JP2000030919A - R−Fe−B系磁石用原料粉末の製造方法 - Google Patents

R−Fe−B系磁石用原料粉末の製造方法

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JP2000030919A JP10193817A JP19381798A JP2000030919A JP 2000030919 A JP2000030919 A JP 2000030919A JP 10193817 A JP10193817 A JP 10193817A JP 19381798 A JP19381798 A JP 19381798A JP 2000030919 A JP2000030919 A JP 2000030919A
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sintered magnet
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Katsuya Kase
克也 加瀬
Kaname Takeya
要 武谷
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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    • H01F1/0573Alloys characterised by their composition containing rare earth metals and magnetic transition metals, e.g. SmCo5 and IIIa elements, e.g. Nd2Fe14B in the form of particles, e.g. rapid quenched powders or ribbon flakes obtained by reduction or by hydrogen decrepitation or embrittlement

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 R−Fe−B系焼結磁石の不良品、特に、金
属メッキ表面処理を施した、若しくは、Al表面被覆処
理を施したR−Fe−B系焼結磁石の不要品を、主相結
晶粒をそのまま残存させてR−Fe−B系焼結磁石用合
金粉末に効率よく再生する方法を提供する。 【解決手段】 金属メッキ表面処理を施したR−Fe−
B系焼結磁石体の金属メッキ層の一部を剥離し、水素吸
蔵処理によって粉砕し、篩別処理して篩上に残る金属メ
ッキ層の薄片を分離除去し、篩下をさらに粉砕して酸洗
浄処理し、乾燥してCa還元処理し、水で洗浄してCa
成分を除去し、乾燥するR−Fe−B系磁石用原料粉末
の製造方法。また、Al表面被覆処理を施したR−Fe
−B系焼結磁石体を粉砕し、アルカリ洗浄処理してAl
表面被覆層を溶出除去し、残留粉末を酸洗浄処理し、酸
洗浄処理粉をCa還元処理し、水で洗浄してCa成分を
除去し、乾燥するR−Fe−B系磁石用原料粉末の製造
方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属メッキ表面処
理を施した、若しくは、Al表面被覆処理を施したR−
Fe−B系焼結磁石の不要品、不良品を再生してR−F
e−B系磁石用原料粉末とする方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にR−Fe−B系焼結磁石の組織
は、主相であるR2Fe14B相(以下、「主相」とい
う。)と境界相のRリッチ相、Bリッチ相とからなる。
この磁石は、磁気特性を左右する主相を増加させるため
に種々研究、提案がなされている。
【0003】しかし、R−Fe−B系焼結磁石は製造時
に寸法外れ、割れ、欠け、歪みを生じることがあり、そ
れらの不良発生は磁石製造のコスト削減の障害となって
いる。従って、不良品、不要品、スクラップ等(以下、
まとめて「不良品」という。)の磁石原料への再生方法
を考案することは非常に有効である。
【0004】希土類磁石の不良品の再生方法としては、
不良品をすべて化学的に溶解して、溶液から希土類成分
を分離抽出する「湿式冶金法」や、不良品を溶解してR
−Fe−B系合金とし、前記合金を再び出発原料として
用いる「溶錬」と呼ばれる「乾式冶金法」や、不良品を
溶解用母合金として再利用する方法が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の不良品再生方法
の内、「湿式冶金法」は工程が複雑である。また、希土
類金属やCo等の比較的高価な元素が主成分のR−Co
系磁石の場合は比較的有利であるが、R−Fe−B系磁
石の場合は安価なFeが約65%程度含有されるため、
コストメリットが少ないという問題もある。
