JP2000033643A - 発泡ブロー成形品の製造方法及び発泡ブロー成形品 - Google Patents
発泡ブロー成形品の製造方法及び発泡ブロー成形品Info
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Abstract
性、耐水性等に優れ、電気的、機械的性状にも優れる
が、押出発泡が困難であり、押出発泡体を得ようとして
も発泡セルが破壊されたり、発泡倍率が不充分なものし
か得られず、外観の美麗な発泡体を得ることは困難であ
った。このため、ポリカーボネート系樹脂の発泡層を含
む優れた発泡ブロー成形品は得られていない。本発明は
耐熱性、耐老化性、耐水性等の優れた性状を有するポリ
カーボネート系樹脂の発泡層を含む優れたブロー成形品
を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の発泡ブロー成形品1は、ポリカ
ーボネート樹脂を主成分とする樹脂からなる発泡層2を
少なくとも有するパリソンをブロー成形してなる中空の
成形品であって、上記発泡層2を形成している樹脂の2
50℃におけるメルトテンションが4gf以上であると
ともに、成形品1の密度が0.06〜0.9g/cm3
であることを特徴とする。
Description
及びその製造方法に関する。
り、中空状の発泡ブロー成形品を得る方法として、押出
機内で樹脂と発泡剤とを溶融混練し、これをダイスより
押し出して形成された筒状の発泡パリソンを金型で挟
み、パリソンの内部に加圧気体を吹き込んでパリソンを
金型内面形状に沿わせて成形する方法が一般に用いられ
ている。
防音性、柔軟性等が要求される用途に利用されており、
具体的には、ダクト、自動車部品、容器等の用途が挙げ
られる。これらの用途には3〜30倍の発泡倍率のもの
が特に好適に用いられ、基材樹脂がポリスチレンやポリ
エチレンの場合には、例えば、特公平3−59819号
公報に記載されているように発泡層の発泡倍率が4〜1
2である発泡ブロー成形品が得られている。
耐老化性、耐水性等に優れ、また電気的特性、機械的特
性にも優れるため、自動車や建造物の内装材、包装材、
各種容器等への広い利用が期待されている。特に、耐熱
性に優れることから電子レンジ用やレトルト食品用の容
器材料等として利用価値の高いものである。
から分解型発泡剤を使用して押出発泡させたポリカーボ
ネート樹脂等の熱可塑性樹脂の発泡パリソンを、金型で
挟んで一端を溶封してパリソン内に加圧気体を吹き込ん
で金型のキャビティーに密着するまで膨張させ、発泡倍
率を1.01〜2.5倍の範囲に制御して発泡ブロー成
形品を得る方法が記載されている。しかしながらポリカ
ーボネート樹脂は、押出発泡温度付近における溶融粘度
がポリスチレン系樹脂に比べて非常に高いため、押出発
泡性、シート化加工適性に劣り、ポリカーボネート樹脂
の発泡ブロー成形品の発泡倍率は、せいぜい1.3倍程
度でしかなく、ポリスチレン系樹脂やポリエチレン系樹
脂の場合のように、高発泡倍率で優れた発泡ブロー成形
品は得られていない。
製造法においては、従来より種々の工夫がされており、
例えば、発泡剤として溶解度係数が6.5以上の有機物
を使用する方法(特開平2−261836号公報)、沸
点50〜150℃のイソパラフィンを発泡剤として用い
て発泡する方法(特公昭47−43283号公報)、ポ
リカーボネート樹脂を低級アルキルベンゼンと低沸点溶
剤でゲル化して加熱発泡する方法(特公昭46−314
68号公報)等が提案されている。
ブロー成形に適用しても、発泡ブロー成形は単に発泡体
を押出発泡により得るだけではなく、パリソンとして得
られた発泡体を軟化状態で、ドローダウン、セルの潰れ
等を考慮しながらブロー成形しなければならないため、
外観、断熱性、成形性等が不充分なものとなり、また発
