JP2000038362A - 昇華性アダマンタノールの製造方法 - Google Patents

昇華性アダマンタノールの製造方法

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JP2000038362A
JP2000038362A JP10206068A JP20606898A JP2000038362A JP 2000038362 A JP2000038362 A JP 2000038362A JP 10206068 A JP10206068 A JP 10206068A JP 20606898 A JP20606898 A JP 20606898A JP 2000038362 A JP2000038362 A JP 2000038362A
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meth
alkyl
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JP10206068A
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Masao Yamaguchi
真男 山口
Takashi Kobayakawa
隆 小早川
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Tokuyama Corp
Original Assignee
Tokuyama Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体用レジスト材料の原料として有用な高
純度のアダマンタノ−ルを効率的に得る方法を提供す
る。 【解決手段】 1−アダマンタノ−ル等の昇華性アダマ
ンタノ−ル又は当該昇華性アダマンタノ−ルのアルコキ
シドを酢酸等のカルボン酸系化合物;酢酸メチル等のエ
ステル系化合物;無水酢酸等の酸無水物系化合物などの
アルコ−ル反応性化合物又はクロロぎ酸エチル等のカ−
ボナ−ト系化合物;トリメチルシリルクロリド等のシラ
ン系化合物などのアルコキシド反応性化合物と反応させ
て融解性のアダマンタノ−ル誘導体とした後に、得られ
た融解性のアダマンタノ−ル誘導体を蒸留精製し、次い
で蒸留精製された融解性のアダマンタノ−ル誘導体を加
水分解法等により前記昇華性アダマンタノ−ルに変換す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高純度のアダマン
タノ−ルを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】1−アダマンタノ−ルや2−アダマンタ
ノ−ル等のアダマンタノ−ルは、医薬品原料等として使
用されている。
【0003】近年、アダマンタノ−ルやアダマンタノ−
ルのアルコキシド(以下、アダマンタノ−ル類ともい
う。)を原料として得られるアダマンチル(メタ)アク
リレ−トのポリマ−には、半導体製造プロセスにおける
ドライエッチング耐性が高いことが報告され、半導体用
レジスト材料としての可能性が注目されている。
【0004】一般に、半導体用レジスト材料用途に用い
る化合物は高純度であることが要求されており、上記ア
ダマンチル(メタ)アクリレ−トにおいても半導体用レ
ジスト材料として使用する場合には高純度のものが要求
される。
【0005】該アダマンチル(メタ)アクリレ−トは、
一般にアダマンタノ−ルと(メタ)アクリル酸、(メ
タ)アクリル酸エステル、(メタ)アクリル酸の無水
物、又は(メタ)アクリル酸ハロゲン化物との反応によ
り製造できることが知られているが、反応生成物である
アダマンチル(メタ)アクリレ−トは重合活性があるた
め、蒸留等の方法により精製するのが困難である。この
ため、高純度のアダマンチル(メタ)アクリレ−トを得
るためには高純度のアダマンタノ−ルを用いる必要があ
る。
【0006】ところが、アダマンタノ−ルは一般には昇
華性の固体であり、このような昇華性の固体を効率よく
精製する方法はこれまで知られていなかった。
【0007】即ち、アダマンタノ−ルのような昇華性の
