JPH07107184A - 自動通報システム - Google Patents

自動通報システム

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JPH07107184A
JPH07107184A JP24936593A JP24936593A JPH07107184A JP H07107184 A JPH07107184 A JP H07107184A JP 24936593 A JP24936593 A JP 24936593A JP 24936593 A JP24936593 A JP 24936593A JP H07107184 A JPH07107184 A JP H07107184A
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JP
Japan
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ringing
telephone line
automatic notification
signal
notification device
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Pending
Application number
JP24936593A
Other languages
English (en)
Inventor
Sunao Shimada
直 島田
Hiroki Oshimi
博喜 押見
Masahito Takeuchi
正仁 竹内
Kuniaki Ito
邦昭 伊藤
Junichi Shimizu
純一 清水
Akahito Umeda
赤人 梅田
Yoshiyuki Haga
喜之 芳賀
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Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノーリンギング方式による着信と、一般のダ
イヤルによるベルが鳴動する方式による着信の両方に自
動的に応答することが出来る応答方式を提供する。 【構成】 加入者電話回線10に着信があったとき、極
性反転を検出してから350mS以内に電話回線網3内
の自動通報装置側交換機5に接続したノーリンギングト
ランク6からの選択信号(NRS信号)が検出できない
ときには、直ちにノーリンギング方式に準じた着信処理
を終了して、通常のダイヤルによるベルが鳴動する着信
方式に準じた応答手順で応答するように前記電話回線網
3に自動通報装置1と電話機7を接続した事により、ノ
ーリンギング方式による着信と、一般のダイヤルによる
ベルが鳴動する方式による着信の両方に自動的に応答す
ることが可能になった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メータ値、センサ情報
などの自動通報装置側の情報信号を電話回線網を介して
自動的に集中監視センタ側へ伝送すると共に、集中監視
センタ側より自動通報装置を呼び出してデータローディ
ング等を行う事が出来る相互起動型の自動通報装置から
なる自動通報システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般加入者電話回線を利用する自
動通報装置に於いて、集中監視センタより自動通報装置
を呼び出す場合には、ノーリンギングトランク(以下N
RTという)を利用して宅内の電話機のベルを鳴動させ
ずに目的の自動通報装置を呼び出してデータ通信を行う
方式と、NRTを利用せずに通常のダイヤルをして電話
機のベルを鳴動させて自動通報装置を呼び出す方式(以
下リンギング方式と言う)のどちらかが単独で採用され
ている。
【0003】ノーリンギング方式は、電話局の交換機に
特殊機能を持つNRTを追加して実現される特殊サービ
スであり、16Hzベル信号を使用せず、緩極性反転と、半
ループ状態でノーリンギング呼び出し信号(PB信号1
桁)により目的の自動通報装置を指定してデータ通信を
行うもので、これを利用した自動通報装置の公知例とし
ては特開平2-70165号公報(網制御装置の端末装置)が
ある。
【0004】この他、NRTを利用せずに目的の自動通
報装置を呼び出すリンギング方式の例としては、16Hzベ
ル信号に対して自動応答した後、一定時間内にデータ通
信である事を示す識別信号や、キャリア信号を検出した
場合には着呼のあった回線にデータ通信端末を接続する
ものがあり、かかるものの公知例としては特公昭53-228
2号公報(電話回線に於ける通信方式)があり、これに
対して目的の信号が検出できなかった場合には、音声通
信端末(電話機)に対して16Hzベル信号を送出すると同
