JP2000008672A - 筒体と止め具の固定構造 - Google Patents

筒体と止め具の固定構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 止め具と筒体を簡単に嵌合させることがで
き、パネルの外側から取り外すことができる筒体と止め
具の固定構造を提供することを課題とする。 【解決手段】 キー部54は三角片24の傾斜面24A
に当接可能な突出高さとなっており、キー部54が傾斜
面24Aのどの部分に当たっても傾斜面24Aに沿って
凸部26へ案内される。そして、キー部54が凸部26
の内側をスムーズに通過し、穴部28を移動する過程で
掛止片52が穴部28の孔縁28Aに掛止される。従っ
て、キャップ36をリテーナ16に嵌合させるときに方
向性を気にせず、リテーナ16にキャップ36を差し込
むだけで掛止片52が穴部28に案内されるので、盲作
業でも簡単に作業が行え、組付け工数も低減できる。ま
た、掛止片54の端部は切欠き14を挿通可能な大きさ
とされているため、ブラケット10の外側からリテーナ
16と共にキャップ36を取り外すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に自動車等の車
両に整備されるフューエルリッドロック装置等に用いら
れる筒体と止め具の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車両に装備されるフュ
ーエルリッドロック装置は、図8に示すように、ケーブ
ル60によって、運転席近くに設けたオープナレバーと
連結されており、レバーを引くとロックピン62がリッ
ド64のロック孔66から外れ、リッド64が図示しな
いバネの力で開放するようになっている(特開平8−9
3295号公報参照)。
【0003】図9〜図11に示すように、このフューエ
ルリッドロック装置の固定構造は、フューエル開口部の
内側に設けられたブラケット70に形成され切欠き82
を有する取付孔72に挿入するリテーナ74と、リテー
ナ74に取付けるロック76で構成されている。リテー
ナ74は、取付孔72に挿入される筒体78とブラケッ
ト70の外面と当接するストッパー80で構成されてい
る。筒体78には軸線方向に沿って切欠き82に挿入可
能な突部84が設けられ、突部84とストッパー80の
間には溝86が構成されている。
【0004】このため、筒体78をブラケット70の外
側(ボディパネル98(図8参照)の外側)から取付孔
72に挿入した後、矢印A方向に回転させると、溝86
が取付孔72の孔縁部と係合し、リテーナ74がブラケ
ット70に固定される。
【0005】また、筒体78の外周面にはスリット部8
8が形成されており、また、奥側にはスリット部88と
連続して係止部89が形成されている。スリット部88
には、図10に示すように、ロック76の外周面から突
設した突起90がブラケット70の内側から挿入され
る。そして、挿入した後、突起90を矢印B方向へ回転
させると、図11に示すように、突起90が係止部89
に係止される。
【0006】このように、リテーナ74にロック76を
取り付ける際、ブラケット70の内側から手を入れて嵌
合させるため、殆どの場合、盲作業で行われる。このた
め、リテーナ74のスリット部88にロック76の突起
90の方向を合わせるのに時間が掛かってしまう。ま
た、ロック76を挿入して回転させる必要があるため、
組付け工数が増えてしまう。
【0007】さらに、突起90は指でつまんで回転させ
る必要があるので突部84から張出しており、切欠き8
2から引き出せない。このため、ブラケット70の外側
からロック76を取り外すことはできない。従って、図
12〜図14に示すように、ブラケット70の内側から
ロック76を取外した後ブラケット70の外側からリテ
ーナ74だけを取り外さなくてはならないため、大変面
倒である。
【0008】また、回転させても、突起90が係止部8
9に係止される感覚がなく、リテーナ74にロック76
が完全に固定されたことが作業者に分かりづらい。この
ため、ロック76が完全に組付けられずに外れてしまう
可能性がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、リテーナ及びロックとしての止め具と筒体を簡単
に嵌合させることができ、パネルの外側から止め具と筒
体を取り外すことができる筒体と止め具の固定構造を提
供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、パネルには円形の取付孔が形成されており、この取
付孔には切欠きが設けられ部分的に拡径している。ま
た、取付孔にはパネルの外側から筒体が挿入されるよう
になっており、筒体には、パネルの外面と当接するスト
ッパーが設けられている。さらに、筒体にはリブが突設
されており、切欠きを挿通可能である。また、このリブ
とストッパーとの間には溝が構成され、パネルの外面と
