JP2000037497A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2000037497A
JP2000037497A JP10208137A JP20813798A JP2000037497A JP 2000037497 A JP2000037497 A JP 2000037497A JP 10208137 A JP10208137 A JP 10208137A JP 20813798 A JP20813798 A JP 20813798A JP 2000037497 A JP2000037497 A JP 2000037497A
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JP10208137A
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Masato Kamimura
正人 上村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CTのような所定の遊技期間の途中でRBの
ような特定の入賞役に入賞した場合、その入賞役に対応
した遊技状態(例えば、上記所定期間中の遊技の未消化
分を保持している状態)であることを遊技者に報知する
ようにした遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技に必要な複数の図柄を可変表示する
可変表示手段4L,4C,4Rと、その可変表示が停止
した時の表示態様に応じて遊技者に利益を与える遊技状
態となる入賞か否かを決定し、その決定に基づいて可変
表示を制御する制御手段とを備え、制御手段が特定の入
賞を決定し、所定の期間中に可変表示が特定の入賞に対
応した表示態様で停止して特定の入賞に対応する遊技状
態となったとき、その遊技状態中に報知を行うことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技に必要な複数
の図柄を可変表示する可変表示装置と、該可変表示装置
の可変表示を制御するマイクロコンピュータ(以下、マ
イコンという)等の制御手段とを備えたスロットマシン
やパチンコ遊技機等の遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、スロットマシン或いはパチスロ
と称される遊技機は、正面の表示窓内に複数の図柄を表
わした回転リールを複数配列することで機械的に構成し
た可変表示装置、或いはリール上の図柄を画面に表示す
ることで電気的に構成した可変表示装置を有し、遊技者
のスタート操作に応じて、制御手段が可変表示装置を駆
動して各リールを回転させ、一定時間後自動的に或いは
遊技者の停止操作により、各リールの回転を順次停止さ
せた時、表示窓内に現れた各リールの図柄が特定の組み
合わせ(入賞図柄)になった場合に、メダル、コイン等
の遊技媒体を払い出すことで遊技者に利益を付与するも
のであるが、現在主流の機種においては、複数の種類の
入賞を設け、特定の入賞図柄になった場合には、1回の
コインの払い出しに終わらず、遊技状態が特別の状態に
変換され、所定の期間、通常行われる「一般遊技」より
も条件の良い「特定遊技」を楽しむ利益を遊技者に与え
る入賞が設けられている。このような入賞として、遊技
者に相対的に大きい利益を与える遊技状態となる特別増
加入賞(以下、BBと称する)及び遊技者に相対的に小
さい利益を与える遊技状態となる特別入賞(以下、RB
と称する)が含まれ、BB又はRBの入賞図柄になる
と、それぞれに定められた特別な遊技状態である[BB
遊技」又は「RB遊技」がそれぞれに定められた期間行
える。
【0003】また、現在主流の機種において、回転して
いるリールが停止した時に入賞図柄が表示部の有効ライ
ン上に揃うのは、遊技機の内部抽選で入賞に当たった場
合(具体的には、マイコンでの乱数抽出による抽選で当
選した時)である。これは、遊技者の停止操作(タイミ
ング)だけで停止時の図柄を決定すると、遊技者の熟練
度によって遊技の結果(勝敗)が決まってしまい、遊技
者の技量のみが強調されて遊技の健全さが損なわれると
共に、遊技店にとっても遊技機からのコイン払出率等の
管理が困難になるという間題を解決するためである。
【0004】従って、遊技者が停止操作できるタイプの
遊技機(例えば、停止ボタンを備えたスロットマシン)
でも、内部抽選で入賞役に当選しなければ、遊技者がど
のように停止操作をしても、入賞図柄を有効ライン上に
揃えることはできない。すなわち、遊技者の技量が遊技
の結果に現れにくい遊技機となっている。
【0005】しかしながら、上記の遊技機では、遊技者
の熟練度が高くなっても、その技量が遊技結果に全く反
映させることができず、遊技の魅力がそがれてしまうと
いう間題がある。
【0006】そこで、一定の条件下で遊技者の停止操作
に応じた遊技結果が得られるようにした遊技機が開発さ
れた。その一例が、特公平5−74391号公報に開示
されている。これは、上記のようなスロットマシン(い
わゆるパチスロ機を含む)において、遊技中特定の条件
が達成された時には、予め定めたゲーム回数分、複数の
リールの一部又は全部について内部抽選による停止制御
を中止するようにしたものであり、この中止期間(これ
を「チャレンジタイム」と称し、以下「CT」と略記す
る)中は、遊技者の停止操作のタイミングでリール停止
時の表示態様(図柄の組み合わせ)が決定されるので、
遊技結果に遊技者の技量が反映すると共に、上記CT以
外は、従来通り内部抽選による停止制御が行われるの
で、技量の乏しい遊技者でも、ある程度の入賞は確保さ
れる。これにより、スロットマシンは、遊技性と平等性
を調和させた遊技機となった。以下、CT中の遊技を
「CT遊技」と称する。
【0007】より詳細には、「CT」とは、内部抽選な
どの判定の有無を問わず、遊技者の停止操作に応じて可
変表示の停止時に役物図柄を揃えることができる期間で
ある。このCTは、所定の発生条件か成立した時に始ま
り、所定の解除条件が成立した時に終了する。
【0008】また、CT中であっても、遊技者に大きな
利益を与える遊技状態の変更を伴う入賞役、例えば前述
