JP2001038396A - 泥土固化処理装置 - Google Patents

泥土固化処理装置

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JP2001038396A
JP2001038396A JP11221348A JP22134899A JP2001038396A JP 2001038396 A JP2001038396 A JP 2001038396A JP 11221348 A JP11221348 A JP 11221348A JP 22134899 A JP22134899 A JP 22134899A JP 2001038396 A JP2001038396 A JP 2001038396A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転ドラムの径を従来の技術より小さくして
も泥土を十分に破砕して固化材と効果的に混合すること
ができる固化処理装置を提供する。 【解決手段】 泥土と固化材とを掻き上げ翼7a,7b
で上昇、落下させ内部で混合、固化して固化泥土を生成
する回転ドラム10を備えた泥土固化処理装置におい
て、回転駆動装置19bで駆動される回転軸19aに独
立した多数の撹拌羽根19dを固着した撹拌機19を、
泥土と固化材を撹拌羽根19dで巻き込んで剪断破砕し
ながら撹拌混合し得るように複数個並列させて、多軸撹
拌機18を構成し、その前端部を前部固定板1bから突
出させるように回転ドラム10内に設置し、土砂取り込
み部19fを有し多軸撹拌機18における固化泥土の搬
出側を収容するケーシング19eを設けて、土砂取り込
み部19fから取り込んだ固化泥土を撹拌羽根19dで
回転ドラム10外に搬出し得るように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、推進工
事、シールド工事、基礎工事、浚渫工事等の建設工事で
発生する泥土を固化材と混合して固化する泥土固化処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】縦穴掘削機等による基礎工事、管推進機
による推進工事、シールド工事、浚渫工事等の建設工事
で発生する軟弱な泥土は、建設汚泥と呼ばれ、産業廃棄
物として脱水処理した後、最終処分地に埋立て処分され
ている。この建設汚泥と呼ばれる泥土は、微粒子分を多
く含む含水比の高い泥水状や塑性状の土砂であり、一般
の建設残土とは異なり、有害物質の有無にかかわりなく
産業廃棄物として取り扱われて、所定の最終処分地で処
分するように定められている。しかしながら、最近は、
産業廃棄物の最終処分地の立地難が深刻化し、こうした
ことを背景にして建設副産物のリサイクルの促進が要請
されている。こうした要請から、これまで利用価値のな
かった泥土について、施工業者自らが泥土の発生現場や
その近辺で固化材(脱水処理剤等)を混合して改質処理
を施すことにより、これを強度の高い一般建設残土と同
等の土砂に改質して利用価値を創出し、改質処理現場か
ら再利用先へと直接搬送して、路盤材、埋め戻し土、宅
地造成土、土手の盛土等の種々の用途に再利用する技術
の開発が進められている。
【0003】泥土の発生現場やその近辺で改質処理を施
す方法としては、泥土にセメント系や石灰系の固化材を
混合する方法が知られている。こうした方法を具現する
装置として、従来、例えば特開昭64ー43399号公
報及び特開昭64ー43400号公報に記載されている
ような装置が知られている。この出願の発明は、こうし
た従来の装置を改良しようとするものである。そこで、
この種の従来の装置を本明細書で従来の技術として位置
付け、その技術内容を図7及び図8に基づいて以下に説
明する。図7は、従来の技術に係る泥土固化処理装置の
縦断面図、図8は、図7の泥土固化処理装置の V−V 線
断面図である。
【0004】これらの図において、1は建設工事で発生
する泥土を固化材と混合して固化する泥土固化処理装
置、2aは泥土を投入するための泥土投入ホッパ、2b
は固化材を投入するための固化材投入ホッパ、3aは泥
土投入ホッパ2aに投入された泥土を回転ドラム10内
にその後端側から搬入するための泥土搬入用スクリュコ
ンベア、3bは固化材投入ホッパ2bに投入された固化
