JP2000034367A - ランダムプロピレンコポリマ―を使用した熱可塑性加硫ゴムの修飾 - Google Patents
ランダムプロピレンコポリマ―を使用した熱可塑性加硫ゴムの修飾Info
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Abstract
ーで修飾された熱可塑性加硫ゴムよりも、破断点伸び及
び靭性などのような特性で実質的に異なる熱可塑性加硫
ゴムを製造する。破断点伸びが上昇すると、熱可塑性加
硫ゴムから製造された物品は、大きい伸び率を示す。 【解決手段】 ランダムプロピレン熱可塑性コポリマー
は、熱可塑性加硫ゴムの破断点熱伸び及び靭性を増大す
ることに使用できる。半結晶性ポリプロピレンは、好ま
しくは可塑性相である。ゴムはオレフィン性ゴムであ
る。コポリマーの組成の不均一性が、チーグラーナッタ
コポリマーよりも大きいので、ランダム熱可塑性ポリプ
ロピレンコポリマーは、従来のチーグラーナッタプロピ
レンコポリマーとは異なる。
Description
コポリマーを使用した熱可塑性加硫ゴムの修飾に関す
る。
る熱可塑性加硫ゴムは、メタロセン触媒のような単部位
(single-site)触媒で重合されたランダムプロピレン
コポリマーで修飾することができる。この修飾は、典型
的には、改良された破断点伸び及び靭性を付与する。
橋されたゴム相からなり、望ましくは、熱可塑性相の熱
可塑性加工性及びゴム相の実質的な値の弾性を有する。
熱可塑性加硫ゴムのショアーA/D硬度は、一般に、よ
り硬い熱可塑性相のより軟らかいゴム相に対する比によ
り制御される。熱可塑性加硫ゴムの破断点伸びは、二つ
の相の親和性、相の大きさ、及び添加された親和化剤を
含む多くの要因により制御される。より高い破断点伸び
及びより大きい靭性を有するように、熱可塑性加硫ゴム
組成物を配合することのできることが望ましい。靭性
は、熱可塑性加硫ゴムの引張試験片を破断点まで伸ばす
とき、応力−歪曲線より下の部分として定義される。
タプロピレンコポリマーで修飾された熱可塑性加硫ゴム
よりも、破断点伸び及び靭性などの特性で実質的に異な
る熱可塑性加硫ゴムを製造する。破断点伸びが上昇する
と、熱可塑性加硫ゴムから製造された物品は、大きい伸
び率を示す。
相及び一般にいずれかのゴム相からなる熱可塑性加硫ゴ
ムは、メタロセン触媒を含む単部位触媒で重合されたラ
ンダムプロピレンコポリマーで修飾し、熱可塑性加硫ゴ
ムの物理的特性を改良することができる。ランダムプロ
ピレンコポリマーは、他のエチレン性不飽和モノマーを
約5乃至約25重量%、及びより好ましくは他のエチレ
ン性不飽和モノマーを約6乃至約20重量%有すること
ができる。好ましいエチレン性不飽和モノマーは、エチ
レン又は4乃至20の炭素原子を有するモノオレフィン
である。ランダムプロピレンコポリマーの残部は、プロ
ピレンの重合に由来する繰り返し単位であることが望ま
しい。望ましくは、プロピレンに由来する繰り返し単位
は、主に、アイソタクチック又はシンジオタクチック配
置のいずれかである。プロピレンに由来する結晶可能な
繰り返し単位を有するランダムプロピレンコポリマー
は、0℃より高い融点を有する。ポリプロピレン熱可塑
性樹脂に対するランダムプロピレンコポリマーの相対比
は、望ましくは、100重量部のポリプロピレン熱可塑
性樹脂当たり約2乃至約400重量部のランダムプロピ
レンコポリマー、及びより望ましくは、100重量部の
ポリプロピレン熱可塑性樹脂当たり約5乃至約150重
量部のランダムコポリマーである。プロピレン熱可塑性
樹脂は、融点の高いアイソタクチックポリプロピレンが
望ましいが、前記ランダムコポリマー以外であればいず
れのポリプロピレンでもよい。本明細書の目的に鑑み、
本願発明者らは、少なくとも120℃の融点を有するポ
リプロピレン熱可塑性樹脂と、105℃未満の融点を有
するランダムプロピレンコポリマーを区別する。ゴム
は、EPDMゴム、ブチルゴム、ハロブチルゴム、p−
メチルスチレンとイソブチレンとのコポリマー、天然ゴ
ム、共役ジエンのホモポリマー、共役ジエン又はこれら
の組み合わせのコポリマーのような従来の炭化水素ゴム
であり得る。熱可塑性加硫ゴムは、熱可塑性及びゴム相
の総計100部に基づき、通常、約15乃至約75部の
熱可塑性相及び約25乃至約85部のゴム相を含む。
するために使用されるランダムプロピレンコポリマー
は、プロピレンと、ポリマーの中へ統計的に挿入された
(staticticalinsertion)プロピレン以外の少なくとも
一つの他のコモノマーとのコポリマーである。コモノマ
ーは、エチレン及び4乃至20の炭素原子を有するα−
オレフィンを含む。プロピレン単位の配置は、実質的に
アイソタクチック又はシンジオタクチックである。ラン
ダムプロピレンコポリマーは、4未満の多分散性指数
(polydispersity index)の狭い分子量分布を有する。
これらは、メタロセン触媒を含む単部位触媒により簡便
に製造することができるが、本発明はこれらの触媒に限
定するものではなく、ランダムプロピレンコポリマー及
びランダムプロピレンコポリマーを含有する熱可塑性加
硫ゴム組成物を含むものである。メタロセン触媒は、さ
らに、ランダムプロピレンコポリマーの製造に関する教
示が記載されている米国特許第5,017,714号
(本明細書に援用する)に述べられている。ランダムプ
ロピレンコポリマーは、65又は75J/g未満の融解
熱を有する低度の結晶度を有する。
5未満の多分散性指数を有する狭い分子量分布で約3乃
至6重量%の第二のコモノマーを有するランダムプロピ
レンコポリマーを製造することは非常に困難であった。
EPDM又はEPRゴムのようなゴム状コポリマーは入
手できた。現在では、約2乃至約16又は約20重量%
の第二のコモノマー(類)を有する熱可塑性ランダムコ
ポリマーを製造することが可能である。先行技術のシュ
ードランダム(pseudorandam)プロピレンコポリマー
