JP2000024532A - ローラミルの粉砕ローラ及び粉砕レース - Google Patents

ローラミルの粉砕ローラ及び粉砕レース

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JP2000024532A
JP2000024532A JP10198976A JP19897698A JP2000024532A JP 2000024532 A JP2000024532 A JP 2000024532A JP 10198976 A JP10198976 A JP 10198976A JP 19897698 A JP19897698 A JP 19897698A JP 2000024532 A JP2000024532 A JP 2000024532A
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crushing
grinding
race
pulverizing
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Kazunori Sato
一教 佐藤
Nobuyasu Meguri
信康 廻
Hiroaki Kanemoto
浩明 金本
Hiroyuki Kako
宏行 加来
Hideo Mitsui
秀雄 三井
Tadashi Hasegawa
忠 長谷川
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Mitsubishi Power Ltd
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Babcock Hitachi KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転するテーブルとタイヤ形ローラで固体原
料を微粉砕するローラミルに係わり、粉砕能力向上とロ
ーラの振動抑制を図ること。 【解決手段】 タイヤ型粉砕ローラ1’と、粉砕ローラ
に対向する溝部を有する粉砕レース11’と、粉砕レー
ルを円周側に刻設した回転テーブル2と、を備えて、固
体原料を微粉砕するローラミルであって、粉砕ローラの
溝部に対する面の径が最大であって粉砕レースに最大押
圧を与える粉砕ローラの最大押圧点30を挟んで、固体
原料の流入側と流出側とで、粉砕ローラおよび粉砕レー
スを異なる曲率の面として繋ぎ合わせて形成し、流入側
で粉砕ローラの粉砕面と前記粉砕レースの粉砕面との隙
間29を拡大し、流出側で粉砕ローラの粉砕面と前記粉
砕レースの粉砕面との隙間31を縮小すること。最大押
圧点は、粉砕ローラの断面中心よりも前記回転テーブル
の中心側に偏倚して位置すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転するテーブル
とタイヤ形のローラで固体燃料や固体原料を微粉砕する
ローラミルに係わり、粉砕能力が高く安定に転動するロ
ーラ及びテーブルの粉砕面の形状に関するものである。
【0002】
【従来の技術】石炭焚ボイラでは、低公害燃焼(低NO
x、低灰中未燃分)や広域負荷運用が行われ、それにと
もない微粉炭機(ミル)も高い粉砕性能や信頼性が要求
されている。
【0003】石炭、セメント原料あるいは新素材原料な
どの塊状物を細かく粉砕するミルのひとつのタイプとし
て、最近では、回転するテーブルと複数個のタイヤ形ロ
ーラで粉砕を行う堅型のローラミルが広く用いられてお
り、特に日本国内や先進諸国では、代表機種としての地
位を固めている。
【0004】ここでは、図17に示すように、ローラミ
ルの一般的な構成を述べる。この種のミルは、円筒型を
したミルハウジング6の下部にあってモータで駆動され
減速機を介して低速回転する略円台状の回転テーブル2
と、その回転テーブル2の外周部の上面において円周方
向へ等分する位置へ油圧あるいはスプリング等で圧加さ
れて回転する複数個の粉砕ローラ1を備えている。原料
供給管(センターシュート)4より、回転テーブル2の
中央へ供給された原料3は、回転テーブル2上において
遠心力により、うず巻状の軌跡を描いて回転テーブル2
