JP2024061351A - 会計システム、決済装置及びそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】取引に係る情報を受信可能であることを登録機へと通知するタイミングを、決済を終えた客に応じて可変する。【解決手段】会計機は、受信手段と、決済手段と、通知手段と、可変手段とを備える。受信手段は、登録機から商品の取引に係る情報を受信する。決済手段は、商品の取引に係る情報を基に当該商品の取引を決済する。通知手段は、決済手段による決済終了の時点から待機時間が経過した時点で登録機に商品の取引に係る情報の受信可能を通知する。可変手段は、決済手段で決済した取引の対象である客の情報に応じて待機時間を可変する。【選択図】 図5
Description
本発明の実施形態は、登録機と会計機とを含む会計システム、及び当該会計システムの会計機並びにそのプログラムに関する。
近年、スーパーマーケット等の小売店では、労力の軽減及び効率化等の観点から、セミセルフ方式の会計システムが注目されている。セミセルフ方式の会計システムは、客の購買商品を登録する登録機と、購買商品の代金支払いを受けて客との売買取引を決済する会計機とを分離する。そして、店の従業員である店員が登録機を操作し、客が会計機を操作するようにしたものである。
セミセルフ方式の会計システムにおいては、登録機で登録された商品の取引に係る情報を登録機が会計機へと送信する。会計機は、登録機から受信した商品の取引に係る情報を基にその取引の決済を処理する。ただし、前の客との取引の決済を終えていない段階では、会計機は、次の客との取引に係る情報を受信して決済を処理することはできない。そこで従来のセミセルフ方式の会計システムにおいては、会計機は、客との取引の決済を終了すると取引に係る情報を受信可能であることを登録機に通知し、登録機は、受信可能な会計機に取引に係る情報を送信するようにしていた。
しかしながら、決済を終えた客が釣銭、レシート、カード等を財布等にしまうのに手間取って会計機の前に立ち続ける場合がある。そうした場合、次の客との取引に係る情報が登録機から会計機へと送信されたにも拘わらず、次の客は、前の客が会計機の傍にいるために会計機を操作して取引を決済することができない。しかも、会計機には、次の客との取引を決済するのに必要な情報が表示されるため、前の客と次の客との間で混乱を招く虞がある。このような事象は、前の客が高齢者であったり障害者であったりする場合に引き起こされる可能性が高い。
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、取引に係る情報を受信可能であることを登録機へと通知するタイミングを、決済を終えた客に応じて可変することで、無用な混乱を招くのを未然に防ぐことができる会計機及びそのプログラムと、当該会計機を含む会計システムとを提供しようとするものである。
一実施形態において、会計機は、受信手段と、決済手段と、通知手段と、可変手段とを備える。受信手段は、登録機から商品の取引に係る情報を受信する。決済手段は、商品の取引に係る情報を基に当該商品の取引を決済する。通知手段は、決済手段による決済終了の時点から待機時間が経過した時点で登録機に商品の取引に係る情報の受信可能を通知する。可変手段は、決済手段で決済した取引の対象である客の情報に応じて待機時間を可変する。
以下、取引に係る情報を受信可能であることを登録機へと通知するタイミングを、決済を終えた客に応じて可変できる会計機を含む会計システムのいくつかの実施形態について、図面を用いて説明する。
[第1の実施形態]
はじめに、図1乃至図9を用いて、第1の実施形態を説明する。
(構成の説明)
図1は、第1の実施形態に係る会計システム10の概略構成を示す模式図である。会計システム10は、登録機11と、会計機12と、サーバ13と、これらを接続するネットワーク14と、を含む。ネットワーク14の種類は特に限定されないが、一般的には有線又は無線のLAN(local area network)が適用される。
はじめに、図1乃至図9を用いて、第1の実施形態を説明する。
(構成の説明)
図1は、第1の実施形態に係る会計システム10の概略構成を示す模式図である。会計システム10は、登録機11と、会計機12と、サーバ13と、これらを接続するネットワーク14と、を含む。ネットワーク14の種類は特に限定されないが、一般的には有線又は無線のLAN(local area network)が適用される。
登録機11は、チェッカと呼ばれる役割を担った店員21が、その操作者となる。会計機12は、店舗で商品を購入した客22が、その操作者となる。会計機12を操作して売買の取引を決済する客22は、決済者、購買者等と称することができる。なお、取引は、購買商品に対する代金の支払いに限定されない。例えば、役務に対する対価の支払いも取引の一態様である。
登録機11は、図1においては、作業テーブル23に取り付けられる。作業テーブル23は、矩形の天板を有する。複数の作業テーブル23が、天板の長手方向がほぼ並行するように配置されることにより、客22のための通路、いわゆるチェックアウトレーンが形成される。
登録機11及び会計機12は、チェックアウトレーン毎に配置される。1つのチェックアウトレーンに対し、登録機11は1台配置され、会計機12は複数台配置される。そして登録機11は、同じチェックアウトレーンに配置された会計機12に売買の取引に係る情報を送信する。登録機11は、取引に係る情報を、サーバ13を介して会計機12に送信してもよいし、サーバ13を介さずに会計機12に送信してもよい。また登録機11は、同じチェックアウトレーンに配置された会計機12のみならず、隣接するチェックアウトレーンに配置された会計機12に対しても、取引に係る情報を送信することも可能である。
因みに、図1では、2つのチェックアウトレーンに対し、それぞれ1台の登録機11と2台の会計機12とを配置した例を示している。詳しくは、登録機IDが“111”の1台の登録機11(111)と、会計機IDが“121”及び“122”の2台の会計機12(121)及び会計機12(122)とが1つのチェックアウトレーンに配置され、登録機IDが“112”の1台の登録機11(112)と、会計機IDが“123”及び“124”の2台の会計機12(123)及び会計機12(124)とがもう1つのチェックアウトレーンに配置されている。このような配置において、本実施形態では、一方の登録機11(111)は同一チェックアウトレーンの会計機12(121)及び会計機12(122)に加えて隣接するチェックアウトレーンの会計機12(123)に対して取引に係る情報を送信可能とする。同様に、他方の登録機11(112)は同一チェックアウトレーンの会計機12(123)及び会計機12(124)に加えて隣接するチェックアウトレーンの会計機12(122)に対して取引に係る情報を送信可能とする。
なお、登録機IDは、各登録機11を個々に識別するために登録機11毎に設定された一意の識別子である。会計機IDは、各会計機12を個々に識別するために会計機12毎に設定された一意の識別子である。
サーバ13は、設定ファイル15を備える。設定ファイル15は、サーバ13が内蔵する記憶装置に保存されていてもよいし、サーバ13の外部に接続された記憶装置に保存されていてもよい。
図2は、設定ファイル15のデータ構造を示す模式図である。設定ファイル15は、客層情報と待機時間(秒)とを関連付けて記憶するようにしたデータファイルである。客層情報は、「大人」、「子供」、「高齢者」、「障害者」の4種類である。待機時間は、会計機12が、取引の決済を終了してから次の客の取引に係る情報を受信可能であることを登録機11に通知するまでの待ち時間である。
一般に、高齢者及び障害者は、健常者である大人と比較して、会計機12での決済を終え、その会計機12の前から立ち去るまでに要する時間が長くなる傾向がある。本実施形態では、客層情報と関連付けられた待機時間を、その客層情報に属する客が会計機12の前から確実に立ち去ると見込まれる時間とする。すなわち、高齢者に属さない大人の健常者は、10秒もあれば会計機12の前から立ち去ると推定されるので、客層情報「大人」の待機時間を10秒とする。小学生以下の子供は、多少、処理にまごつくことがあっても20秒あれば会計機12の前から立ち去ると推定されるので、客層情報「子供」の待機時間を20秒とする。一方、高齢者は、処理にまごついたり行動が機敏でなかったりするために、会計機12の前から立ち去るまでに30秒程度かかる場合がある。また、手足が不自由な障害者も、高齢者と同様に会計機12の前から立ち去るまでに時間を要するケースが多い。
そこで本実施形態では、客層情報「大人」に対して待機時間を10秒とし、客層情報「子供」に対して待機時間を20秒とし、客層情報「高齢者」及び「障害者」に対して待機時間を30秒とした設定ファイル15を、サーバ13に備える。なお、客層情報とそれに関連付けられた待機時間とは一例である。また、「大人」、「子供」、「高齢者」及び「障害者」の定義は特に定めない。第1の実施形態では、登録機11を操作する店員が、客を見て判断する。
図3は、登録機11の要部回路構成を示すブロック図である。登録機11は、プロセッサ31、メインメモリ32、補助記憶デバイス33、時計34、通信インターフェース35、キーボード36、スキャナ37、タッチパネル38、客用ディスプレイ39、プリンタ40、カードリーダ41及びシステム伝送路42等を備える。システム伝送路42は、アドレスバス、データバス、制御信号線等を含む。システム伝送路42は、プロセッサ31と他の各部とを直接又は信号入出力回路を介して接続し、相互間で授受されるデータ信号を伝送する。
