JPH07221861A - 自動通報システム - Google Patents

自動通報システム

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Publication number
JPH07221861A
JPH07221861A JP1036394A JP1036394A JPH07221861A JP H07221861 A JPH07221861 A JP H07221861A JP 1036394 A JP1036394 A JP 1036394A JP 1036394 A JP1036394 A JP 1036394A JP H07221861 A JPH07221861 A JP H07221861A
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JP
Japan
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signal
automatic notification
telephone
identification signal
telephone line
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Application number
JP1036394A
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English (en)
Inventor
Hiroki Oshimi
博喜 押見
Masahito Takeuchi
正仁 竹内
Sunao Shimada
直 島田
Kuniaki Ito
邦昭 伊藤
Junichi Shimizu
純一 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 センターから一般のダイヤルによるベルが鳴
動する方式による着信で自動通報装置を起動してデータ
通信を行う場合、制御回路の動作時間を短縮して消費電
流を少なくする。 【構成】 ユーザの電話機7のベル呼出信号を検出する
ベル検出回路11と、電話機7をオフフックしたことを
検出するオフフック検出回路26と、ユーザが電話機7
で通話中に集中監視センタ2からの第1の識別信号と第
2の通信開始信号を受信する手段と、電話回線10から
電話機7を切り放し自動通報装置1と電話回線10とを
接続する接続切り替え手段とを備え、集中監視センタ2
からの第1の識別信号が得られない場合は、待機状態に
もどり、第1の識別信号が得られた後第2の識別信号が
得られたら自動通報装置1が集中監視センタ2との交信
に入るため、電話機7は電話回線10から切り放され自
動通報装置1が電話回線10につながるようにしたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メータ値、センサ情報
などの自動通報装置側の情報信号を電話回線網を介して
自動的に集中監視センタ側へ伝送すると共に、集中監視
センタ側より自動通報装置を呼び出してデータローディ
ング等を行う事が出来る相互起動型の自動通報装置から
なる自動通報システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般加入者電話回線を利用する自
動通報装置に於いて、集中監視センタより自動通報装置
を呼び出す場合には、ノーリンギングトランクを利用し
て宅内の電話機のベルを鳴動させずに目的の自動通報装
置を呼び出してデータ通信を行う方式と、ノーリンギン
グトランクを利用せずに通常のダイヤルをして電話機の
ベルを鳴動させて自動通報装置を呼び出す方式(以下リ
ンギング方式と言う)とがある。
【0003】ノーリンギング方式は、電話局の交換機に
特殊機能を持つノーリンギングトランク(以下NRTと
いう)を追加して実現される特殊サービスであり、16
Hzベル信号を使用せず、緩極性反転と、半ループ状態
でノーリンギング呼び出し信号(PB信号1桁)により
目的の自動通報装置を指定してデータ通信を行うもの
で、これを利用した自動通報装置の公知例としては特開
平2−70165号公報(網制御装置の端末装置)があ
る。
【0004】この他、NRTを利用せずに目的の自動通
報装置を呼び出すリンギング方式の例としては、16H
zベル信号に対して自動応答した後一定時間内にデータ
通信である事を示す識別信号や、キャリア信号を検出し
た場合には着呼のあった回線にデータ通信端末を接続す
るものがあり、かかるものの公知例としては特公昭53
−2282号公報(電話回線に於ける通信方式)があ