は、プロピレン原料及び第二のオレフィン原料との重合
により製造されたが、前記第二のオレフィンは、一般に
2又は4乃至8又は12の炭素原子を有し、比較的一定
の原料比を維持した。使用する触媒は、いくつかの部位
が他の部位よりも第二のオレフィンをより効率的に組み
込むような、いくつかの異なる活性部位を有していた。
異なる部位は、異なる鎖長のポリマーをもたらすことも
できる。この結果、得られるポリマー中のプロピレンの
広い分子量分布と広い組成分布をもたらす。
は、望ましくは狭い組成分布を有する。狭い組成分布の
ランダムプロピレンコポリマーは重要であると考えられ
るが、これに制限されない。本発明者らは、狭い組成分
布は、エチレンとプロピレンの添加での一つの統計的様
式のみが可能である(メタロセンのような)単部位触媒
を使用する結果であると考えている。本発明者らは、こ
の故に、二つのポリマー鎖の間でのポリマーの組成に統
計的に重大な違いをもたらさないと考える。ポリマーの
分子内組成分布は、溶剤中の熱分別により決定される。
典型的な溶剤は、ヘキサン又はヘプタンのような飽和炭
化水素である。この熱分別法を以下に説明する。典型的
には、約75重量%及びより好ましくは85重量%のポ
リマーを一つ又は二つの隣り合った、可溶画分として分
離し、ポリマーの残部は、直前の又は直後の画分とす
る。これらの画分は、ランダムプロピレンコポリマー成
分のエチレン含量の平均重量の20重量%(相対的)未
満しか違わない組成(エチレン含量の重量%)を有す
る。ランダムプロピレンコポリマーは、上に概説した画
分テストに当てはまる場合、狭い組成分布である。
レン残基の数及び分布は、エチレン、プロピレン及び任
意の量のジエンの統計的重合と一致する。ステレオブロ
ック構造では、互いに隣接するいずれか一つの種類のモ
ノマー残基の数は、同様の組成を有するランダムプロピ
レンコポリマー中の統計的分布から予測されるよりも大
きい。ステレオブロック構造を有する従来のポリマー
は、ポリマー中のモノマー残基の統計的分布よりもむし
ろこれらのブロック構造を有するエチレン残基と一致す
るエチレン残基分布を有する。ポリマーの分子内組成分
布は、隣接するプロピレン残基に関してエチレン残基の
位置を示す、C−13NMRにより決定することができ
る。ポリマーにとっての、エチレン及びプロピレンの配
置の統計的分布は、(1) 単部位メタロセン触媒のような
単部位触媒で製造され、エチレンとプロピレンの添加が
一つのみの統計的部位で行われて製造される場合、及び
(2)実質的に全てのポリマー鎖に関して一つの重合様式
のみが行われる、よく混合され、連続したモノマー原料
が攪拌されたタンク重合反応器において製造される場
合、及び (3) 触媒が1.2未満のエチレン及びプロピ
レンの反応比の生成物を有する場合に、もたらされる。
これらの重合パラメーターは、ランダムプロピレンコポ
リマーを形成するために必要とされる。
くは一つの融点を有する。融点は、示差走査熱量測定
(DSC)により決定される。一般に、ランダムプロピ
レンコポリマーは約0、25、又は30℃乃至105℃
の間の融点を有する。好ましくは、融点は、約0、2
5、又は30、又は40℃乃至90又は100℃の間で
ある。最も好ましくは、融点は40℃乃至90℃の間で
ある。本出願において、融点は、DSC融点決定でのピ
ークである。ランダムプロピレンコポリマーは、好まし
くは約1.5、1.7、又は1.8乃至約3.5、4.
0、又は5.0の間の狭い分子量分布(MWD)、及び
より好ましくは、約1.5、1.8、又は2.0乃至約
2.8又は3.2の間のMWDを有する。
くは、アイソタクチックな結晶性α−オレフィン配列、
例えば、好ましくはプロピレン配列(NMR)を含む。
結晶性は、アニールされたポリマーのサンプルの融解熱
により測定されたときに、好ましくは、約2乃至約65
%、より好ましくは5乃至40%のホモアイソタクチッ
クポリプロピレンである。
くは、約75又は80乃至95重量%のプロピレンに由
来する繰り返し単位、及び約5乃至約20又は25重量
%の2又は4乃至8、12、又は20の炭素原子を有す
る、プロピレン以外の直鎖又は分岐鎖オレフィン、好ま
しくは、約80乃至約94重量%のプロピレンに由来す
る繰り返し単位及び約6乃至約20重量%のα−オレフ
ィンを含み、最も好ましくは、約80又は82乃至約9
0又は94重量%のプロピレンに由来する繰り返し単位
及び約6又は10乃至約18又は20重量%のα−オレ
フィンを含み、及び、さらにより好ましくは、約84乃
至90重量%のプロピレン及び10乃至16重量%の前
記α−オレフィンを含む。好ましくは、前記α−オレフ
ィンはエチレンである。
細に説明したが、(好ましくは)二つ又は二つ以上のラ
ンダムプロピレンコポリマーの混合物を添加することは
有利である。ランダムプロピレンコポリマー混合物中の
各ランダムプロピレンコポリマーは、望ましくは、個々
のランダムプロピレンコポリマーの特性の記載を満たす
ものである。ランダムプロピレンコポリマーは、重量又
は数平均分子量が異なり、より好ましくは、プロピレン
との共重合に組み込まれる異なる量のコモノマー、及
び、異なる結晶性を有することにより組成が異なる。7
0℃より高い融点を有し、93重量%以上のプロピレン
に由来する繰り返し単位を有する第一のランダムプロピ
レンコポリマー、及び、60℃未満の融点を有し、92
%未満のプロピレンに由来する繰り返し単位を有する第
二のランダムプロピレンコポリマーを有することが特に
有利である。代わりに、第一のランダムプロピレンコポ
リマーは、アニールしたサンプルの融解熱により測定さ
れたときに、約20又は25乃至約65%のホモアイソ
タクチックポリプロピレンの結晶性を有することが望ま
しい。第二のランダムプロピレンコポリマーは、望まし
くは第一のランダムプロピレンコポリマーよりも低い結
晶性を有することが望ましい。第一のランダムプロピレ
ンコポリマーは、第二のランダムプロピレンコポリマー
