JP2000032691A - 永久磁石電動機 - Google Patents
永久磁石電動機Info
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- JP2000032691A JP2000032691A JP10197246A JP19724698A JP2000032691A JP 2000032691 A JP2000032691 A JP 2000032691A JP 10197246 A JP10197246 A JP 10197246A JP 19724698 A JP19724698 A JP 19724698A JP 2000032691 A JP2000032691 A JP 2000032691A
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Abstract
とリラクタンストルクを併用してモータの高トルク化、
低コスト化を可能とする。 【解決手段】 回転磁界を発生する固定子1の内部に回
転子10を有する永久磁石電動機において、固定子1か
らの磁路について一方のq軸から他方のq軸へ所定の磁
路幅を確保するように、回転子10には断面蒲鉾形のマ
グネット11をd軸の近傍に同回転子10の外周に沿っ
て当該極数分だけ等間隔に埋め込むとともに、q軸に沿
って長方形の孔12を形成する。前記隣接するマグネッ
ト11の磁化方向を逆向きとすることによりマグネット
トルクが発生し、かつ、前記磁路幅の確保と前記マグネ
ット11および長方形の孔12とによりd軸、q軸イン
ダクタンスの差が大きくなり、リラクタンストルクが発
生する。
Description
動車等に用いるモータの永久磁石電動機に係り、特に詳
しくはマグネットトルクおよびリラクタンストルクを有
効利用する永久磁石電動機に関するものである。
うに、回転磁界を発生する24スロットの固定子1内に
回転子2を有しており、この回転子2には当該永久磁石
電動機の極数(4極)分だけの永久磁石3が外径に沿っ
て円周方向に配置されている。なお、4はシャフト用の
中心孔である。また、回転子2を無駄なく利用するため
にマグネットの量を多くすることによってマグネットト
ルクを大きなものとし、大きなトルクを発生する永久磁
石電動機を得るようにしている。
トを用いないリラクタンスモータが既に提案されてお
り、このリラクタンスモータは前記永久磁石電動機と同
様の24スロットの固定子1内に回転子5を有してい
る。この回転子5の外周は凹凸形状になっており、この
凹凸部が当該リラクタンスモータの極数(4極)分だけ
等間隔に形成されている。これにより、固定子1から一
方(d軸)の磁束がその凸部を介して回転子5内を通り
易く、他方(g軸)の磁束が凹部(フラックスバリア)
により回転子5内を通りにくくなる。このような磁束の
通り方により、回転子5内のリラクタンスが不均一にな
り、またその凸部に突極部が形成され、固定子1の回転
磁界とあいまって回転子5が回転する。
トによる磁束が大きいため、リラクタンスモータより大
きいトルクを得ることができ、リラクタンスモータはマ
グネットを使用しない分永久磁石電動機よりコストが安
価に済む。
久磁石電動機においては、永久磁石3が固定子1からの
磁路を阻害し、リラクタンストルクの発生がほとんどな
い。つまり、リラクタンストルクの寄与はほとんど見ら
れないことから、高トルク、高効率化を図るために希土
類の永久磁石等を使用すると、モータのコストがより高
くなってしまう。また、前記リラクタンスモータにおい
ては、回転子5に設けた凹部(フラックスバリア)が無
駄なスペースになっているばかりか、マグネットトルク
の発生がな、どうしても高トルク、高効率化が望めな
い。このように、永久磁石電動機およびリラクタンスモ
ータにあっては、トルクおよびコスト面を勘案すると、
トルクの有効的な利用に限りがある。
あり、その目的はマグネットトルクとリラクタンストル
クを組合せて高トルク化、低コスト化を図ることができ
るようにした永久磁石電動機を提供することにある。
に、この発明は回転磁界を発生する固定子の内部に回転
子を有する永久磁石電動機において、前記回転子には、
固定子からの磁路について一方のq軸から他方のq軸へ
所定の磁路幅を確保するように、断面蒲鉾形のマグネッ
