JP2000004306A - 自動通報装置及び自動通報方法 - Google Patents

自動通報装置及び自動通報方法

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JP2000004306A
JP2000004306A JP16555198A JP16555198A JP2000004306A JP 2000004306 A JP2000004306 A JP 2000004306A JP 16555198 A JP16555198 A JP 16555198A JP 16555198 A JP16555198 A JP 16555198A JP 2000004306 A JP2000004306 A JP 2000004306A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ナンバーディスプレイ契約回線でのナンバー
ディスプレイ信号を回避し、設定された着信回数でリン
ギング着信を行う。 【解決手段】 16Hz検出部31がナンバーディスプ
レイ信号の16Hzを検出すると、16Hz有無判定部
39は、16Hzを検出した時から1.5秒経過後の1
秒間において16Hzの有無を判定する判定処理を行
い、16Hzが有りと判定した場合に判定処理を再度実
行し、16Hzが無いと判定した場合には、鳴音信号を
検出したと判定するため、鳴音回数カウンタが鳴音回数
をカウントする。すなわち、鳴音信号前のナンバーディ
スプレイ信号を回避でき、鳴音回数を正確にカウントす
ることができるため、リンギング着信を設定着信回数で
行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスメータ等の端
末からガス情報等をセンタに自動通報するとともに、セ
ンタからローディングされる共通型の自動通報装置及び
自動通報方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動通報装置は、外部のガスメー
タのガス検針値や、異常状態等の制御情報を検出して、
電話回線を介して外部のホストコンピュータ等のセンタ
に通報するとともに、センタからの設定データを受信す
るものであり、従来のこの種の自動通報装置としては、
例えば特開平9−64991号公開公報に記載された自
動通報システム装置が知られている。
【0003】この従来の自動通報システム装置の概略構
成ブロック図を図8に示す。この自動通信システム装置
は、メータ108及びセンサ109等の情報を集中監視
センタ102へ電話回線網103を介して端末側起動に
より自動的に伝送するとともに、集中監視センタ102
側からの起動により電話回線網103と加入者電話回線
110を介してデータ伝送できる相互起動型の自動通報
装置101を備えている。
【0004】この自動通報システム装置は、1本の電話
回線に複数台接続した自動通報装置101に対して集中
監視センタ102から電話をかけ、ベル呼出音が規定回
数鳴るように制御して電話を切る。
【0005】また、自動通報システム装置は、自動通報
装置101を呼び出すベル呼出信号を検出するベル検出
回路111と、電話機107のオフフックを検出する回
線電流検出回路113と、電話機107を加入者電話回
線110から切り離すリレースイッチ124と、ベル呼
出信号の検出回数をカウントする機能と、ベル呼出信号
の検出回数カウント値を設定する設定機能とを有してい
る。
【0006】そして、ベル呼出信号の検出回数が設定値
と一致した場合には、一定時間後に集中監視センタ10
2に端末側起動によりデータ伝送するように制御して、
集中監視センタ102との間で通信を行う。
【0007】この動作を図9を参照して詳細に説明す
る。まず、自動通報装置は、電話回線の電圧の変化によ
り、極性反転(極反)を検出した後(ステップS10
1)、16Hz呼出信号を検出する(ステップS10
3)。
【0008】そして、自動通報装置は、16Hz呼出信
号の検出によって、鳴音回数(実際に電話機のベルが鳴
った回数)を1だけ加算し(ステップS105)、さら
に、2.5秒タイマのカウントを開始させる(ステップ
S107)。
【0009】カウント開始から時間が2.5秒間経過し
たかどうかを判定し(ステップS109)、時間が2.
