JP4810111B2 - アルコラート化合物の製造方法 - Google Patents
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で示されるアルコラート化合物を製造する方法であって、
下記式(2)
で示されるアダマンタノン化合物と、アセトニトリルと、下記式(3)
で示される有機金属化合物とを、−50℃〜70℃の反応温度で、アセトニトリルと前記式(2)で示されるアダマンタノン化合物の溶液に、前記式(3)で示される有機金属化合物を添加することにより反応させる工程を含むことを特徴とするアルコラート化合物の製造方法である。
で示される2−シアノメチル−2−アダマンチルエステル化合物を製造する方法であって、第一の本発明の方法により前記式(1)で示されるアルコラート化合物と重合性不飽和カルボン酸無水物又は重合性不飽和カルボン酸ハライドとを反応させる工程を含むことを特徴とする、2−シアノメチル−2−アダマンチルエステル化合物の製造方法である。
本発明では、原料として下記式(2)で示されるアダマンタノン化合物(以下、2−アダマンタノン化合物ともいう)を使用する。
本発明で原料として使用する有機金属化合物は下記式(3)で示される。
アセトニトリルの使用量は特に制限はされないが、後処理の容易さ等から、2−アダマンタノン化合物1モルに対し、1〜10モル、特に1〜5モルを使用するのが好ましい。
第一の本発明における2−アダマンタノン化合物と、アセトニトリルと、前記式(3)で示される有機金属化合物との反応は、これら原料物質を混合することにより行なわれる。反応条件の制御のし易さ及び収率の観点から、上記反応は、有機溶媒中で行なうのが好ましい。有機溶媒としては公知のものが制限なく使用できるが、入手の容易さと目的物の取得量の多さの点から、ジエチルエーテル、ジn−プロピルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジn−ブチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;ヘキサン、ヘプタン、オクタン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素類;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化脂肪族炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類等を使用するのが好適である。これらの中でもジエチルエーテル、ジn−ブチルエーテル、テトラヒドロフランよりなる群から選ばれる少なくとも一種類を使用するのが特に好ましい。これら有機溶媒は、2種類以上混合して使用しても良い。有機溶媒の使用量は、特に制限はされないが、後処理の容易さ等から2−アダマンタノン化合物の1質量部に対し1〜100質量部、特に2〜50質量部を使用するのが好ましい。
上記反応により下記式(1)で示されるアルコラート化合物を得ることができる。
第二の本発明の反応で第二原料として使用される重合性不飽和カルボン酸無水物は、下記式(5)で示される。
前記反応は、第一原料と第二原料とを混合することにより好適に行なうことができる。このとき、反応条件の制御を容易にし、効率よく目的物を得るために反応は有機溶媒中で行なうのが好適である。有機溶媒としては公知のものが制限なく使用できるが、入手の容易さと目的物の取得量の多さの観点から、ジエチルエーテル、ジn−プロピルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジn−ブチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;ヘキサン、ヘプタン、オクタン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素類;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化脂肪族炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類等が好適に使用できる。これらの中でもジエチルエーテル、ジn−ブチルエーテル及びテトラヒドロフランよるなる群から選ばれる少なくとも一種類を使用するのが好ましい。これら有機溶媒は、2種類以上混合して使用しても良い。有機溶媒の使用量は、特に制限はされないが、後処理の容易さ等から第一原料1質量部に対して1〜100質量部、特に2〜50質量部を使用するのが好ましい。
このようにして反応を行なうことにより、反応生成物として下記式(4)で示される2−シアノメチル−2−アダマンチルエステル化合物が生成する。
