JPH0720535Y2 - 貯蔵庫の扉装置 - Google Patents

貯蔵庫の扉装置

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JPH0720535Y2
JPH0720535Y2 JP2588089U JP2588089U JPH0720535Y2 JP H0720535 Y2 JPH0720535 Y2 JP H0720535Y2 JP 2588089 U JP2588089 U JP 2588089U JP 2588089 U JP2588089 U JP 2588089U JP H0720535 Y2 JPH0720535 Y2 JP H0720535Y2
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JP
Japan
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door
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door device
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Expired - Lifetime
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JP2588089U
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JPH02116680U (ja
Inventor
正 淵上
明夫 小林
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、貯蔵庫本体に合成樹脂製の回動扉を設けてな
る貯蔵庫の扉装置に関する。
(ロ)従来の技術 本考案に先行する実公昭61−4228号公報に記載された従
来の貯蔵庫の扉装置では、貯蔵庫本体に、ヒンジ支軸等
よりなる専用のヒンジ装置を設けると共に、このヒンジ
装置に係合する透孔部を回動扉に設けている。
しかしながらこの種従来の貯蔵庫の扉装置では、ヒンジ
支軸等を専用に設けた分だけ部品点数及び組立作業工数
のアップする欠点、回動扉の開放操作等の衝撃によって
扉装置が破損してしまう等の欠点がある。
(ハ)考案が解決しようとする課題 本考案は前述の欠点を解消し、破損の危惧の生じない貯
蔵庫の扉装置を簡単な構造で提供するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、貯蔵庫本体の上部に合成樹脂製の回動扉を設
け、この回動扉の一側部に内側に曲成した折曲縁部を形
成し、この折曲縁部の両端部にそれぞれヒンジシャフト
を一体成形してなるものであって、 前記折曲縁部に、前記ヒンジシャフトのそれぞれの近傍
で、スリットを形成すると共に、両スリット間の折曲縁
部に、前記貯蔵庫本体に当接する当接部を設け、この当
接部にて前記回動扉の所定角度以上の開放を阻止してな
るものである。
(ホ)作用 本考案によれば、回動扉を開放操作すると、この回動扉
は、その当接部にて貯蔵庫本体に当接して所定角度以上
の開放が阻止されるようになる。開放阻止の衝撃力が前
記当接部に作用しても、この当接部は両側のスリットに
て折曲縁部他部分から分離して弾力性がアップされてい
るため、この弾力性によって前記衝撃力は緩衝されヒン
ジシャフトに緩く作用するようになり、従って、ヒンジ
シャフト等よりなる扉装置の破損が防止されるようにな
る。また、ヒンジシャフトは回動扉に一体形成され専用
部品として個別に設けることが不要となり、従って、前
記ヒンジシャフトの分だけ、扉装置は部品点数及び組立
作業工数の少ないものになる。
(ヘ)実施例 次に本考案の一実施例について説明する。
第1図において、(1)は貯蔵庫本体で、具体的には、
冷蔵庫或いは冷蔵ショーケースの本体である。貯蔵庫本
体(1)は、機械室形成部(2)を有して圧縮機、凝縮
器、膨張弁及びドレイン蒸発皿(いずれも図示しない)
等を収納している。(3)は貯蔵庫本体(1)の上部に
設けた合成樹脂製の回動扉で、貯蔵室(4)(後記す
る)の上面開口を閉塞する。
第2図、第3図において、(5)は回動扉(3)の一側
部に設けた折曲縁部で、上面部(6)に対して略直角に
曲成されている。(7)(8)は折曲縁部(5)の両端
部(9)(10)にそれぞれ一体成形したヒンジシャフト
で、両端部(9)(10)を貯蔵庫本体(1)の両側壁
(11)(12)と平行に延設し、この両端部(9)(10)
に突出形成してある。ヒンジシャフト(7)(8)は後
述するように先細り状にテーパー形成され、前記両側壁
(11)(12)に開設したヒンジ孔(13)(14)に遊嵌し
ている。(15)(16)は折曲縁部(5)に設けたスリッ
トで、前記ヒンジシャフト(7)(8)のそれぞれの近
傍に形成されている。(17)は両スリット(15)(16)
間の折曲縁部で、折曲縁部他部分(18)(19)よりも段
差分(C)だけ突出した当接部(20)を有している。当
接部(20)は、回動扉(3)が開放操作されると貯蔵庫
本体(1)の湾曲壁(21)に沿って回動し、回動扉
(3)が最大に開放された所定角度位置で垂直壁(22)
に当接しストッパーとして機能する。(23)は湾曲壁
(21)に開設した小孔で、回動扉(3)の開放時、回動
扉表面の結露流下水を湾曲壁(21)を介して受け入れこ