当接するまで筒体を取付孔に挿入した後、筒体を回転さ
せると、この溝が取付孔の孔縁部と係合するようになっ
ている。
【0011】一方、止め具には外周面から離間する方向
へ掛止片が突出しており、止め具を筒体に嵌合すると筒
体の内周面を弾性変形して通過する。この筒体には穴部
が設けられており、掛止片が穴部に到達したとき掛止片
は復原して穴部の孔縁に掛止されるが、掛止片の端部は
リブから突出しない。
【0012】このため、掛止片も切欠きを挿通可能とな
り、パネルの外側から筒体を回転させ筒体のリブと切欠
きの位置が一致したとき、筒体と共に止め具をパネルの
外側から取り外すことができ、ケーブルが切れた場合等
のメンテナンスが容易である。
【0013】また、掛止片が穴部の孔縁に掛止するとき
にクリック感が得られるため、止め具が筒体に完全に嵌
合されたか否か判断できる。さらに、掛止片を押し戻す
だけで筒体から止め具を簡単に取り外すこともできる。
【0014】請求項2に記載の発明では、筒体には内周
面から凸部が押し出されている。この凸部は切欠きを挿
通可能であり、凸部の内側を止め具の外周面に突設され
たキー部が通過できるようになっている。このキー部は
掛止片より嵌合方向の先端部側に位置している。また、
キー部は止め具を筒体に嵌合するときに筒体の端部に対
向して形成された傾斜面によって凸部へ案内される。そ
して、キー部が凸部の内側を通過していく過程で、掛止
片が穴部に掛止される。
【0015】このため、止め具を筒体に嵌合させるとき
に方向性を気にせず、筒体に止め具を差し込むだけで掛
止片が穴部に案内されるので、盲作業でも簡単に作業が
行え、組付け工数も低減できる。
【0016】
【発明の実施の形態】本形態に係る筒体と止め具の固定
構造が用いられたフューエルリッドロック装置104を
説明する。
【0017】図1〜図3に示すように、自動車のクォー
ターパネル100の一部には、ガソリン給油部102が
凹陥されており、このガソリン給油部102の車体後側
壁部102Aには、ブラケット10が溶着されている。
このブラケット10にはフューエルリッドロック装置1
04が固定されており、フューエルリッドロック装置1
04はリテーナ16とリテーナ16に嵌合するキャップ
36で構成されている。
【0018】また、ブラケット10には円形の取付孔1
2が形成されており、取付孔12には対向して角状の切
欠き14が設けられている。この切欠き14は部分的に
取付穴12を拡径しており、取付孔12には円筒状のリ
テーナ16が挿入できるようになっている。
【0019】このリテーナ16の一端部には外周面から
円形のストッパー18が張り出しており、リテーナ16
を取付孔12に挿入したときにブラケット10の外面と
当接する。このストッパー18からリテーナ16の一端
部に向かって把持用のリブ22が形成されている。
【0020】また、ストッパー18の他端部の外周面に
は対向する三角片24が形成されており、斜面が傾斜面
24Aとされている。この傾斜面24Aには、リテーナ
16にキャップ36を嵌合させたときにキャップ36に
設けられたキー部54が当接し、掛止片54を三角片2
4の谷部に設けられた凸部26へ案内する。
【0021】凸部26は、リテーナ16の内周面から押
し出されており、取付孔12の切欠き14を挿通可能な
大きさとされている。
【0022】さらに、凸部26の天壁26Aはリテーナ
16の中心軸に向かって傾斜しており、奥側の方が肉厚
となっている。このため、リテーナ16にキャップ36
を嵌合するときに後述する掛止片52は最小限の変形量
で凸部26を通過できる。
【0023】また、凸部26とストッパー18の間には
長方形状の穴部28が設けられており、穴部28の外縁
にはリテーナ16の軸方向に沿って周壁30が立設され
ている。この周壁30により穴部28に収納されたキー
部54が保護される。さらに、穴部28の端部にはリブ
33が設けられており、ストッパー18との間にブラケ
ット10の肉厚と略同一の間隙の溝部32を構成してい
る。この溝部32の端部には、図2の平面視にて左側の
周壁30の延長上に係止壁34が形成されている。
【0024】このため、リテーナ16をブラケット10
に固定するときに、リテーナ16を取付孔12に挿入し
リテーナ16を回転させると、取付孔12の孔縁部12
Aがリテーナ16の溝部32と係合し、係止壁34が切
欠き14の孔縁14Aに当接して回転が停止する。ま
た、リブ33の角部は面取りされており、孔縁部12A
が溝部32と係合しやすくなっている。
【0025】一方、円筒状のキャップ36にはラッチベ
ース43が装着され、先端部からロックピン38が突出
している。また、ロックピン38の後端部はケーブル4
0と連結され、このケーブル40がラッチベース43の
中心部に形成された小穴45を貫通している。
【0026】さらに、ロックピン38の後方にはバネ4
2が挿入されており、ロックピン38をブラケット10
側へ付勢している。このため、ケーブル40を引くとバ