のBB及びRBについての抽選は行い、この抽選結果に
基づいて可変表示の停止制御を行うが、遊技状態の変更
がなく一回の遊技媒体の払出しで終わる入賞役の抽選は
行わない方式もある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】CT中に、BB又はR
Bが発生する場合において、例えば、CT中にBBに入
賞した場合は、その時点でのCT中の未消化分(CTの
解除条件である遊技可能回数の残り回数分)を消滅させ
てCTを終了し、BB遊技を開始する。これに対し、C
T中にRBに入賞した場合は、CTを終了せずに一旦中
断してRB遊技を開始し、CT中断時のCT遊技の未消
化分はその中断中保持される。そして、RB遊技終了後
にCTを再開し、保持されていたCTの未消化分を行う
ようにする場合がある。
【0010】しかし、この場合、CT中のRB入賞によ
ってCTが中断したとしても、遊技者は、CT中のBB
入賞と勘違いして、CT遊技の未消化分は消滅してしま
ったと思い込んでしまい、CT遊技をより多く臨む遊技
者のゲームへの期待感が損なわれる場合がある。
【0011】そこで、本発明の目的は、CTのような所
定の遊技期間の途中でRBのような特定の入賞役に入賞
した場合、その入賞役に対応した遊技状態(例えば、上
記所定期間中の遊技の未消化分を保持している状態)で
あることを遊技者に報知するようにした遊技機を提供す
ることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様は、
遊技に必要な複数の図柄を可変表示する可変表示手段
と、その可変表示が停止した時の表示態様に応じて遊技
者に利益を与える遊技状態となる入賞か否かを決定し、
その決定に基づいて可変表示を制御する制御手段とを備
え、制御手段が特定の入賞を決定し、所定の期間中に可
変表示が特定の入賞に対応した表示態様で停止して特定
の入賞に対応する遊技状態となったとき、その遊技状態
中に報知を行うことを特徴とする遊技機が提供される。
【0013】第2の態様は、遊技中に所定の発生条件が
成立した時から所定の解除条件が成立した時までを所定
の期間とし、その期間中、制御手段は入賞又は外れの決
定を行い、外れの決定をした場合には、遊技者の停止操
作のタイミングに応じた可変表示の停止制御を可能とす
ることを特徴とする。
【0014】第3の態様は、制御手段が所定の期間中に
決定する入賞は、遊技者に相対的に大きい利益を与える
遊技状態となる特別増加入賞(BB)、遊技者に相対的
に大きい利益を与える遊技状態と所定の期間との組合せ
である所定期間付特別増加入賞(CT付BB)、及び遊
技者に相対的に小さい利益を与える遊技状態となる特別
入賞(RB)のうちのいずれかであり、上記特定の入賞
は、特別入賞(RB)のことであることを特徴とする。
【0015】第4の態様は、所定の期間中に特別増加入
賞の決定をして、可変表示が特別増加入賞に対応した表
示態様で停止した時には、所定の期間を終了して特別増
加入賞に対応する遊技状態とし、所定の期間中に所定期
間付特別増加入賞の決定をして、可変表示が特別増加入
賞に対応した表示態様で停止した時には、所定の期間を
終了して特別増加入賞に対応する遊技状態とし、特別増
加入賞の遊技状態終了後に再び所定の期間を開始し、一
方、所定の期間中に特別入賞の決定をして、可変表示が
特別入賞に対応した表示態様で停止した時には、所定の
期間を中断して特別入賞に対応する遊技状態とし、その
遊技状態の終了後に中断した所定の期間を再開すること
を特徴とする。
【0016】第5の態様は、報知は、遊技機の正面に設
けたランプの点灯又は点滅、可変表示部に表示された図
柄自体の点滅、当該図柄の部分を除いた背景部分の点
滅、遊技機に設けられた任意の画像を表示可能な表示手
段の表示画像、及び遊技機に設けられたスピーカからの
発生音のうちの少なくとも一つで行われるようにしたこ
とを特徴とする。
【0017】
【作用及び効果】本発明の第1の態様によれば、遊技に
必要な複数の図柄を可変表示する可変表示手段と、その
可変表示が停止した時の表示態様に応じて遊技者に利益
を与える遊技状態となる入賞か否かを決定し、その決定
に基づいて可変表示を制御する制御手段とを備え、制御
手段が特定の入賞を決定し、所定の期間中に可変表示が
特定の入賞に対応した表示態様で停止して特定の入賞に
対応する遊技状態となったとき、その遊技状態中に報知
を行うので、その報知により、遊技者は、所定の期間か
ら、特定の入賞に対応する遊技状態に変わったことを容
易に認識することができる。
【0018】第2の態様によれば、遊技中に所定の発生
条件が成立した時から所定の解除条件が成立した時まで
を所定の期間とし、その期間中、制御手段は入賞又は外
れの決定を行い、外れの決定をした場合には、遊技者の
停止操作のタイミングに応じた可変表示の停止制御を可
能とするので、技量の熟練した遊技者は、この所定の期
間中に出来るだけ多くの利益を獲得するために、可変表
示が入賞に対応する表示態様で停止しないように停止操
作を試みるようになるが、上記の報知が行われれば、所
定の期間からその特定の入賞に対応する遊技状態に変わ
ったことが容易に認識できるので、その遊技状態に応じ
た操作をするようになる。
【0019】第3の態様によれば、上記入賞が、遊技者
に相対的に大きい利益を与える遊技状態となる特別増加
入賞、遊技者に相対的に大きい利益を与える遊技状態と
所定の期間との組合せである所定期間付特別増加入賞、
及び遊技者に相対的に小さい利益を与える遊技状態とな
る特別入賞のうちのいずれかであり、上記報知により、
所定の期間から、特別入賞に対応する遊技状態に変わっ
たことをが容易に認識できる。
【0020】第4の態様によれば、所定の期間中に特別
増加入賞の決定をして、可変表示が特別増加入賞に対応
した表示態様で停止した時には、所定の期間を終了して
特別増加入賞に対応する遊技状態とし、所定の期間中に
所定期間付特別増加入賞の決定をして、可変表示が特別
増加入賞に対応した表示態様で停止した時には、所定の
期間を終了して特別増加入賞に対応する遊技状態とし、
特別増加入賞の遊技状態終了後に再び所定の期間を開始
し、一方、所定の期間中に特別入賞の決定をして、可変
表示が特別入賞に対応した表示態様で停止した時には、