り、これに対して目的の信号が検出できなかった場合に
は、音声通信端末(電話機)に対して16Hzベル信号
を送出すると同時に発呼側に対してはリングバックトー
ンや電話機を呼び出し中である事を示す旨のメッセージ
を送出する事により、宅内電話機とデータ通信端末の選
別を行う方式が実施されているものがあり、かかるもの
の公知例としては、特開平2−7763号公報(画像通
信装置)などがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来における自動通報
システムのノーリンギング方式は、全ての電話回線に対
して利用できるとは限らず、NRTが設置されていない
回線や、PBXの内線側に自動通報装置が設置されてい
る場合にはこの自動通報装置を呼び出す事が出来ず、自
動通報装置の設置運用に制限が発生する。
【0006】この他、目的の自動通報装置が収容されて
いるNRTが連続検針などにより他の通信に利用されて
話中状態の時にも自動通報装置を呼び出す事が出来な
い。
【0007】特にセンタから自動通報装置へ緊急の操作
を行いたい場合、この話中状態は不都合である。
【0008】そこで、通常のダイヤルによる呼び出し方
式で電話機のベルを鳴動させてユーザが応答したのち、
ユーザに対してこれから自動通報装置とセンタ間でデー
タ通信を行うことをセンタから説明して了解を得た後、
識別信号を送出し自動通報装置に回線を接続する方式で
は、ユーザの電話機に掛かってくるダイヤル呼出に対し
全てに自動通報装置がセンタからの識別信号の有無につ
いて電話機の通話中の期間受信体制を取る必要がある。
【0009】この場合、自動通報装置内の電源として使
用している電池が動作時間が長くなるため消費電流の増
大のため電池の寿命が短くなるという不都合があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】メータ及びセンサのデー
タを集中監視センタへ電話回線網を介して自動的に伝送
すると共に、前記集中監視センタより前記電話回線網を
介してデータ伝送できる相互起動型の自動通報装置を有
する自動通報システムに於いて、前記集中監視センタよ
り前記電話回線網を介してリンギング方式で自動通報装
置を呼び出した時、呼出信号のベル検出回路と電話機の
オフフック検出回路と第1の識別信号と第2の識別信号
のPB信号検出回路を備え、前記呼出信号を検出したら
動作モードに入り、電話機のオフフック信号を検出した
ら直ちに第1の識別信号の受信モードに入り、一定時間
内に前記第1の識別信号を検出出来ない場合は待機状態
に戻り、第1の識別信号を検出したら、第2の識別信号
の検出モードに入り、一定時間内に第2の識別信号を検
出したら電話機を切り放し、自動通報装置を電話回線に
接続して通信モードに入るとともに、第2の識別信号を
検出しなかった場合は、一定時間後に電話機を切り放
し、自動通報装置を電話回線に接続して通信モードに入
るようにしたものである。
【0011】
【作用】本発明は上記構成により、呼出信号があって自
動通報装置が電話機のオフフックを検出したらセンタか
らの第1の識別信号の受信待ちになり、一定時間の間に
受信できない場合は直ちに待機状態になるため電源電流
は小さい値になる。
【0012】第1の識別信号を受信した場合は、第2の
識別信号の受信待ちとなり、センタはユーザとの会話に
よる連絡を行った後、第2の識別信号を送信することに
より、自動通報装置は電話機を電話回線から切り放し通
信の妨げとならない様にしてから、センタとの通信状態
にすることにより電源の消費電流を少なくできる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を示す図を参照しな
がら説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例を示す自動通報シ
ステムのシステム図、図2は同自動通報システムの構成
を示すブロック図、図3は同フローチャートを示す図で
ある。
【0015】図1において、1は自動通報装置であり、
端末側の種々の情報信号を管理する集中監視センタ2と
電話回線網3及び加入者電話回線10を経由して接続さ
れている。
【0016】センタ側交換機4は集中監視センタ2を収
容している。自動通報装置側交換機5は自動通報装置1
を収容しており、ノーリンギングトランク(NRT)6
が付加されてあり、集中監視センタ2からNRT6への
ダイヤルによりノーリンギング方式に準じた手順で自動
通報装置1へ着呼するものである。
【0017】7は電話機で、自動通報装置1を経由して
加入者電話回線10に接続されている。
【0018】8はメータで、水道、電力などの使用量を