ネ42が縮んでロックピン38がロック孔47から外
れ、ケーブル40を離すとバネ42の復原力によってロ
ックピン38が元の位置に押し戻される。なお、リッド
49はロック孔47からロックピン38が外れると図示
しないバネの力で矢印方向へ開放するようになってい
る。
【0027】また、キャップ36の外周面には後端部に
角状の羽部48が突設されており、リテーナ16にキャ
ップ36を嵌合させるときに指を掛けることができるの
で滑らない。
【0028】さらに、キャップ36の先端部には環状の
凹部51が形成されており、Oリング50が装着される
ようになっている。このOリング50が、水密性を確保
し、キャップ36を通じてブラケット10の内側に水分
が流入するのを防いでいる。
【0029】また、キャップ36の中間部には外周面か
ら互いに離間する方向へ長方形状の掛止片52が突出し
ている。この掛止片52はリテーナ16にキャップ36
を嵌合させるときに凸部26の天壁26Aに当接して通
過するようになっており、奥側へ移動するに従って徐々
に弾性変形していく。このため、掛止片52の弾性変形
量は最小限であり、余り負荷が掛からないので、嵌合さ
せるときに掛止片52が破断することはない。
【0030】そして、掛止片52は穴部28に到達した
ときに復原し穴部28の孔縁28Aに掛止される。一
方、周壁30の上面は凸部26に向かって傾斜してお
り、凸部26側はリテーナ16の外周面と略同一となっ
ている。このため、掛止片52が孔縁28Aに掛止され
た状態では掛止片52の端部が凸部26側の周壁30か
ら張り出すようになっている。
【0031】従って、リテーナ16からキャップ36を
取り外す際に、掛止片52を指で押し込み易くなってい
る。また、周壁30のストッパー18側は凸部26と同
一の高さとされており、取付孔12の切欠き14を挿通
可能である。
【0032】さらに、掛止片52より嵌合方向の先端部
側にはキー部54が突出している。このキー部54は三
角片24の傾斜面24Aに当接可能な突出高さとなって
おり、キー部54が傾斜面24Aのどの部分に当たって
も傾斜面24Aに沿って凸部26へ案内される。そし
て、キー部54が凸部26の内側をスムーズに通過し、
穴部28を移動する過程で掛止片52が穴部28の孔縁
28Aに掛止される。
【0033】従って、キャップ36をリテーナ16に嵌
合させるときに方向性を気にせず、リテーナ16にキャ
ップ36を差し込むだけで掛止片52が穴部28に案内
されるので、盲作業でも簡単に作業が行え、組付け工数
も低減できる。
【0034】次に、リテーナ16とキャップ36の取付
方法について説明する。
【0035】図2に示すように、ブラケット10の取付
孔12にリテーナ16を挿入する。このとき、取付孔1
2の切欠き14とリテーナ16の凸部26の位置を一致
させてリテーナ16を挿入する。リテーナ16のストッ
パー18がブラケット10に当接すると、ストッパー1
8のリブ22に指を掛け(図示省略)、リテーナ16を
矢印A方向に回転させる。
【0036】そして、溝32が孔縁部12Aと係合し係
止壁34が孔縁14Aに当接したとき、図3に示すよう
に、リテーナ16がブラケット10に固定されたことが
分かる。
【0037】次に、リテーナ16にキャップ36を嵌合
させる。まず、キャップ36を矢印B方向に向かってリ
テーナ16に挿入させると、キー部54が傾斜面24A
に当接し傾斜面24Aに沿って凸部26へ案内される。
そして、キー部54が凸部26の内側をスムーズに通過
してリテーナ16の穴部28(図2参照)を移動してい
くと、キャップ36の掛止片52が凸部26へ案内され
る。
【0038】さらに、図4に示すように、キャップ36
を嵌め込むと、掛止片52が穴部28(図2参照)の孔
縁28Aに掛止されクリック感が得られ、キャップ36
がリテーナ16に完全に嵌合されたか否か判断できる。
【0039】なお、本形態では、リテーナ16をブラケ
ット10に固定させた後にリテーナ16にキャップ36
を嵌合させたが、ケーブル40に余裕があるときは、先
にリテーナ16とキャップ36を嵌合させた後にリテー
ナ16をブラケット10に固定させてもよい。
【0040】また、穴部28は凸部26とストッパー2
2の間に形成されているが、リテーナ16の同軸上に設
けなくてもよい。但し、この場合、掛止片52とキー部
54の位置も穴部28及び凸部26の位置に合わせて変
わることとなる。
【0041】次に、リテーナ16とキャップ36の取外
し方法について説明する。
【0042】図2及び図5に示すように、ストッパー1
8のリブ22に指を掛けて係止壁34が切欠き14の孔
縁14Aと当接するまでリテーナ16を矢印C方向へ回
転させる。これにより、取付孔12の孔縁部12Aがリ
テーナ16の溝部32から外れ、リテーナ16を矢印D
方向へ引っ張るだけでリテーナ16と共にブラケット1
0からキャップ36を取り外すことができる。
【0043】従って、ケーブル40が切れた場合等のメ
ンテナンスが容易である。また、図6に示すように、キ