所定の期間を中断して特別入賞に対応する遊技状態と
し、その遊技状態の終了後に中断した所定の期間を再開
するので、上記報知により、遊技者は、現在の遊技状態
が特別入賞に対応する遊技状態で、かつ、その遊技状態
の終了後に中断した所定の期間を再開できるように、所
定の期間を保持している状態であることを容易に認識す
ることができる。従って、所定の期間中に可変表示が停
止して入賞した場合に、この報知を行うことにより、遊
技者は、所定期間が終了したものと勘違いすることな
く、所定期間が保持されている特別入賞に対応する遊技
状態であることを認識し、安心感と期待感を持って遊技
に臨むことができるようになる。
【0021】第5の態様によれば、上記報知は、遊技機
の正面に設けたランプの点灯又は点滅、可変表示部に表
示された図柄自体の点滅、当該図柄の部分を除いた背景
部分の点滅、遊技機に設けられた任意の画像を表示可能
な表示手段の表示画像、及び遊技機に設けられたスピー
カからの発生音のうちの少なくとも一つで行われるよう
にするので、遊技者の注意をひくのに十分な報知が可能
となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、実施例として、スロットマ
シンに本発明を適用した場合について説明する。
【0023】図1は、本発明のー実施例のスロットマシ
ンの外観を示す斜視図である。このスロットマシン1
は、遊技媒体としてコイン、メダル又はトークンなどを
用いて遊技する遊技機であるが、以下ではコインを用い
るものとして説明する。
【0024】スロットマシン1の全体を形成しているキ
ャビネット2の正面には、略垂直面として形成された横
長矩形の表示窓3が設けられ、表示窓3には水平に3
本、斜めに2本の入賞ライン15が設けられ、これらの
入賞ラインは表示窓3の左右に設けられている数字表示
(上から順に3,2,1,2,3)をする有効化ライン
表示ランプ21で結ばれている。これらの入賞ライン
は、後述の1−BETスイッチ9、2−BETスイッチ
10、最大BETスイッチ11を操作することにより、
それぞれ1本、3本、5本が有効化され、有効化された
入賞ラインは、有効化ライン表示ランプ21の点灯で表
示される。
【0025】キャビネット2の内部には、各々の外周面
に複数種類の図柄(以下、シンボルという)から成るシ
ンボル列が描かれた3個のリール4L,4C,4Rが回
転自在に設けられ、可変表示部を形成している。各リー
ル4L,4C,4Rのシンボルは表示窓3を通して観察
できるようになっている。
【0026】キャビネット2の表示窓3の下方に略水平
面を有する台座部5が形成され、その中央に上向き傾斜
面として形成された液晶表示画面6が設けられている。
この液晶表示画面6には、後述する制御手段による可変
表示部の可変表示制御に関連した情報が表示される。
【0027】液晶表示画面6の右側に大量のコインをー
度に挿入できるバケット型コイン投入口7が設けられ、
液晶表示画面6とコイン投入口7との間に、コインをク
レジット部(図示せず)へ自動補充するための切替スイ
ッチ8が設けられている。遊技媒体としてのコインのク
レジット可能枚数を上回るコインをコイン投入口7に投
入し、切換スイッチ8を操作すると、コイン投入口7の
バケット内部のコインが自動的にクレジットされ、コイ
ンのクレジット枚数を所定枚数以下にならないように維
持することができる。
【0028】液晶表示画面6の左側には、1回の押しボ
タン操作により、クレジットされているコインのうち1
枚だけをゲームに賭けるための1−BETスイッチ9
と、2枚だけをゲームに賭けるための2−BETスイッ
チ10と、1回のゲームに賭けることが可能な最大枚数
のコインを賭けるための最大BETスイッチ11とが設
けられている。これらのBETスイッチを操作すること
で、前述のとおり、所定の有効化ライン15が有効化さ
れる。
【0029】台座部5の前面部の左寄りには、遊技者の
操作により上記リール4L,4C,4Rを回転させ、表
示窓3の図柄の移動を開始するためのスタートレバー1
2が所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。
【0030】台座部5の前面部中央で、前記液晶表示画
面6の下方位置に、表示窓3内を移動する3列の図柄を
それぞれ停止させるために、遊技者が操作する3個のス
トップボタン14L,14C,14Rが設けられてい
る。
【0031】スタートレバー12の左側には、遊技者が
ゲームで獲得したコインのクレジット/払出しを押しボ
タン操作で切り換えるC/Pスイッチ16が設けられて
いる。このC/Pスイッチ16の切換えにより、正面下
部のコイン払出口17からコインが払い出され、払い出
されたコインはコイン受け部18に溜められる。このコ
イン受け部18の後方には、音発生手段として内部に収
納されたスピーカ43(図4)から発生した音を外部へ
出すための透音口19が設けられている。
【0032】このスロットマシン1の表示窓3の内側に
設置されたリール4L,4C,4Rの内部には、図2に
示すように、3つのリール4L,4C,4Rの可変表示
停止時に表示窓3に現れる縦3列のシンボルの各々の裏
側にリールランプ41が位置するように、それぞれ3個
のリールランプ41を縦方向に配列した基板42が設置
されている。以下、合計9個のランプ41のうち、上の
列のランプを左から順に、W1,W2,W3、中央の列
のランプを左から順に、W4,W5,W6、下の列のラ
ンプを左から順に、W7,W8,W9とする。これらの
ランプW1〜W9は、CT中に全リールが停止してシン
ボルの組合せがRB入賞となったとき、CTは終了せず
に保持されていることを遊技者に報知するための報知手
段として働き、点灯、点滅、消灯などの動作によるデモ
ンストレーションを実行する。
【0033】各リール4L,4C,4R上には、図3に
示すような複数種類のシンボルが21個配列されて、シ
ンボル列を構成している。各シンボルには“1”〜“2
1”のコードナンバーが付され、データ・テーブルとし
て後述のROM32(図4)に格納されている。各リー
ル4L,4C,4Rは、シンボル列が図の矢印方向に移
動するように回転駆動される。
【0034】また、スロットマシン1のキャビネット2