及び熱可塑性ポリプロピレンと共に使用される場合、界
面剤(interfacial agent)として作用すると考えられ
ている。したがって、第一のランダムコポリマーは、分
散相の微細な分散という形態及びより微細(より小さい
粒子径)な分散に由来することにより得られる特性をも
たらす。混合物中の、第一のランダムプロピレンコポリ
マーの第二のランダムプロピレンコポリマーに対する比
は、95:5乃至5:95の範囲であり、好ましくは9
0:10乃至10:90の範囲である。
二つほどは好ましくないが、二つより多い個々のランダ
ムプロピレンコポリマーからなるランダムプロピレンコ
ポリマーの添加は、熱可塑性加硫ゴムの製造及び特性の
改良を導くと考える。製造での改良は、実質的に非晶質
なランダムプロピレンコポリマー(ゴム)のペレットを
導入する能力を含み、特性での改良は、一つのランダム
プロピレンコポリマーの添加により示されるものを超え
る、引張強さ、破断点伸び、及び低温での衝撃強さでの
改良を含む。
分を製造する方法に特定の制限はない。ランダムプロピ
レンコポリマーは、プロピレン及び2又は4乃至約20
の炭素原子を有するα−オレフィン、好ましくはエチレ
ンを一段階又は多段階反応器において共重合することに
より得ることができる。重合方法は、高圧、スラリー、
気相、塊状、又は溶液相、又はこれらの組み合わせを含
み、従来のチーグラーナッタ触媒、又は、単部位のメタ
ロセン触媒系などを使用する。使用する触媒は、高いイ
ソ特異性(isospecificity)を有するものが好ましい。
重合は、連続又はバッチ法により実施され得、連鎖移動
剤、スカベンジャー、又は使用可能と思われる他の添加
剤の使用をも含む。
ずれの方法にも制限するものではないが、ランダムプロ
ピレンコポリマーの製造を実施するための一つの態様
は、次の通りである。(1) 液体プロピレンを攪拌された
タンク反応器へ導入し、(2) 触媒系を蒸気又は液相のい
ずれかへノズルを通じて導入し、(3) 供給エチレンガス
を、当技術分野に周知のいずれかの方法で、反応器の蒸
気相へ導入するか、又は液相へ散布し、(4) 反応器は、
溶解したα−オレフィン、好ましくはエチレンと共に、
実質的にプロピレンを含む液相、及び全てのモノマーの
蒸気を含む蒸気相を含み、(5) 反応器温度及び圧力は、
気化するプロピレンの還流(自動冷却)、冷却コイル、
ジャケットなどにより制御可能であり、(6) 重合速度
は、触媒の濃度、温度により制御され、及び (7) ポリ
マー生成物のエチレン(又は他のα−オレフィン)含量
を、反応器中のエチレンのプロピレンに対する比で決定
し、この比はこれらの成分の反応器への相対的な供給速
度を操作することにより制御される。
典型的な重合方法は、ビス(シクロペンタジエニル)金
属化合物及び1) 非配位親和性アニオン活性剤、又は2)
アルモキサン活性化剤のいずれかの存在下での重合から
なる。これは、エチレン及びプロピレンを適する重合希
釈剤中で触媒と接触する工程を含み、前記触媒は、例え
ば、好ましい実施態様に従うと、キラルなメタロセン触
媒、例えば、米国特許第5,198,401号(米国特
許審査の目的に沿って本明細書に援用する)に記載され
ているように、ビス(シクロペンタジエニル)金属化合
物及び活性化剤を含む。使用する活性化剤は、アルモキ
サン活性化剤又は非配位親和性アニオン活性化剤であり
得る。
ルミニウムのメタロセンに対するモル比が約1:1乃至
約20,000:1以上となるような量で使用される。
非配位親和性アニオン活性化剤は、好ましくは、ビスシ
クロペンタジエニル金属化合物の非配位アニオンに対す
るモル比が10:1乃至約1:1となるような量で使用
される。上記の重合反応は、約5,000以下乃至約
1,000,000以上の重量平均分子量及び約1.8
乃至約4.5の分子量分布を有するコポリマーを製造す
るために、約−100℃乃至約300℃の温度で、約1
秒乃至約10時間の間、触媒系の存在の下、モノマーを
反応させることにより行われる。
ー、溶液、懸濁、又は塊状相、又はこれらの組み合わ
せ)での触媒系の使用を含み、他の態様に従うと、高圧
液相又は気相重合をも使用することができる。気相、ス
ラリー相、又は懸濁相重合を使用する場合、触媒系は、
好ましくは担持された触媒系である。例えば、米国特許
第5,057,475号(米国特許審査の目的に沿って
本明細書に援用する)を参照のこと。このような触媒系
は、例えば、スカベンジャーのような他の周知の添加剤
をも含む。例えば、米国特許第5,153,157号
(米国特許審査の目的のために本明細書に援用する)を
参照のこと。これらの方法は、反応容器の種類及び重合
の実施様式を制限することなく使用することができる。
上記のように、又、担持された触媒系を使用する系につ
いてもいえることであるが、液相方法は、適する重合希
釈剤中で、エチレンとプロピレンを触媒系と接触させる
工程、及び、所望の分子量及び組成のエチレンプロピレ
ンコポリマーを製造するため十分な時間及び温度で、触
媒系の存在の下、モノマーを反応させる工程を含む。
可塑性加硫ゴム(TPV)を形成するために使用する成
分へ組み込むこと、2) ゴム成分を加硫する前にTPV
組成物とブレンドすること、又は、3) 前記TPVの前
記加硫の後に添加することが可能である。得られるブレ
ンドの物理的特性は、ランダムプロピレンコポリマーを
ゴム相の加硫の前に添加するか又は加硫に続いて添加す
るかにより変動することもあり、又、変動しないことも
ある。ランダムプロピレンコポリマーは、熱可塑性加硫
ゴムの半結晶性ポリプロピレンに対する補足と考えるこ
とができ、又、熱可塑性加硫ゴム中の半結晶性ポリプロ
ピレンの代りに、重量に基づいて、用いることも考える
ことができる。ランダムプロピレンコポリマーを加硫の
前に添加する場合、ランダムプロピレンコポリマーは、
ゴム相と熱可塑性相の界面に不均一に存在するかもしれ
ないが、その大部分は得られる熱可塑性加硫ゴムの熱可