の外周へ移動し、回転テーブル2の粉砕レース(溝部)
と粉砕ローラ1の間にかみ込まれて粉砕される。
【0005】ハウジング6の下部には、ダクトを通して
熱風(1次空気)8が導かれており、この熱風(1次空
気)8が回転テーブル2とハウジング6の間にあるエア
スロートからスロートベーン9を通じて吹き上ってい
る。粉砕後の粉粒体は、エアスロートから吹き上る熱風
(1次空気)8によって、ハウジング内を上昇しながら
乾燥される。ハウジング6の上方へ輸送された粉粒体
は、粗いものから重力により落下し(1次分級)、粉砕
部で再粉砕される。
【0006】この1次分級部を貫通したやや細かな粉粒
体は、ハウジング6の上部に設けたサイクロンセパレー
タ(固定式分級機)あるいはロータリセパレータ(回転
式分級機)7で再度分級される。所定の粒径より小さな
微粉は、気流により搬送され、ボイラでは微粉炭バーナ
へと送られる。分級機を貫通しなかった所定粒径以上の
粗粉は、回転テーブル2の上へ重力により落下し、ミル
内へ供給されたばかりの原料とともに再度粉砕される。
このようにして、ミル内では粉砕が繰り返され、製品微
粉が生成されていく。
【0007】ローラミルを低負荷で運用する場合や、負
荷減少あるいは停止操作をする際に問題となるのはミル
の振動である。この振動現象は、炭層とローラのすべり
に起因する一種の摩擦振動であり、振動のタイプとして
は自励振動である。ふつうの石炭では、図7の従来技術
における特性として示すように、低負荷運用時(ミル内
において石炭ホールドアップの少ない条件)にこの振動
が激しくなることが多いが、石炭種によってはかなりの
高負荷時にも発生することがある。
【0008】本発明で対象とするタイプのローラミルで
は(本発明の実施形態の一つとして後述する)、ローラ
ブラケットを介して、ローラピボットを支軸として、粉
砕ローラが振り子運動可能なように支持される。粉砕ロ
ーラが3個の場合には、正三角形をした一体型の加圧フ
レームにおいて、各ローラのローラブラケットに対し
て、ローラ回転軸をはさんで左右対象にローラピボット
が設けられている。この振り子運動の機能は大変に重要
であり、他のタイプのローラミルには無い特色である。
粉砕ローラが、鉄片等粉砕しにくい異物をかみ込んだ場
合、粉砕ローラは振り子運動をすることによって衝撃を
回避することができる。また、粉砕ローラや粉砕レース
が摩耗変形したときには、適切な押圧位置(粉砕ローラ
と粉砕レースとの位置関係)を自動調心的に見つけ出す
作用もこの振り子運動にはある。
【0009】一般に、ミル内の粉砕部に多くの原料があ
る高負荷粉砕時には、粉砕ローラはほとんど振り子運動
をすることが無い。上記したように、ミルの起動時ある
いは負荷上昇時などにおいて粉砕ローラが原料を活発に
かみ込む場合には、粉砕ローラはゆっくりした速度で振
り子運動をするものの、この振り子動作は自励振動の発
生には直接関与しない。
【0010】一方、粉砕ローラが激しく自励振動する場
合には、図9に示すように、粉砕ローラ1が外側へずれ
るように横すべりする(α)。このとき、回転テーブル
2の回転方向の動きに関して、粉砕ローラ1と粉砕レー
ス11の接触点が、正常な位置からは、回転テーブル2
の回転方向に対して逆らうように上流側へずれるような
問題が生じる。このような状態になると、粉砕ローラ1
は3個ともほぼ同時に、あるいはひとつの粉砕ローラの
横すべり(図9の(α))がきっかけとなり順次他の2
つの粉砕ローラ1が追従するように大きな加速度で外側
へ横ずれし、次いで図10のように上下振動する。
【0011】以上から、ローラミルの振動を、粉砕部の
機構改善によって抑止しようとするには、粉砕ローラに
おける外側へのすべり動作をできるだけ防ぐことが肝要
であることが分かる。
【0012】一方、使用年数が経過し、粉砕ローラ及び
粉砕レースの粉砕面が摩耗変形してくると、新品時に比
べて、粉砕ローラの横すべり動作が生じやすくなり、こ
れで結果的に自励振動が起き易くなる。したがって、経
年摩耗の進んだローラミルほど、振動を軽減するため
に、ロータリーセパレータ(回転分級機)の回転数や粉
砕荷重を低減する操作を行っており、粉砕性能が犠牲に
なっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の多くは、経
年摩耗による変形が生じていない新品時には、図8のよ
うに、粉砕ローラ1及び粉砕レース11のそれぞれの断
面を、ともに部分的円弧とする形状の組合せである。こ
のような形状により粉砕部を構成しても、粉砕能力の向
上と振動抑制の両立はなかなか難しい。
【0014】図11は、粉砕ローラ1と粉砕レース11
の断面形状をともに略円弧とし、しかもそれぞれの曲率
半径R1及びR2を、比R1/R2が1に近づくように構成
した例である。この構造によると、粉砕レース11の内
部に粉砕ローラ1がかなり窮屈にはまり込むような状態
になる。粉砕ローラはすべらず、自励振動は生じにくい
が、粉砕原料が、粉砕ローラ1と粉砕レース11の隙間
に入り込まず粉砕能力は低い。
【0015】一方、図12は、曲率半径R2の大きな粉
砕レース上に、曲率半径R1の小さな粉砕ローラ1をの
せたような粉砕部構造の例である。この場合、粉砕ロー
ラ1は、粉砕レース上ですべり易くし、したがって自励
振動も生じ易い。一方、粉砕原料も粉砕ローラ1のまわ
りを粉砕されずに通過してしまうことが多くなり、粉砕
能力は低い。要するに、この粉砕部構造は、粉砕能力に
ついても振動抑制に関しても適切ではなく、いわば「共
振れ」するタイプといえる。
【0016】図13は、断面形状が略台形をしたロール
タイヤ11が、粉砕面が平らなテーブル13上を転動す
るタイプの粉砕部である。この構造の粉砕部では、図中
に破線で示したように、ロールタイヤ11の中央に局所
的な摩耗変形14が生じ易い。
【0017】図14は、先行技術の一例(特開平3−7
2962号公報)である。この粉砕部では、ローラ15
の偏摩耗を防止するために、ローラ15の外側(受皿回
転軸16とは反対側)のライナー17との隙間18a
を、内側の隙間18bよりも拡大している。
【0018】図15も先行技術の例(特開平3−270
739号公報)である。タイヤ19の断面形状は、図1
3と同様に略台形であるが、タイヤ19の内側(中心2
3の側)に対応するテーブル22の上面を刻設し、隙間
21を設けたものである。
【0019】以上のように、従来技術の多く、また先行
技術においても、偏摩耗防止や原料のかみ込み促進につ
いては注目されているものの、粉砕能力向上と異常振動
抑制の両立に配慮しているものは見あたらない。
【0020】本発明の目的は、長期間にわたり、自励振
動を防ぎ、モータ動力の増大をくい止め、多炭種に対し
静粛で安定な運用を可能にする構造の粉砕部を搭載する
ローラミルを提供することにある。
【0021】さらに、本発明の目的は、上記した課題を
踏えた上で、微粉生成能力に優れ、しかも自励振動を起
こしにくいように新たな形状へと工夫した粉砕ローラ及
び粉砕レースの組み合せになる粉砕部の構造を提案する
ことにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は主として次のような構成を採用する。
【0023】タイヤ型の粉砕ローラと、前記粉砕ローラ
に対向する溝部を有する粉砕レースと、前記粉砕レール
を円周側に刻設した回転テーブルと、を備えて、固体原
料を微粉砕するローラミルであって、前記粉砕ローラの
前記溝部に対する面の径が最大であって前記粉砕レース
に最大押圧を与える粉砕ローラの最大押圧点を挟んで、
前記固体原料の流入側と流出側とで、前記粉砕ローラお
よび前記粉砕レースを異なる曲率の面として繋ぎ合わせ
て形成し、前記流入側で、前記粉砕ローラの粉砕面と前
記粉砕レースの粉砕面との隙間を拡大し、前記流出側
で、前記粉砕ローラの粉砕面と前記粉砕レースの粉砕面
との隙間を縮小するローラミルの粉砕ローラ及び粉砕レ
ース。
【0024】また、前記のローラミルの粉砕ローラ及び
粉砕レースにおいて、前記最大押圧点は、前記粉砕ロー
ラの断面中心よりも前記回転テーブルの中心側に偏倚し
て位置するローラミルの粉砕ローラ及び粉砕レース。
【0025】また、前記のローラミルの粉砕ローラ及び
粉砕レースにおいて、前記最大押圧点からその外縁に至
る前記粉砕ローラおよび粉砕レースは、2段の形状を有