登録機11は、プロセッサ31と、メインメモリ32、補助記憶デバイス33、時計34及び通信インターフェース35とをシステム伝送路42で接続することにより、コンピュータを構成する。そして登録機11は、そのコンピュータに、システム伝送路42を介してキーボード36、スキャナ37、タッチパネル38、客用ディスプレイ39、プリンタ40、カードリーダ41等のデバイスを接続する。
プロセッサ31は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ31は、オペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムに従って、登録機11としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。プロセッサ31は、複数の処理を並行して実行可能なマルチコア又はマルチスレッドタイプであることが好ましい。プロセッサ31は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。
メインメモリ32は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ32は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ32は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムを記憶する。メインメモリ32は、プロセッサ31が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性又は揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ32は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ31によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。不揮発性のメモリ領域は、例えばROM(Read Only Memory)である。揮発性のメモリ領域は、例えばRAM(Random Access Memory)である。
補助記憶デバイス33は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。例えばEEPROM(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、あるいはSSD(Solid State Drive)等が補助記憶デバイス33となり得る。補助記憶デバイス33は、プロセッサ31が各種の処理を行う上で使用するデータ、プロセッサ31での処理によって作成されたデータ等を保存する。補助記憶デバイス33は、上記のアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
時計34は、日付と時刻を計時する。プロセッサ31は、時計34によって計時されている日付と時刻を現在日時として処理する。
通信インターフェース35は、ネットワーク14を介して接続されたサーバ13及び会計機12との間でデータ通信を行う。通信インターフェース35は、ネットワーク14を介して接続された他の登録機11との間でデータ通信を行うこともできる。
キーボード36は、客が購入する商品に係るデータの入力等に必要な種々のキーを配置した入力デバイスである。キーには、設定ファイル15に記憶されている4種類の客層情報にそれぞれ対応した大人キー361,子供キー362,高齢者キー363及び障害者キー364が含まれる。登録機11のオペレータである店員は、会計に来た客が大人に分類されると判断した場合、大人キー361を入力操作する。同じく店員は、客が子供に分類されると判断した場合、子供キー362を入力操作し、客が高齢者に分類されると判断した場合、高齢者キー363を入力操作し、客が障害者に分類されると判断した場合、障害者キー364を入力操作する。
スキャナ37は、バーコード、二次元コード等のコードシンボルを読み取るための入力デバイスである。スキャナ37は、レーザ光の走査によりコードシンボルを読み取るタイプであってもよいし、撮像デバイスで撮像した画像からコードシンボルを読み取るタイプであってもよい。
タッチパネル38は、ディスプレイに文字、記号、画像等からなる表示要素を表示可能な表示デバイスである。またタッチパネル38は、ディスプレイに対するタッチ操作位置をセンサで検知し、その位置の表示要素が入力されたものとして処理する入力デバイスでもある。タッチパネル38は、登録機11のオペレータである店員に対して情報を表示し、その店員による操作入力を受け付ける。
客用ディスプレイ39は、登録機11に登録された商品の商品名、価格等の情報を客22に対して表示するために設けられた表示デバイスである。
プリンタ40は、レシート用紙に買上レシート、クレジットカード伝票等に係るデータを印刷する出力デバイスである。プリンタ40によって種々のデータが印刷されたレシート用紙は、カッタによりカットされて、レシート発行口から発行される。プリンタ40は、例えばサーマルプリンタまたはドットインパクトプリンタ等によって実現される。
カードリーダ41は、クレジットカード、電子マネーカード、ポイントカード等のカード媒体に記録されたデータを読み取る入力デバイスである。カード媒体が磁気カードの場合、カードリーダ41は磁気カードリーダである。カード媒体がICカードの場合、カードリーダ41は、ICカードリーダである。登録機11は、カードリーダ41として磁気カードリーダまたはICカードリーダのいずれか一方を備えていてもよいし、両方を備えていてもよい。カードリーダ41は、カードへのデータ書込み機能を有したカードリーダ・ライタであってもよい。
このような登録機11のハードウェアとしては、例えば既存のPOS端末を利用することができる。なお、登録機11に接続されるデバイスは、図3に示すキーボード36、スキャナ37、タッチパネル38、客用ディスプレイ39、プリンタ40及びカードリーダ41に限定されるものではない。登録機11の用途において必要なデバイスを追加したり、一部のデバイスを省略したりしてもよい。
登録機11は、メインメモリ32の揮発性メモリ領域の一部を状態テーブル321の領域としている。状態テーブル321は、当該登録機11に接続された複数台の会計機12の状態を示す情報を記憶するための領域である。
図4は、状態テーブル321のデータ構造を示す模式図である。図4に示すように状態テーブル321は、会計機IDと関連付けてステータスを記憶する。ステータスは、対応する会計機IDで識別される会計機12の状態を示す情報である。具体的には、ステータスは、会計機12が取引に係る情報を受信可能な状態であるときを示す値を“0”とし、会計機12が決済処理中であるときを示す値を“1”とし、会計機12が決済終了後の待機中であるときを示す値を“2”とする。また、取引に係る情報の送信対象でない会計機12に対しては、そのステータスを“9”とする。したがって図4は、登録機IDが“111”の登録機11(111)が有する状態テーブル321を示している。登録機IDが“112”の登録機11(112)が有する状態テーブル321は、会計機IDが“121”の会計機12(121)に対するステータスが“9”となり、他の会計機12に対するステータスが“0”、“1”、又は“2”となる。
図3の説明に戻る。
登録機11は、プロセッサ31が登録手段311、送信手段312及び登録機側取得手段313として機能するように、登録プログラムを実装している。登録プログラムは、アプリケーションソフトウェアの一種であり、補助記憶デバイス33にインストールされている。登録プログラムは、メインメモリ32にインストールされてもよい。登録プログラムをメインメモリ32又は補助記憶デバイス33にインストールする方法は特に限定されない。リムーバブルな記録媒体に決済プログラムを記録して、あるいはネットワークを介した通信により登録プログラムを配信して、登録プログラムをメインメモリ32又は補助記憶デバイス33にインストールすることができる。記録媒体は、SDメモリカード、USBメモリ等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。
登録機11は、プロセッサ31が登録手段311、送信手段312及び登録機側取得手段313として機能するように、登録プログラムを実装している。登録プログラムは、アプリケーションソフトウェアの一種であり、補助記憶デバイス33にインストールされている。登録プログラムは、メインメモリ32にインストールされてもよい。登録プログラムをメインメモリ32又は補助記憶デバイス33にインストールする方法は特に限定されない。リムーバブルな記録媒体に決済プログラムを記録して、あるいはネットワークを介した通信により登録プログラムを配信して、登録プログラムをメインメモリ32又は補助記憶デバイス33にインストールすることができる。記録媒体は、SDメモリカード、USBメモリ等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。
登録手段311は、キーボード36、スキャナ37又はタッチパネル38に対する操作入力を受けて客が買い上げる商品を登録する機能である。送信手段312は、受信可能の通知を受けた会計機12に対し、ネットワーク14を介して、登録手段311で登録された商品の取引に係る情報を送信する機能である。登録機側取得手段313は、登録手段311により登録された商品を買い上げる客の情報を取得する機能である。客の情報は、設定ファイル15に設定された客層情報である。