5秒間経過した場合には、鳴音回数(ベル呼出信号の検
出回数)が設定着信回数(設定値)に一致したかどうか
を判定する(ステップS111)。鳴音回数が設定着信
回数に一致した場合には、オフフックして通信を開始す
る(ステップS113)。
【0010】これにより、ノーリンギング通信を使用し
なくても、センタから通常のベル呼び出しを行い、目的
の自動通報装置を呼び出して、データ通信を行うことが
できる。
【0011】ところで、最近では、サービスを契約され
た顧客に着信があった場合、発信回線の電話番号等の情
報を、通信前に契約回線を通してモデム信号により端末
等に送出するサービス、すなわち、通信前情報通知サー
ビスが利用されるようになってきた。この通信前情報通
知サービスとしては、例えば、発信回線の電話番号等を
通知するサービス、すなわち、ナンバーディスプレイサ
ービスがある。
【0012】このナンバーディスプレイサービスを行う
ナンバーディスプレイ契約回線(通信前情報通知サービ
スの契約回線)では、発信電話番号及び発信電話番号拡
張情報が、加入者交換機から、着信側である自動通報装
置や、情報受信機能及び一般の電話機能を有する情報受
信電話機に送出される。
【0013】この発信電話番号及び発信電話番号拡張情
報を図10に示す。発信電話番号は、図10(a)に示
すように、“0000010”の発信電話番号、“0000001〜00
10100”の情報内容長、キャラクタ20数字以内やロー
マ字用JIS7単位符号の情報内容等からなる。また、
発信電話番号拡張情報は、図10(b)に示すように、
“0100001”の発信電話番号拡張情報、“0000011”の
情報内容長、番号種別1数字や番号計画識別子2数字の
情報内容等からなる。
【0014】ナンバーディスプレイ契約回線において
は、発信電話番号等の情報を含むナンバーディスプレイ
信号(情報受信端末起動信号)が、加入者交換機から、
16Hzの呼出信号(以下、電話のベルを鳴らすための
呼出信号をナンバーディスプレイ信号と区別するために
鳴音信号と称する。)の前に、自動通報装置へ送られて
いた。
【0015】図11に着信時のナンバーディスプレイ信
号及び鳴音信号を示す。図11に示すように、ナンバー
ディスプレイ信号は、0.5秒間のON(16Hz有
り)と0.5秒間のOFF(16Hz無し)とが繰り返
された信号であり、鳴音信号は、1秒間のON(16H
z有り)と2秒間のOFF(16Hz無し)とが繰り返
された信号である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ナンバ
ーディスプレイ契約回線では、鳴音信号の前に、16H
zの鳴音信号と同一周波数である16Hzのナンバーデ
ィスプレイ信号が前述した自動通報装置101へ送信さ
れてくるため、この自動通報装置101は、前述した図
9のフローチャートの処理に従って、処理を実行するか
ら、ナンバーディスプレイ信号を鳴音信号と誤認してし
まう。
【0017】図11に示すように、設定着信回数を例え
ば2回に設定した場合には、時刻t1でナンバーディス
プレイ信号の16Hzを検出するため、時刻t1で着信
回数(自動通報装置が認識した電話機のベルが鳴った回
数)を1回とカウントする。そして、時刻t1から2.
5秒経過時の時刻t2で着信回数が設定着信回数に一致
していない。
【0018】このため、時刻t3でナンバーディスプレ
イ信号の16Hzを検出するため、時刻t3で着信回数
を2回とカウントする。そして、時刻t3から2.5秒
経過時の時刻t4で着信回数が設定着信回数に一致する
ため、この時点で着信してしまう。しかし、鳴音信号
は、ナンバーディスプレイ信号の後にあるため、実際に
はベルが1回も鳴っていないことになる。
【0019】また、例えば、着信回数を1回に設定した
場合、ナンバーディスプレイ信号を受信中に、自動通報
装置がオフフックしてしまうことがある。このとき、電
話のベルは鳴っておらず、オフフックしてしまうと、電
話が切れる場合があった。
【0020】さらに、着信回数にズレが生ずる場合もあ
った。例えば、自動通報装置に着信回数を5回と設定し
た場合であって、センタから電話をかけ、リングバック
トーンを検出しながら、着信回数が5回以外で着信した
場合には、お断りメッセージ等が流れるようになってい
ると、簡易リンギング着信が行えなくなることがあっ
た。
【0021】本発明は、ナンバーディスプレイ契約回線
でのナンバーディスプレイ信号を回避し、設定された着
信回数でリンギング着信を行うことができる自動通報装
置及び自動通報方法を提供することを課題とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下の構成とした。請求項1の発明は、端
末の発呼により端末情報を電話回線を介してセンタへ通
報するとともに、前記センタからのデータを前記電話回
線を介して受信して前記端末に送信する自動通報装置で
あって、所定周波数を含む第1周期の呼出信号が前記電
話回線を介して入力されるとともに、前記第1周期とは
異なる前記所定周波数を含む第2周期の通信前情報通知
信号が前記呼出信号の前に入力されるとき、前記第1周
