JP2000025172A - 農業用積層フィルムおよびその製造方法 - Google Patents

農業用積層フィルムおよびその製造方法

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JP2000025172A
JP2000025172A JP10207219A JP20721998A JP2000025172A JP 2000025172 A JP2000025172 A JP 2000025172A JP 10207219 A JP10207219 A JP 10207219A JP 20721998 A JP20721998 A JP 20721998A JP 2000025172 A JP2000025172 A JP 2000025172A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】焼却時に有害ガスを発生せず、可塑剤を使用せ
ずにすみ、耐ブロッキング性、展張作業性、透明性、防
曇持続性、高光透過性、機械的特性、保温性等に優れ、
低分子量成分の表面へのブリードがない農業用フィルム
の提供。 【解決手段】メルトフローレート(MFR)0.5〜
3.0g/10分、アクリル酸エチル含有量3.0〜3
0.0重量%のエチレン−アクリル酸エチル共重合体か
らなる中間層と、メタロセン触媒を用いて重合させた密
度0.870〜0.920g/cm3 、MFR0.5〜
3.0g/10分、Mw/Mn2.5〜4.5のエチレ
ン−α−オレフィン共重合体からなる外層および内層と
から構成される厚さ30〜200μmの農業用積層フィ
ルム。共押出法による該積層フィルムの製法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は農業用積層フィルム
およびその製造方法に関するものである。さらに詳しく
は、本発明は、耐ブロッキング性、展張作業性、透明
性、防曇持続性、保温性に優れ、透明性の経時的低下が
少なく、フィルム強度、特に引張、引裂、衝撃強度に優
れた農業用積層フィルムおよびその製造方法に関し、本
発明の上記フィルムは農業用の促成栽培を目的としたハ
ウス栽培、トンネル栽培およびマルチ栽培等に用いられ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ハウス栽培やトンネル栽培等に用
いられてきた農業用フィルムとしては、ポリ塩化ビニル
フィルム、高圧法低密度ポリエチレンフィルム、直鎖状
低密度ポリエチレンフィルム等を主として挙げることが
できる。
【0003】ポリ塩化ビニルフィルムは透明性、強靱
性、耐久性、保温性、経済性、作業性等に優れている
が、可塑剤を含有するために長期間使用しているとフィ
ルム表面にブリードし、ここにほこりが吸着し、光の透
過性を低下させ、また汚れた感じを与え望ましくない。
さらに、ポリ塩化ビニルフィルムは使用後焼却によって
処理しようとすると、塩化水素ガスが発生し、公害問題
を引き起こすおそれがあり、また突起部による突き刺し
破れに弱く、ハウス骨材との摩擦破れに対して弱く、耐
寒性も劣り、使用条件によっては問題となることが多か
った。
【0004】高圧法低密度ポリエチレンフィルムはポリ
塩化ビニルフィルムのように、焼却時塩化水素ガスを発
生せず、可塑剤も使用しないので、公害問題、光透過性
低下、ほこり付着等による汚れ等を引き起こさない利点
はあるが、40%程度の結晶化度であるので、やや光透
過性(透明性)が劣る。また、フィルムの帯電やフィル
ム表面に水分が付着したりするので、帯電防止剤や防曇
剤を配合すると、これがフィルム表面にブリードし、ほ
こりを吸着して光透過性を低下させる欠点がある。
【0005】直鎖状低密度ポリエチレン(いわゆるLL
