JP2000020456A - Romデータ確認用回路 - Google Patents

Romデータ確認用回路

Info

Publication number
JP2000020456A
JP2000020456A JP10189409A JP18940998A JP2000020456A JP 2000020456 A JP2000020456 A JP 2000020456A JP 10189409 A JP10189409 A JP 10189409A JP 18940998 A JP18940998 A JP 18940998A JP 2000020456 A JP2000020456 A JP 2000020456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
address
rom
control means
bus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10189409A
Other languages
English (en)
Inventor
Akikazu Yusa
晃和 湯佐
Michiaki Kuroiwa
通明 黒岩
Koji Hirate
浩司 平手
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP10189409A priority Critical patent/JP2000020456A/ja
Priority to TW087121264A priority patent/TW533356B/zh
Priority to US09/222,873 priority patent/US6266626B1/en
Priority to CN99101882A priority patent/CN1123010C/zh
Priority to KR1019990007078A priority patent/KR100289831B1/ko
Priority to DE19909808A priority patent/DE19909808A1/de
Publication of JP2000020456A publication Critical patent/JP2000020456A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/14Handling requests for interconnection or transfer
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/52Protection of memory contents; Detection of errors in memory contents

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • Microcomputers (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Bus Control (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ROMから一度で読出すデータのサイズが小
さく、ROM内のデータのテスト時間が長くなるという
課題があった。 【解決手段】 CPU3がアドレスバス5およびデータ
バス6のバス使用権を放棄した場合、DMAC2が、R
OM1内に書き込まれたデータを直接読出し、複数個の
分割データに分割し、DMAC2で生成されたアドレス
により指定された複数の出力ポート4へ各分割データを
出力するROMデータ確認用回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、1つまたは複数
個のRead Only Memory(ROM)内に
データが正しく書き込まれたか否かを検査するROMデ
ータ確認用回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来のROMデータ確認用回路
を示すブロック図であり、図において、91はプログラ
ムやデータ等を格納するRead Only Memo
ry(ROM)、94はアドレスやデータを出力する出
力ポート、93はこれらのROM91、出力ポート94
の動作を制御する中央処理装置(CPU)である。
【0003】次に動作について説明する。図10は、図
9に示す従来のROMデータ確認用回路の動作を示すフ
ローチャートである。従来では、ユーザプログラムやデ
ータ等がROM91内に正しく書き込まれているか否か
をチェックする場合は、以下のようなテストを実施して
いた。
【0004】先ず、CPU93がプログラム命令である
MOV命令を実行して、ROM91内に格納されている
データをバイト単位で読み出した後、読み出したデータ
を出力ポート94を介して外部装置(図示せず)へ出力
する(ステップST102)。次に、読み出したデータ
と予め設定されている期待値とを比較し(ステップST
103)、比較結果が一致するか否かによりROM91
内にデータが正しく書き込まれているか否かを判断す
る。そして、ROM91内に格納されている全てのデー
タの読み出しおよび期待値との比較が完了すると(ステ
ップST104)、ROM91内のデータのテストは終
了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のROMデータ確
認用回路は以上のように構成されているので、一度にR
OM91から読み出せるデータのサイズが小さく、この
ためテストに必要とする時間が長いという課題があっ
た。換言すると、プログラムの命令を逐次実行してRO
M91内のデータを読み出していたので、ROM91か
ら一度で読み出せるデータサイズは小さく、結果として
テストに必要とする時間が長いという課題があった。そ
して、現在においてもROM91の容量はさらに増大す
る傾向にあり、ROM91内に格納するユーザプログラ
ムやプログラムの実行に必要なデータ量も同様に増大
し、ROM91内に格納されたデータの内容を確認する
テストに必要とされる時間が増大するという課題があっ
た。さらに、ROM91内に格納されたデータをテスト
するためのプログラム容量も増大し、従ってテストベク
タの数も増加し、テストに要する時間も増大するという
課題があった。
【0006】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、ROM内にデータが正しく書き
込まれているかを検査するテストを、高速で確実に実行
可能なROMデータ確認用回路を得ることを目的とす