固体の精製法としては、従来、再結晶法や昇華法が知ら
れているが、再結晶法では不揮発性の金属塩等が結晶中
に取り込まれこれら金属塩を除去するのが困難であると
言う問題があり、昇華法ではアダマンタノ−ルの製造原
料であるアダマンタンも同様に昇華性の固体であること
から、これを取り除くことは難しいと言う問題があっ
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このように
効率的な精製方法が知られていなかった昇華性のアダマ
ンタノ−ルについて、効率的な精製方法を採用して高純
度の昇華性アダマンタノ−ルを製造する方法を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
を解決すべく鋭意検討を行った。その結果、アダマンタ
ノ−ルを一旦融解性の誘導体に変換し、該誘導体を蒸留
によって精製した後、精製された誘導体を再びアダマン
タノ−ルに変換することにより、昇華性のアダマンタノ
−ルを効率よく精製できることを見出し、本発明を完成
するに至った。
【0010】即ち、本発明は、昇華性アダマンタノ−ル
又は該昇華性アダマンタノ−ルのアルコキシドをそれぞ
れアルコ−ル反応性化合物又はアルコキシド反応性化合
物と反応させて融解性のアダマンタノ−ル誘導体とした
後に、得られた融解性のアダマンタノ−ル誘導体を蒸留
精製し、次いで蒸留精製された融解性のアダマンタノ−
ル誘導体を前記昇華性アダマンタノ−ルに変換すること
を特徴とする昇華性アダマンタノ−ルの製造方法であ
る。
【0011】例えば、下記一般式(1)
【0012】
【化3】
【0013】(式中、R1及びR2は、それぞれ水素原
子、水酸基、又は炭素数1〜6のアルキル基であり、R
1又はR2の何れか一方は水酸基であり、他方は水素原
子、又は炭素数1〜6のアルキル基であり、R3は、水
素原子、又は炭素数1〜6のアルキル基である。)で示
される昇華性アダマンタノ−ルを、例えば下記一般式
(2)
【0014】
【化4】
【0015】{式中、R4及びR5は、それぞれ水素原
子、炭素数1〜6のアルキル基、又は低級アルキルカル
ボニルオキシ基、低級アルキルオキシメトキシ基、2−
テトラヒドロフラニルオキシ基、2−テトラヒドロピラ
ニルオキシ基、(置換)ベンジルオキシ基、低級アルキ
ルオキシカルボニルオキシ基、或いは(トリ低級アルキ
ル)シリルオキシ基であり、R4又はR5の何れか一方
は、低級アルキルカルボニルオキシ基、低級アルキルオ
キシメトキシ基、2−テトラヒドロフラニルオキシ基、
2−テトラヒドロピラニルオキシ基、(置換)ベンジル
オキシ基、低級アルキルオキシカルボニルオキシ基、又
は(トリ低級アルキル)シリルオキシ基であり、他方
は、水素原子、又は炭素数1〜6のアルキル基であり、
6は、水素原子、又は炭素数1〜6のアルキル基であ
る。}で示される融解性アダマンタノ−ル誘導体に変換
した後、該アダマンタノ−ル誘導体を蒸留精製し、次い
で蒸留精製された当該アダマンタノ−ル誘導体を前記一
般式(1)で示される昇華性アダマンタノ−ルに変換す
ることにより、高純度の昇華性アダマンタノ−ルを効率
よく製造することが出来る。
【0016】上記本発明の製造方法で製造された高純度
の昇華性アダマンタノ−ルは、(メタ)アクリル酸、
(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)アクリル酸の無
水物、又は(メタ)アクリル酸ハロゲン化物と反応させ
ることによりアダマンチル(メタ)アクリレ−トを与え
ることが出来る。このような方法で製造されたアダマン
チル(メタ)アクリレ−トのポリマ−には、半導体製造
プロセスにおけるドライエッチング耐性が高いという特
徴を有する。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の昇華性アダマンタノ−ル
の製造方法では、先ず、昇華性アダマンタノ−ル又は該
昇華性アダマンタノ−ルのアルコキシドをそれぞれアル
コ−ル反応性化合物又はアルコキシド反応性化合物と反
応させて融解性のアダマンタノ−ル誘導体に変換する。
