JP2000005721A - 廃棄物の処理方法及びその装置 - Google Patents

廃棄物の処理方法及びその装置

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JP2000005721A
JP2000005721A JP10172885A JP17288598A JP2000005721A JP 2000005721 A JP2000005721 A JP 2000005721A JP 10172885 A JP10172885 A JP 10172885A JP 17288598 A JP17288598 A JP 17288598A JP 2000005721 A JP2000005721 A JP 2000005721A
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JP
Japan
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waste
wastes
fly ash
biaxial
paddles
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JP10172885A
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Inventor
Takanori Fukushima
恭徳 福島
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MUTSUMI KK
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MUTSUMI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フライアッシュその他を有効に二次利用する
ことができる廃棄物の処理方法及びその装置を提供しよ
うとするもの。 【解決手段】 この廃棄物の処理方法は、フライアッシ
ュなどの廃棄物に水、硬化剤を混ぜて混練し埋立材とし
て利用するようにし、この廃棄物の処理装置は、二軸の
パドル1が互いに外側から中央側に向けて回転し、供給
されたフライアッシュなどの廃棄物を二軸の中央側から
下方へと押し込んでいく方式であり、前記廃棄物に水、
硬化剤を混ぜ圧縮、開放を繰り返して混練するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フライアッシュ
その他の廃棄物の処理方法及びその装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、電力会社から粒度のばらつい
たフライアッシュ(灰)が廃棄物として排出される。ま
た鉄鋼メーカーの炉からは鉱さいが、その他に煤や集塵
機により集めた塵などが廃棄物として排出される。
【0003】しかし、これらのフライアッシュその他の
廃棄物は二次利用として特に使い道がなく、如何に処理
したらよいかという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、フ
ライアッシュその他を有効に二次利用することができる
廃棄物の処理方法及びその装置を提供しようとするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】 この発明の廃棄物の
処理方法では、フライアッシュなどの廃棄物に水、硬化
剤を混ぜて混練し埋立材として利用するようにしたこと
を特徴とする。
【0006】なおこの明細書では、フライアッシュその
他の粉体、粒体、塵及びこれらに関連する形態のものを
全て廃棄物と総称する。
【0007】この廃棄物の処理方法によると、フライア
ッシュなどの廃棄物に水、硬化剤を混ぜて混練すること
により埋立材として利用することができる。
【0008】前記硬化剤としてセメントを用いることが
できる。 この廃棄物の処理装置は、二軸のパドルが互いに外
側から中央側に向けて回転し、供給されたフライアッシ
ュなどの廃棄物を二軸の中央側から下方へと押し込んで
いく方式であり、前記廃棄物に水、硬化剤を混ぜ圧縮、
開放を繰り返して混練することを特徴とする。
【0009】この廃棄物の処理装置は前記の廃棄物の処
理方法の実施に際して好適に使用できるものであり、廃
棄物を二軸の中央側から下方へと押し込んでいく方式と
しており、二軸のパドル同士で圧縮と剪断をかけること
ができ、したがって、二軸のパドルが互いに中央側から
外側に向けて回転して廃棄物を二軸の外側から下方へと
押し込んでいく方式よりも、練り能力に優れ混練状態を
均一にすることができる。
【0010】二軸のパドル同士の圧縮力を高めるための
凸部をパドルに設けることもできる。また、パドルを回
転軸に直に設けることもできる。このように構成する
と、パドルを軸に付けたアームに設けるよりもパドルの
角度の調整がしやすい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。 (実施形態1)この実施形態の廃棄物の処理方法は、フ
ライアッシュその他の粉体、粒体、塵及びこれらに関連
する形態のものなどの廃棄物に水、硬化剤を混ぜて混練
し埋立材として利用するようにしている。
【0012】廃棄物として例えば、電力会社から排出さ
れる粒度のばらついたフライアッシュ(灰)、鉄鋼メー
カーから排出される鉱さい、その他煤や集塵機により集
めた塵、地下鉄で出る泥土などがある。埋立材として例
えば、岸壁や埋め立て地等に利用することができる。前
記硬化剤として例えば、セメントを用いることができ
る。
【0013】図1乃至図4に示すように、この廃棄物の
処理装置は、二軸のパドル1が互いに外側から中央側に
向けて回転する。
【0014】具体的にはケーシング2に、中空四角柱の
二軸の回転軸3たるシャフトが通されている。そして図
4に示すように、左右対象の扇型としたパドル1は、シ
ャフトに直角の面に対して角度θを約30度前後傾斜さ
せ、螺旋状に配置して通しボルト4(一部省略)により
取付けられている。なおシャフトは実施形態ではこの四
角形だが、六角形や八角形にしてもよい。パドル1は回
