JP2000006653A - 空調用吹出口 - Google Patents

空調用吹出口

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JP2000006653A
JP2000006653A JP17469498A JP17469498A JP2000006653A JP 2000006653 A JP2000006653 A JP 2000006653A JP 17469498 A JP17469498 A JP 17469498A JP 17469498 A JP17469498 A JP 17469498A JP 2000006653 A JP2000006653 A JP 2000006653A
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JP
Japan
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wind direction
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pin
pins
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JP17469498A
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Atsushi Saito
淳 齋藤
Mitsuji Tanaka
美津次 田中
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Aichi Machine Industry Co Ltd
Original Assignee
Aichi Machine Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、風向調整板とリンケージとの
外れを防止し、良好な組付け作業性とともに細かな風向
調整を可能にする構造を提供することである。 【解決手段】ケース本体と、上下もしくは左右に首振り
可能または首振りを固定されたハウジングと、該ハウジ
ング内に取り付けられているルーバーとからなる空調用
吹出口において、該ルーバーは該ハウジング内に複数個
並列され回動可能に支持されている風向調整板と、該風
向調整板を連結するリンケージとからなり、該風向調整
板の後端部には切欠き部が設けられ、該切欠き部の上下
からピンが差し出され、上下の該ピンの先端は該ピンと
該ピンの間隙が背面方向に開くように斜面が形成され、
一方、該リンケージにおいては、該風向調整板の該ピン
に対応する位置にはピン孔を有する突出部を設け、該風
向調整板の後端部の該ピンが該リンケージの該ピン孔に
回動自在に嵌合されていることにより、該風向調整板は
該リンケージを介して横方向に回動することを特徴とす
る空調用吹出口。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として自動車の
室内に設置されている空調用吹出口に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図7〜図9に示すように空
調用吹出口は、ケース本体1と、上下もしくは左右に首
振り可能または首振りを固定されたハウジング2と、該
ハウジング2内に取り付けられているルーバー3とから
なり、該ルーバー3は複数個の並列された風向調整板4
と、該風向調整板4を連結する該リンケージ6とからな
り、各風向調整板4の後端部には切欠き部4aが設けら
れ、該切欠き部4aにシャフト5を設け、一方、該リン
ケージ6においては、該風向調整板4の該シャフト5に
対応する位置には切欠き6bを有するリング状突出部6
aを設け、該風向調整板4の後端部のシャフト5が該リ
ンケージ6の該切欠き6bに回動自在に嵌合されている
ことにより、該風向調整板4は該リンケージ6を介して
横方向に回動するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような空調用吹出
口では、リング状突出部6aの切欠き6bの幅がリング
状突出部6aにシャフト5を容易に嵌合することができ
るような幅に設定されているため、急激にルーバー3を
回動させたり、物を差し込まれると、該リング状突出部
6aの切欠き6bが該シャフト5から外れ易いという問
題点があった。従って、本発明の課題は、風向調整板4
と、リンケージ6との間に高い取付精度が得られ、該風
向調整板4と該リンケージ6が外れにくくする空調用吹
出口を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、ケース本体1と、上下もしくは左右に首振
り可能または首振りを固定されたハウジング2と、該ハ
ウジング2内に取り付けられているルーバー7とからな
る空調用吹出口において、該ルーバー7は該ハウジング
2内に複数個並列され回動可能に支持されている風向調
整板8と、該風向調整板8を連結するリンケージ10と
からなり、該風向調整板8の後端部には切欠き部8aが
設けられ、該切欠き部8aの上下からピン9が差し出さ
れ、上下の該ピン9の先端は該ピン9と該ピン9の間隙
が背面方向に開くように斜面が形成され、一方、該リン
ケージ10においては、該風向調整板8の該ピン9に対
応する位置にはピン孔10bを有する突出部10aを設
け、該風向調整板8の後端部の該ピン9が該リンケージ
10の該ピン孔10bに回動自在に嵌合されていること
により、該風向調整板8は該リンケージ10を介して横
方向に回動することを特徴とする空調用吹出口を提供す
るものである。
【0005】
【作用】本発明の請求項1の空調用吹出口では、風向調
整板8の後端部の切欠き部8aに上下からピン9が差し
出されており、上下の該ピン9の先端は該ピン9と該ピ
ン9の間隙を背面方向に開くように斜面が形成されてお
り、このような斜面のくさび効果によってリンケージ1
0は該上下のピン9,9の間に容易に押し込むことがで
き、該ピン9は該リンケージ10を押し込む際に弾性変
形することにより、該リンケージ10の突出部10aの
ピン孔10bに該ピン9が嵌合する。このとき、リンケ
ージ10の幅は、該ピン9の背面開口部よりも細く設定
し、該ピン9の斜面の角度αは、20度〜60度が望ま
しい。従って、リンケージ10が風向調整板8の上下の
ピン9の間を押し込むことにより、容易に組付けられ、
かつ外れにくく嵌合される。
【0006】本発明の請求項2の空調用吹出口では、該
リンケージ10のピン孔10bに設けられている突出部
10aは先端方向に向かって厚みを縮小するテーパー形
状とされており、該リンケージ10を該風向調整板8の
後端部の切欠き部8aの上下の該ピン9,9の間に押し
込む際、該ピン9,9の斜面と該リンケージ10の突出