期及び前記第2周期に基づき前記呼出信号を検出する呼
出検出回路と、この呼出検出回路で検出された呼出信号
による電話機の鳴音回数をカウントする鳴音回数カウン
タと、この鳴音回数カウンタでカウントされた鳴音回数
が予め設定された設定着信回数に一致した場合に前記セ
ンタとの間で通信を行う通信処理部とを備えることを特
徴とする。
【0023】請求項1の発明によれば、呼出検出回路
は、所定周波数を含む第1周期の呼出信号が電話回線を
介して入力されるとともに、第1周期とは異なる所定周
波数を含む第2周期の通信前情報通知信号が呼出信号の
前に入力されるとき、第1周期及び第2周期に基づき呼
出信号を検出し、鳴音回数カウンタは、呼出検出回路で
検出された呼出信号による電話機の鳴音回数をカウント
し、通信処理部は、カウントされた鳴音回数が予め設定
された設定着信回数に一致した場合にセンタとの間で通
信を行う。
【0024】従って、呼出信号の前に通信前情報通知信
号が入力された場合であっても、その通信前情報通知信
号を回避し、設定着信回数でリンギング着信を行うこと
ができる。
【0025】請求項2の発明の前記呼出信号は、前記所
定周波数がある第1オン時間とこの時間よりも長く前記
所定周波数がない第1オフ時間との合計時間を前記第1
周期とする信号であり、前記通信前情報通知信号は、前
記第1オン時間よりも短く前記所定周波数がある第2オ
ン時間と前記第1オン時間よりも短く前記所定周波数が
ない第2オフ時間との合計時間を前記第2周期とする信
号であり、前記呼出検出回路は、前記通信前情報通知信
号が、前記電話回線を介して前記呼出信号の前に入力さ
れるとき、前記通信前情報通知信号及び前記呼出信号の
それぞれの前記所定周波数を検出する所定周波数検出部
と、前記所定周波数を検出した時から前記第1オン時間
が経過後の前記第1のオフ時間内の一定時間において前
記所定周波数の有無を判定する判定処理を行い、前記所
定周波数が有りと判定した場合に前記判定処理を再度実
行し、前記所定周波数が無いと判定した場合に前記呼出
信号を検出したと判定する判定部とを備えることを特徴
とする。
【0026】請求項2の発明によれば、所定周波数検出
部が通信前情報通知信号の所定周波数を検出すると、判
定部は、その所定周波数を検出した時から第1オン時間
が経過後の第1のオフ時間内の一定時間において所定周
波数の有無を判定する判定処理を行い、所定周波数が有
りと判定した場合に判定処理を再度実行する。そして、
所定周波数が無いと判定した場合には、呼出信号を検出
したと判定するため、鳴音回数カウンタが鳴音回数をカ
ウントする。
【0027】すなわち、呼出信号前の通信前情報通知信
号を回避でき、鳴音回数を正確にカウントすることがで
きるため、リンギング着信を設定着信回数で行うことが
できる。
【0028】請求項3の発明の前記判定部は、前記電話
回線を介して前記呼出信号のみが入力されるときに、前
記呼出信号の前記所定周波数を検出した時から前記第1
オン時間が経過後の前記一定時間において前記所定周波
数の有無を判定する判定処理を行い、前記所定周波数が
無いと判定した場合に前記呼出信号を検出したと判定す
ることを特徴とする。
【0029】請求項3の発明によれば、電話回線を介し
て呼出信号のみが入力されるときに、呼出信号の所定周
波数を検出した時から第1オン時間が経過後の一定時間
において、判定部が、所定周波数の有無を判定する判定
処理を行い、所定周波数が無いと判定した場合に呼出信
号を検出したと判定する。
【0030】すなわち、一般の電話回線においても、鳴
音回数を正確にカウントすることができるため、リンギ
ング着信を設定着信回数で行うことができる。
【0031】請求項4の発明の前記第2オン時間と前記
第2オフ時間との合計時間は、前記第1オン時間と略同
一時間であり、前記一定時間は、前記第1オン時間と略
同一時間であることを特徴とする。
【0032】請求項4の発明によれば、第2オン時間と
第2オフ時間との合計時間を、第1オン時間と略同一時
間とし、一定時間を、第1オン時間と略同一時間とする
ことで、呼出信号と通信前情報通知信号とを容易に区別
し、通信前情報通知信号を回避することができる。
【0033】請求項5の発明は、端末の発呼により端末
情報を電話回線を介してセンタへ通報するとともに、前
記センタからのデータを前記電話回線を介して受信して
前記端末に送信する自動通報方法であって、所定周波数
を含む第1周期の呼出信号が前記電話回線を介して入力
されるとともに、前記第1周期とは異なる前記所定周波
数を含む第2周期の通信前情報通知信号が前記呼出信号
の前に入力されるとき、前記第1周期及び前記第2周期
に基づき前記呼出信号を検出する呼出検出ステップと、
検出された呼出信号による電話機の鳴音回数をカウント
する鳴音回数ステップと、カウントされた鳴音回数が予
め設定された設定着信回数に一致した場合に前記センタ
との間で通信を行う通信処理ステップとを備えることを
特徴とするものである。
【0034】請求項6の発明では、前記呼出信号は、前
記所定周波数がある第1オン時間とこの時間よりも長く