時に、発呼側に対してはリングバックトーンや電話機を
呼び出し中である事を示す旨のメッセージを送出する事
により、宅内電話機とデータ通信端末の選別を行う方式
が実施されているものがあり、かかるものの公知例とし
ては、特開平2-7763号公報(画像通信装置)等が一般に
知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来における自動通報
システムのノーリンギング方式は、全ての電話回線に対
して利用できるとは限らず、NRTが設置されていない
回線や、PBXの内線側に自動通報装置が設置されてい
る場合にはこの自動通報装置を呼び出す事が出来ず、自
動通報装置の設置運用に制限が発生する。
【0006】この他、目的の自動通報装置が収容されて
いるNRTが連続検針などにより他の通信に利用されて
話中の時にも自動通報装置を呼び出す事が出来ない。特
にセンタから自動通報装置へ緊急の操作を行いたい場
合、この話中状態は不都合であった。
【0007】通常のダイヤルによる呼び出し方式では、
検針や自動通報装置のメンテナンスなど緊急を要しない
呼び出しを深夜に行う事は、電話機のベルが鳴動するの
で自動通報装置を設置しているユーザに大変迷惑を掛け
てしまい事実上不可能である。
【0008】従って、ノーリンギング方式のみに対応し
た自動通報装置でも、通常のダイヤルによる呼び出し方
式のみに対応した自動通報装置でもそれぞれ不都合な場
合があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
したものであり、メータ及びセンサからのデータを集中
監視センタへ電話回線網を介して自動的に伝送すると共
に、前記集中監視センタより前記電話回線網を介してデ
ータ通信できる相互起動型の自動通報装置とし、前記集
中監視センタより前記電話回線網内のノーリンギングト
ランクを用いて自動通報装置を呼び出した時には、ノー
リンギング方式に準じた応答手順で前記集中監視センタ
からの着信に応答し、前記集中監視センタが前記ノーリ
ンギングトランクを用いずに通常のダイヤルで自動通報
装置を呼び出した時には、まずノーリンギング方式に準
じた応答手順で着信に応答した後、次に350mS以内
に前記ノーリンギング通信方式に準じた応答手順を終了
して通常のダイヤルによる電話機のベルが鳴動する着信
方式に準じた応答手順で応答し、ノーリンギング方式と
通常のダイヤルによる呼び出し方式の両方に自動的に応
答するものとした。
【0010】
【作用】集中監視センタより電話回線網内のNRTを用
いて自動通報装置を呼び出した時には、ノーリンギング
方式に準じた手順で前記集中監視センタからの着信に応
答し、前記集中監視センタが前記NRTを用いずに通常
のダイヤルで自動通報装置を呼び出した時には、まずノ
ーリンギング方式に準じた手順で着信に応答した後、次
に350mS以内にノーリンギング通信方式に準じた手
順を終了して、直ちにリンギング方式に準じた手順で着
信に応答する。
【0011】この他、まずノーリンギング方式に準じた
手順で着信に応答した後ベル信号を検出した場合には、
ノーリンギング方式に準じた手順を直ちに終了してリン
ギング方式に準じた手順で着信に応答してもよい。
【0012】以上のように、ノーリンギング方式に準じ
た手順で応答した後、次にリンギング方式に応じた手順
で着信に応答する事により、自動通報装置は前記両方式
に対してそれぞれの方式に準じた手順で自動的に応答す
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を示す図を参照しな
がら説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例を示す自動通報シ
ステムのシステム図であり、図2は同自動通報システム
の構成を示すブロック図であり、図3は同フローチャー
トを示す図である。
【0015】図1において、1は自動通報装置であり、
その端末側の種々の情報信号を管理する集中監視センタ
2と電話回線網3及び加入者電話回線10を経由して接
続されている。
【0016】4は電話回線網3の一部を構成するセンタ
側交換機であり、センタ側交換機4の一端は集中監視セ
ンタ2に接続されている。
【0017】5は自動通報装置側交換機であり、電話回
線網3の一部を構成し、自動通報装置側交換機5の一端
は前記センタ側交換機4に接続され、その他端は自動通
報装置1に接続しており、さらにノーリンギングトラン
ク(NRT)6が付加されており、集中監視センタ2か
らNRT6へのダイヤルによりノーリンギング方式に準
じた手順で自動通報装置1へ着呼するようになってい
る。
【0018】7は電話機であり、自動通報装置1を経由
して加入者電話回線10に接続されている。