トをd軸の近傍に前記回転子の外周に沿って当該極数分
だけ等間隔に埋め込むとともに、q軸に沿って長方形の
孔を形成し、前記隣接するマグネットの磁化方向を逆向
きとしてマグネットトルクを発生させ、かつ、前記磁路
幅の確保と前記マグネットおよび長方形の孔とによりd
軸、q軸インダクタンスの差を大きくしてリラクタンス
トルクを発生させるようにしたことを特徴としている。
プレスで打ち抜くとともに、金型内で自動積層してなる
コアであり、該自動積層したコアを当該中心孔と前記マ
グネットの埋め込み孔との間あるいは当該中心孔と前記
長方形の孔との間にリベットを通してかしめるとよい。
隔および前記長方形の孔と前記回転子の外周との間隔は
当該コアシートの厚さの1倍から3倍の範囲にすると好
ましい。
子の内部に回転子を有する永久磁石電動機において、前
記回転子には、固定子からの磁路について一方のq軸か
ら他方のq軸へ所定の磁路幅を確保するように、断面蒲
鉾形のマグネットをd軸の近傍に前記回転子の外周に沿
って当該極数分だけ等間隔に埋め込むとともに、q軸に
沿って当該中心孔に向けて長細い凹部を形成し、前記隣
接するマグネットの磁化方向を逆向きとしてマグネット
トルクを発生させ、かつ、前記磁路幅の確保と前記マグ
ネットおよび凹部とによりd軸、q軸インダクタンスの
差を大きくしてリラクタンストルクを発生させるように
したことを特徴としている。
プレスで打ち抜くとともに、金型内で自動積層してなる
コアであり、該自動積層したコアを当該中心孔と前記凹
部の端部との間あるいは当該中心孔と前記マグネットの
埋め込み孔との間にリベットを通してかしめるとよい。
隔はコアシートの厚さの1倍から3倍の範囲にすると好
ましい。
あるいは希土類磁石にするとよい。前記回転子を組み込
んでDCブラシレスモータとするとよい。
1ないし図6を参照して詳しく説明する。図中、図7お
よび図8と同一部分には同一符号を付して重複説明を省
略する。
IPM方式でマグネットを埋め込み、またq軸に沿って
長方形状のフラックスバリアを設け、かつ一方のq軸か
ら他方のq軸への磁路幅を広く確保すれば、マグネット
トルクの発生だけでなく、リラクタンストルクをも有効
に発生させるという永久磁石電動機およびリラクタンス
モータの利点を生かし、高トルク化、低コスト化が図れ
ることに着目にしたものである。
この永久磁石電動機の回転子10は、固定子1からの一
方(一方のq軸から他方のq軸へ)の磁気通路を確保す
るように(図2の波線矢印参照)、蒲鉾形状のマグネッ
ト11を回転子10の外周に沿って当該極数分等間隔に
埋め込む一方(電気角でほぼπの位相差を有するように
埋め込む一方)、q軸に沿って(マグネット11から電
気角でほぼπ/2の位相差の位置に)フラックスバリア
となる長方形の孔12を形成している。
る。また、固定子1においては、例えば外径側の巻線を
U相、内径側の巻線をW相、その中間の巻線をV相とし
ている。なお、24スロットの固定子1には三相(U
相、V相およびW相)の電機子巻線が施されているが、
スロット数や電機子巻線が異なっていてもよい。
を外周に沿うように配置されており、マグネットトルク
が有効に発生する。
石電動機より少なく、マグネット11の間隔が広く、固
定子1からの磁束が一方のq軸から他方のd軸へ通り易
くしている(図2の波線矢印参照)。これは、その磁路
の磁気抵抗を小さくし、q軸インダクタンスLqを大き
くすることになる。
フラックスバリアとして働き、かつ長方形の孔12がフ
ラックスバリアであることことから、固定子1からの磁
気が一方のd軸から他方のd軸へ通りにくくなる。これ
は、その磁路の磁気抵抗を大きくし、d軸インダクタン
スLdを小さくすることになる。
り、リラクタンストルクが有効に発する。
1との間隔は、後述するコアシート10aの厚さをtと
すると、tから3tの範囲内とする。同様に、回転子1
0の外周と長方形の孔12の端部との間隔はtから3t
の範囲内とする。これにより、後述するコア製造時にバ
リ等の発生もなく、精度よくコアを製造することができ
るとともに、マグネット11の磁束の漏洩、短絡も防止
することができ、マグネットトルクの向上に寄与する。
コストはマグネット11の大きさに依存する。したがっ
て、マグネット11の使用量を少なくし、マグネット1