の正面上部の上端には、左から順に表示ランプ20A〜
20Hが配置されている。各表示ランプ20A〜20H
は、多数のLEDからなり、点灯、点滅、消灯などの動
作により、種々の演出及び情報の表示が可能である。こ
の表示ランプ20A〜20Hの動作も、スロットマシン
1における報知手段として利用できる。例えば、CT、
BB又はRBが発生したときは、それぞれの遊技状態を
報知するための報知手段として働き、様々なパターンの
デモンストレーションを実行する。
【0035】図4は、スロットマシン1における遊技処
理動作を制御する制御手段と、これに電気的に接続する
周辺装置(アクチュエータ)とを含む回路構成を示す。
【0036】この場合、制御手段は、マイコン30を主
たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回
路を加えて構成されている。マイコン30は、予め設定
されたプログラムに従って制御動作を行うCPU31
と、記憶手段であるROM32及びRAM33を含み、
CPU31に、基準クロックパルスを発生するクロック
パルス発生回路34及び分周器35と、サンプリングさ
れる乱数を発生する乱数発生器36及び乱数サンプリン
グ回路37とが接続されている。なお、乱数サンプリン
グのための手段として、マイコン30内で、すなわちC
PU31の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行
するように構成してもよい。その場合、乱数発生器36
及び乱数サンプリング回路37は省略可能であり、或い
は、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残し
ておくことも可能である。
【0037】マイコン30のROM32には、スタート
レバー12を操作するごとに行われる乱数サンプリング
の判定に用いられるデータが格納されている。
【0038】ROM32には、更に、前述のリールラン
プ41及び表示ランプ20A〜20Hの複数種類の動作
パターンのデータやスピーカ43から発生させる音のデ
ータ、或いは液晶表示画面6に表示させる画像データが
格納されている。
【0039】図4は、スロットマシン1における遊技処
理動作を制御する制御手段と、これに電気的に接続する
周辺装置(アクチュエータ)とを含む回路構成を示す。
【0040】この場合、制御手段は、マイコン30を主
たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回
路を加えて構成されている。マイコン30は、予め設定
されたプログラムに従って制御動作を行うCPU31
と、記憶手段であるROM32及びRAM33を含み、
CPU31に、基準クロックパルスを発生するクロック
パルス発生回路34及び分周器35と、サンプリングさ
れる乱数を発生する乱数発生器36及び乱数サンプリン
グ回路37とが接続されている。なお、乱数サンプリン
グのための手段として、マイコン30内で、すなわちC
PU31の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行
するように構成してもよい。その場合、乱数発生器36
及び乱数サンプリング回路37は省略可能であり、或い
は、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残し
ておくことも可能である。
【0041】マイコン30のROM32には、スタート
レバー12を操作するごとに行われる乱数サンプリング
の判定に用いられるデータが格納されている。
【0042】ROM32には、更に、前述のリールラン
プ41及び表示ランプ20A〜20Hの複数種類の動作
パターンのデータやスピーカ43から発生させる音のデ
ータ、或いは液晶表示画面6に表示させる画像データが
格納されている。
【0043】図4の回路において、マイコン30からの
制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータ
としては、前記リール4L,4C,4Rをそれぞれ回転
駆動するステッピングモータ22L,22C,22R
と、前述の有効化ライン表示ランプ21、リールランプ
41、表示ランプ20A〜20H、液晶表示画面6を具
備する液晶表示器6’と、遊技媒体のコインを収納する
ホッパー(払い出しのための駆動部を含む)40と、ス
ピーカ43とがある。更に、モータ駆動回路44、各ラ
ンプ駆動回路45、液晶駆動回路46、ホッパー駆動回
路47及びスピーカ駆動回路48が、I/Oポートを介
してCPU31の出力部に接続されている。これらの駆
動回路は、それぞれCPU31から出力される駆動指令
などの制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制
御する。
【0044】また、マイコン30が制御信号を発生する
ために必要な入力信号を発生する主な入力信号発生手段
としては、コイン投入口7に投入されたコイン、又は切
換スイッチ8を押すことでクレジットから投入されたコ
インを検出するコインセンサ7S、スタートレバー12
の操作を検出するスタートスイッチ12S、C/Pスイ
ッチ16、各停止ボタン14L,14C,14Rの操作
に応じて停止信号を発生するリール停止信号回路49、
リール回転センサからのパルス信号を受けて各リールの
位置を検出するための信号をCPU31へ供給するリー
ル位置検出回路(図示省略)、コイン検出部40Sの計
数値(ホッパー40から払い出されたコインの枚数)が
指定された枚数データに達した時、コイン払出完了を検
知するための信号を発生する払出完了信号回路(図示省
略)がある。これらも、I/Oポートを介してCPU3
1に接続されている。
【0045】図4の回路において、乱数発生器36は、
一定の数値範囲に属する乱数を発生し、サンプリング回
路37は、スタートレバー11が操作された後の適宜の
タイミングで1個の乱数をサンプリングする。こうして
サンプリングされた乱数は、ROM32内に格納されて
いる入賞確率テーブルにおいて、どの入賞グループに属
する値になっているかが判定される。リール4L〜4R
の回転が開始された後、ステッピングモータ22L〜2