【0018】ここで、原料となる昇華性アダマンタノ−
ルとは、昇華性を有し、アダマンタン骨格を有するアル
コ−ルであれば特に限定されないが、半導体レジスト材
料として直鎖状ポリマ−を得るためには、1位または2
位にひとつだけ水酸基があるのが好適である。本発明で
好適に使用できる昇華性アダマンタノ−ルとしては、前
記一般式(1)で示されるアダマンタノ−ルが挙げられ
る。
【0019】前記一般式(1)において、R1及びR
2は、それぞれ水素原子、水酸基、又は炭素数1〜6の
アルキル基であり、R1又はR2の何れか一方は水酸基で
あり、他方は水素原子、又は炭素数1〜6のアルキル基
であり、R3は、水素原子、又は炭素数1〜6のアルキ
ル基である。ここで、炭素数1〜6のアルキル基を具体
的に例示すれば、メチル基、エチル基、イソプロピル
基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、シクロヘキシ
ル基等が挙げられる。
【0020】前記一般式(1)で示されるアダマンタノ
−ルを具体的に例示すれば、1−アダマンタノ−ル、2
−メチル−2−アダマンタノ−ル、1−エチル−2−ア
ダマンタノ−ル、1,2−ジメチル−2−アダマンタノ
−ル、1−シクロヘキシル−2−メチル−2−アダマン
タノ−ル等が挙げられる。
【0021】これらアダマンタノ−ルは、対応するアダ
マンタノンの還元や対応するオレフィンの水和反応、対
応するアダマンタンの酸化等によって得ることが出来
る。このような方法で得られるアダマンタノ−ルの純度
は、通常70から90モル%程度であり、不純物として
原料やポリマ−、金属塩等を含んでいるものが多い。
【0022】また、本発明では、原料として、上記昇華
性のアダマンタノ−ルに変えて、該昇華性のアダマンタ
ノ−ルのアルコキシドを使用することもできる。ここ
で、上記昇華性のアダマンタノ−ルのアルコキシドと
は、アダマンタノ−ルの水酸基の水素原子がリチウム、
ナトリウム、カリウム、セシウム、マグネシウム、カル
シウム亜鉛、カドミウム等の金属で置換された化合物、
または、水酸基のプロトンが4級アンモニウム、スルホ
ニウム、ホスホニウム等のオニウム塩で置換された化合
物を意味する。本発明で好適に使用できる該アルコキシ
ドとしては前記一般式(1)においてR1又はR2に存在
する水酸基の水素原子が、リチウム、ナトリウム、カリ
ウム、マグネシウム等の金属で置換されたものが挙げら
れる。具体的には、ナトリウム 1−アダマンタノキシ
ド、リチウム 2−メチル−2−アダマンタノキシド、
マグネシウム 2−メチル−2−アダマンタノキシド
ブロミド等が挙げられる。
【0023】本発明の昇華性アダマンタノ−ルの製造方
法においては、前記昇華性アダマンタノ−ル又は該昇華
性アダマンタノ−ルのアルコキシドをそれぞれアルコ−
ル反応性化合物又はアルコキシド反応性化合物と反応さ
せて融解性のアダマンタノ−ル誘導体に変換する。
【0024】このとき使用するアルコ−ル反応性化合物
又はアルコキシド反応性化合物は、それぞれ前記昇華性
アダマンタノ−ル又は該昇華性アダマンタノ−ルのアル
コキシドと反応可能で融解性のアダマンタノ−ル誘導体
を与える化合物であれば特に限定されない。しかしなが
ら、本発明の昇華性アダマンタノ−ルの製造方法では蒸
留によって精製した融解性のアダマンタノ−ル誘導体を
昇華性のアダマンタノ−ルに再変換する必要があり、そ
の時の変換効率を考慮すると、加水分解等の反応により
容易に脱離可能な有機残基を有する化合物であるのが好
適である。
【0025】本発明で好適に使用できる上記アルコ−ル
反応性化合物としては、酢酸、プロピオン酸、ピバル酸
等のカルボン酸系化合物;酢酸メチル、プロピオン酸イ
ソプロペニル、ピバル酸ジニトロフェニル等のエステル
系化合物;無水酢酸、無水プロピオン酸等の酸無水物系
化合物;塩化アセチル、塩化プロピオニル、塩化ピバロ
イル等の酸塩化物系化合物;2,3−ジヒドロフランや
3,4−ジヒドロ−2H−ピラン等のビニルエ−テル系化
合物;二炭酸ジタ−シャリ−ブチルやクロロぎ酸エチル
等のカ−ボナ−ト系化合物;トリメチルシリルクロリド
やヘキサメチルジシラザン等のシラン系化合物が挙げら