【0006】「乾式冶金法」では溶解時に大量のスラグ
が発生する。希土類元素のスラグへの流出は避けられ
ず、別途スラグより希土類成分を回収する必要がある。
さらに溶解母原料として再溶解品を使用するためには、
再び組成調整の必要があり、成分管理が難しい等の不利
が多く、本来溶解合金の有する酸素品質まで酸素を除去
することは困難であった。さらに溶解方法はいずれも実
質的に合金化原料に再生するものであり、磁気特性を向
上させる焼結磁石の組織、特に主相結晶粒をそのまま残
存させて有効利用するものではない。
【0007】特に、表面の耐食性向上のためにNi、C
rなどで金属メッキ表面処理を施したR−Fe−B系焼
結磁石の再利用においては、前記「湿式処理法」では金
属メッキ層の化学的溶解が困難である。また、「乾式冶
金法」や溶解母合金としての再生では、金属メッキのN
i、Crなどが溶解原料中に残存すると製造される磁石
の特性を著しく低下させるため、金属メッキ層を除去し
てから再生処理を行わなければならない。しかし、金属
メッキ層の除去には、サンドブラスト等の高コストな処
理工程が必要となる。
【0008】そこで本発明は、R−Fe−B系焼結磁石
の不良品、特に、金属メッキ表面処理を施した、若しく
は、Al表面被覆処理を施したR−Fe−B系焼結磁石
の不要品を、主相結晶粒をそのまま残存させてR−Fe
−B系焼結磁石用合金粉末に効率よく再生する方法を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
の本発明のR−Fe−B系磁石用原料粉末の製造方法
は、金属メッキ表面処理を施したR−Fe−B系焼結磁
石体を原料とし、焼結磁石体の金属メッキ層の一部を剥
離して焼結磁石体を露出させ、焼結磁石体を水素吸蔵処
理によって粉砕し、粉砕粉を篩別処理して篩上に残る金
属メッキ層の薄片を分離除去し、篩下をさらに粉砕して
酸洗浄処理し、乾燥して得られた酸洗浄処理粉をCa還
元処理し、得られた粉末を水で洗浄してCa成分を除去
し、乾燥してその組織のほとんどがR2Fe14B相であ
る粉末とすることを特徴とする。
【0010】また、本発明の他のR−Fe−B系磁石用
原料粉末の製造方法は、Al表面被覆処理を施したR−
Fe−B系焼結磁石体を原料とし、焼結磁石体を粉砕
し、粉砕粉をアルカリ洗浄処理してAl表面被覆層を溶
出除去し、残留した粉末を酸洗浄処理し、乾燥して得ら
れた酸洗浄処理粉をCa還元処理し、得られた粉末を水
で洗浄してCa成分を除去し、乾燥してその組織のほと
んどがR2Fe14B相である粉末とすることを特徴とす
る。
【0011】なお、上記いずれかの構成中、酸洗浄処理
粉をCa還元処理し、得られた粉末を水で洗浄してCa
成分を除去した後に、再び酸洗浄処理してもよい。
【0012】上記いずれかの本発明の方法により得られ
た、その組織のほとんどがR2Fe1 4B相である粉末
に、組成調整用の合金粉末を添加配合後、成形、焼結、
時効処理することで、高性能磁石が容易に提供できる。
【0013】
【発明の実施の形態】金属メッキ表面処理を施したR−
Fe−B系焼結磁石体は、通常、表面に数100μm厚
の金属メッキ層をもつ。焼結磁石体への水素吸蔵は常温
で自発的に進むが、水素吸蔵開始時に200℃以上に加
熱すると速やかに進行する。焼結磁石体への水素吸蔵を
進みやすくするために金属メッキ層に傷を付けて磁石体
部分を表面に露出させることが望ましい。
【0014】水素吸蔵処理により、焼結磁石体は数mm
以下の粉末に粉砕されるのに対して、金属メッキ層部分
は大部分が数mm以上の薄片になるので、適当な篩を用
いて篩別することで容易に金属メッキ層部分のほとんど
を分離除去することができる。篩の粒度としては求める
メッキ金属の除去割合に応じて適宜決めることができる
が、通常、目開き1mm程度の篩を用いれば篩下の磁石
体粉砕粉への金属メッキ成分の混入を0.1重量%以下
にすることができる。
【0015】水素吸蔵処理により得られた粉末は、公知
のN2ガス、Arガス等の不活性ガス雰囲気中での機械
粉砕により数10μm以下の粒度に粉砕する。これは回
収すべき主相結晶粒の大きさが5〜10μm程度である
ため、主相結晶粒周辺のRリッチ相、Bリッチ相を除去
するには粉砕粉の粒度は数10μm以下が望ましいため
である。
【0016】Al表面被覆処理を施したR−Fe−B系
焼結磁石体は、通常、表面に数10〜100μm厚のA
l層をもつ。焼結磁石体の粉砕は、公知のN2ガス、A
rガス等の不活性ガス雰囲気中での機械粉砕、水素粉砕
のいずれでも良い。回収すべき主相結晶粒の大きさが5
〜10μm程度であるため、主相結晶粒周辺のRリッチ
相、Bリッチ相を除去するには粉砕粉の粒度は数10μ
m以下が望ましい。
【0017】粉砕粉から表面Al層を溶出除去するため
のアルカリ洗浄は、アルカリ溶液としてNaOH等を添
加することが望ましく、アルカリ洗浄時のpHは12.
