JP2000024275A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2000024275A
JP2000024275A JP11195776A JP19577699A JP2000024275A JP 2000024275 A JP2000024275 A JP 2000024275A JP 11195776 A JP11195776 A JP 11195776A JP 19577699 A JP19577699 A JP 19577699A JP 2000024275 A JP2000024275 A JP 2000024275A
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pachinko machine
common
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rom
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Kenkichi Nakajima
健吉 中島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技の多様化に適切に対処できるパチンコ機
を提供する。 【解決手段】 パチンコ機2は、CPU30に制御され
るプログラムを格納した複数のROMを設け、複数のR
OMは、パチンコ機2の複数の機種の各々に共通使用可
能な少なくとも1個の共通ROM32と、パチンコ機2
の複数の機種の各々に固有のプログラムが格納された少
なくとも1個の非共通ROM20と、から構成されてい
る。このため、プログラムなどを余裕をもって格納する
ことが可能となり、ひいては遊技の多様化に十分適切に
対処することができる。CPU30及び共通ROM32
とは一体化されたものになっているので、少なくともこ
の一体化されたものは、パチンコ機2の交換時などに再
利用の対象となり、ひいては省資源化を図ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパチンコ機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、マイクロコンピュータの普及に伴
ない複雑高度な遊技が可能になり、遊技の多様化が望ま
れている。この要望に対処するために、CPUと、この
CPUに制御される、プログラムを格納したROMと、
を備え、遊技の多様化を図るようにしたパチンコ機が用
いられるようになってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術では、ROMが一つであり、ROMに格納す
るプログラムが一定量に制限され、その分、遊技の多様
化が制約されたものになっている。また、近時、パチン
コ機においても省資源の観点から、パチンコ機の交換時
などにおいて、各部材の再利用を図ることが望まれてい
る。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、遊技の多様化に適切に対処できるパチンコ機を提供
することを目的とする。また、本発明の他の目的は、再
利用部材を増加して省資源化を図ることができるパチン
コ機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
打球されたパチンコ球が遊技盤に設けられた入賞口に飛
入することに基づいて遊技を行うパチンコ機おいて、C
PUに制御されるプログラムを格納した複数のROMを
設け、該複数のROMは、前記パチンコ機の複数の機種
の各々に共通使用可能な少なくとも1個の共通ROM
と、前記パチンコ機の複数の機種の各々に固有のプログ
ラムが格納された少なくとも1個の非共通ROMと、か
ら構成されることを特徴とするパチンコ機。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
パチンコ機において、前記CPU及び前記共通ROMは
一体化されていることを特徴とする。請求項3記載の発
明は、請求項1または2に記載のパチンコ機において、
前記非共通ROMが搭載されている非共通回路が入賞口
への入賞態様を表示する表示装置の制御に係るものであ
ることを特徴とする。請求項4記載の発明は、請求項1
に記載のパチンコ機において、前記CPU及び前記共通
ROMは一体に集積化されていることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の第1実施の形態
を図面に基いて詳細に説明する。図2は制御装置1を備
えたパチンコ機2(遊技機器)の裏側を示している。制
御装置1は基板36に実装された各電子部品で構成さ
れ、3で示す基板ボックス内に収容されている。