塑性相に存在することが予想される。ランダムプロピレ
ンコポリマーの割線モジュラスは、半結晶性ポリプロピ
レンよりも低いので、熱可塑性加硫ゴムの通常の加工/
混合温度での熱可塑性加硫ゴム又はその成分と容易にメ
ルトブレンドすることができる(melt-blendable)。
は、通常のポリプロピレン熱可塑性樹脂、ランダムプロ
ピレンコポリマー、及び架橋可能なゴムである。通常の
半結晶性ポリプロピレンの例は、ポリプロピレン、その
コポリマー、及びこれらの混合物である。
ムプロピレンコポリマーの総量は、化合された熱可塑性
加硫ゴムの総量に基づき、望ましくは、約6乃至約85
重量%、より望ましくは、約7乃至約75、及び、好ま
しくは、約8乃至約60重量%である。望ましくは、ゴ
ムは約5乃至約70、より望ましくは、約10乃至約5
0、及び、好ましくは、約15乃至45重量%の熱可塑
性加硫ゴムである。望ましくは、TPVに通常加えられ
る他の成分、例えば、充填剤、油、硬化剤、加工助剤な
どの量は、TPVの約0、1、2、又は10乃至約8
7、88、又は89重量%、より望ましくは約0、1、
2、又は15乃至約81、82、又は83、及び好まし
くは約0、1、2、又は25乃至約75、76、又は7
9重量%である。
するため、又はポリマー性抗酸化剤のような添加剤とし
て添加することができる。油、充填剤、希釈剤、又は添
加剤のような非ポリマー性物質(後に記載する)も大量
に存在することができる。ブレンドに加えられるほとん
どの成分の量は、1) 従来の半結晶性ポリプロピレン、
ランダムプロピレンコポリマー、及びゴムのブレンド1
00重量部に基づいて、又は、2) ゴムの100重量部
に基づいて特定され得る。
ピレンコポリマーの総量は、半結晶性ポリプロピレン、
ランダムプロピレンコポリマー、及びゴムのブレンド1
00重量部当たり、望ましくは、約15乃至約80重量
部、より望ましくは、約25乃至約75重量部、及び、
好ましくは、約25乃至約50重量部である。ゴムは、
前記ブレンドの100重量部当たり、望ましくは、約2
0乃至約85重量部、より望ましくは、約25乃至約7
5重量部、及び、好ましくは、約50乃至約75重量部
である。半結晶性ポリプロピレンの量は、ゴムの量に基
づいて示すとき、ゴム100重量部当たり、望ましく
は、約17.5乃至約320重量部、より望ましくは、
約33重量部乃至約300重量部、及び、好ましくは、
約33重量部乃至約200重量部である。
性加硫ゴム中の通常のポリプロピレン100重量部当た
り、望ましくは、約2乃至約400重量部の量で、より
望ましくは、ポリプロピレン100重量部当たり約5乃
至約150重量部、さらにより望ましくは、通常のポリ
プロピレン100重量部当たり約10又は25乃至約1
00重量部、及び、好ましくは、通常のポリプロピレン
100重量部当たり約25乃至約80重量部の割合で存
在する。従って、ランダムプロピレンコポリマーは、熱
可塑性加硫ゴムの熱可塑性相の約4乃至約80、より望
ましくは、約4乃又は20乃至約60重量%の量で存在
する。熱可塑性加硫ゴムの熱可塑性相は、熱可塑性及び
ゴム相のブレンド(充填剤、油などを含まない)の約1
5乃至約75%であり得るので、熱可塑性加硫ゴムの総
重量に基づく、ランダムプロピレンコポリマーの百分率
は、通常のポリプロピレン、ランダムプロピレンコポリ
マー及びゴム成分(充填剤、油などを含まない)のいず
れかと組合せた量に基づき、1又は2乃至約40、5
0、又は60重量%の範囲を採ることができる。
「熱可塑性加硫ゴム」という語は、半結晶性ポリプロピ
レンマトリックス中に十分に分散した架橋されたゴムの
小さい粒子から半結晶性ポリプロピレン及び部分的乃至
十分に架橋されたゴムの共連続相まで乃至これらの組み
合わせを含む意味で用いられる。「熱可塑性加硫ゴム」
という語は、ゴム相が少なくとも部分的に加硫されてい
る(架橋されている)ことを示す。
性エラストマーの特性を有し、密閉式ミキサー中で再加
工可能な組成物をいう。半結晶性ポリプロピレン相の軟
化点又は融点より高い温度に到達した場合、熱可塑性樹
脂の従来の成形又は形成条件下で、熱可塑性加硫ゴムが
完全に混合、又は融合していることが肉眼上明らかとな
るように連続シート及び/又は成形された物品を形成す
ることができる。
化)に続いて、望ましくは、20又は50重量%未満の
硬化可能なゴムが、沸騰したキシレン中で熱可塑性加硫
ゴムの試験片から抽出可能になる。抽出可能なゴムの決
定法は、米国特許第4,331,628号に記載されて
おり、本明細書に援用する。
圧、又は中間の圧力法、又はチーグラーナッタ触媒、又
はメタロセン触媒により、モノオレフィンモノマー(す
なわち、2乃至10の炭素原子)の重合に由来する半結
晶性熱可塑性ポリマーを含む。これは、いずれのタクチ
シティ(すなわち、アイソタクチック及びシンジオタク
チック)をも有し得るし、衝撃性を改良した(impact m
odified)ポリプロピレンのようなコポリマーであって
もよい。望ましくは、繰り返し単位へ転換されたモノオ
レフィンモノマーは、少なくとも80、85又は93%
のプロピレンである。ポリプロピレンは、ホモポリマ
ー、反応器コポリマーポリプロピレン、衝撃性を改良し
たプロピレン、アイソタクチックポリプロピレン、シン
ジオタクチックポリプロピレン、インパクトコポリマー
ポリプロピレン、及び他の先行技術のポリプロピレンコ
ポリマーであり得る。望ましくは、少なくとも120℃
の融点ピーク及び75、80、又は90J/g以上の融
解熱を有する。
き、架橋され得るいずれのゴムでもよい。これらのゴム
は、天然ゴム、EPDMゴム、ブチルゴム、ハロブチル
ゴム、p−アルキルスチレン及び4乃至7の炭素原子を
有するイソモノオレフィン(例えば、イソブチレン)と
のハロゲン化(例えば、臭素化)コポリマー、ジビニル
ベンゼンに由来する繰り返し単位を含むブチルゴム、少
なくとも一つの共役ジエンに由来するホモ、又はコポリ