なお、前記式(4)における各種置換基は反応に使用する第一原料及び第二原料に応じて一義的に定まるものである。
前記反応工程で得られた反応液から目的物の2−シアノメチル−2−アダマンチルエステル化合物を分離する方法は特に限定されないが、例えば次のような方法により好適に分離することができる。
500mlの四つ口フラスコ内を十分に窒素ガスで置換し、通気した。次いで該フラスコ内にリチウムジイソプロピルアミド(Aldrich社製、濃度2.0mol/l)55ml(0.11mol、使用する2−アダマンタノンの1.1モル倍)およびテトラヒドロフラン90g(使用する2−アダマンタノンの6重量倍)を入れ、0℃に冷却した。5分攪拌後、アセトニトリル4.56g(0.11mol、使用する2−アダマンタノンの1.1モル倍)を、5℃を越えないように添加した。溶液は茶色の均一溶液から茶色のスラリー状となった。5分攪拌後、2−アダマンタノン15.0g(0.10mol)とテトラヒドロフラン45g(2−アダマンタノンの3質量倍)の混合溶液を、反応液が5℃を越えないように滴下した。30分熟成後、溶液は緑色の均一状態を呈していた。サンプリングを行い、GC分析を行なった結果、2−シアノメチル−2−アダマンタノール含有量はGC純度82%であり、原料の2−アダマンタノンが10%、2−シアノメチレンアダマンタンが8%含まれていた。
500mlの四つ口フラスコ内を十分にアルゴンガスで置換し、通気した。次いで該フラスコ内にリチウム0.76g(0.11mol、使用する2−アダマンタノンの1.1モル倍)、テトラヒドロフラン20g(使用する2−アダマンタノンの1.33質量倍)、ヘプタン10g(使用する2−アダマンタノンの0.67質量倍)入れ、室温で攪拌した。5分後、ジイソプロピルアミン11.13g(0.11mol、使用する2−アダマンタノンの1.1モル倍)とスチレンモノマー5.73g(0.055mol、使用する2−アダマンタノンの0.55モル倍)との混合溶液を反応溶液の温度が30℃を越えないように滴下した。滴下終了後、反応溶液はオレンジ色の均一溶液であった。その後、反応溶液を0℃に冷却し、アセトニトリル4.56g(0.11mol、使用する2−アダマンタノンの1.1モル倍)を、5℃を越えないように添加した。溶液は茶色の均一溶液から茶色のスラリー状となった。5分攪拌後、2−アダマンタノン15.0g(0.10mol)とテトラヒドロフラン45g(2−アダマンタノンの3質量倍の)の混合溶液を、反応液が5℃を越えないように滴下した。30分熟成後、溶液は緑色の均一状態を呈していた。サンプリングを行い、GC分析を行なった結果、2−シアノメチル−2−アダマンタノール含有量はGC純度60%であり、原料の2−アダマンタノンが30%、2−アダマンタノールが2%、2−シアノメチレンアダマンタンが10%含まれていた。
500mlの四つ口フラスコ内を十分に窒素ガスで置換し、通気した。次いで該フラスコ内にテトラヒドロフラン90g、ジイソプロピルアミン11.13g(0.11mol)投入し、−10℃まで冷却した。その後、n−ブチルリチウム(和光純薬工業株式会社製1.6mol/l)を68.75ml(0.11mol)を、反応溶液が−10℃を越えないように添加した。溶液は淡黄色の均一溶液であった。5分攪拌後、アセトニトリル4.56g(0.11mol)を、反応溶液が−10℃を越えないように添加した。添加終了後、反応溶液は白色スラリー状を呈していた。5分攪拌後、2−アダマンタノン15.0g(0.10mol)とテトラヒドロフラン45gの混合溶液を、反応液が−10℃を越えないように滴下した。30分熟成後、溶液は黄色の均一状態を呈していた。サンプリングを行い、GC分析を行なった結果、2−シアノメチル−2−アダマンタノール含有量はGC純度90%であり、原料の2−アダマンタノンが9%、2−シアノメチレンアダマンタンが1%含まれていた。
500mlの四つ口フラスコ内を十分に窒素ガスで置換し、通気した。次いで該フラスコ内にテトラヒドロフラン90gおよびジイソプロピルアミン11.13g(0.11mol)投入し、0℃まで冷却した。その後、n−ブチルリチウム(和光純薬工業株式会社製1.6mol/l)68.75ml(0.11mol)を、反応溶液が5℃を越えないように添加した。溶液は淡黄色の均一溶液であった。次いで、該溶液に2−アダマンタノン15g(0.11mol)、アセトニトリル4.56g(0.11mol)、テトラヒドロフラン45gの混合溶液を反応温度が5℃を越えないように滴下した。4時間熟成後、溶液は黄色の均一状態を呈していた。サンプリングを行い、GC分析を行なった結果、2−シアノメチル−2−アダマンタノール含有量はGC純度90%であり、原料の2−アダマンタノンが7%、2−シアノメチレンアダマンタンが3%含まれていた。
