JPH056065U - 扉開閉装置 - Google Patents

扉開閉装置

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Publication number
JPH056065U
JPH056065U JP052605U JP5260591U JPH056065U JP H056065 U JPH056065 U JP H056065U JP 052605 U JP052605 U JP 052605U JP 5260591 U JP5260591 U JP 5260591U JP H056065 U JPH056065 U JP H056065U
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JP
Japan
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door
opening
support shaft
bearing
closing mechanism
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Pending
Application number
JP052605U
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English (en)
Inventor
仁 若月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP052605U priority Critical patent/JPH056065U/ja
Publication of JPH056065U publication Critical patent/JPH056065U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 扉を無理開きしても、破損を生じることもな
い扉開閉装置を提供する。 【構成】 操作部開口15で開閉する扉17の開閉機構
16として、扉側壁22に半球形状に突出する支軸24
と操作部側壁20に半球面状の陥没形成された軸受け2
1を設け、支軸24の周囲にU字状細長孔26を穿設し
て舌片27の先端部に支軸24を配置するようにし、支
軸24と軸受け21とを弾発的に嵌合させることで操作
部開口15を塞ぐように扉17を取り付ける。これによ
り扉17を無理開きしようとすると、軸受け21と支軸
24が嵌合する互いの半球面の間に舌片27の弾性に逆
らって脱する力が作用して扉17が操作部開口15部分
から外れる。このため開閉機構16や操作部開口15及
び扉17などが破損してしまうことがない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、空気調和機の操作部などに用いられる扉開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばウインド形空気調和機には外観性能を向上させるために、その操 作スイッチ等が収納された前面パネルの操作部に扉を設け、操作時に扉を開閉す るようにして常時は操作スイッチ等が外部に直接露出しないようにしたものがあ る。以下、扉を開閉可能に設けた扉開閉装置の従来技術を図5及び図6を参照し て説明する。図5(a)は前面パネルの要部正面図で、図5(b)は前面パネル の要部側断面図であり、図6(a)は扉の要部正面図で、図6(b)は扉の要部 側面図である。図において1は前面パネル、2は前面パネル1に形成された操作 スイッチ等が配置される操作部開口、3は操作部開口2の側縁部に形成された操 作部側壁、4は各々の操作部側壁3の下部に突出するように設けられた円柱状の 支軸、5は扉、6は扉側壁、7は扉側壁6の下部に設けられた軸受け部、8は軸 受け部7に180度を超える円弧を持つように穿設された軸受け、9は軸受け部 7に軸受け8の切欠部分に連設し切欠幅が漸増するように形成された切欠きであ る。
【0003】 このような従来のものでは、扉5を前面パネル1に取り付けるに当たって、支 軸4に軸受け部7の切欠き9を嵌入させ、続いて支軸4の直径よりも小さい切欠 幅の切欠き9と軸受け8の連設部分を弾性変形させながら嵌入させる。これによ って支軸4に軸受け8が嵌合されて扉5は開閉可能に軸着され、軸周りに扉5を 上方に回転させることによって操作部開口2を塞ぎ、また扉5を下方に回転させ 操作部開口2の下側堤状縁部に扉5が当接するまで開く。このように扉5の開閉 は形状的に規制される範囲で行うことができる。なお扉5を前面パネル1から取 り外す場合には、左右の支軸4に対し軸受け部7の切欠き9をその切り欠き方向 に、切欠き9と軸受け8の連設部分を弾性変形させながら引き抜くことによって 取り外しを行なうことができる。
【0004】 しかしながら上記の従来技術においては、扉5を誤って可動範囲を超え、それ 以上に無理開きしようとする力が加わると、支軸4もしくは軸受け8、あるいは 他の部位の破損を招いてしまう虞があった。このため可能な範囲で各部の強度を 増すため材厚寸法を大きなものにしたり、材料変更を行ったり、あるいは補強部 材の追加を行ったりなされたが、コスト上昇を招くものの十分な強度を得られる ものではなかった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように、従来のものでは扉に万一無理開きしようとする力が加わると破 損が生じてしまうという欠点がある。このような状況に鑑みて本考案はなされた もので、その目的とするところは無理開きしようとする力が加わっても、破損を 生じることもなく、またコスト上昇を招くことがない扉開閉装置を提供すること にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の扉開閉装置は、操作部開口と、この操作部開口を塞ぐように設けられ た扉と、この扉を操作部開口の縁部に開閉可能とするように取り付ける開閉機構 を備えるものにおいて、開閉機構は、操作部開口の縁部もしくは扉のいずれか一 方に支軸が突出するように形成され、他方に支軸を軸着する軸受けが陥没形成さ れ、かつ支軸と軸受けとは少なくとも片方に先端部にかけて小径となるような回 転傾斜面が形成されていると共に該支軸の周囲に孔が形成され、該支軸と該軸受 けとが弾発的に嵌脱可能に設けられていることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