マー、又はこれらの組み合わせを含み得る。EPDM、
ブチル、及びハロブチルゴムは、残基の不飽和度が低い
ゴムであり、加硫ゴムが良好な熱安定性又は酸化安定性
を必要とする時に好ましい。残基の不飽和度が低いゴム
は、望ましくは、不飽和を有する繰り返し単位を10重
量%未満しか含有しない。望ましくは、アクリルゴム及
びエピクロヒドリンゴムはこれらのゴムから除かれる。
本発明においては、コポリマーとは、二つ以上のモノマ
ーに由来するポリマーを意味し、ポリマーは、一つ以上
の異なるモノマーに由来する繰り返し単位を有するもの
をいう。
うなオレフィンゴムである。EPDM型ゴムは、一般
に、2乃至10の炭素原子、好ましくは2乃至4の炭素
原子を有する少なくとも2つの異なるモノオレフィンモ
ノマー、及び5乃至20の炭素原子を有する少なくとも
一つの不飽和オレフィンに由来するターポリマーであ
る。前記モノオレフィンは、望ましくは、式CH2=C
H−R(式中、RはH又は1乃至12の炭素原子を有す
るアルキルであり、好ましくはエチレン及びプロピレン
である)を有する。望ましくは、少なくとも2つのモノ
オレフィン(及び好ましくはエチレン及びプロピレン)
に由来する繰り返し単位は、ポリマー中に25:75乃
至75:25(エチレン:プロピレン)の重量比で存在
し、ポリマーの約90乃至約99.6重量%を構成す
る。多不飽和オレフィンは、直鎖、分岐鎖、環状、架橋
環、二環式、融合環二環式化合物などで有り得、好まし
くは非共役ジエンである。望ましくは非共役不飽和オレ
フィンに由来する繰り返し単位は、ゴムの約0.4乃至
約10重量%である。
は、p−アルキルスチレン及び4乃至7の炭素原子を有
するイソモノオレフィンのハロゲン化(例えば臭素化)
コポリマーであり得る。「ブチルゴム」は、架橋部位を
提供するモノマーの少ない繰り返し単位を含む主にイソ
ブチレンに由来する繰り返し単位からなるポリマーであ
る。架橋部位を提供するモノマーは、共役ジエン又はジ
ビニルベンゼンのような多不飽和モノマーであり得る。
望ましくは、ブチルゴムの約90乃至約99.5重量%
が、イソブチレンの重合に由来する繰り返し単位であ
り、繰り返し単位の約0.5乃至約1重量%は、4乃至
12の炭素原子を有する一つ以上の多不飽和モノマーで
ある。好ましくは、多不飽和モノマーは、イソプレン又
はジビニルベンゼンである。ポリマーは、架橋での反応
性をさらに促進するためにハロゲン化され得る。好まし
くは、ハロゲンは、ハロゲン化されたポリマーの重量に
基づいて、約0.1乃至約10重量%、より好ましく
は、約0.5乃至約3.0重量%の量で存在し、ハロゲ
ンは、好ましくは、塩素又は臭素である。約9乃至12
の炭素原子を有するp−アルキルスチレン及び4乃至7
の炭素原子を有するイソモノオレフィンの臭素化コポリ
マーは、ハロゲン化前のコポリマーの重量に基づき、望
ましくは、約88乃至約99重量%、より望ましくは、
約92乃至約98重量%のイソオレフィン、及び約1乃
至約12重量%、より望ましくは、約2乃至約8重量%
のp−アルキルスチレンを含む。望ましくは、アルキル
スチレンは、p−メチルスチレンであり、イソモノオレ
フィンはイソブチレンである。望ましくは、臭素の量
は、ハロゲン化されたコポリマーの重量に基づき、約
0.2乃至約8、より望ましくは、約0.2乃至約3重
量%である。コポリマーは、相補的な量であり、すなわ
ち、約92乃至約99.8、より望ましくは、約97%
乃至約99.8重量%である。これらのポリマーは、エ
クソン・ケミカル・カンパニー(Exxon Chemical Co.)
から入手可能である。
する合成ホモ又はコポリマーのような他のゴムも、動的
加硫に使用することができる。これらのゴムは、EPD
M及びブチルゴムよりも不飽和度が高い。天然ゴム及び
前記ジエンのホモ又はコポリマーは、熱及び酸化安定性
を増加させるために、任意に部分的に水素添加すること
ができる。合成ゴムは、コモノマーにより非極性又は極
性であり得る。望ましくは、ジエンのホモ又はコポリマ
ーは、4乃至8の炭素原子を有する少なくとも一つ以上
の共役ジエンモノマーに由来する繰り返し単位を少なく
とも50重量%有する。コモノマーを使用することがで
き、8乃至12の炭素原子を有するビニル芳香族モノマ
ー(類)及び3乃至8の炭素原子を有するアクリロニト
リル又はアルキル置換されたアクリロニトリルモノマー
(類)を含む。望ましくは、使用する他のコモノマー
は、不飽和カルボン酸、不飽和ジカルボン酸、不飽和ジ
カルボン酸無水物を有するモノマーに由来する繰り返し
単位を含み、ジビニルベンゼン、アルキルアクリレー
ト、及び3乃至20の炭素原子を有する他のモノマーを
含む。合成ゴムの例は、合成ポリイソプレン、ポリブタ
ジエンゴム、スチレンブタジエンゴム、ブタジエンアク
リロニトリルゴムなどを含む。アミン官能化された、カ
ルボキシ官能化された、又はエポキシ官能化された合成
ゴムも使用することが出来、これらの例は、マレイン酸
化されたEPDM及びエポキシ官能化された天然ゴムを
含む。これらの物質は入手可能である。
ずれかの順序で、半結晶性ポリオレフィン(類)(例え
ば、ポリプロピレン熱可塑性樹脂)、ランダムプロピレ
ンコポリマー、ゴム、及び、他の成分(充填剤、可塑
剤、潤滑剤、安定剤など)をポリプロピレン熱可塑性樹
脂の融点より高い温度へ上昇された混合器中で溶融混合
することにより製造される。任意の充填剤、可塑剤、添
加剤などは、この段階又は後に添加することができる。
よく混合されたブレンドを形成するのに十分な、溶融状
態での混合の後、加硫剤(硬化剤又は架橋剤としても周
知)を一般に添加する。ある態様では、溶液中に、例え
ばゴム加工油のような液体と共に溶液中に加硫剤を添加
するか、又は他の成分と親和性であるマスターバッチ中
に添加することが好ましい。混合中、混合トルク又は混
合エネルギー要求量を計測することにより加硫の進行を
モニターするのが簡便である。混合トルク又は混合エネ