る。
【0007】また、この発明は、ROM内に書き込まれ
ているデータ確認用のプログラムのサイズを縮小する、
即ち、テストベクタ数を削減し、テスト時間を削減可能
なROMデータ確認用回路を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るROMデ
ータ確認用回路は、CPUがアドレスバスおよびデータ
バスのバス使用権を放棄した場合、制御手段が、ROM
内に書き込まれたデータを直接読み出し、読み出した前
記データを複数個の分割データに分割し、前記分割デー
タの各々の出力先を指定する複数のアドレスを生成し、
次に、前記制御手段で生成された前記複数のアドレスの
各々に対応して設けられた複数の出力ポートが、前記制
御手段から出力された前記分割データを入力し外部へ出
力して、高速でROM内のデータを読み出し、ROM内
に書き込まれたデータの正当性を検査し、結果としてテ
ストベクタを削減しかつテスト時間を削減するものであ
る。
【0009】この発明に係るROMデータ確認用回路で
は、CPUのアドレスバスおよびデータバスのバス使用
権を放棄するための制御データを設定するバス権放棄設
定用レジスタをさらに備え、また制御手段はDMACで
あり、前記バス権放棄設定用レジスタ内に前記制御デー
タが設定された場合、前記DMACはROMからデータ
を読み出すものである。
【0010】この発明に係るROMデータ確認用回路で
は、出力ポートのそれぞれに対応したアドレスを生成す
るアドレスポインタをさらに備え、また制御手段はDM
ACであり、前記DMACから出力される複数個の分割
データは、前記アドレスポインタで生成された前記アド
レスにより指定された各出力ポートへ出力されるもので
ある。
【0011】この発明に係るROMデータ確認用回路で
は、制御手段が、第1制御手段、第2制御手段、および
前記第1制御手段と前記第2制御手段との間に設けられ
たレジスタから構成され、ROMデータ確認用回路は、
前記第1制御手段と前記第2制御手段との動作の同期を
とるDMAC同期回路をさらに備え、前記DMAC同期
回路の制御により前記第1制御手段および前記第2制御
手段は同期をとりながら、前記第1制御手段はROM内
に格納されているデータのアドレスを指定して前記デー
タを読み出し、読み出した前記データを前記レジスタへ
出力し、前記第2制御手段は前記レジスタ内に格納され
ている前記データを分割して複数個の分割データを生成
し、かつ複数の出力ポートの各々のアドレスを生成し、
前記分割データを前記アドレスで指定される前記各出力
ポートへ出力するものである。
【0012】この発明に係るROMデータ確認用回路で
は、制御手段は専用アドレスカウンタであり、ROMは
複数のROMから構成され、前記複数のROMのそれぞ
れからデータを読み出し、読み出した前記データを対応
する出力ポートへ出力するための専用アドレスバスおよ
び専用データバスをさらに備え、前記専用アドレスカウ
ンタは、前記複数のROM内のデータを指定するアドレ
スを生成し前記専用アドレスバスを介して前記複数のR
OMへ出力し、前記複数のROMから読み出した前記デ
ータを、前記専用データバスを介してそれぞれ対応する
前記出力ポートへ出力させるものである。
【0013】この発明に係るROMデータ確認用回路で
は、ROMが複数のROMから構成され、制御手段はC
PUであり、前記複数のROMのそれぞれからデータを
読み出し、読み出した前記データを対応する出力ポート
へ出力するための専用アドレスバスおよび専用データバ
スをさらに備え、前記CPU内のプログラムカウンタ
は、前記複数のROM内のデータを指定するアドレスを
生成し、前記CPUは生成された前記アドレスを前記専
用アドレスバスを介して前記複数のROMへ出力し、前
記複数のROMから読み出された前記データを、前記専
用データバスを介して、それぞれ対応する前記出力ポー
トへ出力させるものである。
【0014】この発明に係るROMデータ確認用回路で
は、専用アドレスカウンタは、複数のROM内のそれぞ
れに格納されているデータを指定する複数のアドレスを
同時に生成し、前記複数のROMから前記データを同時
に読み出し、前記専用データバスを介して、それぞれ対
応する複数のポートへ同時に出力させるものである。
【0015】この発明に係るROMデータ確認用回路で
は、制御手段はROMのアドレスを指定するアドレス補
間用ポインタであり、前記アドレス補間用ポインタは、
前記ROM内のあるデータを指定するアドレスを入力す
ると、入力した前記アドレスを基にして前記ROM内の
他のデータを指定するアドレスを順次生成し、生成され
た前記複数のアドレスに対応する前記ROM内のデータ
を、複数の出力ポートへ出力するものである。
【0016】この発明に係るROMデータ確認用回路で
は、指定されたアドレスによりROM内から読み出され
たデータを格納するレジスタ1と、前回の読み出し動作
で読み出されたデータを格納するレジスタ2と、前記レ
ジスタ1および前記レジスタ2内に格納された前記デー
タを比較し、前記データのチェックサムを生成するAL
Uとを備えたものである。
【0017】この発明に係るROMデータ確認用回路で
は、レジスタ1,レジスタ2、およびALUを1つの命
令でアクセスし、前記レジスタ1および前記レジスタ2
内に格納されているデータのチェックサムを前記ALU
に生成させるための命令をマイクロコードとして備えて
いるものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
ROMデータ確認用回路を示すブロック図であり、図に
おいて、1はプログラムやデータ等を格納するRead
Only Memory(ROM)、2はダイレクト
・メモリ・アクセス・コントローラ(DMAC、制御手
段)、4はアドレスやデータを出力する出力ポート、3
は入出力ポート4等の動作を制御する中央処理装置(C
PU)、5は汎用アドレスバス(アドレスバス)、6は
汎用データバス(データバス)、7はアドレスバス5、
データバス6をCPU3が使用しないようにするための
バス権放棄設定レジスタ、8はCPU3がデータバス6
を使用しないようにバス権放棄設定レジスタ7内に制御
データを設定するROMデータテストモードエントリ回
路である。
【0019】実施の形態1のROMデータ確認用回路
は、CPU3が、アドレスバス5およびデータバス6の
使用を放棄するように設定するためのバス権放棄設定レ
ジスタ7を設け、このバス権放棄設定レジスタ7内にバ
ス権放棄に対応する値を設定し、各アドレスバス5およ
びデータバス6をDMAC2が優先して使用すること
で、ROM1内に格納されたデータを分割して高速で複
