JP2018034352A - 発泡成形体の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い発泡倍率を維持しつつ所望部位の寸法精度を高めることが可能な発泡成形体の製造方法を提供する。【解決手段】本発明によれば、押出機で溶融混練された溶融混練樹脂を用いて発泡パリソンを形成し、前記発泡パリソンを成形して発泡成形体を得る工程を備え、前記発泡パリソンは、第1パリソン部位と、第1パリソン部位に接触して設けられた第2パリソン部位を備え、第1パリソン部位は、発泡されており、第2パリソン部位は、第1パリソン部位よりも低い発泡倍率で発泡されているか又は未発泡である、発泡成形体の製造方法が提供される。【選択図】図1

Description

本発明は、発泡成形体の製造方法に関する。
例えば、自動車等の空調装置では、空気を通風させるための管状の空調用ダクトが用いられている。
空調用ダクトとしては、熱可塑性樹脂を発泡剤により発泡させた発泡樹脂を用いた発泡成形体が知られている。発泡成形体は、高い断熱性と軽量化を同時に実現できることから需要が拡大している。
こうした発泡成形体の製造方法としては、溶融状態の発泡樹脂を分割金型で型締めし、内部に空気を吹き込んで膨張させるブロー成形方法が広く知られている(特許文献1を参照)。
特開2012−030498号公報
ところで、空調用ダクトなどの用途においては、断熱性と軽量化の観点からは発泡成形体の発泡倍率を高めること望ましいが、発泡倍率を高めると寸法精度が低下して、発泡成形体を別部材に嵌合させることが困難になる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、高い発泡倍率を維持しつつ所望部位の寸法精度を高めることが可能な発泡成形体の製造方法を提供するものである。
本発明によれば、押出機で溶融混練された溶融混練樹脂を用いて発泡パリソンを形成し、前記発泡パリソンを成形して発泡成形体を得る工程を備え、前記発泡パリソンは、第1パリソン部位と、第1パリソン部位に接触して設けられた第2パリソン部位を備え、第1パリソン部位は、発泡されており、第2パリソン部位は、第1パリソン部位よりも低い発泡倍率で発泡されているか又は未発泡である、発泡成形体の製造方法が提供される。
本発明では、発泡パリソンには、発泡倍率が比較的高い第1パリソン部位と、第1パリソン部位よりも発泡倍率が小さいか又は未発泡の第2パリソン部位が設けられている。発泡成形体のうち、第1パリソン部位が成形されて形成される第1成形体部位は、発泡倍率が比較的高くなり、第2パリソン部位が成形されて形成される第2成形体部位は、発泡倍率が比較的低くなるか又は未発泡となる。このため、発泡成形体のうち寸法精度を高める必要がある部位を第2パリソン部位で形成し、高い寸法精度が不要な部位を第1パリソン部位で形成することによって、高い発泡倍率を維持しつつ所望部位の寸法精度が高められた発泡成形体が得られる。
以下、本発明の種々の実施形態を例示する。以下に示す実施形態は互いに組み合わせ可能である。
好ましくは、(第1パリソン部位の発泡倍率)−(第2パリソン部位の発泡倍率)の値は、0.5以上である。
好ましくは、前記発泡パリソンは、筒状である。
好ましくは、前記溶融混練樹脂は、第1及び第2溶融混練樹脂を含み、第1及び第2溶融混練樹脂は、別々の押出機で溶融混練されて前記ヘッドに供給され、第1溶融混練樹脂によって第1パリソン部位が形成され、第2溶融混練樹脂によって第2パリソン部位が形成され、第1溶融混練樹脂は、発泡剤を含み、第2溶融混練樹脂は、第1溶融混練樹脂よりも少ない量の発泡剤が添加されているか又は発泡剤が添加されていない。
好ましくは、前記発泡成形体は、前記発泡成形体を別部材に取り付けるか又は前記発泡成形体に別部材を嵌合させるための接続部を備え、前記接続部は、第2パリソン部位によって形成される。
好ましくは、第2パリソン部位は、前記発泡パリソンを成形する際に金型によって圧縮される部分を有する。
