JP3055343B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3055343B2
JP3055343B2 JP5020192A JP2019293A JP3055343B2 JP 3055343 B2 JP3055343 B2 JP 3055343B2 JP 5020192 A JP5020192 A JP 5020192A JP 2019293 A JP2019293 A JP 2019293A JP 3055343 B2 JP3055343 B2 JP 3055343B2
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telephone line
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、子電話機を接続可能な
ファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のファクシミリ装置においては、
子電話機を接続することにより、相手側がファクシミリ
装置の場合はファクシミリ通信を、相手側が電話機の場
合は通話を行うことができるようになっている。即ち、
受信時においては、交換機側から16Hzの呼出信号が
送信されてきて、その呼出信号が所定回数検出される
と、電話回線が閉結されて着信となる。そして、発信側
からファクシミリ装置であることを示すCNG信号が送
信されてくると、ファクシミリ受信動作が開始される。
又、子電話機は、通信待機状態では電話回線と接続され
ているが、着信されて電話回線が閉結されると、交換機
側からの呼出信号が停止されるため、子電話機は鳴動さ
れない。しかし、発信側が電話機かもしれないので、着
信後に疑似的にベル音を発生して子電話機を鳴動させ、
使用者に着信を知らせるようにしている。
【0003】又、この種のファクシミリ装置において
は、交換機側から16Hzの呼出信号が送信されてきて
から、電話回線が閉結されて着信となるまでの間、子電
話機がその呼出信号によって鳴動されるのを阻止する必
要がある。即ち、装置に着信される前に、子電話機の鳴
動に基づいて子電話機をオフフックしてしまうと、発信
側がファクシミリ装置の場合には、所定操作を行ってフ
ァクシミリ受信動作に移行させる必要が生じる。従っ
て、着信待機中は、子電話機の鳴動を防止することが必
要である。
【0004】そのため、従来のファクシミリ装置では、
交換機側からの呼出信号を検出したときに、直ちに子電
話機と電話回線との接続を開路して、その呼出信号が子
電話機に入力されるのを阻止するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、交換機
側からの呼出信号を検出してから、子電話機と電話回線
との接続を開路するまでの間には若干のタイムラグが生
じるため、呼出信号が子電話機へ入力されるのを完全に
阻止することは困難である。
【0006】ここで、子電話機として、呼出信号により
直接駆動される磁石電鈴等の機械的なリンガを有する6
00形電話機等を使用した場合には、僅かに入力された
呼出信号によってリンガが鳴動されるというおそれはほ
とんどない。
【0007】ところが、電子式のリンガ(トーンリン
ガ)を有するいわゆるホームテレホン等の電話機におい
ては、図5(a)に示すように、呼出信号が少なくとも
1周期分入力されると、トーンリンガが鳴動されてしま
うものであった。従って、子電話機として、トーンリン
ガを有するものを使用すると、たとえ呼出信号の検出直
後に子電話機と電話回線との接続を開路するようにして
も、トーンリンガが鳴動するおそれがあるという問題が
あった。
【0008】そこで、電話回線と子電話機との間に、電
話回線側から子電話機側への電流の通過のみを許容する
ようにダイオードを介在させて、電話交換機からの呼出
信号がそのダイオードを介して子電話機に入力されるよ
うに構成することが考えられている。この場合、図5
(b)に示すように、子電話機には16Hzの呼出信号
が正の半波となった状態で入力されるが、子電話機のト
ーンリンガはその正の半波に基づいて鳴動されることは
ない。従って、これにより、電話交換機からの呼出信号
による子電話機の鳴動を確実に阻止することができる。
【0009】しかしながら、このように構成した場合に
は、次のような新たな問題が生じる。即ち、前記のよう