【0008】4は賞品球を貯溜する貯溜タンク、5は払
出数を複数種設けた賞品球払出装置6に貯溜タンク4の
賞品球を誘導する誘導樋、7は基板36に制御される打
球装置で、この打球装置7は図1および図3ないし図4
に示す出力装置(後述)10の一部を構成している。な
お、基板36の信号線の図示は省略してあり、11は基
板36に制御信号を入力する入力装置を表わす。
【0009】パチンコ機2は本体である中枠12と、中
枠12にヒンジ15によって開閉可能な外枠14と、中
枠12に設けた遊技盤収納枠16とを主構成としてい
る。この遊技盤収納枠16には遊技盤19がロック部材
18によって着脱可能に設けてある。さらに、44は上
皿、45は下皿、46はガラス枠、47は遊技盤19に
設けた凸部(図示省略)を収容する収容穴、48は遊技
盤19に係合して遊技盤19を収容する収容凹部であ
る。
【0010】入力装置11は基板36に遊技を行うため
の信号を入力するもので、基板36には入力装置11か
らの入力信号と、予めROM(後述)20に格納された
固有の遊技手順とに基いて出力装置10に制御信号を入
力する制御回路29が組み込まれている。入力装置11
は打球装置7を作動させる打球開始スイッチ21と、打
球されたパチンコ球の入賞をパチンコ球の近接により検
知する入賞検知スイッチ22とを主構成とする。
【0011】打球開始スイッチ21はパチンコ機2の表
側右下に設けたハンドル23に内蔵され、ハンドル23
の操作によって接点を閉じ打球(遊技)開始を表わす信
号を発生させる。
【0012】入賞検知スイッチ22は近接センサからな
り、遊技盤19面に配設された入賞口24内に収容され
たリング状のものである。入賞検知スイッチ22は入賞
口24内に飛入したパチンコ球が前記リング内を通過す
ることによって、打球されたパチンコ球が入賞したこと
を表わす信号を発生させる。図3中、25はアウト球孔
である。
【0013】そのほかの主な入力装置11としては、特
定の入賞状態を検知するとともに特定入賞を表わす信号
を発生させる特定入賞検知スイッチ(図示省略)などが
ある。
【0014】出力装置10は基板36から入力される制
御信号に基いて遊技手順を実行するもので、打球装置7
など共通使用可能なものと、パチンコ機2に固有な共通
使用不可能なものとがある。共通使用不可能なものに
は、例えば本実施の形態の場合、遊技盤19表側には前
記特定入賞検知スイッチの特定の入賞条件に応じて入賞
確率を上昇させる開閉翼26、各種の入賞状態をランプ
の点灯によって表示する表示装置27が配設してある。
【0015】また、そのほかの主な出力装置10として
はパチンコ機2の表側に設けた各種の入賞状態を音声で
表示するスピーカ(図示省略)、該スピーカに音声信号
を入力する音声信号発生回路28,35などがある。
【0016】基板36は出力装置10を制御するための
制御回路29を構成する電子部品と、基板36に設けた
プリント配線(図示省略)とからなるもので、図1に破
線で示すように、共通回路8および非共通回路9に分け
られている。共通回路8は遊技内容または仕様が異る複
数種のパチンコ機2にそれぞれ共通使用可能であり、非
共通回路9は前記複数種の各パチンコ機2にそれぞれ遊
技機器に固有なものである。したがって、非共通回路9
は異機種の各パチンコ機間における共通使用は不可能で
ある。
【0017】共通回路8は、図1及び図5に示すよう
に、CPU30、RAM31、図1に示すようにCPU
30に制御される基本(共通)プログラムを格納したR
OM(共通ROM)32、各パチンコ機2の共通の機構
部(図示省略…例えば、打球装置、賞品球払出装置な
ど)とCPU30との基本的な整合を図る整合回路3
3、パチンコ機2の異常報知などの共通に使用可能な音
声を発生させる音声信号発生回路28、電源回路34、
発振回路40、割込信号発生回路41および抵抗器(図
示省略)などの電子部品で構成される。CPU30及び
共通ROM32とは、図5に示すように一体化されたも
のになっている。
【0018】他方、非共通回路9は、図1に示すように
CPU30に制御され各パチンコ機2の遊技手順など固
有(非共通)プログラムとデータとを格納したROM
(非共通ROM)20、記憶容量拡張用のRAM37、
前記機構部のうちのパチンコ機2に固有のもの(例え
ば、開閉翼など所定の条件に応じて入賞確率を上昇させ
るもの)とCPU30との整合を図る整合回路38、固
有音声を発生させる音声信号発生回路35、固有な機構
部(開閉翼など)を制御する機構制御回路39および抵
抗器などの電子部品で構成される。この場合、図1に示
すように、非共通ROM20が搭載されている非共通回
路9が表示装置27(上述したように共通使用不可能な
ものの一例である。)に接続した(すなわち、非共通回
路9が表示装置27の制御に係る)ものになっている。