れる。
【0026】また、本発明で好適に使用できる上記アル
コキシド反応性化合物としては、酢酸メチル、プロピオ
ン酸2,2,2−トリクロロエチル、ピバル酸ジニトロフ
ェニル等のエステル系化合物;無水酢酸、無水プロピオ
ン酸等の酸無水物系化合物;塩化アセチル、塩化プロピ
オニル、塩化ピバロイル等の酸塩化物系化合物;クロロ
メチルメチルエ−テル、ベンジルクロリド等のハロゲン
化物系化合物;二炭酸ジタ−シャリ−ブチルやクロロぎ
酸エチル等のカ−ボナ−ト系化合物;トリメチルシリル
クロリドやヘキサメチルジシラザン等のシラン系化合物
が挙げられる。
【0027】原料となる昇華性アダマンタノ−ル又は該
昇華性アダマンタノ−ルのアルコキシドと上記アルコ−
ル反応性化合物又は上記アルコキシド反応性化合物との
反応条件は、使用する原料及び反応試剤の種類に応じて
適宜決定すればよいが、例えば次のようにして好適に行
うことが出来る。
【0028】即ち、原料として昇華性アダマンタノ−ル
を用い、アルコ−ル反応性化合物として酢酸、プロピオ
ン酸、ピバル酸等のカルボン酸系化合物や酢酸メチル、
プロピオン酸イソプロペニル、ピバル酸ジニトロフェニ
ル等のエステル系化合物を用いた場合には、小過剰の
(カルボン酸/エステル)系化合物を加え、触媒量の塩
酸や硫酸、パラトルエンスルホン酸等の酸、または、触
媒量の炭酸カリウムや炭酸セシウム、カリウム タ−シ
ャリ−ブトキシド等の塩基を加えて0度から120度の
温度で1時間から48時間反応させることによって得る
ことができる。
【0029】また、原料として昇華性アダマンタノ−ル
を用い、アルコ−ル反応性化合物として無水酢酸、無水
プロピオン酸等の酸無水物系化合物や塩化アセチル、塩
化プロピオニル、塩化ピバロイル等の酸塩化物系化合
物、二炭酸ジタ−シャリ−ブチルやクロロぎ酸エチル等
のカ−ボナ−ト系化合物を用いた場合には、小過剰の
(酸無水物/酸塩化物/カ−ボナ−ト)系化合物とピリジ
ン、トリエチルアミン、メチルモルホリン等の三級アミ
ン類を加えて0度から100度の温度で1時間から24
時間反応させることによって得ることができる。
【0030】また、原料として昇華性アダマンタノ−ル
を用い、アルコ−ル反応性化合物として2,3−ジヒド
ロフランや3,4−ジヒドロ−2H−ピラン等のビニルエ
−テル系化合物を用いた場合には、小過剰のビニルエ−
テル系化合物と触媒量の塩酸や硫酸、パラトルエンスル
ホン酸等の酸を加えて−20度から60度の温度で1時
間から24時間反応させることによって得ることができ
る。
【0031】また、原料として昇華性アダマンタノ−ル
を用い、アルコ−ル反応性化合物としてトリメチルシリ
ルクロリドやヘキサメチルジシラザン等のシラン系化合
物を用いた場合には、小過剰のシラン系化合物を加えて
(トリアルキルシリルクロリドの場合は、さらにピリジ
ン、トリエチルアミン、メチルモルホリン等の三級アミ
ン類を加えて)0度から100度の温度で1時間から2
4時間反応させることによって得ることができる。
【0032】また、原料として昇華性アダマンタノ−ル
のアルコキシドを用い、アルコ−ル反応性化合物として
酢酸メチル、プロピオン酸2,2,2−トリクロロエチ
ル、ピバル酸ジニトロフェニル等のエステル系化合物や
無水酢酸、無水プロピオン酸等の酸無水物系化合物、塩
化アセチル、塩化プロピオニル、塩化ピバロイル等の酸
塩化物系化合物、クロロメチルメチルエ−テル、ベンジ
ルクロリド等のハロゲン化物系化合物、二炭酸ジタ−シ
ャリ−ブチルやクロロぎ酸エチル等のカ−ボナ−ト系化
合物、トリメチルシリルクロリドやヘキサメチルジシラ
ザン等のシラン系化合物を用いた場合には、小過剰の
(酸無水物/酸塩化物/ハロゲン化物/カ−ボナ−ト/シラ
ン)系化合物を加えて−20度から120度の温度で1
時間から48時間反応させることによって得ることがで
きる。
【0033】このような方法により、前記原料である昇
華性アダマンタノ−ル又は該昇華性アダマンタノ−ルの
アルコキシドを融解性のアダマンタノ−ル誘導体に変換
することが出来る。例えば、原料として前記一般式
(1)で示されるアダマンタノ−ルを使用した場合に
