JP2002125060A - 回線端末装置 - Google Patents
回線端末装置Info
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Abstract
ノーリンギング着信可能にした回線端末装置を提供す
る。 【解決手段】 極性反転検出部10で極性反転検出後、
NR着信検出部11で自端末及び自端末以外も含めノー
リンギング呼出信号が検出されなかったとNR着信判定
部12が判定した場合のみ、リンギング信号出力許可部
19はリンギング検出部16からの信号をリンギング着
信判定部17に伝え、リンギング着信応答部18は着信
応答信号を公衆回線3側に送出する。
Description
したノーリンギング通信やリンギング通信により、ホー
ムセキュリティ盤やガス遮断装置等のデータ端末装置の
情報を収集する回線端末装置に関するものである。
末装置1は、データ端末装置2の情報を公衆回線3と交
換局4を介して中央監視装置5で収集するように構成さ
れている。
ュータ内蔵の通信機能付き装置で、ガス需要家宅に取り
付けられたガスメータに内蔵され、ガスの使用状態を電
文で読み出せるようになっている。
末装置2との間で電文の送受信を行う。9は中央制御部
で、回線端末装置1の受信した電文の解析や全体の制御
を行う。
末装置1を介して公衆回線3に接続されている。
用いて説明する。
1の着信回数設定部7に対してはあらかじめリンギング
着信応答条件として、交換局4から送出されるリンギン
グ呼出信号の16Hz(所定ヘルツ)の鳴動信号の発生
回数を設定しておく。
信によって開始され、発信を受けた交換局4では回線端
末装置1が接続されている公衆回線3に対して、極性反
転に続いて3秒周期で1秒間16Hz鳴動信号を重畳さ
せたリンギング呼出信号を送出する。この16Hz鳴動
信号により電話機6が鳴動する。
装置1のリンギング検出部16は最初の極性反転時の回
線電圧の反転により一瞬リンギング信号検出状態を出力
し、その後は16Hz鳴動信号が発生するまでリンギン
グ未検出状態の出力を維持する。
動信号が発生するので、リンギング検出部16は16H
z鳴動信号が到来している間はリンギング信号検出状態
を出力する。
フフックやオンフック、電話機6のダイヤルパルス送出
による回線電圧変化、あるいは電話機鳴動信号の16H
zでの極性反転による誤動作防止のため、公衆回線3の
回線電圧が反転を完了した後にさらに遅延させて検出状
態を出力するようにしている。
転が発生すると、リンギング検出部16が一瞬リンギン
グ信号検出状態になるが、それよりも遅れて、極性反転
検出部10が極性反転を検出する構成になっている。
着信時の極性反転が発生すると、まずリンギング検出部
16がリンギング信号を一瞬検出し、リンギング着信判
定部17は着信回数設定部7に着信応答条件となる16
Hzの鳴動信号の発生回数が設定されているので、着信
回数成立の判定動作を開始する。
z鳴動信号と2秒間の休止時間で3秒周期であることか
ら、一旦リンギング着信判定部17がリンギング着信の
判定に入ったら、休止時間が終了するまでの2秒間はリ
ンギング検出部16が16Hz鳴動信号の有無をチェッ
クし続ける。
される16Hz鳴動信号を2秒以内にリンギング検出部
16が検出すると、リンギング着信判定部17は着信発
生回数をカウントアップして、そのカウント回数と着信
回数設定部7で設定された回数とを比較してリンギング
着信応答条件が成立したかどうかを判定する。
し、リンギング着信判定部17で着信回数設定部7の設
定回数に達したと判定されると、中央制御部9は網制御
部14を閉結状態にして、公衆回線3及び交換局4と直
流ループを形成して回線端末装置1の回線を捕捉する。
グ信号の送出を止め、中央監視装置5に対して回線が接
続されたことを知らせる。
線が捕捉されたことを発信者(この場合は中央監視装置
5)へ知らせるため、リンギング着信応答部18から公
衆回線3及び交換局4経由で中央監視装置5へ着信応答
信号を送出させる。
衆回線3及び交換局4経由で回線端末装置1あるいはデ
ータ端末装置2に対してモデム信号形式の電文を送信す
る。
で復調されて中央制御部9で受信される。中央制御部9
は受信した電文が回線端末装置1自身への電文の場合、
応答電文を作成し、送受信部15で変調してモデム信号
形式で、中央監視装置5へ送信する。
電文の場合、中央制御部9はデータ端末装置2に適した
形式に電文を変換してから端末インターフェース部8を
介してデータ端末装置2へ送信する。