DPE)フィルムは高圧法低密度ポリエチレンフィルム
と上記の性質においては類似するものの、機械的強度に
おいて優れているため、フィルムの厚さを低減でき、経
済的効果が大きいので、農業用フィルムとして多く使用
されるようになってきたが、結晶化度が高いので光透過
性が低いという問題を依然有する。
【0006】上記の問題点を解決するため、本出願人
は、密度0.910g/ml以下、融点116℃以上、
1%モジュラス1200kg/cm2 以下、メルトイン
デックス0.8〜10g/10分である超低密度エチレ
ン−α−オレフィン共重合体からなる中間層と、メルト
インデックス0.5〜5g/10分、酢酸ビニル含有量
5〜15重量%であるエチレン−酢酸ビニル共重合体か
らなる両外側層とから構成される積層フィルムを開発
し、既に特許を得ている(特公平8−9222号公報参
照,特許第2113173号)。この積層フィルムは、
高圧法低密度ポリエチレンや直鎖状低密度ポリエチレン
を素材とした積層フィルムに比べ、透明性、光透過性等
において優れているが、フィルムの腰が弱く、フィルム
を張る作業(展張作業)において、作業性に比較的劣
り、また低分子量エチレン−α−オレフィン共重合体の
含有量が多く、これが積層フィルムの表面にブリード
し、ここにほこりが吸着し、光透過性を低下させ、また
汚れた感じを与える不具合が依然として存在する。ま
た、機械的強度が直鎖状低密度ポリエチレンより劣ると
いう問題があった。さらに、積層フィルムがブロッキン
グを起こすことに起因する展張作業性の悪化という問題
もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来農業用
フィルムとして使用されてきたポリ塩化ビニルフィル
ム、高圧法低密度ポリエチレンフィルム、直鎖状低密度
エチレン−α−オレフィン共重合体フィルム、超低密度
エチレン−α−オレフィン共重合体フィルムの長所を保
持したまま、それらの欠点を改良した農業用フィルム、
すなわち、焼却時に有害ガスを発生せず、可塑剤を使用
せずにすみ、耐ブロッキング性、展張作業性、透明性、
防曇持続性、高光透過性、機械的特性、保温性等に優
れ、低分子量成分の表面へのブリードがない、農業用フ
ィルムおよびその製造方法の提供を課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、鋭意研究
の結果、メタロセン触媒を用いて重合させたエチレン−
α−オレフィン共重合体の優れた物性に着目し、そのフ
ィルムの欠点を補うため、特定物性のエチレン−アクリ
ル酸エチル共重合体フィルムと組合せ、特定構造の積層
フィルムとする場合、上記課題が解決できることを見出
し、本発明を完成させた。
【0009】すなわち、本発明は、メルトフローレート
0.5〜3.0g/10分、アクリル酸エチル含有量
3.0〜30.0重量%であるエチレン−アクリル酸エ
チル共重合体からなる中間層と、メタロセン触媒を用い
て重合させた密度0.870〜0.920g/cm3
メルトフローレート0.5〜3.0g/10分、Mw/
Mn2.5〜4.5であるエチレン−α−オレフィン共
重合体からなる外層および内層とから構成され、全体の
厚さが30〜200μmであることを特徴とする農業用
積層フィルムに関する。なお、本発明において、外層と
は使用時に外界に暴露される面を構成し、内層とは積層
フィルムで被覆された場合、栽培植物等に面する側の面
を構成し、中間層とは上記外層と内層との間に位置する
層である。
【0010】本発明は特に、積層フィルム全体の厚さに
対し、外層の厚さが15〜35%であり、中間層の厚さ
が30〜70%であり、内層の厚さが15〜35%であ
る上記農業用積層フィルムに関する。
【0011】また、本発明は、メルトフローレート0.