2Rの各々に供給される駆動パルスの数が計数され、そ
の計数値はRAM33の所定エリアに書き込まれる。リ
ール4L〜4Rからは一回転毎にリセットパルスが得ら
れ、これらのパルスはリール位置検出回路を介してCP
U31に入力される。こうして得られたリセットパルス
により、RAM33で計数されている駆動パルスの計数
値が“0”にクリアされる。これにより、RAM33内
には、各リール4L〜4Rについて一回転の範囲内にお
ける回転位置に対応した計数値が格納される。
【0046】上記のようなリール4L〜4Rの回転位置
とシンボルとを対応づけるために、シンボルテーブル
が、ROM32内に格納されている。このシンボルテー
ブルでは、前述したリセットパルスが発生する回転位置
を基準として、図3に示すように、各リールの一定の回
転ピッチ毎に順次付与されるコードナンバーと、それぞ
れのコードナンバー毎に対応して設けられたシンボルを
示すシンボルコードとが対応づけられている。
【0047】更に、ROM32内には、入賞シンボル組
合せテーブルが格納されている。この入賞シンボル組合
せテーブルでは、入賞となるシンボルの組合せと、入賞
のコイン配当枚数と、その入賞を表わす入賞判定コード
とが対応づけられている。
【0048】上記の入賞シンボル組合せテーブルは、第
1リール4L,第2リール4C,第3リール4Rの停止制
御時、及び全リール停止後の入賞確認を行うときに参照
されるが、入賞の種類によって有効として扱われる入賞
ラインが予め決められている。すなわち、メダルを3枚
投入した場合には、5本の入賞ラインの全てが有効化さ
れるが、入賞の種類によっては、そのシンボルの組合せ
が所定の入賞ライン以外で得られたとしても無効とな
る。
【0049】このような乱数サンプリングに基づく抽選
処理により内部当選した場合には、CPU31は、遊技
者がストップボタン14L,14C,14Rを操作した
時にリール停止信号回路49から送られる操作信号に応
じて、当選した入賞役の種類に対応したシンボル表示位
置にリール4L,4C,4Rを停止制御する信号をモー
タ駆動回路44に送ると共に、払い出し指令信号をホッ
パー駆動回路47に供給してホッパー40から所定個数
のコインの払出しを行う。その際、コイン検出部40S
は、ホッパー40から払い出されるコインの枚数を計数
し、その計数値が指定された枚数データに達した時に、
コイン払出完了信号がCPU31に入力される。これに
より、CPU31は、ホッパー駆動回路47を介してホ
ッパー40の駆動を停止し、コインの払い出し処理を終
了する。
【0050】上記抽選処理は、最も有利なBBとCTの
組合せ(以下、「CT付BB」という)、BB、RB、
CT及び小役のいずれかの入賞又は外れの判定が行われ
る。
【0051】CTの発生条件として、上記のように予め
入賞役として「CT付BB」を定めておくのではなく、
一般遊技のゲーム1回毎、BB遊技の発生または終了
毎、及びRB遊技の発生または終了毎に、別途CTを発
生させるか否かの抽選を行うようにしてもよい。
【0052】BB遊技は、入賞図柄“7(図3のシンボ
ル50)−7−7”により発生する遊技者にとって最も
有利な遊技状態であって、次に述べるRB遊技が3回が
3回分行えるのに加えて、最大30回連続して小役の入
賞による多数のコインを獲得できる遊技状態である。
尚、BB遊技中は、BB、RB及びCTの抽選処理は行
わない。
【0053】RB遊技は、停止図柄“BAR(図3のシ
ンボル51)−BAR−BAR”により発生し、所定の
シンボルの組合せ“JAC(図3のシンボル53)−J
AC−JAC”が揃えば15枚のコインを獲得できるボ
ーナスゲーム(JACゲームという)に当たりやすい遊
技状態である。RB遊技中は、最大8回のJACゲーム
を行うことができる。尚、RB遊技中も、BB遊技中と
同様にBB、RB及びCTの抽選処理は行わない。
【0054】「CT付BB」は、入賞図柄“リボン付7
(図3のシンボル52)−リボン付7−リボン付7”に
より発生し、前記BB遊技の終了後にCTが発生する。
また、「CT付RB」を設けてもよい。
【0055】CT遊技は、遊技者のストップボタン14
L,14C,14Rの停止操作に基づくリール4L,4
C,4Rの停止が行われるが、スタートレバー12を操
作する度に乱数サンプリングによる抽選処理が行われ、
BB及びRBが内部当選すれば、マイコン30はその当
選した入賞役に応じた停止制御を行う。従って、CT中
は、CT及び小役の抽選処理が無効となる。
【0056】スロットマシン1において、一般遊技中に
BB、RB又はCTに入賞すると、それぞれの遊技が開
始される。BB遊技、RB遊技又はCTが終了すると一
般遊技へ戻る。「CT付BB」が当選した場合は、その
後BBに入賞して、BB遊技を行った後、CTを開始す
る。
【0057】CTは所定の解除条件が達成されたときに
終了する。CTの解除条件は、CT中の遊技が所定回数
に達した場合、あるいは遊技者の獲得したコインの枚数
から遊技のために消費したコインの枚数を差し引いた
「純増枚数」が所定の枚数に達した場合がある。しか
し、CT中にBBに内部当選してBB遊技が開始されれ
ば、解除条件に達していなくてもCTは終了する。すな
わち、CT中の遊技可能回数及び獲得可能枚数の未消化
分はBBに入賞した時点で消滅する。また、CT中に上
記「CT付BB」に入賞した場合も、その入賞した時点
でのCT中の遊技可能回数及び獲得可能枚数の未消化分
は消滅するが、BB遊技後には、CTの解除条件が
「0」からカウントされる新たなCTが設けられ、「C
T遊技」を行うことができる。ここで、このような「C
T付BB」と区別するためにCTと組み合わされていな
いBBを「CT無BB」ということとする。
【0058】また、CT中にRBに内部当選してRB遊
技が開始された場合は、CTは中断し、RB遊技終了後
に、CTが再開される。すなわち、CTが中断した時点
の解除条件がCT再開時まで保持される。このCT中断
時からCT再開時までの期間(CT保持期間という)に
行われるRB遊技中の遊技回数及びコインの純増枚数
は、CTの解除条件には含まれない。例えば、解除条件
として遊技回数が上限50回、純増枚数が上限200枚
である場合、CT中断時の遊技数が10回、純増枚数が
