JP2000013005A - ワークの熱圧着装置 - Google Patents

ワークの熱圧着装置

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JP2000013005A JP18010298A JP18010298A JP2000013005A JP 2000013005 A JP2000013005 A JP 2000013005A JP 18010298 A JP18010298 A JP 18010298A JP 18010298 A JP18010298 A JP 18010298A JP 2000013005 A JP2000013005 A JP 2000013005A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱・冷却時の応答性に優れ、サイクルタイ
ムを短縮することができるとともに、真空吸着時にも空
冷が可能であり断熱効果が優れたワークの熱圧着装置を
提供することを目的とする。 【解決手段】 昇降ブロック7に通気性を有する多孔質
部材12を介してセラミックヒータ13を装着し、セラ
ミックヒータ13に直接熱圧着ツール14を装着する。
熱圧着ツール14の吸着孔18は多孔質部材12を貫通
して形成された孔部12a内の管部材16を介して真空
吸引部22と連通している。また多孔質部材12にはエ
ア供給源23,窒素ガス供給源24が接続されている。
これにより、従来必要であった断熱材をなくして加熱冷
却時の応答性を向上させてサイクルタイムを短縮するこ
とができるとともに、ワークの真空吸引と保持部材の断
熱冷却を同時に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品や基板な
どのワークを熱圧着するワークの熱圧着装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】電子部品や基板などのワークを相互に接
合する方法として、熱圧着による方法が知られている。
この方法は、ワークの接合部を被接合面に対して所定の
荷重で押圧しながらワークを加熱することにより、接合
部を半田付けもしくは熱硬化性接着剤により接合するも
のである。この熱圧着過程において、接合部の加熱温度
を所定の温度パターン、すなわち加熱プロファイルに従
って精度良く制御することが求められる。このため熱圧
着装置は、従来より加熱温度を検出し、この検出温度に
基づいてワークを加熱する発熱手段の供給電力を制御す
る温調機能を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年は、実装技術の高
度化・多様化により、急激な昇温・降温を伴う加熱パタ
ーンで行う場合が増加している。しかしながら、従来の
熱圧着装置の熱圧着ヘッドは熱容量が大きく、加熱や降
温に対する応答性が悪く要求される加熱パターンの実現
が困難であった。また、降温時の応答性の悪さは熱圧着
のサイクルタイムの短縮を阻害する大きな要因となって
いた。
【0004】そこで本発明は、加熱・降温時の応答性に
優れ、サイクルタイムを短縮することができるととも
に、真空吸着時にも空冷が可能であり断熱効果が優れた
ワークの熱圧着装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電子部品
の熱圧着装置は、第1のワークに対して昇降する昇降ブ
ロックと、この昇降ブロックに通気性を有する多孔質部
材を介して装着された発熱手段と、この発熱手段に接触
して取付けられ第2のワークを吸着保持する吸着孔が設
けられた保持部材と、前記多孔質部材を貫通して形成さ
れ前記吸着孔に連通する通気孔と、この通気孔と前記多
孔質部材との間の通気を遮断する通気遮断手段と、前記
通気孔と連通し前記第2のワークを吸引保持するための
真空吸引を行う吸引手段と、前記多孔質部材の表面に連
通しこの多孔質部材へ気体を供給する気体供給手段とを
備えた。
【0006】請求項2記載の電子部品の熱圧着装置は、
第1のワークの保持部を載置するステージと、このステ
ージに通気性を有する多孔質部材を介して装着された発