【0019】8はメータであり、水道、電力などの使用
量を検針するものであり、前記自動通報装置1に接続さ
れ、それぞれの使用量に応じたパルス信号を出力した
り、もしくは前記自動通報装置1との間でデータ通信を
行う機能を有している。
【0020】9はセンサであり、例えばガスや、液面レ
ベル、押しボタンなど、ある事象の状態変化を検出する
ものであり、前記自動通報装置1に接続され、それぞれ
の状態変化に応じた信号を出力する機能を有している。
【0021】図2において、27は記憶演算装置であ
り、前記自動通報装置1の動作制御を、予め設定され記
憶された手順に従って行うものである。
【0022】11は16Hzのベル信号を検出するベル
検出回路であり、前記加入者電話回線10と前記記憶演
算装置27と間に接続されており、着呼がある時前記電
話回線網3より送出されてくる16Hzのベル信号を検
出して前記記憶演算装置27に伝達する機能を有してい
る。
【0023】12は緩極性反転検出回路であり、前記加
入者電話回線10に挿入されるとともに、前記記憶演算
装置27に接続されており、前記NRT6が動作して前
記加入者電話回線10に緩極性反転が発生した事を検出
して前記記憶演算装置27へ伝達する機能を有してい
る。
【0024】13は回線電流検出回路であり、前記加入
者電話回線10に挿入されるとともに、前記記憶演算装
置27に接続されており、前述電話機7が前記電話回線
網3より送出されてくる16Hzベル信号に応答して回
線を閉結した時に、前記加入者電話回線10に流れる回
線電流を検出して、前記記憶演算装置27に伝達する機
能を有している。
【0025】14あるいは15はそれぞれコンデンサあ
るいはトランスであり、前記加入者電話回線10間にト
ランス15の1次巻線が接続されており,この1次巻線
の一方に前記コンデンサ14が接続されている。
【0026】コンデンサ14は直流の絶縁を行い、トラ
ンス15は高い交流インピーダンスを持たせる事によ
り、前記加入者電話回線10の通話状態に影響を与える
事なく、後述のPB信号検出回路16に信号を伝達する
インターフェース回路である。
【0027】16はPB信号検出回路であり、その一端
が前記トランス15の2次巻線に接続されるとともに、
その他端が前記記憶演算装置27にそれぞれ接続されて
おり、前述の加入者電話回線10に送信されてくるPB
信号を検出判別して前記記憶演算装置27へ伝達する回
路であり、例えばPB信号レシーバLSIを用いた回路
等が用いられている。
【0028】17は整流回路であり、前述の加入者電話
回線10の極性が反転しても後述する半ループ回路18
や、直流閉結回路20に一定の極性を供給するための機
能を有している。
【0029】半ループ回路18は、前記整流回路17を
介して前記加入者電話回線10に接続されてる一方、前
記記憶演算装置27及び後述のAC600Ωスイッチ1
9にも接続されている。
【0030】半ループ回路18は、ノーリンギング方式
に準じた手順で応答するための回路で、前記記憶演算装
置27の制御により、5mA以上〜20mA以下の回線
電流を流したときに4KΩ以上の直流抵抗値で前記加入
者電話回線10を半閉結状態にする機能を有している。
【0031】21は600Ωトランスであり、その1次
巻線の一端は後述するAC600Ωスイッチ19と直流
閉結回路20のそれぞれに接続され、もう一端は前記整
流回路17を介して前記加入者電話回線10に接続され
ている。一方その2次巻線は後述するPB信号送出回路
22及び信号変復調回路23にそれぞれ接続されてい
る。
【0032】600Ωトランス21の1次巻線は50Ω
〜100Ω程度の直流抵抗と300Hz〜4KHzの周
波数帯域で交流インピーダンス600Ωを持ち1次:2
次の巻数比は1:1のトランスであり、前述の加入者電
話回線10と600Ω平衡状態で後述のPB信号送出回
路22及び信号変復調回路23の信号を伝達すると共
に、加入者電話回線10と600Ωトランス21の2次
側に接続される回路とを直流的に絶縁する機能を有して
いる。
【0033】19はAC600Ωスイッチであり、前記
半ループ回路18と前述の600Ωトランス21の1次
巻線の一端に接続されているスイッチで、更に前記記憶
演算装置27に接続されている。
【0034】AC600Ωスイッチ19は前記半ループ
回路18が回線を直流的に半閉結状態にしている時に、
交流的に前述の600Ωトランス21を接続するスイッ
チであり前記記憶演算装置27により制御されるもので
ある。
【0035】直流閉結回路20は、その一端を前述の整
流回路17を介して前述の加入者電話回線10に接続さ
れる一方、その他端は前述の600Ωトランス21の1
次巻線の一端に接続されるとともに、前記記憶演算装置
27にも接続されている。