して、前記最大押圧点寄りの粉砕ローラの曲率半径R2
および前記粉砕レースの曲率半径R2 *とし、前記外縁寄
りの粉砕ローラの曲率半径R3および前記粉砕レースの
曲率半径R3 *とし、 R2>R3 2 *>R3 * の関係をもつローラミルの粉砕ローラ及び粉砕レース。
【0026】また、前記のローラミルの粉砕ローラ及び
粉砕レースにおいて、前記最大押圧点からその内縁に至
る粉砕ローラの曲率半径R1と、前記粉砕レースの曲率
半径R1 *の比を、 0.65<R1/R1 *<0.83 の範囲に設定するローラミルの粉砕ローラ及び粉砕レー
ス。
【0027】また、前記のローラミルの粉砕ローラ及び
粉砕レースにおいて、前記最大押圧点からその外縁に至
る前記粉砕ローラにおける粉砕ローラの曲率半径Rと、
前記粉砕レースの曲率半径R*の比を、 0.82<R/R*<0.95 の範囲に設定するローラミルの粉砕ローラ及び粉砕レー
ス。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について、図1
〜図7を用いて以下説明する。図1には、本発明の実施
形態に係る粉砕部で構成したローラミルの全体構造を示
す縦方向断面図である。本発明の実施形態の特徴は、粉
砕ローラと粉砕レースから成る粉砕部の形状にあるた
め、まず粉砕部の構造を説明する。
【0029】図2は、本発明の実施形態に係る粉砕ロー
ラ1’と粉砕レース11’から成る原料かみ込み部の構
造を示すものである。図2では、粉砕原料は省略してい
る。まず、粉砕ローラ1’の内側すなわち回転テーブル
2の中心側では、粉砕ローラ1’の粉砕面との間に、粉
砕レース11’の間に大きく開口する原料流入側の隙間
29がある。この隙間があることで、粉砕原料が、粉砕
ローラ1’にスムーズにかみ込まれるようになる。この
原料流入側の隙間29の箇所において、粉砕ローラ1’
の粉砕面の曲率半径R1と粉砕レース11’の曲率半径
1 *の間の関係は、次のような範囲から選定する。
【0030】 0.65<R1/R1 *<0.83……(1) さらに望ましくは 0.69<R1/R1 *<0.74……(2) これらの条件は、後述するように、実験結果から導いた
ものである。
【0031】粉砕ローラ1’において、直径が最大とな
る部分の粉砕点は、粉砕レース11’と接触し、最大押
圧点30となる。本発明の実施形態では、最大押圧点3
0が、粉砕ローラ1’の断面方向の中心よりも内側つま
り回転テーブル2に寄った側に位置するようにする。こ
のように位置させる理由は、粉砕ローラ1’の自励振動
の発生を抑制するためである。
【0032】この最大押圧点30と粉砕ローラ1’の外
縁までの形状は、2段階に変化させる。最大押圧点30
のすぐ外側における中央部では、ローラ粉砕面の曲率半
径R2とレース面の曲率半径R2 *との間の関係を、 0.82<R2/R2 *<0.95……(3) より望ましくは 0.86<R2/R2 *<0.92……(4) の範囲から選ぶようにする。
【0033】最も外側の粉砕面では、粉砕ローラ及びレ
ース面の曲率半径をそれぞれR3及びR3 *を、ともにR2
やR2 *よりも小さくする。つまり、 R2>R3 ……(5) R2 *>R3 * ……(6) 一方、R3とR3 *の組み合せに関しては、(3)式ない
し(4)式と同じである。すなわち 0.82<R3/R3 *<0.95……(3’) より望ましくは 0.86<R3/R3 *<0.92……(4’) の範囲から決定するようにする。
【0034】以上のような構造とすることで、後述する
ように、自励振動の抑制と粉砕能力向上の同時達成が可
能となる。
【0035】次に、図1に戻り、本発明の実施形態に係
る粉砕部構造を適用したローラミルの全体構造を説明す
る。基本的には、図17に示した従来構造のローラミル
とほぼ同じである。
【0036】粉砕原料3は、原料供給管(センターシュ
ート)4を通じて、ローラミルの上方から落下されるよ
うに供給される。この粉砕原料3は、回転テーブル2上
に落下し、遠心力によって外周方向へ移動し、粉砕ロー
ラ1’と、回転テーブル2の外周側にはめ込まれている
粉砕リング10’の上面すなわち粉砕レース11’との