【0019】この非共通回路9は集積回路化してあり、
図5および図6に示すように、デュアルインラインパッ
ケージ(以下、『DIP』…Dual Inline Package …と
いう)42に形成されている。49はベアチップ、50
は金ワイヤ、51はピン、52はリードフレーム、53
は接着剤、13は配線シート、17はパッケージ基材で
ある。また、図5中、43はDIP42を着脱可能に実
装するソケットである。
【0020】つぎに、上記構成に係る基板36が装着さ
れたパチンコ機2を、当該パチンコ機2と異る遊技手順
(遊技内容)のパチンコ機2に交換する場合を以下に説
明する。なお、以下、交換前に設置箇所に設置されてい
るパチンコ機2を旧パチンコ機2といい、交換後に設置
箇所に設置されているパチンコ機2を新パチンコ機2と
いう。
【0021】まず、旧パチンコ機2の電源回路34の機
能を機能解除したのちに、図示を省略した信号線などを
適宜処理しながらロック部材18を解除して遊技盤19
を取り外す。そして、基板ボックス3から基板36を取
り外して、DIP42すなわち非共通回路9をソケット
43から引き抜く。しかるのち、新パチンコ機2のDI
P42すなわち非共通回路9をソケット43に挿入し、
基板36を新パチンコ機2の基板ボックス3に装着して
基板36の交換を終了する。
【0022】上述したように、本実施の形態のパチンコ
機2は、CPU30に制御されるプログラムを格納した
複数のROMを設け、該複数のROMは、パチンコ機2
の複数の機種の各々に共通使用可能な少なくとも1個の
共通ROM32と、パチンコ機2の複数の機種の各々に
固有のプログラムが格納された少なくとも1個の非共通
ROM20と、から構成されているので、プログラムな
どを余裕をもって格納することが可能となり、ひいては
遊技の多様化に十分適切に対処することができる。ま
た、CPU30及び共通ROM32とは、図5に示すよ
うに一体化されたものになっているので、少なくともこ
の一体化されたものは、パチンコ機2の交換時などに再
利用の対象となり、ひいては省資源化を図ることができ
る。また、非共通ROM20が搭載されている非共通回
路9が表示装置27(共通使用不可能なものの一例)に
接続したものになっているので、パチンコ機の交換時等
に、非共通回路9及び表示装置27を非共通ROM20
を含めて使用不可能なものとして一括して扱うことが可
能となり、その分、交換性及び組付性の向上を図ること
ができる。
【0023】なお、本実施の形態は非共通回路9のみを
集積回路化したがそれに限定されるものではなく、共通
回路8のみ、または共通回路8と非共通回路9とをとも
に集積回路化しても良い。または、少なくともCPU3
0及び共通ROM32は一体に集積化されるように構成
してもよい。さらに、本実施の形態における集積回路
は、集積回路のチップをDIP42に収めた場合を説明
したが、チップをボンディングなどによって基板36に
組み込んでもよい。この場合には、ほかの電子部品をソ
ケット43に着脱可能に実装する。
【0024】ところで、近年、マイクロコンピュータの
普及に伴ない複雑高度な遊技が可能になり、遊技の多様
化が望まれているため、パチンコ機は一定サイクルで新
規の遊技内容を有するものに交換され、この交換は経済
的な理由からパチンコ機の全てについて行われるもので
はなく、各構成部品の一部を交換しているが、本実施の
形態では、上述したように、パチンコ機2に設けた入力
装置11から入力される信号に応じ予め格納された遊技
手順に基づいてパチンコ機2に設けた出力装置10を制
御する制御回路29を有し、該制御回路29を複数種の
パチンコ機2にそれぞれ共通使用可能な共通回路8と複
数種の各パチンコ機2にそれぞれ固有な非共通回路9と
で構成し、共通回路8または非共通回路9を集積回路に
よって形成したので、パチンコ機を他機種に交換すると
き、集積回路によって構成した共通回路8または非共通
回路9をパチンコ機2の種類に応じて容易かつ確実に交
換することができ、また集積回路には不正行為を施すこ
とが困難になる。
【0025】このため、交換作業および交換作業後の各
種検査に要する工数が短縮するとともに、基板の信号線
デザインおよび回路設計など基板設計上の制限が緩和さ
れる。これによりパチンコ機2の交換作業および基板の
開発が容易になりこれらの作業時間が短縮するので作業
能率が向上する。さらに、共通回路は同機種、異遊技手
順のパチンコ機に全て使用可能なので、生産コストを低
下させることができる。
【0026】さらに、共通回路と非共通回路との接続に
コネクタを使用する(後述する図8の第3実施の形態参
照)ことがないので、振動などに起因する接触不良によ
る不良品発生の可能性が極めて小さくなる。これによ
り、生産時にはランニングコストが低減し、パチンコ機
の遊技(作動)時には故障発生率が低減するため製品信