前記所定周波数がない第1オフ時間との合計時間を前記
第1周期とする信号であり、前記通信前情報通知信号
は、前記第1オン時間よりも短く前記所定周波数がある
第2オン時間と前記第1オン時間よりも短く前記所定周
波数がない第2オフ時間との合計時間を前記第2周期と
する信号であり、前記呼出検出ステップは、前記通信前
情報通知信号が、前記電話回線を介して前記呼出信号の
前に入力されるとき、前記通信前情報通知信号及び前記
呼出信号のそれぞれの前記所定周波数を検出する所定周
波数検出ステップと、前記所定周波数を検出した時から
前記第1オン時間が経過後の前記第1のオフ時間内の一
定時間において前記所定周波数の有無を判定する判定処
理を行い、前記所定周波数が有りと判定した場合に前記
判定処理を再度実行し、前記所定周波数が無いと判定し
た場合に前記呼出信号を検出したと判定する判定ステッ
プとを備えることを特徴とする。
【0035】請求項7の発明の前記判定ステップは、前
記電話回線を介して前記呼出信号のみが入力されるとき
に、前記呼出信号の前記所定周波数を検出した時から前
記第1オン時間が経過後の前記一定時間において前記所
定周波数の有無を判定する判定処理を行い、前記所定周
波数が無いと判定した場合に前記呼出信号を検出したと
判定することを特徴とする。
【0036】請求項8の発明の前記第2オン時間と前記
第2オフ時間との合計時間は、前記第1オン時間と略同
一時間であり、前記一定時間は、前記第1オン時間と略
同一時間であることを特徴とする。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動通報装置及び
自動通報方法の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1に本発明の自動通報装置の実施の形態の概略構成ブ
ロック図を示す。図2に実施の形態の自動通報装置を含
む自動通報システムの構成ブロック図を示す。
【0038】図2において、集中監視を行うセンタ1に
は、交換機2a、電話回線3a、加入者交換機等の交換
機2b、加入者電話回線等の電話回線3bを介して自動
通報装置4が接続されている。この自動通報装置4には
電話機5、及び複数のガスメータ7a〜7nが接続され
ている。
【0039】交換機2bは、ナンバーディスプレイ信号
及び鳴動音信号を電話回線3bを介して自動通報装置4
に送出するようになっている。電話回線3bは、ナンバ
ーディスプレイ契約回線である。
【0040】センタ1は、ガスメータ7a〜7nの発呼
によるガス情報を自動通報装置4から受信し、自動通報
装置4及びガスメータ7a〜7nの各々に設定するため
の設定データを作成し、この設定データを電話回線を介
して自動通報装置4及びガスメータ7a〜7nに設定す
るようになっている。
【0041】図1に示す自動通報装置は、16Hz検出
回路11、極性反転検出回路13、回線電流検出回路1
5、整流回路17、直流閉結回路18、変復調回路(モ
デム)19、切替スイッチ21、オフフック検出回路2
3、制御部27、インターフェイス29を備えて構成さ
れる。インターフェイス29にはガスメータ7a等が接
続されており、切替スイッチ21には電話機5が接続さ
れている。
【0042】16Hz検出回路11は、電話機5を呼び
出す呼出信号を検出するもので、電話回線3bを介して
入力される着信呼出中であることを示す16Hzの呼出
信号を検出し、検出された呼出信号を制御部27に出力
する。16Hz検出回路11は、16Hz検出部31、
16Hz検出電源33、1.5秒タイマ35、1秒タイ
マ37、及び16Hz有無判定部39を有して構成され
る。
【0043】16Hz検出部31は、極反後に、ナンバ
ーディスプレイ信号、及び鳴音信号のそれぞれに有する
16Hz信号を検出する。16Hz検出電源33は、1
6Hz検出部31を動作させる電源である。
【0044】1.5秒タイマ35は、16Hz検出部3
1が16Hz信号を検出した時からカウントを開始し、
1.5秒後に16Hz検出電源33にオン指示を与える
とともに、1秒タイマ37に開始信号を出力する。
【0045】1秒タイマ37は、1.5秒タイマ35か
らの開始信号を16Hz有無判定部39に出力するとと
もに、開始信号の入力時からカウントを開始し、1秒経
過後に終了信号を16Hz有無判定部39に出力する。
【0046】16Hz有無判定部39は、1秒タイマ3
7からの開始信号及び終了信号により、ナンバーディス
プレイ信号の16Hz信号検出時から1.5秒経過後
に、1秒間だけ16Hz信号の有無を判定する判定処理
を行い、16Hz信号が有りと判定した場合には判定処
理を再度実行し、16Hz信号が無いと判定した場合に
は鳴音信号を検出したとして処理する。
【0047】極性反転検出回路13は、通常着信時の電
話回線の極性反転を検出し、極性反転検出信号を制御部
27に出力する。回線電流検出回路15は、電話機5が
16Hzの呼出信号に応答して電話回線を閉結したと
き、電話回線3bに流れる電流を検出して制御部27に
出力する。
【0048】整流回路17は、電話回線3bにおける電
圧を整流して、直流閉結回路18、及びモデム19に一