なファクシミリ装置では、子電話機のオフフックを検出
するためのオフフック検出回路が設けられている。この
オフフック検出回路はLEDとホトトランジスタとより
なるホトカプラより構成されている。そして、電話機が
オフフックされたときに、同電話機に供給される直流電
流によるLEDの発光に伴ってホトトランジスタがオン
することにより、装置はオフフックを判断している。
【0010】従って、例えば電話をかけるために子電話
機をオフフックした場合に、交換機側から子電話機に供
給される直流電流がダイオードによって遮断されると、
オフフック検出回路が作動されなくなってしまう。する
と、オフフックしたにも係わらず、装置ではオフフック
と判断されずに、通話不能状態となってしまう。そのた
め、前記のように電話回線と子電話機との間にダイオー
ドを設けた場合には、交換機からの直流電流がダイオー
ドによって遮断されないように、電話回線側の極性を考
慮した上で、同回線と装置とを接続する必要がある。
【0011】ところが、場合によっては、作業者の手違
い等により、子電話機に対して電話回線の極性が誤った
状態、即ち交換機からの直流電流がダイオードによって
遮断される状態で、装置の設置が行われることがある。
従って、このような場合には、前述のように、装置側で
子電話機のオフフックを検出できずに、通話不能状態と
なってしまうという問題がある。
【0012】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は、装置を電話回線に接続
したときに、電話回線の極性が子電話機に対して誤った
状態になっても、その極性を正常な状態に自動的に合わ
せることができるファクシミリ装置を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、子電話機を接続可能なファクシミ
リ装置において、交換機からの呼出信号の検出に基づい
て回線の閉結を行う回線閉結手段と、同手段による回線
閉結時に、電話回線の極性を検出する極性検出手段と、
その検出された極性に基づいて、電話回線の極性と子電
話機の極性とを整合させる極性整合手段と、子電話機を
鳴動させるための呼出信号を一方向性素子により無効に
する無効手段とを設けたものである。
【0014】
【作用】従って、本発明によれば、電話交換機から呼出
信号が送信されてきて、その呼出信号の検出に基づいて
回線閉結手段により回線の閉結が行われると、電話交換
機からの直流電流が電話回線上を流れることになる。そ
して、この回線閉結時には、極性検出手段により電話回
線の極性が検出される。そして、その検出された極性に
基づいて、極性整合手段により、電話回線の極性が子電
話機に対して整合される。従って、装置を電話回線に接
続したときに、電話回線の極性が子電話機に対して誤っ
た状態になっても、その極性が正常な状態に自動的に合
わせられる。このため、一方向性素子による無効手段に
より子電話機が鳴動されないように呼出信号を無効にし
ても、電話回線から供給される直流電流に影響を与える
ことはない。従って、子電話機のオンフック又はオフフ
ックが正しく検出される。
【0015】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面に
基づいて説明する。図1に示すように、このファクシミ
リ装置1は、ファクシミリ装置本体2と、NCU(ネッ
トワークコントロールユニット)3と、付属電話機4と
を有している。ファクシミリ装置本体2は、相手側との
間で画データの送受信、即ちファクシミリ動作を行う。
NCU3は、電話回線5との接続を制御する。付属電話
機4は、相手側との間で通話動作を行う。
【0016】又、このファクシミリ装置1には、図示し
ないケーブルを介して子電話機6が接続され、この子電
話機6によっても相手側との間で通話動作を行うことが
できる。尚、この実施例では、子電話機6として、いわ
ゆるホームテレホン等のトーンリンガを有するものが使
用されている。
【0017】ここで、前記ファクシミリ装置本体2につ
いて説明する。CPU(中央処理装置)7には、ファク
シミリ装置本体2全体の動作及びNCU3の動作を制御
するためのプログラムを記憶したROM(リードオンリ
メモリ)8、及び各種情報を一時的に記憶するRAM
(ランダムアクセスメモリ)9が接続されている。モデ
ム10は、送受信データの変調、復調を行うとともに、
相手先の電話番号に対応したプッシュトーン(DTM
