JP2000040105A - 来客管理装置 - Google Patents

来客管理装置

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JP2000040105A
JP2000040105A JP20894198A JP20894198A JP2000040105A JP 2000040105 A JP2000040105 A JP 2000040105A JP 20894198 A JP20894198 A JP 20894198A JP 20894198 A JP20894198 A JP 20894198A JP 2000040105 A JP2000040105 A JP 2000040105A
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JP20894198A
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Yoji Tsunoda
洋二 角田
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Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、飲食店における来客管理を容易
にできる来客管理装置を提供することにある。 【解決手段】 顧客が整理券発行装置10(整理券発行
部)のキーボード12(顧客数入力手段)に人数を入力
することにより整理番号が印字された整理券14を発行
し、案内される順番となったことを表示装置30に表示
された整理番号に対応するテーブル番号表示部33にテ
ーブル番号を表示して、顧客および接客係に知らせるこ
とにより、混雑時における来客の管理を容易にするよう
にした来客管理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レストラン等の
飲食店で使用される来店した顧客の待ち順を管理する装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来レストラン等のように比較的規模の
大きい飲食店等においては、食事時間帯等のように一時
的に来店する顧客が多くなり、席が空くまで順番を待つ
ような場合が頻繁に生じる。このような場合、店側では
顧客が来店するとこの顧客の名前と人数を確認し、これ
をノート等に記帳する等し、この顧客の全員が座れる数
の席のあるテーブルが空くと、この顧客の名前を呼び前
記空いた席に案内しているものである。
【0003】しかし、このような顧客の管理の仕方で
は、店内が混雑しているなかで接客係は、今来店した顧
客に対して前記記帳のための対応と、既に待っている顧
客を空いた席に案内する対応との両方をしなければなら
ないため忙しくなり肉体的な負担が増加するとともに、
顧客から受ける待ち時間の問い合わせにも対応しなけれ
ばならず精神的な負担が増加することになる。
【0004】また、顧客にとっては待ち時間がどのくら
いか分らないということから、焦燥感を与えることにな
り、結果として顧客へのサービスの低下となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の飲
食店における顧客の管理は、来店した顧客の名前と人数
を確認しこれをノート等に記帳し、先客が飲食を終えて
そのテーブルが空席となると、このテーブルが許容でき
る人数の顧客を前記テーブルに案内するというものであ
ることから記帳作業が必要である。
【0006】したがって、特に混雑時おいては、来店し
た顧客に対して記帳の対応と、既に待っている顧客の案
内の対応との両方をしなければならず、また、顧客から
の待ち時間の問い合わせ等に対応しなければならないこ
とから接客係は肉体的負担および精神的負担を強いられ
るという問題があり、また、顧客へのサービスに欠ける
という問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記事情に鑑
みてなされたもので、請求項1記載の発明は、顧客数を
入力する客数入力手段、連続した整理番号を出力する整
理番号出力手段、前記客数入力手段から客数の入力に伴
なって整理番号とともに前記客数を印字した整理券を発
行する印字手段を有する整理券発行部と、整理番号を表
示する整理番号表示部、この整理番号表示部に対応させ
て客数を表示する客数表示部およびテーブル番号を表示
するテーブル番号表示部を有する表示装置と、前記整理
番号とこの整理番号に対応した客数を格納する待ち順フ
ァイルと、テーブル番号とこのテーブル番号のテーブル
の許容人数を格納するとともに空き情報を格納するテー
ブルファイルと、テーブルの空席データを入力する空席
データ入力手段と、この空席データ入力手段からの空席
データ入力に基いて前記テーブルファイルに空き情報を
書き込む書込み手段と、前記テーブルファイルの空き情