5〜3.0g/10分、アクリル酸エチル含有量3.0
〜30.0重量%であるエチレン−アクリル酸エチル共
重合体からなる中間層と、メタロセン触媒を用いて重合
させた密度0.870〜0.920g/cm3 、メルト
フローレート0.5〜3.0g/10分、Mw/Mn
2.5〜4.5であるエチレン−α−オレフィン共重合
体からなる外層および内層とを共押出法により製造する
ことを特徴とする農業用積層フィルムの製造方法に関す
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の農業用積層フィルムの中
間層に用いられるエチレン−アクリル酸エチル共重合体
(以下、EEAとも記載する)は、メルトフローレート
0.5〜3.0g/10分、そしてアクリル酸エチル含
有量3.0〜30.0重量%のものである。メルトフロ
ーレートが0.5g/10分未満であると押出特性が悪
く、一方、3.0g/10分を越えると、機械的強度が
悪化し、望ましくない。また、アクリル酸エチル含有量
が3.0重量%未満ではフィルムの透明性、防曇持続
性、保温性が悪化し、30.0重量%を越えるとフィル
ムの価格が高騰し、その価格の高騰の割に効果が期待さ
れず、望ましくない。
【0013】また、本発明において外層および内層に用
いられるメタロセン触媒を用いて重合させたエチレン−
α−オレフィン共重合体は、密度0.870〜0.92
0g/cm3 、メルトフローレート0.5〜3.0g/
10分、Mw/Mn2.5〜4.5である分子量分布の
狭い直鎖状のものであり、下で詳細に説明するメタロセ
ン触媒により、エチレンとα−オレフィン、例えば炭素
原子数3ないし12のα−オレフィンとの共重合体であ
る。α−オレフィンの具体例としては、プロピレン、ブ
テン−1、ヘキセン−1、4−メチルペンテン−1、オ
クテン−1、デセン−1、ドデセン−1等を挙げること
ができる。外層および内層のためのエチレン−α−オレ
フィン共重合体は同じであっても、異なっていてもよ
い。
【0014】本発明において、上記エチレン−α−オレ
フィン共重合体の製造の際に使用されるメタロセン触媒
は、活性点が同一種(シングルサイト)であることから
シングルサイト触媒とも呼ばれたり、また、カミンスキ
ー触媒と呼ばれることもある。上記メタロセン触媒は、
直鎖状エチレン−α−オレフィン共重合体を製造するの
に従来から一般的に用いられているチーグラー系触媒、
フィリップス系触媒またはスタンダード系触媒のような
活性点が多種(マルチサイト)である触媒とは区別され
る。メタロセン触媒を用いて製造されたエチレン−α−
オレフィン共重合体は、従来のチーグラー系触媒やフィ
リップス系触媒等のマルチサイト触媒で製造されたもの
に比べて組成分布および分子量分布が狭いため、機械的
特性や透明性等に優れている。
【0015】本発明におけるメタロセン触媒の主成分と
しては下記式(1)〜(3)で表されるメタロセン化合
物が用いられる。 次式(1): (Cp)m MRn R’p (1) 〔式中、Cpは未置換または置換シクロペンタジエニル
基であり、Mは周期表第4〜10族の遷移金属であり、
RおよびR’は互いに独立してハロゲン原子または炭素
原子数1ないし20の炭化水素基またはヒドロカルボキ
シル基であり、mは1〜3、nは0〜3、pは0〜3の
数であるが、m+n+pはMの酸化状態(価数)に等し
い〕で表される遷移金属化合物。
【0016】次式(2)または(2’): (C5 R’m p R”s (C5 R’m )MQ3-p-x (2) R”3 (C5 R’m 2 MQ’ (2’) (式中、C5 R’m は未置換または置換シクロペンタジ
エニル基であり、その中のR’は互いに独立して水素原
子または炭素原子数1ないし20のアルキル基、アルケ
ニル基、アリール基、アルキルアリール基、アリールア
ルキル基、または互いに結合してC4 〜C6 環の一部を
形成する2個の炭素原子であり、R”は1個またはそれ
以上の炭素、ゲルマニウム、ケイ素、リンもしくは窒素
原子またはそれらの組合せであり、これらは2個のC5
R’m 環上を置換してそれらを橋渡しする基または1個
のC5 R’m 環上を置換してMに橋渡しする基を含有
し、pが0である場合にはxは1であり、その他の場合
にはxは常に0であり、各Qは互いに独立して炭素原子