数の出力ポート4へ出力し、これによりROM1内のデ
ータのテストを高速に実行するものである。
【0020】次に動作について説明する。ROM1内の
データを読み出し期待値と比較して、ROM1内にデー
タが正しく書き込まれたか否かのテストをする場合、先
ず、ROMデータテストモードエントリ回路8が、バス
権放棄設定レジスタ7内に、CPU3のバス使用権の放
棄を指示する制御データを設定する。これにより、CP
U3は、データバス6を使用しない状態に設定され、D
MAC2は、アドレスバス5およびデータバス6を優先
して使用できる。
【0021】次に、DMAC2は、データバス6に対応
した、例えば32ビットのデータ、あるいは64ビット
のデータのアドレスを指定して、ROM1からデータを
読み出し、さらに、各出力ポート4を指定するアドレス
をアドレスバス5へ出力する。また、DMAC2は、読
み出したデータを所定ビットに分割し複数の分割データ
を生成する。これにより、アドレスで指定された各出力
ポート4へ、ROM1から読み出されたデータが、例え
ば、4ビット毎の分割データとして出力される。
【0022】尚、上記した実施の形態1の構成では、R
OMデータテストモードエントリ回路8が、バス権放棄
設定レジスタ7へ制御データを設定したが、例えば、R
OMデータテストモードエントリ回路8の機能をDMA
C2が備え、DMAC2が、バス権放棄設定用レジスタ
7へ制御データを設定する構成にしてもよい。
【0023】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、バス権放棄設定レジスタ7を設け、例えば、ROM
データテストモードエントリ回路8、あるいはDMAC
2が、CPU3のバス使用権を放棄するための制御デー
タをバス権放棄設定レジスタ7へ設定し、DMAC2が
ROM1から直接にデータを読み出し、各出力ポート4
へ読み出したデータを分割して出力するので、ROM1
内に書き込まれたデータのテストを高速で確実に実行す
ることができ、また、CPU3が命令を実行してROM
1内のデータを読み出す従来例と比較して、テストプロ
グラムのサイズを縮小することができる。
【0024】実施の形態2.図2は、この発明の実施の
形態2によるROMデータ確認用回路を示すブロック図
であり、図において、9は各出力ポート4を指定するた
めのアドレスを、アドレスバス5へ出力するためのアド
レスポインタである。尚、その他の構成要素は、実施の
形態1のものと同じなので、同一の符号を用いて、それ
らの説明をここでは省略する。
【0025】次に動作について説明する。ROM1内の
データを読み出し期待値と比較して、ROM1内にデー
タが正しく書き込まれたか否かのテストを実施する場
合、ROMデータテストモードエントリ回路8が、バス
権放棄設定用レジスタ7内にバスの使用権を放棄するこ
とを指示する制御データを設定する。これにより、CP
U3はデータバス6の使用を放棄した状態に設定され、
DMAC2はアドレスバス5およびデータバス6を優先
して使用できる。
【0026】次に、ROMデータテストモードエントリ
回路8は、各出力ポート4を指定するためのアドレスの
初期値をアドレスポインタ9へ設定する。次に、DMA
C2は、ROM1から、例えば、データバス6に対応し
た32ビットのデータ、あるいは64ビットのデータの
アドレスを指定してデータを読み出す。アドレスポイン
タ9は、ROMデータテストモードエントリ回路8によ
り設定された初期値をカウントアップして、各出力ポー
ト4を指定する各アドレスを生成し、アドレスバス5へ
出力する。これにより、アドレスで指定された各出力ポ
ート4へROM1から読み出されたデータが、例えば、
4ビット毎のデータが出力される。
【0027】尚、上記した実施の形態2の構成では、R
OMデータテストモードエントリ回路8が、バス権放棄
設定用レジスタ7へ制御データを設定し、アドレスポイ
ンタ9へアドレスの初期値を設定したが、例えば、DM
AC2が同様の機能を備える構成にしてもよい。
【0028】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、バス権放棄設定用レジスタ7およびアドレスポイン
タ9を設け、例えば、ROMデータテストモードエント
リ回路8あるいは、DMAC2が、CPU3のバス使用
権を放棄するための制御データをバス権放棄設定用レジ
スタ7へ設定し、かつアドレスの初期値をアドレスポイ
ンタ9へ設定し、DMAC2がROM1から直接にデー
タを読み出し、複数の出力ポート4へ読み出して、一度
に多くのデータを期待値と比較できるので、ROM1内
に書き込まれたデータのテストを高速で確実に実行する
ことができ、また、CPU3が命令を実行してROM1
内のデータを読み出す従来例と比較して、テストプログ
ラムを縮小することができる。
【0029】実施の形態3.図3は、この発明の実施の
形態3によるROMデータ確認用回路を示すブロック図
であり、図において、10,11は簡易のダイレクト・
メモリ・アクセス・コントローラ(第1制御手段、第2
制御手段)であり、以下では簡易DMAC10,11と
呼ぶ。これらの簡易DMAC10,11の機能は、実施
の形態1,実施の形態2で用いたDMAC2と異なる。
例えば、実施の形態1のROMデータ確認用回路で使用
されているDMAC2は、ROM1内のデータのアドレ
スを指定し、かつ、複数の出力ポート4のアドレスを指
定する機能を備えている。
【0030】一方、実施の形態3の簡易DMAC10
は、ROM1内に格納されているデータのアドレスのみ
指定してデータを読み出すことが可能であり、簡易DM
AC11は、例えば、出力ポート4のアドレスの指定の
みが可能である。13は、2つの簡易DMAC10,1
1の動作の同期をとるDMAC同期回路である。12は
レジスタであり、ROM1から読み出したデータを一時
的に格納するバッファであり、DMAC同期回路13に
よる制御に基づく簡易DMAC10,11の同期動作の
タイミングのずれから引き起こされる誤動作を防止する
ためのものである。尚、その他の構成要素は、実施の形
態1のものと同じなので、同一の符号を用いて、それら
の説明をここでは省略する。
【0031】次に動作について説明する。ROM1内の
データを読み出し期待値と比較して、ROM1内にデー
タが正しく書き込まれたか否かのテストを実施する場
合、先ず、簡易DMAC10は、ROM1から読み出す
データのアドレスを指定する。次に、DMAC同期回路
13を用いて2つの簡易DMAC10,11の動作を同
期動作させ、簡易DMAC10で読み出したデータをレ
ジスタ12内に一時的に格納する。次に、簡易DMAC
11が、複数の出力ポート4のアドレスを指定して、レ