ルギー曲線が、最大値を通過した後に、一般に、ブレン
ドの二次加工適性を改良するように或る程度長い間混合
を続けることができる。所望であれば、動的加硫が完了
した後に、成分のいくつかを添加することができる。ラ
ンダムポリプロピレンコポリマーは、加硫の前、加硫
中、加硫の後に添加することができる。混合器から取り
出した後、加硫されたゴム及び熱可塑性樹脂を含むブレ
ンドを、粉砕し、刻み、押出し、ペレット化し、射出成
形し、又はいずれの適する他の技術によっても加工する
ことができる。一つ以上のゴム相が架橋される前にゴム
又は半結晶性ポリプロピレン相中に充填剤及びいずれか
の可塑化剤の一部を分散させることが通常望ましい。ゴ
ムの架橋(加硫)は、混合温度、せん断速度、及び硬化
剤中に存在する活性化剤の如何により、数分以下で起こ
り得る。適する硬化温度は、約120℃又は150℃乃
至約250℃を含み、より好ましい温度は、約150℃
又は170℃乃至約225℃又は250℃である。混合
装置は、バンバリー(Banbury、商標)ミキサ
ー、ブラベンダー(Brabender、商標)ミキサ
ー、マルチロールミル及び特定の混合押出器を含む。
む。添加剤は、カーボンブラック、シリカ、二酸化チタ
ン、着色顔料、クレー等の粒状充填剤、酸化亜鉛、ステ
アリン酸、安定化剤、分解防止剤、難燃剤、加工助剤、
接着剤、粘着付与剤、可塑剤、ワックス、不連続繊維
(木材セルロース繊維など)、エクステンダー油などの
充填剤を含む。エクステンダー油を使用する場合、これ
は半結晶性ポリプロピレンとゴムのブレンド100重量
部当たり約5乃至約300重量部の量で存在することが
できる。エクステンダー油(例えば、炭化水素油及びエ
ステル可塑剤)の量は、前記ゴムの100重量部当たり
約30乃至約250部、及びより望ましくは約70乃至
200重量部として表される。ブラック以外の充填剤が
使用される場合、ブラック以外の充填剤とポリマーの間
の界面を親和化させるためのカップリング剤を含むこと
が望ましい。カーボンブラックが存在する場合、所望の
量は、ゴム100重量部当たり、約5乃至約250重量
部である。
ム相を架橋又は加硫する硬化剤である。本発明に使用す
る硬化剤の種類は、架橋するゴムの種類による。各種類
のゴムに対する硬化剤は、熱可塑性加硫ゴム中に存在す
る従来のゴム用のものであり、通常の量で使用される。
硬化剤は、フェノール樹脂硬化剤や硫黄硬化剤(促進剤
と共に使用するか又は促進剤を伴わず)、促進剤のみ、
過酸化硬化剤、水素化ケイ素及び白金又は過酸化物触媒
を使用したヒドロシレーション硬化剤などを含むが、こ
れらに限定されるものではない。
ヤ、ホース、ベルト、ガスケット、成形品、及び成形部
品のような種々の物品を製造するのに有用である。これ
らは、押出、射出成形、吹込成形、及び圧縮成形技術に
より物品を製造するのに特に有用である。それらは又、
熱可塑性樹脂、特に、ポリオレフィン樹脂を成形するの
に有用である。組成物は、通常の混合装置を使用して、
熱可塑性樹脂とブレンドして、ゴムで修飾された熱可塑
性樹脂を製造することができる。改良された熱可塑性樹
脂の特性は、ブレンドされた熱可塑性加硫ゴム組成物の
量により変動する。
12に示されたテスト方法にしたがって決定される。こ
れらの特性は、残留伸び(TS)、極限引張強さ(UT
S)、50%モジュラス(M50)、100%モジュラ
ス(M100)、及び破断点伸び(UE)を含む。引張
強さは、ASTM D623に従い決定される。硬度
は、ASTM D2240に従い、5秒後れでショアー
A又はショアーDスケールのいずれかを使用する。圧縮
永久歪(CS)は、ASTM D−395、Metho
d Bに従い、100℃で22時間サンプルを圧縮する
ことにより決定する。オイル・スウェル(OS)(重量
の変化の百分率)は、ASTM D−471に従い、別
段の指定がない限り24時間125±2℃の条件で、I
RM903油中に試験片を浸すことにより決定する。特
に好ましい本発明の組成物は、ASTM Standa
rds、V.28、756頁(D1566)により定義
されているようなゴムに関する定義に合致する組成物の
残留伸びの値の約50%未満の値を有するゴム性組成物
である。より好ましい組成物は、60未満のショアーD
硬度を有するか、18MPa未満の100%モジュラス
を有するか、又は250MPa未満のヤング率を有する
ゴム性組成物である。
レンプロピレンコポリマーの組成を、ASTM D39
00に従いエチレン重量%として測定した。表I乃至II
Iのランダムプロピレンコポリマーの組成を、以下の方
法に従ってエチレン重量%として測定した。約150℃
以上の温度でプレスされたコポリマーの薄い均一なフィ
ルムをパーキン・エルマー(Perkin Elmer)PE176
0赤外線分光光度計上にマウントした。600cm−1
乃至400cm−1のサンプルのフルスペクトルを記録
し、ポリマーのエチレン重量%を以下の等式1に従って
計算した。
987X+30.045X2(等式1) (式中、Xは1155cm−1でのピーク高さと、72
2cm−1又は732cm−1のいずれかのうちのより
高い方のピーク高さとの比である。) 分子量(Mn及びMw)及び分子量分布(MWD)の決
定方法は、米国特許4,540,753号(Cozewith,J
u and Verstrate)(米国特許審査の目的に沿って本明
細書に援用する)及びこれに引用されている文献及びM
arcomolecules,1988,volume
21,3360頁(Verstrateら)(米国特許審査の目
的に沿って本明細書に援用する)及びこれに引用されて
いる文献に開示されている。
の通りである。約200℃乃至230℃でプレスされた
ポリマーのシート約6乃至10mgを、パンチダイで取
り出す。これを室温で80乃至100時間アニールす
る。この時間の終わりに、サンプルを示差走査熱量計
(パーキン・エルマー7シリーズ熱分析システム)に配
置し、約−50℃乃至約−70℃へ冷却する。このサン
