JP2000024267A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2000024267A
JP2000024267A JP11195778A JP19577899A JP2000024267A JP 2000024267 A JP2000024267 A JP 2000024267A JP 11195778 A JP11195778 A JP 11195778A JP 19577899 A JP19577899 A JP 19577899A JP 2000024267 A JP2000024267 A JP 2000024267A
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Kenkichi Nakajima
健吉 中島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交換性の向上を図ることができるパチンコ機
を提供する。 【解決手段】 パチンコ機本体に対して分離可能な遊技
盤には入賞口、開閉翼及び表示装置27を設け、共通回
路8には共通のプログラムを格納した共通ROM32を
設ける一方、非共通回路9には固有のプログラムを格納
した非共通ROM20を設ける。通常共通には使用され
ない開閉翼及び表示装置27が遊技盤に設けられている
ので、パチンコ機の交換時に、遊技盤側を交換対象にし
て対処することが可能となり、その分、交換性の向上を
図ることができる。電源回路が非共通回路9及び共通回
路8に共通に使用されるので、電源回路を別個に設ける
場合に比して装置の簡略化を図ることができる。電源回
路は基板ボックス3に収納される基板の共通回路8側す
なわち固定側に設けられるので、他部材との接触等に伴
う損傷発生を抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパチンコ機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、マイクロコンピュータの普及に伴
ない複雑高度な遊技が可能になり、遊技の多様化が望ま
れているため、パチンコ機は一定サイクルで新規の遊技
内容を有するものに交換される。この交換は経済的な理
由からパチンコ機の全てについて行われるものではな
く、各構成部品の一部を交換している。このパチンコ機
の交換について、以下に説明する。
【0003】パチンコ機は遊技内容、いいかえれば機種
が異っても基本的な装置の構成および遊技手順が変化す
ることはなく、打球装置、賞品球払出装置など機構部の
交換がなされることは少ない。すなわち、パチンコ機の
交換はゲージ盤と呼ばれる遊技盤と、遊技手順を実行す
るための電子制御系部品(以下、『電子部品』という)
によって構成される制御装置のみを交換すればよい。
【0004】ところで、上記パチンコ機の電子部品は図
8に示すように基板に実装され、CPU30など交換後
のパチンコ機にも共通に使用可能な回路を構成する共通
電子部品と、固有の遊技手順(プログラム)を格納した
ROM20など共通使用不可能な回路を構成する非共通
電子部品とに分類される。このため、遊技盤はその意匠
上の理由から全てを新たなものに交換する必要がある
が、電子部品においては非共通なもののみを新たに交換
することが経済的に望ましい。
【0005】上記の共通電子部品には、CPU30、R
AM31、基本プログラムを格納したROM32、機構
部(図示省略)とCPU30との基本的な整合を図る整
合回路33、電源回路34、基本的な音声を発生させる
音声信号発生回路28および抵抗器などがある。
【0006】他方、非共通電子部品には、新遊技盤の遊
技手順など固有プログラムとデータとを格納したROM
20、記憶容量拡張用のRAM37、前記機構部とCP
U30との固有な整合を図る整合回路38、固有音声を
発生させる音声信号発生回路35、固有な機構を制御す
る回路および抵抗器などがある。
【0007】これらの電子部品のうち、非共通電子部品
のみを新たに交換するには旧遊技盤をパチンコ機の設置
場所から外し、旧遊技盤の共通電子部品を取外す。そし
て、この取外した共通部品を予め非共通電子部品が装着
された新遊技盤に装着し、この新遊技盤をこれらの電子
部品とともに前記設置場所に再設置する。
【0008】すなわち、パチンコ機の電子部品におい
て、旧遊技盤の共通電子部品は再利用され、非共通電子
部品のみを交換したことになる。この再設置後に機構部
と電子部品との電子系の検査および機構部と電子部品と
の整合を検査してパチンコ機の交換を終了する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したパ
チンコ機では、多数の電子部品のうち交換対象となる非
共通電子部品と非交換対象となる共通電子部品とが比較