定の電圧を供給する。直流閉結回路18は、制御部27
からの制御信号により、電話回線3bを図示しないトラ
ンスで閉結して、電話回線3bを通話状態にさせたり、
あるいは電話回線3bを開放状態にする。
【0049】モデム19は、制御部27に接続され、0
〜Fの数字を表す4ビットパラレルデータと、整流回路
17及び電話回線3bを介して伝送される信号との間の
変換を行う。
【0050】切替スイッチ21は、センタ1との間で電
話回線を介してデータ伝送を行う際には自動通報装置側
にあるオフフック検出回路23に接続され、電話回線を
介して通話を行う際には電話機5側に接続される。
【0051】切替スイッチ21は、ガスメータ7a等の
発呼事象の発生により自動通報装置がセンタ1に通報し
なければならないとき、または、センタ1からデータを
受信するとき、制御部27から出力される制御信号によ
り切り替えられる。
【0052】オフフック検出回路23は、自動通報装置
4が通信中で電話機5がオフフック検出回路側に切り替
わっている時に、電話機5のオフフックを検出し、その
検出信号を制御部27に出力する。
【0053】制御部27は、自動通報装置全体を制御す
るとともに、インターフェイス29を介して外部のガス
メータ7a等に接続されている。制御部27は、鳴音回
数カウンタ41、リンギング通信処理部45、設定着信
回数メモリ43、記憶部47を有している。
【0054】鳴音回数カウンタ41は、16Hz有無判
定部39からの16Hz無し判定信号の入力により、鳴
音回数を1だけインクリメントする。設定着信回数メモ
リ43は、予め設定された設定着信回数を記憶する。リ
ンギング通信処理部45は、鳴音回数カウンタ41の鳴
音回数が設定着信回数メモリ43に記憶された設定着信
回数に一致したか否かを判定し、鳴音回数が設定着信回
数に一致した場合には、オフフックしてセンタ1の間の
リンギング通信を開始させる。
【0055】次に、このように構成された実施の形態の
自動通報装置及び自動通報システムの動作、すなわち、
自動通報方法を図面を参照しながら説明する。図3に実
施の形態の自動通報装置を含む自動通報システムの簡易
リンギング通信の基本シーケンスを示す。まず、図3を
参照して簡易リンギング通信の基本シーケンスを説明す
る。
【0056】センタ1がオフフックすると、交換機2b
はDTをセンタ1へ返送する。さらに、センタ1が選択
信号を交換機2bに送出すると、交換機2bは、呼出信
号をコントローラ4、及びガスメータ7a等に送出す
る。
【0057】次に、コントローラ4は、オフフックして
交換機2bに応答すると、交換機2bは極性反転した信
号をセンタ1に送出する。さらに、コントローラ4は、
オフフックした後に、応答信号としてマーク信号を交換
機2bを介してセンタ1に送出する。そして、センタ1
とコントローラ4との相互間、またはセンタ1とガスメ
ータ7a等間のデータの送受信を開始する。
【0058】さらに、センタ1が終了電文を交換機2b
を介してコントローラ4に送ると、コントローラ4は、
これに応答した終了電文をセンタ1に送る。その後、通
信エラー等でコントローラ側またはセンタ側から自己切
断した場合には、回線を復旧させる。
【0059】図4に実施の形態の自動通報装置のタイム
シーケンスを示す。次に、図4を参照して自動通報装置
のタイムシーケンスを説明する。まず、電話回線からの
電圧により、極性反転検出回路13により極性反転を検
出し、次に、16Hz検出回路11により呼出信号を検
出する。
【0060】さらに、時間T1だけ電話機5(T端子)
の使用の有無を監視した後、T端子を切り離し、オフフ
ックする。さらに、オフフック後、センタ1への応答す
るまでの時間T2が経過した後、時間T3でセンタ1へ
の応答信号を送る。
【0061】そして、センタ1とコントローラ4とのデ
ータ送受信(通信シーケンス)が行われて、オンフック
する。オンフック後、時間T4経過後に、電話機5を電
話回線3bに接続する。
【0062】図5に実施の形態の自動通報装置の動作を
説明するフローチャートを示す。次に、自動通報装置の
動作を図5を参照して詳細に説明する。ここでは、ナン
バーディスプレイ信号が鳴音信号の前に送られてくるも
のとする。
【0063】まず、自動通報装置において、極性反転検
出回路13は、電話回線3bの電圧の変化により、極性
反転(極反)を検出し(ステップS11)、16Hz検
出回路11内の16Hz検出部31は、ナンバーディス
プレイ信号の16Hz信号を検出する(ステップS1
3)。
【0064】すると、1.5秒タイマ35のカウントを
開始させ(ステップS15)、カウント開始から時間が
1.5秒間経過したかどうかを判定し(ステップS1
7)、時間が1.5秒間経過した場合には、1秒タイマ
37のカウントを開始させる(ステップS19)。
【0065】そして、16Hz有無判定部39は、ナン
バーディスプレイ信号の16Hz信号検出時から1.5
秒経過後に、1秒間だけ16Hz信号の検出の有無を判
定する(ステップS21)。16Hz信号が検出された
場合には、ステップS15に戻り、判定処理を再度実行
する。