部10aのテーパー形状による相乗したくさび効果によ
り、該ピン孔10bと該ピン9とが一層容易に嵌合す
る。このとき、テーパー形状とされている突出部10a
の角度βは、該ピン9の斜面角度αより大きくすること
が望ましい。従って、リンケージ10が風向調整板8の
上下のピン9の間を押し込むことにより、より容易に組
付けられ、かつ外れにくく嵌合される。
【0007】本発明の請求項3の空調用吹出口では、ル
ーバー7がハウジング内に前後一対に配置され、該一対
のルーバー7のうちの一方は垂直方向になるように配置
し、もう一方は水平方向になるように配置されている。
従って、前後一対に配置されたルーバー7が、垂直方向
は左右に回動し、水平方向は上下に回動することによ
り、上下左右方向に風向調整ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を詳
細に説明する。本発明の第1実施例を図1〜図3および
図7に示す。本具体例では、図7に示すようにケース本
体1には上下首振り可能なハウジング2と、該ハウジン
グ2内にルーバー7が取付けられている。該ルーバー7
は複数個の風向調整板8が横方向に回動自在に取付けら
れ、該風向調整板8の後端部には切欠き部8aが設けら
れ、該切欠き部8aの上下からピン9が差し出され、上
下の該ピン9の先端は該ピン9と該ピン9の間隙が背面
方向に開くように斜面が角度αで形成されている。該リ
ンケージ10の突出部10aを上下の該ピン9の間に押
し込み、該リンケージ10の突出部10aのピン孔10
bと該風向調整板8の該ピン9とを嵌合する。
【0009】上記構成の空調用吹出口では、該風向調整
板8の後端部には切欠き部8aが設けられ、該切欠き部
8aの上下からピン9が差し出され、上下の該ピン9の
先端は、該ピン9と該ピン9の間隙が背面方向に開くよ
うに斜面が角度αで形成されている。該リンケージ10
の突出部10aを上下の該ピン9の間に押し込み、該ピ
ン孔10bと該ピン9が嵌合し、各々の該風向調整板8
がリンケージ10を介して、回動することにより、風向
が調整される。
【0010】また、急激にルーバー7を回動させたり、
物を差し込まれても、外風向調整板8の上下の該ピン9
の先端が、該ピン9と該ピン9の間隙が正面方向に狭く
形成されていることにより、上下の該ピン9の先端が、
該リンケージ10の突出部10aのピン孔10bと嵌合
し、該風向調整板8と該リンケージ6が、外れにくくな
っている。
【0011】本発明の第2実施例を図4、図5に示す。
本具体例では、上記構成で、該リンケージ10の該ピン
孔10bが設けられている突出部10aを先端方向に向
かって厚みを縮小するよう角度βでテーパー形状とされ
ている。該リンケージ10の突出部10aを上下の該ピ
ン9の間隙が背面方向に開くように斜面が角度αで形成
されている該ピン9の間に抵抗なく押し込み、該リンケ
ージ10の突出部10aのピン孔10bと該風向調整板
8の該ピン9とを嵌合し、各々の該風向調整板8がリン
ケージ10を介して、回動することにより、風向が調整
される。
【0012】本発明の第3実施例を図6に示す。本実施
例では、上記構成で、該ルーバーは図示していないハウ
ジング内に前後一対に配置され、該一対のルーバー7の
うちの一方は風向調整板8が垂直方向になるように配置
し、もう一方は風向調整板8が水平方向になるように配
置し、前後一対に配置された該ルーバー7の各々の該風
向調整板8がリンケージ10を介して、回動することに
より、風向が調整される。
【0013】
【発明の効果】本発明の空調用吹出口は、風向調整板と
リンケージとが容易に取付けられ、しかも、風向調整板
とリンケージとの間に高い取付精度が得られ、風向調整
板とリンケージが外れにくくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の部分図である。
【図2】図1における部分側面図である。
【図3】図2における部分拡大図
【図4】本発明の第2実施例の部分側面図である。
【図5】図4における部分拡大図である。
【図6】本発明の第3実施例の部分図である。
【図7】空調用吹出口全体図である。
【図8】従来の部分図である。
【図9】従来の部分側面図である。
【符号の説明】
1…ケース本体 2…ハウジング 3,7…ルーバー 4…風向調整板 4a,8a…切欠き部 5…シャフト 6,10…リンケージ 6aリング状突出部 6b…切欠き 9…ピン 10a…突出部 10b…ピン孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース本体と、上下もしくは左右に首振り
    可能または首振りを固定されたハウジングと、該ハウジ
    ング内に取り付けられているルーバーとからなる空調用
    吹出口において、該ルーバーは該ハウジング内に複数個
    並列され回動可能に支持されている風向調整板と、該風
    向調整板を連結するリンケージとからなり、該風向調整
    板の後端部には切欠き部が設けられ、該切欠き部の上下
    からピンが差し出され、上下の該ピンの先端は該ピンと
    該ピンの間隙が背面方向に開くように斜面が形成され、
    一方、該リンケージにおいては、該風向調整板の該ピン
    に対応する位置にはピン孔を有する突出部を設け、該風
    向調整板の後端部の該ピンが該リンケージの該ピン孔に
    回動自在に嵌合されていることにより、該風向調整板は
    該リンケージを介して横方向に回動することを特徴とす
    る空調用吹出口
  2. 【請求項2】該リンケージの該ピン孔が設けられている
    突出部は先端方向に向かって厚みを縮小するテーパー形
    状とされている請求項1の空調用吹出口
  3. 【請求項3】該ルーバーはハウジング内に前後一対に配
    置せられ、該一対のルーバーのうちの一方は垂直方向に
    なるように配置し、もう一方は水平方向になるように配
    置されている請求項1乃至2の空調用吹出口
JP17469498A 1998-06-22 1998-06-22 空調用吹出口 Withdrawn JP2000006653A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100382986C (zh) * 2003-11-04 2008-04-23 小岛压力加工工业株式会社 车辆用空气调节装置
CN113739308A (zh) * 2017-12-15 2021-12-03 斯德龙有限两合公司 通风设备和用于维护通风设备的方法和相关的嵌入单元

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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