泡倍率、厚み、気泡のセル径、連続気泡率等を広範囲に
調整することも困難であった。このため、ポリカーボネ
ート樹脂押出発泡シートの技術を発泡ブロー成形品の製
造に適用しても良好な成形品を得ることは困難である。
泡パリソンをブロー成形して発泡ブロー成形品を得る方
法において、従来、上記したような低発泡で断熱性の不
充分な成形品しか得られないという課題を解決すること
を目的とし鋭意研究した結果、発泡剤を含有するポリカ
ーボネート樹脂を環状ダイスより押出して形成したパリ
ソンの層構成に応じて特定のメルトテンションのポリカ
ーボネート樹脂を用いることにより上記課題を解決でき
ることを見出し本発明を完成するに至った。
成形品の製造方法の一つは、ポリカーボネート樹脂を主
成分とし、且つ250℃におけるメルトテンションが6
gf以上である樹脂1kg当たりに対し、物理発泡剤を
0.05〜0.5モルの割合で添加して押出機内で溶融
混練して得た発泡性溶融物を、押出機内より押出発泡さ
せて形成した発泡層を少なくとも有するパリソンを、成
形用金型で挟むとともにパリソン内に加圧気体を吹き込
み、パリソンの金型で挟まれた部分を金型内面に沿った
形状に成形することを特徴とする。また本発明の発泡ブ
ロー成形品の製造方法のいま一つは、ポリカーボネート
樹脂を主成分とし、且つ250℃におけるメルトテンシ
ョンが3gf以上である樹脂1kg当たりに対し、物理
発泡剤を0.05〜0.5モルの割合で添加して押出機
内で溶融混練して得た発泡性溶融物と、ポリカーボネー
ト樹脂を主成分とする非発泡性樹脂溶融物とを、押出機
内より低圧下に筒状に共押出して発泡層の内外面に非発
泡樹脂層が形成された多層のパリソンとし、該パリソン
を成形用金型で挟むとともにパリソン内に加圧気体を吹
き込み、パリソンの金型で挟まれた部分を金型内面に沿
った形状に成形することを特徴とする。
成する樹脂は、250℃におけるメルトテンションが1
gf以上の樹脂が好ましい。また発泡剤として沸点が−
30〜100℃の物理発泡剤を用いることが好ましい。
カーボネート樹脂を主成分とする樹脂からなる発泡層を
少なくとも有するパリソンをブロー成形してなる中空の
成形品であって、上記発泡層を形成している樹脂の25
0℃におけるメルトテンションが4gf以上であるとと
もに、成形品の密度が0.06〜0.9g/cm3 であ
ることを特徴とする。また本発明の発泡ブロー成形品の
いま一つは、ポリカーボネート樹脂を主成分とする樹脂
からなる発泡層の両面にポリカーボネート樹脂を主成分
とする樹脂からなる非発泡樹脂層が形成された多層のパ
リソンをブロー成形してなる中空の成形品であって、上
記発泡層を形成している樹脂の250℃におけるメルト
テンションが2gf以上であり、成形品の密度が0.0
6〜0.9g/cm3 であることを特徴とする。
続気泡率が70%以下であることが好ましく、また発泡
層の気泡の平均気泡径が0.15〜2.0mmであるこ
とが好ましい。更に発泡層の主成分であるポリカーボネ
ート樹脂が分岐構造を有する樹脂であることが好まし
い。
1の一例を示し、図中、2はポリカーボネート樹脂を主
成分とする樹脂よりなる発泡層、3はポリカーボネート
樹脂を主成分とする樹脂よりなる非発泡樹脂層である。
図2は発泡ブロー成形品1の製造方法を概念的に示すも
のである。発泡ブロー成形品1は、図2(a)に示すよ
うに押出機の環状ダイス4から押出されたパリソン5が
軟化状態にあるうちに、金型6、6で挟み、パリソン5
内に、気体吹込口7から加圧気体を吹き込み、図2
(b)に示すようにパリソン5の金型6、6で挟まれた
部分を金型内面に沿わせるように成形することにより得
られる。
2を形成するための発泡性溶融物と、非発泡樹脂層3を
形成するための樹脂溶融物とを、ダイス4内において合