検針するものであり、前記自動通報装置1に接続されて
それぞれの使用量に応じたパルス信号を出力したり、も
しくは前記自動通報装置1との間でデータ通信を行う機
能を有している。
【0019】9はセンサであり、例えばガスや、液面レ
ベル、押しボタンなど、ある事象の状態変化を検出する
ものであり、前記自動通報装置1に接続されてそれぞれ
の状態変化に応じた信号を出力する機能を有している。
【0020】図2において、27は記憶演算装置であり
前記自動通報装置1の動作制御を、予め設定され記憶さ
れた手順に従って行うものである。
【0021】11は16Hzのベル信号を検出するベル
検出回路であり、前記加入者電話回線10と前記記憶演
算装置27間に接続されており、着呼がある時前記電話
回線網3より送出されてくる16Hzのベル信号を検出
して前記記憶演算装置27に伝達する機能を有してい
る。
【0022】12は緩極性反転検出回路であり、前記加
入者電話回線10に挿入されるとともに、前記記憶演算
装置27に接続されており、前記NRT6が動作して前
記加入者電話回線10に緩極性反転が発生した事を検出
して前記記憶演算装置27へ伝達する機能を有してい
る。
【0023】13は回線電流検出回路であり、前記加入
者電話回線10に挿入されるとともに、前記記憶演算装
置27に接続されており、前記電話機7が前記電話回線
網3より送出されてくる16Hzベル信号に応答して回
線を閉結したときに、前記加入者電話回線10に流れる
回線電流を検出して前記記憶演算装置27に伝達する機
能を有している。
【0024】14及び15はそれぞれコンデンサ及びト
ランスであり、前記加入者電話回線10間にトランス1
5の1次巻線が接続されており、この1次巻線の一方に
前記コンデンサ14が接続されている。
【0025】コンデンサ14は直流の絶縁を行い、トラ
ンス15は高い交流インピーダンスを持たせる事によ
り、前記加入者電話回線10の通話状態に影響を与える
事なく、後述のPB信号検出回路16に信号を伝達する
インターフェース回路である。
【0026】16は、PB信号検出回路であり、一端が
前述トランス15の2次巻線に接続されるとともに、他
端が前記記憶演算装置27にそれぞれ接続されており、
前述の加入者電話回線10に送信されてくるPB信号を
検出判別して前記記憶演算装置27へ伝達する回路であ
り、例えばPB信号レシーバLSIを用いた回路等が用
いられている。
【0027】17は、整流回路であり前述の加入者電話
回線10の極性が反転しても後述する半ループ回路18
や、直流閉結回路19に一定の極性を供給するための機
能を有している。
【0028】半ループ回路18は、前記整流回路17を
介して前記加入者電話回線10に接続されている一方、
前記記憶演算装置27及び後述のAC600Ωスイッチ
19にも接続されている。
【0029】半ループ回路18は、ノーリンギング方式
に準じた手順で応答するための回路であり、前記記憶演
算装置27の制御により、5mA以上20mA以下の回
線電流を流したときに4KΩ以上の直流抵抗値で前述加
入者電話回線10を半閉結状態にする機能を有する。
【0030】21は600Ωトランスであり、1次巻線
の一端は後述するAC600Ωスイッチ19と直流閉結
回路20のそれぞれに接続されていて、もう一端は前記
整流回路17を介して前記加入者電話回線10に接続さ
れている。2次巻線は後述するPB信号送出回路22及
び信号変復調回路23にそれぞれ接続されている。
【0031】600Ωトランス21の1次巻線は50Ω
〜100Ω程度の直流抵抗と300Hz〜4KHzの周
波数帯域で交流インピーダンス600Ωを持ち1次:2
次の巻数比は1:1のトランスで、前述の加入者電話回
線10と600Ω平衡状態で後述のPB信号送出回路2
2及び信号変復調回路23の信号を伝達すると共に、加
入者電話回線10と本トランスの2次側に接続される回
路とを直流的に絶縁する機能を有する。
【0032】19はAC600Ωスイッチであり、前述
半ループ回路18と前述の600Ωトランスの1次巻線
の一端に接続されているスイッチで、更に前記記憶演算
装置27に接続されている。
【0033】AC600Ωスイッチ19は前述半ループ
回路18が回線を直流的に半閉結状態にしている時に交
流的に前述の600Ωトランス21を接続するスイッチ
で前記記憶演算装置27により制御されている。
【0034】直流閉結回路20は、一端を前述の整流回
路17を介して前述の加入者電話回線10に接続される
一方、他端は前述の600Ωトランス21の1次巻線の
一端に接続されるとともに、前記記憶演算装置27にも
接続されている。
【0035】直流閉結回路20は前述記憶演算装置27