1を小さくして一方のq軸から他方のq軸への磁路幅を
より広くすると、リラクタンストルクを大きくすること
ができる。つまり、マグネット11の減少分をリラクタ
ンストルクで補うことができ、ひいては高トルク化、低
コスト化を実現することができる。
ト磁石や希土類磁石を用いる。この場合、フェライト磁
石は低コスト化に有効であり、希土類磁石は高トルク化
に有効となる。
コアプレス金型を用いて自動プレスで電磁鋼板を打ち抜
き、金型内で一体的に形成するコア積層方式(自動積層
方式)を採用する。
加工工程では、回転子10のコアを打ち抜き、シャフト
用の中心孔4、永久磁石11を埋設する孔11aおよび
長方形の孔12を打ち抜いたコアシート10aを積層し
てかしめる。このかしめは、積層したコアの両端側に蓋
をするとともに、かしめ用のリベット13を孔13aに
通して行う。したがって、前記コアシート10aのプレ
ス加工時に、リベット13を通す孔13aも打ち抜くこ
とになる。
転子10のコアの孔にIPM方式でマグネット11を埋
め込み、このマグネット11を磁化、着磁する。なお、
マグネット11はd軸方向に磁化、着磁し、かつ隣接す
るマグネット11の磁化、着磁は逆向きにする。
上でシャフト用の中心孔4とマグネット11の孔11a
との中間点に設けられている。したがって、リベット1
3の材料としては、透磁率の大きい磁性体を用いる。す
なわち、固定子1からの磁気が一方のq軸から他方のq
軸へ通り易くなり(図3の波線矢印参照)、q軸インダ
クタンスが大きくなるからである。
ット13を通す孔13aをq軸上でシャフト用の中心孔
4と長方形の孔12との中間点に設けるようにしてもよ
い。この場合、リベット13の材料としては、比較的透
磁率の小さい磁性体を用いる。すなわち、固定子1から
の磁気が一方のd軸から他方のd軸へ通りにくくなり、
d軸インダクタンスが小さくなるからである。
クタンストルクを有効に発生させてマグネット11の使
用量を削減することにより、低コスト化を実現すること
ができるとともに、リラクタンストルクを有効が発生す
ることによって高トルクを維持することができる。
組み込んでDCブラシレスモータとし、例えば空気調和
機の圧縮機モータ等として利用すれば、コストをアップ
することなく、空気調和機の性能アップ(運転効率の上
昇)を図ることができる。
形態を説明する概略的平面図である。なお、図中、図1
ないし図3と同一部分には同一部分を付して重複説明を
省略する。
の回転子20は、図1に示すq軸方向のフラックスバリ
アの長方形の孔12に代え、シャフト用の中心孔4に向
けて長細く切り込んだ凹部21を有している。
ト用の中心孔4と凹部21の端部との中間点には、コア
をかしめるためにリベット13を通す孔13aが設けら
れている。この場合、リベット13の材料としては、前
実施の形態で説明したように、透磁率の小さい磁性体を
用いるとよい。
3と同様に、d軸上でシャフト用の中心孔4とマグネッ
ト11との中間点に設けるようにしてもよい。この場
合、リベットの材料としては、前実施の形態で説明した
ように、透磁率の大きい磁性体を用いるとよい。
クスバリアとし、つまりフラックスバリアの形状を前実
施の形態の長方形の孔12と異なるものとしていること
から、コア製造時におけるコアプレス時にバリ等の発生
を考慮する必要がなくなり、コアの製造が容易なものと
なる。
を比較すると、明かなように、当該回転子20の他の部
分ついては前実施の形態と同じであり、同じ効果を奏す
ることから説明を省略する。
機の請求項1記載の発明によると、回転磁界を発生する
固定子の内部に回転子を有する永久磁石電動機におい
て、前記回転子には、固定子からの磁路について一方の
q軸から他方のq軸へ所定の磁路幅を確保するように、
断面蒲鉾形のマグネットをd軸の近傍に前記回転子の外
周に沿って当該極数分だけ等間隔に埋め込むとともに、
q軸に沿って長方形の孔を形成し、前記隣接するマグネ
ットの磁化方向を逆向きとしてマグネットトルクを発生
させ、かつ、前記磁路幅の確保と前記マグネットおよび
長方形の孔とによりd軸、q軸インダクタンスの差を大
きくしてリラクタンストルクを発生させるようにしたの
で、マグネットトルクとリラクタンストルクを組合せて
高トルク化、低コスト化を図ることができ、例えば、マ