図5は、会計機12の要部回路構成を示すブロック図である。会計機12は、プロセッサ61、メインメモリ62、補助記憶デバイス63、時計64、通信インターフェース65、自動釣銭機66、タッチパネル67、カードリーダ68、スキャナ69、プリンタ70及びシステム伝送路71等を備える。システム伝送路71は、アドレスバス、データバス、制御信号線等を含む。システム伝送路71は、プロセッサ61と他の各部とを直接又は信号入出力回路を介して接続し、相互間で授受されるデータ信号を伝送する。
会計機12は、プロセッサ61と、メインメモリ62、補助記憶デバイス63、時計64及び通信インターフェース65とをシステム伝送路71で接続することにより、コンピュータを構成する。そして会計機12は、そのコンピュータに、システム伝送路71を介して自動釣銭機66、タッチパネル67、カードリーダ68、スキャナ69、プリンタ70等のデバイスを接続する。
プロセッサ61は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ61は、オペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムに従って、会計機12としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。プロセッサ61は、複数の処理を並行して実行可能なマルチコア又はマルチスレッドタイプであることが好ましい。プロセッサ61は、例えばCPUである。
メインメモリ62は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ62は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ62は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムを記憶する。メインメモリ62は、プロセッサ61が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性又は揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ62は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ61によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。不揮発性のメモリ領域は、例えばROMである。揮発性のメモリ領域は、例えばRAMである。
補助記憶デバイス63は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。例えばEEPROM、HDD、あるいはSSD等が補助記憶デバイス63となり得る。補助記憶デバイス63は、プロセッサ61が各種の処理を行う上で使用するデータ、プロセッサ61での処理によって作成されたデータ等を保存する。補助記憶デバイス63は、上記のアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
時計64は、日付と時刻を計時する。プロセッサ61は、時計64によって計時されている日付と時刻を現在日時として処理する。
通信インターフェース65は、ネットワーク14を介して接続されたサーバ13又は登録機11との間でデータ通信を行う。通信インターフェース65は、ネットワーク14を介して接続された他の会計機12との間でデータ通信を行うこともできる。
自動釣銭機66は、現金を処理する装置である。自動釣銭機66は、紙幣投入口、紙幣排出口、硬貨投入口及び硬貨排出口を有する。自動釣銭機66は、紙幣投入口に投入された紙幣を処理する。自動釣銭機66は、釣銭としての紙幣を紙幣排出口から排出する。自動釣銭機66は、硬貨投入口に投入された硬貨を受け入れて処理する。自動釣銭機66は、釣銭としての硬貨を硬貨排出口から排出する。
タッチパネル67は、ディスプレイに文字、記号、画像等からなる表示要素を表示可能な表示デバイスである。またタッチパネル67は、ディスプレイに対するタッチ操作位置をセンサで検知し、その位置の表示要素が入力されたものとして処理する入力デバイスでもある。タッチパネル67は、会計機12のオペレータである客に対して情報を表示し、その客による操作入力を受け付ける。
カードリーダ68は、クレジットカード、電子マネーカード、ポイントカード等のカード媒体に記録されたデータを読み取る入力デバイスである。カード媒体が磁気カードの場合、カードリーダ68は磁気カードリーダである。カード媒体がICカードの場合、カードリーダ68は、ICカードリーダである。会計機12は、カードリーダ68として磁気カードリーダまたはICカードリーダのいずれか一方を備えていてもよいし、両方を備えていてもよい。カードリーダ68は、カードへのデータ書込み機能を有したカードリーダ・ライタであってもよい。
スキャナ69は、バーコード、二次元コード等のコードシンボルを読み取るための入力デバイスである。スキャナ69は、レーザ光の走査によりコードシンボルを読み取るタイプであってもよいし、撮像デバイスで撮像した画像からコードシンボルを読み取るタイプであってもよい。
プリンタ70は、レシート用紙に買上レシート、クレジットカード伝票等に係るデータを印刷する出力デバイスである。プリンタ70によって種々のデータが印刷されたレシート用紙は、カッタによりカットされて、レシート発行口から発行される。プリンタ70は、例えばサーマルプリンタまたはドットインパクトプリンタ等によって実現される。
このような会計機12のハードウェアとしては、例えば既存のセルフPOS端末を利用することが可能である。なお、会計機12に接続されるデバイスは、図5に示す自動釣銭機66、タッチパネル67、カードリーダ68、スキャナ69及びプリンタ70に限定されるものではない。会計機12の用途において必要なデバイスを追加したり、一部のデバイスを省略したりしてもよい。
会計機12は、プロセッサ61が、受信手段611、決済手段612、通知手段613、可変手段614及び会計機側取得手段615として機能するように、決済プログラムを実装している。決済プログラムは、アプリケーションソフトウェアの一種であり、補助記憶デバイス63にインストールされている。決済プログラムは、メインメモリ62にインストールされてもよい。決済プログラムをメインメモリ62又は補助記憶デバイス63にインストールする方法は特に限定されない。リムーバブルな記録媒体に決済プログラムを記録して、あるいはネットワークを介した通信により決済プログラムを配信して、決済プログラムをメインメモリ62又は補助記憶デバイス63にインストールすることができる。記録媒体は、SDメモリカード、USBメモリ等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。
受信手段611は、通信インターフェース65を介して登録機11から商品の取引に係る情報を受信する機能である。決済手段612は、受信手段611で受信した商品の取引に係る情報を基に当該商品の取引を決済する機能である。通知手段613は、決済手段612による決済処理が終了した時点から待機時間が経過した時点で登録機11に商品の取引に係る情報の受信可能を通知する機能である。可変手段614は、決済手段612で決済した取引の対象である客の情報に応じて上記の待機時間を可変する機能である。会計機側取得手段615は、決済手段612で決済する取引の対象である客の情報を取得する機能である。因みに、可変手段614は、会計機側取得手段615で取得した客の情報に応じて待機時間を可変する。
図6は、登録機11と会計機12との間で授受される情報のシーケンスと、会計機12の状態を示すステータスの変遷とを示す模式図である。登録機11は、取引に係る情報を受信可能な状態である会計機12、つまりはステータスが“0”の会計機12に対して、登録された商品の取引に係る情報を送信する。会計機12は、商品の取引に係る情報を受信すると、会計開始応答のデータ信号を登録機11に送信する。また会計機12は、商品の取引に係る情報を基に決済処理を実行する。そして決済処理を終えた会計機12は、会計終了応答のデータ信号を登録機11に送信する。
登録機11は、会計機12から会計開始応答のデータ信号を受信すると、その会計機12の状態を示すステータスの値を“0”から“1”に変更する。また登録機11は、会計機12から会計終了応答のデータ信号を受信すると、その会計機12の状態を示すステータスの値を“1”から“2”に変更する。
一方、会計終了応答のデータ信号を送信した会計機12は、所定の待機時間Tが経過することを待機する。そして待機時間Tが経過すると、会計機12は、会計可能応答のデータ信号を登録機11に送信する。会計可能応答のデータ信号を受信した登録機11は、その会計機12の状態を示すステータスの値を“2”から“0”に変更する。このように、ステータスの値は、“0”→“1”→“2”→“0”と遷移する。そして、ステータスの値が“0”に変更された会計機12は、登録機11において取引に係る情報の送信先となり得る。
なお、場合によっては、客が決済を終了する前に会計を中止することがある。その場合には、会計機12から登録機11に会計可能応答のデータ信号が送信され、会計終了応答のデータ信号は送信されない。したがって、ステータスの値は、“0”→“1”→“0”と遷移する。
(動作の説明)