流させ(非発泡樹脂層3を形成するための樹脂溶融物
が、パリソンの5の外面側に位置するように発泡性樹脂
溶融物と合流させる。)た後、環状ダイス4より押出
し、発泡性樹脂溶融物を発泡させて発泡パリソン5を形
成し、このパリソン5を上記したように金型6、6で挟
み、パリソン5内に加圧気体を吹き込んで成形すること
により得られる。尚、パリソンのブロー成形を行う方法
としては上記の方法の他に、予め作成しておいたパリソ
ンを加熱軟化させてブロー成形する方法も採用すること
ができる。
は、250℃におけるメルトテンション(以下、MTと
略す。)が6gf以上の樹脂を用いる。
リソン5を成形することにより、内面側が発泡層2とな
り、外面側が非発泡樹脂層3となるように構成した発泡
ブロー成形品1の例を示したが、発泡層の内面側に非発
泡樹脂層が位置するように形成したパリソンを成形し、
発泡ブロー成形品の内面側が非発泡樹脂層となり外面側
が発泡層である発泡ブロー成形品としても良い。また、
非発泡樹脂層を有さない発泡層のみからなるパリソン5
を成形し、発泡層のみからなる発泡ブロー成形品として
も良い。
ー成形品が発泡層のみからなる場合、発泡層の外面側に
非発泡樹脂層を有する図1に示した場合、発泡層が外面
側に位置し、内面側に非発泡樹脂層が形成されている場
合)においても、発泡層、非発泡樹脂層の、それぞれが
単層構造である場合に限らず、発泡層、非発泡樹脂層の
いずれか、或いは両方を多層構造とすることもできる。
特に図示しないが上述した如く発泡層のみからなる発泡
ブロー成形品、或いは発泡層が外面側に位置し非発泡樹
脂層が内面側に位置する層構成の発泡ブロー成形品(上
記したように、発泡層や非発泡樹脂層は、それぞれ単層
の場合に限らず、多層構造とすることもできるが、これ
らは発泡層のみからなるか、発泡層の片面のみに非発泡
樹脂層を設けた構成のものであるから、便宜上、発泡層
のみからなる場合を『単層』と呼び、発泡層の一方の側
の面に非発泡樹脂層が形成されている場合を『片面多
層』と呼ぶ。)の場合、発泡層2は、上記したようにポ
リカーボネート樹脂を主成分とし、且つ、250℃にお
けるMTが6gf以上(好ましくは7〜20gf)であ
る樹脂によって得られる。尚、MTの上限は、おおむね
30gfである。また成形品の密度を0.06〜0.9
g/cm3 とすることが必要である。また発泡層2が複
数層の発泡層からなる場合も、各発泡層は上記した条件
を満たすことが必要である。但し、各発泡層それぞれが
上記した条件を満たしていれば、発泡層を形成するため
の樹脂のMT、発泡層の厚み、密度等は、各発泡層にお
いて全く同一である必要はない。
ポリカーボネート樹脂は、炭酸とグリコールや、フェノ
ール系ヒドロキシル基を有するビスフェノール等の化合
物とから形成される樹脂で、分子鎖にジフェニルアルカ
ンを有する芳香族ポリカーボネート樹脂が、耐熱性、耐
侯性及び耐酸性に優れるため好ましい。このようなポリ
カーボネート樹脂としては、2,2−ビス(4−オキシ
フェニル)プロパン(別名、ビスフェノールA)、2、
2−ビス(4−オキシフェニル)ブタン、1,1−ビス
(4−オキシフェニル)シクロヘキサン、1,1−ビス
(4−オキシフェニル)イソブタン、1,1−ビス(4
−オキシフェニル)エタン等のビスフェノールから誘導
されるポリカーボネート樹脂が挙げられる。
の、分岐構造を有するものがある。直鎖状のポリカーボ
ネート樹脂の場合、粘度平均分子量が25,000以
上、特に30,000以上のものが好ましい。市販され
ている直鎖状のポリカーボネート樹脂で、粘度平均分子
量が25,000以上で、250℃におけるMTが6g
f以上のポリカーボネート樹脂としては、例えば三菱化
学社製のユーピロンE−1000(粘度平均分子量3
2,000、MT=6.5gf)が挙げられる。