プルを1分間当たり20℃で加熱し、最終的な温度を約
200℃乃至約220℃に到達させる。熱のアウトプッ
トをサンプルの融解ピーク下の面積として記録し、熱の
アウトプットは、典型的には、約30℃乃至約175℃
でピークとなり、そして約0℃乃至約200℃の間の温
度で生じ、そして融解熱の測定としてジュールで測定す
る。融点は、サンプルの融解範囲内での最大の熱吸収の
温度として記録する。この条件下では、ランダムプロピ
レンコポリマーの融点及び融解熱は、ポリプロピレンホ
モポリマーよりも低い。
は、以下に記載したように測定した。約30gのランダ
ムプロピレンコポリマーを側面が約1/8インチ(約
3.175mm)の小さな立方体へ切断した。これを、
チガバイギー・コーポレーション(Chiba-Geigy Corpor
ation)から入手可能な抗酸化剤、Irganox10
76、50mgと一緒にスクリュー・キャップで閉じら
れた厚壁ガラス瓶へ入れる。次に、425mlのヘキサ
ン(ノルマル及びイソ異性体の主混合物(principal mi
xture))を瓶の内容物に加え、密封した瓶を約23℃
で24時間維持する。この後、溶液を移し、残さを追加
のヘキサンでさらに24時間処理する。この後、二つの
ヘキサン溶液を組み合わせ、蒸発させて、23℃で溶解
可能なポリマー残さを生成する。この残さに425ml
の容積を与えるのに十分量のヘキサンを添加し、瓶を覆
い付き循環水浴中で、約31℃で24時間維持する。溶
解可能なポリマーを移し、追加量のヘキサンを添加し、
さらに24時間約31℃にし、その後上清を移す。この
方法で、40℃、48℃、55℃及び62℃で溶解可能
なポリマーの画分を、各段階の間で約8℃増大させた温
度で得る。さらに、ヘキサンの代わりにヘプタンを約6
0℃より高い全ての温度で溶媒として使用する場合、温
度を95℃へ上昇することも可能である。溶解可能なポ
リマーを乾燥させ、重量を測り、上述のIR技術によ
り、組成及びエチレン含量の重量%を分析する。隣接し
た温度の上昇段階で得られた溶解可能な画分は、上記の
隣接する画分である。
記載されたランダムプロピレンコポリマーの重合方法で
製造された。表1は、ポリマー、及びいくつかの比較ポ
リマーのGPC、組成、ML、及びDSC分析の結果を
記載する。EPRは、エクソン・ケミカル・カンパニー
から入手可能である、ビスタロン(Vistalon、
商標)457、エチレンプロピレンコポリマーであり、
aePPは11.7重量%のエチレンを含み、アイソタ
クチックプロピレン配列を含まない(すなわち、全体と
して非晶質である)実験用プロピレンコポリマーであ
る。実験用ランダムプロピレンコポリマーM−PP A
乃至M−PP E及びM−PP Hは、従来のプロピレ
ンコポリマー及びホモポリマーとともに特徴が示され
る。表II、温度、及び、特定の温度でのヘキサンに可溶
な各ポリマーの百分率である。
リマーの画分の組成を記載する。ポリマーの総量の4%
より多くを有する画分のみの組成を分析した。
(TPV類)の組成の特徴を示す。TPV類は、架橋剤
に由来する架橋を含み、好ましくは充填剤、油、加工助
剤などを含む。
来する未修飾TPVを、1) ポリプロピレンホモポリマ
ー(Lyondell 51S70A)、2) 4つの異
なるランダムプロピレンコポリマー(A−D)、及び
3)通常のプロピレンコポリマーで修飾された同一のT
PVを比較する。
るランダムプロピレンコポリマーの特性を示す。
ピレンコポリマーを熱可塑性加硫ゴム(TPV)に添加
する効果を示す。ランダムプロピレンコポリマーの量
は、前の表に記載したものより多い。表を左から右へ読
むと分かるように、実験用ポリプロピレンコポリマー
は、組成物の破断点伸びを増大させ、靭性を増大させ、
及び引裂強さを増大させる。熱可塑性ランダムプロピレ
ンコポリマーは、これらの実施例の中での熱可塑性相の
相対比を増加させるので、ランダムプロピレンコポリマ
ーの量が増加するにつれてショアーA硬度及びモジュラ
スは一般的に増大する。
添加する効果を示す、対照の実施例を含む。靭性が増加
するのは、極限伸びの増大よりむしろモジュラスの増大
によるものである。
PVへ添加する効果を示す。プロピレンホモポリマーを
添加したときと同様に、主にモジュラスの増大のため
に、靭性が増大する。
効果がTPV−1(13.4重量%ポリプロピレン)及
びTPV−2(58.3重量%ポリプロピレン)の両方
で生じることを示す。
リプロピレン)を、2) ランダムプロピレンコポリマー
とTPV−3、及び 3) 13.4重量%のポリプロピレ
ンを有するTPV−1と比較する。実施例54及び55
での靭性の増加は、ポリプロピレンの百分率よりもむし
ろランダムプロピレンコポリマーによる。
後に、ランダムプロピレンコポリマーを添加する効果を
示す。
乃至3で使用したEPDMゴムではなく)ニトリルゴム
及びブチルゴムを使用するTPV4及び5に対するラン
ダムプロピレンコポリマーの効果を示す。
様を記載したが、本発明の範囲はこれに限定されず、添
付の特許請求の範囲のみにより制限される。
ような単部位触媒で重合されたランダムプロピレンコポ
リマーで修飾された、熱可塑性ポリプロピレン及びゴム
に由来する熱可塑性加硫ゴムは、改良された破断点伸び
及び靭性を付与する。
Claims (22)
- 【請求項1】 熱可塑性加硫ゴム組成物であって、 ゴムを約20乃至約85重量部、及び、半結晶性ポリプ
ロピレン及びランダムプロピレンコポリマーを合わせて
約15乃至約80重量部含み、前記重量部は前記ゴム、
前記ランダムプロピレンコポリマー、及び前記ポリプロ
ピレンの100重量部に基づいており、 前記ポリプロピレンの前記ランダムプロピレンコポリマ
ーに対する重量比は、約100:2乃至100:400
であり、前記ランダムプロピレンコポリマーは、前記ラ
ンダムプロピレンコポリマーの重量に基づき、約80乃
至約95重量%のプロピレンに由来する繰り返し単位及