0以上、アルカリ洗浄に必要な時間を短くするためには
13.0以上が望ましい。
【0018】粉砕粉から不純物成分である炭素成分、酸
素成分、境界相のRリッチ相及びBリッチ相を溶失させ
るために実施する酸洗処理において、酸溶液としては酢
酸水溶液などを添加することが望ましく、酸溶液中での
pHは2.0〜5.0が好ましい。また、酸洗浄処理後
の湿式洗浄処理方法は、脱イオン水等を用いた洗浄が望
ましく、洗浄条件としては洗浄液のpHが7以上になる
まで行うことが望ましい。
【0019】前記酸洗処理による処理粉末はほとんどが
主相だが、微量の酸素や炭素を含有するため、前記処理
粉末にCaまたはCaH2を添加して還元を行わせる。
配合するCa、CaH2の量は、希土類酸化物の還元に
必要な化学量論的必要量の1.1〜4.0倍、還元時の
温度は900〜1200℃、時間は1〜5時間が好まし
い。
【0020】還元後の湿式処理によりCa成分を除去す
る際に、湿式処理終了後に酸洗浄処理を行うことで更な
るCa、O品位の低下を達成できる。酸溶液としては酢
酸水溶液などを添加することが望ましく、酸溶液中での
pHは4.0〜6.0が好ましい。また、酸洗浄処理後
の湿式洗浄処理方法は、脱イオン水等を用いた洗浄が望
ましく、洗浄条件としては洗浄液のpHが7以上になる
まで行うことが望ましい。
【0021】本発明の処理によって再生した原料粉末
は、組織がほとんど主相のみからなる。この再生した原
料粉末を用いて所要組成のR−Fe−B系磁石原料粉末
にするには、再生粉末の焼結性改善及び組成調整のため
に組成調整用合金粉末を添加することができる。組成調
整用合金粉末には、所要のR−Fe−B系合金を溶解
し、鋳造後に粉砕する「溶解粉砕法」、Ca還元にて直
接粉末を得る「直接還元拡散法」、所要のR−Fe−B
系合金を溶解ジェットキャスターでリボン箔を得てこれ
を粉砕焼鈍する「急冷合金法」、所要のR−Fe−B系
合金を溶解しガスアトマイズで粉末化して熱処理する
「ガスアトマイズ法」、所要原料金属を粉末化した後メ
カニカルアロイングにて微粉末化して熱処理する「メカ
ニカルアロイ法」、所要のR−Fe−B系合金を水素中
で加熱して分解並びに再結晶させる「HDDR法」など
の各種公知の製法で得た等方性、異方性R−Fe−B系
合金粉末や、「溶融塩電解法」、「溶解鋳造法」で製造
したR−Fe系共晶組成合金粉砕粉などが利用できる。
【0022】本発明において、再生したR−Fe−B系
磁石原料合金粉末、または、組成調整用合金粉末中の希
土類元素Rは、Nd、Pr、Dy、Ho、Tbのうち少
なくとも1種、あるいはさらにLa、Ce、Sm、G
d、Er、Eu、Tm、Yb、Lu、Yのうち少なくと
も1種を含むものが望ましい。組成調整用合金粉末のR
は通常Rのうち1種をもって足りるが、実用上は2種以
上の混合物(ミッシュメタル、ジジム等)を入手上の便
宜等の理由により用いることができる。なお、このRは
純希土類元素でなくともよく、工業上入手可能な範囲で
製造上不可避な不純物を含有するものでも差し支えな
い。
【0023】さらに再生粉末や組成調整用粉末には、必
要に応じて、Al、Ti、V、Cr、Mn、Bi、N
b、Ta、Mo、W、Sb、Ge、Ga、Sn、Zr、
Ni、Si、Zn、Hfのうち少なくとも1種は、磁石
粉末に対してその保磁力、減磁曲線の角形性を改善、あ
るいは、製造性の改善、低価格化に効果があるため添加
することができる。なお、添加量の上限は磁石の最大磁
気エネルギー積(BH)maxや残留磁束密度(Br)