材を回転ドラム10内にその後端側から搬入するための
固化材搬入用スクリュコンベア、4は回転ドラム10を
回転自在に支持するためのローラ、5はこのローラ4を
軸着して基台6に回転自在に取付けるためのブラケッ
ト、6は泥土固化処理装置1を設置するための基台であ
る。泥土搬入用スクリュコンベア3a及び固化材搬入用
スクリュコンベア3bは、それぞれ泥土投入ホッパ2a
及び固化材投入ホッパ2bと共に基台6で支持されるよ
うにして回転ドラム10の後端側に設置されている。
【0005】7aは長尺の矩形板状をなし回転ドラム1
0の内周面後部から前方に長手方向に向けて取付けられ
た後方の掻き上げ翼、7bはその前方に取付けられ後方
の掻き上げ翼7aよりも短い同様の前方の掻き上げ翼、
8は回転ドラム10の内周面の後方の掻き上げ翼7a寄
りに取付けられ前方に向かって下方に傾斜した矩形板状
の搬送翼、9は泥土を固化材で固化して生成された固化
泥土を回転ドラム10の前端側から外部に搬出するため
の、土砂排出口9cを有する固化泥土搬出用スクリュコ
ンベア、9bはこのスクリュコンベア9を回転駆動する
ための回転駆動装置、10は回転駆動することにより泥
土を固化材と混合して固化する回転ドラムであり、回転
ドラム10に設けたプーリと原動機と原動機の回転をプ
ーリに伝達するベルトとからなる図示していない回転駆
動装置により回転駆動されるようになっている。なお、
図7には、回転ドラム10内に搬入した泥土を符号M
D、固化材を符号SDで示している。
【0006】後方の掻き上げ翼7a及び前方の掻き上げ
翼7bは、回転ドラム10の周方向に等間隔で放射状に
多数取付けられている。後方の掻き上げ翼7aは、泥土
搬入用スクリュコンベア3aや固化材搬入用スクリュコ
ンベア3bで回転ドラム10内に搬入された泥土や固化
材を、回転ドラム10の回転に伴って掻き上げるがごと
く上昇させ、回転ドラム10の上半部に上昇させたとき
に自重により落下させる作用をする。回転ドラム10を
回転駆動して泥土や固化材をこの後方の掻き上げ翼7a
で上昇、落下させる動作を繰り返すことにより、泥土を
固化材と撹拌混合して固化させることができる。前方の
掻き上げ翼7bは、こうして生成された固化泥土を、後
方の掻き上げ翼7aと同様、掻き上げるがごとく上昇さ
せ、回転ドラム10の上半部に上昇させたときに自重に
より落下させて固化泥土搬出用スクリュコンベア9の土
砂取り込み口9aに送り込む作用をする。搬送翼8は、
回転ドラム10の内周面に前方に向かって下方に傾斜す
るようにその周方向に等間隔で取付けられているため、
後方の掻き上げ翼7aから落下する泥土や固化材をとら
えて漸次前方に移動させることができる。
【0007】従来の泥土固化処理装置1は、こうした構
造を備えているので、泥土及び固化材をそれぞれ泥土投
入ホッパ2a及び固化材投入ホッパ2bに投入して、図
示していない回転駆動装置により回転ドラム10を回転
駆動すると、泥土及び固化材がそれぞれ泥土搬入用スク
リュコンベア3a及び固化材搬入用スクリュコンベア3
bで回転ドラム10内の後部に搬入される。次いで、こ
うして回転ドラム10内に搬入された泥土や固化材は、
回転ドラム10の回転に伴って後方の掻き上げ翼7aの
働きにより上昇、落下し、落下時に回転ドラム10の底
面部や他の泥土の塊と衝突して破砕される。また、その
過程で、搬送翼8にとらえられ漸次前方に移動する。泥
土や固化材が前記のような上昇、落下、破砕の動作を繰
り返すことにより、泥土は、均質化されて行きながら固
化材と混合して固化する。こうして生成された固化泥土
は、今度は、前方の掻き上げ翼7bの働きより上昇、落
下の動作を繰り返し、落下時に固化泥土搬出用スクリュ
コンベア9の土砂取り込み口9aに逐次取り込まれて行
き、固化泥土搬出用スクリュコンベア9で搬出されて土
砂排出口9cから排出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の技
術は、泥土について、上昇及び落下の動作を繰り返すこ
とにより、泥土を破砕して均質化しながら固化材と混合
しようとするものであって、泥土の破砕と混合は、泥土
の自由落下に依存している。そのため、泥土を十分に破
砕して固化材と均一に混合し良質の性状に改質するに
は、泥土の落下開始地点から落下到達地点までの距離