ジスタ12内に格納されている、ROM1から読み出さ
れたデータを各出力ポート4へ出力する。
【0032】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、実施の形態1および実施の形態2のROMデータ確
認用回路と同様に、ROM1から一度に複数バイトのデ
ータを読み出し、期待値との比較を可能してテストの高
速化とプログラムの縮小を可能にし、かつ簡易DMAC
10,11は、実施の形態1,実施の形態2のDMAC
2と比較して、構成が簡単なので、ROMデータ確認用
回路のレイアウト面積を縮小することができる。
【0033】実施の形態4.図4は、この発明の実施の
形態4によるROMデータ確認用回路を示すブロック図
であり、図において、1,100はROM、50,51
は各ROM1,100に対応した専用アドレスバス、6
0,61は各ROM1,100に対応した専用データバ
スである。14は、専用アドレスバス50,51のいず
れかを選択するための専用アドレスカウンタ(制御手
段)である。15は、ROM1,100への接続を、汎
用のアドレスバス5、データバス6から、専用アドレス
バス50,51および専用データバス60,61へ切り
換える切換スイッチである。各ROM1,100と各出
力ポート4は、専用データバス60,61を介して1対
1に対応している。尚、その他の構成要素は、実施の形
態1のものと同じなので、同一の符号を用いて、それら
の説明をここでは省略する。
【0034】次に動作について説明する。ROM1,1
00内のデータを読み出し期待値と比較して、ROM
1,100内にデータが正しく書き込まれたか否かのテ
ストを実施する場合、専用アドレスカウンタ14が、バ
ス切換信号を切換スイッチ15へ出力して、テスト時に
汎用のデータバス6から専用データバス60,61へ切
り換える。また、専用のデータバス60,61を介し
て、各ROM1,100は、それぞれ対応する各出力ポ
ート4と1対1に接続されているので、専用アドレスカ
ウンタ14が、バス切換信号を各切換スイッチ15へ出
力し、これにより、各ROM1,100と対応する専用
データバス60,61が接続される。そして、専用アド
レスバス50,51を介して、専用アドレスカウンタ1
4から出力されるアドレスにより、ROM1,100内
に格納されているデータが読み出され、読み出されたデ
ータは、専用データバス60,61を介して対応する各
出力ポート4へ出力される。
【0035】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、専用アドレスカウンタ14と、切換スイッチ15
と,各ROM1,100に対応した専用アドレスバス5
0,51と、専用データバス60,61とを設けたの
で、複数のROM1,100から、それぞれ対応する出
力ポート4へ同時にデータを読み出し、期待値と比較を
することができるので、テストの高速化とプログラムの
サイズを縮小することができる。また、実施の形態4の
構成では、実施の形態1のDMAC2等を必要としない
ので、実施の形態1,実施の形態2の場合と比較して、
簡単な構成となる。
【0036】実施の形態5.図5は、この発明の実施の
形態5によるROMデータ確認用回路を示すブロック図
であり、図において、16はCPU等の中央処理装置
(制御手段)であり、内部のプログラムカウンタは、R
OM1,100のアドレスを指定する専用アドレスカウ
ンタとして使用される。このCPU16は、切換スイッ
チ15へのバス切換信号を生成し出力する。17は、プ
ログラムカウンタ機能切換設定レジスタであり、外部装
置(図示せず)からモード信号を入力し、CPU16内
のプログラムカウンタ161をアドレスカウンタとして
使用するための制御信号をCPU16へ出力する。尚、
その他の構成要素は、実施の形態4のものと同じなの
で、同一の符号を用いて、それらの説明をここでは省略
する。
【0037】次に動作について説明する。ROM1,1
00内のデータを読み出し期待値と比較して、ROM
1,100内にデータが正しく書き込まれたか否かのテ
ストを実施する場合、CPU16がテストプログラムを
実行する。これにより、CPU16は、プログラムカウ
ンタ機能切換設定レジスタ17へ、CPU16内のプロ
グラムカウンタ161をアドレスカウンタとして使用す
る制御信号を書き込む。これにより、プログラムカウン
タ機能切換設定レジスタ17は、CPU16内のプログ
ラムカウンタ161を、実施の形態4に示した専用アド
レスカウンタ14として動作させる。その後の動作は、
実施の形態4と同じなので、ここでは説明を省略する。
【0038】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、実施の形態4で用いた専用アドレスカウンタ14の
代わりに、CPU16とプログラムカウンタ機能切換設
定レジスタ17とを用いたので、実施の形態4と同様
に、複数のROM1,100から、それぞれ対応する出
力ポート4へ同時にデータを読み出し、期待値と比較を
することができ、テストの高速化とプログラムを縮小す
ることができる。また、実施の形態5の構成では、実施
の形態4と同様にDMACを必要としないので、実施の
形態1,実施の形態2の場合と比較して、簡単な構成と
なる。
【0039】実施の形態6.図6は、この発明の実施の
形態6によるROMデータ確認用回路を示すブロック図
であり、図において、141は専用アドレスカウンタ
(制御手段)であり、各ROM1,100へ送信するア
ドレスを同時に生成し、各ROM1,100へ切換スイ
ッチ15、専用アドレスバス50を経由して送信する。
従って、実施の形態6のROMデータ確認用回路の構成
は、実施の形態4の専用アドレスバス50のみを必要と
し、専用アドレスバス51を必要としない構成である。
専用アドレスカウンタ141、および専用アドレスバス
50以外の構成要素は実施の形態4のものと同じもので
ある。
【0040】次に動作について説明する。ROM1,1
00内のデータを読み出し期待値とを比較して、ROM
1,100内にデータが正しく書き込まれたか否かのテ
ストを実施する場合、専用アドレスカウンタ141は、
各ROM1,100へ送信するアドレスを同時に生成
し、生成したアドレスを専用アドレスバス50を経由し
て各ROM1,100へ同時に出力する。その後の動作
は、実施の形態4の場合と同様であるので、ここでは説
明を省略する。
【0041】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、専用アドレスカウンタ141を設け、各ROM1,
100に送信するアドレスを同時に生成し送信するの