は、前記一般式(2)で示される融解性のアダマンタノ
−ル誘導体に変換することが出来る。
【0034】なお、前記一般式(2)中のR4〜R6は、
それぞれ前記一般式(1)中のR1〜R3に対応してお
り、前記一般式(2)中、R4及びR5は、それぞれ水素
原子、炭素数1〜6のアルキル基、又は低級アルキルカ
ルボニルオキシ基、低級アルキルオキシメトキシ基、2
−テトラヒドロフラニルオキシ基、2−テトラヒドロピ
ラニルオキシ基、(置換)ベンジルオキシ基、低級アル
キルオキシカルボニルオキシ基、或いは(トリ低級アル
キル)シリルオキシ基であり、R4又はR5の何れか一方
は、低級アルキルカルボニルオキシ基、低級アルキルオ
キシメトキシ基、2−テトラヒドロフラニルオキシ基、
2−テトラヒドロピラニルオキシ基、(置換)ベンジル
オキシ基、低級アルキルオキシカルボニルオキシ基、又
は(トリ低級アルキル)シリルオキシ基であり、他方
は、水素原子、又は炭素数1〜6のアルキル基であり、
6は、水素原子、又は炭素数1〜6のアルキル基であ
る。
【0035】ここで、上記の低級アルキルカルボニルオ
キシ基、低級アルキルオキシメトキシ基、2−テトラヒ
ドロフラニルオキシ基、2−テトラヒドロピラニルオキ
シ基、(置換)ベンジルオキシ基、低級アルキルオキシ
カルボニルオキシ基、或いは(トリ低級アルキル)シリ
ルオキシ基は、アダマンタノ−ル等とアルコ−ル反応性
化合物(又はアルコキシド反応性化合物)との反応によ
り導入された基である。
【0036】上記低級アルキルカルボニルオキシ基とし
ては、アセトキシ、プロピオニルオキシ、プチロイルオ
キシ、ペンタノイルオキシ、ヘキサノイルオキシ等の炭
素数1〜6のアルキルカルボニルオキシ基が挙げられ
る。また、上記低級アルキルオキシメトキシ基として
は、メトキシメトキシ基、エトキシメトキシ基、プロポ
キシメトキシ基、ブトキシメトキシ基、ペントキシメト
キシ基、ヘキサノキシメトキシ基等の炭素数1〜6のア
ルキルオキシメトキシ基が挙げられる。さらに、上記
(置換)ベンジルオキシ基としては、ベンジルオキシ
基、2−メチルベンジルオキシ基、4−タ−シャリ−ブ
チルベンジルオキシ基等の非置換または炭素数1〜6の
アルキル基で置換されたベンジルオキシ基が挙げられ、
上記低級アルキルオキシカルボニルオキシ基としては、
メトキシカルボニルオキシ基、タ−シャリ−ブトキシカ
ルボニルオキシ基、シクロヘキシルオキシカルボニルオ
キシ基等の炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニルオ
キシ基が、(トリ低級アルキル)シリルオキシ基として
は、トリメチルシリルオキシ基、ジメチルタ−シャリ−
ブチルシリルオキシ基等、炭素数1〜6のアルキル基で
置換されたトリアルキルシリルオキシ基がそれぞれ挙げ
られる。
【0037】本発明の昇華性アダマンタノ−ルの製造方
法では、上記のようにして得られた融解性のアダマンタ
ノ−ル誘導体を蒸留により精製する。原料のアダマンタ
ノ−ル等は昇華性もしくは非融解性であるためそのまま
では蒸留により精製することは出来ないが、融解性を有
する誘導体に変換することにより蒸留による精製が可能
となる。
【0038】この時の蒸留条件は、95%以上、好まし
くは99%の高純度化が計れるように、使用する融解性
のアダマンタノ−ル誘導体の沸点等に応じて適宜決定す
ればよい。例えば、沸点が常圧で150度を超える場合
には、適宜減圧度を調整し、また、精留塔を用いる事に
より、95%以上の高純度のアダマンタノ−ル誘導体が
得られる。
【0039】本発明の昇華性アダマンタノ−ルの製造方
法に於いては、上記の蒸留操作によってによって精製さ
れた融解性アダマンタノ−ル誘導体を対応する昇華性ア
ダマンタノ−ルに変換する。
【0040】この時の変換方法は、融解性アダマンタノ
−ル誘導体の種類によって公知の方法を用いることがで
きる。例えば融解性アダマンタノ−ル誘導体が低級アル
キルカルボニルオキシ基を持つ場合、酸または塩基によ
る加水分解、あるいは酸または塩基を触媒とするエステ
ル交換等によって昇華性アダマンタノ−ルに変換でき