間で、圧縮されるようにして粉砕される。
【0037】粉砕ローラ1のシャフトは、背後からのロ
ーラブラケット32によって支えられる。ローラブラケ
ット32の上部には、ピボット33が挿設されており、
このピボット33を支軸として、粉砕ローラ1’が振り
子状の動作ができるようになっている。また、このピボ
ット33は、粉砕荷重35の伝達点であり、粉砕荷重3
5は、加圧フレーム34を通じて上方から押しつけるよ
うにして、ローラブラケット32と粉砕ローラ1’に伝
わる。
【0038】このようにして粉砕されて生成して微粒体
は、スロートベーン9を通じて導かれる熱風(1次空気
8)によってミル内を上方へ吹き上げられ、ハウジング
6の上部にあるロータリーセパレータ(回転分級機)7
で粗粒が分離された後に、微粉炭となって排出され、ボ
イラの微粉炭バーナーと送られる。ロータリーセパレー
タ(回転分級機)7で分級された粗粉は、粉砕部におい
て粉砕ローラ1’で再粉砕される。このようにして粉砕
が繰り返され、粗い石炭粒子も微粉炭となり、微粉炭バ
ーナへと輸送される。
【0039】図3は、本発明の実施形態に係る粉砕ロー
ラ1’の内側(回転テーブルの中心側)における挙動を
示したものである。内側では、粉砕ローラ1’と粉砕レ
ース11’との原料流入側の隙間29を大きくしている
ため、粉砕原料5の流入(γ)と、粉砕ローラ1’によ
る原料のかみ込みが促進される。さらに、最大押圧点3
0を、粉砕ローラ1’の中央よりも内側にずらしている
ため、粉砕ローラ1’は幅方向に対して滑らず安定であ
り、自励振動が発生しにくい。このような最大押圧点3
0’の位置による効果は、多くの試験から見い出したも
のである。
【0040】図4は、粉砕ローラ1’の外側(ミルハウ
ジング側)における粉砕ローラ1’の挙動を模式的に描
いたものである。粉砕ローラ1’が横すべり(α)を起
こしかけても、外側において粉砕ローラ1’の動きを拘
束するような形状(粉砕ローラ1’と粉砕レース11’
の形状の組合せによる)になっているため、粉砕ローラ
1’の横すべり(α)は、図9に示した従来技術におけ
る横すべりよりもはるかに小さく、自励振動はしにくく
なる。
【0041】図5は、バッチ式の粉砕試験により、粉砕
ローラと粉砕レースの曲率半径R/R*に注目して、微
粉粒度の変化を、それぞれの粉砕ローラの内側及び粉砕
レースの外側に対してまとめたものである。横軸におけ
るRとR*は、それぞれ粉砕ローラ及び粉砕レースの曲
率半径である。縦軸の微粉粒度(200メッシュ(75
μm)以下)は、所定の時間のバッチ式粉砕により生成
した微粉の割合を示すものである。
【0042】ここで、粉砕部で出すべき粒度は、炭種や
給炭条件によって多少異なるが、粉砕ローラの内側を出
てその外側へ入るとき20%以上、外側を出るとき30
%が必要になる。これより粗いと、ミルから出る最終的
な粒度を細かくしたい場合に分級部に負担がかかり過ぎ
ることになる。
【0043】そこで、粉砕ローラの内側では、R/R*
=0.65〜0.83の領域において粒度の特性極性は
ほぼピークに達する。したがって、粉砕ローラの内側の
形状に関しては、R/R*=0.65〜0.83の領域
か、この近傍の条件であれば、最も粉砕能力が高まるこ
とになる。本発明における粉砕部の形状においても、こ
の条件を満足している。一方、粉砕ローラの外側では、
0.82<R/R*<0.95の条件において、微粉粒
度が最も細かくなる。
【0044】本発明においても、粉砕部の形状に関して
は、この条件を満足している。本発明では、粉砕ローラ
の外側の形状の工夫により自励振動も防げるようにして
いるので、本発明を実施すれば、粉砕能力の向上と振動
抑制がともに実現可能になることが分かる。
【0045】図6は、連続式粉砕により、給炭量に対す
る振幅の変化をまとめたものであり、本発明の実施形態
と従来技術を比較したものである。横軸における給炭量
Cは、定格給炭量QC *で割ることにより無次元化し
た。一方、縦軸における微粉粒度qは、定格給炭負荷Q
C=QC *のときの粒度q*で割ることにより、相対値とし
て表現した。一般的な傾向として、給炭量QCが増大す
れば、粒度が粗くなる傾向が認められる。同一のQC