又はそれ以上のフェノール性ヒドロキシル基を有する化
合物を用いて得ることができる。このような三個又はそ
れ以上のフェノール性ヒドロキシル基を有する化合物と
しては、例えば、フロログリシノール、4,6−ジメチ
ル−2,4,6−トリ(4−ヒドロキシフェニル)−2
−ヘプテン、4,6−ジメチル−2,4,6−トリ(4
−ヒドロキシフェニル)−ヘプタン、1,3,5−トリ
−(4−ヒドロキシフェニル)−ベンゼン、1,1,1
−トリ−(4−ヒドロキシフェニル)−エタン、トリ−
(4−ヒドロキシフェニル)−フェニルメタン、2,2
−ビス−[4,4−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)
−シクロヘキシル]−プロパン、2,4−ビス−(4−
ヒドロキシフェニルイソプロピル)−フェノール、2,
6−ビス−(2−ヒドロキシ−5′−メチルベンジル)
−4−メチルフェノール、2−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−2−(3,4−ジヒドロキシフェニル)−プロパ
ン、ヘキサ−(4−(4−ヒドロキシフェニルイソプロ
ピル)−フェニル)−オルトテレフタル酸エステル、テ
トラ−(4−ヒドロキシフェニル)−メタン、テトラ−
(4−(4−ヒドロキシフェニルイソプロピル)−フェ
ノキシ)−メタン、1,4−ビス−(4′,4′′−ジ
ヒドロキシトリフェニル)−メチルベンゼン等が挙げら
れる。
は、MTがより高い傾向にあるため、高いMTのものを
用いる場合に有利である。市販されている長鎖分岐型の
ポリカーボネート樹脂で、MTが6gf以上のものとし
ては例えば、バイエル社製のマクロロン3118(MT
=16gf)、GEプラスチック社製のレキサン151
−112(MT=9gf)、出光石油化学社製のタフロ
ンIB−2500(粘度平均分子量25,000、MT
=14.5gf)等が挙げられる。
造するに際し、発泡層2を形成するために用いる樹脂と
しては、上記した250℃におけるMTが6gf以上の
ポリカーボネート樹脂のみを基材樹脂として用いて構成
する場合に限らず、ポリカーボネート樹脂にアクリル酸
やアクリル酸エステル、メタクリル酸やメタクリル酸エ
ステルをモノマーとする単独重合体や、これらのモノマ
ーと他のモノマーとの共重合体等の、アクリル酸系樹
脂、メタクリル酸系樹脂等を混合することが好ましい。
尚、本発明の目的、効果が達成される範囲で、ポリエチ
レンテレフタレート、ハイインパクトポリスチレ、高分
子量ポリエチレン等の他の合成樹脂を混合して用いるこ
とができるが、混合樹脂の250℃におけるMTが6g
f以上であることが必要である。
する場合、非発泡樹脂層を形成するための樹脂として
は、ポリカーボネート樹脂を主成分とする、250℃に
おけるMTが1gf以上の樹脂を用いることが好まし
い。非発泡樹脂層を形成するために、ポリカーボネート
樹脂と混合して用いられる樹脂としては、上記アクリル
系樹脂、メタクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂等が好
ましい。その他、ポリスチレン系樹脂等、他の樹脂を混
合することができる。
ボネート樹脂を主成分とするMTが6gf以上の樹脂1
kg当たりに対し、物理発泡剤を0.05〜0.5モル
添加し、押出機内で溶融混練して形成した発泡性溶融物
を、環状ダイスより押出して発泡させたパリソンを成形
することにより得られる。また片面多層の発泡ブロー成
形品は、発泡層の一方の面に非発泡樹脂層が形成される
ように、ダイス内において上記と同様の発泡性溶融物
と、非発泡樹脂とを合流させた後、ダイスより押出し、
発泡性溶融物を発泡させて片面多層のパリソンを得、こ
のパリソンを成形することにより得られる。
泡層を形成するための樹脂のMTが6gf未満の場合、