(図8における距離H)を十分に大きく取ること、換言
すると回転ドラム10の内径を十分大きくすることが必
要になる。そして、もし、回転ドラム10の内径を十分
大きくすることができない場合には、泥土の破砕が不十
分になり、ひいては、泥土と固化材とが十分に混合され
ないことになり、その結果、泥土の固化が不十分のまま
固化泥土搬出用スクリュコンベア9から排出されること
となる。こうしたことから、従来の技術では、固化処理
装置1が勢い大型化することとなる。固化処理装置は、
建設工事の施工業者自らが泥土の発生現場やその近辺に
設置して泥土に改質処理を施すことを主眼として製作さ
れるものであるが、この固化処理装置を設置するための
泥土の発生現場やその近辺では、比較的狭隘な場所しか
確保できないことが多いため、固化処理装置は、可能な
限り小型化してこうした狭隘な場所にでも無理なく設置
できるようにすることが必要である。
【0009】本発明は、前記の従来の技術の問題点を解
消してこうした要求に応え得るようにするために創作さ
れたものであって、その技術課題は、回転ドラムの径を
従来の技術より小さくしても泥土を十分に破砕して固化
材と効果的に混合することができる固化処理装置を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の技術課題を達成す
るため、この出願の第1番目の発明では次の1)の手段
を採用し、この出願の第2番目の発明では次の2)の手
段を採用した。
【0011】1)建設工事で発生する泥土とこの泥土を
固化する固化材を一端側から搬入するとともに固化材に
より固化した固化泥土を他端側から搬出し、回転駆動す
ることにより泥土と固化材とを上昇、落下させ内部で混
合して泥土を固化する回転ドラムを備えた泥土固化処理
装置において、回転駆動される回転軸に独立した多数の
撹拌羽根を固着した撹拌機を、泥土と固化材を撹拌羽根
で剪断破砕しながら撹拌混合し得るように複数個並列さ
せて、多軸撹拌機を構成し、泥土や固化材及び固化泥土
が撹拌羽根上に落下するように多軸撹拌機を設置してそ
の端部を回転ドラムの他端部から突出させるとともに、
落下した固化泥土を取り込む土砂取り込み部材を撹拌羽
根の下側に沿わせて設けて、土砂取り込み部材で取り込
んだ固化泥土を撹拌羽根で回転ドラムの他端側から外部
に搬出し得るように構成した手段。
【0012】2)建設工事で発生する泥土とこの泥土を
固化する固化材を一端側から搬入するとともに固化材に
より固化した固化泥土を他端側から搬出し、回転駆動す
ることにより泥土と固化材とを上昇、落下させ内部で混
合して泥土を固化する回転ドラムを備えた泥土固化処理
装置において、回転駆動される回転軸に独立した多数の
撹拌羽根とスクリュー羽根を回転ドラムの一端側から他
端側に向けて順次固着した撹拌機を、泥土と固化材を撹
拌羽根で剪断破砕しながら撹拌混合し得るように複数個
並列させて、多軸撹拌機を構成し、泥土や固化材が撹拌
羽根上に、固化泥土がスクリュー羽根上に落下するよう
に多軸撹拌機を設置してその端部を回転ドラムの他端部
から突出させるとともに、落下した固化泥土を取り込む
土砂取り込み部材をスクリュー羽根の下側に沿わせて設
けて、土砂取り込み部材で取り込んだ固化泥土をスクリ
ュー羽根で回転ドラムの他端側から外部に搬出し得るよ
うに構成したようにした手段。
【0013】この出願の第1番目の発明では、前記1)
の手段を採用しているので、回転ドラムを回転駆動して
泥土と固化材を回転ドラム内にその一端側から搬入する
と、泥土と固化材とを上昇、落下させ、これらの落下時
に特に泥土の塊が多軸撹拌機の撹拌羽根の縁部に衝突し
て一部破砕される。次いで、この段階で十分に破砕され
なかった泥土の塊は、各撹拌機の撹拌羽根の間に固化材
と共に巻き込まれて、撹拌羽根の回転に伴って、各撹拌
羽根により剪断破砕されるようにして細かく砕かれなが
ら固化材と撹拌混合される。泥土は、こうして回転ドラ
ム内で固化材と混合されて固化するが、その結果生成さ
れた固化泥土は、土砂取り込み部材に落下して取り込ま
れ、土砂取り込み部材に載置されながら撹拌羽根で回転
ドラムの他端側に搬送され、次いで、回転ドラムの他端
側から撹拌羽根で外部に搬出される。
【0014】この出願の第2番目の発明では、前記2)
の手段を採用しているので、回転ドラム内に搬入された