値を所要値とするに必要な該条件を満たす範囲が望まし
い。
【0024】
【実施例】実施例1 ・・・ Niメッキ表面処理を施
してある、寸法20mm×50mm×5mmの短冊状の
Nd−Fe−B系焼結磁石の不良品1000gに、表面
メッキ層の一部が剥離し内部焼結体が露出する程度に傷
を付けた。これをステンレス製真空容器中に装入し、1
0kPa以下に真空排気してから1時間の間200℃に
維持して前処理を行った。前処理終了後200℃に維持
しつつ水素ガスを導入し、内部圧を400kPaに維持
しつつ水素吸蔵処理を行った。水素吸蔵処理が終了して
から水素雰囲気下で室温まで冷却した。水素処理物は、
数mm以下の磁石体の粗粉砕粉と、数mm以上の薄片状
Ni片からなっていた。この水素処理物を目開き1mm
のステンレス篩を用いて篩別処理を行ったところ、篩上
は大部分が薄片状Ni片、篩下は大部分が磁石体の粗粉
砕粉に分離できた。篩上及び篩下を全溶解し、ICP成
分分析を行ったところ、篩上は、Nd:0.09重量
%、Pr:0.02重量%、Dy:0.03重量%、
B:0.02重量%、Co:0.03重量%、Ni:9
5.6重量%、Al:0.38重量%であり、一方、篩
下は、Nd:32.1重量%、Pr:0.86重量%、
Dy:1.03重量%、B:1.01重量%、Co:
0.82重量%、Ni:0.05重量%、Al:0.2
6重量%であった。
【0025】篩下の粗粉砕粉は、パルペライザーを用い
て全量を65μm以下に粉砕した。この粉砕粉800g
を脱イオン水10リットルと共にステンレス容器内に投
入し、2倍希釈酢酸溶液を滴下しながらpH4.0に維
持して30分間攪拌して酸洗浄処理を行った。酸洗浄
後、10リットルの脱イオン水にてデカンテーション洗
浄を排水のpHが7以上になるまで繰り返し、酸成分を
十分除去し、真空乾燥して710gの再生粉末を得た。
【0026】得られた再生粉末700gに、金属Ca粒
70g及び無水CaCl2粉末35gを混合しステンレ
ス容器に装入した後、Arガス雰囲気下にて1000℃
に4.5時間保持した。冷却後反応物を取り出し、反応
物を3cm以下の塊状物に粉砕して10リットルの脱イ
オン水中に投入し、1時間攪拌した。さらに10リット
ルの脱イオン水にてデカンテーション洗浄を排水のpH
が11以下になるまで繰り返した。その後真空乾燥して
650gの再生粉末を得た。得られた再生粉末の組成
は、Nd:27.3重量%、B:1.01重量%、C
o:0.80重量%、Ni:0.02重量%、Al:
0.23重量%、Ca:0.05重量%、C:0.03
重量%、O:0.20重量%、残部:Feであり、組織
はNd2Fe14B相が97.9重量%であった。
【0027】実施例2 ・・・ 実施例1と同様に、N
iメッキ表面処理を施してあるNd−Fe−B系焼結磁
石の不良品1000gを粉砕、還元、湿式処理を行った
後、さらに純水10リットルと共にステンレス容器内に
て、2倍希釈酢酸溶液を滴下しながらpH5.0に維持
して30分間攪拌して酸洗浄を行った。その後真空乾燥
して620gの再生粉末を得た。得られた再生粉末の組
成はNd:27.2重量%、B:1.01重量%、C
o:0.76重量%、Ni:0.02重量%、Al:
0.23重量%、Ca:0.02重量%、C:0.03
重量%、O:0.16重量%、残部:Feであり、組織
はNd2Fe14B相が98.7重量%であった。
【0028】実施例3 ・・・ 実施例1で得られた再
生粉末500gに、直接還元拡散法にて得られた、組成