発泡層が形成される過程でセル破壊が生じる結果、断熱
性等に優れた発泡ブロー成形品を得ることができない。
精機製作所製のメルトテンションテスターII型等によっ
て測定することができる。具体的には、オリフィス内径
2.095mm、長さ8mmのオリフィスを有するメル
トテンションテスターを用い、上記オリフィスから樹脂
温度250℃、押出のピストン速度10mm/分の条件
で樹脂を紐状に押し出して、この紐状物を直径45mm
の張力検出用プーリーに掛けた後、100rpmの捲取
り速度にて直径50mmの捲取りローラーで捲取る。
0rpmの一定の捲取り速度において、捲取りを行って
張力検出用プーリーと連結する検出機により検出される
紐状物のMTを経時的に測定し、縦軸にMT(gf)
を、横軸に時間(秒)を取ったチャートに示すと、図3
のように振幅をもったグラフが得られる。本発明におけ
るMTとは、図3において振幅の安定した部分の振幅の
中央値(X)とする。但し、捲取り速度が100rpm
に達する前に紐状物が切れる場合には、その捲取り速度
における値をMTとする。尚、まれに発生する特異的な
振幅は無視するものとする。
を有する発泡ブロー成形品1を示す。この発泡ブロー成
形品1は、発泡層の内外両面に非発泡樹脂層が形成され
るように、押出機内で樹脂と発泡剤とを溶融混練して形
成した発泡性溶融物と、非発泡樹脂の溶融物とをダイス
内で合流させてから環状ダイスより押出して形成したパ
リソンを成形することにより得られる。発泡層の内外に
非発泡樹脂層を形成した構造を、以下便宜的に『両面多
層』と呼ぶ。尚、両面多層の場合も、前記したと同様
に、発泡層や該発泡層の両面側に設けられる非発泡樹脂
層は、更に複層構造であっても良い。
も、発泡層を形成するための発泡性溶融物は、前記単層
のパリソンや片面多層のパリソンの場合と同様、ポリカ
ーボネート樹脂を主体とする樹脂1kg当たり、物理発
泡剤0.05〜0.5モルを添加して溶融混練して得る
ことができるが、両面多層のパリソンを形成する場合に
は、発泡層を形成するための樹脂は、250℃における
MTが3gf以上(好ましくは4〜20gf)であれば
良い。尚、MTの上限は、おおむね30gfである。発
泡層を形成するために用いる樹脂のMTが3gf未満の
場合、パリソンの発泡層が形成される過程でセル破壊が
生じ、断熱性等に優れた発泡ブロー成形品が得られなく
なる。尚、非発泡樹脂層を形成するための樹脂として
は、ポリカーボネート樹脂を主体とし、250℃におけ
るMTが1gf以上(好ましくは1〜12gf)の樹脂
を用いることが好ましい。
泡層、非発泡樹脂層を形成するために用いるポリカーボ
ネート樹脂としては、前記したと同様のポリカーボネー
ト樹脂が用いられる。
を製造するに際し、発泡層を構成するための樹脂1kg
当たりに対して物理発泡剤を0.05〜0.5モル添加
することが必要である。発泡剤の添加量が0.05モル
未満であると断熱性、剛性に優れた発泡層が形成されな
い。また0.5モルを超える量の発泡剤を添加すると、
発泡剤が樹脂に充分に溶解しなくなったり、発泡速度が
速くなり過ぎたりする結果、セルが破壊されたり不均一
となったりする虞れがある。
特に−5〜80℃の物理発泡剤を用いることが好まし
い。沸点が−30℃未満の物理発泡剤を用いると、発泡
速度が速くなり過ぎてセル破壊が生じ易くなり、沸点が
100℃を超える発泡剤を用いると、発泡力の不足や発
泡後に発泡剤の液化が生じて発泡層の収縮が生じる等の
虞れがある。このような物理発泡剤としては、例えば、
ブタン、ペンタン、ヘキサン等の脂肪族炭化水素、塩化
メチル、塩化エチル等の塩化炭化水素、1,1,1,2
−テトラフロロエタン、1,1−ジフロロエタン等のフ
ッ化炭化水素等の物理発泡剤が挙げられる。これらの物