F)信号等を発生する。
【0018】又、モデム10内には、トーン発生回路1
1及びトーン検出回路12が設けられ、トーン発生回路
11は1100Hzの呼出し音(CNG)、2100H
zの被呼局識別信号(CED)、及び後述する疑似リン
グバックトーン等を発生する。そして、トーン検出回路
12は、それらCNG信号やCED信号の検出を行う。
【0019】又、前記CPU7には、原稿上の画像を読
み取るための読取部13、受信された画データに基づい
て記録紙上に印刷を行うための記録部14が接続されて
いる。更に、このCPU7には、ブザー音を発生して、
操作者に発信側からの着信を知らせるためのブザー15
や、電話番号等を入力するためのダイヤルキー等の操作
キー(図示しない)が接続されている。
【0020】次に、前記NCU3について説明する。回
線閉結手段としてのCMLリレー16は電話回線5を、
前記ファクシミリ装置本体2のモデム10側と後述する
着信検出回路18側とに選択的に接続するために設けら
れている。そして、図1に実線で示すように、CMLリ
レー16がa接点側に切り換えられたときには、電話回
線5が着信検出回路18側に接続される。一方、図1に
鎖線で示すように、CMLリレー16がb接点側に切り
換えられたときには、電話回線5がトランス17を介し
てモデム10側に接続される。尚、このCMLリレー1
6は、装置の通信待機状態ではa接点側に切り換え配置
されている。
【0021】前記着信検出回路18はホトカプラから構
成されており、LED18aは前記CMLリレー16の
a接点側に接続され、ホトトランジスタ18bは前記C
PU7に接続される。そして、CPU7は、LED18
aの発光に伴うホトトランジスタ18bのオン/オフを
監視し、そのオン/オフに基づいて電話回線5上の16
Hzの呼出信号(リングトーン)の有無を検出する。
【0022】第1及び第2のオフフック検出回路19,
20は、前記着信検出回路18と同じくホトカプラから
構成されている。そして、LED19a,20aは前記
付属電話機4及び子電話機6に接続され、ホトトランジ
スタ19b,20bは前記CPU7に接続される。尚、
LED19a,20aはそれぞれ一対ずつ設けられ、極
性が逆の状態で互いに並列に配置されている。そして、
CPU7は、LED19a,20aの発光に伴うホトト
ランジスタ19b,20bのオン/オフを監視し、その
オン/オフに基づいて各電話機4,6のオフフック状態
(ハンドセットを取り上げた状態)を検出する。
【0023】呼出電圧発生回路21は、各電話機4,6
のオフフックを検出するために、各電話機4,6に所定
電流を供給するためのものであり、入力電圧として+2
4Vが付与されている。即ち、電話機4,6がオフフッ
クされると、電話交換機或いはこの呼出電圧発生回路2
1から同電話機4,6に供給される電流に基づいて、前
記オフフック検出回路19,20がオンされる。そし
て、そのオフフック検出回路19,20のオンの検出に
基づいて、CPU7はオフフック状態を認識する。又、
呼出電圧発生回路21は、16Hzの疑似ベル信号を発
生して子電話機6のトーンリンガ(図示しない)を鳴動
させ、使用者に発信側からの着信を知らせる機能も有し
ている。尚、この疑似ベル信号については、後に詳述す
る。
【0024】又、この呼出電圧発生回路21は、各電話
機4,6に対し、それぞれ第1及び第2のTELリレー
22,23を介して電話回線5と切り換え可能に接続さ
れている。そして、図1に実線で示すように、TELリ
レー22,23がa接点側に切り換えられたときには、
電話機4,6が電話回線5側に接続される。一方、図1
に鎖線で示すように、TELリレー22,23がb接点
側に切り換えられたときには、電話機4,6が呼出電圧
発生回路21に接続される。尚、装置の通信待機状態で
は、TELリレー22,23がa接点側に切り換え配置
されて、電話機4,6と電話回線5との接続が閉路され
ている。トランス24は付属電話機4に接続され、その
出力側は前記モデム10に接続されている。
【0025】極性検出手段としての極性検出回路25
は、第1及び第2のホトカプラ26,27より構成され
ている。そして、各LED26a,27aは前記CML
リレー16とモデム10との間に接続され、各ホトトラ
ンジスタ26b,27bは前記CPU7に接続される。
尚、各LED26a,27aは、極性が逆の状態で互い