泥土は、第1番目の発明と同様にして細かく破砕されな
がら固化材と撹拌混合される。こうして固化材と混合し
て固化した固化泥土は、第1番目の発明と同様、土砂取
り込み部材に落下して取り込まれて搬送され、回転ドラ
ムの他端側から外部に搬出されるが、第2番目の発明で
は、固化泥土を特にスクリュー羽根で搬出するため、固
化泥土を外部に連続的に搬出でき、かつ、固化泥土の排
出力を増加することができて、固化泥土を外部に効率よ
く搬出することができる。この出願の第1番目の発明及
び第2番目の発明では、泥土の落下時にその塊を多軸撹
拌機の撹拌羽根の縁部に衝突させて破砕するほか、特に
撹拌羽根で剪断破砕して、泥土の自由落下に依存するこ
となく細かく砕き、その細かく砕いた泥土を、撹拌羽根
で同時に巻き込んだ固化材と撹拌羽根の回転により直ち
に撹拌混合するようにしているので、回転ドラムの径を
従来の技術のようには大きくしなくても、泥土を十分に
破砕して固化材と効果的に混合することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明が実際上どのように
具体化されるのかを示す具体化例を図1乃至図6に基づ
いて説明することにより、本発明の実施の形態を明らか
にする。図1は、本発明の第1の具体化例の固化処理装
置を示す縦断面図、図2は、図1の泥土固化処理装置の
I−I 線断面図、図3は、図1の泥土固化処理装置のII
−II線断面図、図4は、図1の泥土固化処理装置の矢印
III−III 方向の矢視図、図5は、本発明の第2の具体
化例の固化処理装置を示す縦断面図、図6は、図5の泥
土固化処理装置のIV−IV線断面図である。これらの図に
おいて、図7及び図8と同一符号を付けた部分はこれら
両図と同等の部分を表すので詳述しない。
【0016】本発明の各具体化例の泥土固化処理装置1
1,21は、従来の技術と同様、建設工事で発生する泥
土とこの泥土を固化する固化材を一端側から搬入すると
ともに固化材により固化した固化泥土を他端側から搬出
し、回転駆動することにより泥土と固化材とを上昇、落
下させ内部で混合して泥土を固化する回転ドラム10を
備えたものである。この回転ドラム10には、後方の掻
き上げ翼7aと前方の掻き上げ翼7bとが従来の技術と
同様の態様で多数取付けられているとともに、搬送翼8
が従来の技術と同様の態様で多数取付けられているが、
その取付数は、従来の技術よりも少ない。また、回転ド
ラム10は、基台6にブラケット5を介して回転自在に
取付けられたローラ4により回転自在に支持されてい
て、図示していない回転駆動装置により回転駆動される
ようになっており、この点でも、従来の技術と変わらな
い。
【0017】まず、図1乃至図4に基づき本発明の第1
の具体化例の泥土固化処理装置11について説明する。
本泥土固化処理装置11の最大の特徴は、回転ドラム1
0の回転に伴って後方の掻き上げ翼7aや前方の掻き上
げ翼7bにより泥土及び固化材や固化泥土を上昇、落下
させる回転ドラム10に、泥土と固化材を撹拌羽根19
dで剪断破砕しながら撹拌混合し得る多軸撹拌機18を
設置した点に関する構造にあるので、最初に、その構造
について述べる。
【0018】18は泥土と固化材を撹拌羽根19dで剪
断破砕しながら撹拌混合し得るように撹拌機19を複数
個並列させて構成した多軸撹拌機、19aは回転駆動装
置19bにより回転駆動される撹拌機19の回転軸、1
9dはこの回転軸19aに非連続的に設けられて固着さ
れた撹拌羽根、19eは多軸撹拌機18に設けられて多
軸撹拌機18の固化泥土の搬出側を収容するケーシング
であり、回転ドラム10の外側の部位に土砂排出口19
cが設けられている。回転軸19aは、後端を、後部固
定板1aに設けられた軸受12で支承するとともに、前
端部を前部固定板1bから突出させるように配設してい
る。
【0019】これら後部固定板1a及び前部固定板1b
は、固定的に設置された円盤状の板体で、回転ドラム1
0の後側壁及び前側壁に設けた円孔にその回転を妨げな
いように嵌入されおり、この円孔の内周面と固定板1
a、1bの外周面との間は、相対回転が行えるようにシ
ールされている。なお、図1に示す例では、図7の従来
例とは異なり、固化材は、後部固定板1aに取付けた固
化材投入ホッパ2から回転ドラム10内にスクリュコン
ベアを介さずに直接搬入するようにしている。また、建