本発明の別の観点によれば、第1成形体部位と、第1成形体部位に接触して設けられた第2成形体部位を備える発泡成形体であって、第1成形体部位は、発泡されており、第2成形体部位は、第1成形体部位よりも低い発泡倍率で発泡されているか又は未発泡である、発泡成形体が提供される。
好ましくは、第1及び第2成形体部位の境界近傍において、第1成形体部位の肉厚に対する第2成形体部位の肉厚は、0.8〜1.2である。
好ましくは、(第1成形体部位の発泡倍率)−(第2成形体部位の発泡倍率)の値は、0.5以上である。
好ましくは、第2成形体部位は、前記発泡成形体を別部材に取り付けるか又は前記発泡成形体に別部材を嵌合させるための接続部である。
好ましくは、前記接続部は、前記発泡成形体に別部材を嵌合させるための嵌合部である。
本発明の第1実施形態の製造方法で利用可能な発泡ブロー成形機1の一例を示す。 本発明の第1実施形態の発泡パリソン23の横断面図を示す。 本発明の第1実施形態の発泡成形体31の一例である空調用発泡ダクトを示し、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図である。 本発明の第2実施形態で形成される発泡パリソン23の横断面図を示す。 本発明の第2実施形態の発泡成形体31の一例である空調用発泡ダクトを示し、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。また、各特徴事項について独立して発明が成立する。
1.第1実施形態
本発明の第1実施形態の発泡成形体の製造方法は、押出機で溶融混練された溶融混練樹脂を用いて発泡パリソンを形成し、前記発泡パリソンを成形して発泡成形体を得る工程を備え、前記発泡パリソンは、第1パリソン部位と、第1パリソン部位に接触して設けられた第2パリソン部位を備え、第1パリソン部位は、発泡されており、第2パリソン部位は、第1パリソン部位よりも低い発泡倍率で発泡されているか又は未発泡である。
本実施形態の方法は、図1に例示される発泡ブロー成形機1を用いて実施することができる。発泡ブロー成形機1は、第1及び第2樹脂供給装置2a,2bと、ヘッド18と、分割金型19を備える。各樹脂供給装置2a,2bは、ホッパー12と、押出機13と、インジェクタ16と、アキュームレータ17を備える。押出機13とアキュームレータ17は、連結管25を介して連結される。アキュームレータ17とヘッド18は、連結管27を介して連結される。
以下、各構成について詳細に説明する。
<ホッパー12,押出機13>
ホッパー12は、原料樹脂11を押出機13のシリンダ13a内に投入するために用いられる。原料樹脂11の形態は、特に限定されないが、通常は、ペレット状である。原料樹脂は、例えばポリオレフィンなどの熱可塑性樹脂であり、ポリオレフィンとしては、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体及びその混合物などが挙げられる。原料樹脂11は、ホッパー12からシリンダ13a内に投入された後、シリンダ13a内で加熱されることによって溶融されて溶融樹脂になる。また、シリンダ13a内に配置されたスクリューの回転によってシリンダ13aの先端に向けて搬送される。スクリューは、シリンダ13a内に配置され、その回転によって溶融樹脂を混練しながら搬送する。スクリューの基端にはギア装置が設けられており、ギア装置によってスクリューが回転駆動される。シリンダ13a内に配置されるスクリューの数は、1本でもよく、2本以上であってもよい。
<インジェクタ16>
シリンダ13aには、シリンダ13a内に発泡剤を注入するためのインジェクタ16が設けられる。インジェクタ16から注入される発泡剤は、物理発泡剤、化学発泡剤、及びその混合物が挙げられるが、物理発泡剤が好ましい。物理発泡剤としては、空気、炭酸ガス、窒素ガス、水等の無機系物理発泡剤、およびブタン、ペンタン、ヘキサン、ジクロロメタン、ジクロロエタン等の有機系物理発泡剤、さらにはそれらの超臨界流体を用いることができる。超臨界流体としては、二酸化炭素、窒素などを用いて作ることが好ましく、窒素であれば臨界温度−149.1℃、臨界圧力3.4MPa以上、二酸化炭素であれば臨界温度31℃、臨界圧力7.4MPa以上とすることにより得られる。化学発泡剤としては、酸(例:クエン酸又はその塩)と塩基(例:重曹)との化学反応により炭酸ガスを発生させるものが挙げられる。化学発泡剤は、インジェクタ16から注入する代わりに、ホッパー12から投入してもよい。