熱手段と、この発熱手段に接触して取付けられ第1のワ
ークを吸着保持する吸着孔が設けられた保持部材と、前
記多孔質部材を貫通して形成され前記吸着孔に連通する
通気孔と、この通気孔と前記多孔質部材との間の通気を
遮断する通気遮断手段と、前記通気孔と連通し第1のワ
ークを吸引保持するための真空吸引を行う吸引手段と、
前記多孔質部材の表面に連通しこの多孔質部材へ気体を
供給する気体供給手段を備えた。
【0007】各請求項記載の発明によれば、ワークを吸
引保持する保持部材と発熱手段の間に介装される断熱用
の多孔質部材に、ワークの吸引孔と連通する通気孔を設
け、かつこの通気孔と多孔質部材との間の通気を遮断す
る通気遮断手段を設けることにより、従来必要であった
断熱材をなくして加熱冷却時の応答性を向上させてサイ
クルタイムを短縮することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態のワー
クの熱圧着装置の正面図、図2(a),(b)は同ワー
クの熱圧着装置の熱圧着ヘッドの断面図、図3(a),
(b),(c)は同ワークの熱圧着装置の熱圧着ヘッド
の平面図、図4は同ワークの熱圧着装置の熱圧着ステー
ジの断面図である。
【0009】まず図1を参照してワークの熱圧着装置の
構造を説明する。図1において、可動テーブル1上には
ステージ2が設けられている。ステージ2には第1のワ
ークである基板4の保持部3が載置されている。保持部
3の周囲にはカバー部材5が配設されている。可動テー
ブル1を駆動することにより、保持部3に保持された基
板4は水平移動する。
【0010】可動テーブル1の上方には、Z軸テーブル
6が配設されており、Z軸テーブル6には昇降ブロック
7が結合されている。昇降ブロック7の下端部には熱圧
着ヘッド8が装着されている。熱圧着ヘッド8の下面に
は、第2のワークである電子部品10が真空吸着されて
おり、熱圧着ヘッド8の周囲はカバー部材9で囲まれて
いる。Z軸テーブル6を駆動することにより、昇降ブロ
ック7は基板4に対し昇降し、熱圧着ヘッド8に真空吸
着された電子部品10は、保持部3上の基板4に対して
下降する。そして、電子部品10を基板4に対して所定
の荷重で押圧しながら電子部品10および基板4を加熱
することにより、電子部品10の半田バンプ10aは基
板4の電極4aに熱圧着により半田接合される。
【0011】次に図2、図3を参照して熱圧着ヘッド8
の構造を説明する。図2(a)は、熱圧着ヘッド8の中
心を幅方向に横断する垂直断面を示しており、また図2
(b)は図2(a)の断面に直交する垂直断面を示すも
のである。図2(a)において、昇降ブロック7の下面
には、断熱材よりなるスペーサ11を介して、多孔質部
材12および発熱手段であるセラミックヒータ13が、
重ね合わされた状態でボルト15により固着されている
(図3(a)に示すボルト15、およびボルト孔30参
照)。多孔質部材12は、セラミック焼結体など、微細
な気孔を無数に有する材質よりなる。セラミックヒータ
13は、供給される電流にほぼ比例した熱を発生するも
のであり、制御手段(図示せず)より設定された加熱パ
ターンに従って供給される電流によって昇温・降温を繰
り返す。
【0012】セラミックヒータ13の下面に接触して、
保持部材である熱圧着ツール14が着脱自在に装着され
ている。多孔質部材12およびセラミックヒータ13の
中央部にはそれぞれ孔部12a,13aが設けられ、ま
た熱圧着ツール14には吸着孔18が設けられている。
孔部12aの内部には、管部材16が挿入されており、
管部材16は2個のOリングよりなるシール部材19a
を介して昇降ブロック7に設けられた吸着孔17と連通
するとともに、孔部13aおよび吸着孔18と連通して
いる。
【0013】吸着孔17に接続された吸引手段としての
真空吸引部21を駆動して真空吸引を行うことにより、
吸引孔17、管部材16、孔部13aを介して吸着孔1
8から真空吸引し(矢印a参照)、電子部品10を真空
吸着して熱圧着ツール14の下面に保持する。したがっ
て、管部材16の内部孔は、多孔質部材12を貫通して
形成され、吸着孔18と連通する通気孔となっている。
