JPH0119000Y2 - - Google Patents

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JPH0119000Y2
JPH0119000Y2 JP557581U JP557581U JPH0119000Y2 JP H0119000 Y2 JPH0119000 Y2 JP H0119000Y2 JP 557581 U JP557581 U JP 557581U JP 557581 U JP557581 U JP 557581U JP H0119000 Y2 JPH0119000 Y2 JP H0119000Y2
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JP
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damper
ventilation window
ventilation
opening
dampers
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JP557581U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は換気用ダクトの室内への開口端に取
付けた換気グリルに換気量調節装置を設けて成る
可変換気窓に関するものである。
従来、この種の装置と類似した装置として例え
ば実公昭53−32890号公報に示されたものがある。
これは四路切換装置に関するものであり、4つの
弁口および4つの締切部を有する弁箱内に弁板を
弁軸を中心に回動するよう設け、前記締切部に弁
板の弁端部の回動軌跡に対して迎え角を有する摺
動面を設けると共に弁板の弁端部を弾性的摺動部
材とし、弁板により対角位置の2つの締切部を弾
性的に締切り、かつ弁板を駆動装置により駆動し
て通風路の四路切換を行うものであり、これによ
り弁板と各締切部との衝突音をなくし、かつ弁板
と各締切部とのシールを弁板に回転トルクを与え
ることなく行うものである。
しかるに、上記した従来装置においては、切換
の際の騒音防止のために弁板の先端部に弁板とは
別部材である弾性部材を設けると共に、弁板の駆
動にも特別な駆動装置を設けており、構成が複雑
で高価になつた。この考案は上記した従来の欠点
を除去しようとするものであり、以下この考案の
換気窓の一実施例について説明する。
すなわち第1〜第3図において1は天井面Aに
先端開口を臨ませた天井裏等に配設の換気ダク
ト、2はこのダクトの上記先端開口に接続される
筒状のダクト接続部、3はこのダクト接続部の開
口部内壁面であつてかつ摩擦係止面であり、相対
向するように平行に形成されている。4はダクト
接続部2の開口部における両係止面3,3の中央
部間に張架された支柱、5,6はこの支柱4の両
側縁にそれぞれヒンジ部7を介して連結されたダ
ンパーで、この各ダンパーの各両側端面5a,6
aは常に上記それぞれの係止面3に接触した摩擦
摺動状態で回動されるようにその幅が選定されて
いる。5b,6bは上記各ダンパー5,6の回動
自由端部に付設された当該各ダンパーの回動操作
用つまみ、8は上記ダクト接続部2の開口を覆う
換気グリル、9はこのグリル8を着脱自在に嵌挿
したダクト接続部2の取付け鍔を示す。
第2図は上記のように構成された本案の可変換
気窓を、天井裏に配設した換気ダクトの室内天井
面への先端開口に取付けた状態を示す断面図であ
るが、この全閉状態にある各ダンパー5,6を全
開して換気風量を最大値にするには図示実線位置
に係止されている各ダンパー5,6をそのそれぞ
れのつまみ5b,6bを摘んで各係止面3,3と
の摩擦力に抗して図示鎖線の位置に回動する。
然るときは各ダンパー5,6の幅は上記両係止
面3,3間の間隔と同じように設定しているので
その各端面5a,6aは当該係止面3との摩擦力
でその位置に固定され全閉状態での換気が行われ
る。
また第4図および第5図はこの考案の換気窓に
使用されるダクト接続部の他の実施例を示すもの
で、第2、第3図のものと同一個所は同一符号で
示しているがこの実施例の場合は上記各ダンパー
5,6の自由端部に付加された第2、第3図の回
動操作用つまみ5b,6bを排し、これと均等の
作用を各ダンパー5,6の自由端部の先端縁部に
形成した切欠き5c,6cによつて達成させるよ
うにしている点で相違するものであり、さらに場
合によつては第5図に示すように一方のダンパー
6のみの回動により換気風量を所望に応じて調節
することももちろん可能である。
この考案の可変換気窓は以上のように本考案は
ダクト接続部の開口部に張架した支柱の両縁にこ
の支柱を支点として開閉するダンパーを設け、か
つこのダンパー自体の両側面をダクト接続部の開
口内壁面と摺動接触して各ダンパーを摩擦係止さ
せる構成としているから、内装ダンパーの所定位
置への回動により所定の換気量が得られるはもち
ろん、ダンパーにダクト接続口の開口内壁面と接
触する弾性部材等の複雑な係止装置、騒音防止の
ための弾性体およびモータなどの駆動装置などを
設ける必要がなく、構成簡単で安価にすることが
できる。
さらに各ダンパーはその自由端の先端部につま
みあるいは切欠きを設ければ、より簡単にダンパ
ーを所望位置に回動させることができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案可変換気窓を示す斜視図、第2図
は本案換気窓を天井面に取付けた状態を示す断面
図、第3図はその時のダクト接続部の平面図、第
4図はダクト接続部の他の実施例を示す平面図、
第5図はダンパーとその係止面との関係を一部断
面で示す拡大斜視図である。 なお図中2はダクト接続部、3はその開口部内
壁面に設けた摩擦係止面、4は開口部中央の支
柱、5,6は換気風量調節用ダンパー、5a,6
aは各ダンパーの両側端面、5b,6bは回動操
作用つまみ、5c,6cは回動操作用切欠き、7
はヒンジ部7を示す。その他図中同一符号は同一
部分を示すものである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 筒状のダクト接続部2の開口の中央に張架し
    た支柱4の両側縁に、それぞれ上記支柱に支持
    されたヒンジ部7を介して左右一対のダンパー
    5,6を開閉自在に設けると共に、上記各ダン
    パー5,6の両側端面5a,6a自体を、上記
    支柱4の両側における上記開口の内壁面と摺動
    接触して各ダンパー5,6を摩擦係止させる構
    成にしたことを特徴とする可変換気窓。 (2) 前記各ダンパー5,6の回動自由端部にはそ
    の回動操作用つまみ5b,6bまたは切欠き5
    c,6cを付設したことを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項に記載の可変換気窓。
JP557581U 1981-01-19 1981-01-19 Expired JPH0119000Y2 (ja)

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JP557581U JPH0119000Y2 (ja) 1981-01-19 1981-01-19

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JP557581U JPH0119000Y2 (ja) 1981-01-19 1981-01-19

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JPS57119237U JPS57119237U (ja) 1982-07-24
JPH0119000Y2 true JPH0119000Y2 (ja) 1989-06-02

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JP7381049B2 (ja) * 2019-06-17 2023-11-15 株式会社マーベックス 換気口装置

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JPS57119237U (ja) 1982-07-24

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