50枚であれば、CT再開時まで遊技可能回数が40回
及び獲得可能枚数150枚が保持される。ただし、RB
遊技全体としての遊技数1回及びRB入賞時の獲得枚数
は除く。
【0059】図5は、前述のリールランプ41によるデ
モンストレーションについて詳細に示す。W1〜W9
は、図2のランプW1〜W9を示す。
【0060】このリールランプ41によるデモンストレ
ーションは、上記CT保持期間中であることを遊技者に
報知するものである。このデモンストレーションのパタ
ーン(以下、「デモパターン」という)のデータは、前
述のROM32に格納されている。
【0061】図5に示すように、段階1〜8の点滅パタ
ーンを順次、所定の点灯時間で行い、RB遊技が終了す
るまで、当該デモンストレーションを繰返し行う。ま
た、上記デモンストレーションにおいて、スピーカ43
により音を発生させ、図5に示すように、各段階におい
て音階(ド,レ,ミ,…)を変化させてメロディーを奏
でるようにしてもよい。さらに、このリールランプ41
によるデモンストレーションにおいて、CT中にRB、
BB等の入賞役に内部当選したことを別のデモパターン
で報知するようにしてもよい。
【0062】また、表示ランプ20A〜20H及び液晶
表示画面6についても、スロットマシン1の遊技状態に
対応して作動させることにより、遊技者に様々な報知を
行うことができる。
【0063】図6は、スロットマシン1の遊技状態に対
応したリールランプ41、表示ランプ20A〜20H、
及び液晶表示画面6の表示状態を示す。最上段部は遊技
状態を示しており、「一般遊技中」、「BB作動中」、
「RB作動中」、「CT中」のそれぞれの期間を矢印で
示している。その下は、「CT付BB内部当選」、「C
T無BB内部当選」及び「RB内部当選」の各入賞役に
ついての内部当選期間、或いは「CT保持」の期間を矢
印で示している。
【0064】リールランプ41は、前述のように、CT
中にRBに入賞した場合のCT保持期間を図5のデモパ
ターン(I)で報知する。また、当該デモンストレーシ
ョンと平行して、RBの入賞を報知する、表示ランプ2
0A〜20Hにおけるデモンストレーションが行われ
る。この、表示ランプ20A〜20Hでのデモンストレ
ーションは、RB遊技中以外に、BB遊技中又はCT中
であることも報知するので、遊技者は、遊技状態が容易
に認識できる。
【0065】表示ランプ20A〜20Hでのデモンスト
レーションの例を図7に示す。表示ランプ20A〜20
Hでのデモンストレーションは、「CT中」は図7の
デモパターンで、「BB遊技中」は図7のデモパター
ンで、「RB遊技中」は図7のデモパターンでそれぞ
れ行われる。段階1〜4の点滅パターンを順次所定の移
動時間にて「CT」、「BB遊技」及び「RB遊技」の
それぞれが終了するまで、各遊技状態に対応したデモパ
ターンが繰り返される。図7の20A〜20Hは、図1
のスロットマシンにおける表示ランプ20A〜20Hを
示している。ここで、CT保持期間中を報知する報知手
段として、上記のリールランプ41の表示による報知の
他に、表示ランプ20A〜20Hを用いて通常のRB遊
技のデモパターン(図7に示す「RB遊技中」のデモ
パターン)とは異なる「CT保持期間中のRB遊技中」
を示すデモパターンを設けて報知するようにしてもよ
い。
【0066】また、液晶表示画面6では、遊技状態に応
じて様々な演出態様で表示可能であるが、例えば、図8
に示すように、上記のリールランプ41と表示ランプ2
0A〜20Hの報知内容を総合的に表わすことが可能で
ある。
【0067】例えば、図8(A)に示すように、BB又
はRBに内部当選した時は、“何か当たったぞ”と表示
して、何らかの入賞役に内部当選したことを報知する。
【0068】その後、RBに入賞すれば、図8(B)に
示すように“レギュラーボーナスゲーム入賞!”と表示
し、BBに入賞すれば図8(C)に示すように“ビッグ
ボーナスゲーム入賞!!”と表示し、CT中は図8
(D)に示すように、“チャレンジタイム中”と表示す
る。さらに、CT保持期間中のRB遊技中は図8(E)
に示すように“レギュラーボーナスゲーム入賞!”に併
せて“CT保持中”と表示する。
【0069】このように、液晶表示画面6の表示による
報知を行えば、例えば、リールランプ41や表示ランプ
20A〜20Hの報知の意味を知らない遊技者にとって
は、遊技状態の認識を補助する役割を果たす。また、図
8(A)〜(E)に示すような文字情報だけでなく、キ
ャラクタを登場させて所定の動作を行わせたり、画面全
体の色調を変化させたり等、様々な画像を表示すれば、
遊技の興趣を高めることができる。
【0070】また、CT保持期間中を報知する報知手段
として、上記のリールランプ41及び表示ランプ20A
〜20Hでのデモンストレーション、液晶表示画面6の
表示による報知の他に、別途ランプを設けるようにして
もよい。
【0071】次に、リールランプ41及び表示ランプ2
0A〜20Hで遊技状態を報知する場合のマイコン30
で制御される遊技機の動作について、図9〜図13のフ
ローチャートを参照して説明する。
【0072】図9において、CPU31は、初めにコイ
ンの自動投入の要求があるかどうかしを判別し(ステッ
プ[以下、ST]1)、“YES”の場合、すなわち後
述のST21で再遊技に入賞してコインの自動投入の要
求がセットされた場合、投入要求分のコインを自動投入
する(ST2)。 “NO”の場合は、コイン投入口5
へのコインの投入、あるいはBETスイッチ(1−BE
Tスイッチ9、2−BETスイッチ10、又は最大BE
Tスイッチ11のいずれか)からの入力がされ(ST
3)、コインセンサ7Sからの検出信号入力があった場
合、次のステップに移ることができる。ここで、投入で
きるコインの枚数は、一般遊技中(CT遊技も含む)は
3枚まで、RB作動中は1枚までである。
【0073】コインの自動投入或いはコインセンサ7S
からの検出信号入力があった場合は、次にスタートレバ
ーの操作によりスタートスイッチ12Sからの入力(ス
タート信号)があるか否かを判別する(ST4)。この
判別が“YES”の場合、CPU31は、I/Oポート
38を介してモータ駆動回路44に駆動信号を送って全
リール4L,4C,4Rを回転駆動する(ST5)。そ