【0036】直流閉結回路20は前記記憶演算装置27
の制御によりオン/オフするスイッチであり、オンすれ
ば前記加入者電話回線10を前記整流回路17を介して
前記600Ωトランス21の直流抵抗50Ω〜100Ω
で閉結すると共に、交流インピーダンス600Ωの平衡
状態を作り、加入者電話回線10を通話状態にすること
が出来、またオフすれば回線を開放状態にすることが出
来る。
【0037】また、前記記憶演算装置27の制御により
適当なタイミングでオン/オフすることによりダイヤル
パルス信号を送出する機能を兼ね備えている。
【0038】PB送出回路22は、前記600Ωトラン
ス21の2次巻線と前記記憶演算装置27との間に接続
されており、前記記憶演算装置27の制御により前記6
00Ωトランス21を介してPB信号の出力を行う回路
であり、PBダイヤル信号の送信やノーリンギング方式
に準じた着信手順でANS信号「#」のPB信号送出を
行うほか、PB信号を利用したデータ送出を行う機能を
有している。
【0039】23は信号変復調回路であり、前記600
Ωトランス21の2次巻線と前記記憶演算装置27との
間に接続されている。
【0040】信号変復調回路23は、前述の記憶演算装
置27の制御により、前述の600Ωトランス21、整
流回路17、加入者電話回線10、電話回線網3を介し
て集中監視センタ2とデータ通信を行う回路であり、例
えばFSK信号方式の全二重モデムLSIを用いた回路
等が用いられている。
【0041】24はリレースイッチであり、自動通報装
置1が通信中の時に前記電話機7を前記加入者電話回線
10側から自動通報装置1側の後述するオッフック検出
回路26側に切り換えるものである。
【0042】リレー駆動回路25は、その出力側が前述
のリレースイッチ24に、その入力側が前記記憶演算装
置27にそれぞれ接続されており、記憶演算装置27の
制御により前記リレースイッチ24を駆動してスイッチ
の切り換えを行う回路である。
【0043】26はオフフック検出回路であり、その入
力側が後述のリレー接点26に、その出力側が前記記憶
演算装置27にそれぞれ接続されており、前記記憶演算
装置27の指示により自動通報装置1が通信中で前記電
話機7がオフフック検出回路26側に切り替わっている
時、前記電話機7のオフフックを検出する回路である。
【0044】28はメータインターフェース回路であ
り、前記メータ8と前記記憶演算装置27との間に接続
されており、メータ8からのパルス信号を受信したり、
もしくはメータ8との間の通信を行い前記記憶演算装置
27へ伝達する機能を有している。
【0045】29はセンサインタフェース回路であり、
前記センサ9と前記記憶演算装置27との間に接続され
ており、センサ9からの信号を受信し、かつ、この信号
を前記記憶演算装置27に伝達する機能を有している回
路である。
【0046】30はデータ登録インターフェース回路で
あり、後記データ登録装置32と前記記憶演算装置27
との間に接続されており、データ登録装置32からのデ
ータを取り込み、かつ、このデータを前記記憶演算装置
27に伝達する機能を有している回路である。
【0047】31はコネクタであり、後記データ登録装
置32と前記データ登録インターフェース回路30と間
に接続されており、このコネクタ31は後記データ登録
装置32と前記自動通報装置1との着脱を自由に行わせ
る機能を有するものである。
【0048】32はデータ登録装置であり、前記自動通
報装置1に接続されて、その動作を行わせるためのデー
タを登録、記憶及び変更するものである。
【0049】例えば、前記集中監視センタ2の電話番号
や前記自動通報装置1のユーザコードなどのほか、ノー
リンギング方式で着信したときに前記自動通報装置1を
選択するためのNRS信号(「0〜9」の中の1桁の数
字)や、リンギング方式で着信したときに前述の集中監
視センタ2から前記自動通報装置1を選択するために送
出する端末識別信号(例えば数桁のPB信号)を、登
録、記憶及び変更を行う装置であり、前記コネクタ31
により前記自動通報装置1に着脱自在に取り付けること
が出来るものである。
【0050】次に本実施例の図2及び図3のA1〜A1
2、B1〜B14を用いて前記自動通報装置1が接続さ
れている加入者電話回線10に着信があった時の動作に
付いて説明する。
【0051】まずA1にて、加入者電話回線10に極性
反転が発生することを監視することで着信の検出を行
う。
【0052】ここで、極性反転が緩極性反転検出回路1
2により検出されるとA2、A3にて350mSのタイ
マのスタートを行い、半ループ回路18を閉結して極性
反転検出に対して応答する。
【0053】続いて、A4−A5−A4の流れで、35
0mS以内に図1のNRT6より加入者電話回線10に