で、実施の形態4の効果に加えて、各ROM1,100
内に書き込まれているデータを同時にアクセスし、各出
力ポート4へ出力することができる。
【0042】実施の形態7.図7は、この発明の実施の
形態7によるROMデータ確認用回路を示すブロック図
であり、図において、18はROM1内に書き込まれ格
納されているデータのアドレスが設定されるアドレス補
間用ポインタ(制御手段)、19は、アドレス補間用ポ
インタ18がアドレスをカウントアップする幅を設定す
る値を入力するアドレス入力ポート、52はアドレス補
間用ポインタ18から出力される各出力ポート4を指定
するアドレスを送信するアドレスバス、62は、ROM
1から読み出されたデータを、アドレス補間用ポインタ
18が所定ビット毎に分割して各出力ポート4へ送信す
るためのデータバスである。尚、その他の構成要素は、
実施の形態1のものと同じなので、同一の符号を用い
て、それらの説明をここでは省略する。
【0043】次に動作について説明する。ROM1内の
データを読み出し期待値と比較して、ROM1内にデー
タが正しく書き込まれたか否かのテストを実施する場
合、例えば、外部のテスタ(図示せず)からアドレス入
力ポート19を経由して、アドレス補間用ポインタ18
へROM1内のデータを指すアドレスを設定する。次
に、アドレス補間用ポインタ18は設定されたアドレス
を基に、所定の値でカウントアップして、アドレスを生
成し、ROM1へ送信する。これにより、アドレスで指
定されたデータがROM1から読み出され、アドレス補
間用ポインタ18は、各出力ポート4のアドレスを指定
して、ROM1から読み出したデータを、例えば、4ビ
ット毎に分割し、対応する各出力ポート4へ出力する。
その後の動作は、実施の形態1の場合と同様である。
【0044】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、アドレス補間用ポインタ18、アドレス入力ポート
19、アドレスバス52、データバス62を設け、アド
レス補間用ポインタ18がある一定のアドレス間隔でR
OM1内のデータを示すアドレスを入力し、入力したア
ドレスをカウントアップしてROM1内のデータを指定
するアドレスを生成し、さらに、出力ポート4を選択す
るためのアドレスを高速で生成するので、ROM1内に
書き込まれ格納されているデータを、複数の出力ポート
4へ同時に高速で出力する事ができ、テストプログラム
を実行するためのCPU等を組み込む必要はない。
【0045】実施の形態8.図8は、この発明の実施の
形態8によるROMデータ確認用回路を示すブロック図
であり、図において、20,21はそれぞれレジスタ
(レジスタ1、レジスタ2)である。22は、ROM1
から読み出されたデータに対するチェックサムを生成す
るための演算を行う演算処理装置(ALU、演算手段)
である。このレジスタ20,21、ALU22は、例え
ば、実施の形態1のCPU3内に組み込まれているもの
を用いた構成でもよい。尚、その他の構成要素は、実施
の形態1のものと同じなので、同一の符号を用いて、そ
れらの説明をここでは省略する。
【0046】次に動作について説明する。ROM1内の
データを読み出し期待値と比較して、ROM1内にデー
タが正しく書き込まれたか否かのテストする場合、アド
レスバス5を経由してROM1内のデータを示すアドレ
スを入力する。これにより、読み出されたROM1内の
データは、レジスタ20内に格納される。次に、前回読
み出されたROM1のデータを格納しているレジスタ2
1内のデータとの間で、チェックサムを生成する演算を
ALU22が行う。演算結果は、外部へ出力されると共
に、レジスタ21内へも格納される。ALU22が実行
するチェックサムを生成する演算を実行する命令は、プ
ロセッサの通常の一つの命令に対応するマイクロ命令の
集まりであるマイクロコード内にあり、情報処理システ
ムに組み込むことでROMデータ確認用プログラムのソ
ースコードを削減し、実行時間を削滅する。
【0047】以上のように、この実施の形態8によれ
ば、レジスタ20,レジスタ21およびALU22を用
いて、ROM1内から読み出されたデータのチェックサ
ムを生成する演算を実施することにより、ROM1内の
データの内容を簡易にかつ高速にテストすることができ
る。また、チェックサムを生成する演算を起動する命令
をマイクロコードとして情報処理システムに組み込むこ
とで、ROMデータ確認用のテストプログラムのソース
コードを削減でき、テストプログラムの実行時間を削滅
できる。また、外部の高価なテスタを用いなくとも、R
OMデータ確認用回路内のALU22を用いてROM1
から読み出したデータをチェックできるので、ROMデ
ータ確認用回路を含む半導体チップ毎に、同時にテスト
を実施することが可能となり、テストに要する時間とコ
ストを削減することができる。
【0048】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、CP
Uがアドレスバスおよびデータバスのバス使用権を放棄
した場合、制御手段が、ROM内に書き込まれたデータ
を直接に読み出し、読み出したデータを複数個の分割デ
ータに分割し、複数のアドレスを生成し、制御手段で生
成された複数のアドレスの各々に対応して設けられた複
数の出力ポートが、制御手段から出力された分割データ
を入力し外部へ出力するように構成したので、ROM内
に書き込まれたデータのテストを高速で確実に実行する
ことができ、また、テストプログラムを縮小できる効果
がある。
【0049】この発明によれば、CPUがアドレスバス
およびデータバスのバス使用権を放棄するための制御デ
ータを設定するバス権放棄設定用レジスタをさらに備
え、また制御手段はDMACであり、バス権放棄設定用
レジスタ内に前記制御データが設定された場合、DMA
CはROMからデータを直接読み出すように構成したの
で、ROM内に書き込まれたデータのテストを高速で確
実に実行することができ、また、テストプログラムを縮
小できる効果がある。
【0050】この発明によれば、出力ポートのそれぞれ
に対応したアドレスを生成するアドレスポインタをさら
に備え、また制御手段はDMACであり、DMACから
出力される複数個の分割データは、アドレスポインタで
生成されたアドレスにより指定された各出力ポートへ出
力されるように構成したので、アドレスポインタに初期
値を設定することで、アドレスをカウントアップして生
成することができ、ROM内に書き込まれたデータのテ
ストを高速で確実に実行することができ、また、テスト
プログラムを縮小できる効果がある。
【0051】この発明によれば、制御手段が、第1制御