500mlの四つ口フラスコ(「釜1」とする)内を十分に窒素ガスで置換し、通気した。次いで該フラスコ内にテトラヒドロフラン90g及びジイソプロピルアミン11.13g(0.11mol)投入し、0℃まで冷却した。その後、n−ブチルリチウム(和光純薬工業株式会社製1.6mol/l)68.75ml(0.11mol)を、反応溶液が5℃を越えないように添加した。溶液は淡黄色の均一溶液であった。別に用意した500ml四つ口フラスコ(「釜2」とする)内を十分に窒素ガスで置換し、通気した後、該フラスコに、2−アダマンタノン15g(0.11mol)、アセトニトリル4.56g(0.11mol)及びテトラヒドロフラン45gを導入し0℃で攪拌した。釜2へ釜1の有機金属化合物の溶液を反応温度が5℃を越えないように滴下した。2時間熟成後、溶液は黄色の均一状態を呈していた。サンプリングを行い、GC分析を行なった結果、2−シアノメチル−2−アダマンタノール含有量はGC純度98%であり、原料の2−アダマンタノンが1%、2−シアノメチレンアダマンタンが1%含まれていた。
500mlの四つ口フラスコ内を十分に窒素ガスで置換し、通気した。次いで該フラスコ内にメタクリル酸無水物(純度95質量%)を純分で19.5g(0.12mol、比較例4で使用した2−アダマンタノンの1.2モル倍)、テトラヒドロフランをメタクリル酸無水物と同量の19.5g加え攪拌し、0℃に冷却した。そこへ、実施例4で得られたリチウム2−シアノメチル−2−アダマンタノラートを含有する溶液を反応液が10℃を越えないように滴下した。1時間攪拌後、5%水酸化ナトリウム水溶液40gで2回洗浄し、有機層を減圧濃縮後、25gの粘稠体を得た。この粘稠体についてGC分析を行なった結果、該粘稠体は、目的物である2−シアノメチル−2−アダマンチルメタクリレート67%、2−シアノメチル−2−アダマンタノール18%、2−アダマンタノン7%、2−シアノメチレンアダマンタン8%を含有していた。
比較例5において、メタクリル酸無水物の代わりにアクリル酸無水物(純度95質量%)を15.8g(0.12mol)使用した以外は同様に反応を行なった。濃縮後、23gの粘稠体を得た。GC分析を行なった結果、該粘稠体は目的物である2−シアノメチル−2−アダマンチルアクリレート68%、2−シアノメチル−2−アダマンタノールを17%、2−アダマンタノンを7%、2−シアノメチレンアダマンタン8%を含有していた。
500mlの四つ口フラスコ内を十分に窒素ガスで置換し、通気した。次いで該フラスコ内にメタクリル酸無水物(純度95質量%)を純分で19.5g(0.12mol、実施例5で使用した2−アダマンタノンの1.2モル倍)及びテトラヒドロフラン19.5g加え攪拌し、0℃に冷却した。そこへ、実施例5で得られたリチウム2−シアノメチル−2−アダマンタノラートを含有する溶液を反応液が10℃を越えないように滴下した。1時間攪拌後、5%水酸化ナトリウム水溶液40gで2回洗浄し、有機層を減圧濃縮後、28gの粘稠体を得た。GC分析を行なった結果、該粘稠体は、目的物である2−シアノメチル−2−アダマンチルメタクリレートの91%、2−シアノメチル−2−アダマンタノール6%、2−アダマンタノン1%、2−シアノメチレンアダマンタン2%を含有していた。
実施例8において、メタクリル酸無水物の代わりにアクリル酸無水物(純度95質量%)を15.8g(0.12mol)使用した以外は同様に反応を行なった。濃縮後、24gの粘稠体を得た。GC分析を行なった結果、得られた粘稠体は、目的物である2−シアノメチル−2−アダマンチルアクリレート90%、2−シアノメチル−2−アダマンタノール7%、2−アダマンタノン1%、2−シアノメチレンアダマンタン2%を含有していた。
実施例8において、メタクリル酸無水物の代わりにメタクリル酸クロライド12.5g(0.12mol)使用した以外は同様に反応を行なった。濃縮後、28gの粘稠体を得た。GC分析を行なった結果、得られた粘稠体は、目的物である2−シアノメチル−2−アダマンチルメタクリレート91%、2−シアノメチル−2−アダマンタノール6%、2−アダマンタノン1%、2−シアノメチレンアダマンタン2%を含有していた。
実施例9において、アクリル酸無水物の代わりにアクリル酸クロライドを10.9g(0.12mol)使用した以外は同様に反応を行なった。濃縮後、24gの粘稠体を得た。GC分析を行なった結果、得られた粘稠体は、目的物である2−シアノメチル−2−アダマンチルアクリレート90%、2−シアノメチル−2−アダマンタノール7%、2−アダマンタノン1%、2−シアノメチレンアダマンタン2%を含有していた。