報が書き込まれている許容人数と前記待ち順ファイルに
格納されている客数とを比較する比較手段と、この比較
手段によって前記テーブルファイルの空き情報が書き込
まれている許容人数が待ち順ファイルに格納されている
客数以上である場合は、このテーブル番号を、前記表示
装置に表示されている前記整理番号に対応したテーブル
番号表示部に表示させる表示制御手段とを備えた来客管
理装置としたものである。
【0008】このように構成した請求項1記載の発明
は、顧客が整理券発行部の顧客数入力手段に人数を入力
することにより整理番号と客数が印字された整理券が発
行され、この整理番号と客数は待ち順ファイルに格納さ
れるとともにこの整理番号と顧客数が表示装置に表示さ
れ、また、テーブルが空くとこのテーブルの許容人数と
待ち順ファイルに格納されている客数とを比較手段で比
較し、テーブルの許容人数が前記客数以上であるとき
は、表示制御手段によってこのテーブル番号を前記表示
装置に表示させるようにしたことから、混雑時において
も来客の管理が容易にかつ確実になされるとともに、顧
客へのサービスの向上が図れるという作用を有するもの
である。
【0009】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、待ち時間格納手段を設け、整理券発
行部から発行される整理券に、整理番号および客数とと
もに待ち時間を印字することとした来客管理装置とした
ものである。
【0010】このように請求項2記載の発明は、請求項
1記載の発明において、待ち時間格納手段を設け、整理
券発行部から発行される整理券に、整理番号および客数
とともに待ち時間を印字することとしたことから、請求
項1記載の発明の作用に加えて、顧客におおよその待ち
時間を知らせることができることから顧客の焦燥感を軽
減させることができ、サービスを向上させることができ
るという作用を有するものである。
【0011】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは請求項2記載の発明において、テーブルが空席とな
ったことを入力する空席データ入力手段を、POS端末
装置に設けた会計処理情報を入力する入力手段とした来
客管理装置としたものである。
【0012】このように請求項3記載の発明は、請求項
1または請求項2記載の発明において、テーブルが空席
となったことを入力する空席データを入力する空席デー
タ入力手段を、POS端末装置に設けた会計処理情報を
入力する入力手段とした来客管理装置としたことから、
請求項1または請求項2記載の発明の作用に加えて、会
計処理に連動してテーブルファイルに空き情報を書き込
むことができることから、空きテーブルを確実に把握で
きるという作用を有するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態を
図1ないし図11に基いて説明する。なお、この実施の
形態では、空席データを入力する空席データ入力手段
を、POS端末装置に設けた会計処理情報を入力する入
力手段つまりキーボードとしたものである。
【0014】図1は、来客管理装置1の全体の構成を示
す構成図であり、同図おいて符号10は整理券発行部と
しての整理券発行装置であり、符号20はPOS端末装
置であり、また、符号30は表示装置である。
【0015】そして、前記整理券発行装置10は、図1
および図2に示すように、筐体11とこの筐体11の内
部に設けられた図1には示していないがプリンター15
(図3参照)からなる印字手段、制御装置等から構成さ
れている。そして、前記筐体11の前面に顧客の人数つ
まり客数を入力するテンキー12a、このテンキー12
aによって入力した人数を確定するための終了キー12
bおよびテンキー12aから間違えて人数を入力したと
きの訂正をするための訂正キー12cからなる客数入力
手段としてのキーボード12が設けられている。
【0016】また、前記筐体11の前面にはキーボード
12の下方に位置して、整理券を発行する券発行口13
が設けられており、また、筐体11内にはロール紙が収
納されている。また、前記券発行口13の内側近傍には
図示しないカッター手段が設けられ、このカッター手段
によって前記ロール紙を所定の長さつまり整理券の長さ
に切断するものである。
【0017】つぎに、筐体11の内部に設けられている
制御装置の構成を図3に基いて説明する。
【0018】図3に示すように制御装置は、CPU(中
央処理装置)111、ROM(リード・オンリー・メモ
リ)112、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)1
13、前記POS端末装置20とデータの送受信を行う
ための直列データ伝送インターフェース(RS232
C)からなる伝送I/F114、前記キーボード12の
キー入力を取り込むキーボードコントローラー115、
プリンター15を駆動するプリンター駆動回路117に