またこのとき、管部材16の内部孔と多孔質部材12と
の間の通気は管部材16によって遮断されている。した
がって、管部材16は通気遮断手段となっている。21
aは真空吸引手段のON−0FFを切り換えるためのバ
ルブである。通気遮断手段としては、管部材16以外に
も、孔部12aの内壁を耐熱性の樹脂材料などで封止す
る方法などを用いてもよい。なお、本実施の形態では熱
圧着ツール14をセラミックヒータ13と別個に設けて
いるが、セラミックヒータ13に熱圧着ツール14を兼
務させ、一体物として製作してもよい。この場合には、
発熱手段であるセラミックヒータ13の下面が保持部に
相当する。
【0014】図2(a)において、昇降ブロック7に設
けられた給気孔20の下端は昇降ブロック7の下面の、
多孔質部材12との間の空間Sに開口している。給気孔
20にはガス切換手段である切換弁22を介して気体供
給手段であるエアー供給源23および窒素ガス供給源2
4が接続されている。切換弁22を介してエアーまたは
窒素ガスのいずれかを給気孔20に供給すると(矢印b
参照)、これらの気体は空間S内に充満した後に、多孔
質部材12の微細孔内に入り込む。そして多孔質部材1
2内を横方向に透過してカバー部材9で囲まれた隙間内
に放散され、矢印cで示すように下方に向って流出す
る。このとき、多孔質部材12内を透過する過程で、こ
れらの気体は多孔質部材12やセラミックヒータ13か
ら熱を奪い、多孔質部材12やセラミックヒータ13を
冷却するとともに、熱を吸収して気体自体の温度は上昇
する。
【0015】また、多孔質部材12内を通過する気体に
よってセラミックヒータ13が冷却されるので、セラミ
ックヒータ13の通電を停止または少なくするとセラミ
ックヒータ13の温度は応答性よく降温する。すなわ
ち、多孔質部材12にセラミックヒータ13を取り付
け、多孔質部材12に気体を通過させて冷却する構造と
することにより、従来では困難であった降温時の応答性
向上を実現することができる。
【0016】図3(a)は、図2(a)におけるB−B
断面、すなわち多孔質部材12の下面を示している。ま
た図2(a)は、図3(a)のA−A断面を示すもので
ある。図3(a)のD−D断面は図2(b)に示されて
いる。図2(b)において、多孔質部材12の孔部12
aの両側に設けられた孔部12b内には、管部材25が
挿入されている。管部材25はシール部材19bを介し
て吸引孔26と連通するとともに、セラミックヒータ1
3に設けられた孔部13bと連通している。孔部13b
は、図3(b)に示すようにセラミックヒータ13の下
面に設けられた溝部28に開口している。したがって、
熱圧着ツール14がセラミックヒータ13の下面に接触
した状態で、吸引孔26に接続された真空吸引部22を
駆動すると、熱圧着ツール14はセラミックヒータ13
の下面に真空吸着される。21bはバルブであって、バ
ルブ21bを閉じると熱圧着ツール14をセラミックヒ
ータ13から取り外すことができる。
【0017】図3(a),(b)に示すように、多孔質
部材12にはピン29が下方に向かって立設しており、
その下端部はセラミックヒータ13を貫通して熱圧着ツ
ール14の対角部に当接するようになっている。熱圧着
ツール14の対角端部をピン29に合わせることにより
熱圧着ツール14はセラミックヒータ13に対して位置
決めされる(図3(a)、(c)参照)。
【0018】次に、図4を参照して熱圧着ステージの構
造を説明する。この熱圧着ステージは、形状や寸法は異
なるものの、機能部品の構成に関しては上述の熱圧着ヘ
ッド8とほぼ同様のものである。すなわち、熱圧着ヘッ
ド8は電子部品10を保持・加熱するのに対し、熱圧着
ステージは電子部品10が実装される基板4を保持・加
熱するものである。図4において、ステージ2上には基
板4の保持部3が載置されており、ステージ2の上面に
は断熱材のスペーサ31を介して多孔質部材32および
発熱手段であるセラミックヒータ33が固着されてい
る。
【0019】セラミックヒータ33の上面に接触して、
基板4を保持する保持部材34が装着されている。セラ
ミックヒータ33および多孔質部材32の中央部には、
それぞれ孔部33a,32aが設けられ、また保持部材