図7及び図8は、登録機11のプロセッサ31が登録プログラムにしたがって実行する情報処理の要部手順を示す流れ図である。図9は、会計機12のプロセッサ61が決済プログラムにしたがって実行する情報処理の要部手順を示す流れ図である。以下、各図を用いて会計システム100の主要な動作について説明する。なお、以下に説明する情報処理の手順及び内容は一例である。同様な結果を得ることが可能であればその手順及び内容は特に限定されるものではない。
図7及び図8は、登録機11のプロセッサ31が登録プログラムにしたがって実行する情報処理の要部手順を示す流れ図である。図9は、会計機12のプロセッサ61が決済プログラムにしたがって実行する情報処理の要部手順を示す流れ図である。以下、各図を用いて会計システム100の主要な動作について説明する。なお、以下に説明する情報処理の手順及び内容は一例である。同様な結果を得ることが可能であればその手順及び内容は特に限定されるものではない。
はじめに、登録機11の動作について説明する。
アイドル状態にある登録機11のプロセッサ31は、図7の流れ図に示す手順の情報処理を開始する。プロセッサ31は、先ず、ACT1としてタッチパネル38に登録画面を表示させる。登録画面は、明細領域と合計領域とを配置した画面である。明細領域は、一連の番号順に、購買商品の商品名、個数、単価及び金額をリスト形式で表示するための領域である。なお、明細領域に表示される項目は、商品名、個数、単価及び金額に限定されるものではない。他の項目が追加されてもよいし、いずれかの項目、例えば金額が省略されてもよい。合計領域は、明細領域に表示された個数の合計(点)と金額の合計(円)とをそれぞれ表示するための領域である。なお、合計領域に表示される項目は、個数の合計と金額の合計とに限定されるものではない。他の項目が追加されてもよいし、いずれかの項目、例えば個数の合計が省略されてもよい。
アイドル状態にある登録機11のプロセッサ31は、図7の流れ図に示す手順の情報処理を開始する。プロセッサ31は、先ず、ACT1としてタッチパネル38に登録画面を表示させる。登録画面は、明細領域と合計領域とを配置した画面である。明細領域は、一連の番号順に、購買商品の商品名、個数、単価及び金額をリスト形式で表示するための領域である。なお、明細領域に表示される項目は、商品名、個数、単価及び金額に限定されるものではない。他の項目が追加されてもよいし、いずれかの項目、例えば金額が省略されてもよい。合計領域は、明細領域に表示された個数の合計(点)と金額の合計(円)とをそれぞれ表示するための領域である。なお、合計領域に表示される項目は、個数の合計と金額の合計とに限定されるものではない。他の項目が追加されてもよいし、いずれかの項目、例えば個数の合計が省略されてもよい。
登録画面を表示させたプロセッサ31は、ACT2へと進む。プロセッサ31は、ACT2として商品登録を待ち受ける。多くの商品には、その商品の識別情報である商品コードを表すバーコードが付されている。そこで店員21は、客22から購買商品の会計の申し出を受けると、スキャナ37を操作してその購買商品に付されたバーコードを読み取る。スキャナ37でバーコードが読み取られることによって、購買商品の商品コードが登録機11に入力される。一方、生鮮食品などの一部の商品にはバーコードが付されていないことがある。購買商品にバーコードが付されていない場合、店員21は、登録画面の一部に表示されるバーコード無商品のソフトキー群の中から、購買商品に対応したソフトキー、いわゆる商品キーを操作する。商品キーが操作されると、その商品キーに対応した購買商品の商品コードが登録機11に入力される。このように、購買商品の商品コードが登録機11に入力されると、プロセッサ31は、商品登録有りと判断する。
ACT2において、商品登録有りと判断した場合、プロセッサ31は、ACT3へと進む。プロセッサ31は、ACT3として商品販売データ処理を実行する。具体的にはプロセッサ31は、商品ファイルを検索して、スキャナ37又はタッチパネル38を介して入力された商品コードで識別される商品の商品名、単価等の商品データを取得する。そしてプロセッサ31は、商品コード、商品名、単価、販売点数、販売金額等の項目を含む商品販売データを、トランザクションメモリに保存する。トランザクションメモリは、メインメモリ32における揮発性メモリ領域の一部である。
商品販売データ処理を終えたプロセッサ31は、ACT4として次の商品登録があるか、ACT5として小計出力が指示されるのを待ち受ける。小計出力は、小計キーが操作されることによって指示される。小計キーは、キーボード36に配置されているハードキーであってもよいし、登録画面上に配置されるソフトキーであってもよい。
店員21は、他の購買商品がある場合、その購買商品についても上述したような登録操作を行う。そして、全ての購買商品の登録操作を終えると、店員21は、小計キーを操作する。
ACT4及びACT5の待ち受け状態において、小計出力が指示される前に商品登録が検出されると、プロセッサ31は、ACT4からACT3へと戻る。プロセッサ31は、商品販売データ処理を実行する。一方、小計キーの操作により小計出力が指示された場合には、プロセッサ31は、ACT5からACT6へと進む。プロセッサ31は、ACT6としてタッチパネル38に小計金額を表示させる。小計金額は、商品販売データ処理によってトランザクションメモリに保存された商品販売データの販売金額を合算した金額である。
小計金額を確認した店員21は、客の容姿等からその客に相応しい客層を判断する。そして店員21は、その客層が割り当てられた客層キー361~364を操作する。客を大人と判断した場合には、店員21は、大人キー361を操作する。客を子供と判断した場合には、店員21は、子供キー362を操作する。客を高齢者と判断した場合には、店員21は、高齢者キー363を操作する。客を障害者と判断した場合には、店員21は、障害者キー364を操作する。
小計金額を表示させたプロセッサ31は、ACT7へと進む。プロセッサ31は、むACT7として客層キー361~364が操作されるのを待ち受ける。いずれかの客層キー361~364が操作されると、プロセッサ31は、ACT7からACT8へと進む。プロセッサ31は、ACT8として取引に係る情報を作成する。例えばプロセッサ31は、トランザクションメモリに保存された購買商品の商品販売データと、取引番号、取引日時、登録機ID等の取引識別データとを記述した取引情報ファイルを作成する。なお、取引に係る情報は、上述した取引情報ファイルに限定されるものではない。要は、取引に係る情報は、会計機12において商品の取引を決済可能な情報であればよい。
取引情報ファイルを作成したプロセッサ31は、ACT9へと進む。プロセッサ31は、ACT9として取引情報ファイルに客層情報を追加する。すなわち、ACT7において大人キー361が操作された場合には、プロセッサ31は、客層情報「大人」を取引情報ファイルに追加する。子供キー362が操作された場合には、プロセッサ31は、客層情報「子供」を取引情報ファイルに追加する。高齢者キー363が操作された場合には、プロセッサ31は、客層情報「高齢者」を取引情報ファイルに追加する。障害者キー364が操作された場合には、プロセッサ31は、客層情報「障害者」を取引情報ファイルに追加する。
取引情報ファイルに客層情報を追加したプロセッサ31は、ACT10へと進む。プロセッサ31は、ACT10として状態テーブル321を参照して、取引に係る情報の送信先となる会計機12を決定する。具体的にはプロセッサ31は、状態テーブル321からステータスの値が“0”の会計機IDを選択する。このとき、2以上の会計機IDを選択した場合には、プロセッサ31は、予め定められたルールに従っていずれか1つの会計機IDを選択する。例えば、最後に選択されてからの経過時間が最も長い会計機IDを選択する。プロセッサ31は、選択した会計機IDの会計機12を取引に係る情報の送信先として決定する。
取引に係る情報の送信先を決定したプロセッサ31は、ACT11へと進む。プロセッサ31は、ACT11として取引に係る情報、つまりはACT8において作成し、ACT9において客層情報を追加した取引情報ファイルを、送信先の会計機12に送信するように通信インターフェース35を制御する。この制御により、取引情報ファイルがネットワーク14を介して送信され、送信先の会計機12で受信される。このとき、図6を用いて説明したように、取引情報ファイルを受信した会計機12からは会計開始応答のデータ信号が登録機11に送信される。
ACT11において取引情報ファイルの送信を制御したプロセッサ31は、ACT12として会計開始応答のデータ信号を待ち受ける。通信インターフェース35を介して会計開始応答のデータ信号を受信すると、プロセッサ31は、ACT12からACT13へと進む。プロセッサ31は、ACT13として取引情報ファイルの送信先である会計機12を特定可能な情報をタッチパネル38に表示させる。例えばプロセッサ31は、「取引情報の送信先は、レジ番号Nの会計機です」という内容のガイダンスを、確認用のソフトキー、いわゆる確認キーとともにタッチパネル38に表示させる。このガイダンスを確認した店員21は、レジ番号Nの会計機12で会計を行うように客22に指示するとともに、確認キーを操作する。
ACT13の処理を終えたプロセッサ31は、図7の流れ図に示す手順の情報処理を終了する。そして、確認キーが操作されたことに応じて、プロセッサ31は、アイドル状態に戻る。すなわち、プロセッサ31は、タッチパネル38に登録画面を表示させる。したがって店員は、次の客から購買商品の会計の申し出を受けると、その購買商品の登録操作を始めることができる。