C *の条件で比較すれば、本発明の実施形態が方が明ら
かに粒度が細かく、粉砕が進んでいることが分かる。以
上のことから、本発明を具体化した粉砕部構造とすれ
ば、ローラミルにおける粉砕能力を高めることができる
ということになる。
【0046】図7は給炭量に対する振幅の変化をまと
め、本発明による振動抑制効果を実証した結果である。
横軸の給炭量QC/QC *は、図6と同様に無次元化し
た。縦軸の振幅δOCは、空回転時(粉砕ローラと粉砕レ
ースがメタルタッチ)の振幅δOC *で割ることにより無
次元化した。従来技術では、低負荷給炭域において、激
しい自励振動が発達し、振幅が急増する。これに対し、
本発明を具体化した場合は、全負荷域において振動レベ
ルが低く抑えられており、十分に振動が抑制されている
ことが分かる。
【0047】以上の結果から、本発明を具体化した粉砕
部構造とすることで、自励振動を確実に抑制すると同時
に、粉砕能力向上を達成できることが確認されたことに
なる。
【0048】次に、本発明の他の実施形態について説明
する。本発明になる粉砕ローラ及び粉砕レースの形状を
採用したローラミルの粉砕部構造は、本発明の実施形態
としてこれまで説明してきた粉砕ローラを振り子動作可
能なように支持するタイプのローラミルのみならず、他
のタイプのローラミルへもほぼ直接適用することが可能
である。
【0049】図16は、回転軸となるアーム25を片持
ちばりとしてロールタイヤ24を支持するタイプのロー
ラミルに、本発明になる粉砕面の形状をほぼそのまま適
用したものである。ロールタイヤ24の内側では、原料
流入側の隙間29を拡大し、また最大押圧点30を、ロ
ールタイヤ24の内側にくるようにした点は、図2に示
した本発明の実施形態と同じである。このローラミルに
おいても、ロールタイヤ24の原料かみ込みが促進され
るために、粉砕能力が増強し、微粉粒度がさらに細かく
なる、という効果が生じる。
【0050】以上説明したように、本発明では、粉砕ロ
ーラの内側(回転テーブルの中心側)において、粉砕ロ
ーラの粉砕面と粉砕レースの粉砕面との隙間を拡大して
いるが、この領域が粉砕原料の流入部であり、この隙間
の拡大により粉砕能力は高まる。粗い原料の炭層であっ
ても、微粉の炭層であっても、炭層はこの箇所に流入し
て、粉砕ローラによって圧縮粉砕される。このようにし
て、微粉粒度は細かくなる。
【0051】一方、粉砕ローラの最大押圧点をはさん
で、外側(ミルハウジング側)では、粉砕ローラ及び粉
砕レースともに、粉砕面を異なる曲率の面をつなぎ合わ
せて形成し、しかも粉砕ローラと粉砕レースの曲率を近
づけている。このようにすることで、粉砕ローラの下に
ある粉層は強く圧縮され、同時に、粉砕ローラは外側へ
すべりにくくなる。要するに、粉砕ローラが、似たよう
な形状をしている粉砕レースの内側に「はまり込む」よ
うな状態になるわけである。しかも、粉砕ローラ下の炭
層は、強く圧縮粉砕されているため薄いが、堅固で崩れ
ない。このようにして、粉砕ローラの外側への横すべり
は防止され、自励振動の発生が抑制されることになる。
【0052】一般に、粉砕能力を高めると、粉砕部の炭
層が細かくなって自励振動が発生し易くなると考えられ
てきた。しかし、本発明になる粉砕部の構造によれば、
粉砕能力の向上と自励振動の抑制の両立が図れることに
なる。
【0053】結局のところ、本発明においては、次のよ
うな構成と機能を有するものを含むものである。粉砕ロ
ーラの内側(回転テーブルの中心側)において、粉砕ロ
ーラの粉砕面と粉砕レースの粉砕面との間を大きく拡大
するような形状に、両粉砕面を構成する。つまり、粉砕
ローラの内側において、粉砕ローラと粉砕レースの曲率
半径の比を「1」から遠ざけて小さくする。粉砕ローラ
の粉砕面の曲率半径をR1また粉砕レースの粉砕面の曲
率半径をR2とすると、粉砕ローラの内側では、 0.65<R1/R2<0.83 の範囲から選ぶようにする。このように、内側のスペー
スを拡大することによって、粉砕原料は流入し易くな
り、粉砕能力は高まる。
【0054】次に、粉砕ローラの粉砕レースに対する最
大押圧点を、内側(回転テーブル中心側)に寄せるよう
にする。このようにしても、自励振動の抑制には効果的