【0066】一方、16Hz信号が検出されず(ステッ
プS21のNO)、1秒間が経過した場合には(ステッ
プS23のYES)、鳴音信号を検出したとして検出信
号を鳴音回数カウンタ41に出力する。鳴音回数カウン
タ41は、鳴音回数を1だけ加算し(ステップS2
5)、カウントアップされた鳴音回数をリンギング通信
処理部45に出力する。
【0067】リンギング通信処理部45は、設定着信回
数メモリ43に記憶された設定着信回数を読み出して、
鳴音回数カウンタ41からの鳴音回数が設定着信回数に
なったかどうかを判定する(ステップS27)。鳴音回
数が設定着信回数になった場合には、リンギング通信処
理部45は、オフフックして通信を開始する(ステップ
S29)。
【0068】このように、16Hz信号を検出すると、
1.5秒後に1秒間の16Hz信号の有無を確認し、1
6Hz信号が検出された場合には、再度、1.5秒後に
1秒間の16Hz信号の有無を判定する。この判定処理
を、1秒間の16Hz信号の有無の判定によって、16
Hz信号無しを確認するまで繰り返し行う。そして、1
6Hz信号無しが確定した時点で、鳴音回数を1回と
し、その鳴音回数を設定着信回数と比較する。
【0069】その結果、鳴音信号前のナンバーディスプ
レイ信号を回避して、鳴音回数を正確に検出することが
できるから、予め設定された設定着信回数によって通信
を行うことができる。
【0070】(ナンバーディスプレイ信号がある場合)
次に、ナンバーディスプレイ信号がある場合の動作を図
6のタイミングチャートを参照して詳細に説明する。図
6にナンバーディスプレイ信号の回避処理を説明するた
めのタイミングチャートを示す。
【0071】まず、16Hz検出電源33は、オンとな
っていて、16Hz検出部31が時刻t1でナンバーデ
ィスプレイ信号の16Hz信号を検出すると、その時か
ら1.5秒タイマ35のカウントが開始される。また、
時刻t2で16Hz検出電源33がオフされる。
【0072】そして、16Hz信号検出時から1.5経
過後の時刻t3で16Hz検出電源33がオンされ、時
刻t3から時刻t5までの1秒間、16Hz信号の有無が
判定される。この場合に、時刻t4で16Hz信号が検
出される。このため、時刻t4から1.5秒経過後に1
秒間の16Hz信号の有無の判定処理が再度実行される
ことになる。
【0073】そして、ナンバーディスプレイ信号が回避
され、次に鳴音信号が入力されてくる。すなわち、時刻
11で鳴音信号の16Hzが検出されると、16Hz信
号検出時から1.5経過後の時刻t13から時刻t14まで
の1秒間、16Hz信号の有無が判定される。この場合
には、時刻t14で16Hz信号が検出されない。このた
め、16Hz信号無しが確定した時刻t14で、鳴音回数
を1回とし、その鳴音回数を設定着信回数と比較すれば
よい。
【0074】このように、ナンバーディスプレイ契約回
線でも、簡易リンギング着信を設定着信回数で行うこと
ができる。
【0075】(ナンバーディスプレイ信号がない場合)
次に、図7に鳴音信号の検出を説明するためのタイミン
グチャートを示す。ナンバーディスプレイ信号がない場
合の動作を図7のタイミングチャートを参照して詳細に
説明する。
【0076】まず、16Hz検出電源33は、オンとな
っていて、16Hz検出部31が時刻t1でナンバーデ
ィスプレイ信号の16Hz信号を検出すると、その時か
ら1.5秒タイマ35のカウントが開始される。また、
時刻t2で16Hz検出電源33がオフされる。
【0077】そして、16Hz信号検出時から1.5経
過後の時刻t3で16Hz検出電源33がオンされ、時
刻t3から時刻t5までの1秒間、16Hz信号の有無が
判定される。この場合には、時刻t4で16Hz信号が
検出されない。このため、16Hz信号無しが確定した
時刻t4で、鳴音回数を1回とし、その鳴音回数を設定
着信回数と比較すればよい。
【0078】次に、時刻t5でナンバーディスプレイ信
号の16Hz信号を検出すると、その時から1.5秒タ
イマ35のカウントが開始される。16Hz信号検出時
から1.5経過後の時刻t7で16Hz検出電源33が
オンされ、時刻t7から時刻t8までの1秒間、16Hz
信号の有無が判定される。この場合には、時刻t8で1
6Hz信号が検出されない。このため、16Hz信号無
しが確定した時刻t8で、鳴音回数を2回とする。
【0079】従って、一般回線等の回線でも、簡易リン
ギング着信を設定着信回数で行うことができる。
【0080】このように、ナンバーディスプレイ回線、
一般回線等の回線、ナンバーディスプレイ対応の電話機
(ナンバーディスプレイ信号に対して直流ループを構成
する電話機)、ナンバーディスプレイ未対応(ナンバー
ディスプレイ信号に対して何ら対応していない電話機)
の電話機等の電話機の種類に関係なく、簡易リンギング
着信を設定着信回数で行うことができる。
【0081】なお、本発明は、前述した実施の形態の自
動通報装置及び自動通報システムに限定されることな
く、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で種々変形し