び約5乃至約20重量%の一つ以上の2又は4乃至12
の炭素原子を有する他の不飽和オレフィンモノマーに由
来する繰り返し単位を含み、 前記ゴムは、エチレンプロピレンジエンゴム、天然ゴ
ム、ブチルゴム、ハロブチルゴム、p−アルキルスチレ
ンと4乃至7の炭素原子を有する少なくとも一つのイソ
モノオレフィンとのハロゲン化されたゴムコポリマー、
イソブチレンとジビニルベンゼンとのコポリマー、4乃
至8の炭素原子を有する共役ジエンのゴムホモポリマ
ー、又は4乃至8の炭素原子を有する少なくとも一つ以
上の共役ジエンに由来する繰り返し単位を少なくとも5
0重量%有するゴムコポリマー、又はこれらの組み合わ
せを含む、組成物。 - 【請求項2】 前記ランダムプロピレンコポリマーが、
75J/g未満の融解熱を有する、請求項1記載の組成
物。 - 【請求項3】 前記ゴムが前記半結晶性ポリプロピレン
又はランダムプロピレンコポリマー又は両方の存在の
下、動的加硫され、前記熱可塑性加硫ゴムを形成する、
請求項1記載の組成物。 - 【請求項4】 前記ランダムプロピレンコポリマーが、
約25℃乃至約105℃の間にピーク融点を有する、請
求項3の記載の組成物。 - 【請求項5】 一つ以上のオレフィンモノマーが、2又
は4乃至8の炭素原子を有する少なくとも一つのオレフ
ィンに由来する繰り返し単位を約5乃至約20重量%含
む、請求項4記載の組成物。 - 【請求項6】 前記ピーク融点が約30乃至約105℃
である、請求項4記載の組成物。 - 【請求項7】 前記ピーク融点が約40乃至約100℃
である、請求項4記載の組成物。 - 【請求項8】 半結晶性ポリプロピレンが、少なくとも
120℃の融点を有し、前記組成物がさらに少なくとも
一つの油、少なくとも一つの充填剤、及び少なくとも一
つの他の添加剤を含む、請求項6記載の組成物。 - 【請求項9】 前記ランダムプロピレンコポリマーが、
約80乃至約95重量%のプロピレンに由来する繰り返
し単位、及び約5乃至約20重量%の2又は4乃至8の
炭素原子を有する少なくとも一つのモノオレフィンに由
来する繰り返し単位を含む、請求項6記載の組成物。 - 【請求項10】 前記ランダムプロピレンコポリマー
が、約80乃至約90重量%のプロピレンに由来する繰
り返し単位、及び約10乃至約20重量%の2又は4乃
至8の炭素原子を有する少なくとも一つのモノオレフィ
ンに由来する繰り返し単位を含む、請求項6記載の組成
物。 - 【請求項11】 前記ゴムが、エチレンプロピレンジエ
ンゴムを含む、請求項1記載の組成物。 - 【請求項12】 前記ゴムがブチルゴム、ハロブチルゴ
ム、又はp−アルキルスチレンとイソブチレンとのハロ
ゲン化されたゴムコポリマーである、請求項1記載の組
成物。 - 【請求項13】 前記ゴムが天然ゴムを含む、請求項1
記載の組成物。 - 【請求項14】 前記ゴムが、4乃至8の炭素原子を有
する共役ジエンのゴムホモポリマーであるか、又は4乃
至8の炭素原子を有する少なくとも一つの共役ジエンに
由来する少なくとも50重量%の繰り返し単位を有する
ゴムコポリマー、又はこれらの組み合わせを含む、請求
項1記載の組成物。 - 【請求項15】 熱可塑性加硫ゴム組成物を製造する方
法であって、 a)ゴム、 b)半結晶性ポリプロピレン、及び c)ランダムプロピレンコポリマー、を、いずれかの順
序でブレンドし、 ここにおいて、前記ゴムは、約20乃至約85重量部で
あり、前記半結晶性ポリプロピレンと前記ランダムプロ
ピレンコポリマーの総重量は、15乃至80重量部であ
り、前記重量部は、前記ゴム及び前記結晶性ポリプロピ
レン及び前記ランダムコポリマー100重量部に基づい
ており、 前記ポリプロピロピレンの前記ランダムプロピレンコポ
リマーに対する重量比は、約100:2乃至100:4
00であり、前記ランダムプロピレンコポリマーは、前
記ランダムエチレンコポリマーの重量に基づき、約80
乃至約95重量%のポリプロピレンに由来する繰り返し
単位及び約5乃至約20重量%の一つ以上の他の不飽和
オレフィンモノマーに由来する繰り返し単位を含み、 前記半結晶性ポリプロピレン、又は前記ランダムプロピ
レンコポリマー、又はこれらの組み合わせとブレンドし
た後に、前記ゴムを動的加硫する、方法。 - 【請求項16】 前記ランダムプロピレンコポリマー
が、約25乃至約105℃のピーク融点を有する、請求
項15記載の方法。 - 【請求項17】 前記ランダムプロピレンコポリマー
が、約30乃至約105℃のピーク融点を有する、請求
項15記載の方法。 - 【請求項18】 前記ランダムプロピレンコポリマー
が、約40乃至約100℃のピーク融点を有する、請求
項15記載の方法。 - 【請求項19】 前記ランダムプロピレンコポリマーを
前記ゴムが加硫された後に添加してブレンドする、請求
項15記載の方法。 - 【請求項20】 前記組成物が、類似の組成物よりも、
少なくとも25%増大した靭性、及び5%未満増大した
モジュラスを有し、ここにおいて半結晶性プロピレンが
半結晶性ポリプロピレン及びランダムプロピレンコポリ
マーの組み合わせを全体的に置換している、請求項1記
載の組成物。 - 【請求項21】 前記ランダムプロピレンコポリマー
が、第二のコポリマーに対する第一のポリマーの重量比
が95:5乃至5:95である第一及び第二のランダム
プロピレンコポリマーを含み、前記第一のコポリマー
が、70℃より高い融点を有し、前記第二のコポリマー
が60℃未満の融点を有する、請求項1記載の組成物。 - 【請求項22】 前記組成物が、10分間23±2℃で
100%伸ばした後の残留伸びが、類似の組成物より
も、少なくとも25%減少しており、半結晶性プロピレ
ンが全体的に半結晶性ポリプロピレン及びランダムプロ
ピレンコポリマーの組合せで置換されている、請求項1
記載の組成物。
Applications Claiming Priority (2)
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