グネットの使用量を減らしてマグネットのコア占有率を
下げることにより、リラクタンストルクを上げることが
でき、ひいては高トルク、低コストのモータを実現する
ことができるという効果がある。
おける回転子は、電磁鋼板を自動プレスで打ち抜くとと
もに、金型内で自動積層してなるコアであり、この自動
積層したコアを当該中心孔と前記マグネットの埋め込み
孔との間あるいは当該中心孔と前記長方形の孔との間に
リベットを通してかしめるようにしたので、請求項1の
効果に加え、従来のプレス、積層方式を利用し、低コス
トで済ませることができるとともに、例えば、当該中心
孔とマグネットの埋め込み孔との中間点に通すリベット
を透磁率の大きい磁性体とし、あるいは当該中心孔と長
方形の孔との中間点に通すリベットを透磁率の小さい磁
性体とすることにより、リラクタンストルクを大きくす
ることができ、ひいては高トルク化が望めるという効果
がある。
おいて前記マグネットと前記回転子の外周との間隔およ
び前記長方形の孔と前記回転子の外周との間隔は当該コ
アシートの厚さの1倍から3倍の範囲としたので、請求
項1の効果に加え、自動プレスによってコアを製造する
際にバリ等の発生をなくし、品質のよいコアを製造する
ことができることから、コアの歩留まりの向上を図れる
とともに、モータのコスト高を抑えることができるとい
う効果がある。
発生する固定子の内部に回転子を有する永久磁石電動機
において、前記回転子には、固定子からの磁路について
一方のq軸から他方のq軸へ所定の磁路幅を確保するよ
うに、断面蒲鉾形のマグネットをd軸の近傍に前記回転
子の外周に沿って当該極数分だけ等間隔に埋め込むとと
もに、q軸に沿って当該中心孔に向けて長細い凹部を形
成し、前記隣接するマグネットの磁化方向を逆向きとし
てマグネットトルクを発生させ、かつ、前記磁路幅の確
保と前記マグネットおよび凹部とによりd軸、q軸イン
ダクタンスの差を大きくしてリラクタンストルクを発生
させるようにしたので、マグネットトルクとリラクタン
ストルクを組合せて高トルク化、低コスト化を図ること
ができ、例えば、マグネットの使用量を減らしてマグネ
ットのコア占有率を下げることにより、リラクタンスト
ルクを上げることができ、ひいては高トルク、低コスト
のモータを実現することができるという効果がある。
おける前記回転子は、電磁鋼板を自動プレスで打ち抜く
とともに、金型内で自動積層してなるコアであり、該自
動積層したコアを当該中心孔と前記凹部の端部との間あ
るいは当該中心孔と前記マグネットの埋め込み孔との間
にリベットを通してかしめるようにしたので、請求項4
の効果に加え、従来のプレス、積層方式を利用し、低コ
ストで済ませることができるとともに、例えば、当該中
心孔と凹部の端部の中間点に通すリベットを透磁率の小
さい磁性体とし、あるいは当該中心孔とマグネットの埋
め込み孔との中間点に通すリベットを透磁率の大きい磁
性体とすることにより、リラクタンストルクを大きくす
ることができ、ひいては高トルク化が望めるという効果
がある。
おいて前記マグネットと前記回転子の外周との間隔はコ
アシートの厚さの1倍から3倍の範囲としたので、請求
項4の効果に加え、自動プレスによってコアを製造する
際にバリ等の発生をなくし、品質のよいコアを製造する
ことができることから、コアの歩留まりを向上させるこ
とができるとともに、モータのコスト高を抑えることが
できるという効果がある。
たは4におけるマグネットは、フェライト磁石あるいは
希土類磁石としたので、請求項1または4の効果に加
え、モータコストやトルクを考慮して入手の容易なファ
ライト磁石あるいは磁力が大きい希土類磁石を選択し、
当該マグネットトルクおよびリラクタンストルクの大き
さを勘案して適応的なトルクのモータを実現することが
できるとともに、低コスト化を図れるという効果があ
る。
たは4における回転子を組み込んでDCブラシレスモー
タとしたので、請求項1または4の効果に加え、例えば
空気調和機の圧縮機モータ等として利用すれば、コスト
をアップすることなく、空気調和機の性能アップを図る
ことができるという効果がある。
の概略的平面図。
転子の概略的平面図。
転子の概略的平面図。
転子の概略的側断面図。
機の概略的平面図。
転子の概略的平面図。
Claims (8)
- 【請求項1】 回転磁界を発生する固定子の内部に回転