がNd:38.2重量%、Dy:1.02重量%、B:
1.00重量%、Co:5.07重量%、残部:Feか
らなる組成調整用粉末250gを配合混合後、ジェット
ミル粉砕にて平均粒度約3μmの微粉砕粉を得た。
【0029】得られた微粉砕粉を磁場12kOe、成形
圧1.3T/cm2の磁場中成形後、Arガス中にて1
050℃に3時間焼結し、590℃に1時間の時効化処
理を行ってNd−Fe−B系焼結磁石を得た。得られた
磁石の磁気特性は、Br=13.6kG、保磁力 iH
c=13.2kOe、(BH)max=40.4MGOe
であった。
【0030】実施例4 ・・・ 実施例1で得られた再
生粉末500gに、市販の溶融塩電解法によるNd−F
e共晶合金(Nd:85.5重量%、O:0.01重量
%以下、残部:Fe)を水素粉砕後、ディスクミルで3
5メッシュ以下に粉砕した合金粉40gを配合添加後、
ジェットミル粉砕にて平均粒度約3μmの微粉砕粉を得
た。得られた微粉砕粉より実施例3と同様の方法でNd
−Fe−B系焼結磁石を得た。得られた磁石の磁気特性
は、Br=12.6kG、iHc=15.0kOe、
(BH)max=40.9MGOeであった。
【0031】実施例5 ・・・ 実施例2で得られた再
生粉末500gに、直接還元拡散法にて得られた組成が
Nd:38.2重量%、Dy:1.02重量%、B:
1.00重量%、Co:5.07重量%、残部:Feか
らなる組成調整用粉末250gを配合混合後、ジェット
ミル粉砕にて平均粒度約3μmの微粉砕粉を得た。
【0032】得られた微粉砕粉より実施例3と同様の方
法でNd−Fe−B系焼結磁石を得た。得られた磁石の
磁気特性は、Br=13.9kG、iHc=13.7k
Oe、(BH)max=41.8MGOeであった。
【0033】実施例6 ・・・ 実施例2で得られた再
生粉末500gに、市販の溶融塩電解法によるNd−F
e共晶合金(Nd:85.5重量%、O:0.01重量
%以下、残部:Fe)を水素粉砕後、ディスクミルで3
5メッシュ以下に粉砕した合金粉40gを配合添加後、
ジェットミル粉砕にて平均粒度約3μmの微粉砕粉を得
た。
【0034】得られた微粉砕粉より実施例4と同様の方
法でNd−Fe−B系焼結磁石を得た。得られた磁石の
磁気特性は、Br=12.8kG、iHc=15.7k
Oe、(BH)max=42.1MGOeであった。
【0035】実施例7 ・・・ Al表面被覆処理を施
してある、寸法10mm×30mm×5mmの短冊状の
Nd−Fe−B系焼結磁石の不良品1000gをステン
レス製真空容器中に装入し、10kPa以下に真空排気
してから1時間の間200℃に維持して前処理を行っ
た。前処理終了後200℃に維持しつつ水素ガスを導入
し、内部圧を400kPaに維持しつつ水素吸蔵処理を
行った。水素吸蔵が終了してから水素雰囲気下で室温ま
で冷却した。水素処理物は数mm以下の磁石体の粗粉砕
粉である。粗粉砕粉はパルペライザーを用いて全量を6
5μm以下に粉砕した。
【0036】前記粉砕粉900gを脱イオン水10リッ
トルとともにステンレス容器内に投入し、25重量%N
aOH水溶液を滴下しながらpH13.0に維持して3
0分間攪拌してアルカリ洗浄を行った。アルカリ洗浄前
後の粉砕粉のICP成分分析結果は、アルカリ洗浄前
は、Nd:32.2重量%、Dy:1.02重量%、
B:1.01重量%、Co:0.81重量%、Al:
0.33重量%、Cu:0.20重量%であり、一方、
アルカリ洗浄後は、Nd:32.3重量%、Dy:1.