上記のように構成された扉開閉装置は、扉を開閉する開閉機構として、突出す るように形成された支軸と陥没形成された軸受けとを設け、支軸と軸受けの少な くとも片方に先端部にかけて小径となるような回転傾斜面を形成し、支軸と軸受 けとが弾発的に嵌脱可能に設けられており、扉を開閉の可動範囲を超えて無理開 きしようとすると操作部開口の縁部に扉が当接し、当接した箇所を支点として開 閉機構の回転軸に交差する方向に力が加わり、この力が軸受けと支軸の嵌合する 回転傾斜面に弾性に逆らって脱するように作用し、開閉機構の軸受けと支軸の嵌 合が外れ、扉は操作部開口から外れる。このため開閉機構や操作部開口及び扉な どが破損してしまうことがない。また外れる場合と逆の方向に開閉機構を構成し ていくことで容易に扉を装着することができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。図1はウインド形空気調 和機の斜視図であり、図2は要部を拡大し一部切欠して示す部分断面図であり、 図3(a)は前面パネルの要部正面図で、図3(b)は前面パネルの要部側断面 図であり、図4(a)は扉の要部正面図で、図4(b)は扉の要部側面図である 。図において空気調和機本体11の前面部分には合成樹脂製の前面パネル12が 取着されており、空気調和機本体11の操作部13に設けられた操作スイッチ1 4の操作が前面パネル12に形成された4角形状に開口した操作部開口15を介 して行えるように形成されている。そして前面パネル12の操作部開口15は、 前面側に後述する構成の開閉機構16により上下方向に開閉可能な扉17によっ て常時は塞がれている状態になっている。なお、前面パネル12には冷風の吹出 し口18及び室内空気の吸込み口19が形成されている。
【0009】 さて、前面パネル12への扉17の取り付けは、次記の構成によって行われて いる。すなわち、前面パネル12に開口した操作部開口15の側縁部に形成され た左右の操作部側壁20には、その下部にそれぞれ半球面状に陥没形成された開 閉機構16の片方の構成要素である軸受け21が互いに同一軸を有し半球面を対 向させるようにして形成されている。また扉17は操作部開口15と略同形状の 4角形状をなし、合成樹脂材料を用いて成形して形成されたもので、左右の扉側 壁22の下部に開閉機構16の他方の構成要素である支軸部23が互いに同一軸 を有する配置となるように形成されている。また左右のそれぞれの支軸部23に は根元部分に大径の段部24を設けて外方に半球状に突出させた支軸25が形成 されており、さらに段部24の周囲の扉側壁22をU字状に貫通形成した細長孔 26が設けられている。このU字状の細長孔26を形成することによって支軸部 23の扉側壁22に舌片27が形成され、この舌片27の先端部に段部24を設 けて支軸25が配置されることになる。なお舌片27が形成されることによって 支軸25は左右方向すなわち回転軸方向に弾性を備えるようになる。
【0010】 そしてこのように構成された開閉機構16の各々の構成要素が扉17を前面パ ネル12の操作部開口15を塞ぐように取付ける際に組み合わされ、前面パネル 12の操作部開口15の側縁部に半球面状に陥没形成された軸受け21に、扉1 7の支軸部23の半球状に突出させた支軸24が弾発的に両方の半球面を嵌合さ せるようにして軸着される。これによって扉17は前面パネル12に操作部開口 15を上下方向に開閉可能にしながら塞ぐように取り付けられ、扉17の開閉の 可動範囲は、前面パネル12と略同一平面を形成するようにして操作部開口15 を塞いだ状態から、下方向に開いて操作部開口15の下側堤状縁部に扉17が当 接して動きが規制されるまでの範囲となる。また扉17の左右方向の動きは、軸 受け21と支軸24が弾発的に両方の半球面を嵌合させるようにしているため半 球面の嵌合部分に生じる遊び分だけと少なく、さらに大きな左右方向の力が加わ った場合には、舌片27の有する弾性によって扉17が操作部開口15の側縁部 に当接するまで動くが、力が除かれた後は舌片27の弾性によって戻され、力が 均衡した当初の位置に扉17は保持される。
【0011】 上記のように構成された本実施例によれば、通常の操作スイッチ14を操作す るために扉17を開閉する範囲では軸受け21や支軸24などの開閉機構16に 無理な力が加わるようなことがなく扉17の開閉を行なうことができる。また扉 17を誤って可動範囲を超え、それ以上に無理開きしようとする力が加わった場 合には、先ず操作部開口15の下側堤状縁部に扉17が当接し、次に当接した箇 所を支点として開閉機構16に回転軸に交差する方向に力が加わる。そしてこの 交差する方向の力が軸受け21と支軸24が嵌合する互いの半球面の間に、舌片 27の弾性に逆らって脱するように作用して開閉機構16の軸受け21と支軸2 4の嵌合が外れ、扉17は前面パネル12から外れる。このため開閉機構16の 軸受け21や支軸24、あるいはこれらが形成されている操作部開口15の側縁 部の操作部側壁20や扉17の扉側壁22、さらには扉17などが破損してしま うことがない。また外れた扉17の前面パネル12への装着は開閉機構16の軸 受け21と支軸24を弾発的に両方の半球面を嵌合させることのみで簡単に行な うことができる。さらにまた各部の破損が避けられるので、十分な強度が得れる ように材厚寸法を大きなものにしたり、材料変更を行ったり、あるいは補強部材 の追加を行ったりすることが不要になり、コスト上昇を招くこともない。
【0012】 尚、上記の実施例においては、前面パネル12の操作部側壁19に設けられた 半球面状の軸受け20に、扉16の舌片26に設けられた半球状の支軸23を弾 発的に嵌合させているが、前面パネルに支軸を設け扉に軸受けを設けて嵌合させ るようにしてもよく、舌片の先端部に支軸に替えて軸受けを設けるようにしても よく、また軸受け20や支軸23の形状も半球面状や半球状に限るものではなく 、軸受けと支軸の少なくとも一方の嵌合部分に先端部が小径となるように形成さ れた回転錐面や回転楕円面などの回転傾斜面が形成されていればよく、さらに舌 片を形成する細長孔の形状もU字状に限るものではない等、要旨を逸脱しない範 囲内で本考案は適宜変更して実施し得るものである。
【0013】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案は扉を開閉する開閉機構として、突出 するように形成された支軸と陥没形成された軸受けとを、少なくとも片方に先端 部にかけて小径となるような回転傾斜面を形成し、支軸と軸受けとが弾発的に嵌 脱可能に設ける構成としたことにより、扉に無理開きしようとする力が加わって も破損を生じることもなく嵌脱が容易に行なえ、またコスト上昇を招くことがな い扉開閉装置を提供できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わるウインド形空気調和機の斜視図
である。
【図2】本考案の一実施例の要部を拡大し一部切欠して
示す部分断面図である。
【図3】本考案の一実施例の前面パネルの要部を示す図
で、図3(a)は要部正面図であり、図3(b)は図3
(a)のA−A矢視方向断面を示す要部側断面図であ
る。
【図4】本考案の一実施例の扉の要部を示す図で、図4
(a)は要部正面図であり、図4(b)は図4(a)の
B矢方向視を示す要部側面図である。
【図5】従来例の前面パネルの要部を示す図で、図5
(a)は要部正面図であり、図5(b)は図5(a)の
C−C矢視方向断面を示す要部側断面図である。
【図6】従来例の扉の要部を示す図で、図6(a)は要
部正面図であり、図6(b)は図6(a)のD矢方向視
を示す要部側面図である。
【符号の説明】
12…前面パネル 15…操作部開口 16…開閉機構 17…扉 20…操作部側壁 21…軸受け 22…扉側壁 23…支軸部 24…支軸 26…細長孔 27…舌片