理発泡剤は混合して用いることもでき、沸点が押出温度
以下の各種アルコール等のような液体、又は炭酸ガス、
窒素等の無機ガスを併用することもできる。また、炭酸
水素ナトリウム、クエン酸ナトリウム、アゾジカルボン
アミド等の分解型発泡剤を発泡層を構成する樹脂に含有
させて使用することもできる。
中及び/又は非発泡層を形成するための非発泡性溶融物
中には、気泡調整剤、難燃剤、流動性向上剤、耐候剤、
着色剤、熱安定剤、充填剤、帯電防止剤、導電性付与剤
等の各種添加剤を必要に応じて適宜配合することができ
る。
層、片面多層、両面多層のいずれの場合も、成形品の密
度が0.06〜0.9g/cm3 (好ましくは、0.0
6〜0.45g/cm3 )のものである。成形品の密度
が0.06g/cm3 未満の場合は、機械的強度、外観
において不充分なものとなり、密度が0.9g/cm3
を超える場合は断熱性、軽量性が不充分なものとなる。
また、本発明の発泡ブロー成形品の発泡層を形成してい
る樹脂のメルトテンションは、単層及び片面多層の場合
は4gf以上(好ましくは5〜20gf)、両面多層の
場合は2gf以上(好ましくは2.5〜20gf)であ
る。発泡層を形成している樹脂のメルトテンションは、
発泡層を形成するために使用する樹脂のメルトテンショ
ンと同等もしくは少し下回る値を示す。よって発泡層を
形成している樹脂のメルトテンションは、発泡層を形成
するために使用する樹脂のメルトテンションを調整する
ことにより概ね制御することができ、発泡層を形成して
いる樹脂のメルトテンションが各々上記の値の場合、発
泡層を形成するための樹脂のメルトテンションが前述の
通り本発明で特定される値の場合と同様の理由により良
好な成形品となる。また成形品の連続気泡率は、好まし
くは70%以下、更に好ましくは50%以下のものであ
る。成形品の連続気泡率が70%を超える場合は、成形
品の気密性、断熱性、外観、機械的強度が悪化する虞れ
がある。一方、吸音用等の如く用途によっては連続気泡
率が高いものが好ましいことがある。発泡層2の厚みは
好ましくは0.5〜15mm、更に好ましくは1.0〜
8.0mmであり、密度は好ましくは0.06〜0.8
g/cm3 、更に好ましくは0.06〜0.4g/cm
3 である。厚みが0.5mm未満では、外観悪化、断熱
性低下の虞れがあり、15mmを超えると、ブロー成形
時の金型再現性の悪化、成形品の連続気泡率が高くなり
過ぎる虞れがある。また発泡層の密度が0.06g/c
m3 未満であると、成形品の連続気泡率が高くなり過ぎ
る虞れがあり、0.8g/cm3 を超えると、ドローダ
ウン量増加によりブロー成形時の成形性悪化、成形品の
断熱性、軽量性低下を生じる虞れがある。
が0.15〜2.0mmであることが好ましい。平均気
泡径が0.15mm未満であると、成形品の外観が悪く
なる虞れがある。また平均気泡径が2.0mmを超える
と、断熱性が低下する虞れがある。尚、発泡層2の気泡
の平均気泡径は、ASTM D3576に準拠した測定
方法を採用し、発泡層断面を拡大投影し、投影画像上に
直線を引き、その直線と交差する気泡数をカウントし、
画像上の直線長さを気泡数で割ることによって求めた値
を更に0.616で割って求められる、押出方向、幅方
向及び厚み方向の平均径の算術平均値である。
り詳細に説明する。尚、実施例、比較例において使用し
た樹脂は、以下の通りである。
1000(直鎖状ポリカーボネート樹脂、粘度平均分子
量32,000、MT=6.5gf) PC−2:三菱化学社製:ユーピロンE−2000(直
鎖状ポリカーボネート樹脂、粘度平均分子量27,00
0、MT=3gf) PC−3:出光石油化学社製:タフロンIB−2500
(分岐状ポリカーボネート樹脂、粘度平均分子量25,
000、MT=14.5gf) PC−4:バイエル社製:マクロロン3118(分岐状