印字データを送出するI/Oポート116、カウンター
からなる整理番号出力手段としての計数手段118等か
ら構成されている。
【0019】そして、前記ROM112、RAM11
3、伝送I/F114、キーボードコントローラ11
5、I/Oポート116および計数手段118は前記C
PU111にバスライン119を介して接続されてい
る。
【0020】そして、前記RAM113には、図3に示
すように前記計数手段118から順次出力される整理番
号を格納する整理番号エリア113b、この整理番号エ
リア113bに対応して設けられ顧客の客数(この顧客
が家族連れ等複数の人数である場合のその人数)を格納
する客数エリア113cおよび待ち時間を格納する待ち
時間格納手段である待ち時間格納エリア113dを有す
るエントリーテーブル113aが設けられている。
【0021】前記整理番号エリアには、前記計数手段か
ら出力される「1」から始まり順次「1」づつ増加する
数の整理番号が格納されるものであり、また、客数エリ
アには、顧客が前記キーボード12から入力した人数が
整理番号に対応して格納されものであり、また、待ち時
間格納エリアには、顧客がキーボード12から客数を入
力した時点から、テーブルが空くまでのおおよその待ち
時間が格納されるものである。
【0022】なお、この待ち時間は整理券発行装置10
に待ち時間設定エリアを設け、この待ち時間設定エリア
にその時の店内の混み具合等よって定まるおおよその時
間を予め入力して設定するようにしてもよく、また、前
記POS端末装置20から送るようにしてもよいもので
ある。
【0023】そして、前記図示しないエントリーテーブ
ルに格納された、整理番号、客数および待ち時間は前記
キーボード12から客数が入力され終了キー12bが操
作されると前記プリンター15によってロール紙に図4
に示すように、店名「レストランTEC」、整理番号
「164」、待ち時間「15分」のように印字された整
理券14が前記券発行口13から発行され、顧客はこの
整理券14を受け取って順番を待つものである。
【0024】したがって、顧客は接客係に問い合わすこ
となくおおよそどの位の時間待てばよいかが分かること
から、焦燥感を持つことなく待つことができるものであ
り、また、接客係は待ち時間の問い合わせを受けること
がなく、この問い合わせに対応するという煩わしさから
解放されることになる。
【0025】つぎに、前記POS端末装置20について
説明する。
【0026】このPOS端末装置20は図1に示すよう
に、筐体21の前面に会計処理データ、空席データ等を
入力するためのキーボード22が設けられており、ま
た、筐体21の上部には会計時に料理名、金額、合計金
額等を表示する表示器23が設けられており、また、前
記表示器23の近傍位置にはレシート発行口24が設け
られている。
【0027】また、筐体21の下方部には前方に向けて
引き出し可能なドロワ25が設けられ、また、筐体21
には前記表示器23の前側近傍位置にカードでの会計を
する場合に、カードに記録されたカードデータを読み取
りまた書き込むためのカードリーダライタ26が設けら
れている。また、前記表示器23の後側には客用表示器
27が設けられている。
【0028】なお、前記キーボード22は空席データ入
力手段を構成しているものである。
【0029】つぎに、POS端末装置20の制御構成を
図5に基いて説明する。
【0030】この制御構成は図5に示すように、CPU
120、ROM121、RAM122、時計回路12
3、前記整理券行装置10とデータの送受信を行うため
の直列データ伝送インターフェース(RS232C)か
らなる伝送I/F124、後に詳述する前記表示装置3
0に表示データを送信する直列データ伝送インターフェ
ース(RS232C)からなる伝送I/F125、スト
アーコントローラー50と各種データの送受信を行う伝
送I/F126、モード設定キー29からのキー入力を
受け入れるI/Oポート29a、前記キーボード22か
らのキー入力を受け入れるキーボードコントローラ22
a、前記表示器23および客用表示器27に表示データ
を送出する表示器コントローラ23a、レシートに印字
するプリンター28を駆動するプリンター駆動回路28
bに印字データを送出するI/Oポート28a、ドロワ
25を動作させるドロワ開放装置25bに開放信号を送
出するI/Oポート25aおよびカードリーダーライタ
26にカードデータの送出・受入をするI/Oポート2
6a等から構成されている。
【0031】また、前記ROM121、RAM122、
時計回路123、伝送I/F124、伝送I/F12
5、伝送I/F126、I/Oポート29a、キーボー
ドコントローラー22a、表示器コントローラー23
a、I/Oポート28a、I/Oポート25aおよびI
/Oポート26aはバスライン127を介してCPU1
20に接続されている。
【0032】そして、前記RAM122には、待ち順フ