34には吸着孔38が設けられている。孔部32aの内
部には、管部材36が挿入されており、管部材36はシ
ール部材19cを介してステージ2に設けられた吸引孔
37と連通するとともに、孔部33aおよび吸着孔38
と連通している。
【0020】吸引孔37に接続された吸引手段としての
真空吸引部21を駆動して真空吸引を行うことにより、
吸引孔37、管部材36、孔部33aを介して吸着孔3
8から真空吸引し、基板4を真空吸着して保持部材34
の上面に保持する。したがって、管部材36の内部孔
は、多孔質部材32を貫通して形成され、吸着孔38と
連通する通気孔となっている。またこのとき、管部材3
6の内部孔と多孔質部材32との間の通気は管部材36
によって遮断されており、管部材36は通気遮断手段と
なっている。21cは真空吸引のON−0FFを切り換
えるバルブである。
【0021】ステージ2に設けられた給気孔40の上端
は、ステージ2の上面の、多孔質部材32の空間S’に
開口している。給気孔40には、切換弁41を介して気
体供給手段であるエアー供給源23および窒素ガス供給
源24が接続されている。切換弁41を介してエアーま
たは窒素ガスのいずれかを給気孔40に供給すると、こ
れらの気体は空間S’内に充満した後に多孔質部材32
の微細孔内に入り込む。そして多孔質部材32内を横方
向に透過して、カバー部材5で囲まれた隙間内に放散さ
れ、矢印dで示すように上方に向って流出する。このと
き、多孔質部材32内を透過する過程で、これらの気体
は多孔質部材32から熱を奪い多孔質部材32を冷却す
るとともに、熱を奪うことにより気体の温度は上昇す
る。
【0022】このワークの熱圧着装置は上記のように構
成され、以下動作について説明する。まず図1におい
て、熱圧着ヘッド8により図外の電子部品の供給部から
電子部品10をピックアップするとともに、基板4を保
持部材3に載置する。このとき、真空吸引部21を駆動
することにより、電子部品10は熱圧着ツールに、基板
4は保持部材34にそれぞれ真空吸着されている。次に
可動テーブル1を駆動して基板4を水平移動させ、基板
4と電子部品10とを位置合せする。
【0023】次いでZ軸テーブル6を駆動して熱圧着ヘ
ッド8を下降させて電子部品10を基板4に当接させ、
電子部品10を所定荷重にて基板4に押圧する。この押
圧動作とともに、セラミックヒータ13,33に通電
し、発熱させてそれぞれ熱圧着ツール14、保持部材3
4を介して電子部品10および基板4を加熱する。これ
により、電子部品10と基板4の電極4aの接合部は加
熱パターンに従って昇温し、所定温度に到達することに
より半田バンプ10aが溶融して熱圧着による半田接合
が行われ、その後所定のパターンに従って冷却されて電
子部品10の基板4への熱圧着が完了する。
【0024】上記の熱圧着動作を反復する過程におい
て、セラミックヒータ13,33から発生する熱によっ
て多孔質部材12,32の温度は次第に上昇する。そこ
で多孔質部材12,32の温度上昇を防止し、この熱が
昇降ブロック7やステージ2に伝わってこれらの部材が
熱変形を生じることのないように、切換弁22,41を
エアー供給源23に切換えて給気孔20,40より空間
S,S’内にエアーを供給する。これによりエアーが多
孔質部材12,32を透過し、多孔質部材12,32は
冷却される。
【0025】また、電子部品10が基板4に当接した
後、温度が上昇して半田が溶融し接合部の半田接合が行
われる過程では、切換弁22,41を窒素ガス供給源2
4に切換えて給気孔20,40を介して窒素ガスを多孔
質部材12,32から放散させる。これにより、窒素ガ
スはカバー部材9,5の内部に充満し、電子部品10と
基板4の半田接合部周囲に低酸素雰囲気が形成され、良
好な半田接合が行われる。
【0026】このとき、多孔質部材12,32と、電子
部品10や基板4をそれぞれ真空吸引する通気口との間
は、管部材16,36によって通気が遮断されているの
で、多孔質部材12,32に気体を供給した状態で吸着
孔18,38から真空吸引することを妨げない。すなわ
ち、電子部品10や基板4を保持した状態で、同時に多
孔質部材12,32に気体を供給し、冷却や低酸素雰囲