に並列に配置されている。そして、CPU7は、LED
26a,27aの発光に伴うホトトランジスタ26b,
27bのオン/オフを監視し、そのオン/オフに基づい
て電話回線5上を流れる直流電流の極性を検出する。
【0026】即ち、例えば電話交換機から電話回線5を
介して供給される直流電流の向きが、図1の矢印P1方
向の場合には、第2のホトカプラ27のLED27aが
発光されてホトトランジスタ27bがオンされる。そし
て、このホトトランジスタ27bのオンに基づいて、C
PU7は、電話回線5上を流れる電流の向きが矢印P1
方向であると判断する。又、その逆に、電話回線5上を
流れる電流の向きが矢印P2方向の場合には、第1のホ
トカプラ26がオンされ、CPU7はそのオンに基づい
て、電流の向きが矢印P2方向であると判断する。
【0027】無効手段を構成する一方向性素子としての
ダイオード28は子電話機6と第2のTELリレー23
との間に介在され、電話回線5側から子電話機6側への
電流の通過のみを許容するように配置されている。切換
リレー29はダイオード28と並列に接続され、電話回
線5を、ダイオード28を介して子電話機6に接続する
か、或いはダイオード28をパスして子電話機6に接続
するかを選択的に切り換えるために設けられている。
【0028】即ち、図1に実線で示すように、切換リレ
ー29がa接点側に切り換えられたときには、子電話機
6がダイオード28を介して電話回線5に接続される。
一方、図1に鎖線で示すように、切換リレー29がb接
点側に切り換えられたときには、ダイオード28と並列
に接続されたバイパス路が形成される。従って、子電話
機6がダイオード28をパスした状態で電話回線5に接
続されることになる。尚、装置の通信待機状態では、切
換リレー29がa接点側に切り換え配置されて、子電話
機6と電話回線5とがダイオード28を介して接続され
ている。
【0029】極性整合手段としての極性切換リレー30
は、前記第2のTELリレー23と電話回線5との間に
介在され、この切換リレー30の切り換えによって、子
電話機6に対する電話回線5の極性が反転される。即
ち、例えば、電話交換機からの電流が電話回線5上を図
1の矢印P1方向へ流れるとする。この場合、同図に実
線で示すように、極性切換リレー30がa接点側に切り
換えられたときには、子電話機6側へ流れる電流の向き
は、前記ダイオード28によりその流れが許容される方
向(図1の矢印Q1方向)となる。一方、図1に鎖線で
示すように、極性切換リレー30がb接点側に切り換え
られたときには、子電話機6側へ流れる電流の向きは、
ダイオード28によりその流れが遮断される方向(図1
の矢印Q2方向)となる。
【0030】リレー制御回路31は前記CPU7に接続
され、このリレー制御回路31によって前記CMLリレ
ー16、第1及び第2のTELリレー22,23、切換
リレー29、及び極性切換リレー30の各リレーが切り
換え制御される。
【0031】そして、電話回線5を介して電話交換機側
から16Hzの呼出信号が送信されてくると、CPU7
はその呼出信号を着信検出回路18を介して検出する。
そして、CPU7はその呼出信号を所定回数(本実施例
では2回)検出すると、リレー制御回路31によりCM
Lリレー16をb接点側に切り換えさせて、電話回線5
をモデム10側に接続させる。これにより、電話回線5
はモデム10を介して閉ループを形成する、つまり電話
回線5が閉結され、この状態で、電話交換機から供給さ
れる直流電流が電話回線5上を流れることになる。
【0032】又、CPU7は、この電話回線5の閉結時
即ちCMLリレー16がb接点側へ切り換えられている
間に、極性検出回路25を介して、電話回線5上を流れ
る電流の極性を検出する。そして、CPU7は、その検
出された極性に基づいて、電話回線5の極性が子電話機
6に対して整合するように、リレー制御回路31により
極性切換リレー30をa,b接点のいずれかの接点側に
切り換えさせる。
【0033】尚、電話回線5の極性が子電話機6に対し
て整合するとは、電話交換機から電話回線5を介して子
電話機6側へ供給される電流の向きが、ダイオード28
によりその流れが許容される方向(図1の矢印Q1方
向)になることをいう。例えば、電話交換機からの電流
が電話回線5上を図1の矢印P2方向へ流れる場合に
は、同図に鎖線で示すように、極性切換リレー30がb
接点側に切り換えられる。これにより、子電話機6側へ