ャップ36の掛止片52を指で押す。
【0044】掛止片52の端部が凸部26の天壁26A
より低くなると掛止片52はリテーナ16の穴部28の
孔縁28Aから外れ、掛止状態を解除される。そして、
キャップ36を矢印E方向へ引っ張ると、図7に示すよ
うに、キャップ36はリテーナ16から外れる。このよ
うに、掛止片52を押し戻すだけでリテーナ16からキ
ャップ36を簡単に取り外すことができる。
【0045】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、請求項1
に記載の発明では、掛止片も切欠きを挿通可能となり、
パネルの外側から筒体を回転させ筒体のリブと切欠きの
位置が一致したとき、筒体と共に止め具をパネルの外側
から取り外すことができ、ケーブルが切れた場合等のメ
ンテナンスが容易である。
【0046】また、掛止片が穴部の孔縁に掛止するとき
にクリック感が得られるため、止め具が筒体に完全に嵌
合されたか否か判断できる。さらに、掛止片を押し戻す
だけで筒体から止め具を簡単に取り外すこともできる。
【0047】請求項2に記載の発明では、止め具を筒体
に嵌合させるときに方向性を気にせず、筒体に止め具を
差し込むだけで掛止片が穴部に案内されるので、盲作業
でも簡単に作業が行え、組付け工数も低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本形態に係るリテーナとキャップがブラケット
に固定された状態を示す断面図である。
【図2】本形態に係るリテーナとキャップを示す斜視図
である。
【図3】本形態に係るリテーナとキャップを示す部分断
面図である。
【図4】本形態に係るリテーナとキャップの固定構造を
示す部分断面図である。
【図5】本形態に係るリテーナとキャップの固定構造を
示す部分断面図である。
【図6】本形態に係るリテーナとキャップをブラケット
から取り外した状態を示す部分断面図である。
【図7】本形態に係るリテーナからキャップを取り外し
た状態を示す正面図である。
【図8】従来に係るリテーナとロックがブラケットに固
定された状態を示す断面図である。
【図9】従来に係るリテーナとロックを示す斜視図であ
る。
【図10】従来に係るリテーナとロックの固定構造を示
す部分断面図である。
【図11】従来に係るリテーナとロックの固定構造を示
す斜視図である。
【図12】従来に係るリテーナとロックの固定構造を示
す部分断面図である。
【図13】従来に係るリテーナからロックを取り外した
状態を示す部分断面図である。
【図14】従来に係るリテーナをブラケットから取り外
した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
16 リテーナ(筒体) 24A 傾斜面 26 凸部 28 穴部 33 リブ 36 キャップ(止め具) 52 掛止片 54 キー部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金山 史雄 愛知県安城市今本町4丁目14番4号 株式 会社ヴイテック内 Fターム(参考) 2E204 AA01 BB00 DD13 GG03 3D038 CA04 CA15 CA32 CB01 CC15

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルに形成された円形の取付孔と、前
    記取付孔を部分的に拡径する切欠きと、前記取付孔に挿
    入される筒体と、前記筒体に設けられ前記パネルの外面
    と当接するストッパーと、筒体に嵌合される止め具と、
    を備えた筒体と止め具の固定構造であって、 前記筒体から突設され前記ストッパーとの間に前記取付
    孔の孔縁部と係合する溝を構成し前記切欠きを挿通可能
    なリブと、前記筒体に設けられた穴部と、前記止め具の
    外周面から互いに離間する方向へ突出し、前記止め具を
    筒体に嵌合するときに前記筒体の内周面を弾性変形して
    通過し、前記穴部に到達して復原し穴部の孔縁に掛止さ
    れた状態で端部が前記リブから突出しない掛止片と、を
    有することを特徴とする筒体と止め具の固定構造。
  2. 【請求項2】筒体の内周面から押し出され前記切欠きを
    挿通可能な凸部と、前記止め具の外周面に突設され前記
    掛止片より嵌合方向の先端部側に位置し前記凸部の内側
    を通過するキー部と、前記筒体の端部に対向して形成さ
    れ前記止め具を筒体に嵌合するときに前記キー部を前記
    凸部へ案内する傾斜面と、を有し、 前記キー部が凸部の内側を通過していく過程で、前記掛
    止片を掛止する位置に前記穴部を設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載の筒体と止め具の固定構造。
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