「0〜9」の1桁のPB信号であるNRS信号が送信さ
れてくるか、コンデンサ14、トランス15を介してP
B信号検出回路16で監視を行う。
【0054】このとき350mS以内に前記NRS信号
が検出できれば、ノーリンギング方式による着信であっ
たと判断してノーリンギング方式に準じた応答手順であ
るA6以降の処理を実行する。
【0055】反対に、350mS以内にNRS信号の検
出が出来ない場合には、リンギング方式による着信であ
ったと判断してリンギング方式に準じた応答手順である
B1以降の処理を実行する。
【0056】いま、仮に350mS以内にNRS信号が
検出できたとすると、A6にて検出されたNRS信号が
予めデータ登録装置32により記憶演算装置27に記憶
登録されているNRS信号と合致するかの判定を行う。
【0057】NRS信号が合致しない場合には、自動通
報装置1が選択されなかったと判断して、A12へジャ
ンプして半ループ回路18の半閉結状態を開放して一連
の動作を終了する。
【0058】NRS信号が合致した場合には、A7にて
AC600Ωスイッチ19をオンして加入者電話回線1
0の交流インピーダンス600Ω平衡を取り、A8にて
PB信号送出回路22よりノーリンギング方式に準じた
応答手順である応答信号のANS信号(PB信号「#」
1桁)を前述の600Ωトランス21、AC600Ωス
イッチ19、半ループ回路18、整流回路17、加入者
電話回線10を介して図1のNRT6へ送出する。
【0059】次にA9−A10−A9の流れで、信号変
復調回路23により、前述の600Ωトランス21、A
C600Ωスイッチ19、半ループ回路18、整流回路
17、加入者電話回線10、及び電話回線網3を介して
集中監視センタ2へと通信を行う。
【0060】通信が終了すれば、AC600Ωスイッチ
19、及び半ループ回路18を開放して一連の動作を終
了する。A11−A12−ENDとなる。
【0061】前述のごとく、ノーリンギング方式で着信
した場合の処理に付いて説明した。
【0062】次に、リンギング方式で着信した場合に付
いて説明する。
【0063】リンギング方式で着信した場合、A4−A
5−A4で350mS以内にNRS信号が検出できない
ので以降B1〜B14の処理となる。
【0064】B1で半ループ回路18の開放を行いノー
リンギング方式による着信手順を終了する。
【0065】B2でベルタイマのスタートを行う。ベル
タイマはベルが設定時間以上鳴動しない場合リンギング
方式による着信手順を終了するための制限タイマであ
る。
【0066】次に、B3−B4−B6−B3またはB3
−B5−B6−B3の流れでベルが間欠的に鳴動してい
ることを前記ベル検出回路11で監視すると共に、前記
電話機7がオフフックして前記加入者電話回線10に回
線電流が流れるかを前記回線電流検出回路13で監視し
ている。
【0067】ここで、電話機7が応答する前にベルが止
まってしまった場合はB3−B5−B6−B3の処理で
ベルタイマがタイムアップするのでB5−ENDとなり
応答手順を終了する。
【0068】次に、前述電話機7がベルに応答して、回
線電流が流れれば、B7−B6−B7の流れで前記集中
監視センタ2からの数桁のPB信号の端末識別信号の監
視を前記コンデンサ14、トランス15、PB信号検出
回路16により、前記加入者電話回線10に影響を与え
ない高いインピーダンスで監視する。
【0069】ここで、PB信号が検出されると、続いて
B8で前述のデータ登録装置32で予め前記記憶演算装
置27に登録記憶されている端末識別信号と比較を行
う。
【0070】PB信号が検出されないか、もしくは端末
識別信号が合致しないまま前記電話機7の通話が終了す
ると、回線電流は検出されずベルの鳴動もしないので、
B6−B7−B6−B3−B5−ENDの流れでリンギ
ング方式による着信手順を終了する。
【0071】一方、B8で端末識別信号が合致した場合
には、リンギング方式による前記集中監視センタ2から
の着信であると判断して、以下B9〜B14−ENDの
処理を行う。
【0072】B9では前記直流閉結回路20をオンして
前記自動通報装置1を前記加入者電話回線10に接続す
る。
【0073】続いて、B10では前記リレー駆動回路2
5を動作させて、前記リレースイッチ24を切り換え
て、前記電話機7を前記加入者電話回線10から切り放
しオフフック検出回路26へ切り換える。
【0074】引き続きB11−B12−B11の流れ
で、信号変復調回路23により、前述の600Ωトラン
ス21、直流閉結回路20、整流回路17、加入者電話
回線10、及び電話回線網3を介して集中監視センタ2
へと通信を行う。
【0075】通信が終了すれば、前記リレースイッチ2
4を切り換えて前記電話機7を前記加入者電話回線10
へ接続し、直流閉結回路20をオフして加入者電話回線