的混在して配置されているので、パチンコ機の交換に際
し作業性が悪く、交換性が劣ったものになっている。ま
た、上述したパチンコ機では、基板上の回路およびRO
M内容を変更するなど不正行為発生の可能性が大きく、
その改善が望まれている。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、交換性の向上を図ることができるパチンコ機を提供
することを目的とする。本発明の他の目的は、不正行為
防止を適切に図ることができるパチンコ機を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
遊技盤がパチンコ機本体に対して分離可能なパチンコ機
において、前記パチンコ機本体に複数種類のパチンコ機
の各々に共通使用可能な各種装置として設けられる、賞
品球払出装置、打球装置及びスピーカと、前記遊技盤に
は各種装置として設けられる、入賞口、入賞確率を上昇
させる装置及び表示装置と、前記パチンコ機本体に設け
られる各種装置を制御するための電子部品を設けた共通
の基板と、前記遊技盤に設けられる各種装置を制御する
ための電子部品を設けた非共通の基板と、を備え、前記
共通の基板には、前記賞品球払出装置の制御を少なくと
も行うための共通のプログラムを格納した共通ROMを
設け、非共通の基板には、前記遊技盤に設けた各種装置
の制御を行うための固有のプログラムを格納した非共通
ROMを設けると共に、前記共通の基板及び非共通の基
板を電気的に接続し、前記共通の基板及び非共通の基板
の電源回路は、前記パチンコ機本体側に搭載されて前記
共通の基板及び非共通の基板に共通に使用されることを
特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
パチンコ機において、前記パチンコ機本体側に設けられ
る各種装置及び前記遊技盤側に設けられる各種装置は、
CPUに制御され、少なくとも該CPU及び前記共通R
OMは一体に集積化されていることを特徴とする。
【0013】本発明によれば、パチンコ機本体側の各種
装置を制御する共通の基板には、賞品球払出装置の制御
を少なくとも行うための共通のプログラムを格納した共
通ROMを設け、遊技盤の各種装置を制御する非共通の
基板には、前記遊技盤に設けた各種装置の制御を行うた
めの固有のプログラムを格納した非共通ROMを設け、
かつ電気的に接続するので、前記共通の基板及び非共通
の基板を別体構成とすることが可能となり、これによ
り、交換対象及び非交換対象の集約化を図ることができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の第1実施の形態
を図面に基いて詳細に説明する。図2は制御装置1を備
えたパチンコ機2(遊技機器)の裏側を示している。制
御装置1は基板36に実装された各電子部品で構成さ
れ、3で示す基板ボックス内に従来同様に収容されてい
る。
【0015】4は賞品球を貯溜する貯溜タンク、5は払
出数を複数種設けた賞品球払出装置6に貯溜タンク4の
賞品球を誘導する誘導樋、7は基板36に制御される打
球装置で、この打球装置7は図1および図3ないし図4
に示す出力装置(後述)10の一部を構成している。な
お、基板36の信号線の図示は省略してあり、11は基
板36に制御信号を入力する入力装置を表わす。
【0016】パチンコ機2は本体である中枠12と、中
枠12にヒンジ15によって開閉可能な外枠14と、中
枠12に設けた遊技盤収納枠16とを主構成としてい
る。本実施の形態では、中枠12、外枠14、及び遊技
盤収納枠16からパチンコ機本体が構成されている。こ
のパチンコ機本体の遊技盤収納枠16には遊技盤19が
ロック部材18によって着脱可能(すなわち、分離可
能)に設けてある。さらに、44は上皿、45は下皿、
46はガラス枠、47は遊技盤19に設けた凸部(図示
省略)を収容する収容穴、48は遊技盤19に係合して
遊技盤19を収容する収容凹部である。
【0017】入力装置11は基板36に遊技を行うため
の信号を入力するもので、基板36には入力装置11か
らの入力信号と、予めROM(後述)20に格納された
固有の遊技手順とに基いて出力装置10に制御信号を入
力する制御回路29が組み込まれている。入力装置11
は打球装置7を作動させる打球開始スイッチ21と、打
球されたパチンコ球の入賞をパチンコ球の近接により検
知する入賞検知スイッチ22とを主構成とする。本実施
の形態では、上述した賞品球払出装置6及び打球装置7
が後述するスピーカ(図示省略)と共に、パチンコ機本
体に設けられる各種装置を構成する。
【0018】打球開始スイッチ21はパチンコ機2の表
側右下に設けたハンドル23に内蔵され、ハンドル23
の操作によって接点を閉じ打球(遊技)開始を表わす信
号を発生させる。
【0019】入賞検知スイッチ22は近接センサからな