ポリカーボネート樹脂、MT=16gf) PC−5:三菱化学社製:ユーピロンH−3000(直
鎖状ポリカーボネート樹脂、粘度平均分子量18,00
0、MT=0.5gf) PC−6:三菱化学社製:ユーピロンS−3000(直
鎖状ポリカーボネート樹脂、粘度平均分子量2200
0、MT=1.5gf)
脂1kg当たりに対して、同表に示す発泡剤が同表に示
す添加量(モル数)となるように樹脂と発泡剤とを溶融
混練して発泡性溶融物を調製した。更に、実施例2〜
7、比較例2、3においては発泡層の内外面に非発泡樹
脂層を形成するために、表1に示す内外層の原料樹脂
を、それぞれを口径40mmの2台の押出機に別々に供
給して溶融し非発泡性溶融物とした。次いで、発泡性溶
融物、実施例2〜7、比較例1、2においては更に非発
泡性溶融物を、発泡層の内面側及び外面側に非発泡樹脂
層が形成されるように、上記口径65mmの押出機内の
発泡性溶融物及び口径40mmの2台の押出機内の非発
泡溶融物を、環状ダイス内で合流させ、表1に示す温度
に調整した後、環状ダイスから押出して、発泡層のみか
らなる単層のパリソン又は非発泡樹脂層/発泡層/非発
泡樹脂層の3層構成のパリソンを形成した。このパリソ
ンをダイス直下に位置して設けた握手付き4リットルボ
トル容器成形用金型で挟み、パリソン内に圧力500g
/cm2 の加圧空気を吹き込んでパリソンを金型内面に
沿った形状に成形した。得られた発泡ブロー成形品の性
状を表2に示す。
平均気泡径、非発泡層の厚み、成形品の密度、連続気泡
率、及び成形品の外観、発泡層を形成している樹脂のM
Tの測定方法、評価基準は以下の通りとする。
(例えばボトル形状の成形品の場合は胴部)を押出方向
に垂直な平面で切断し、得られた断面より発泡体層の厚
みを測定する。
度、厚みが均一な部分(例えば、ボトル形状の成形品の
場合は側面中央部)を選んで、なるべく大きなサンプル
を切り取り、サンプル面積:S(cm2 )、サンプル重
量:W(g)、発泡層厚み:T1 (cm)、非発泡層厚
み:T2 (cm)、非発泡層の密度:D(g/cm3 )
を測定し(各厚みはサンプル断面より測定する。)、次
式により求める。
(例えばボトル形状の成形品の場合は側面中央部)を選
んでサンプルを切り取り、ASTM D3576に準拠
した測定方法を採用し、発泡層断面を拡大投影し、投影
画像上に直線を引き、その直線と交差する気泡数をカウ
ントし、画像上の直線長さを気泡数で割ることによって
求めた値を更に0.616で割って求められる、押出方
向、幅方向及び厚み方向の平均径の算術平均値である。
に沈めて水位上昇分より求めた成形品体積(cm3 )で
割って求める。
ンプルの実容積(独立気泡部分の容積と樹脂部分の容積
との和):Vx(cm3 )を求め、次式より算出した値
である。
もの。 ○・・・表面に気泡の凹凸が若干あるものの概ね平滑で
あり、穴、亀裂等がないもの。 ×・・・表面に穴、亀裂等が発生したり、非発泡樹脂層
に極端に薄い部分が発生し、外観が著しく悪いもの。 として評価した。
ンション(MT) 成形品より発泡層を切り出し120℃で5時間乾燥後、
ヒートプレスにより280℃、100kg/cm2 の条
件により発泡層を構成している気泡を脱泡させシート状
サンプルを得る。次に該サンプルを適当な大きさに切断
し、前述の樹脂のメルトテンションの測定方法と同様の
方法によりMT(gf)を測定した。
成形品は、ポリカーボネート樹脂を主体とし、250℃
におけるメルトテンションが4gf以上の樹脂から形成
されている発泡層を少なくとも有するパリソンをブロー
成形して得たことにより、押出発泡が難しいとされてい
るポリカーボネート樹脂を環状ダイスより押出発泡して
得た発泡層を有するパリソンをブロー成形した成形品で
ありながら、充分な発泡倍率の発泡層とすることがで