00重量%、B:1.01重量%、Co:0.80重量
%、Al:0.21重量%、Cu:0.21重量%であ
った。アルカリ洗浄後のAl品位は、磁石特性発現のた
めのAl添加品位である0.21重量%に低下してお
り、蒸着Al層はすべて除去されたと考えられる。
【0037】アルカリ洗浄終了後、10リットルの脱イ
オン水にてデカンテーション洗浄を排水のpHが10以
下になるまで繰り返し、不要なアルカリ成分を除去し
た。その後脱イオン水10リットルを加えてから、2倍
希釈酢酸溶液を滴下しながらpH4.0に維持して30
分間攪拌して酸洗浄を行った。酸洗浄後、10リットル
の脱イオン水にてデカンテーション洗浄を排水のpHが
7以上になるまで繰り返し、酸成分を十分除去し、真空
乾燥して850gの再生粉末を得た。
【0038】得られた再生粉末700gに、金属Ca粒
70g及び無水CaCl2粉末35gを混合しステンレ
ス容器に装入した後、Arガス雰囲気下にて1000℃
に4.5時間保持した。冷却後反応物を取り出し、反応
物を3cm以下の塊状物に粉砕して10リットルの脱イ
オン水中に投入し、1時間攪拌した。さらに10リット
ルの脱イオン水にてデカンテーション洗浄を、排水のp
Hが11以下になるまで繰り返した。その後真空乾燥し
て650gの再生粉末を得た。得られた再生粉末の組成
は、Nd:27.1重量%、B:1.01重量%、C
o:0.81重量%、Al:0.20重量%、Ca:
0.06重量%、C:0.03重量%、O:0.21重
量%、残部:Feであり、組織はNd2Fe14B相が9
8.1重量%であった。
【0039】実施例8 ・・・ 実施例7と同様に、A
l表面被覆処理を施してあるNd−Fe−B系焼結磁石
の不良品1000gを粉砕、還元、湿式処理を行った
後、さらに純水10リットルと共にステンレス容器内に
て、2倍希釈酢酸溶液を滴下しながらpH5.0に維持
して30分間攪拌して酸洗浄を行った。その後真空乾燥
して620gの再生粉末を得た。
【0040】得られた再生粉末の組成は、Nd:27.
1重量%、B:1.00重量%、Co:0.81重量
%、Al:0.20重量%、Ca:0.02重量%、
C:0.03重量%、O:0.17重量%、残部:Fe
であり、組織はNd2Fe14B相が98.7重量%であ
った。
【0041】実施例9 ・・・ 実施例7で得られた再
生粉末500gに、直接還元拡散法にて得られた、組成
がNd:38.2重量%、Dy:1.02重量%、B:
1.00重量%、Co:5.07重量%、残部:Feか
らなる組成調整用粉末250gを配合混合後、ジェット
ミル粉砕にて平均粒度約3μmの微粉砕粉を得た。
【0042】得られた微粉砕粉を、磁場12kOe、成
形圧1.3T/cm2の磁場中成形後、Arガス中にて
1050℃に3時間焼結し、590℃に1時間の時効化
処理を行ってNd−Fe−B系焼結磁石を得た。得られ
た磁石の磁気特性は、Br=13.0kG、iHc=1
3.1kOe、(BH)max=40.7MGOeであ
った。
【0043】実施例10 ・・・ 実施例7で得られた
再生粉末500gに、市販の溶融塩電解法によるNd−
Fe共晶合金(Nd:85.5重量%、O:0.01重
量%以下、残部:Fe)を水素粉砕後、ディスクミルで
35メッシュ以下に粉砕した合金粉40gを配合添加
後、ジェットミル粉砕にて平均粒度約3μmの微粉砕粉
を得た。得られた微粉砕粉より実施例9と同様の方法で
Nd−Fe−B系焼結磁石を得た。得られた磁石の磁気
特性は、Br=12.5kG、iHc=15.8kO
e、(BH)max=40.8MGOeであった。
【0044】実施例11 ・・・ 実施例8で得られた
再生粉末500gに、直接還元拡散法にて得られた、組
成がNd:38.2重量%、Dy:1.02重量%、
B:1.00重量%、Co:5.07重量%、残部:F
eからなる組成調整用粉末250gを配合混合後、ジェ
ットミル粉砕にて平均粒度約3μmの微粉砕粉を得た。
【0045】得られた微粉砕粉より実施例9と同様の方
法でNd−Fe−B系焼結磁石を得た。得られた磁石の
磁気特性は、Br=13.2kG、iHc=13.5k
Oe、(BH)max=41.2MGOeであった。
【0046】実施例12 ・・・ 実施例8で得られた
再生粉末500gに、市販の溶融塩電解法によるNd−
Fe共晶合金(Nd:85.5重量%、O:0.01重
量%以下、残部:Fe)を水素粉砕後、ディスクミルで
35メッシュ以下に粉砕した合金粉40gを配合添加
後、ジェットミル粉砕にて平均粒度約3μmの微粉砕粉
を得た。得られた微粉砕粉より実施例11と同様の方法
でNd−Fe−B系焼結磁石を得た。得られた磁石の磁
気特性は、Br=12.8kG、iHc=16.0kO
e、(BH)max=41.6MGOeであった。
【0047】
【発明の効果】本発明により、不要品或いは、割れ、欠