<アキュームレータ17、ヘッド18>
原料樹脂と発泡剤が溶融混練されてなる溶融混練樹脂は、シリンダ13aの樹脂押出口から押し出され、連結管25を通じてアキュームレータ17内に注入される。アキュームレータ17は、シリンダ17aとその内部で摺動可能なピストン17bを備えており、シリンダ17a内に溶融混練樹脂が貯留可能になっている。そして、シリンダ17a内に溶融混練樹脂が所定量貯留された後にピストン17bを移動させることによって、連結管27を通じて溶融混練樹脂をヘッド18内に設けられたダイスリットから押し出して発泡パリソン23を形成する。発泡パリソン23の形状は、特に限定されず、円筒状であってもよく、シート状であってもよい。
ところで、樹脂供給装置2aの溶融混練樹脂11aには発泡剤が添加されており、樹脂供給装置2bの溶融混練樹脂11bには、溶融混練樹脂11aよりも少ない量の添加剤が添加されているか、又は溶融混練樹脂11bには発泡剤が添加されていない。ヘッド18には、樹脂供給装置2a,2bのそれぞれから溶融混練樹脂が供給される。溶融混練樹脂11a,11bがヘッド18内で合流した後にダイスリットから押し出されることによって、図2に示すように、第1及び第2パリソン部位23a,23bを有する発泡パリソン23が形成される。パリソン部位23a,23bは、発泡パリソン23を周方向に分割するように形成されている。パリソン部位23a,23bは、互いに隣接して接触するように形成されている。パリソン部位23bは、鉛直方向に延びる帯状であり、パリソン部位23aは、発泡パリソン23からパリソン部位23bを除いた形状になっている。パリソン部位23a,23bの割合は、ヘッド18に供給する溶融混練樹脂11a,11bの割合を変化させることによって変化させることができる。パリソン部位23aに対するパリソン部位23bの面積割合(外表面の面積割合)は、例えば1〜99%であり、1〜50%が好ましく、1〜20%がさらに好ましい。
パリソン部位23aは、発泡されており、パリソン部位23bはパリソン部位23aよりも発泡倍率が小さいか又は未発泡(ソリッド)になっている。溶融混練樹脂11bに添加剤が添加されていない場合パリソン部位23bが未発泡になる。パリソン部位23aの発泡倍率は、特に限定されないが、例えば1.5〜6倍である。パリソン部位23bの発泡倍率は、特に限定されないが、例えば1.0〜5.5倍である。発泡倍率1.0倍は、未発泡であることを意味する。(パリソン部位23aの発泡倍率)−(パリソン部位23bの発泡倍率)の値は、0.5以上が好ましく、1.0以上が好ましく、1.5以上がさらに好ましい。この値が大きいほど、高い発泡倍率を維持しつつ所望部位の寸法精度を高めることができる。この値の上限は特に規定されないが、例えば、4.0である。この値の算出において、パリソン部位23bが未発泡である場合は、その発泡倍率は1.0とする。パリソン部位23a,23bを形成するための原料樹脂の組成は、同じであっても異なっていてもよい。パリソン部位23a,23bの発泡倍率は、発泡パリソン23をそのまま硬化させて発泡成形体を形成し、この発泡成形体のうちのパリソン部位23a,23bに対応する部位からサンプルを切り出し、このサンプルの比重を測定し、以下の数式(1)に基づいて算出することができる。
発泡倍率=(未発泡の原料樹脂11の比重)/(サンプルの比重)・・・(1)
<分割金型19>
発泡パリソン23は、一対の分割金型19間に導かれる。分割金型19を用いて発泡パリソン23の成形を行うことによって、図3に示すような発泡成形体31が得られる。分割金型19を用いた成形の方法は特に限定されず、分割金型19のキャビティ内にエアーを吹き込んで成形を行うブロー成形であってもよく、分割金型19のキャビティの内面からキャビティ内を減圧して発泡パリソン23の成形を行う真空成形であってもよく、その組み合わせであってもよい。