頼度が向上する。
【0027】また、非共通回路9は集積回路で構成して
おり、不正行為を施すことが困難になるために、プログ
ラムの書き換え、ハード(基板、電子部品)の加工など
不正行為の防止対策に充分な効果を有する。この場合、
上述したように非共通回路9は集積回路化し、この集積
回路をDIP42(デュアルインラインパッケージ)に
よって形成しているので、プログラムの書き換え、ハー
ド(基板、電子部品)の加工など不正行為の防止対策が
より充分なものになる。
【0028】次に、本発明の第2実施の形態を図7に基
づいて説明する。この実施の形態では、パチンコ機の電
子部品は図7に示すように基板に実装され、CPU30
など交換後のパチンコ機にも共通に使用可能な回路を構
成する共通電子部品と、固有の遊技手順(プログラム)
を格納したROM20など共通使用不可能な回路を構成
する非共通電子部品とに分類して構成されている。上記
の共通電子部品には、CPU30、RAM31、基本プ
ログラムを格納したROM32、機構部(図示省略)と
CPU30との基本的な整合を図る整合回路33、電源
回路34、基本的な音声を発生させる音声信号発生回路
28および抵抗器などがある。
【0029】他方、非共通電子部品には、新遊技盤の遊
技手順など固有プログラムとデータとを格納したROM
20、記憶容量拡張用のRAM37、前記機構部とCP
U30との固有な整合を図る整合回路38、固有音声を
発生させる音声信号発生回路35、固有な機構を制御す
る回路および抵抗器などがある。本実施の形態では、前
記第1実施の形態と同様に、複数のROMを設け、該複
数のROMは、少なくとも1個の共通ROM32と、少
なくとも1個の非共通ROM20と、から構成されてい
るので、プログラムなどを余裕をもって格納することが
可能となり、ひいては遊技の多様化に十分適切に対処す
ることができる。また、CPU30及び共通ROM32
とは、図7に示すように一体化されたものになっている
ので、少なくともこの一体化されたものは、パチンコ機
2の交換時などに再利用の対象となり、ひいては省資源
化を図ることができる。
【0030】ところで、パチンコ機は遊技内容、いいか
えれば機種が異っても基本的な装置の構成および遊技手
順が変化することはなく、打球装置、賞品球払出装置な
ど機構部の交換がなされることは少ない。すなわち、パ
チンコ機の交換はゲージ盤と呼ばれる遊技盤と、遊技手
順を実行するための電子制御系部品(以下、『電子部
品』という)によって構成される制御装置のみを交換す
ればよい。
【0031】そして、この第2実施の形態では、上述し
たようにパチンコ機の電子部品は図7に示すように基板
に実装され、CPU30など交換後のパチンコ機にも共
通に使用可能な回路を構成する共通電子部品と、固有の
遊技手順(プログラム)を格納したROM20など共通
使用不可能な回路を構成する非共通電子部品とに分類さ
れるため、遊技盤はその意匠上の理由から全てを新たな
ものに交換する必要があるが、電子部品においては非共
通なもののみを新たに交換することが経済的に望まし
い。
【0032】この第2実施の形態では、前記電子部品の
うち、非共通電子部品のみを新たに交換するには旧遊技
盤をパチンコ機の設置場所から外し、旧遊技盤の共通電
子部品を取外す。そして、この取外した共通部品を予め
非共通電子部品が装着された新遊技盤に装着し、この新
遊技盤をこれらの電子部品とともに前記設置場所に再設
置する。
【0033】次に、本発明の第3実施の形態を図8に基
づいて説明する。この実施の形態では、図7の第2実施
の形態に比して、共通電子部品と非共通電子部品とは複
数枚の基板に分離して実装されておりコネクタを介して
制御回路等に連結されること、及びパチンコ機2の複数
の機種の各々に共通使用可能な1個の共通ROM32が
共通回路に着脱自在に設けられていることが異なってい
る。
【0034】この第3実施の形態も、前記第2実施の形
態と同様に、複数のROMを設け、該複数のROMは、
少なくとも1個の共通ROM32と、少なくとも1個の
非共通ROM20と、から構成されているので、プログ
ラムなどを余裕をもって格納することが可能となり、ひ
いては遊技の多様化に十分適切に対処することができ
る。また、CPU30及び共通ROM32とは、共通回
路に共通ROM32を取り付けることにより一体化され
るので、少なくともこの一体化されたものは、パチンコ
機2の交換時などに再利用の対象となり、ひいては省資
源化を図ることができる。
【0035】なお、この第3実施の形態では、基板がコ
ネクタを介して連結されるため、図8に示すようにコネ
クタが増加するので各電子部品を単体基板に実装した場
合(図7参照)より連結箇所が多くなり、振動などに起
因する接触不良による不良品発生の可能性が大きくな
る。したがって、生産時にはランニングコストが増加