ァイル130、次順整理番号格納ファイル131、テー
ブルファイル132が設けられている。
【0033】前記待ち順ファイル130は、図6に示す
ように整理番号エリア130a、この整理番号エリア1
30aに対応して設けられた客数エリア130bとから
構成されており、この待ち順ファイル130の整理番号
エリア130aおよび客数エリア130bには前記整理
券発行装置10の図示しないエントリーテーブルに一旦
格納された後、送られてきた整理番号と客数が格納され
るようになってる。
【0034】また、前記次順整理番号格納手段131は
図7に示すように、整理番号エリア131a、この整理
番号エリア131aに対応して設けられた客数エリア1
31bとから構成されており、この次順整理番号格納フ
ァイル131には、前記待ち順ファイル130に格納さ
れている整理番号の中の次の順番つまり次に案内される
顧客の整理番号とその客数が格納されるようになってい
るものである。
【0035】なお、この次順整理番号格納ファイル13
1の客数エリア131bは省略してもよく、このように
省略した場合は、整理番号エリア131aに格納された
整理番号に対応する客数が必要な場合は、この整理番号
に対応する客数を待ち順ファイル130から読み出すよ
うにすればよい。
【0036】また、前記テーブルファイル132は、図
8に示すように店内に配置されている各テーブルのテー
ブル番号を格納しておくテーブル番号エリア132a、
このテーブル番号エリア132aに対応して設けられ、
このテーブルの席数つまり許容人数を格納する許容人数
エリア132bおよびテーブルが空席の状態であるか使
用されている状態(以下満席という)であるかの情報を
格納する空き情報エリア132cから構成されている。
【0037】そして、会計処理の際に前記キーボード2
2からこの顧客によって今まで使用され、現時点は空き
状態となっているテーブル番号を入力した際に、このテ
ーブル番号に対応する前記空き情報エリア132cに空
席情報である「空」データが格納、つまりフラグ「0」
がセットされるものである。
【0038】また、満席の場合は「満」の情報を格納、
つまりフラグ「1」がセットされるものである。なお、
この空き情報エリア132cの内容つまり情報はPOS
端末装置20の立ち上げ時つまり開店時はすべて「空」
情報が格納されるものである。
【0039】つぎに、前記表示装置30について説明す
る。この表示装置30は図1に示すように上下方向にな
らべて形成した複数段(この場合は5段)の整理番号を
表示する整理番号表示部31、これら整理番号表示部3
1に対応して横方向にならべて形成された客数表示部3
2およびテーブル番号を表示するテーブル番号表示部3
3が設けられている。
【0040】そして、前記整理券発行装置10から客数
が入力され、この客数が整理番号とともにPOS端末装
置20の待ち順ファイル130に格納されると、この整
理番号と客数とはそれぞれ前記伝送I/F125を介し
て表示装置30に送られ整理番号表示部31および客数
表示部32に表示されるものである。
【0041】なお、表示装置30の最上段の整理番号表
示部31および客数表示部32には前記次順整理番号フ
ァイル131に格納された整理番号とこの整理番号に対
応する客数が表示されるものである。
【0042】そして、前記次順整理番号ファイル131
に格納された客数(上述したように次順整理番号格納フ
ァイル131に次順整理番号のみを格納する構成とした
場合は、待ち順ファイル130から読み出された客数)
は前記テーブルファイル132の空き情報エリア132
cの「空」データが格納されている許容人数と比較さ
れ、前記客数を許容できるテーブルが空席となっている
ときは、このテーブル番号を前記表示装置30のテーブ
ル番号表示部33に表示させるとともに、図1に示すよ
うに整理番号(「164」)、客数(「4」名)および
テーブル番号(「5」番)はそれぞれ注意を喚起するた
めに反転表示(図1では白抜き文字として示してある)
させる。
【0043】そして、この表示によってこの整理番号の
整理券を持っている顧客は自らあるいは接客係の案内に
よって、このテーブル番号のテーブルに着席し料理等を
注文する。
【0044】そして、接客係はこの注文された料理名を
前記顧客が着席したテーブル番号とともに注文伝票つま
り顧客伝票に記入するとともに、前記注文された料理の
調理を厨房に指示する。また、前記テーブル番号は会計
係に通知され、テーブル番号はPOS端末装置20に入
力される。なお、ハンデーターミナルを用いて注文を受
けるいわゆるオーダーエントリーシステムを採用してい
る店の場合は、前記注文はハンデーターミナルから無線
送信で前記POS端末装置20に送信され、この際前記
注文された料理内容(料理コード)およびテーブル番号
等のデータは自動的にPOS端末装置20に格納される
ことになる。
【0045】そして、前記テーブル番号が入力される
と、前記次順整理番号ファイル131の内容つまり「1
