 前記所定周波数は床の固有振動数以下
    であることを特徴とする請求項12乃至19のいずれか
    記載の走査型露光装置。
  21. 【請求項21】 前記所定周波数は10Hzよりも大き
    いことを特徴とする請求項12乃至20のいずれか記載
    の走査型露光装置。
  22. 【請求項22】 ステップ・アンド・スキャンの動作手
    順によって、被露光基板の複数の領域に順に走査露光を
    行うことを特徴とする請求項1乃至21のいずれか記載
    の走査型露光装置。
  23. 【請求項23】 請求項1〜22のいずれか記載の走査
    型露光装置を用意する工程と、該走査型露光装置を用い
    て基板に露光を行う工程を含む製造工程によってデバイ
    スを製造することを特徴とするデバイス製造方法。
  24. 【請求項24】 露光前に基板にレジストを塗布する工
    程と、露光後に現像を行う工程をさらに有することを特
    徴とする請求項23記載のデバイス製造方法。
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