供給される電流の向きは、ダイオード28によりその流
れが許容される矢印Q1方向となり、電話回線5の極性
が子電話機6に対して整合される。
【0034】又、CPU7は、前記CMLリレー16の
b接点側への切り換え時に、図1に鎖線で示すように、
リレー制御回路31によりTELリレー22及び切換リ
レー29もb接点側に切り換え、電話機4,6を呼出電
圧発生回路21に接続させる。このとき、子電話機6
は、ダイオード28をパスした状態で呼出電圧発生回路
21に接続される。
【0035】その後、CPU7は、トーン検出回路12
による発信側からのCNG信号の検出を開始するととも
に、モデム10内のトーン発生回路11を作動させて、
発信側へ疑似リングバックトーンを所定回数(本実施例
では12回)送出させる。そして、CPU7は、トーン
検出回路12を介して発信側からのCNG信号を検出す
ると、発信側がファクシミリ装置であると判断して、所
定のファクシミリ手順に従ったファクシミリ動作を開始
させる。
【0036】又、疑似リングバックトーンの送出を4回
行った時点で、未だCNG信号が検出されない場合は、
CPU7は発信側が電話機であるかもしれないと判断す
る。そして、CPU7は、ブザー15を作動させてブザ
ー音を所定回数(本実施例では9回)発生させる。又、
同時に、CPU7は、呼出電圧発生回路21を作動させ
て16Hzの疑似ベル信号を発生させ、子電話機6のト
ーンリンガを所定回数(本実施例では9回)鳴動させ
る。これらブザー音やトーンリンガの鳴動によって、使
用者に発信側からの着信が知らされる。尚、図2に示す
ように、これらブザー音や疑似ベル信号は、2秒の間隔
をおいて1秒間ずつ発生される。
【0037】そして、これらブザー音やトーンリンガの
鳴動に基づいて、付属電話機4或いは子電話機6がオフ
フックされると、第1或いは第2のオフフック検出回路
19,20がオンする。すると、CPU7は、リレー制
御回路31によりCMLリレー16、及びTELリレー
22,23をa接点側に切り換え配置させて、電話回線
5を電話機4,6に接続させ、通話可能状態にする。こ
のとき、切換リレー29はb接点側に配置されているの
で、子電話機6はダイオード28をパスした状態で電話
回線5に接続される。
【0038】尚、通話終了後に、子電話機6がオンフッ
クされると、CPU7は、図1に実線で示すように、切
換リレー29を再びa接点側に切り換えて、子電話機6
と電話回線5とをダイオード28を介して接続させる。
【0039】尚、前述の疑似リングバックトーンとは、
発信側に対して疑似的に送出されるリングバックトーン
のことである。即ち、図2に示すように、交換機側から
16Hzの呼出信号(リングトーン)が2回送信されて
きた時点で、ファクシミリ装置本体2は着信して発信側
との間の回線を閉結させるが、このとき電話交換機から
発信側へ送信されるリングバックトーンも停止される。
しかし、このような場合に、例えば発信側が電話機の場
合は、リングバックトーンが2回で停止されてしまうに
もかかわらず、本機から何ら応答がない状態というのは
不自然である。そのため、発信側から呼出信号が2回送
信されてきて着信した時点で、発信側に疑似リングバッ
クトーンを送出することにより、その不自然さを解消す
るようにしている。
【0040】尚、この疑似リングバックトーンは、前記
ブザー音や疑似ベル信号と同じく、2秒の間隔をおいて
1秒間ずつ送出されるようになっている。そして、疑似
リングバックトーンが送出されている間は、トーン検出
回路12によりCNG信号を検出することができないの
で、前述のCNG信号の検出は、疑似リングバックトー
ンが送出されていない2秒の間に行われる。即ち、疑似
リングバックトーンの送出と、CNG信号の検出とは、
交互に行われる。
【0041】次に、前記のように構成されたファクシミ
リ装置の作用を、図2のタイミングート及び図3、図4
のフローチャートに従って説明する。さて、このファク
シミリ装置の受信時には、CPU7の制御のもとで、図
3のフローチャートに示すような動作が行われる。即
ち、電話機4,6がオフフックされない状態で、交換機
側から16Hzの呼出信号が送信されてきて、その呼出
信号が2回検出されると(ステップS1〜S2)、CM
Lリレー16、TELリレー22,23、及び切換リレ
ー29がb接点側に切り換えられる(ステップS3)。
又、このCMLリレー16がb接点側へ切り換えられて
いる間に、極性検出回路25により電話回線5上を流れ