設工事現場で回収した泥土は、従来例のような泥土投入
ホッパ2aによらないで、後部固定板1aに取付けた泥
土導入管3により回転ドラム10内に連続的に搬入でき
るようにしている。
【0020】撹拌羽根19dは、所定間隔を置いて回転
軸19aに多数固着されている。これらの撹拌羽根19
dは、パドル羽根と称するものであって、スクリュ羽根
とは異なり、それぞれが独立している。各撹拌羽根19
dは、ここに示す例では、二つの扇形体を外周方向に向
けて末広がり状をなすように背中合せに合体させたよう
な形状を有している。多数の撹拌羽根19dは、図1に
示すように、何れも前方に向かって下方に傾斜するよう
に設けられ、互いに平行になるように配列されている。
多数の撹拌羽根19dは、このように前方に向かって下
方に傾斜させたことにより、後方の掻き上げ翼7aから
落下する泥土や固化材が各撹拌羽根19dを通過する都
度漸次前方に移動させることができて搬送翼8と同等の
機能を果たすことができ、それゆえ、回転ドラム10に
搬送翼8を設けることは、従来の技術とは異なり、必須
不可欠の要件ではない。
【0021】撹拌機19は、このように回転軸19aに
独立した多数の撹拌羽根19dを固着して構成される。
多軸撹拌機18は、こうした撹拌機19を回転軸19a
が互いに平行になるように複数台並列させて構成し、こ
こに示す例では撹拌機19を3台ほど並べて構成してい
る。その場合、各撹拌機19の多数の撹拌羽根19dが
隣接する撹拌機19の撹拌羽根19dの間に入り込むよ
うに配置する。すなわち、各撹拌機19の撹拌羽根19
dが隣接するもの同士で半径方向においてラップするよ
うにするとともに、各撹拌機19の撹拌羽根19dを隣
接する撹拌機19の撹拌羽根19dと回転軸方向に位相
をずらして両者が干渉しないように配列している。
【0022】各撹拌機19の回転方向については、図2
に示すように、隣接する左方の一対の撹拌機19の撹拌
羽根19dは、落下した泥土を挾み込み得るように、そ
れぞれR1 ,R2 の方向に回転させて反対方向に同一の
回転数で回転させるようにしている。また、隣接する右
方の一対の撹拌機19の撹拌羽根19dは、それぞれR
2 ,R3 の方向に回転させて同じ方向に同一の回転数で
回転させるようにしている。これら各一対の撹拌機19
は、各撹拌羽根19dが傾斜するように設けられてい
て、その回転に伴って、隣接する左右の撹拌羽根19d
間の間隔を変化させるので、同一方向及び反対方向の何
れの方向に回転させるときでも、隣接する左右の撹拌羽
根19dにより泥土を巻き込み、剪断破砕することがで
きる。多軸撹拌機18を構成する場合、図には撹拌機1
9を3台並べて構成した例を示しているが、2台以上所
望の台数並べて構成することができ、その台数は、回転
ドラム10の内径や撹拌羽根19dの大きさ等を考慮し
ながら設計上適宜選択すればよい。
【0023】多軸撹拌機18は、その端部を前部固定板
1bを貫通させて回転ドラム10の前端部から突出させ
るようにして設置するとともに、各撹拌機19の回転軸
19を同一水平面内に配置するようにして回転ドラム1
0の略中央部に水平に設置する。こうして回転ドラム1
0に設置した多軸撹拌機18は、後方の掻き上げ翼7a
や搬送翼8を設けた区域にほぼ対応する図1のL1の区
域において、泥土を破砕し固化材と撹拌混合する働きを
する。また、前方の掻き上げ翼7bを設けた区域にほぼ
対応する図1のL2の区域において、固化を済ませた固
化泥土を取り込んで前方に搬送する働きをし、その搬送
された固化泥土は、回転ドラム10の前端側から搬出さ
れて排出口19cから排出される。
【0024】多軸撹拌機18には、この多軸撹拌機18
における固化泥土の搬出側部分(多軸撹拌機18中、固
化泥土を取り込んで搬出するL2の個所及びその前方個
所)を収容するケーシング19eを設けて、その前端部
を、回転軸19aと同様、回転ドラム10の前部固定板
1bから突出させるようにしている。なお、多軸撹拌機
18のL1の区域には、泥土の破砕等の妨げになるた
め、ケーシング19eを設けない。このケーシング19
eは、落下した固化泥土を取り込む個所すなわちL2の
区域において、図1及び図3に示すようにケーシング1
9eの上方側を開放して土砂取り込み部19fを形成