64」、「4」は削除され、次の待ち順の整理番号(こ
の場合整理番号「165」)と客数(この場合は「2
名」)が新たに格納されるとともに、前記表示装置30
の最上段の整理番号表示部31、客数表示部32および
テーブル番号表示部33に反転表示されている整理番号
「164」、客数「4」およびテーブル番号「5」は消
され、代わって前記新たに格納された整理番号(図1で
は整理番号「165」)と客数(図1では「2名」)が
表示され、また、下段に表示されている整理番号および
客数は順次1段づつ上段に移されるようになっている。
【0046】また、前記接客係からの通知によって会計
係が前記テーブル番号を入力すると、この入力に基いて
前記テーブルファイル132の空き情報エリア132c
には満席になったことの情報である「満」の情報が格納
される。
【0047】つぎに、上記来客管理装置1の動作を、図
9ないし図11のフローチャートに基いて説明する。
【0048】まず、整理券発行装置10の動作つまり整
理券を発行する処理を図9に示すフローチャートに基い
て説明する。なお、この場合開店時から開始するものと
して説明する。したがって、整理券発行装置10の前記
図示しないエントリテーブルの整理番号エリアには、図
9のフローチャートのステップ1(以降の説明において
は、ステップ1をS1、ステップ2をS2のように記載
する)に示すように1番である「1」が格納されてい
る。
【0049】この状態で顧客が来店すると、この顧客は
前記整理券発行装置10のキーボード12のテンキー1
2aから客数である人数を入力し(S2)、ついで終了
キー12bを操作して人数を確定する(S3)。この終
了キー12bが操作されると、前記整理番号および客数
は、POS端末装置20に送信されPOS端末装置20
の待ち順ファイル130に格納される(S4)。ついで
前記整理番号、客数および待ち時間を印字した整理券1
4を発行(S5)し、つぎに整理番号をインクリメント
つまり「1」を加算し(S6)この処理を終了し、つぎ
のS2での客数の入力を待つ。
【0050】つぎに、POS端末装置20の表示装置3
0に表示させる処理を図10のフローチャート図に基い
て説明する。
【0051】まず、次順整理番号ファイル131の内容
を読み込み、データつまり整理番号と客数が格納されて
いるかどうかを判断する(S11)。この場合図7に示
すように、整理番号「164」番と人数「4」名とが格
納される。S11でデータが格納されていると判断され
ると、ついで前記テーブルファイル132の空き情報エ
リア132cの内容を検索して空席のテーブルつまり空
きテーブルがあるかどうかを判断する(S12)。
【0052】空きテーブルがあると判断されたときは
(この場合図8に示す5番のテーブル番号とする)、つ
ぎにこの空きテーブルの許容人数(この場合4名であ
る)が前記次順整理番号ファイル131から読み込んだ
前記客数以上であるかどうかを判断する(S13)。そ
して、許容人数が客数未満であると判断されたときはS
12に戻り再び空きテーブルがあるかどうかを判断し、
ある場合は再びS13に進みこの空きテーブルの許容人
数が前記客数以上であるかを判断する。
【0053】また、前記S12で空きテーブルがないと
判断されたときは、空きテーブルの有無を検索する。
【0054】つぎに、S13で許容人数が前記客数以上
であると判断されると(この場合許容人数は4名であ
り、客数も4名であることから許容人数は客数以上であ
る)、このテーブル番号(「5」番)を、表示装置30
の整理番号表示部31に既に表示されている整理番号
(この場合図1に示すように「164」番である)に対
応したテーブル番号表示部33に表示させる。そして、
このときは図1に示すように整理番号を示す数字「16
4」、客数を示す数字「4」およびテーブル番号を示す
数字「5」は反転表示されるものである。
【0055】そして、テーブル番号を表示させる処理が
終わると、つぎに前記次順整理番号ファイル131に格
納されている整理番号をインクリメントつまり「1」を
加算してこの処理を終了する。
【0056】なお、上記S13は比較手段であり、S1
4は表示制御手段である。
【0057】つぎに、POS端末装置20の会計処理に
おけるテーブルファイル132の空き情報エリア132
cへの空き情報格納処理を図11のフローチャートに基
いて説明する。
【0058】飲食を終えた顧客が会計処理つまり支払を
する場合、顧客伝票を会計係に提出する。会計係はこの
顧客伝票に記載されている注文された料理等の内容およ
びテーブル番号をキーボード22から入力する(S2
1)。この注文された料理等の内容およびテーブル番号
が入力されると会計処理がされ(S22)、前記テーブ
ル番号に基いて前記テーブルファイル132の空き情報
エリアに空き情報である「空」を格納つまり書き込み
(S23)、この処理を終了する。
【0059】なお、前記S23は書き込み手段である。