る電流の極性が検出される(ステップS4)。そして、
その検出された極性に基づいて、極性切換リレー30が
切り換え制御されて、電話回線5の極性が子電話機6に
対して整合される(ステップS5)。
【0042】従って、CMLリレー16がb接点側へ切
り換えられて、電話交換機からの直流電流が電話回線5
上を流れる場合、その電流の向きが図1のP1、P2方
向のいずれであっても、子電話機6側に供給される電流
の向きは常にQ1方向となる。
【0043】そして、このように、CMLリレー16、
TELリレー22,23、切換リレー29、及び極性切
換30リレーの切り換えが行われた状態で、発信側への
疑似リングバックトーンの12回の送出が開始される
(ステップS6)。
【0044】そして、疑似リングバックトーンが4回送
出される間に、発信側からのCNG信号が検出される
と、発信側がファクシミリ装置であると判断されて、疑
似リングバックトーンの送出が停止される(ステップS
7〜S8)。そして、ファクシミリ受信動作に移行され
る(ステップS9)。
【0045】又、疑似リングバックトーンが4回送出さ
れる間に、CNG信号が検出されなかった場合には、発
信側が電話機であるかもしれないと判断されて、ブザー
音及び疑似ベル信号の発生が開始され、付属電話機4及
び子電話機6が9回鳴動される(ステップS10〜S1
1)。尚、フローチャートには示していないが、ブザー
音及び疑似ベル信号が発生されている間にCNG信号が
検出された場合には、ファクシミリ受信動作に移行され
る。
【0046】そして、例えば、前記疑似ベル信号による
子電話機6の鳴動に基づいて、子電話機6をオフフック
すると、ブザー音や疑似ベル信号の発生及び疑似リング
バックトーンの送出が停止される(ステップS12〜S
13)。又、同時に、CMLリレー16及びTELリレ
ー22,23がa接点側に切り換えられて、子電話機6
がダイオード28をパスした状態で電話回線5に接続さ
れ、通話可能状態になる(ステップS14)。従って、
発信側が電話機の場合は、通話が行われる(ステップS
15)。そして、通話が終了して子電話機6をオンフッ
クすると、切換リレー29がa接点側に切り換えられ
て、子電話機6と電話回線5とがダイオード28を介し
て接続される(ステップS16〜S17)。尚、極性切
換リレー30は、電話回線5の極性が子電話機6に対し
て整合するように切り換えられた状態で保持される。
【0047】又、ブザー音や疑似ベル信号が9回発生さ
れる間に、オフフックが検出されなかった場合には、フ
ァクシミリ受信動作が開始される(ステップS18〜S
19)。即ち、発信側で手動送信によりファクシミリ通
信が行われた場合には、CNG信号が送出されてこな
い。そのため、このような場合でも、オフフックするこ
となくファクシミリ受信できるように、着信から所定期
間中にCNG信号が検出されなかったら、自動的にファ
クシミリ動作に移行するようにしている。尚、この場合
も、極性切換リレー30は、電話回線5の極性が子電話
機6に対して整合するように切り換えられた状態で保持
される。
【0048】以上のように、子電話機6は、通信待機状
態でオンフックされているときには、ダイオード28を
介して電話回線5と接続され、前記交換機側からの呼出
信号が2回検出されているときには、その呼出信号がダ
イオード28を介して子電話機6に入力される。従っ
て、図5(b)に示すように、子電話機6側には電話回
線5上の16Hzの呼出信号が正の半波となった状態で
入力されるが、子電話機6内のトーンリンガはその正の
半波に基づいて鳴動されることはない。つまり、トーン
リンガが鳴動されるには、呼出信号が少なくとも1周期
分入力される必要があるが、この実施例においては、呼
出信号が1周期分入力されることがない。
【0049】即ち、子電話機6へ入力される呼出信号
は、ダイオード28によって無効化されて、呼出信号と
しての役目を成さなくなる。従って、たとえ子電話機6
がトーンリンガを有するものであっても、交換機側から
の呼出信号によって子電話機6が鳴動することを確実に
防止することができる。
【0050】尚、図5(a)に示すように、ファクシミ
リ装置本体2側には、電話回線5上の16Hzの呼出信
号がそのままの状態で入力されるので、CPU7はその
呼出信号を着信検出回路18を介して確実に2回検出し
て、着信とすることができる。従って、ダイオード28