の制御によりオン/オフするスイッチで、オンすれば前
述加入者電話回線10を前述整流回路17を介して前述
600Ωトランス21の直流抵抗50Ω〜100Ωで閉
結すると共に交流インピーダンス600Ωの平衡状態を
作り加入者電話回線10を通話状態にする事が出来、ま
たオフすれば回線を開放状態にする事が出来る。
【0036】また前記記憶演算装置27の制御により適
当なタイミングでオン/オフする事によりダイヤルパル
ス信号を送出する機能を兼ね備えている。
【0037】PB送出回路22は、前述600Ωトラン
ス21の2次巻線と前述記憶演算装置27の間に接続さ
れており、前述記憶演算装置27の制御により前述60
0Ωトランス21を介してPB信号の出力を行う回路
で、PBダイヤル信号の送信やノーリンギング方式に準
じた着信手順でANS信号「#」のPB信号送出を行う
ほか、PB信号を利用したデータ送出を行う機能を有し
ている。
【0038】信号変復調回路23は、前述600Ωトラ
ンス21の2次巻線と前記記憶演算装置27の間に接続
されている。
【0039】信号変復調回路23は、前述の記憶演算装
置27の制御により、前述の600Ωトランス21、整
流回路17、加入者電話回線10、電話回線網3を介し
て集中監視センタ2とデータ通信を行う回路であり、例
えばFSK信号方式の全二重モデムLSIを用いた回路
等が用いられている。
【0040】24はリレースイッチであり、自動通報装
置1が通信中の時に前記電話機7を前記加入者電話回線
10側から自動通報装置1側の後述するオッフック検出
回路26側へに切り換えるものである。
【0041】リレー駆動回路25は、出力側が前述のリ
レースイッチ24に入力側が前記記憶演算装置27にそ
れぞれ接続されており、記憶演算装置27の制御により
前記リレースイッチ24を駆動してスイッチの切り換え
を行う回路である。
【0042】26はオフフック検出回路であり、入力側
が後述のリレー接点26に、出力側が前記記憶演算装置
27にそれぞれ接続されており、前記記憶演算装置27
の指示により自動通報装置1が通信中で前記電話機7が
オフフック検出回路26側に切り替わっている時、前記
電話機7のオフフックを検出する回路である。
【0043】28はメータインターフェース回路であ
り、前記メータ8と前記記憶演算装置27との間に接続
されており、メータ8からのパルス信号を受信したり、
もしくはメータ8との間の通信を行い、前記記憶演算装
置27へ伝達する機能を有している。
【0044】29はセンサインタフェース回路であり、
前記センサ9と前記記憶演算装置27の間に接続されて
おり、センサ9からの信号を受信し、かつ、この信号を
前記記憶演算装置27に伝達する機能を有している回路
である。
【0045】30はデータ登録インターフェース回路で
あり、後記データ登録装置32と前記記憶演算装置27
の間に接続されており、データ登録装置32からのデー
タを取り込み、かつ、このデータを前記記憶演算装置2
7に伝達する機能を有している回路である。
【0046】31はコネクタであり、後述データ登録装
置32と前述データ登録インターフェース回路30間に
接続されており、このコネクタ31は後記データ登録装
置32と前記自動通報装置1との着脱を自由に行わせる
機能を有するものである。
【0047】32はデータ登録装置であり、前記自動通
報装置1に接続されて、その動作を行わせるためのデー
タを登録、記憶及び変更するものである。
【0048】例えば、前記集中監視センタ2の電話番号
や前記自動通報装置1のユーザコードなどのほか、ノー
リンギング方式で着信したときに前記自動通報装置1を
選択するためのNRS信号(「0〜9」の中の1桁の数
字)や、リンギング方式で着信したときに前述の集中監
視センタ2から前記自動通報装置1を選択するために送
出する端末識別信号(例えば数桁のPB信号)を、登
録、記憶及び変更を行う装置で、前記コネクタ31によ
り前記自動通報装置1に着脱自在に取り付けることが出
来る。
【0049】次に、本実施例の図2及び図3のA1〜A
12、B1〜B16を用いて自動通報装置1が接続され
ている加入者電話回線10に着信があった時の動作に付
いて説明する。
【0050】まずA1にて、加入者電話回線10に極性
反転が発生することのを監視することで着信の検出を行
う。
【0051】ここで、極性反転が緩極性反転検出回路1
2により検出されるとA2、A3にて350mSのタイ
マのスタートを行い、半ループ回路18を閉結して極性
反転検出に対して応答する。
【0052】続いてA4−A5−A4の流れで、350
mS以内に図1のNRT6より加入者電話回線10に
「0〜9」の1桁のPB信号であるNRS信号が送信さ