て実施可能であるのは勿論である。
【0082】
【発明の効果】請求項1及び請求項5の発明によれば、
呼出検出回路は、所定周波数を含む第1周期の呼出信号
が電話回線を介して入力されるとともに、第1周期とは
異なる所定周波数を含む第2周期の通信前情報通知信号
が呼出信号の前に入力されるとき、第1周期及び第2周
期に基づき呼出信号を検出し、鳴音回数カウンタは、呼
出検出回路で検出された呼出信号による電話機の鳴音回
数をカウントし、通信処理部は、カウントされた鳴音回
数が予め設定された設定着信回数に一致した場合にセン
タとの間で通信を行う。
【0083】従って、呼出信号の前に通信前情報通知信
号が入力された場合であっても、その通信前情報通知信
号を回避し、設定着信回数でリンギング着信を行うこと
ができる。
【0084】請求項2及び請求項6の発明によれば、所
定周波数検出部が通信前情報通知信号の所定周波数を検
出すると、判定部は、その所定周波数を検出した時から
第1オン時間が経過後の第1のオフ時間内の一定時間に
おいて所定周波数の有無を判定する判定処理を行い、所
定周波数が有りと判定した場合に判定処理を再度実行す
る。そして、所定周波数が無いと判定した場合には、呼
出信号を検出したと判定するため、鳴音回数カウンタが
鳴音回数をカウントする。
【0085】すなわち、呼出信号前の通信前情報通知信
号を回避でき、鳴音回数を正確にカウントすることがで
きるため、リンギング着信を設定着信回数で行うことが
できる。
【0086】請求項3及び請求項7の発明によれば、電
話回線を介して呼出信号のみが入力されるときに、呼出
信号の所定周波数を検出した時から第1オン時間が経過
後の一定時間において、判定部が、所定周波数の有無を
判定する判定処理を行い、所定周波数が無いと判定した
場合に呼出信号を検出したと判定する。
【0087】すなわち、一般の電話回線においても、鳴
音回数を正確にカウントすることができるため、リンギ
ング着信を設定着信回数で行うことができる。
【0088】請求項4及び請求項8の発明によれば、第
2オン時間と第2オフ時間との合計時間を、第1オン時
間と略同一時間とし、一定時間を、第1オン時間と略同
一時間とすることで、呼出信号と通信前情報通知信号と
を容易に区別し、通信前情報通知信号を回避することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動通報装置の実施の形態の概略構成
ブロック図である。
【図2】実施の形態の自動通報装置を含む自動通報シス
テムの構成ブロック図である。
【図3】実施の形態の自動通報装置を含む自動通報シス
テムの簡易リンギング通信の基本シーケンスを示す図で
ある。
【図4】実施の形態の自動通報装置のタイムシーケンス
を示す図である。
【図5】実施の形態の自動通報装置の動作を説明するフ
ローチャートである。
【図6】ナンバーディスプレイ信号の回避処理を説明す
るためのタイミングチャートである。
【図7】鳴音信号の検出を説明するためのタイミングチ
ャートである。
【図8】従来の自動通報装置を含む自動通報システム装
置の構成ブロック図である。
【図9】従来の自動通報システム装置の動作を説明する
フローチャートである。
【図10】発信電話番号及び発信電話番号拡張情報を示
す図である。
【図11】着信時のナンバーディスプレイ信号及び鳴音
信号を示す図である。
【符号の説明】
1 センタ 2a,2b 交換機 3a,3b 電話回線 4 自動通報装置 5 電話機 7a〜7n ガスメータ 11 16Hz検出回路 13 極性反転検出回路 15 回線電流検出回路 17 整流回路 18 直流閉結回路 19 モデム 21 切替スイッチ 23 オフフック検出回路 27 制御部 29 インターフェイス 31 16Hz検出部 33 16Hz検出電源 35 1.5秒タイマ 37 1秒タイマ 39 16Hz有無判定部 41 鳴音回数カウンタ 43 設定着信回数メモリ 45 リンギング通信処理部 47 記憶部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末の発呼により端末情報を電話回線を
    介してセンタへ通報するとともに、前記センタからのデ
    ータを前記電話回線を介して受信して前記端末に送信す
    る自動通報装置であって、 所定周波数を含む第1周期の呼出信号が前記電話回線を
    介して入力されるとともに、前記第1周期とは異なる前
    記所定周波数を含む第2周期の通信前情報通知信号が前
    記呼出信号の前に入力されるとき、前記第1周期及び前
    記第2周期に基づき前記呼出信号を検出する呼出検出回
    路と、 この呼出検出回路で検出された呼出信号による電話機の
    鳴音回数をカウントする鳴音回数カウンタと、 この鳴音回数カウンタでカウントされた鳴音回数が予め
    設定された設定着信回数に一致した場合に前記センタと
    の間で通信を行う通信処理部と、を備えることを特徴と
    する自動通報装置。
  2. 【請求項2】 前記呼出信号は、前記所定周波数がある
    第1オン時間とこの時間よりも長く前記所定周波数がな