る。また、融解性アダマンタノ−ル誘導体が低級アルキ
ルオキシメトキシ基、2−テトラヒドロフラニルオキシ
基、2−テトラヒドロピラニルオキシ基等を持つ場合に
は酸触媒による加水分解やアセタ−ル交換反応等によ
り、(置換)ベンジルオキシ基を持つ場合にはラネ−ニ
ッケルやパラジウムカ−ボン等を触媒とする水素添加等
により、低級アルキルオキシカルボニルオキシ基を持つ
場合には酸または塩基による加水分解等により、(トリ
低級アルキル)シリルオキシ基を持つ場合には酸触媒に
よる加水分解やフッ素アニオンを用いる方法等によっ
て、それぞれ昇華性アダマンタノ−ルに変換できる。
【0041】変換後、反応液から昇華性アダマンタノ−
ルを回収するには、一般的な方法を用いることができ
る。例えば反応液をエ−テルやクロロホルムなどの有機
溶媒で抽出し、溶媒を留去する事により95%以上の純
度の昇華性アダマンタノ−ルを回収することができる。
さらに再結晶等の精製手段を組み合わせれば、より高純
度の昇華性アダマンタノ−ルが得られることは言うまで
もない。
【0042】本発明の昇華性アダマンタノ−ルの製造方
法により得られた昇華性アダマンタノ−ルは、例えば9
5%以上の高純度であるため、半導体レジスト用のアダ
マンチル(メタ)アクリレ−トの製造原料として好適に
使用することが出来る。
【0043】アダマンチル(メタ)アクリレ−トの製造
は、本発明の昇華性アダマンタノ−ルの製造方法により
得られた昇華性アダマンタノ−ルと(メタ)アクリル
酸、(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)アクリル酸
の無水物、又は(メタ)アクリル酸ハロゲン化物とを反
応させることにより好適に行うことが出来る。
【0044】これら反応は、アルコ−ルとして上記のア
ダマンタノ−ルを用いる点を除けば、通常のアルコ−ル
を用いた(メタ)アクリレ−トの合成法方と特に変わる
点はなく、例えば(メタ)アクリル酸との反応は、次の
ようにして行うことが出来る。
【0045】即ち、ジシクロヘキシルカルボジイミドに
代表されるような脱水縮合剤を用い、0度から60度の
温度で3〜24時間反応する事により行うことが出来
る。
【0046】また、(メタ)アクリル酸エステルとの反
応は、酸または塩基触媒を用い、0度から120度の温
度で3時間から48時間反応する事により行うことが出
来る。この時使用できる(メタ)アクリル酸エステルと
しては、特に限定されないが、平衡反応を偏らせるため
に、メチルエステルを用いてメタノ−ルを共沸で除いた
り、イソプロペニルエステル等のビニルエステルを用い
るのが好適である。
【0047】また、(メタ)アクリル酸の無水物、又は
(メタ)アクリル酸ハロゲン化物との反応は、ピリジン
やトリエチルアミン、メチルモルホリンのような三級ア
ミンの共存下、−20度から120度の温度で1時間か
ら24時間反応する事により行うことができる。
【0048】このようにして得られたアダマンチル(メ
タ)アクリレ−トは、重合して半導体レジストとした場
合、ドライエッチング耐性に優れていると言う特徴を有
する。
【0049】
【実施例】以下に実施例をあげて本発明をさらに詳細に
述べるが、本発明はこれらの実施例によって何ら制限さ
れるものではない。
【0050】実施例1 アダマンタンの酸化で得た2−アダマンタノンとメチル
リチウムとを反応させて得た粗製(75%、不純物とし
てアダマンタン、2−アダマンタノンおよびポリマ−を
含む)2−メチル−2−アダマンタノ−ルをテトラヒド
ロフランに溶解し、2当量のピリジン、触媒量のジメチ
ルホルムアミドを加え、さらに2当量の塩化アセチルを
加えて60℃で3時間撹拌した。冷却後エ−テルを加
え、5%水酸化ナトリウム水溶液、10%塩酸、20%
塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、溶媒を減圧留去して粗
製2−アセトキシ−2−メチルアダマンタンを得た。こ
れを減圧蒸留によって精製2−アセトキシ−2−メチル
アダマンタンとした後、2当量の水酸化カリウムのメタ
ノ−ル溶液に溶解し、60℃で6時間撹拌した。メタノ