数1ないし20のアルキル基、アルケニル基、アリール
基、アルキルアリール基、アリールアルキル基またはハ
ロゲン原子であり、Q’は炭素原子数1ないし20のア
ルキリデン基であり、sは0または1であり、sが0で
ある場合にはmは5であり、かつpが0、1または2で
あり、sが1である場合にはmは4であり、かつpが1
である)で表される遷移金属化合物。なお、上記式
(1)、(2)および(2’)で表される遷移金属化合
物(メタロセン触媒)に関しては特開平8−13412
1号公報、特表平8−509773号公報、特表平8−
510290号公報等に記載されている。この参照によ
り上記特許公報の開示内容を本明細書に編入する。
【0017】次式(3): (式中、Mは周期表第3〜10族またはランタノイドの
金属原子であり、CpはMにη5 結合様式で結合してい
る未置換または置換シクロペンタジエニル基であり、Z
はホウ素または周期表第14族の元素、そして場合に応
じて硫黄原子または酸素原子を含有する原子団であり、
該原子団は20個までの水素原子以外の原子を有する
か、またはCpおよびZは一緒になって縮合環系を形成
し、Xは互いに独立してアニオン性配位子または30個
までの水素原子以外の原子を有する中性ルイス塩基配位
子であり、nは0、1、2、3または4であり、かつ、
Mの原子価より2少ない数であり、そしてYは、Zおよ
びMと結合するアニオン性または非アニオン性配位子
で、窒素原子、リン原子、酸素原子または硫黄原子を含
んでおり、そして20個までの水素原子以外の原子を有
するか、または必要に応じてYとZは一緒になって縮合
環系を形成する)で表される遷移金属化合物。上記式
(3)で表される遷移金属化合物(メタロセン触媒)に
関しては特開平6−306121号公報、特表平7−5
00622号公報等に記載されている。この参照により
上記特許公報の開示内容を本明細書に編入する。
【0018】上記メタロセン触媒は、前記した主成分以
外に、さらに活性化共触媒を含有する。該共触媒として
は、高重合度または低重合度のアルミノオキサン、特に
メチルアルミノオキサンが適当である。いわゆる変性ア
ルミノオキサンもまた上記共触媒として適している。
【0019】上記エチレン−α−オレフィン共重合体の
重合には、好ましくは溶液重合法、懸濁重合法、気相重
合法等の方法を使用することができる。一般的に、重合
の際の温度は0〜250℃であり、圧力は高圧(50M
Pa以上)、中圧(10〜50MPa)または低圧(常
圧〜10MPa)である。
【0020】本発明において使用されるエチレン−α−
オレフィン共重合体は上記したようにメタロセン触媒を
使用して重合される他に、密度0.870〜0.920
g/cm3 、メルトフローレート0.5〜3.0g/1
0分、Mw/Mn2.5〜4.5である必要がある。密
度が0.870g/cm3 未満であるとフィルムの製膜
性が悪くなり、またフィルムの腰が弱く、望ましくな
く、0.920g/cm3 を越えるとフィルムの透明性
が悪くなり、望ましくない。メルトフローレートが0.
5g/10分未満であるとフィルムの製膜が困難であ
り、一方、3.0g/10分を越えると、フィルムの引
張強度、引裂強度、衝撃強度等が不十分となり、望まし
くない。Mw/Mn、すなわち重量平均分子量Mwと数
平均分子量Mnとの比が2.5未満であると、フィルム
の製膜性が悪く、4.5を越えると、フィルムの耐ブロ
ッキング性、フィルム表面の耐汚染性が悪くなり、望ま
しくない。
【0021】本発明の農業用積層フィルムは、外層、中
間層および内層となる各樹脂組成物を用いて共押出成形
機により製造でき、この際、例えばサーキュラーダイを
用いるインフレーション法、フラットダイを用いるTダ
イ法等が適用可能である。本発明において外層、中間層
および内層からなる3層構造とした理由を以下に記載す
る。まず、メタロセン触媒によるエチレン−α−オレフ
ィン共重合体を外層および内層とすると、防曇剤等の添
加剤のブリードが少なく、透明性、光沢性に優れ、フィ
ルムの白化が少なく、耐ブロッキング性、機械的強度を
向上させることができる。
【0022】本発明においては、中間層にEEAを採用
したことにより、防曇剤や保温剤の充填性がよく、これ
らを高濃度に配合できるので、防曇持続性や保温性を大