り、遊技盤19面に配設された入賞口24内に収容され
たリング状のものである。入賞検知スイッチ22は入賞
球が前記リング内を通過することによって、打球された
パチンコ球が入賞したことを表わす信号を発生させる。
25はアウト球孔である。
【0020】そのほかの主な入力装置11としては、特
定の入賞状態を検知するとともに特定入賞を表わす信号
を発生させる特定入賞検知スイッチ(図示省略)などが
ある。
【0021】出力装置10は基板36から入力される制
御信号に基いて遊技手順を実行するもので、打球装置7
など共通使用可能なものと、パチンコ機2に固有な共通
使用不可能なものとがある。共通使用不可能なものに
は、本実施の形態の場合、例えば前記特定入賞検知スイ
ッチの特定の入賞条件に応じて入賞確率を上昇させる開
閉翼(入賞確率を上昇させる装置)26、各種の入賞状
態をランプの点灯によって表示する表示装置27があ
り、これらは遊技盤19表側に配設されている。
【0022】また、そのほかの主な出力装置10として
はパチンコ機2の表側に設けた各種の入賞状態を音声で
表示する、共通使用可能なものの一例であるスピーカ
(図示省略)、及び該スピーカに音声信号を入力する音
声信号発生回路28,35などがある。
【0023】基板36は出力装置10を制御するための
制御回路29を構成する電子部品と、基板36に設けた
プリント配線(図示省略)とからなるもので、図1に破
線で示すように、共通回路8(共通の基板)および非共
通回路9(非共通の基板)に分けられて(すなわち、別
体構成とされて)いる。共通回路8は遊技内容または仕
様が異る複数種のパチンコ機2にそれぞれ共通使用可能
であり、非共通回路9は前記複数種の各パチンコ機2に
それぞれ固有なものである。したがって、非共通回路9
は異機種の各パチンコ機間における共通使用は不可能で
ある。
【0024】共通回路8は、図1及び図5に示すよう
に、CPU30、RAM31、基本(共通)プログラム
を格納したROM(共通ROM)32、各パチンコ機2
の共通の機構部(図示省略…例えば、打球装置7、賞品
球払出装置6など)とCPU30との基本的な整合を図
る整合回路33、パチンコ機2の異常報知などの共通に
使用可能な音声を発生させる音声信号発生回路28、電
源回路34、発振回路40、割込信号発生回路41およ
び抵抗器(図示省略)などの電子部品で構成される。C
PU30は上述したように整合回路33を介して(図5
参照)賞品球払出装置6を制御するようになっており、
CPU30が処理する前記基本(共通)プログラムは賞
品球払出装置6の制御を少なくとも行うものになってい
る。
【0025】他方、非共通回路9は各パチンコ機2の遊
技手順など固有(非共通)プログラムとデータとを格納
したROM(非共通ROM)20、記憶容量拡張用のR
AM37、前記機構部のうちのパチンコ機2に固有のも
の(例えば、開閉翼26など所定の条件に応じて入賞確
率を上昇させるもの)とCPU30との整合を図る整合
回路38、固有音声を発生させる音声信号発生回路3
5、固有な機構部(開閉翼26など)を制御する機構制
御回路39および抵抗器などの電子部品で構成される。
CPU30は上述したように非共通回路9の整合回路3
8を介して(図1参照)開閉翼26(遊技盤19に設け
た装置の一例)などを制御するようになっており、CP
U30が処理する前記固有(非共通)プログラムは遊技
盤19に設けた開閉翼26を少なくとも制御するものに
なっている。また、図1に示すように共通回路8及び非
共通回路9は電気的に接続されている。
【0026】前記非共通回路9は集積回路化してあり、
図5および図6に示すように、デュアルインラインパッ
ケージ(以下、『DIP』…Dual Inline Package …と
いう)42に形成されている。図6中、49はベアチッ
プ、50は金ワイヤ、51はピン、52はリードフレー
ム、53は接着剤、13は配線シート、17はパッケー
ジ基材である。また、図5中、43はDIP42を着脱
可能に実装するソケットである。図5に示すDIP42
すなわち非共通回路9は、同図に示すようにソケット4
3を介して、図5中符号を省略した電源回路を備えた上
述した共通回路8(図1)に接続されるものであり、図
5に示すように電源回路が非共通回路9(DIP42)
及び共通回路8に共通に使用されている。
【0027】つぎに、上記構成に係る基板36が装着さ
れたパチンコ機2を、当該パチンコ機2と異る遊技手順
(遊技内容)のパチンコ機2に交換する場合を以下に説
明する。なお、以下、交換前に設置箇所に設置されてい
るパチンコ機2を旧パチンコ機2といい、交換後に設置
箇所に設置されているパチンコ機2を新パチンコ機2と
いう。
【0028】まず、旧パチンコ機2の電源回路34の機
能を機能解除したのちに、図示を省略した信号線などを
適宜処理しながらロック部材18を解除して遊技盤19