気の形成を行うことができる。
【0027】上記説明したように、セラミックヒータ1
3、33を直接多孔質部材12、32に接触させること
により、従来必要であった大きな熱容量の断熱部材を省
略することが可能となり、したがって電子部品10や基
板4の加熱・冷却時の応答性を向上させ、サイクルタイ
ムを短縮するとともに良好な接合品質を確保することが
できる。また、多孔質部材12,32を貫通して、吸引
孔に連通する通気孔を設け、この通気孔と多孔質部材1
2,32との間の通気を遮断することにより、多孔質部
材12,32に冷却用のエアーや低酸素雰囲気形成用の
窒素ガスを供給しながら吸着孔18、38から電子部品
10や基板4を真空吸着することが可能となる。
【0028】なお、本実施の形態では、熱圧着装置に前
記構成の熱圧着ヘッドおよび熱圧着ステージの双方を備
えた例を説明したが、本発明は必ずしも双方を備える熱
圧着装置に限定されるものではなく、いずれか一方のみ
を備えたものであってもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、ワークを吸引保持する
保持部材と発熱手段の間に介装される断熱用の多孔質部
材に、ワークの吸引孔と連通する通気孔を設け、かつこ
の通気孔と多孔質部材との間の通気を遮断する通気遮断
手段を設けるようにしたので、従来必要であった断熱材
をなくして、加熱冷却時の応答性を向上させてサイクル
タイムを短縮するとともに良好な接合品質を確保するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のワークの熱圧着装置の
正面図
【図2】(a)本発明の一実施の形態のワークの熱圧着
装置の熱圧着ヘッドの断面図 (b)本発明の一実施の形態のワークの熱圧着装置の熱
圧着ヘッドの断面図
【図3】(a)本発明の一実施の形態のワークの熱圧着
装置の熱圧着ヘッドの平面図 (b)本発明の一実施の形態のワークの熱圧着装置の熱
圧着ヘッドの平面図 (c)本発明の一実施の形態のワークの熱圧着装置の熱
圧着ヘッドの平面図
【図4】本発明の一実施の形態のワークの熱圧着装置の
熱圧着ステージの断面図
【符号の説明】
2 ステージ 3 保持部 4 基板 5、9 カバー部材 7 昇降ブロック 8 熱圧着ヘッド 12,32 多孔質部材 13,33 セラミックヒータ 14 熱圧着ツール 16、36 管部材 21 真空吸引部 22,41 切換弁 23 エア供給源 24 窒素ガス供給源

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のワークに対して昇降する昇降ブロッ
    クと、この昇降ブロックに通気性を有する多孔質部材を
    介して装着された発熱手段と、この発熱手段に接触して
    取付けられ第2のワークを吸着保持する吸着孔が設けら
    れた保持部材と、前記多孔質部材を貫通して形成され前
    記吸着孔に連通する通気孔と、この通気孔と前記多孔質
    部材との間の通気を遮断する通気遮断手段と、前記通気
    孔と連通し前記第2のワークを吸引保持するための真空
    吸引を行う吸引手段と、前記多孔質部材の表面に連通し
    この多孔質部材へ気体を供給する気体供給手段とを備え
    たことを特徴とするワークの熱圧着装置。
  2. 【請求項2】第1のワークの保持部を載置するステージ
    と、このステージに通気性を有する多孔質部材を介して
    装着された発熱手段と、この発熱手段に接触して取付け
    られワークを吸着保持する吸着孔が設けられた保持部材
    と、前記多孔質部材を貫通して形成され前記吸着孔に連
    通する通気孔と、この通気孔と前記多孔質部材との間の
    通気を遮断する通気遮断手段と、前記通気孔と連通し第
    1のワークを吸引保持するための真空吸引を行う吸引手
    段と、前記多孔質部材の表面に連通しこの多孔質部材へ
    気体を供給する気体供給手段を備えたことを特徴とする
    ワークの熱圧着装置。
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