幅に向上させることができ、フィルムの柔軟性を良好な
ものとすることができる。また、防曇剤や保温剤を高濃
度に配合したEEA単独では製膜しようとしても、押出
加工性が非常に悪かったが、これを中間層とし、その両
側に他の樹脂層を共押出することにより、製膜が可能と
なることを見出し、本発明の構成を採用した。従って、
本発明はまた、EEA100重量部に対して、約12重
量部までの防曇剤または保温剤を配合した組成物からな
る中間層を有する本発明の農業用積層フィルムをも提供
する。該積層フィルムは防曇持続性または保温性が特に
改善されている。
【0023】本発明の農業用積層フィルムの厚さは30
〜200μmであり、30μm未満であると機械的強度
が不足し、またフィルムの取扱が困難となり、200μ
mを越えると過剰品質となり、経済性が悪く望ましくな
い。フィルムの厚さは50〜150μm程度が好まし
い。また、外層の厚さは積層フィルム全体の厚さの15
〜35%であることが好ましいが、これは15%未満で
あると積層フィルムの製膜が困難となったり、フィルム
強度、積層フィルムの腰および展張作業性が不十分とな
ることがあり、35%を越えると、積層フィルムの保温
性が悪化することがあることによる。中間層の厚さは積
層フィルム全体の厚さの30〜70%であることが好ま
しく、30%未満であると防曇持続性、保温性、透明性
が不十分となることがあり、70%を越えると積層フィ
ルム全体の引張、引裂、衝撃強度等の機械的強度に劣る
ことがある。内層の厚さは積層フィルム全体の厚さの1
5〜35%であることが好ましく、15%未満である
と、引張、引裂、衝撃強度等の機械的強度に劣ることが
あり、35%を越えると防曇持続性、保温性等が不十分
となることがある。
【0024】本発明の農業用積層フィルムの保温性はポ
リ塩化ビニルフィルムと比べるとやや劣るが、EEAか
らなる中間層の部分の厚さを増加すればするほど、保温
性は高まる。さらに、高い保温性が要求される場合は、
一般に保温剤として使用されている下記の無機化合物粒
体:酸化ケイ素、無水アルミノケイ酸塩、リン酸塩、硫
酸塩、炭酸塩、水酸基含有マグネシウム、アルミン酸塩
等を原料樹脂に配合する。具体的に、含水シリカ、無水
シリカ、合成シリカ、酸化アルミニウム、酸化カルシウ
ム、酸化ジルコニウム、酸化チタン、酸化マグネシウ
ム、酸化ホウ素、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシ
ウム、水酸化カルシウム、水酸化リチウム、リン酸カル
シウム、リン酸マグネシウム、炭酸亜鉛、炭酸アルミニ
ウム、炭酸カルシウム、炭酸バリウム、炭酸マグネシウ
ム、炭酸リチウム、硫酸亜鉛、硫酸アルミニウム、硫酸
カリウム、硫酸カルシウム、硫酸ジルコニウム、硫酸バ
リウム、硫酸マグネシウム、アルミニウムシリケートゲ
ル、アルミノシリケートゲル等が保温剤の例である。こ
れら保温剤の粒度は1〜10μm程度であり、原料樹脂
に対する配合量は10%以下が望ましい。なお、保温剤
の配合量を増加させる程、保温性は高まるが、光透過性
(透明性)が低下するので、両者のバランスを考慮して
配合することが肝要である。
【0025】本発明の農業用積層フィルムの各層を形成
する樹脂には、本発明の特性を損なわない範囲で、その
使用目的に応じて、各種添加剤や補助資材を配合するこ
とができる。それら各種添加剤や補助資材としては、酸
化防止剤、例えばIrganox 1010、Sandostab P-EPQ 、Io
nox 330 (いずれも商標名)等、光安定剤、例えばChim
assorb 944LD(商標名)等、スリップ剤、例えばDiamid
-200D (商標名)等、防曇剤、例えばPA-5526 (商標
名)等、ブロッキング防止剤、例えばSYLYS1A-430 (商
標名)等、または中和剤等を挙げることができる。
【0026】
【実施例】次に実施例に基づいて本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
【0027】実施例1 A.原料樹脂の調製 中間層:高圧ラジカル重合法で製造したメルトフローレ
ート1.5g/10分、アクリル酸エチル含有量15重
量%であるエチレン−アクリル酸エチル共重合体98.