発泡成形体31は、パリソン部位23aが成形されて形成される第1成形体部位32aと、パリソン部位23bが成形されて形成される第2成形体部位32bを備える。成形体部位32a,32bは、一体成形されている。成形体部位32bは、図3において、水平の点線で構成されたパターンで表示している。成形体部位32aは発泡されており、成形体部位32bは、成形体部位32aよりも低い発泡倍率で発泡されているか又は未発泡である。成形体部位32aの発泡倍率は、特に限定されないが、例えば1.5〜6倍である。成形体部位32bの発泡倍率は、特に限定されないが、例えば1.0〜5.5倍である。発泡倍率1倍は、未発泡であることを意味する。(成形体部位32aの発泡倍率)−(成形体部位32bの発泡倍率)の値は、0.5以上が好ましく、1.0以上が好ましく、1.5以上がさらに好ましい。この値が大きいほど、高い発泡倍率を維持しつつ所望部位の寸法精度を高めることができる。この値は、上限は特に規定されないが、例えば、4.0である。この値の算出において、成形体部位32bが未発泡である場合は、その発泡倍率は1.0とする。成形体部位32a,32bを形成するための原料樹脂の組成は、同じであっても異なっていてもよい。成形体部位32a,32bの発泡倍率は、成形体部位32a,32bからサンプルを切り出し、このサンプルの比重を測定し、上記の数式(1)に基づいて算出することができる。
成形体部位32a,32bの肉厚は特に限定されないが、成形体部位32a,32bの境界近傍において、成形体部位32aの肉厚に対する成形体部位32bの肉厚は、0.8〜1.2であることが好ましく、0.9〜1.1であることがさらに好ましい。本実施形態においては、成形時に発泡パリソン23を圧縮することは必須ではなく、成形体部位32a,32bは成形時に圧縮されていてもいなくてもよい。また、成形時に金型19によって発泡パリソン23を圧縮すると、圧縮された部位から追い出された樹脂や気泡が成形不良を引き起こすという問題が生じうるが、本実施形態によれば、発泡倍率が低いか又は未発泡であるパリソン部位23bが、発泡パリソン23を成形する際に金型19によって圧縮される部分を有するようにすることによって、そのような問題の発生を抑制することができる。
本実施形態では、発泡成形体31は、空調用発泡ダクトであり、中空の本体部31aと、取付部31bと、嵌合部31cと、吸入口31dと、排出口31eを備える。吸入口31dを通じて吸入された気体が本体部31aを通った後、排出口31eから排出される。取付部31bは、発泡成形体31を別の部材(例えば自動車本体)に取り付けるために用いられる。嵌合部31cには別の部材(例えば空調用レジスタ)が排出口31eに挿入されて嵌合される。
嵌合部31cの寸法精度(特に内面形状の寸法精度)が悪いと、別の部材を嵌合部31cに嵌合させる際の作業性が悪くなるので、嵌合部31cの寸法精度を高めることが重要である。そこで、本実施形態では、図3に示すように、成形体部位32bによって嵌合部31cが形成されるようにしている。一般に発泡成形では発泡倍率が高まるほど寸法精度が悪くなる傾向があるところ、成形体部位32bは低い発泡倍率で発泡されているか又は未発泡であるので、成形体部位32bによって嵌合部31cを形成することによって嵌合部31cの寸法精度を高めることが可能になる。
2.第2実施形態
図4〜図5を用いて、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は第1実施形態に類似しており、成形体部位32bによって取付部31bが形成されている点が主な相違点である。以下、相違点を中心に説明する。
本実施形態では、図4に示すように、パリソン部位23a,23bが第1実施形態とは左右反転して態様で発泡パリソン23が形成される。そして、このような発泡パリソン23を用いて、図5に示す発泡成形体31を形成する。