【0060】上述したようにこの来客管理装置1は、顧
客が整理券発行部である整理券発行装置10のキーボー
ド12から客数である人数を入力することにより、整理
番号と待ち時間が印字された整理券14が発行され、こ
の整理番号と客数は待ち順ファイル130に格納される
とともに、この整理番号と客数が表示装置30に表示さ
れ、また、テーブルが空くとこのテーブルの許容人数と
次順整理番号格納ファイルに格納されている客数とを比
較し、テーブルの許容人数が前記客数以上であるとき
は、このテーブル番号を前記表示装置30に表示させる
ようにしたことから、混雑時においても来客の管理が容
易にかつ確実になされるとともに、顧客へのサービスの
向上が図れるものである。
【0061】また、テーブルが空席となったことを入力
する空席データ入力手段を、POS端末装置20に設け
たキーボード22としたことから、会計処理に連動して
テーブルファイル132に空き情報を書き込むことがで
きるため、空きテーブルを確実に把握できるものであ
る。
【0062】なお、上記実施の形態では、整理券発行装
置10をPOS端末装置20に接続し、待ち順ファイル
130、次順整理番号ファイル131、テーブルファイ
ル132をPOS端末装置20のRAM122に設ける
構成としたが、かれはPOS端末装置20と接続する構
成ではなく、待ち順ファイル130、次順整理番号ファ
イル、テーブルファイル132を整理券発行装置10の
RAM113に設けるとともにこの整理券発行装置10
と表示装置30を接続する構成としてもよいものであ
る。このように、整理券発行装置をPOS端末装置20
に接続しない構成とした場合は、空席データの入力は整
理券発行装置10のキーボード12から入力する構成と
しても、また、ハンデーターミナルを使用するオーダー
エントリーシステムにおいては、ハンデーターミナルか
ら整理券発行装置10に無線通信により前記空席データ
を入力する構成としてもよいものである。
【0063】また、上記実施の形態においては、整理券
に待ち時間を印字して発行するようにしたが、これは印
字しないで発行するようにしてもよいものである。
【0064】また、待ち時間は表示装置30に表示させ
るようにしてもよく、このようにした場合は顧客は、来
店した時点で現在の待ち時間を知ることができるととも
に、接客係等も現在表示されている待ち時間が適正であ
るかどうかを判断でき、不適正である場合に修正ができ
ることから常に適正な待ち時間を設定できるものであ
る。
【0065】また、上記実施の形態では、次順整理番号
格納ファイル131を設け、この次順整理番号格納ファ
イル131に、待ち順ファイル130に格納された整理
番号を順次読み込み、この読み込まれた整理番号の客数
と空きテーブルの許容人数を比較する構成としたが、こ
れは次順整理番号ファイル131を省略し、空きテーブ
ルの許容人数と直接待ち順ファイル130に格納されて
いる客数を順次比較し、許容人数が客数以上であると
き、この客数の整理番号が表示されている表示装置30
のテーブル番号表示部33に前記テーブル番号を表示さ
せる構成としてもよいものである。この場合は、例えば
待ち順ファイル130に格納されているなかに、空席と
なったテーブルの許容人数を超える客数の顧客が先客で
あり、許容人数以下の顧客が後客であるような場合で
も、後客を先に案内できることから、テーブルの利用効
率を上げることができるとともに、全体として顧客の待
ち時間を短縮できることからサービスの向上を図ること
ができるものである。
【0066】なお、このように後客が先客よりも先に案
内される場合は、先客が例えば6名である場合に、この
顧客の整理番号に対応するテーブル番号表示部33に、
例えば「6名様のテーブルが空くまでもう暫くお待ちく
ださい」等のメッセージを表示すようにすればさらにサ
ービスの向上を図ることができるものである。
【0067】また、上記実施の形態では、表示装置の表
示を反転表示させる構成としたが、これはテーブル番号
表示部33にテーブル番号を表示することにより、案内
される順番が回ってきたことを顧客等に報知できるもの
であることから、これは必ずしも反転表示をさせる必要
はないものである。
【0068】
【発明の効果】上記のように請求項1記載の発明は、、
顧客が整理券発行部の顧客数入力手段に人数を入力する
ことにより整理番号と客数が印字された整理券が発行さ
れ、この整理番号と客数は待ち順ファイルに格納される
とともにこの整理番号と顧客数が表示装置に表示され、
また、テーブルが空くとこのテーブルの許容人数と待ち
順ファイルに格納されている客数とを比較手段で比較
し、テーブルの許容人数が前記客数以上であるときは、
表示制御手段によってこのテーブル番号を前記表示装置
に表示させるようにしたことから、混雑時においても来
客の管理が容易にかつ確実になされるとともに、顧客へ
のサービスの向上が図れるという効果を有するものであ
る。