ここに、登録機11のプロセッサ31は、ACT2乃至ACT4の処理により登録手段311としての機能を実現する。プロセッサ31は、ACT10及びACT11の処理により送信手段312としての機能を実現する。プロセッサ31は、ACT7及びACT9の処理により登録機側取得手段313としての機能を実現する。
このように、登録機11においては、客毎に取引に係る情報が作成される。そして、その取引に係る情報には、店員の判断に基づく客層情報が付加されて、会計機12へと送信される。ここで、取引に係る情報の送信先となる会計機12は、状態テーブル321によって管理されるステータスが“0”の会計機12である。この状態テーブル321のステータスは、登録機11のプロセッサ31が、応答受信処理を行うことによって管理される。そこで次に、応答受信処理について具体的に説明する。
図8は、登録機11のプロセッサ31が実行する応答受信処理の要部手順を示す流れ図である。プロセッサ31は、会計機12から応答データ信号を受信する毎に、この応答受信処理を開始する。
プロセッサ31は先ず、ACT21として応答データ信号が会計開始応答のデータ信号であるか否かを確認する。応答データ信号が会計開始応答のデータ信号でない場合、プロセッサ31は、ACT22へと進む。プロセッサ31は、ACT22として応答データ信号が会計終了応答のデータ信号であるか否かを確認する。応答データ信号が会計終了応答のデータ信号でもない場合、プロセッサ31は、ACT23へと進む。プロセッサ31は、ACT23として応答データ信号が会計可能応答のデータ信号であるか否かを確認する。応答データ信号が会計可能応答のデータ信号でもない場合、プロセッサ31は、他の処理を実行する。他の処理については本願の要旨ではないので、説明を省略する。
応答データ信号が会計開始応答のデータ信号である場合には、プロセッサ31は、ACT21からACT24へと進む。プロセッサ31は、ACT24としてデータ信号の送信元である会計機12の状態を表すステータスの値が“0”であることを確認する。以下では、データ信号の送信元である会計機12の状態を表すステータスを送信元ステータスと称する。送信元ステータスの値が“0”である場合には、プロセッサ31は、ACT24からACT25へと進む。プロセッサ31は、ACT25として送信元ステータスの値を“0”から“1”へと変更する。
応答データ信号が会計終了応答のデータ信号である場合には、プロセッサ31は、ACT22からACT26へと進む。プロセッサ31は、ACT26として送信元ステータスの値が“1”であることを確認する。送信元ステータスの値が“1”である場合には、プロセッサ31は、ACT26からACT27へと進む。プロセッサ31は、ACT27として送信元ステータスの値を“1”から“2”へと変更する。
応答データ信号が会計可能応答のデータ信号である場合には、プロセッサ31は、ACT23からACT28へと進む。プロセッサ31は、ACT28として送信元ステータスの値が“1”又は“2”であることを確認する。送信元ステータスの値が“1”又は“2”である場合には、プロセッサ31は、ACT28からACT29へと進む。プロセッサ31は、ACT29として送信元ステータスの値を“2”から“0”へと変更する。
なお、ACT24において送信元ステータスの値が“0”以外の場合、あるいはACT26において送信元ステータスの値が“1”以外の場合、あるいはACT28において送信元ステータスの値が“1”又は“2”以外の場合には、システムエラーが生じている。プロセッサ31は、システムエラーを報知する。例えばプロセッサ31は、タッチパネル38に、システムエラーが生じていることを示す警告メッセージを表示させる。
このように、プロセッサ31が会計機12から応答データ信号を受信する毎に応答受信処理を実行することによって、登録機11と接続状態にある会計機12のステータスの値が“0”→“1”→“2”→“0”又は“0”→“1”→“0”の順で遷移する。そして登録機11においては、ステータスの値が“0”の会計機12が取引に係る情報の送信先として決定される。
次に、会計機12の動作について説明する。
アイドル状態、すなわち取引に係る情報を受信可能な状態にある会計機12のプロセッサ61は、図9の流れ図に示す手順の情報処理を開始する。プロセッサ61は、先ず、ACT31としてタッチパネル38に待機画面を表示させる。待機画面は、客の会計を待っていることを示す情報、例えば「いらっしゃいませ」等のテキストを表示した画面である。
アイドル状態、すなわち取引に係る情報を受信可能な状態にある会計機12のプロセッサ61は、図9の流れ図に示す手順の情報処理を開始する。プロセッサ61は、先ず、ACT31としてタッチパネル38に待機画面を表示させる。待機画面は、客の会計を待っていることを示す情報、例えば「いらっしゃいませ」等のテキストを表示した画面である。
待機画面を表示させたプロセッサ61は、ACT32へと進む。プロセッサ61は、ACT32として取引に係る情報を待ち受けている。通信インターフェース65を介して取引に係る情報、すなわち取引情報ファイルを受信すると、プロセッサ61は、ACT32からACT33へと進む。プロセッサ61は、ACT33として会計開始応答のデータ信号を登録機11に対して送信する。これにより、登録機11においては、当該会計機12に対するステータスが“0”から“1”に変更される。
またプロセッサ61は、ACT34として取引情報ファイルから客層情報を取得する。そしてプロセッサ61は、ACT35としてサーバ13にアクセスして、当該客層情報と関連付けて設定ファイル15に設定されている待機時間Tを検索する。プロセッサ61は、ACT36として検索し得た待機時間Tをメインメモリ62で記憶する。
プロセッサ61は、ACT37としてタッチパネル67の画面を取引明細画面とする。取引明細画面は、明細領域と合計領域とを配置した画面である。明細領域には、取引情報ファイルに記憶されている購買商品の商品名、個数、単価及び金額がリスト形式で表示される。合計領域には、明細領域に表示された個数の合計(点)と金額の合計(円)とがそれぞれ表示される。また、取引明細画面には、支払いキーと中止キーの各ソフトキーが表示される。取引明細画面を確認し、代金を支払う客は、支払いキーを操作する。代金の支払いを中止する客は、中止キーを操作する。
取引明細画面を表示させたプロセッサ61は、ACT36へと進む。プロセッサ61は、ACT38として支払いキーが操作されるか、ACT39として中止キーが操作されるのを待ち受ける。ACT38及びACT39の待ち受け状態において、支払いキーが操作されたことを検出すると、プロセッサ61は、ACT38からACT40へと進む。プロセッサ61は、ACT40としてタッチパネル67の画面を支払い方法選択画面とする。支払い方法選択画面には現金キー、クレジットキー、電子マネーキー及びコード決済キーの各ソフトキーが表示されている。代金を現金で支払う客は、現金キーを操作し、自動釣銭機に現金を投入する。代金をクレジットカードで支払う客は、クレジットキーを操作し、クレジットカードのデータをカードリーダ68で読み取らせる。代金を電子マネーで支払う客は、電子マネーキーを操作し、電子マネーカードのデータをカードリーダで読み取らせる。代金をコード決済で支払う客は、コード決済キーを操作し、スマートフォンに表示させた決済用のコードをスキャナ69で読み取らせる。
支払い方法選択画面を表示させたプロセッサ61は、ACT41へと進む。プロセッサ61は、ACT41としていずれかの支払方法が選択されるのを待ち受ける。現金キー、クレジットキー、電子マネーキー又はコード決済キーが操作されると、プロセッサ61は、ACT42へと進む。プロセッサ61は、ACT42として決済処理を実行する。例えば現金キーが操作された場合には、プロセッサ61は、自動釣銭機66に投入された現金に基づいて現金決済処理を実行する。例えばクレジットキーが操作された場合には、プロセッサ61は、カードリーダ68で読み取ったクレジットカードのデータに基づいてクレジット決済処理を実行する。例えば電子マネーキーが操作された場合には、カードリーダ68で読み取った電子マネーカードのデータに基づいて電子マネー決済処理を実行する。例えばコード決済キーが操作された場合には、スキャナ69で読み取った決済用コードに基づいてコード決済処理を実行する。これらの決済処理は、いずれも周知の処理であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
決済処理を終えると、プロセッサ61は、ACT43へと進む。プロセッサ61は、ACT43としてプリンタ70を制御してレシートを発行する。そしてレシート発行後、プロセッサ61は、ACT44として会計終了応答のデータ信号を登録機11に送信する。これにより、登録機11においては、当該会計機12に対するステータスが“1”から“2”に変更される。
プロセッサ61は、ACT45として当該プロセッサ61に内蔵するタイマに対し、メインメモリ62に記憶した待機時間Tをタイムアウト時間として設定する。そしてプロセッサ61は、ACT46としてタイマをスタートさせる。プロセッサ61は、ACT47としてタイマがタイムアウトするのを待ち受ける。タイマの計時時間が待機時間Tに達してタイムアウトすると、プロセッサ61は、ACT47からACT48へと進む。プロセッサ61は、ACT48として会計可能応答のデータ信号を登録機11に送信する。これにより、登録機11においては、当該会計機12に対するステータスが“2”から“0”に変更される。