本実施形態の発泡成形体31は、第1実施形態と同様の構成を有する空調用発泡ダクトである。本実施形態では、取付部31b及びその近傍が成形体部位32bによって形成されている。一般に発泡成形では発泡倍率が高まるほど強度が低下する傾向があるところ、成形体部位32bは低い発泡倍率で発泡されているか又は未発泡であるので、成形体部位32bによって取付部31bを形成することによって取付部31bの強度を高めることが可能になる。
1 :発泡ブロー成形機
2a :第1樹脂供給装置
2b :第2樹脂供給装置
11 :原料樹脂
11a :溶融混練樹脂
11b :溶融混練樹脂
12 :ホッパー
13 :押出機
13a :シリンダ
16 :インジェクタ
17 :アキュームレータ
17a :シリンダ
17b :ピストン
18 :ヘッド
19 :分割金型
23 :発泡パリソン
23a :第1パリソン部位
23b :第2パリソン部位
25 :連結管
27 :連結管
31 :発泡成形体
31a :本体部
31b :取付部
31c :嵌合部
31d :吸入口
31e :排出口
32a :第1成形体部位
32b :第2成形体部位

Claims (11)

  1. 押出機で溶融混練された溶融混練樹脂を用いて発泡パリソンを形成し、前記発泡パリソンを成形して発泡成形体を得る工程を備え、
    前記発泡パリソンは、第1パリソン部位と、第1パリソン部位に接触して設けられた第2パリソン部位を備え、
    第1パリソン部位は、発泡されており、
    第2パリソン部位は、第1パリソン部位よりも低い発泡倍率で発泡されているか又は未発泡である、発泡成形体の製造方法。
  2. (第1パリソン部位の発泡倍率)−(第2パリソン部位の発泡倍率)の値は、0.5以上である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記発泡パリソンは、筒状である、請求項1又は請求項2に記載の方法。
  4. 前記溶融混練樹脂は、第1及び第2溶融混練樹脂を含み、
    第1及び第2溶融混練樹脂は、別々の押出機で溶融混練されて前記ヘッドに供給され、
    第1溶融混練樹脂によって第1パリソン部位が形成され、第2溶融混練樹脂によって第2パリソン部位が形成され、
    第1溶融混練樹脂は、発泡剤を含み、
    第2溶融混練樹脂は、第1溶融混練樹脂よりも少ない量の発泡剤が添加されているか又は発泡剤が添加されていない、請求項1〜請求項3の何れか1つに記載の方法。
  5. 前記発泡成形体は、前記発泡成形体を別部材に取り付けるか又は前記発泡成形体に別部材を嵌合させるための接続部を備え、
    前記接続部は、第2パリソン部位によって形成される、請求項1〜請求項4の何れか1つに記載の方法。
  6. 第2パリソン部位は、前記発泡パリソンを成形する際に金型によって圧縮される部分を有する、請求項1〜請求項5の何れか1つに記載の方法。
  7. 第1成形体部位と、第1成形体部位に接触して設けられた第2成形体部位を備える発泡成形体であって、
    第1成形体部位は、発泡されており、
    第2成形体部位は、第1成形体部位よりも低い発泡倍率で発泡されているか又は未発泡である、発泡成形体。
  8. 第1及び第2成形体部位の境界近傍において、第1成形体部位の肉厚に対する第2成形体部位の肉厚は、0.8〜1.2である、請求項7に記載の発泡成形体。
  9. (第1成形体部位の発泡倍率)−(第2成形体部位の発泡倍率)の値は、0.5以上である、請求項7又は請求項8に記載の発泡成形体。
  10. 第2成形体部位は、前記発泡成形体を別部材に取り付けるか又は前記発泡成形体に別部材を嵌合させるための接続部である、請求項7〜請求項9の何れか1つに記載の発泡成形体。
  11. 前記接続部は、前記発泡成形体に別部材を嵌合させるための嵌合部である、請求項10に記載の発泡成形体。
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