である。
【0055】粉砕ローラ1の外側(ミルハウジング側)
は、微粉を生成する箇所であるので、この役割を配慮す
るとともに、自励振動発生のきっかけとなる粉砕ローラ
の横すべりを抑えるような形状でなければならない。本
発明では、外側の粉砕ローラの粉砕面を、曲率半径の異
なる2つの粉砕面をうまく連接するような形状としてい
る。粉砕ローラの外側であっても断面中心に近い部位で
は、粉砕ローラ及び粉砕レースのそれぞれの粉砕面の曲
率半径R1及びR2の比を 0.82<R1/R2<0.95 の範囲から選択する。
【0056】一方、粉砕ローラの外側でも、最も側面に
あって回転テーブルの外周に近い部位では、曲率半径の
比については、0.82<R1/R2<0.95 と同様
とするものの、R1及びR2の値は、上記した断面中心に
近い部位の曲率半径R1とR2の値よりは小さくする。こ
のような形状とすることで、粉砕ローラのすべりは防止
され、自励振動は起きにくくなる。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、粉砕能力向上と振動抑
制という2つの顕著な効果が生まれ、これに伴い次のよ
うな効果が期待できる。
【0058】(1)粉砕ローラにおいて、かみ込みが促
進されるので微粉粒度が細かくなる。
【0059】(2)前記(1)の効果によって、燃焼状
態が良好になり、排ガス中の窒素酸化物(NOx)の濃
度が低下する。したがって、脱硝用のアンモニア使用量
を減らすことができる。
【0060】(3)前記(1)の効果により、良好な燃
焼が達成されるので、灰中未燃分が減少する。これによ
ってボイラの効率が向上する。また、フライアッシュの
有効利用が拡大する。
【0061】(4)ミル内粉砕部における保有炭量(ホ
ールドアップ)が少なくなるので、一次送風用ファンの
動力を低く抑えることができる。
【0062】(5)難燃性の石炭でも、微細に粉砕する
ことで、安定な高効率燃焼が実現する。
【0063】(6)低・高負荷の定常運用時、あるいは
ミル停止過程等の非定常運用時においても、自励振動を
起こすことなくミルを静粛に運用することができる。
【0064】(7)振動を起こし易い石炭でも静粛な運
用が可能になるし、前述したように燃料比の高い難燃性
の石炭も微細な粒度にまで微粉砕することがすることが
可能なので、使用炭種の幅が拡大する。
【0065】(8)自励振動を防止することで、ミル自
体や周辺機器の信頼性が向上する。
【0066】(9)自励振動を防止することで、プラン
ト内従業員の不快感が無くなる。
【0067】(10)自励振動の問題が無くなること
で、プラント内に複数台あるミルの入り・切り(起動・
停止)が容易になるので、ボイラの運用性が向上する。
【0068】(11)分級機の回転数や荷重油圧の減少
といった粉砕能力を犠牲にするような運用上の制限が撤
廃される。これによって、粉砕能力は高まり、前述した
ようにミル出口の粒度は細かくなり、またエアスロート
からの落下炭量が減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る粉砕ローラを搭載する
ローラミルの全体構成を縦方向断面として描いた図であ
る。
【図2】本実施形態の粉砕ローラの粉砕部の詳細構造を
示す図である。
【図3】本実施形態の粉砕ローラの機能を説明するため
の図である。
【図4】本実施形態の粉砕ローラの機能を説明するため
の図である。
【図5】本実施形態の粉砕ローラ及び粉砕レースの形状
決定に至る試験結果をまとめた図である。
【図6】本実施形態の奏する効果を微粉粒度の観点で実
証した図である。
【図7】本実施形態の奏する効果を振動の観点で実証し
た図である。
【図8】従来技術における粉砕ローラと粉砕レースの構
造を示す図である。
【図9】従来技術における粉砕ローラと粉砕レースの横
すべり状態を示す図である。
【図10】従来技術における粉砕ローラの上下振動を示
す図である。
【図11】粉砕部の形状の一例を描いた図である。
【図12】粉砕部の形状の他の例を描いた図である。
【図13】ロールタイヤを用いた従来技術における課題
を示す図である。
【図14】先行技術の一例である。