し、掻き上げ翼7bで掻き上げられて落下した固化泥土
をケーシング19e内に取り込めるようにしている。こ
こに示す例では、このように、ケーシング19eの一部
を、落下した固化泥土を取り込むための土砂取り込み部
材に兼用している。また、L2の区域の前方個所におい
ては、図1及び図4に示すように、ケーシング19e
を、多軸撹拌機18を覆うように通常の態様で設けてい
る。土砂取り込み部材は、落下した固化泥土を取り込め
るような形状の部材であって撹拌羽根19dの下端に沿
わせるように設けたものであればよく、必ずしもケーシ
ング19eで兼用して構成する必要はない。
【0025】こうした構造を備えた泥土固化処理装置1
1にあっては、泥土及び固化材をそれぞれ泥土導入管3
及び固化材投入ホッパ2から回転ドラム10内に後部固
定板1a側から搬入し、回転ドラム10を回転駆動装置
19bで回転駆動すると、回転ドラム10の回転に伴っ
て泥土と固化材を後方の掻き上げ翼7aにより上昇、落
下させ、その落下時に、泥土の塊が多軸撹拌機18の撹
拌羽根19dの縁部に衝突して一部破砕される。次い
で、この段階で十分に破砕されなかった泥土の塊は、隣
接する各撹拌機19の撹拌羽根19dの間に固化材と共
に巻き込まれ、撹拌羽根19dの回転に伴って、各撹拌
羽根19dにより剪断破砕されるようにして細かく砕か
れ、回転ドラム10の底部に落下する。また、その過程
で、細かく砕かれた泥土は、撹拌羽根19dで固化材と
撹拌混合される。こうした泥土と固化材の上昇、落下、
破砕、混合の動作は、回転ドラム10の回転に伴って繰
り返され、その間、泥土は、搬送翼8や撹拌羽根19d
の傾斜により漸次前方に進められながら固化材と混合し
て固化する。
【0026】こうして生成された固化泥土は、今度は、
前方の掻き上げ翼7bで押し上げられて上昇、落下し、
この落下した固化泥土をケーシング19eの土砂取り込
み部19fからケーシング19e内に取り込む。回転ド
ラム10の回転によりこうした動作を繰り返して固化泥
土をケーシング19e内に漸次取り込むが、ケーシング
19e内に取り込まれた固化泥土は、ケーシング19e
に収容された状態で撹拌羽根19dの傾斜により前方に
搬送され、前部固定板1b側から回転ドラム10の外部
に搬出されて排出口19cから排出される。この泥土固
化処理装置11では、上昇させた泥土を落下させるとき
に泥土の塊を多軸撹拌機18の撹拌羽根19dの縁部に
衝突させて破砕するほか、特に撹拌羽根19dの回転に
より剪断するようにして細かく砕くようにしていて、泥
土の自由落下に依存することなく破砕するようにしてい
る。そして、こうして細かく砕いた泥土と、撹拌羽根1
9dで同時に巻き込んだ固化材とを撹拌羽根19dの回
転により直ちに撹拌混合するようにしているので、回転
ドラム10の径を従来の技術のようには大きくしなくて
も、泥土を十分に破砕して固化材と効果的に混合するこ
とができる。
【0027】この泥土固化処理装置11によれば、こう
した従来の技術にはみられない優れた効果を発揮するこ
とに加え、多軸撹拌機18に格別の変更を加えることな
く、土砂取り込み部材を付設するだけで、固化泥土の搬
出機能を付加することができて、泥土固化処理装置の構
造及び組立工程を簡素化することができる。しかも、そ
の土砂取り込み部材を多軸撹拌機18のケーシング19
eで兼用して構成するようにしているので、泥土固化処
理装置11を製作する際に部品点数を少なくすることが
できるとともに組立工程を更に簡素化することができ
る。
【0028】最後に、図5及び図6に基づき本発明の第
2の具体化例の泥土固化処理装置21について説明す
る。この泥土固化処理装置21は、前記の泥土固化処理
装置11に対し、多軸撹拌機28における固化泥土の搬
出側の構造に差があるだけで、基本的な構造は、前記の
泥土固化処理装置11と変わらない。
【0029】図5及び図6において、28は泥土と固化
材を撹拌羽根29dで巻き込んで砕きながら撹拌混合し
得るように撹拌機29を複数個平行に並列させて構成し
た多軸撹拌機、29は回転軸29aに独立した多数の撹
拌羽根29dと連続したスクリュー羽根29gとを回転
ドラム10の後端側から前端側に向けて順次固着した撹
拌機、29aは回転軸19aと同様の回転軸、29bは
この回転軸29aを回転駆動する回転軸19aと同様の
回転駆動装置、29cはケーシング29eに設けた土砂