22重量部に、酸化防止剤0.20重量部、光安定剤
0.30重量部、スリップ剤0.15重量部、防曇剤
1.00重量部、ブロッキング防止剤0.12重量部お
よび中和剤(ステアリン酸亜鉛)0.01重量部を配合
し、150℃で10分間混練し、外層用の樹脂組成物を
準備した。 外層および内層:メタロセン触媒を用いた重合方法によ
り製造した密度0.902g/cm3 、メルトフローレ
ート1.0g/10分、Mw/Mn2.8である分子量
分布の狭い直鎖状エチレン−オクテン−1共重合体9
8.22重量部に、酸化防止剤0.20重量部、光安定
剤0.30重量部、スリップ剤0.15重量部、防曇剤
1.00重量部、ブロッキング防止剤0.12重量部お
よび中和剤(ステアリン酸亜鉛)0.01重量部を配合
し、150℃で10分間混練し、外層用および内層用の
樹脂組成物を準備した。
【0028】B.積層フィルムの製造 下記の装置および条件で急冷却してインフレーションフ
ィルムを製造した。 ・押出装置:株式会社プラコー製のインフレーションフ
ィルム加工装置(口径40mm×3台,L/D28) ・環状3層ダイ:φ150mm,ダイギャップ1.0m
m ・冷却装置:シングルリップストレートおよびコニカル
カラー付 ・吐出量:30kg/時間 ・ダイス温度:160℃ ・ブロー比:3.0 製造された積層フィルムは中間層の厚さが50μmであ
り、外層および内層の厚さが共に25μmである。 C.農業用積層フィルムの評価 上記のように製造された農業用積層フィルムの各種物性
を測定したところ、下の表1に示す結果が得られた。
【0029】
【表1】 ────────────────────────────── 物性 ────────────────────────────── ヘイズ(%) 水洗前 5.0 水洗後 4.3 光沢(45°) 水洗前 76.8 水洗後 78.0 透視度(%) 水洗前 76.9 水洗後 76.5 COF O*O 0.55 I*I >1 耐ブロッキング性(g/100cm2 )O*O 96 I*I 192 引張強度(MPa) MD 36 TD 37 降伏点強度(MPa) MD 6 TD 6 伸び(%) MD 650 TD 700 引裂強度(kg/cm) MD 158 TD 214 1%シーカントモジュラス(MPa) MD 72 TD 74 衝撃強度(g) >1000 白化度(%) 0日後 5.0 14日後 7.6 28日後 8.2 ────────────────────────────── なお、上記の各種物性の測定は下記の条件に従って行っ
た: ヘイズ,光沢:JIS K−7105 透視度:NUC法 COF:JIS K−7125 耐ブロッキング性:ASTM−1893(加重4kg/
100cm2 ,温度50℃,24時間) 引張強度,降伏点強度,伸び:JIS K−7127 引裂強度:JIS K−7128 1%シーカントモジュラス:JIS K−7113 衝撃強度:ASTM K−7124(A法) 白化度:40℃のオーブン中にサンプルを入れ、曇り度
を測定
【0030】実施例2 実施例1におけるエチレン−オクテン−1共重合体の密
度を0.918g/cm3 に代えた以外は、実施例1と
同様の実験を行った。測定した物性値の結果を表2にま
とめて示す。表2から明らかなように、本実施例で得ら
れたフィルムは光学的特性が実施例1のものに比べやや
劣っていたものの、機械的特性が向上していた。
【0031】
【表2】 ────────────────────────────── 物性 ────────────────────────────── ヘイズ(%) 水洗前 5.3 水洗後 4.6 光沢(45°) 水洗前 69.1 水洗後 67.3 透視度(%) 水洗前 62.7 水洗後 64.3 COF O*O 0.54 I*I 0.68 耐ブロッキング性(g/100cm2 )O*O 93 I*I 168 引張強度(MPa) MD 38 TD 38 降伏点強度(MPa) MD 8 TD 8 伸び(%) MD 660 TD 720 引裂強度(kg/cm) MD 170 TD 228 1%シーカントモジュラス(MPa) MD 78 TD 80 衝撃強度(g) 931 白化度(%) 0日後 6.2 14日後 7.9 28日後 8.8 ──────────────────────────────