手段、第2制御手段、および第1制御手段と前記第2制
御手段との間に設けられたレジスタから構成され、ま
た、ROMデータ確認用回路は、第1制御手段と第2制
御手段との動作の同期をとるDMAC同期回路をさらに
備え、DMAC同期回路により第1制御手段および第2
制御手段は同期をとりながら、第1制御手段はROM内
に格納されているデータのアドレスを指定してデータを
読み出し、読み出したデータを前記レジスタへ出力し、
第2制御手段はレジスタ内に格納されているデータを分
割して複数個の分割データを生成し、かつ複数の出力ポ
ートの各々のアドレスを生成し、分割データをアドレス
で指定される各出力ポートへ出力するように構成したの
で、ROM内に書き込まれたデータのテストを高速で確
実に実行し、テストプログラムを縮小でき、さらに簡易
DMACを使用しているので、DMACを用いた場合と
比較してレイアウト面積を縮小できる効果がある。
【0052】この発明によれば、制御手段が専用アドレ
スカウンタであり、ROMは複数のROMからなり、さ
らに前記複数のROMのそれぞれからデータを読み出
し、読み出したデータを対応する出力ポートへ出力する
ための専用アドレスバスおよび専用データバスをさらに
備え、専用アドレスカウンタは、複数のROM内のデー
タを指定するアドレスを生成し専用アドレスバスを介し
て複数のROMへ出力し、複数のROMから読み出され
たデータを、専用データバスを介して、それぞれ対応す
る出力ポートへ出力させるように構成したので、同時に
複数のポートへデータを出力できる効果がある。
【0053】この発明によれば、ROMは複数のROM
からなり、制御手段はCPUであり、さらに複数のRO
Mのそれぞれからデータを読み出し、読み出したデータ
を対応する出力ポートへ出力するための専用アドレスバ
スおよび専用データバスをさらに備え、CPU内のプロ
グラムカウンタは、複数のROM内のデータを指定する
アドレスを生成し、CPUは生成されたアドレスを専用
アドレスバスを介して複数のROMへ出力し、複数のR
OMから読み出されたデータを、専用データバスを介し
て、それぞれ対応する出力ポートへ出力させるように構
成したので、ROM内に書き込まれたデータのテストを
高速で確実に実行し、テストプログラムを縮小できる効
果がある。
【0054】この発明によれば、専用アドレスカウンタ
が、複数のROM内のそれぞれに格納されているデータ
を指定する複数のアドレスを同時に生成し、複数のRO
Mから前記データを同時に読み出し、専用データバスを
介して、それぞれ対応する複数のポートへ同時に出力さ
せるように構成したので、ROM内に書き込まれたデー
タのテストをさらに高速で確実に実行し、テストプログ
ラムを縮小できる効果がある。
【0055】この発明によれば、制御手段として、RO
Mのアドレスを指定するアドレス補間用ポインタを使用
し、アドレス補間用ポインタは、ROM内のあるデータ
を指定するアドレスを入力すると、入力した前記アドレ
スを基にしてROM内の他のデータを指定する他のアド
レスを順次生成し、生成された複数のアドレスに対応す
るROM内のデータを、複数の出力ポートへ出力するよ
うに構成したので、半導体チップ内にアドレスを生成す
るCPU等を内蔵する必要がなく、アドレスを高速に生
成でき、外部から入力するアドレス等の制御データの量
を削減でき、ROM内のデータを高速にアクセスして外
部へ出力できる効果がある。
【0056】この発明によれば、指定されたアドレスに
よりROM内から読み出されたデータを格納するレジス
タ1と、前回の読み出し動作で読み出されたデータを格
納するレジスタ2と、レジスタ1およびレジスタ2内に
格納されたデータを比較し、データのチェックサムを生
成するALUとを備えるように構成したので、高価なテ
スタなどを用いる必要がなく、半導体チップ毎に独自
に、かつ同時にROM内のデータのテストを実施するこ
とができ、テストに必要とする費用を削減できる効果が
ある。
【0057】この発明によれば、レジスタ1,レジスタ
2、およびALUを1つの命令でアクセスし、レジスタ
1およびレジスタ2内に格納されているデータのチェッ
クサムをALUに生成させるための命令をマイクロコー
ドとして備えるように構成したので、高価なテスタなど
を用いること無しに、半導体チップ毎に独自に、かつ同
時にROM内のデータのテストを実施することができ、
テストに必要とする費用を削減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるROMデータ
確認用回路を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態2によるROMデータ
確認用回路を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態3によるROMデータ
確認用回路を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態4によるROMデータ
確認用回路を示すブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態5によるROMデータ
確認用回路を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態6によるROMデータ
確認用回路を示すブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態7によるROMデータ
確認用回路を示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態8によるROMデータ
確認用回路を示すブロック図である。
【図9】 従来のROMデータ確認用回路を示すブロッ
ク図である。
【図10】 図9に示す従来のROMデータ確認用回路
の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,100 ROM、2 DMAC(制御手段)、3
CPU、4 出力ポート、5 汎用アドレスバス(アド
レスバス)、6 汎用データバス(データバス)、7
バス権放棄設定レジスタ、9 アドレスポインタ、1
0,11 簡易DMAC(第1制御手段、第2制御手
段)、12 レジスタ、13 DMAC同期回路、1
4,141 専用アドレスカウンタ(制御手段)、16
CPU(制御手段)、18 アドレス補間用ポインタ
(制御手段)、20 レジスタ(レジスタ1),21
レジスタ(レジスタ2)、22 ALU(演算手段)、
50,51 専用アドレスバス、60,61 専用デー
タバス、161 プログラムカウンタ。