なお、ACT38及びACT39の待ち受け状態において、中止キーが操作された場合には、プロセッサ61は、ACT39からACT48へと進む。プロセッサ61は、ACT48として会計可能応答のデータ信号を登録機11に送信する。これにより、登録機11においては、当該会計機12に対するステータスが“1”から“0”に変更される。
ACT48の処理を終えると、プロセッサ61は、図9の流れ図で示す手順の情報処理を終了する。プロセッサ61は、アイドル状態となる。したがって、タッチパネル67の画面は待機画面となるので、次の客が取引の決済を開始することができる。
ここに、会計機12のプロセッサ61は、ACT32及びACT33の処理により受信手段611としての機能を実現する。プロセッサ61は、ACT38乃至ACT44の処理により決済手段612としての機能を実現する。プロセッサ61は、ACT48の処理により通知手段613としての機能を実現する。プロセッサ61は、ACT45乃至ACT47の処理により可変手段614としての機能を実現する。プロセッサ61は、ACT34の処理により会計機側取得手段615としての機能を実現する。
以上詳述したように、第1の実施形態においては、登録機11を操作する店員が客に相応しい客層を判断し、その客層に対応した客層キー361~364を操作する。そうすることにより、その客が会計機12で取引の決済を終えた後、会計機12から登録機11に会計可能応答のデータ信号が送信されるまでの待機時間Tが可変される。すなわち、取引に係る情報を受信可能であることを登録機11へと通知するタイミングが、決済を終えた客に応じて可変される。具体的には、店員が「大人」と判断した客が決済を終えた場合には、10秒後に会計可能応答のデータ信号が送信される。店員が「子供」と判断した客が決済を終えた場合には、20秒後に会計可能応答のデータ信号が送信される。店員が「高齢者」又は障害者」と判断した客が決済を終えた場合には、30秒後に会計可能応答のデータ信号が送信される。
一般に、高齢者に属さない大人の健常者は、10秒もあれば会計機12の前から立ち去ると推定される。また、小学生以下の子供は、20秒あれば会計機12の前から立ち去ると推定される。一方、高齢者あるいは障害者は、処理にまごついたり行動が機敏でなかったりする場合もあるが、30秒もあれば会計機12の前から立ち去ると推定される。したがって、第1の実施形態によれば、会計機12から登録機11に会計可能応答のデータ信号が送信された時点では、大人、子供、高齢者または障害者の客層に拘らず、客は会計機12の前から立ち去っているので、前の客が会計機12の傍にいるために次の客が会計機12を操作して取引を決済することができない、ということは、高い確率を持って起こり得ない。また、前の客に対して次の客との取引を決済するのに必要な情報が表示されることもないので、前の客と次の客との間で混乱を招く虞もない。かくして、無用な混乱を招くのを未然に防ぐことができる会計機12及びそのプログラムと、当該会計機12を含む会計システム10とを提供することができる。
[第2の実施形態]
次に、図1乃至図9に図10及び図11を加えて、第2の実施形態を説明する。
第1の実施形態では、登録機11を操作する店員が客を見てその客に相応しい客層を判断し、その客層に該当する客層キー361~364を入力する場合を例示した。第2の実施形態では、登録機11が自動的に客の客層を判断する場合を例示する。
次に、図1乃至図9に図10及び図11を加えて、第2の実施形態を説明する。
第1の実施形態では、登録機11を操作する店員が客を見てその客に相応しい客層を判断し、その客層に該当する客層キー361~364を入力する場合を例示した。第2の実施形態では、登録機11が自動的に客の客層を判断する場合を例示する。
この第2の実施形態においても、会計システム10の構成は第1の実施形態と同様である。また、会計機12の構成及びその動作も第1の実施形態と同様である。したがって、図1、図2、図5、図6及び図9は、そのまま第2の実施形態に適用する。また、登録機11が状態テーブル321を有しており、プロセッサ31が応答受信処理を実行する点も第1の実施形態と同様なので、図4及び図8もそのまま第2の実施形態に適用する。
図10は、第2の実施形態における登録機11の要部回路構成を示すブロック図である。なお、図3に示した第1の実施形態の登録機11と共通する部分には同一符号を付し、その詳しい説明は省略する。登録機11は、プロセッサ31、メインメモリ32、補助記憶デバイス33、時計34、通信インターフェース35、キーボード36、スキャナ37、タッチパネル38、客用ディスプレイ39、プリンタ40、カードリーダ41及びシステム伝送路42に加えて、カメラ81とカメラインターフェース82とを備える。カメラインターフェース82は、システム伝送路42に接続されている。
カメラ81は、登録機11で購買商品が登録されている客を撮影可能な位置に取り付けられたビデオカメラである。カメラ81で撮影された画像データは、カメラインターフェース82を介してプロセッサ31に供給される。プロセッサ31は、画像データを処理し、画像に映し出されている人物の特徴量から「大人」、「子供」、「高齢者」、「障害者」等の客層情報を決定する機能を有している。
また、カードリーダ41は、客が所有する会員カードのデータを読み取ることが可能である。会員カードには、そのカードを所有する客の年齢と、障害者であるか否かの識別情報とが記録されている。カードリーダ41によって読み取られたカードデータはプロセッサ31に供給される。プロセッサ31は、そのカードデータから「大人」、「子供」、「高齢者」、「障害者」等の客層情報を決定する機能を有している。
なお、キーボード36に配置されていた客層キー361~364は、第2の実施形態では省略できる。
図11は、プロセッサ31が登録プログラムにしたがって実行する情報処理の要部手順を示す流れ図である。アイドル状態にある登録機11のプロセッサ31は、図11の流れ図に示す手順の情報処理を開始する。プロセッサ31は、先ず、ACT51としてタッチパネル38に会員選択画面を表示させる。会員選択画面には、会員キーと非会員キーのソフトキーが配置されている。店員は、会計を申し出た客が非会員である場合には非会員キーを操作する。これに対し、客が会員である場合には、店員は会員キーを操作して、会員から提示された会員カードのデータをカードリーダ41によって読み取らせる。
会員選択画面を表示させたプロセッサ31は、ACT52へと進む。プロセッサ31は、ACT52として会員キーが入力されるか、非会員キーが入力されるのを待ち受ける。会員キーが入力された場合、プロセッサ31は、ACT52からACT53へと進む。プロセッサ31は、ACT52としてカードリーダ41によって読み取られたカードデータを取得する。そしてプロセッサ31は、ACT54としてそのカードデータに基づいて客層情報を決定する。例えば、カードデータに障害者であることを示すデータが含まれている場合には、プロセッサ31は、客層情報を「障害者」として決定する。カードデータに障害者であることを示すデータが含まれている場合には、プロセッサ31は、そのカードデータから年齢を取得する。そして、例えば12歳以下である場合には、プロセッサ31は、客層情報を「子供」として決定する。例えば70歳以上である場合には、プロセッサ31は、客層情報を「高齢者」として決定する。それ以外の場合には、プロセッサ31は、客層情報を「大人」として決定する。
一方、ACT52の待ち受け状態において非会員キーが入力された場合には、プロセッサ31は、ACT52からACT55へと進む。プロセッサ31は、ACT55としてカメラ81によって撮影されている画像データを取得する。そしてプロセッサ31は、ACT56としてその画像に映し出されている人物の特徴量から「大人」、「子供」、「高齢者」、「障害者」等の客層情報を決定する。
ACT54又はACT56において客層情報を決定すると、プロセッサ31は、ACT57へと進む。プロセッサ31は、ACT57としてその客層情報をメインメモリ32で記憶する。またプロセッサ31は、ACT58としてタッチパネル38の画面を会員選択画面から登録画面へと切り替える。登録画面は、第1の実施形態においてACT1の処理で表示させた登録画面と同様である。以後、プロセッサ31は、図7に示されるACT2乃至ACT13処理を、第1の実施形態と同様に実行する。なお、ACT9において取引情報ファイルに追加される客層情報は、ACT57において記憶した客層情報である。
ここに、プロセッサ31は、ACT53及びACT54の処理又はACT55及びACT56の処理により、登録機側取得手段313としての機能を実現する。
以上説明した第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、決済処理を終えた会計機12が、取引に係る情報を受信可能であることを登録機11へと通知するタイミング、すなわち決済可能応答のデータ信号を出力するタイミングを、決済を終えた客に応じて可変することができる。その結果、客の無用な混乱を招くのを未然に防ぐことができる。
しかも、第2の実施形態においては、店員が客層を判断しなくてよい。したがって、店員の負担を軽減できる。その上、会員については、登録機11のカードリーダ41で読み取った会員カードのデータに基づいて客層が決定される。したがって、登録機11において、確実に客層を特定することができる。また、非会員についても、カメラ81によって撮影された画像から客の性別及び年齢を特定する技術は信頼性が高いので、店員21による見た目の判断と遜色なく客層を判断することができる。