き、また発泡層におけるセル破壊やセルの不均一という
不具合がなく、外観にも優れている等の利点を有する。
また発泡層の内外面に非発泡樹脂層を有する場合には、
発泡層を形成している樹脂の250℃におけるメルトテ
ンションが2gf以上であれば、上記した優れた発泡ブ
ロー成形品となる。
ーボネート樹脂を主体とするため、耐熱性、耐老化性、
耐水性等に優れ、電気的性質、機械的性質等に優れる効
果がある。
ンションを有するポリカーボネート樹脂を使用すること
により優れた発泡ブロー成形品を得ることができ、発泡
剤として沸点が−30〜100℃の物理発泡剤を用いる
と、より確実に優れた発泡ブロー成形品を得ることがで
きる。
図である。
略図である。
紐状に押出し、この紐状物を一定の巻き取り速度で巻き
取りローラーで巻き取った時の、張力と経過時間とを示
すチャートである。
面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 ポリカーボネート樹脂を主成分とし、且
つ250℃におけるメルトテンションが6gf以上であ
る樹脂1kg当たりに対し、物理発泡剤を0.05〜
0.5モルの割合で添加して押出機内で溶融混練して得
た発泡性溶融物を、押出機内より押出発泡させて形成し
た発泡層を少なくとも有するパリソンを、成形用金型で
挟むとともにパリソン内に加圧気体を吹き込み、パリソ
ンの金型で挟まれた部分を金型内面に沿った形状に成形
することを特徴とする発泡ブロー成形品の製造方法。 - 【請求項2】 ポリカーボネート樹脂を主成分とし、且
つ250℃におけるメルトテンションが3gf以上であ
る樹脂1kg当たりに対し、物理発泡剤を0.05〜
0.5モルの割合で添加して押出機内で溶融混練して得
た発泡性溶融物と、ポリカーボネート樹脂を主成分とす
る非発泡性樹脂溶融物とを、押出機内より低圧下に筒状
に共押出して発泡層の内外面に非発泡樹脂層が形成され
た多層のパリソンとし、該パリソンを成形用金型で挟む
とともにパリソン内に加圧気体を吹き込み、パリソンの
金型で挟まれた部分を金型内面に沿った形状に成形する
ことを特徴とする発泡ブロー成形品の製造方法。 - 【請求項3】 非発泡樹脂層を形成するための樹脂が、
250℃におけるメルトテンションが1gf以上の樹脂
である請求項2記載の発泡ブロー成形品の製造方法。 - 【請求項4】 沸点が−30〜100℃の物理発泡剤を
用いる請求項1〜3のいずれかに記載の発泡ブロー成形
品の製造方法。 - 【請求項5】 ポリカーボネート樹脂を主成分とする樹
脂からなる発泡層を少なくとも有するパリソンをブロー
成形してなる中空の成形品であって、上記発泡層を形成
している樹脂の250℃におけるメルトテンションが4
gf以上であるとともに、成形品の密度が0.06〜
0.9g/cm3 であることを特徴とする発泡ブロー成
形品。 - 【請求項6】 ポリカーボネート樹脂を主成分とする樹
脂からなる発泡層の両面にポリカーボネート樹脂を主成
分とする樹脂からなる非発泡樹脂層が形成された多層の
パリソンをブロー成形してなる中空の成形品であって、
上記発泡層を形成している樹脂の250℃におけるメル
トテンションが2gf以上であり、成形品の密度が0.
06〜0.9g/cm3 であることを特徴とする発泡ブ
ロー成形品。 - 【請求項7】 発泡層の連続気泡率が70%以下である
請求項5又は6記載の発泡ブロー成形品。 - 【請求項8】 発泡層の気泡の平均気泡径が0.15〜
2.0mmである請求項5〜7のいずれかに記載の発泡
ブロー成形品。 - 【請求項9】 発泡層の主成分であるポリカーボネート
樹脂が分岐構造を有する樹脂である請求項5〜8のいず
れかに記載の発泡ブロー成形品。
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