フロントページの続き (72)発明者 平手 浩司 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5B061 DD11 PP00 QQ05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アドレスバスおよびデータバスのバス使
    用権をCPUが放棄した場合、ROM内に書き込まれた
    データを直接読み出し、読み出した前記データを複数個
    の分割データに分割し、前記分割データの各々の出力先
    を指定する複数のアドレスを生成する制御手段と、前記
    制御手段で生成された前記複数のアドレスの各々に対応
    して設けられ、前記制御手段から出力された前記分割デ
    ータを入力し外部へ出力する複数の出力ポートからなる
    ROMデータ確認用回路。
  2. 【請求項2】 アドレスバスおよびデータバスのバス使
    用権をCPUが放棄するための制御データを設定するバ
    ス権放棄設定レジスタをさらに備え、また制御手段はD
    MACであり、前記バス権放棄設定レジスタ内に前記制
    御データが設定された場合、前記DMACはROMから
    データを読み出すことを特徴とする請求項1記載のRO
    Mデータ確認用回路。
  3. 【請求項3】 複数の出力ポートのそれぞれに対応した
    アドレスを生成するアドレスポインタをさらに備え、制
    御手段はDMACであり、前記DMACから出力される
    複数個の分割データは、前記アドレスポインタで生成さ
    れた前記アドレスにより指定された前記複数の出力ポー
    トの各々へ出力されることを特徴とする請求項1記載の
    ROMデータ確認用回路。
  4. 【請求項4】 制御手段は、第1制御手段、第2制御手
    段、および前記第1制御手段と前記第2制御手段との間
    に設けられたレジスタから構成され、前記第1制御手段
    と前記第2制御手段との動作の同期をとるDMAC同期
    回路をさらに備え、前記DMAC同期回路の制御下で、
    前記第1制御手段および前記第2制御手段は同期をと
    り、前記第1制御手段はROM内に格納されているデー
    タのアドレスを指定して前記データを読み出し、読み出
    した前記データを前記レジスタへ出力し、前記第2制御
    手段は前記レジスタ内に格納されている前記データを複
    数個の分割データに分割し、かつ複数の出力ポートの各
    々のアドレスを生成し、前記複数個の分割データを前記
    アドレスで指定される前記各出力ポートへそれぞれ出力
    することを特徴とする請求項1記載のROMデータ確認
    用回路。
  5. 【請求項5】 制御手段は専用アドレスカウンタであ
    り、ROMは複数のROMから構成され、前記複数のR
    OMのそれぞれからデータを読み出し、読み出した前記
    データを対応する出力ポートへ出力するための専用アド
    レスバスおよび専用データバスをさらに備え、前記専用
    アドレスカウンタは、前記複数のROM内のデータを指
    定するアドレスを生成し前記専用アドレスバスを介して
    前記複数のROMへ出力し、前記複数のROMから読み
    出された前記データを、前記専用データバスを介してそ
    れぞれ対応する前記出力ポートへ出力させることを特徴
    とする請求項1記載のROMデータ確認用回路。
  6. 【請求項6】 ROMは複数のROMから構成され、制
    御手段はCPUであり、前記複数のROMのそれぞれか
    らデータを読み出し、読み出した前記データを対応する
    出力ポートへ出力するための専用アドレスバスおよび専
    用データバスをさらに備え、前記CPU内のプログラム
    カウンタは、前記複数のROM内のデータを指定するア
    ドレスを生成し、前記CPUは生成された前記アドレス
    を前記専用アドレスバスを介して前記複数のROMへ出
    力し、前記複数のROMから読み出された前記データ
    を、前記専用データバスを介して、それぞれ対応する前
    記出力ポートへ出力させることを特徴とする請求項1記
    載のROMデータ確認用回路。
  7. 【請求項7】 専用アドレスカウンタは、複数のROM
    内のそれぞれに格納されているデータを指定する複数の
    アドレスを同時に生成し、前記複数のROMから前記デ
    ータを同時に読み出し、前記専用データバスを介して、
    それぞれ対応する複数のポートへ同時に出力させること
    を特徴とする請求項5記載のROMデータ確認用回路。
  8. 【請求項8】 制御手段はROMのアドレスを指定する
    アドレス補間用ポインタであり、前記アドレス補間用ポ
    インタは、前記ROM内のあるデータを指定するアドレ
    スを入力すると、入力した前記アドレスを基に前記RO
    M内の他のデータを指定するアドレスを順次生成し、生
    成された前記複数のアドレスに対応する前記ROM内の
    データを、複数の出力ポートへ出力することを特徴とす
    る請求項1記載のROMデータ確認用回路。
  9. 【請求項9】 指定されたアドレスによりROM内から
    読み出されたデータを格納するレジスタ1と、前回の読
    み出し動作で読み出されたデータを格納するレジスタ2
    と、前記レジスタ1および前記レジスタ2内に格納され
    た前記データを比較し、前記データのチェックサムを生
    成するALUとを備えたことを特徴とするROMデータ
    確認用回路。
  10. 【請求項10】 レジスタ1、レジスタ2、およびAL
    Uを1つの命令でアクセスし、前記レジスタ1および前
    記レジスタ2内に格納されているデータのチェックサム
    を前記ALUで生成するための命令をマイクロコードと
    して備えていることを特徴とする請求項9記載のROM
    データ確認用回路。
JP10189409A 1998-07-03 1998-07-03 Romデータ確認用回路 Pending JP2000020456A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10189409A JP2000020456A (ja) 1998-07-03 1998-07-03 Romデータ確認用回路
TW087121264A TW533356B (en) 1998-07-03 1998-12-19 ROM data output circuit
US09/222,873 US6266626B1 (en) 1998-07-03 1998-12-30 ROM data verification circuit