の影響によって着信動作に支障が生じたりするおそれは
ない。又、子電話機6は、着信時にダイオード28をパ
スした状態で呼出電圧発生回路21と接続され、オフフ
ック時においてもダイオード28をパスした状態で電話
回線5と接続されている。従って、ダイオード28の影
響によって、呼出電圧発生回路21からの疑似ベル信号
による子電話機6の鳴動に支障が生じたり、子電話機6
による通話動作に支障が生じたりすることを防止するこ
とができる。
【0051】更に、本実施例では、電話交換機からの直
流電流の向きが図1のP1、P2方向のいずれであって
も、極性切換リレー30により、子電話機6側に供給さ
れる電流の向きが常にQ1方向にされる。従って、装置
を電話回線5に接続したときに、子電話機6に対して電
話回線5の極性がどの様な状態となっても、その極性は
正常な状態に自動的に合わせられ、電話交換機から子電
話機6へ供給される電流がダイオード28によって遮断
されてしまうというおそれがない。
【0052】次に、このファクシミリ装置の子電話機6
による発信時には、CPU7の制御のもとで、図4のフ
ローチャートに示すような動作が行われる。即ち、前述
の図3のステップS2において、子電話機6をオフフッ
クすると、切換リレー29がb接点側に切り換えられ
て、子電話機6がダイオード28をパスした状態で電話
回線5に接続される(ステップS20)。そして、所定
のダイヤル操作を行った後に、相手側でオフフックされ
ると、相手側との間で通話が行われる(ステップS21
〜S22)。そして、通話が終了して子電話機6をオン
フックすると、切換リレー29がa接点側に切り換えら
れて、電話回線5と子電話機6とがダイオード28を介
して接続される(ステップS23〜S24)。
【0053】即ち、子電話機6は、オフフック時にはダ
イオード28をパスした状態で電話回線5と接続され
る。従って、発信時においても、前記受信時と同じく、
ダイオード28の影響によって通話動作に支障が生じた
りすることを防止することができる。
【0054】又、前記図3のフローチャートで説明した
ように、一旦CMLリレー16による回線閉結が行われ
ると、極性切換リレー30により、電話回線5の極性が
子電話機6に対して整合した状態で保持される。そのた
め、以後、電話をかけるために子電話機6をオフフック
しても、電話交換機からの電流が矢印Q1方向へ必ず流
れるので、そのオフフックを第2のオフフック検出回路
20により確実に検出することができる。従って、オフ
フックしたにも係わらず、装置でオフフックと判断され
ずに、通話不能状態となってしまうというおそれがな
い。
【0055】尚、図3及び図4のフローチャートには示
さなかったが、図示しないスタートキー等の操作により
ファクシミリ送信を開始する場合にも、CMLリレー1
6がb接点側に切り換えられて、回線閉結が行われる。
そして、このCMLリレー16の切り換え時にも、前記
ファクシミリ受信時と同様に、極性切換リレー30によ
り、電話回線5の極性が子電話機6に対して整合するよ
うに切り換えられる。
【0056】以上のように、この実施例のファクシミリ
装置では、通信待機状態で子電話機6がオンフックされ
ているときには、切換リレー29がa接点側に切り換え
配置されて、子電話機6と電話回線5とがダイオード2
8を介して接続されている。そして、着信時や子電話機
6のオフフック時には、切換リレー29がb接点側に切
り換え配置されて、子電話機6と電話回線5とがダイオ
ード28をパスした状態で接続される。
【0057】従って、装置の通信待機状態で、交換機側
から16Hzの呼出信号が送出されてきて、その呼出信
号が2回検出されているときには、子電話機6と電話回
線5とはダイオード28を介して接続されている。その
ため、子電話機6には前記呼出信号が正の半波となった
状態で入力されるので、たとえ子電話機6がトーンリン
ガを有するものであっても、その2回の呼出信号によっ
て鳴動されるということはない。
【0058】従って、着信される前に、子電話機6の鳴
動に基づいて子電話機6をオフフックしてしまうという
おそれがなくなる。即ち、子電話機6は、発信側がファ
クシミリ装置ではなくて電話機であると判断されてか
ら、疑似ベル信号によって鳴動されるので、発信側がフ
ァクシミリ装置の場合に、鳴動に基づいて子電話機6を
オフフックしてしまうというおそれがほとんどなくな
る。従って、発信側からのファクシミリ通信や電話通信