【0032】実施例3 実施例1におけるエチレン−オクテン−1共重合体に代
えて、密度0.871g/cm3 、メルトフローレート
2.8g/10分、Mw/Mn2.9のエチレン−ヘキ
セン−1共重合体を用いた以外は、実施例1と同様の実
験を行った。測定した物性値の結果を表3にまとめて示
す。表3から明らかなように、本実施例で得られたフィ
ルムは、機械的特性が実施例1のものに比べやや劣って
いたものの、光学的特性が非常に向上していた。
【0033】
【表3】 ────────────────────────────── 物性 ────────────────────────────── ヘイズ(%) 水洗前 4.3 水洗後 3.6 光沢(45°) 水洗前 78.8 水洗後 79.1 透視度(%) 水洗前 78.3 水洗後 78.1 COF O*O 0.57 I*I 0.75 耐ブロッキング性(g/100cm2 )O*O 103 I*I 185 引張強度(MPa) MD 24 TD 29 降伏点強度(MPa) MD 6 TD 7 伸び(%) MD 676 TD 557 引裂強度(kg/cm) MD 87 TD 104 1%シーカントモジュラス(MPa) MD 82 TD 86 衝撃強度(g) >1000 白化度(%) 0日後 4.3 14日後 7.0 28日後 7.9 ──────────────────────────────
【0034】比較例1 実施例1におけるエチレン−アクリル酸エチル共重合体
のメルトフローレートを0.3g/10分に代えた以外
は、実施例1と同様の実験を行ったところ、フィルムの
製膜性が極めて悪く、実用性は低いものだった。
【0035】比較例2 実施例1におけるエチレン−アクリル酸エチル共重合体
のメルトフローレートを3.4g/10分に代えた以外
は、実施例1と同様の実験を行ったところ、得られたフ
ィルムの機械的強度が低くなり、農業用フィルムとして
は不十分であった。
【0036】比較例3 実施例1におけるエチレン−アクリル酸エチル共重合体
のアクリル酸エチル含有量を2.0重量%に代えた以外
は、実施例1と同様の実験を行ったところ、得られたフ
ィルムの光学的特性および保温性が悪くなり、農業用フ
ィルムとしては不十分であった。
【0037】比較例4 実施例1におけるエチレン−アクリル酸エチル共重合体
のアクリル酸エチル含有量を33重量%に代えた以外
は、実施例1と同様の実験を行ったところ、積層フィル
ムの製膜性が悪化したばかりでなく、得られたフィルム
の耐ブロッキング性が悪化し、農業用フィルムとしては
不十分であった。
【0038】比較例5 実施例1におけるエチレン−オクテン−1共重合体の密
度を0.865g/cm3 に代えた以外は、実施例1と
同様の実験を行ったところ、得られたフィルムは機械的
強度が低く、農業用フィルムとして不十分であった。
【0039】比較例6 実施例1におけるエチレン−オクテン−1共重合体の密
度を0.925g/cm3 に代えた以外は、実施例1と
同様の実験を行ったところ、得られたフィルムは透明性
が低く、農業用フィルムとして不十分であった。
【0040】比較例7 実施例1におけるエチレン−オクテン−1共重合体のメ
ルトフローレートを0.3g/10分に代えた以外は、
実施例1と同様の実験を行ったところ、フィルムの製膜
性が極めて悪く、実用性は低いものだった。
【0041】比較例8 実施例1におけるエチレン−オクテン−1共重合体のメ
ルトフローレートを3.5g/10分に代えた以外は、
実施例1と同様の実験を行ったところ、得られたフィル
ムは機械的強度が低く、農業用フィルムとして不十分で
あった。
【0042】比較例9 実施例1におけるエチレン−オクテン−1共重合体のM
w/Mnを2.4に代えた以外は、実施例1と同様の実
験を行ったところ、フィルムの製膜性が極めて悪く、実
用性は低いものだった。
【0043】比較例10 実施例1におけるエチレン−オクテン−1共重合体のM