の後、乱数サンプリングに基づく抽選処理を行う(ST
6)。この抽選処理では、前述したようにサンプリング
された乱数が、ROM32内に格納されている入賞確率
テーブルにおいて、どの入賞グループに属する値になっ
ているかを判定する。すなわち、CT付BB、CT無B
B、RB、CT及び小役のいずれかの入賞役に当選した
か又は外れかの判定を行う。
【0074】遊技者によるストップボタン14L,14
C,14Rの操作がされたかどうかを判定し(ST
7)、“YES”であれば、リール4L,4C,4Rの
停止制御を行う(ST9)。ST7において、“NO”
であれば、自動停止タイマが0になったかどうかを判定
し(ST8)、“YES”であれば、リール4L,4
C,4Rの停止制御を行う(ST9)。
【0075】次に図10に示すように、全リール4L,
4C,4Rが停止したか否かを判定し(ST10)、
“YES”であれば、停止図柄が入賞図柄であるかどう
かを判定し、その入賞に応じたコインの払出しを実行す
る(ST11)。
【0076】次に、今回までのゲームが「CT中」であ
ったか否かを判定し(ST12)、“YES”のとき
は、後述の図11に示す「CT中」の制御動作に移行
し、“NO”のときは今回までのゲームが「RB遊技
中」であったか否かを判定する(ST13)。そして、
“YES”のときは、後述の図12に示す「RB遊技」
における制御動作に移行し、一方、“NO”のときは今
回までのゲームが「BB遊技中」であったか否かを判定
する(ST14)。そして、“YES”のときは、後述
の図13に示す「BB遊技」における制御動作に移行
し、一方“NO”のときは、リールの停止図柄が「BB
入賞」であるかどうかを判別する(ST15)。そし
て、“YES”のときは、表示ランプ20A〜20Hに
よるBB遊技中のデモを開始して、次回からのゲームに
おいてBB遊技が行えるようにセットし(ST16)、
1ゲームを終了する(ST24)。この「BB入賞」が
CT中の入賞であれば、その入賞時点でのCT解除条件
の未消化分を消滅させ、CTを終了する。
【0077】上記ST15において、“NO”のとき
は、ST11における判定が「RB入賞」であるかどう
かを判別し(ST17)、“YES”のとき、この「R
B入賞」がCT中であったか否かを判定し(ST1
8)、“YES”のときは、CT保持中を報知するリー
ルランプ41によるデモを開始し(ST19)、さらに
表示ランプ20A〜20HによるRB遊技中のデモを開
始して、次回からのゲームにおいてRB遊技が行えるよ
うにセットし(ST20)、1ゲームを終了する(ST
24)。
【0078】上記ST17において、“NO”のとき
は、ST11における判定が「再遊技入賞」であるかど
うかを判別し(ST21)、“YES”のときは、再遊
技が行えるようにセットし(ST22)、コインの自動
投入の要求をセットして(ST23)、1ゲームを終了
する(ST24)。
【0079】図11は、「CT中」の制御手段の動作を
示すフローチャートである。
【0080】ST25において、CT中の遊技可能回数
を減算し、ST26において、CT中の遊技可能回数が
「0」かどうかを判定する。“YES”の場合は、表示
ランプ20A〜20HによるCT中のデモを終了して、
CTを終了し(ST28)、前述の図10のST15に
移行する。“NO”の場合は、CT中の純増枚数が上限
に達したかどうかを判定する(ST27)。ここで、
“YES”の場合は、表示ランプ20A〜20Hによる
CT中のデモを終了して、CTを終了して(ST2
8)、前述の図10のST15に移行し、“NO”の場
合は、前述の図10のST15に移行する。
【0081】図12は、「RB遊技中」の制御手段の動
作を示すフローチャートである。
【0082】ST29において、15枚払出しの「JA
Cゲーム」に入賞したかどうかを判定し、“YES”の
場合は、RB遊技中のJACゲーム入賞可能回数を減算
し(ST30)、JACゲーム入賞可能回数が「0」か
どうかの判定(ST31)で“NO”であれば、1ゲー
ムを終了し、再びRB遊技中のJACゲーム入賞可能回
数が「0」になるまで遊技を繰り返す。ここで、RB遊
技中のJACゲーム入賞可能回数は8回までである。上
記ST31の判定で“YES”となれば、表示ランプ2
0A〜20HによるRB遊技中のデモを終了してRB遊
技を終了する(ST32)。
【0083】続いて、今回までのゲームが「BB遊技
中」であったか否かを判定し(ST33)、“YES”
のときは、RB遊技の可能回数を減算し(ST34)、
RB遊技の可能回数が「0」かどうかの判定(ST3
5)で、“YES”の場合は、後述の図13のST42
に移り、表示ランプ20A〜20HによるBB遊技中の
デモを終了してBB遊技を終了する。“NO”であれ
ば、BB遊技の可能回数が「0」かどうかを判定し(S
T36)、“NO”であれば、1ゲームを終了し、“Y
ES”の場合は、後述の図13のST42に移り、表示
ランプ20A〜20HによるBB遊技中のデモを終了し
てBB遊技を終了する。ここで、BB遊技中は、一般遊
技が30回まで、RB遊技は3回まで可能である。
【0084】上記ST33において、“NO”の場合
は、今回のRB遊技がCT中のRB入賞により開始され
た場合で、CT保持中であったかどうかを判定する(S
T37)。ここで“YES”のときは、CT保持中を報
知するリールランプ41によるデモを終了し(ST1
9)、さらに表示ランプ20A〜20HによるCT中の
デモを開始して、CTを再開する(ST38)。ST3
7で、CT保持中ではないと判定された場合は、ゲーム
を終了する。
【0085】図13は、「BB遊技中」の制御手段の動
作を示すフローチャートである。
【0086】まず、BB遊技中の一般遊技の可能回数を
減算する(ST39)。次に、RBに入賞したかどうか
の判定(ST40)で、“YES”であれば、図10の
ST18に移行し、“NO”であれば、BB遊技が終了
かどうかを判定する(ST41)。この判定で“NO”
の場合は、図10のST24に移行し、再度ゲームを行
うが、“YES”の場合は、表示ランプ20A〜20H
によるBB遊技中のデモを終了してBB遊技を終了す
る。(ST42)。
【0087】次に、今回のBB遊技がCT中のBB入賞