実施例8において得られた28gの粘稠体にヘプタンを45g、活性炭を1.5g加え、室温で1時間攪拌した。その後活性炭をろ別し、有機層を減圧濃縮し、イオン交換水45gで、pHが中性になるまで洗浄した。メタノールを実施例5で原料として使用した2−アダマンタノンの1.5質量倍の22.5g(2−シアノメチル−2−アダマンタノールのアルコキシド化合物換算で1.3重量倍)を加え、室温で攪拌し、均一な溶液とした後に、5℃まで冷却して結晶を析出させ、1時間熟成した。その後、イオン交換水を実施例5で原料として使用した2−アダマンタノンの0.5重量倍の7.5g(2−シアノメチル−2−アダマンタノールのアルコキシド化合物換算で0.4質量倍)を、10℃を超えないように滴下した。滴下後、5℃で1時間熟成、ろ過し、2−シアノメチル−2−アダマンチルメタクリレートの白色固体を20g(2−アダマンタノン換算の収率77%)で得た。得られた固体をGC及びGPCにより分析した結果、2−シアノメチル−2−アダマンチルメタクリレートの含有量はGC純度98%であり、オリゴマー不純物のポリスチレン換算の含有量は0.2質量%であった。
実施例12において、使用したアルコールと水の量を表1に変更した以外は同様に行なった。結果を表1に示す。溶媒の使用量は、実施例5で使用した2−アダマンタノンを基準として示す。
実施例10において得られた28gの粘稠体を実施例12と同様にして後処理、晶析を行い、2−シアノメチル−2−アダマンチルメタクリレートの白色固体を20.0g(2−アダマンタノン換算の収率77%)で得た。得られた固体をGC及びGPCにより分析した結果、2−シアノメチル−2−アダマンチルメタクリレートの含有量はGC純度98%であり、オリゴマー不純物のポリスチレン換算の含有量は0.2質量%であった。
実施例18において使用したアルコールと水の量を表2に変更した以外は同様に行なった。結果を表2に示す。溶媒の使用量は、実施例5で使用した2−アダマンタノンを基準として示す。
500mlの四つ口フラスコ内を十分に窒素ガスで置換し、通気した。テトラヒドロフラン60g(使用する2−アダマンタノンの4重量倍)投入し、0℃まで冷却した。n−ブチルリチウム(和光純薬工業株式会社製1.6mol/l)68.75ml(0.11mol、使用する2−アダマンタノンの1.1モル倍)を、反応溶液が5℃を越えないように添加した。溶液は淡黄色の均一溶液であった。5分攪拌後、アセトニトリル4.56g(0.11mol、使用する2−アダマンタノンの1.1モル倍)を反応溶液が5℃を越えないように添加した。添加後、反応溶液は白色スラリー状を呈していた。30分攪拌後、2−アダマンタノン15g(0.11mol)とテトラヒドロフラン45g(使用する2−アダマンタノンの3重量倍)の溶液を反応溶液が5℃を越えないように滴下した。滴下終了後反応溶液は、均一の黄色溶液であった。1時間熟成後、サンプリングを行い、GC分析を行なった結果、2−シアノメチル−2−アダマンタノール含有量はGC純度45%であり、原料の2−アダマンタノンが43%、2−シアノメチレンアダマンタンが2%含まれていた。
実施例12において、晶析溶媒としてメタノールとイオン交換水の代わりに、オクタンを実施例5で使用した2−アダマンタノンの3質量倍の45g(2−シアノメチル−2−アダマンタノールのアルコキシド換算で2.6倍)を加え、室温で攪拌し、均一な溶液とした後に、5℃まで冷却して結晶を析出させ、1時間熟成した。その後ろ過し、5.8g(2−アダマンタノン換算の収率25%)で得た。得られた固体をGC及びGPCにより分析した結果、2−シアノメチル−2−アダマンチルメタクリレートの含有量はGC純度92%であり、オリゴマー不純物のポリスチレン換算の含有量は0.9質量%であった。
Claims (3)
- 下記式(1)
で示されるアルコラート化合物を製造する方法であって、
下記式(2)
で示されるアダマンタノン化合物と、アセトニトリルと、下記式(3)
で示される有機金属化合物とを、−50℃〜70℃の反応温度で、アセトニトリルと前記式(2)で示されるアダマンタノン化合物の溶液に、前記式(3)で示される有機金属化合物を添加することにより反応させる工程を含むことを特徴とする方法。 - 請求項2に記載の方法において、前記アルコラート化合物と重合性不飽和カルボン酸無水物又は重合性不飽和カルボン酸ハライドとの反応を、該重合性不飽和カルボン酸無水物又は該重合性不飽和カルボン酸ハライドを含む溶液に前記アルコラート化合物を添加することにより行なうことを特徴とする方法。
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