[第3の実施形態]
次に、図1乃至図9に図12及び図13を加えて、第3の実施形態を説明する。
第2の実施形態では、登録機11にカメラ81を設け、カメラ81で撮影された画像から客の客層を決定する場合を例示した。第3の実施形態では、カメラ81で撮影された画像から客の客層を決定する場合を例示する。
次に、図1乃至図9に図12及び図13を加えて、第3の実施形態を説明する。
第2の実施形態では、登録機11にカメラ81を設け、カメラ81で撮影された画像から客の客層を決定する場合を例示した。第3の実施形態では、カメラ81で撮影された画像から客の客層を決定する場合を例示する。
この第3の実施形態においても、会計システム10の構成は第1の実施形態と同様である。登録機11の構成は、キーボード36から客層キー361~364を省略した以外は第1の実施形態と同様である。また、登録機11のプロセッサ31が登録プログラムにしたがって実行する情報処理の手順は、図7においてACT9の処理を除いた手順となる。また、応答受信処理は、第1の実施形態と同様である。したがって、図1、図2、図3、図4、図6、図7及び図8は、そのまま第3の実施形態に適用する。
図12は、第3の実施形態における会計機12の要部回路構成を示すブロック図である。なお、図5に示した第1の実施形態の会計機12と共通する部分には同一符号を付し、その詳しい説明は省略する。会計機12は、プロセッサ61、メインメモリ62、補助記憶デバイス63、時計64、通信インターフェース65、自動釣銭機66、タッチパネル67、カードリーダ68、スキャナ69、プリンタ70及びシステム伝送路42に加えて、カメラ91とカメラインターフェース92とを備える。カメラインターフェース92は、システム伝送路42に接続されている。
カメラ91は、会計機12でセルフ操作により会計を行う客を撮影可能な位置に取り付けられたビデオカメラである。カメラ91で撮影された画像データは、カメラインターフェース92を介してプロセッサ61に供給される。プロセッサ61は、画像データを処理し、画像に映し出されている人物の特徴量から「大人」、「子供」、「高齢者」、「障害者」等の客層情報を決定する機能を有している。
図13は、プロセッサ61が決済プログラムにしたがって実行する情報処理の要部手順を示す流れ図である。なお、図8に示す第1の実施形態の処理と同一の処理を実行する部分には、図8と同一の符号を付している。すなわち、取引に係る情報を受信可能な状態にあるプロセッサ31は、ACT31としてタッチパネル38に待機画面を表示させる。そしてプロセッサ61は、ACT32として取引に係る情報を待ち受ける。通信インターフェース65を介して取引に係る情報、すなわち取引情報ファイルを受信すると、プロセッサ61は、ACT33として会計開始応答のデータ信号を登録機11に対して送信する。なお、登録機11においてプロセッサ31が実行する情報処理は、図7のACT9の処理が省略されているので、取引情報ファイルに客層情報は付加されていない。したがって、プロセッサ61は、第1の実施形態で実行していたACT34乃至ACT36の処理は実行しない。
プロセッサ61は、ACT37としてタッチパネル67の画面を取引明細画面とする。そしてプロセッサ61は、ACT38として支払いキーが操作されるか、ACT39として中止キーが操作されるのを待ち受ける。ACT38及びACT39の待ち受け状態において、中止キーが入力された場合には、プロセッサ61は、ACT39から図9に示されるACT48の処理へと進む。すなわちプロセッサ61は、会計可能応答のデータ信号を登録機11に送信する。
ACT38及びACT39の待ち受け状態において、支払いキーが入力された場合には、プロセッサ61は、ACT38からACT61へと進む。プロセッサ61は、ACT61としてカメラ91によって撮影されている画像データを取得する。そしてプロセッサ61は、ACT62としてその画像に映し出されている人物の特徴量から「大人」、「子供」、「高齢者」、「障害者」等の客層情報を決定する。
客層情報を決定したプロセッサ61は、ACT63へと進む。プロセッサ61は、ACT63としてサーバ13にアクセスして、当該客層情報と関連付けて設定ファイル15に設定されている待機時間Tを検索する。プロセッサ61は、ACT64として検索し得た待機時間Tをメインメモリ62で記憶する。
待機時間Tを記憶したプロセッサ61は、ACT40へと進む。プロセッサ61は、ACT40としてタッチパネル67の画面を支払い方法選択画面とする。以後、プロセッサ61は、図9に示されるACT41乃至ACT48の処理を第1の実施形態と同様に実行する。
ここに、プロセッサ61は、ACT61乃至ACT62の処理により、会計機側取得手段615としての機能を実現する。
以上説明した第3の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、決済処理を終えた会計機12が、取引に係る情報を受信可能であることを登録機11へと通知するタイミングを、決済を終えた客に応じて可変することができる。その結果、客の無用な混乱を招くのを未然に防ぐことができる。
以上説明した第3の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、決済処理を終えた会計機12が、取引に係る情報を受信可能であることを登録機11へと通知するタイミングを、決済を終えた客に応じて可変することができる。その結果、客の無用な混乱を招くのを未然に防ぐことができる。
その上、第3の実施形態によれば、登録機11から会計機12へと送信される取引に係る情報に客層情報を追加する必要がない。したがって、登録機11と会計機12との間の通信効率を高めることができる。また、例えば親子ずれの客で購買商品の登録の際は親が登録機11の傍に立っていたが、会計機12での会計は子供が行うような場合がある。このような場合、取引に係る情報を受信可能であることを登録機11へと通知するタイミングは、客層情報が「子供」のタイミングとなるので、子供がもたもたしていたために次の客の取引に係る情報が会計機12に送信されるということは未然に防ぐことができる。
[第4の実施形態]
次に、図1乃至図9に図14及び図15を加えて、第4の実施形態を説明する。
第1乃至第3の実施形態では、会計機12が取引に係る情報を受信可能であることを登録機11へと通知するタイミングを可変するのに供する客の情報を「大人」、「子供」、「高齢者」及び「障害者」の客層情報とした。第4の実施形態では、客の情報を代金の支払い方法とする。
次に、図1乃至図9に図14及び図15を加えて、第4の実施形態を説明する。
第1乃至第3の実施形態では、会計機12が取引に係る情報を受信可能であることを登録機11へと通知するタイミングを可変するのに供する客の情報を「大人」、「子供」、「高齢者」及び「障害者」の客層情報とした。第4の実施形態では、客の情報を代金の支払い方法とする。
代金の支払い方法には、現金、クレジットカード、電子マネー、コード決済等がある。これらの支払方法のうち、コード決済は、スマートフォンの画面をスキャナに翳すだけでよいので、決済終了後、直ちに会計機12の前を立ち去ることができる。一方、カードを必要とするクレジット支払い又は電子マネー支払いは、決済終了後にカードを財布に入れるために手間取る客はいるものの、現金支払い用に釣銭を取って財布にしまうよりも時間はかからないと推測される。
そこで、第4の実施形態においては、サーバ13が有する設定ファイルを、図14に示すデータ構造の設定ファイル151とする。すなわち、設定ファイル151は、現金、クレジットカード、電子マネー及びコード決済の各支払い情報別に、待機時間を設定する。具体的には、支払い情報「現金」に対して待機時間を20秒とし、支払い情報「クレジットカード」及び「電子マネー」に対して待機時間を10秒とし、支払い情報「コード決済」に対して待機時間を5秒とした設定ファイル151を、サーバ13に備える。
このような第4の実施形態においても、会計システム10の構成は第1の実施形態と同様である。登録機11の構成は、キーボード36から客層キー361~364を省略した以外は第1の実施形態と同様である。登録機11のプロセッサ31が登録プログラムにしたがって実行する情報処理の手順は、図7においてACT9の処理を除いた手順となる。応答受信処理は、第1の実施形態と同様である。会計機12の構成は、第1の実施形態と同様である。したがって、図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7及び図8は、そのまま第4の実施形態に適用する。
図15は、会計機12のプロセッサ61が決済プログラムにしたがって実行する情報処理の要部手順を示す流れ図である。なお、図9に示す第1の実施形態の処理と同一の処理を実行する部分には、図9と同一の符号を付している。すなわち、取引に係る情報を受信可能な状態にあるプロセッサ31は、ACT31としてタッチパネル38に待機画面を表示させる。そしてプロセッサ61は、ACT32として取引に係る情報を待ち受ける。通信インターフェース65を介して取引に係る情報、すなわち取引情報ファイルを受信すると、プロセッサ61は、ACT33として会計開始応答のデータ信号を登録機11に対して送信する。なお、登録機11においてプロセッサ31が実行する情報処理は、図7のACT9の処理が省略されているので、取引情報ファイルに客層情報は付加されていない。したがって、プロセッサ61は、第1の実施形態で実行していたACT34乃至ACT36の処理は実行しない。