【図15】先行技術の他の例である。
【図16】本発明の他の実施形態を示す図である。
【図17】ローラミルの一般的な構成を描いた図であ
る。
【符号の説明】
1,1’ 粉砕ローラ 2 回転テーブル 3 粉砕原料 4 原料供給管 5 原料粉層 6 ハウジング 7 ロータリーセパレータ(回転分級機) 8 熱風(一次空気) 9 スロートベーン 10,10’ 粉砕リング 11,11’ 粉砕レース 29 原料流入側の隙間 30 最大押圧点 31 原料排出側の隙間 32 ローラブラケット 33 ピボット 34 加圧フレーム 35 粉砕荷重
フロントページの続き (72)発明者 金本 浩明 広島県呉市宝町3番36号 バブコック日立 株式会社呉研究所内 (72)発明者 加来 宏行 広島県呉市宝町3番36号 バブコック日立 株式会社呉研究所内 (72)発明者 三井 秀雄 広島県呉市宝町6番9号 バブコック日立 株式会社呉工場内 (72)発明者 長谷川 忠 広島県呉市宝町6番9号 バブコック日立 株式会社呉工場内 Fターム(参考) 4D063 EE03 EE13 EE21 GA08 GD04 GD12 GD24

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤ型の粉砕ローラと、前記粉砕ロー
    ラに対向する溝部を有する粉砕レースと、前記粉砕レー
    ルを円周側に刻設した回転テーブルと、を備えて、固体
    原料を微粉砕するローラミルであって、 前記粉砕ローラの前記溝部に対する面の径が最大であっ
    て前記粉砕レースに最大押圧を与える粉砕ローラの最大
    押圧点を挟んで、前記固体原料の流入側と流出側とで、
    前記粉砕ローラおよび前記粉砕レースを異なる曲率の面
    として繋ぎ合わせて形成し、 前記流入側で、前記粉砕ローラの粉砕面と前記粉砕レー
    スの粉砕面との隙間を拡大し、 前記流出側で、前記粉砕ローラの粉砕面と前記粉砕レー
    スの粉砕面との隙間を縮小することを特徴とするローラ
    ミルの粉砕ローラ及び粉砕レース。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のローラミルの粉砕ロー
    ラ及び粉砕レースにおいて、 前記最大押圧点は、前記粉砕ローラの断面中心よりも前
    記回転テーブルの中心側に偏倚して位置することを特徴
    とするローラミルの粉砕ローラ及び粉砕レース。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のローラミルの
    粉砕ローラ及び粉砕レースにおいて、 前記最大押圧点からその外縁に至る前記粉砕ローラおよ
    び粉砕レースは、2段の形状を有して、前記最大押圧点
    寄りの粉砕ローラの曲率半径R2および前記粉砕レース
    の曲率半径R2 *とし、前記外縁寄りの粉砕ローラの曲率
    半径R3および前記粉砕レースの曲率半径R3 *とし、 R2>R3 2 *>R3 * の関係をもつことを特徴とするローラミルの粉砕ローラ
    及び粉砕レース。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3に記載のローラミ
    ルの粉砕ローラ及び粉砕レースにおいて、 前記最大押圧点からその内縁に至る粉砕ローラの曲率半
    径R1と、前記粉砕レースの曲率半径R1 *の比を、 0.65<R1/R1 *<0.83 の範囲に設定することを特徴とするローラミルの粉砕ロ
    ーラ及び粉砕レース。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3または4に記載のロー
    ラミルの粉砕ローラ及び粉砕レースにおいて、 前記最大押圧点からその外縁に至る前記粉砕ローラにお
    ける粉砕ローラの曲率半径Rと、前記粉砕レースの曲率
    半径R*の比を、 0.82<R/R*<0.95 の範囲に設定することを特徴とするローラミルの粉砕ロ
    ーラ及び粉砕レース。
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