10を開放してB13−B14−ENDの流れを実行し
て一連の動作を終了する。
【0076】
【発明の効果】以上本発明によると、メータ及びセンサ
からのデータを集中監視センタへ電話回線網を介して自
動的に伝送すると共に、前記集中監視センタより前記電
話回線網を介してデータ通信できる相互起動型の自動通
報装置とし、前記集中監視センタより前記電話回線網内
のノーリンギングトランクを用いて自動通報装置を呼び
出した時には、ノーリンギング方式に準じた応答手順で
前記集中監視センタからの着信に応答し、前記集中監視
センタが前記ノーリンギングトランクを用いずに通常の
ダイヤルで自動通報装置を呼び出した時には、まずノー
リンギング方式に準じた応答手順で着信に応答した後、
次に350mS以内に前記ノーリンギング通信方式に準
じた応答手順を終了して通常のダイヤルによる電話機の
ベルが鳴動する着信方式に準じた応答手順で応答し、ノ
ーリンギング方式と通常のダイヤルによる呼び出し方式
の両方に自動的に応答するものとしたことにより、ノー
リンギングサービスを利用した着信と、通常のダイヤル
による電話機のベルが鳴動する着信方式の両方に自動的
に応答できることになり、NRTが話中の場合でも自動
通報装置を呼び出すことが可能になり緊急事態の対応能
力を向上できる。
【0077】ノーリンギングサービスが利用できない電
話回線であってもリンギング方式が利用できる回線であ
れば自動通報装置を呼び出すことが可能になり、運用の
制限を軽減できる等有益なものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す自動通報システムのブ
ロツク構成図である。
【図2】本発明の一実施例を示す自動通報システムの構
成図である。
【図3】本発明の一実施例を示す自動通報システムのフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 自動通報装置 2 集中監視センタ 3 電話回線網 6 ノーリンギングトランク 7 電話機 8 メータ 9 センサ
フロントページの続き (72)発明者 伊藤 邦昭 千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社日 立ホームテック内 (72)発明者 清水 純一 千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社日 立ホームテック内 (72)発明者 梅田 赤人 東京都板橋区志村1丁目2番3号 株式会 社金門製作所内 (72)発明者 芳賀 喜之 東京都板橋区志村1丁目2番3号 株式会 社金門製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メータ(8)及びセンサ(9)からのデ
    ータを集中監視センタ(2)へ電話回線網(3)を介し
    て自動的に伝送すると共に、前記集中監視センタ(2)
    より前記電話回線網(3)を介してデータ通信できる相
    互起動型の自動通報装置(1)とし、前記集中監視セン
    タ(2)より前記電話回線網(3)内のノーリンギング
    トランク(6)を用いて自動通報装置(1)を呼び出し
    た時には、ノーリンギング方式に準じた応答手順で前記
    集中監視センタ(2)からの着信に応答し、前記集中監
    視センタ(2)が前記ノーリンギングトランク(6)を
    用いずに通常のダイヤルで自動通報装置(1)を呼び出
    した時には、まずノーリンギング方式に準じた応答手順
    で着信に応答した後、次に350mS以内に前記ノーリ
    ンギング通信方式に準じた応答手順を終了して通常のダ
    イヤルによる電話機(7)のベルが鳴動する着信方式に
    準じた応答手順で応答し、ノーリンギング方式と通常の
    ダイヤルによる呼び出し方式の両方に自動的に応答する
    ことを特徴とする自動通報システム。
JP24936593A 1993-10-05 1993-10-05 自動通報システム Pending JPH07107184A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010183382A (ja) * 2009-02-06 2010-08-19 Sharp Corp 端末網制御装置およびデータ通信システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010183382A (ja) * 2009-02-06 2010-08-19 Sharp Corp 端末網制御装置およびデータ通信システム

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