−ルを減圧留去した後にエ−テルを加え、水、20%塩
化ナトリウム水溶液で洗浄し、溶媒を減圧留去して精製
2−メチル−2−アダマンタノ−ルを得た。内部標準物
質(イソフタル酸ジメチル)を用いたガスクロマトグラ
フによる定量により、純度は99%以上であった。
【0051】実施例2 アダマンタンの酸化で得た2−アダマンタノンとメチル
リチウムとを反応させて得た粗製(75%、不純物とし
てアダマンタン、2−アダマンタノンおよびポリマ−を
含む)2−メチル−2−アダマンタノ−ルをテトラヒド
ロフランに溶解し、2当量のピリジンと2当量のトリメ
チルシリルクロリドを加えて室温で一晩撹拌した。トル
エンを加え、5%水酸化ナトリウム水溶液、水、20%
塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、溶媒を減圧留去して粗
製2−トリメチルシリルオキシ−2−メチルアダマンタ
ンを得た。これを減圧蒸留によって精製2−トリメチル
シリルオキシ−2−メチルアダマンタンとした後、触媒
量の塩酸を含むメタノ−ルに溶解して室温で一晩撹拌し
た。メタノ−ルを減圧留去した後にエ−テルを加え、
水、20%塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、溶媒を減圧
留去して精製2−メチル−2−アダマンタノ−ルを得
た。内部標準物質(イソフタル酸ジメチル)を用いたガ
スクロマトグラフによる定量により、純度は99%以上
であった。
【0052】実施例3 アダマンタンの酸化で得た粗製(60%、不純物として
アダマンタンおよびポリマ−を含む)2−アダマンタノ
ンをテトラヒドロフランに溶解し、当量のメチルリチウ
ムを加えてリチウム 2−メチル−2−アダマンタノキ
シドとし、続いて2当量の塩化アセチルを加えて60℃
で3時間反応させた。冷却後トルエンを加え、5%水酸
化ナトリウム水溶液、10%塩酸、20%塩化ナトリウ
ム水溶液で洗浄し、溶媒を減圧留去して粗製2−アセト
キシ−2−メチルアダマンタンを得た。これを減圧蒸留
によって精製2−アセトキシ−2−メチルアダマンタン
とした後、2当量の水酸化カリウムのメタノ−ル溶液に
溶解し、60℃で6時間撹拌した。メタノ−ルを減圧留
去した後にトルエンを加え、水、20%塩化ナトリウム
水溶液で洗浄し、溶媒を減圧留去して精製2−メチル−
2−アダマンタノ−ルを得た。内部標準物質(イソフタ
ル酸ジメチル)を用いたガスクロマトグラフによる定量
により、純度は99%以上であった。
【0053】実施例4 アダマンタンの酸化で得た粗製(60%、不純物として
アダマンタンおよびポリマ−を含む)2−アダマンタノ
ンをテトラヒドロフランに溶解し、1.1当量のメチル
マグネシウムブロミドを加えてマグネシウム 2−メチ
ル−2−アダマンタノキシド ブロミドとし、続いて2
当量のトリメチルシリルクロリドを加え、さらに1当量
のピリジンを加えて40℃で16時間反応させた。冷却
後エ−テルを加え、5%水酸化ナトリウム水溶液、20
%塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、溶媒を減圧留去して
粗製2−トリメチルシリルオキシ−2−メチルアダマン
タンを得た。これを減圧蒸留によって精製2−トリメチ
ルシリルオキシ−2−メチルアダマンタンとした後、メ
タノ−ルに溶解し、25℃で18時間撹拌した。メタノ
−ルを減圧留去して精製2−メチル−2−アダマンタノ
−ルを得た。内部標準物質(イソフタル酸ジメチル)を
用いたガスクロマトグラフによる定量により、純度は9
9%以上であった。
【0054】比較例1 実施例1で使用したのと同じ粗製(75%)2−メチル
−2−アダマンタノ−ルをトルエンに溶解し、ヘキサン
を加えて結晶化させた。内部標準物質(イソフタル酸ジ
メチル)を用いたガスクロマトグラフによる定量によ
り、純度は78%であった。
【0055】比較例2 実施例1で使用したのと同じ粗製(75%)2−メチル
−2−アダマンタノ−ルを昇華精製した。内部標準物質
(イソフタル酸ジメチル)を用いたガスクロマトグラフ
による定量により、純度は85%であった。