を取り外す。そして、基板ボックス3から基板36を取
り外して、DIP42すなわち非共通回路9をソケット
43から引き抜く。しかるのち、新パチンコ機2のDI
P42すなわち非共通回路9をソケット43に挿入し、
基板36を新パチンコ機2の基板ボックス3に装着して
基板36の交換を終了する。
【0029】上述したように、パチンコ機本体(中枠1
2、外枠14、及び遊技盤収納枠16)には複数種類の
パチンコ機の各々に共通使用可能な各種装置(賞品球払
出装置6、打球装置7及びスピーカ)を設け、遊技盤1
9に一般に共通使用されない入賞口24、開閉翼26及
び表示装置27(遊技盤に設けられる各種装置)を設け
ており、パチンコ機本体から遊技盤19を取り外した後
に、交換対象になる開閉翼26及び表示装置27を備え
た新しい遊技盤19に交換することが可能となり、その
分、交換性の向上を図ることができる。電源回路が非共
通回路9(DIP42)及び共通回路8に共通に使用さ
れるので、電源回路を別個に設ける場合に比して装置の
簡略化を図ることができる。この電源回路は、上述した
ように基板ボックス3(パチンコ機本体)に収納される
基板の共通回路8側、すなわちDIP42に対して固定
側に設けられるので、他部材との接触等に伴う損傷発生
を抑えることができる。
【0030】また、上述したように、共通回路8(共通
の基板)には、共通のプログラムを格納したROM(共
通ROM)32、CPU30、RAM31、整合回路3
3、音声信号発生回路28、電源回路34、発振回路4
0、割込信号発生回路41および抵抗器などを備え、非
共通回路9(非共通の基板)には、各パチンコ機2の遊
技手順など固有(非共通)プログラムとデータとを格納
したROM(非共通ROM)20、RAM37、整合回
路38、音声信号発生回路35、機構制御回路39およ
び抵抗器などを備え、共通回路8(共通の基板)及び非
共通回路9(非共通の基板)を別体構成とし、かつ電気
的に接続している。このため、交換対象及び非交換対象
が分離して構成され、交換対象が集約化されるので、そ
の分、交換性の向上を図ることができる。
【0031】なお、本実施の形態は非共通回路9のみを
集積回路化したがそれに限定されるものではなく、共通
回路8(上述したようにCPU30、RAM31、共通
ROM32、整合回路33、音声信号発生回路28、電
源回路34、発振回路40、割込信号発生回路41およ
び抵抗器などの電子部品で構成される)のみ、または共
通回路8と非共通回路9とをともに集積回路化しても良
い。すなわち、少なくともCPU30及び共通ROM3
2は一体に集積化されるように構成してもよい。上述し
たように集積回路化することにより、不正行為を施すこ
とが困難になる。また、上述したように集積回路化ひい
ては一体化することにより、パチンコ機の交換時に交換
対象をまとめて(集約化して)取り扱うことが可能にな
り、交換性が向上する。また、交換作業および交換作業
後の各種検査に要する工数が短縮するとともに、基板の
信号線デザインおよび回路設計など基板設計上の制限が
緩和される。これによりパチンコ機の交換作業および基
板の開発が容易になりこれらの作業時間が短縮するので
作業能率が向上する。さらに、共通回路は同機種、異遊
技手順のパチンコ機に全て使用可能なので、生産コスト
を低下させることができる。
【0032】なお、本実施の形態における集積回路は、
集積回路のチップをDIP42に収めた場合を説明した
が、チップをボンディングなどによって基板36に組み
込んでもよい。この場合には、ほかの電子部品をソケッ
ト43に着脱可能に実装する。
【0033】次に、本発明の第2実施の形態を図7に基
づいて説明する。この第2実施の形態は、図1の第1実
施の形態に比して、着脱可能に取り付けられるROM3
2を含む共通電子部品(CPU30、RAM31、電源
回路34、音声信号発生回路28等)を備えた共通の基
板(符号省略。図7左側に示す。)と、非共通電子部品
(新遊技盤の遊技手順など固有プログラムとデータとを
格納したROM20、固有音声を発生させる音声信号発
生回路35、記憶容量拡張用のRAM37、整合回路3
8等)を備えた非共通の基板(符号省略。図7右側に示
す。)と、を別体構成し、かつ共通の基板と非共通の基
板とを電気的に接続することが同様なものになっている
一方、共通の基板と非共通の基板との電気的な接続を直
接でなく、コネクタを介して行うことが異なっている。
【0034】この第2実施の形態は、第1実施の形態と
同様に、共通の基板に、共通電子部品であるROM3
2,CPU30、RAM31、電源回路34及び音声信
号発生回路28を設ける一方、非共通の基板に、新遊技
盤の遊技手順など固有プログラムとデータとを格納した
ROM20、音声信号発生回路35、RAM37及び整
合回路38を設け、共通の基板及び非共通の基板を別体