れてくるか、コンデンサ14、トランス15を介してP
B信号検出回路16で監視を行う。
【0053】このとき350mS以内に前記NRS信号
が検出できれば、ノーリンギング方式による着信であっ
たと判断してノーリンギング方式に準じた応答手順であ
るA6以降の処理を実行する。
【0054】反対に、350mS以内にNRS信号の検
出が出来ない場合には、リンギング方式による着信であ
ったと判断して、リンギング方式に準じた応答手順であ
るB1以降の処理を実行する。
【0055】いま、仮に350mS以内にNRS信号が
検出できたとすると、A6にて検出されたNRS信号が
予めデータ登録装置32により記憶演算装置27に記憶
登録されているNRS信号と合致するかの判定を行う。
【0056】NRS信号が合致しない場合には、前記自
動通報装置1が選択されなかったと判断して、A12へ
ジャンプして半ループ回路18の半閉結状態を開放して
一連の動作を終了する。
【0057】NRS信号が合致した場合には、A7にて
AC600Ωスイッチ19をオンして加入者電話回線1
0の交流インピーダンス600Ω平衡を取り、A8にて
PB信号送出回路22よりノーリンギング方式に準じた
応答手順である応答信号のANS信号(PB信号「#」
1桁)を前述の600Ωトランス21、AC600Ωス
イッチ19、半ループ回路18、整流回路17、加入者
電話回線10を介して図1のNRT6へ送出する。
【0058】次にA9−A10−A9の流れで、信号変
復調回路23により、前述の600Ωトランス21、A
C600Ωスイッチ19、半ループ回路18、整流回路
17、加入者電話回線10、及び電話回線網3を介して
集中監視センタ2と通信を行う。
【0059】通信が終了すれば、AC600Ωスイッチ
19、及び半ループ回路18を開放して一連の動作を終
了する。A11−A12−ENDとなる。
【0060】以上、ノーリンギング方式で着信した場合
の処理に付いて説明した。
【0061】次に、リンギング方式で着信した場合に付
いて説明する。
【0062】リンギング方式で着信した場合、A4−A
5−A4で350mS以内にNRS信号が検出できない
ので以降B1〜B14の処理となる。
【0063】B1で半ループ回路18の開放を行いノー
リンギング方式による着信手順を終了する。
【0064】B2でベルタイマのスタートを行う。ベル
タイマはベルが設定時間以上鳴動しない場合リンギング
方式による着信手順を終了するための制限タイマであ
る。
【0065】次に、B3−B4−B6−B3またはB3
−B5−B6−B3の流れでベルが間欠的に鳴動してい
ることを前記ベル検出回路11で監視すると共に、前記
電話機7がオフフックして前記加入者電話回線10に回
線電流が流れるかを前記回線電流検出回路13で監視し
ている。
【0066】ここで、電話機7が応答する前にベルが止
まってしまった場合はB3−B5−B6−B3の処理で
ベルタイマがタイムアップするのでB5−ENDとなり
応答手順を終了する。
【0067】次に、前述電話機7がベルに応答して、回
線電流が流れれば、B7−B15−B6−B7の流れで
前記集中監視センタ2からの第1の識別信号の監視を前
記コンデンサ14、トランス15、PB信号検出回路1
6により、前記加入者電話回線10に影響を与えない高
いインピーダンスで監視する。
【0068】ここで、第1の識別信号が検出されると、
続いてB8で前述のデータ登録装置32で予め前記記憶
演算装置27に登録記憶されている端末識別信号と比較
を行う。
【0069】第1の識別信号が検出されずに、もしくは
端末識別信号が合致しないままタイマーAがタイムアッ
プするか、前記電話機7の通話が終了すると、リンギン
グ方式による着信手順を終了する。但し、タイマーAの
スタートは回線電流を検出時とする。
【0070】一方、B8で第2の識別信号を合致するか
タイマーBがタイムアップした場合には、リンギング方
式による前記集中監視センタ2からの着信であると判断
して、以下B9〜B14−ENDの処理を行う。但し、
タイマーBのスタートは第1の識別信号を検出時とす
る。
【0071】B9では前記直流閉結回路20をオンして
前記自動通報装置1を前記加入者電話回線10に接続す
る。
【0072】続いて、B10では前記リレー駆動回路2
5を動作させて、前記リレースイッチ24を切り換え
て、前記電話機7を前記加入者電話回線10から切り放
しオフフック検出回路26へ切り換える。
【0073】引き続きB11−B12−B11の流れ
で、信号変復調回路23により、前述の600Ωトラン
ス21、直流閉結回路20、整流回路17、加入者電話
回線10、及び電話回線網3を介して集中監視センタ2