【0069】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、待ち時間格納手段を設け、整理券発
行部から発行される整理券に、整理番号および客数とと
もに待ち時間を印字することとしたことから、請求項1
記載の発明の効果に加えて、顧客におおよその待ち時間
を知らせることができるため、顧客の焦燥感を軽減させ
ることができサービスを向上させることができるという
効果を有するものである。
【0070】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは請求項2記載の発明において、テーブルが空席とな
ったことを入力する空席データを入力する空席データ入
力手段を、POS端末装置に設けた会計処理情報を入力
する入力手段とした来客管理装置としたことから、請求
項1または請求項2記載の発明の効果に加えて、会計処
理に連動してテーブルファイルに空き情報を書き込むこ
とができることから、空きテーブルを確実に把握できる
という効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の来客管理装置の全体の構
成を示す図。
【図2】上記来客管理装置の整理券発行装置(整理券発
行部)の斜視図。
【図3】上記整理券発行装置(整理券発行部)の制御ブ
ロック図。
【図4】上記来客管理装置で発行された整理券。
【図5】上記来客管理装置におけるPOS端末装置の制
御ブロック図。
【図6】上記来客管理装置の待ち順ファイルの構成を示
す図。
【図7】上記来客管理装置の次順整理番号ファイルの構
成を示す図。
【図8】上記来客管理装置のテーブルファイルの構成を
示す図。
【図9】上記来客管理装置における整理券発行処理のフ
ローチャート。
【図10】上記来客管理装置におけるテーブル番号表示
処理のフローチャート。
【図11】上記来客管理装置における空データ格納処理
のフローチャート。
【符号の説明】
1 来客管理装置 10 整理券発行装置(整理券発行部) 15 プリンター(印字手段) 20 POS端末装置 22 POS端末装置のキーボード(空席デー
タ入力手段) 30 表示装置 31 表示装置の整理番号表示部 32 表示装置の客数表示部 33 表示装置のテーブル番号表示部 113d 待ち時間格納エリア(待ち時間格納手
段) 118 計数手段(整理番号出力手段) 130 待ち順ファイル 132 テーブルファイル S13 客数とテーブルの許容人数を比較する比
較手段 S14 表示装置に整理番号等を表示させる表示
制御手段 S23 テーブルファイルに空席データを書き込
む書込み手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客数を入力する客数入力手段、連続し
    た整理番号を出力する整理番号出力手段、前記客数入力
    手段から客数の入力に伴なって整理番号とともに前記客
    数を印字した整理券を発行する印字手段を有する整理券
    発行部と、整理番号を表示する整理番号表示部、この整
    理番号表示部に対応させて客数を表示する客数表示部お
    よびテーブル番号を表示するテーブル番号表示部を有す
    る表示装置と、前記整理番号とこの整理番号に対応した
    客数を格納する待ち順ファイルと、テーブル番号とこの
    テーブル番号のテーブルの許容人数を格納するとともに
    空き情報を格納するテーブルファイルと、テーブルの空
    席データを入力する空席データ入力手段と、この空席デ
    ータ入力手段からの空席データ入力に基いて前記テーブ
    ルファイルに空き情報を書き込む書込み手段と、前記テ
    ーブルファイルの空き情報が書き込まれている許容人数
    と前記待ち順ファイルに格納されている客数とを比較す
    る比較手段と、この比較手段によって前記テーブルファ
    イルの空き情報が書き込まれている許容人数が待ち順フ
    ァイルに格納されている客数以上である場合は、このテ
    ーブル番号を、前記表示装置に表示されている前記整理
    番号に対応したテーブル番号表示部に表示させる表示制
    御手段とを備えたことを特徴とする来客管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明において、待ち時間
    格納手段を設け、整理券発行部から発行される整理券
    に、整理番号および客数とともに待ち時間を印字するこ
    とを特徴とする来客管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の発明にお
    いて、テーブルが空席となったことを入力する空席デー
    タ入力手段を、POS端末装置に設けた会計処理情報を
    入力する入力手段としたことを特徴とする来客管理装
    置。
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