により開始された場合であったかどうかを判定し(ST
43)、“YES”であれば、BB入賞時点でのCT中
の解除条件の未消化分を消滅させる(ST44)。ST
43で、“NO”であれば、今回のBB遊技が「CT付
BB」であったかどうかを判定し(ST45)、“YE
S”であれば、表示ランプ20A〜20HによるCT中
のデモを開始して、CTが開始できるようにセットする
(ST46)。
【0088】前述のとおりCTの解除条件は、所定回数
の遊技を消化した場合、または「純増枚数」が所定の枚
数に達した場合であるので、上記のように、リールラン
プ41によるCT保持期間中の報知により、これを認識
した遊技者は、CTが上記解除条件に達しておらず、R
B遊技後にCTが再開することを容易に認識できる。さ
らに、CT中のBB入賞でCTが消滅したとの勘違いを
することもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のスロットマシンの外観を示す
正面斜視図。
【図2】各リールの内側にランプを設置したリール機構
の外観図。
【図3】3つのリール上に配置されたシンボル列の例を
示す模式図。
【図4】実施例のスロットマシンに用いられる回路構成
を示すブロック図。
【図5】リールランプの点滅パターンと発生音を示す
図。
【図6】スロットマシンの遊技状態に対応した各報知手
段の表示状態を示すタイムチャート。
【図7】スロットマシンの遊技状態に対応した表示ラン
プの点滅パターンを示す図。
【図8】スロットマシンの遊技状態に対応した液晶表示
画面の表示を示す図。
【図9】実施例のスロットマシンにおける遊技制御動作
のフローチャート。
【図10】図9に続くフローチャート。
【図11】「CT中」の制御手段の動作を示すフローチ
ャート。
【図12】「RB遊技中」の制御手段の動作を示すフロ
ーチャート。
【図13】「BB遊技中」の制御手段の動作を示すフロ
ーチャート。
【符号の説明】
1…スロットマシン、2…キャビネット、3…表示窓、
4L,4C,4R…リール、5…台座部、6…液晶表示
画面、7…コイン投入口、8…切換スイッチ、9…1−
BETスイッチ、10…2−BETスイッチ、11…最
大BETスイッチ、12…スタートレバー、14L,1
4C,14R…ストップボタン、15…入賞ライン、1
6…C/Pスイッチ、17…コイン払出口、18…コイ
ン受け部、19…透音口、20…表示ランプ、21…有
効化ライン表示ランプ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技に必要な複数の図柄を可変表示する可
    変表示手段と、その可変表示が停止した時の表示態様に
    応じて遊技者に利益を与える遊技状態となる入賞か否か
    を決定し、その決定に基づいて前記可変表示を制御する
    制御手段とを備え、該制御手段が特定の入賞を決定し、
    所定の期間中に前記可変表示が前記特定の入賞に対応し
    た表示態様で停止して該特定の入賞に対応する遊技状態
    となったとき、該遊技状態中に報知を行うことを特徴と
    する遊技機。
  2. 【請求項2】請求項1の遊技機において、前記所定の期
    間は、遊技中に所定の発生条件が成立した時から所定の
    解除条件が成立した時までであり、その期間中、前記制
    御手段は前記入賞又は外れの決定を行い、外れの決定を
    した場合には、遊技者の停止操作のタイミングに応じた
    前記可変表示の停止制御を可能とすることを特徴とする
    遊技機。
  3. 【請求項3】請求項1の遊技機において、前記入賞は、
    遊技者に相対的に大きい利益を与える遊技状態となる特
    別増加入賞、遊技者に相対的に大きい利益を与える遊技
    状態と前記所定の期間との組合せである所定期間付特別
    増加入賞、及び遊技者に相対的に小さい利益を与える遊
    技状態となる特別入賞のうちのいずれかであり、前記特
    定の入賞は、前記特別入賞のことであることを特徴とす
    る遊技機。
  4. 【請求項4】請求項3の遊技機において、前記所定の期
    間中に前記特別増加入賞の決定をして、前記可変表示が
    前記特別増加入賞に対応した表示態様で停止した時に
    は、前記所定の期間を終了して前記特別増加入賞に対応
    する遊技状態とし、前記所定の期間中に前記所定期間付
    特別増加入賞の決定をして、前記可変表示が前記特別増
    加入賞に対応した表示態様で停止した時には、前記所定
    の期間を終了して前記特別増加入賞に対応する遊技状態
    とし、前記特別増加入賞の遊技状態終了後に再び前記所
    定の期間を開始し、一方、前記所定の期間中に前記特別
    入賞の決定をして、前記可変表示が前記特別入賞に対応
    した表示態様で停止した時には、前記所定の期間を中断
    して前記特別入賞に対応する遊技状態とし、該遊技状態
    の終了後に中断した前記所定の期間を再開することを特
    徴とする遊技機。
  5. 【請求項5】請求項4の遊技機において、前記報知は、
    遊技機の正面に設けたランプの点灯又は点滅、前記可変
    表示部に表示された図柄自体の点滅、当該図柄の部分を
    除いた背景部分の点滅、遊技機に設けられた任意の画像
    を表示可能な表示手段の表示画像、及び遊技機に設けら
    れたスピーカからの発生音のうちの少なくとも一つで行
    われるようにしたことを特徴とする遊技機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003019247A (ja) * 2001-07-06 2003-01-21 Aruze Corp 遊技機
JP2006142086A (ja) * 2006-02-28 2006-06-08 Aruze Corp 遊技機
JP2006181380A (ja) * 2006-02-28 2006-07-13 Aruze Corp 遊技機
JP2009233444A (ja) * 2009-07-23 2009-10-15 Sammy Corp スロットマシン

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