し、パチンコ機の遊技(作動)時には故障発生率が増加
する傾向にあるため製品信頼度が低下する。そして、こ
れらのランニングコスト増加および製品信頼度低下を抑
制するため、コネクタの接続箇所を半田付によって接続
する方法はあるが、この半田付作業は前記複数枚の各基
板への電子部品実装時の他に、各基板の接続時に行わな
ければならない。このため、作業工数が増加する。この
ような第3実施の形態が有する問題点は、第1実施の形
態の説明で述べたように、第1実施の形態により改善さ
れることになる。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、CPUに
制御されるプログラムを格納した複数のROMを設け、
該複数のROMは、パチンコ機の複数の機種の各々に共
通使用可能な少なくとも1個の共通ROMと、パチンコ
機の複数の機種の各々に固有のプログラムが格納された
少なくとも1個の非共通ROMと、から構成されている
ので、プログラムなどを余裕をもって格納することが可
能となり、ひいては遊技の多様化に十分適切に対処する
ことができる。
【0037】請求項2記載の発明によれば、CPU及び
共通ROMとは一体化されたものになっているので、少
なくともこの一体化されたものは、パチンコ機の交換時
などに再利用の対象となり、ひいては省資源化を図るこ
とができる。請求項3記載の発明によれば、非共通RO
Mが搭載されている非共通回路が一般に共通使用不可能
である表示装置に接続したものすることが可能なので、
パチンコ機の交換時等に、非共通回路及び表示装置を非
共通ROMを含めて使用不可能なものとして一括して扱
うことが可能となり、その分、交換性及び組付性の向上
を図ることができる。請求項4記載の発明によれば、少
なくともCPU及び共通ROMは一体に集積化されてい
るので、不正行為を施すことが困難になると共に、一体
化されることにより交換性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態の構成を表したブロッ
ク図である。
【図2】図1のものを収容したパチンコ機裏側を表した
背面図である。
【図3】図2の正面図である。
【図4】図3の遊技盤の着脱状態を表した斜視図であ
る。
【図5】図1の斜視図である。
【図6】図1の集積回路をDIPで構成した場合を表し
た正面図である。
【図7】本発明の第2実施の形態を説明するためのパチ
ンコ機の制御基板を表した斜視図である。
【図8】本発明の第3実施の形態を説明するためのパチ
ンコ機の制御基板を表した斜視図である。
【符号の説明】
1 制御装置 2 パチンコ機 8 共通回路 9 非共通回路 10 出力装置 11 入力装置 20 非共通ROM 29 制御回路 30 CPU 32 共通ROM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打球されたパチンコ球が遊技盤に設けら
    れた入賞口に飛入することに基づいて遊技を行うパチン
    コ機おいて、 CPUに制御されるプログラムを格納した複数のROM
    を設け、 該複数のROMは、前記パチンコ機の複数の機種の各々
    に共通使用可能な少なくとも1個の共通ROMと、前記
    パチンコ機の複数の機種の各々に固有のプログラムが格
    納された少なくとも1個の非共通ROMと、から構成さ
    れることを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のパチンコ機において、
    前記CPU及び前記共通ROMは一体化されていること
    を特徴とするパチンコ機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のパチンコ機に
    おいて、前記非共通ROMが搭載されている非共通回路
    が入賞口への入賞態様を表示する表示装置の制御に係る
    ものであることを特徴とするパチンコ機。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のパチンコ機において、
    前記CPU及び前記共通ROMは一体に集積化されてい
    ることを特徴とするパチンコ機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002035353A (ja) * 2000-07-25 2002-02-05 Heiwa Corp 遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002035353A (ja) * 2000-07-25 2002-02-05 Heiwa Corp 遊技機

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