プロセッサ61は、ACT37としてタッチパネル67の画面を取引明細画面とする。そしてプロセッサ61は、ACT38として支払いキーが操作されるか、ACT39として中止キーが操作されるのを待ち受ける。ACT38及びACT39の待ち受け状態において、中止キーが入力された場合には、プロセッサ61は、ACT39から図9に示されるACT48の処理へと進む。すなわちプロセッサ61は、会計可能応答のデータ信号を登録機11に送信する。
ACT38及びACT39の待ち受け状態において、支払いキーが入力された場合には、プロセッサ61は、ACT38からACT40へと進む。プロセッサ61は、ACT40としてタッチパネル67の画面を支払い方法選択画面とする。そしてプロセッサ61は、ACT41としていずれかの支払方法が選択されるのを待ち受ける。
現金キー、クレジットキー、電子マネーキー又はコード決済キーが操作されると、プロセッサ61は、ACT71へと進む。プロセッサ61は、ACT71とし支払い情報を取得する。すなわち、現金キーが入力された場合には、プロセッサ61は、支払い情報「現金」を取得する。クレジットカードキーが入力された場合には、支払い情報「クレジットカード」を取得する。電子マネーキーが入力された場合には、支払い情報「電子マネー」を取得する。コード決済キーが入力された場合には、支払い情報「コード決済」を取得する
支払い情報を取得したプロセッサ61は、ACT72へと進む。プロセッサ61は、ACT72としてサーバ13にアクセスして、当該支払い情報と関連付けて設定ファイル151に設定されている待機時間Tを検索する。プロセッサ61は、ACT73として検索し得た待機時間Tをメインメモリ62で記憶する。
支払い情報を取得したプロセッサ61は、ACT72へと進む。プロセッサ61は、ACT72としてサーバ13にアクセスして、当該支払い情報と関連付けて設定ファイル151に設定されている待機時間Tを検索する。プロセッサ61は、ACT73として検索し得た待機時間Tをメインメモリ62で記憶する。
待機時間Tを記憶したプロセッサ61は、ACT42へと進む。プロセッサ61は、ACT42として支払い方法に応じた決済処理を実行する。以後、プロセッサ61は、図9に示されるACT43乃至ACT48の処理を第1の実施形態と同様に実行する。
ここに、プロセッサ61は、ACT71乃至ACT73の処理により、会計機側取得手段615としての機能を実現する。
以上説明した第4の実施形態においては、決済処理を終えた会計機12が、取引に係る情報を受信可能であることを登録機11へと通知するタイミングを、客が選択した代金の支払い方法に応じて可変することができる。したがって、例えば現金支払いを選択したために釣銭を財布に収容するのに手間取っている客がいても、現金支払いの場合には通知のタイミングか遅くなるので、次の客の取引に係る情報が会計機12に送信されることはない。一方、コード決済で支払われた場合には、通知のタイミングが現金よりも早くなる。通知のタイミングを早くしても、コード決済の客は速やかに会計機12の前を離れるので、問題はない。その上、通知のタイミングが早くなるので、会計の処理効率を高めることができる。
[変形例]
第1の実施形態において、客層キー361~364は、待機時間を設定したキーに変更してもよい。すなわち、10秒キー、20秒キー、及び30秒キーをキーボード36に配置する。そして、客が高齢者又は障害者の場合には30秒キーを操作する。子供の場合には20秒キーを操作する。その他の客の場合には10秒キーを操作する。登録機11のプロセッサ31は、図7のACT9において、操作入力されたキーの秒数を取引に係る情報に追加する。会計機12のプロセッサ61は、図9のACT45において、取引に係る情報に付加されたキーの秒数をタイマに設定する。
第1の実施形態において、客層キー361~364は、待機時間を設定したキーに変更してもよい。すなわち、10秒キー、20秒キー、及び30秒キーをキーボード36に配置する。そして、客が高齢者又は障害者の場合には30秒キーを操作する。子供の場合には20秒キーを操作する。その他の客の場合には10秒キーを操作する。登録機11のプロセッサ31は、図7のACT9において、操作入力されたキーの秒数を取引に係る情報に追加する。会計機12のプロセッサ61は、図9のACT45において、取引に係る情報に付加されたキーの秒数をタイマに設定する。
このような構成を採用しても、第1の実施形態と同様の効果を奏し得る。しかも、このような例は、サーバ13で設定ファイル15を管理する必要がなく、会計機12が待機時間を取得するためにサーバ13にアクセスする処理が不要となるので、処理効率を高めることができる。
第1乃至第4の実施形態において、設定ファイル15又は設定ファイル151は、サーバ13で管理するのではなく、各会計機12がそれぞれ管理してもよい。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態及びその変形は、発明の範囲に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…会計システム、11…登録機、12…会計機、13…サーバ、14…ネットワーク、15,151…設定ファイル、21…店員、22…客、81,91…カメラ、311…登録手段、312…送信手段、313…登録機側取得手段、321…状態テーブル、611…受信手段、612…決済手段、613…通知手段、614…可変手段、615…会計機側取得手段。
Claims (6)
- 登録機から商品の取引に係る情報を受信する受信手段と、
前記商品の取引に係る情報を基に当該商品の取引を決済する決済手段と、
前記決済手段による決済終了の時点から待機時間が経過した時点で前記登録機に前記商品の取引に係る情報の受信可能を通知する通知手段と、
前記決済手段で決済した取引の対象である客の情報に応じて前記待機時間を可変する可変手段と、
を具備する会計機。 - 前記可変手段は、前記登録機から前記商品の取引に係る情報とともに受信した客の情報に応じて前記待機時間を可変する、請求項1記載の会計機。
- 前記決済手段で決済する取引の対象である客の情報を取得する取得手段、
をさらに具備し、
前記可変手段は、前記取得手段で取得した客の情報に応じて前記待機時間を可変する、請求項1記載の会計機。 - 登録機と複数台の会計機とをネットワークで接続してなり、
前記登録機は、
客が買い上げる商品を登録する登録手段と、
受信可能の通知を受けた前記会計機に対し、前記登録手段で登録された商品の取引に係る情報を送信する送信手段と、
を具備し、
前記会計機は、
前記登録機から商品の取引に係る情報を受信する受信手段と、
前記商品の取引に係る情報を基に当該商品の取引を決済する決済手段と、
前記決済手段による決済終了の時点から待機時間が経過した時点で前記登録機に前記商品の取引に係る情報の受信可能を通知する通知手段と、
前記決済手段で決済した取引の対象である客の情報に応じて前記待機時間を可変する可変手段と、
を具備する会計システム。 - 前記登録機は、
前記登録手段により登録された商品を買い上げる客の情報を取得する取得手段、
をさらに具備し、
前記会計機の可変手段は、前記登録機の取得手段で取得された前記客の情報に応じて前記待機時間を可変する、請求項4記載の会計システム。 - 登録機から受信した商品の取引に係る情報を基に当該商品の取引を決済する決済手段を備えた会計機のコンピュータを、
前記決済手段による決済終了の時点から待機時間が経過した時点で前記登録機に前記商品の取引に係る情報の受信可能を通知する通知手段、及び、
前記決済手段で決済した取引の対象である客の情報に応じて前記待機時間を可変する可変手段、
として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022169248A JP2024061351A (ja) | 2022-10-21 | 2022-10-21 | 会計システム、決済装置及びそのプログラム |
US18/450,016 US20240232842A9 (en) | 2022-10-21 | 2023-08-15 | Checkout system, checkout machine, and control method therefor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022169248A JP2024061351A (ja) | 2022-10-21 | 2022-10-21 | 会計システム、決済装置及びそのプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022169248A Pending JP2024061351A (ja) | 2022-10-21 | 2022-10-21 | 会計システム、決済装置及びそのプログラム |
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JP (1) | JP2024061351A (ja) |
-
2022
- 2022-10-21 JP JP2022169248A patent/JP2024061351A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
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US20240135354A1 (en) | 2024-04-25 |
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