構成とし、かつコネクタを介して電気的に接続してい
る。このため、交換対象及び非交換対象が分離して構成
され、交換対象が集約化されるので、その分、交換性の
向上を図ることができる。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、パチンコ
機本体から遊技盤を取り外した後に、交換対象になる入
賞確率を上昇させる装置(例えば開閉翼)及び表示装置
を搭載した新しい遊技盤に交換することが可能となるの
で、その分、交換性の向上を図ることができる。互いに
電気的に接続される共通の基板及び非共通の基板のうち
共通の基板には、賞品球払出装置の制御を少なくとも行
うための共通のプログラムを格納した共通ROMを設け
る一方、非共通の基板には、遊技盤に設けた各種装置の
制御を行うための固有のプログラムを格納した非共通R
OMを設けており、共通の基板及び非共通の基板を別体
構成することが可能となり、これにより、交換対象及び
非交換対象が集約化されるので、その分、交換性の向上
を図ることができる。電源回路が非共通回路及び共通回
路に共通に使用されるので、電源回路を別個に設ける場
合に比して装置の簡略化を図ることができる。この電源
回路はパチンコ機本体すなわち固定側に設けられるの
で、他部材との接触等に伴う損傷発生を抑えることがで
きる。
【0036】請求項2記載の発明によれば、パチンコ機
本体側及び遊技盤側に設けられる各種装置はCPUに制
御され、少なくともCPU及び共通ROMは一体に集積
化されているので、不正行為を施すことが困難になると
共に、一体化されることにより交換性の向上を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態の構成を表したブロッ
ク図である。
【図2】図1のものを収容したパチンコ機裏側を表した
背面図である。
【図3】図2の正面図である。
【図4】図3の遊技盤の着脱状態を表した斜視図であ
る。
【図5】図1の斜視図である。
【図6】図1の集積回路をDIPで構成した場合を表し
た正面図である。
【図7】本発明の第2実施の形態を説明するためのパチ
ンコ機の制御基板を表した斜視図である。
【図8】従来のパチンコ機の制御基板を表した斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 制御装置 2 パチンコ機 6 賞品球払出装置 8 共通回路 9 非共通回路 12 中枠(パチンコ機本体) 14 外枠(パチンコ機本体) 16 遊技盤収納枠(パチンコ機本体) 19 遊技盤 20 ROM(非共通ROM) 26 開閉翼(入賞確率を上昇させる装置) 27 表示装置 32 ROM(共通ROM)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤がパチンコ機本体に対して分離可
    能なパチンコ機において、 前記パチンコ機本体に複数種類のパチンコ機の各々に共
    通使用可能な各種装置として設けられる、賞品球払出装
    置、打球装置及びスピーカと、 前記遊技盤には各種装置として設けられる、入賞口、入
    賞確率を上昇させる装置及び表示装置と、 前記パチンコ機本体に設けられる各種装置を制御するた
    めの電子部品を設けた共通の基板と、前記遊技盤に設け
    られる各種装置を制御するための電子部品を設けた非共
    通の基板と、を備え、 前記共通の基板には、前記賞品球払出装置の制御を少な
    くとも行うための共通のプログラムを格納した共通RO
    Mを設け、 非共通の基板には、前記遊技盤に設けた各種装置の制御
    を行うための固有のプログラムを格納した非共通ROM
    を設けると共に、 前記共通の基板及び非共通の基板を電気的に接続し、 前記共通の基板及び非共通の基板の電源回路は、前記パ
    チンコ機本体側に搭載されて前記共通の基板及び非共通
    の基板に共通に使用されることを特徴とするパチンコ
    機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のパチンコ機において、
    前記パチンコ機本体側に設けられる各種装置及び前記遊
    技盤側に設けられる各種装置は、CPUに制御され、少
    なくとも該CPU及び前記共通ROMは一体に集積化さ
    れていることを特徴とするパチンコ機。
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JP2002331133A (ja) * 2001-05-09 2002-11-19 Mrd:Kk パチンコ遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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