の小孔(23)を通してドレン蒸発皿に案内すべく機能す
る。
前記貯蔵庫の扉装置では、回動扉(3)の開放操作時に
おいても、回動扉(3)は第4図に示すようにその当接
部(20)にて貯蔵庫本体(1)に当接して所定角度以上
の開放が阻止され、開放阻止の衝撃力が当接部(20)に
作用しても、この当接部(20)は両側のスリット(15)
(16)にて折曲縁部他部品(18)(19)から分離して弾
力性がアップされているため、この弾力性によって折曲
縁部(17)が第5図に示すように大きく変形し、前記衝
撃力が緩衝されヒンジシャフト(7)(8)に緩く作用
するようになり、従って、ヒンジシャフト(7)(8)
等よりなる扉装置の破損が防止されるようになる。皿に
大きい扉開放操作力がヒンジシャフト(7)(8)に作
用した場合には、第6図に示すように、この操作力に対
する反力がヒンジシャフト(7)(8)のテーパー面
(7a)(8a)に作用し、このヒンジシャフト(7)
(8)更には折曲縁部他部分(18)(19)は矢印E方向
に撓むことにより、回動扉(3)はヒンジ孔(13)(1
4)から離脱して破損が防止されると共に、貯蔵庫本体
(1)は過剰扉開放操作力による転倒が防止されるよう
になる。
(ト)考案の効果 本考案は以上のように構成したから、回動扉の当接部に
衝撃力が作用した場合にも、この当接部は両側のスリッ
トにて折曲縁部他部分から分離して弾力性がアップされ
ているため、この弾性力により前記衝撃力は緩衝されヒ
ンジシャフトに緩く作用するようになり、 また、ヒンジシャフトを回動扉に一体成形した分だけ、
この回動扉は部品点数及び組立作業工数の少ないものに
なり、 従って、破損の危惧の生じない貯蔵庫の扉装置を簡単な
構造で提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の一実施例を示し、第1図は
斜視図、第2図は分解斜視図、第3図は第1図における
I−I線断面図、第4図は回動扉を開放した状態の動作
説明図、第5図は回動扉を開放操作する過程の動作説明
図、第6図は回動扉を過剰開放操作した状態の動作説明
図である。 (1)……貯蔵庫本体、(3)……回動扉、(5)……
折曲縁部、(7)(8)……ヒンジシャフト、(15)
(16)……スリット、(20)……当接部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一側部に折曲縁部を有した合成樹脂製の回
    動扉を貯蔵庫本体上部に回動可能に枢支した貯蔵庫の扉
    装置において、前記折曲縁部の両端部に一体成形された
    ヒンジシャフトと、前記折曲縁部の前記両ヒンジシャフ
    トの近傍に位置する部分にそれぞれ設けられたスリット
    と、両スリット間に位置する折曲縁部に設けられ回動扉
    を開放したときに前記貯蔵庫本体上部に当接する当接部
    とを備えたことを特徴とする貯蔵庫の扉装置。
JP2588089U 1989-03-07 1989-03-07 貯蔵庫の扉装置 Expired - Lifetime JPH0720535Y2 (ja)

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JP2588089U JPH0720535Y2 (ja) 1989-03-07 1989-03-07 貯蔵庫の扉装置

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JP2588089U JPH0720535Y2 (ja) 1989-03-07 1989-03-07 貯蔵庫の扉装置

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JPH02116680U JPH02116680U (ja) 1990-09-18
JPH0720535Y2 true JPH0720535Y2 (ja) 1995-05-15

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ID=31247008

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JP2588089U Expired - Lifetime JPH0720535Y2 (ja) 1989-03-07 1989-03-07 貯蔵庫の扉装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5460817B1 (ja) * 2012-10-26 2014-04-02 三菱電機エンジニアリング株式会社 保存庫及び冷蔵庫
JP2015139599A (ja) * 2014-01-29 2015-08-03 ハイアールアジア株式会社 開閉構造、開閉構造を備える部品、および当該部品を備える洗濯機
JP7112968B2 (ja) * 2019-01-10 2022-08-04 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫

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JPH02116680U (ja) 1990-09-18

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