転軸3に直に設けており、パドル1を軸に付けたアーム
5(図5参照)に設けるよりもパドル1の角度θの調整
が容易である。通りボルト4を緩めるだけで調整可能だ
からである。
【0015】電動機6からの駆動力はチェーン7により
二軸のうち先ず一方のシャフトに伝わり、シャフトの先
端部のギア8の回転が他方のシャフトに伝達される。電
動機6はインバーター制御によって回転数を可変可能と
し、また装置後部の下方にヒンジを設け勾配可変構造と
している。
【0016】ケーシング2は、材料投入部9と混練部10
と排出部11とを有する。粉体などの廃棄物はそのままで
は体積が大きく水と混ぜるとその体積が減少するので、
材料投入部9はパドル1相互間のピッチを広げ、体積の
大なる原料廃棄物を受け入れ易い構造としている。混練
部10はパドル1相互間のピッチを狭くし、圧縮・せん断
効果を上げられるようにしている。排出部11は、投入部
9においてある程度練られた材料を排出部11へ送り易く
するためパドル1相互間のピッチを広めとしている。
【0017】パドル1のピッチは材料投入部9と混練部
10と排出部11で緩急緩とし、水の先行を防止すると共に
非混練製品ができないように装置本体に勾配を設け、練
り時間が調整できる構造としている。投入部9と混練部
10には蓋12たる押さえ板を設け、パドル1とケーシング
2、蓋12との間でも圧縮・せん断効果を上げられるよう
にしている。
【0018】パドル1の角度θやパドル1同士の重なり
代の設定で、混練物の進行やスピードの調整をすること
ができる。パドル1の角度θをより寝させると混練物は
速く進み、パドル1の角度θをより立たせると混練物は
ゆっくり進んで練りがよくなる。材料投入部9と排出部
11ではパドル1の角度θを寝かせ気味に、混練部10では
パドル1の角度θを立たせ気味にしている。またパドル
1同士は重なり代を大きくすると、圧縮をより強くかけ
ることができる。
【0019】次にこの実施形態の廃棄物の処理方法及び
その装置の使用状態を説明する。この廃棄物の処理方法
は、供給されたフライアッシュなどの廃棄物を二軸の中
央側から下方へと押し込んでいく方式である。そして、
前記廃棄物に水、硬化剤を混ぜ圧縮、開放を繰り返して
混練する。
【0020】この廃棄物の処理方法によると、フライア
ッシュなどの廃棄物に水、硬化剤を混ぜて混練すること
により埋立材として利用することができる。よって、フ
ライアッシュその他を有効に二次利用することができる
という利点がある。
【0021】この廃棄物の処理装置は前記の廃棄物の処
理方法の実施に際して好適に使用できるものであり、廃
棄物を二軸の中央側から下方へと連続的に押し込んでい
く方式としており、二軸のパドル1同士で連続的に圧縮
と剪断をかけることができる。
【0022】したがって、二軸のパドル1が互いに中央
側から外側に向けて回転して廃棄物を二軸の外側から下
方へと押し込んでいく方式よりも、練り能力に優れ混練
状態を均一にすることができ、品質の安定した混練品を
連続して生産することができるという利点がある。また
粉体その他と水を混練する工業機械としても、利用範囲
が広いという意義がある。 (実施形態2)次に、実施形態2を実施形態1との相違
点を中心に説明する。
【0023】図6に示すように、二軸のパドル1同士の
圧縮力を高めるための凸部13をパドル1に設けている。
この構造によると、混練物が凸部13の存在により逃げに
くいので、上記実施形態のものよりも廃棄物等に対して
混練時に強い圧縮をかけることができるという利点があ
る。
【0024】
【発明の効果】この発明は上述のような構成であり、次
の効果を有する。
【0025】フライアッシュなどを埋立材として利用す
ることができるので、フライアッシュその他を有効に二
次利用することができる廃棄物の処理方法及びその装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の廃棄物の処理方法及びその装置の実
施形態1を説明する正面図。
【図2】図1の廃棄物の処理装置を説明する側面図。
【図3】図1の廃棄物の処理装置の III−III 線の構造
を説明する矢視図。
【図4】図1の廃棄物の処理装置の一部を拡大して説明
する斜視図。
【図5】図3の廃棄物の処理装置の他の実施形態の説明
図。
【図6】この発明の廃棄物の処理方法及びその装置の実
施形態2を説明するための斜視図。
【符号の説明】
1 パドル 3 回転軸 13 凸部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フライアッシュなどの廃棄物に水、硬化
    剤を混ぜて混練し埋立材として利用するようにしたこと
    を特徴とする廃棄物の処理方法。
  2. 【請求項2】 前記硬化剤としてセメントを用いた請求
    項1記載の廃棄物の処理方法。
  3. 【請求項3】 二軸のパドルが互いに外側から中央側に
    向けて回転し、供給されたフライアッシュなどの廃棄物
    を二軸の中央側から下方へと押し込んでいく方式であ
    り、前記廃棄物に水、硬化剤を混ぜ圧縮、開放を繰り返
    して混練することを特徴とする廃棄物の処理装置。
  4. 【請求項4】 二軸のパドル同士の圧縮力を高めるため
    の凸部をパドルに設けた請求項3記載の廃棄物の処理装
    置。
  5. 【請求項5】 パドルを回転軸に直に設けた請求項3又
    は4記載の廃棄物の処理装置。
JP10172885A 1998-06-19 1998-06-19 廃棄物の処理方法及びその装置 Pending JP2000005721A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100749344B1 (ko) * 2006-10-19 2007-08-29 주식회사 그린스코 쓰레기 소각로의 비산재 오니화 처리용 믹서
CN111185456A (zh) * 2020-02-09 2020-05-22 深圳市泰美瑞环保科技有限公司 一种飞灰螯合物稳定化填埋方法

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