子を有する永久磁石電動機において、前記回転子には、
固定子からの磁路について一方のq軸から他方のq軸へ
所定の磁路幅を確保するように、断面蒲鉾形のマグネッ
トをd軸の近傍に前記回転子の外周に沿って当該極数分
だけ等間隔に埋め込むとともに、q軸に沿って長方形の
孔を形成し、前記隣接するマグネットの磁化方向を逆向
きとしてマグネットトルクを発生させ、かつ、前記磁路
幅の確保と前記マグネットおよび長方形の孔とによりd
軸、q軸インダクタンスの差を大きくしてリラクタンス
トルクを発生させるようにしたことを特徴とする永久磁
石電動機。 - 【請求項2】 前記回転子は、電磁鋼板を自動プレスで
打ち抜くとともに、金型内で自動積層してなるコアであ
り、該自動積層したコアを当該中心孔と前記マグネット
の埋め込み孔との間あるいは当該中心孔と前記長方形の
孔との間にリベットを通してかしめるようにした請求項
1記載の永久磁石電動機。 - 【請求項3】 前記マグネットと前記回転子の外周との
間隔および前記長方形の孔と前記回転子の外周との間隔
は当該コアシートの厚さの1倍から3倍の範囲とした請
求項1記載の永久磁石電動機。 - 【請求項4】 回転磁界を発生する固定子の内部に回転
子を有する永久磁石電動機において、前記回転子には、
固定子からの磁路について一方のq軸から他方のq軸へ
所定の磁路幅を確保するように、断面蒲鉾形のマグネッ
トをd軸の近傍に前記回転子の外周に沿って当該極数分
だけ等間隔に埋め込むとともに、q軸に沿って当該中心
孔に向けて長細い凹部を形成し、前記隣接するマグネッ
トの磁化方向を逆向きとしてマグネットトルクを発生さ
せ、かつ、前記磁路幅の確保と前記マグネットおよび凹
部とによりd軸、q軸インダクタンスの差を大きくして
リラクタンストルクを発生させるようにしたことを特徴
とする永久磁石電動機。 - 【請求項5】 前記回転子は、電磁鋼板を自動プレスで
打ち抜くとともに、金型内で自動積層してなるコアであ
り、該自動積層したコアを当該中心孔と前記凹部の端部
との間あるいは当該中心孔と前記マグネットの埋め込み
孔との間にリベットを通してかしめるようにした請求項
4記載の永久磁石電動機。 - 【請求項6】 前記マグネットと前記回転子の外周との
間隔はコアシートの厚さの1倍から3倍の範囲とした請
求項4記載の永久磁石電動機。 - 【請求項7】 前記マグネットはフェライト磁石あるい
は希土類磁石である請求項1または4記載の永久磁石電
動機。 - 【請求項8】 前記回転子を組み込んでDCブラシレス
モータとしてなる請求項1または4記載の永久磁石電動
機。
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JP19724698A JP3821186B2 (ja) | 1998-07-13 | 1998-07-13 | 永久磁石電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19724698A JP3821186B2 (ja) | 1998-07-13 | 1998-07-13 | 永久磁石電動機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000032691A true JP2000032691A (ja) | 2000-01-28 |
JP3821186B2 JP3821186B2 (ja) | 2006-09-13 |
Family
ID=16371288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19724698A Expired - Fee Related JP3821186B2 (ja) | 1998-07-13 | 1998-07-13 | 永久磁石電動機 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3821186B2 (ja) |
-
1998
- 1998-07-13 JP JP19724698A patent/JP3821186B2/ja not_active Expired - Fee Related
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