排出口19cと同様の土砂排出口、29dは回転軸29
aに固着された撹拌羽根19dと同様の撹拌羽根、29
eはスクリュー羽根29gを収容するケーシング、29
gは多軸撹拌機28における固化泥土の搬出側に設けら
れ掻き上げ翼7bから落下した固化泥土を搬出するスク
リュー羽根である。
【0030】各撹拌機29の撹拌羽根29dと隣接する
撹拌機29の撹拌羽根29dとは、多軸撹拌機18と同
様に配置して互いに干渉しないように配列し、各撹拌軸
は、同一方向に同一回転数で回転駆動できるように構成
されている。また、各撹拌機29のスクリュー羽根29
gは、ケーシング29e内に取り込んだ固化泥土を前方
に搬送し得るように形成され、図6に示すように、隣接
するもの同士が互いに干渉しないようにオーバーラップ
して配置されている。多軸撹拌機28は、多軸撹拌機1
8と同様、L1の区域において、泥土を破砕し固化材と
撹拌混合する働きをするとともに、L2の区域におい
て、固化を済ませた固化泥土を取り込んで前方に搬送す
る働きをする。ケーシング29eは、L2の区域におい
て、図5及び図6に示すようにケーシング29eの上方
側を開放して土砂取り込み部29fを形成することによ
り、ケーシング29eで土砂取り込み部材を構成してい
る。また、このL2の区域の前方個所においては、図5
に示すように、ケーシング29eが多軸撹拌機28を覆
うように通常の態様で設けられており、これらの点は、
ケーシング19eと変わらない。
【0031】この泥土固化処理装置21では、前記の泥
土固化処理装置11と同様、回転ドラム10内に搬入さ
れた泥土の落下時にその塊を多軸撹拌機28の撹拌羽根
29dの縁部に衝突させて破砕するほか、特に撹拌羽根
29dの回転により剪断するようにして細かく砕いて、
泥土の自由落下に依存することなく粉砕することができ
る。そして、その細かく砕いた泥土と、撹拌羽根29d
で同時に巻き込んだ固化材とを撹拌羽根29dの回転に
より直ちに撹拌混合するようにしているので、前記の泥
土固化処理装置11と同様、回転ドラム10の径を従来
の技術のようには大きくしなくても、泥土を十分に破砕
して固化材と効果的に混合することができる。こうして
生成された固化泥土は、土砂取り込み部29fからケー
シング29eに取り込まれて回転ドラム10の前端側か
ら外部に搬出されるが、この泥土固化処理装置21で
は、固化泥土を特にスクリュー羽根29gにより搬出す
るようにしているため、固化泥土を外部に連続的に搬出
できるとともにその固化泥土の排出力を増加することが
できて、固化泥土を外部に効率よく搬出することができ
る。また、土砂取り込み部材を多軸撹拌機28のケーシ
ング29eで兼用して構成するようにしているので、泥
土固化処理装置21を製作する際に部品点数を少なくす
ることができるとともに組立工程を簡素化することがで
きる。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この出
願の第1番目の発明及び第2番目の発明は、それぞれ、
「課題を解決する手段」の項の1)及び2)に示した手
段を採用しているので、この出願の各発明によれば、回
転ドラムの径を従来の技術より小さくしても泥土を十分
に破砕して固化材と効果的に混合することができる固化
処理装置が得られる。こうした従来の技術にはみられな
い優れた効果を発揮することに加え、この出願の第1番
目の発明によれば、多軸撹拌機に格別の変更を加えるこ
となく、土砂取り込み部材を付設するだけで、固化泥土
の搬出機能を付加することができて、泥土固化処理装置
の構造及び組立工程を簡素化することができる。また、
この出願の第2番目の発明によれば、スクリュー羽根を
設けたことにより、固化泥土を外部に連続的に搬出でき
るとともにその固化泥土の排出力を増加することができ
て、固化泥土を外部に効率よく搬出することができる。
この出願の第1番目の発明及び第2番目の発明を具体化
する場合に、特に、特許請求の範囲の請求項3に記載の
ように具体化すれば、土砂取り込み部材を多軸撹拌機の
ケーシングで兼用して構成することができて、泥土固化
処理装置を製作する際に部品点数を少なくすることがで
きるとともに、この点によっても組立工程を簡素化する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の具体化例の固化処理装置を示す