をスムーズに受けることができる。
【0059】又、ファクシミリ装置本体2よりファクシ
ミリ送信を行う場合において、そのファクシミリ装置本
体2の図示しないダイヤルキー等を操作して発呼動作を
行っても、子電話機6と電話回線5とがダイオード28
を介して接続されているので、その発呼動作によるダイ
ヤルパルス信号により、子電話機6が鳴動されて伴鳴り
が発生するということもない。
【0060】しかも、本実施例では、装置を電話回線5
に接続したときに、子電話機6に対して電話回線5の極
性がどの様な状態となっても、電話交換機から子電話機
6側へ供給される電流の向きが常にQ1方向にされる。
そのため、前記のようにダイオード28を設けても、電
話交換機から子電話機6へ供給される電流がダイオード
28によって遮断されてしまうというおそれが全くな
い。従って、第2のオフフック検出回路20による子電
話機6のオフフックの検出動作に支障を生じることがな
い。又、子電話機6に対して電話回線5の極性が誤った
状態となっていても、その極性は正常な状態に自動的に
合わせられるので、装置を電話回線5に対して接続し直
すという煩雑さも回避することができる。このため、ダ
イオード28によって、子電話機6を鳴動させないよう
に呼出信号を無効にしても、電話回線から供給される直
流電流に影響を与えることなく、子電話機6のオンフッ
ク又はオフフックを正しく検出することができる。
【0061】尚、この発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、以下のような態様で具体化することも可
能である。 (1)交換機側からの最初の呼出信号が検出されたとき
に、直ちにTELリレー22,23をb接点側に切り換
えて、子電話機6と電話回線5との接続を開路するよう
に構成すること。この場合も、切換リレー29はa接点
側に配置されているので、子電話機6が鳴動することは
ない。 (2)交換機側からの呼出信号の検出回数を2回以外の
回数に設定すること。 (3)ブザー音や疑似ベル信号の発生回数、或いは疑似
リングバックトーンの送出回数を変更すること。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、装
置を電話回線に接続したときに、電話回線の極性が子電
話機に対して誤った状態になっても、その極性を正常な
状態に自動的に合わせることができる。このため、一方
向性素子による無効手段によって、子電話機を鳴動させ
ないように呼出信号を無効にしても、電話回線から供給
される直流電流に影響を与えることなく、子電話機のオ
ンフック又はオフフックを正しく検出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化したファクシミリ装置の一実施
例を示すブロック回路図である。
【図2】ファクシミリ装置の受信動作を示すタイミング
チャートである。
【図3】ファクシミリ装置の受信動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】ファクシミリ装置の子電話機による発信動作を
示すフローチャートである。
【図5】(a)は交換機からの呼出信号を示す波形図、
(b)はダイオードを通過して正の半波となった呼出信
号を示す波形図である。
【符号の説明】
1…ファクシミリ装置、5…電話回線、6…子電話機、
16…回線閉結手段としてのCMLリレー、18…着信
検出回路、25…極性検出手段としての極性検出回路、
26…第1のホトカプラ、27…第2のホトカプラ、
8…無効手段を構成する一方向性素子としてのダイオー
ド、30…極性整合手段としての極性切換リレー、31
…リレー制御回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 子電話機を接続可能なファクシミリ装置
    において、交換機からの呼出信号の検出に基づいて回線
    の閉結を行う回線閉結手段と、同手段による回線閉結時
    に、電話回線の極性を検出する極性検出手段と、その検
    出された極性に基づいて、電話回線の極性と子電話機の
    極性とを整合させる極性整合手段と、子電話機を鳴動さ
    せるための呼出信号を一方向性素子により無効にする無
    効手段とを設けたファクシミリ装置。
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