    い第1オフ時間との合計時間を前記第1周期とする信号
    であり、前記通信前情報通知信号は、前記第1オン時間
    よりも短く前記所定周波数がある第2オン時間と前記第
    1オン時間よりも短く前記所定周波数がない第2オフ時
    間との合計時間を前記第2周期とする信号であり、 前記呼出検出回路は、前記通信前情報通知信号が、前記
    電話回線を介して前記呼出信号の前に入力されるとき、
    前記通信前情報通知信号及び前記呼出信号のそれぞれの
    前記所定周波数を検出する所定周波数検出部と、 前記所定周波数を検出した時から前記第1オン時間が経
    過後の前記第1のオフ時間内の一定時間において前記所
    定周波数の有無を判定する判定処理を行い、前記所定周
    波数が有りと判定した場合に前記判定処理を再度実行
    し、前記所定周波数が無いと判定した場合に前記呼出信
    号を検出したと判定する判定部と、を備えることを特徴
    とする請求項1記載の自動通報装置。
  3. 【請求項3】 前記判定部は、前記電話回線を介して前
    記呼出信号のみが入力されるときに、前記呼出信号の前
    記所定周波数を検出した時から前記第1オン時間が経過
    後の前記一定時間において前記所定周波数の有無を判定
    する判定処理を行い、前記所定周波数が無いと判定した
    場合に前記呼出信号を検出したと判定することを特徴と
    する請求項2記載の自動通報装置。
  4. 【請求項4】 前記第2オン時間と前記第2オフ時間と
    の合計時間は、前記第1オン時間と略同一時間であり、
    前記一定時間は、前記第1オン時間と略同一時間である
    ことを特徴とする請求項2または請求項3記載の自動通
    報装置。
  5. 【請求項5】 端末の発呼により端末情報を電話回線を
    介してセンタへ通報するとともに、前記センタからのデ
    ータを前記電話回線を介して受信して前記端末に送信す
    る自動通報方法であって、 所定周波数を含む第1周期の呼出信号が前記電話回線を
    介して入力されるとともに、前記第1周期とは異なる前
    記所定周波数を含む第2周期の通信前情報通知信号が前
    記呼出信号の前に入力されるとき、前記第1周期及び前
    記第2周期に基づき前記呼出信号を検出する呼出検出ス
    テップと、 検出された呼出信号による電話機の鳴音回数をカウント
    する鳴音回数ステップと、 カウントされた鳴音回数が予め設定された設定着信回数
    に一致した場合に前記センタとの間で通信を行う通信処
    理ステップと、を備えることを特徴とする自動通報方
    法。
  6. 【請求項6】 前記呼出信号は、前記所定周波数がある
    第1オン時間とこの時間よりも長く前記所定周波数がな
    い第1オフ時間との合計時間を前記第1周期とする信号
    であり、前記通信前情報通知信号は、前記第1オン時間
    よりも短く前記所定周波数がある第2オン時間と前記第
    1オン時間よりも短く前記所定周波数がない第2オフ時
    間との合計時間を前記第2周期とする信号であり、 前記呼出検出ステップは、前記通信前情報通知信号が、
    前記電話回線を介して前記呼出信号の前に入力されると
    き、前記通信前情報通知信号及び前記呼出信号のそれぞ
    れの前記所定周波数を検出する所定周波数検出ステップ
    と、 前記所定周波数を検出した時から前記第1オン時間が経
    過後の前記第1のオフ時間内の一定時間において前記所
    定周波数の有無を判定する判定処理を行い、前記所定周
    波数が有りと判定した場合に前記判定処理を再度実行
    し、前記所定周波数が無いと判定した場合に前記呼出信
    号を検出したと判定する判定ステップと、を備えること
    を特徴とする請求項5記載の自動通報方法。
  7. 【請求項7】 前記判定ステップは、前記電話回線を介
    して前記呼出信号のみが入力されるときに、前記呼出信
    号の前記所定周波数を検出した時から前記第1オン時間
    が経過後の前記一定時間において前記所定周波数の有無
    を判定する判定処理を行い、前記所定周波数が無いと判
    定した場合に前記呼出信号を検出したと判定することを
    特徴とする請求項6記載の自動通報方法。
  8. 【請求項8】 前記第2オン時間と前記第2オフ時間と
    の合計時間は、前記第1オン時間と略同一時間であり、
    前記一定時間は、前記第1オン時間と略同一時間である
    ことを特徴とする請求項6または請求項7記載の自動通
    報方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008252909A (ja) * 2001-05-15 2008-10-16 Yahoo Inc 無線装置を介して個別のビデオ/オーディオウェブコンテンツを対象としてアクセスする方法及び装置

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