縦断面図である。
【図2】図1の泥土固化処理装置の I−I 線断面図であ
る。
【図3】図1の泥土固化処理装置のII−II線断面図であ
る。
【図4】図1の泥土固化処理装置の矢印 III−III 方向
の矢視図である。
【図5】本発明の第2の具体化例の固化処理装置を示す
縦断面図である。
【図6】図5の泥土固化処理装置のIV−IV線断面図であ
る。
【図7】従来の技術に係る泥土固化処理装置の縦断面図
である。
【図8】図7の泥土固化処理装置の V−V 線断面図であ
る。
【符号の説明】
1a,1b 固定板 2 固化材投入ホッパ 3 泥土導入管 7a,7b 掻き上げ翼 8 搬送翼 10 回転ドラム 11 (第1の)泥土固化処理装置 12 軸受 18 多軸撹拌機 19 撹拌機 19a,29a 回転軸 19b,29b 回転駆動装置 19c,29c 排出口 19d,29d 撹拌羽根 19e,29e ケーシング 19f,29f 土砂取り込み部 21 (第2の)泥土固化処理装置 28 多軸撹拌機 29 撹拌機 29g スクリュ羽根 MD 泥土 SD 固化材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設工事で発生する泥土とこの泥土を固
    化する固化材を一端側から搬入するとともに固化材によ
    り固化した固化泥土を他端側から搬出し、回転駆動する
    ことにより泥土と固化材とを上昇、落下させ内部で混合
    して泥土を固化する回転ドラムを備えた泥土固化処理装
    置において、回転駆動される回転軸に独立した多数の撹
    拌羽根を固着した撹拌機を、泥土と固化材を撹拌羽根で
    剪断破砕しながら撹拌混合し得るように複数個並列させ
    て、多軸撹拌機を構成し、泥土や固化材及び固化泥土が
    撹拌羽根上に落下するように多軸撹拌機を設置してその
    端部を回転ドラムの他端部から突出させるとともに、落
    下した固化泥土を取り込む土砂取り込み部材を撹拌羽根
    の下側に沿わせて設けて、土砂取り込み部材で取り込ん
    だ固化泥土を撹拌羽根で回転ドラムの他端側から外部に
    搬出し得るように構成したことを特徴とする泥土固化処
    理装置。
  2. 【請求項2】 建設工事で発生する泥土とこの泥土を固
    化する固化材を一端側から搬入するとともに固化材によ
    り固化した固化泥土を他端側から搬出し、回転駆動する
    ことにより泥土と固化材とを上昇、落下させ内部で混合
    して泥土を固化する回転ドラムを備えた泥土固化処理装
    置において、回転駆動される回転軸に独立した多数の撹
    拌羽根とスクリュー羽根を回転ドラムの一端側から他端
    側に向けて順次固着した撹拌機を、泥土と固化材を撹拌
    羽根で剪断破砕しながら撹拌混合し得るように複数個並
    列させて、多軸撹拌機を構成し、泥土や固化材が撹拌羽
    根上に、固化泥土がスクリュー羽根上に落下するように
    多軸撹拌機を設置してその端部を回転ドラムの他端部か
    ら突出させるとともに、落下した固化泥土を取り込む土
    砂取り込み部材をスクリュー羽根の下側に沿わせて設け
    て、土砂取り込み部材で取り込んだ固化泥土をスクリュ
    ー羽根で回転ドラムの他端側から外部に搬出し得るよう
    に構成したことを特徴とする泥土固化処理装置。
  3. 【請求項3】 多軸撹拌機に、この多軸撹拌機における
    固化泥土の搬出側部分を収容するケーシングを設けて、
    落下した固化泥土を取り込む個所においてケーシングの
    上方側を開放することにより、土砂取り込み部材を多軸
    撹拌機のケーシングで構成するようにしたことを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の泥土固化処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109231741A (zh) * 2018-10-12 2019-01-18 上海环境工程技术有限公司 一种集成破解功能的污泥固化搅拌装置
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