け、歪みなどにより不良品となったR−Fe−B系焼結
磁石体、特に金属メッキ表面処理を施した、若しくは、
Al表面被覆処理を施した焼結磁石体の不良品を、ほと
んどR2Fe14B相の主相のみからなるR−Fe−B系
合金粉末に効率よく再生することができ、この再生粉末
に組成調整用合金粉末を加えて焼結磁石化することによ
り、磁石特性の優れた焼結磁石が容易に製造することが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4K001 AA10 BA23 CA01 CA02 CA32 CA49 DB02 DB08 DB17 DB38 4K017 AA02 AA04 BA06 BB12 BB18 CA07 CA08 DA04 EA02 EA03 EK07 4K018 AA27 BA18 BB05 BC01 BC11 BC40 BD01 5E040 AA04 BD01 CA01 HB05 HB11 HB15 HB17 NN01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属メッキ表面処理を施したR−Fe−
    B系焼結磁石体を原料とし、該焼結磁石体の金属メッキ
    層の一部を剥離して焼結磁石体を露出させ、該焼結磁石
    体を水素吸蔵処理によって粉砕し、該粉砕粉を篩別処理
    して篩上に残る金属メッキ層の薄片を分離除去し、篩下
    をさらに粉砕して酸洗浄処理し、乾燥して得られた酸洗
    浄処理粉をCa還元処理し、得られた粉末を水で洗浄し
    てCa成分を除去し、乾燥してその組織のほとんどがR
    2Fe14B相である粉末とすることを特徴とするR−F
    e−B系磁石用原料粉末の製造方法。
  2. 【請求項2】 金属メッキ表面処理を施したR−Fe−
    B系焼結磁石体を原料とし、該焼結磁石体の金属メッキ
    層の一部を剥離して焼結磁石体を露出させ、該焼結磁石
    体を水素吸蔵処理によって粉砕し、該粉砕粉を篩別処理
    して篩上に残る金属メッキ層の破片を分離除去し、篩下
    をさらに粉砕して酸洗浄処理し、乾燥して得られた酸洗
    浄処理粉をCa還元処理し、得られた粉末を水で洗浄し
    てCa成分を除去し、再び酸洗浄処理し、乾燥してその
    組織のほとんどがR2Fe14B相である粉末とすること
    を特徴とするR−Fe−B系磁石用原料粉末の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 Al表面被覆処理を施したR−Fe−B
    系焼結磁石体を原料とし、該焼結磁石体を粉砕し、該粉
    砕粉をアルカリ洗浄処理してAl表面被覆層を溶出除去
    し、残留した粉末を酸洗浄処理し、乾燥して得られた酸
    洗浄処理粉をCa還元処理し、得られた粉末を水で洗浄
    してCa成分を除去し、乾燥してその組織のほとんどが
    2Fe14B相である粉末とすることを特徴とするR−
    Fe−B系磁石用原料粉末の製造方法。
  4. 【請求項4】 Al表面被覆処理を施したR−Fe−B
    系焼結磁石体を原料とし、該焼結磁石体を粉砕し、該粉
    砕粉をアルカリ洗浄処理してAl表面被覆層を溶出除去
    し、残留した粉末を酸洗浄処理し、乾燥して得られた酸
    洗浄処理粉をCa還元処理し、得られた粉末を水で洗浄
    してCa成分を除去し、再び酸洗浄処理し、乾燥してそ
    の組織のほとんどがR2Fe14B相である粉末とするこ
    とを特徴とするR−Fe−B系磁石用原料粉末の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 前記R−Fe−B系焼結磁石体がNd−
    Fe−B系焼結磁石体であり、前記乾燥して得られるR
    −Fe−B系磁石用合金粉末がNd−Fe−B系磁石用
    合金粉末である請求項1〜請求項4いずれかに記載の磁
    石用原料粉末の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記乾燥して得られる合金粉末が、実質
    的にNd2Fe14B相のみからなる合金粉末であること
    を特徴とする請求項1〜請求項5いずれかに記載の磁石
    用原料粉末の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項6いずれかに記載の製
    造方法で得られた磁石用原料粉末に、組成調整用の合金
    粉末を添加配合後、成形、焼結、時効処理することを特
    徴とするR−Fe−B系磁石の製造方法。
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