CN99101882A CN1123010C (zh) 1998-07-03 1999-02-05 Rom数据确认用电路
KR1019990007078A KR100289831B1 (ko) 1998-07-03 1999-03-04 롬 데이터 확인용 회로
DE19909808A DE19909808A1 (de) 1998-07-03 1999-03-05 Schaltung zur Verifizierung von ROM-Daten

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10189409A JP2000020456A (ja) 1998-07-03 1998-07-03 Romデータ確認用回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000020456A true JP2000020456A (ja) 2000-01-21

Family

ID=16240799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10189409A Pending JP2000020456A (ja) 1998-07-03 1998-07-03 Romデータ確認用回路

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6266626B1 (ja)
JP (1) JP2000020456A (ja)
KR (1) KR100289831B1 (ja)
CN (1) CN1123010C (ja)
DE (1) DE19909808A1 (ja)
TW (1) TW533356B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003069948A (ja) * 2001-08-28 2003-03-07 Sony Corp 画像処理装置および画像処理システム
US8393472B2 (en) * 2005-07-22 2013-03-12 Opex Corporation Method and apparatus for automated mail processing
TWI599904B (zh) * 2016-03-30 2017-09-21 緯創資通股份有限公司 電子裝置及其資料驗證方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4317200A (en) * 1978-10-20 1982-02-23 Vlsi Technology Research Association Method and device for testing a sequential circuit divided into a plurality of partitions
US4433412A (en) * 1981-05-15 1984-02-21 Rockwell International Corporation Method and apparatus for testing and verifying the operability of register based state machine apparatus
JPS6354654A (ja) 1986-08-26 1988-03-09 Nec Corp Romカ−ド
US5664094A (en) * 1990-04-03 1997-09-02 Canon Kk Method and apparatus for read-write-verification of data stored on an optical disc and stored in a buffer of an optical disk drive

Also Published As

Publication number Publication date
CN1123010C (zh) 2003-10-01
KR20000011185A (ko) 2000-02-25
DE19909808A1 (de) 2000-01-05
TW533356B (en) 2003-05-21
KR100289831B1 (ko) 2001-05-15
US6266626B1 (en) 2001-07-24
CN1241787A (zh) 2000-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5497459A (en) System for testing instruction queue circuit and central processing unit having the system
JPH03109644A (ja) マイクロコンピュータ
EP0457115B1 (en) Data processing device with test control circuit
JP2000020456A (ja) Romデータ確認用回路
KR940011041B1 (ko) 마이크로컴퓨터
US5761482A (en) Emulation apparatus
JPH05334459A (ja) マイクロコンピュータ
JPH0612107A (ja) シーケンス演算プロセッサおよびシーケンス演算処理装置
JP4116805B2 (ja) 内部バス試験装置及び内部バス試験方法
JPS648381B2 (ja)
JP2000067008A (ja) マルチプロセッサシステム
JPH11282888A (ja) システム仕様記述に基づいて設計されるシステムでのデータ通信方法、割込コントローラ合成方法及びインターフェイス回路合成方法
JP2579003B2 (ja) メモリ間データ転送装置
JPS62125441A (ja) 1チツプマイクロコンピユ−タ
JPS6175436A (ja) マイクロプログラム制御装置
JP2558902B2 (ja) 半導体集積回路装置
JPH03130832A (ja) 割込み制御装置
JPS62280940A (ja) デ−タ処理装置
JPS63167939A (ja) 複数プロセツサ内蔵型マイクロコンピユ−タ用エミユレ−タ
JPH04369065A (ja) ダイレクトメモリアクセスコントローラ
JPH11143819A (ja) バスサイズ回路
JPH03262054A (ja) メモリ装置
JPH0468459A (ja) ディジタル信号処理装置
JPH06223046A (ja) バストレース実行方法
JPH01224849A (ja) マイクロコンピュータ