と通信を行う。
【0074】通信が終了すれば、前記リレースイッチ2
4を切り換えて前記電話機7を前記加入者電話回線10
へ接続し、直流閉結回路20をオフして加入者電話回線
10を開放してB13−B14−ENDの流れを実行し
て一連の動作を終了する。
【0075】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、電話機の呼
出信号を検出したら待機状態から動作状態に入り電話機
のオフフック検出待ちの状態に入り、オフフック検出後
直ちにセンタから送出される第1の識別信号の受信待ち
となり、一定時間の間に検出されない場合は動作状態か
ら待機状態になり電源電流は微少モードになる。
【0076】検出された場合はセンタからの第2の識別
信号の受信待ちに入る。センタとユーザーとの会話によ
る連絡の後、センタから第2の識別信号を送出して通信
動作に入ることができる。
【0077】従って、センター以外からの電話機呼出が
あった場合は、自動通報装置は電話機のオフフック後に
短時間動作状態になるが、その後直ちに待機状態に入る
ことが出来るので電池の消耗を防ぐことが出来るといっ
た、製品の低コスト化に優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す自動通報システムにお
けるシステム構成図である。
【図2】本発明の一実施例を示す自動通報システムにお
けるブロック構成図である。
【図3】本発明の一実施例を示す自動通報システムにお
ける動作フローチャートである。
【符号の説明】
1 自動通報装置 2 集中監視センタ 3 電話回線網 7 電話機 8 メータ 9 センサ 11 ベル検出回路 16 PB検出回路 26 オフフック検出回路
フロントページの続き (72)発明者 伊藤 邦昭 千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社日 立ホームテック内 (72)発明者 清水 純一 千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社日 立ホームテック内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メータ(8)及びセンサ(9)のデータ
    を集中監視センタ(2)へ電話回線網(3)を介して自
    動的に伝送すると共に、前記集中監視センタ(2)より
    前記電話回線網(3)を介してデータ伝送できる相互起
    動型の自動通報装置(1)を有する自動通報システムに
    於いて、前記集中監視センタ(2)より前記電話回線網
    (3)を介してリンギング方式で自動通報装置(1)を
    呼び出した時、呼出信号のベル検出回路(11)と電話
    機(7)のオフフック検出回路(26)と第1の識別信
    号と第2の識別信号のPB信号検出回路(16)を備
    え、前記呼出信号を検出したら動作モードに入り、電話
    機(7)のオフフック信号を検出したら直ちに第1の識
    別信号の受信モードに入り、一定時間内に前記第1の識
    別信号を検出出来ない場合は待機状態に戻り、第1の識
    別信号を検出したら、第2の識別信号の検出モードに入
    り、一定時間内に第2の識別信号を検出したら電話機
    (7)を切り放し、自動通報装置(1)を電話回線(1
    0)に接続して通信モードに入るとともに、第2の識別
    信号を検出しなかった場合は、一定時間後に電話機
    (7)を切り放し、自動通報装置(1)を電話回線(1
    0)に接続して通信モードに入ることを特徴とする自動
    通報システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006238349A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Ntt Telecon Co Ltd ネットワーク・コントロール・ユニットおよびその制御方法,ネットワーク・コントロール・ユニットを制御するプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006238349A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Ntt Telecon Co Ltd ネットワーク・コントロール・ユニットおよびその制御方法,ネットワーク・コントロール・ユニットを制御するプログラム

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