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 操作部開口と、この操作部開口を塞ぐよ
    うに設けられた扉と、この扉を前記操作部開口の縁部に
    開閉可能とするように取り付ける開閉機構を備えるもの
    において、前記開閉機構は、前記操作部開口の縁部もし
    くは前記扉のいずれか一方に支軸が突出するように形成
    され、他方に前記支軸を軸着する軸受けが陥没形成さ
    れ、かつ前記支軸と前記軸受けとは少なくとも片方に先
    端部にかけて小径となるような回転傾斜面が形成されて
    いると共に該支軸の周囲に孔が形成され、該支軸と該軸
    受けとが弾発的に嵌脱可能に設けられていることを特徴
    とする扉開閉装置。
JP052605U 1991-07-09 1991-07-09 扉開閉装置 Pending JPH056065U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP052605U JPH056065U (ja) 1991-07-09 1991-07-09 扉開閉装置

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JP052605U JPH056065U (ja) 1991-07-09 1991-07-09 扉開閉装置

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JPH056065U true JPH056065U (ja) 1993-01-29

Family

ID=12919425

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JP052605U Pending JPH056065U (ja) 1991-07-09 1991-07-09 扉開閉装置

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JP (1) JPH056065U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54139798U (ja) * 1978-03-07 1979-09-28
JPS59168299U (ja) * 1983-04-27 1984-11-10 加藤 治子 低脚浮かし型アイロン台
JP2005130678A (ja) * 2003-10-27 2005-05-19 Sanyo Electric Co Ltd 充電器

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