w/Mnを5.0に代えた以外は、実施例1と同様の実
験を行ったところ、得られたフィルムの耐ブロッキング
性、フィルム表面の耐汚染性が極めて悪く、実用性は低
いものだった。
【0044】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の農
業用積層フィルムは各層が特定の物性を有する樹脂から
なる3層構造としたことにより、耐ブロッキング性、展
張作業性、透明性、防曇持続性、保温性に優れ、透明性
の経時的低下が少なく、フィルム強度、特に引張、引
裂、衝撃強度に優れたものである。より具体的には、エ
チレン−アクリル酸エチル共重合体からなる中間層は、
透明性および保温性の向上に寄与すると共に、防曇剤や
保温剤の大量配合を可能にし防曇持続性や保温性の大幅
な改良に寄与し、そしてメタロセン触媒で重合させた特
定物性のエチレン−α−オレフィン共重合体からなる外
層および内層は、耐ブロッキング性、機械的特性、透明
性の向上に寄与する。そして、本発明の積層フィルム全
体としては、機械的強度、光学的特性、耐ブロッキング
性および耐汚染性等において優れ、しかも、焼却時に有
害ガスを発生せず、可塑剤の使用を回避できるという利
点を有する。本発明の農業用積層フィルムにおいて、外
層、中間層および内層の厚さの比率を特定の範囲から選
択することにより、上記の優れた特性をより向上させる
ことができる。このような優れた特性を示す本発明の農
業用積層フィルムは、促成栽培を目的としたハウス栽
培、トンネル栽培、マルチ栽培等のためのフィルムとし
て好適に使用できる。また、本発明の農業用積層フィル
ムの製造方法によれば、上記のような優れた特性を示す
フィルムが、共押出法により極めて容易に得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C08L 23/08 C08L 23/08 Fターム(参考) 2B024 DA03 DB07 DC03 EA01 2B029 EB03 EC02 EC03 EC19 4F100 AK62B AK70A BA03 BA06 BA10B BA15 BA25 EH20 GB01 JA06A JA06B JA07B JA13B JA20 JA20A JA20B JD15 JK01 JK03 JK10 JL07 JL11 JN01 YY00 YY00A YY00B 4J002 BB051 BB071 BB151 FD200 GA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メルトフローレート0.5〜3.0g/
    10分、アクリル酸エチル含有量3.0〜30.0重量
    %であるエチレン−アクリル酸エチル共重合体からなる
    中間層と、メタロセン触媒を用いて重合させた密度0.
    870〜0.920g/cm3 、メルトフローレート
    0.5〜3.0g/10分、Mw/Mn2.5〜4.5
    であるエチレン−α−オレフィン共重合体からなる外層
    および内層とから構成され、全体の厚さが30〜200
    μmであることを特徴とする農業用積層フィルム。
  2. 【請求項2】 積層フィルム全体の厚さに対し、外層の
    厚さが15〜35%であり、中間層の厚さが30〜70
    %であり、内層の厚さが15〜35%である請求項1記
    載の農業用積層フィルム。
  3. 【請求項3】 メルトフローレート0.5〜3.0g/
    10分、アクリル酸エチル含有量3.0〜30.0重量
    %であるエチレン−アクリル酸エチル共重合体からなる
    中間層と、メタロセン触媒を用いて重合させた密度0.
    870〜0.920g/cm3 、メルトフローレート
    0.5〜3.0g/10分、Mw/Mn2.5〜4.5
    であるエチレン−α−オレフィン共重合体からなる外層
    および内層とを共押出法により製造することを特徴とす
    る農業用積層フィルムの製造方法。
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