【0056】実施例5 実施例4で得られた精製2−メチル−2−アダマンタノ
−ルをヘキサンに分散させ、過剰量のメタクリル酸メチ
ルを加え、さらに触媒量のカリウム タ−シャリ−ブト
キシドを加えて還流した。精留塔とディ−ンスタ−ク型
脱水装置を用い、留出するメタノ−ルを除きながら6時
間反応させた。反応終了後、反応液を濾過し、水、20
%塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、溶媒を減圧留去して
メタクリル酸2−メチル−2−アダマンチルを得た。内
部標準物質(イソフタル酸ジメチル)を用いたガスクロ
マトグラフによる定量により、純度は99%以上であっ
た。
【0057】
【発明の効果】本発明により、これまで精製が困難であ
った昇華性アダマンタノ−ルを容易に精製することが可
能になり、高純度のアダマンタノ−ルを効率よく製造す
ることが可能となった。さらには、高純度のアダマンタ
ノ−ルを使用して、半導体用レジスト材料としての用途
が期待される高純度アダマンチル(メタ)アクリレ−ト
も容易に得ることが出来る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07C 67/14 C07C 67/14 69/54 69/54 B

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇華性アダマンタノ−ル又は該昇華性ア
    ダマンタノ−ルのアルコキシドをそれぞれアルコ−ル反
    応性化合物又はアルコキシド反応性化合物と反応させて
    融解性のアダマンタノ−ル誘導体とした後に、得られた
    融解性のアダマンタノ−ル誘導体を蒸留精製し、次いで
    蒸留精製された融解性のアダマンタノ−ル誘導体を前記
    昇華性アダマンタノ−ルに変換することを特徴とする昇
    華性アダマンタノ−ルの製造方法。
  2. 【請求項2】 昇華性アダマンタノ−ルが下記一般式
    (1) 【化1】 (式中、R1及びR2は、それぞれ水素原子、水酸基、又
    は炭素数1〜6のアルキル基であり、R1又はR2の何れ
    か一方は水酸基であり、他方は水素原子、又は炭素数1
    〜6のアルキル基であり、R3は、水素原子、又は炭素
    数1〜6のアルキル基である。)で示されるアダマンタ
    ノ−ルである請求項1記載の昇華性アダマンタノ−ルの
    製造方法。
  3. 【請求項3】 融解性のアダマンタノ−ル誘導体が下記
    一般式(2) 【化2】 {式中、R4及びR5は、それぞれ水素原子、炭素数1〜
    6のアルキル基、又は低級アルキルカルボニルオキシ
    基、低級アルキルオキシメトキシ基、2−テトラヒドロ
    フラニルオキシ基、2−テトラヒドロピラニルオキシ
    基、(置換)ベンジルオキシ基、低級アルキルオキシカ
    ルボニルオキシ基、或いは(トリ低級アルキル)シリル
    オキシ基であり、R4又はR5の何れか一方は、低級アル
    キルカルボニルオキシ基、低級アルキルオキシメトキシ
    基、2−テトラヒドロフラニルオキシ基、2−テトラヒ
    ドロピラニルオキシ基、(置換)ベンジルオキシ基、低
    級アルキルオキシカルボニルオキシ基、又は(トリ低級
    アルキル)シリルオキシ基であり、他方は、水素原子、
    又は炭素数1〜6のアルキル基であり、R6は、水素原
    子、又は炭素数1〜6のアルキル基である。}で示され
    るアダマンタノ−ル誘導体である請求項2記載の昇華性
    アダマンタノ−ルの製造方法。
  4. 【請求項4】 (メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル
    酸エステル、(メタ)アクリル酸の無水物、又は(メ
    タ)アクリル酸ハロゲン化物と、請求項1記載の製造方
    法で得た昇華性アダマンタノ−ルとを反応させることを
    特徴とするアダマンチル(メタ)アクリレ−トの製造方
    法。
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