ンターフェース部8を介して中央制御部9が受信する
と、中央監視装置5に適した形式の電文に変換して送受
信部15で変調して中央監視装置5へ送信する。
びデータ端末装置2の間で電文の送受信を繰り返す。
通信終了電文を回線端末装置1へ送信する。
では通信終了応答電文を中央監視装置5へ送信した後、
網制御部14により直流ループを開放し交換局4に対し
て公衆回線3を切断して通信を終了する。
する。まずノーリンギング通信をする場合、回線端末装
置1の着信回数設定部7に対してはリンギング着信しな
い設定をしておく。
視装置5からの発信によって通信が開始される。
が接続されている公衆回線3に対して、緩極性反転によ
り電話機6を鳴動させることなく、回線端末装置1に起
動をかける。
をゆっくりと反転させることで電話機6が鳴動しないよ
うにしている。
ンギング検出部16ではリンギング通信の着信と同様に
一瞬リンギング信号検出状態を出力するが、着信回数設
定部7はリンギング着信しない設定になっているため、
リンギング着信判定部17での判定は即終了する。
極性反転検出部10が検出する。中央制御部9は極性反
転検出部10で極性反転を検出すると、交換局4からの
ノーリンギング呼出信号であるNRS選択信号をNR着
信検出部11で検出できるように網制御部14をハイイ
ンピーダンスの状態にする。
出信号がNR着信検出部11で0.35秒以内に検出さ
れると、NR着信判定部12ではあらかじめ設定されて
いる自端末呼出信号データと一致するかどうかを判定
し、その結果を中央制御部9へ知らせる。
央制御部9は網制御部14を半閉結状態にして公衆回線
3及び交換局4と直流ループを形成し、ノーリンギング
着信に応答したことをNR着信応答部13から交換局4
へDTMF信号の#を送出して知らせる。
号(DTMF信号の#)を受信すると、中央監視装置5
へ回線端末装置1に接続できたことを知らせる。
ンギング通信と同様に、公衆回線3及び交換局4経由で
回線端末装置1あるいはデータ端末装置2に対してモデ
ム信号形式の電文を送信する。この電文は回線端末装置
1の送受信部15で復調されて中央制御部9に受信され
る。
置1自身への電文の場合、応答電文を作成し、送受信部
15で変調してモデム信号形式で、中央監視装置5へ送
信する。
電文の場合、中央制御部9はデータ端末装置2に適した
形式に電文を変換して端末インターフェース部8を介し
てデータ端末装置2へ送信する。
ンターフェース部8を介して中央制御部9が受信する
と、中央監視装置5に適した形式の電文に変換して送受
信部15で変調して中央監視装置5へ送信する。
置5と回線端末装置1及びデータ端末装置2の間で電文
の送受信を繰り返して通信を終了する。
来のような構成では、回線端末装置1の着信回数設定部
7にリンギング着信可能な設定(16Hz鳴動信号の発
生回数条件が設定)がされた状態で、ノーリンギング通
信を行った場合、交換局4からの緩極性反転が発生する
と、誤動作防止のためにその出力を遅延された極性反転
検出部10より、リンギング検出部16が早く信号を出
力するので、中央制御部9はリンギング着信判定部17
での判定動作を優先実施させる。
Hz鳴動信号が発生しないので、リンギング着信判定部
17では一定時間(リンギング呼出信号の休止時間2秒
に相当)後にはリンギング着信応答条件未成立と判断し
て判定を終了する。
の間に、交換局4からのノーリンギング呼出信号が送出
終了するため、中央制御部9はNR着信判定部12によ
るノーリンギング着信の判定をさせることができない。
は、着信回数設定部7をリンギング着信しないように設
定しておかなかればならない。そこで、通常リンギング
通信で運用している回線端末装置1に対して、頻繁に通
信を行う必要が発生した時に需要家の電話機6のベルを
鳴らさないで通信ができるノーリンギング通信を行う場
合には、着信回数設定部7をリンギング着信しない設定
に変更する必要があった。
た後は再度、リンギング通信ができるように着信回数設
定部7の設定を元にもどしておかなければならないとい
う課題を有していた。
するために、公衆回線の極性反転を検出し遅延させて出
力する極性反転検出部と、前記公衆回線を介して送出さ
れるノーリンギング呼出信号を検出するNR着信検出部
と、前記NR着信検出部で検出したノーリンギング呼出
信号が自端末の呼出信号かどうかを判定するNR着信判
定部と、前記NR着信判定部で自端末の呼出信号と判定
した場合に着信応答信号を公衆回線側に送出するNR着
信応答部と、公衆回線を介して送出されるリンギング呼
出信号の所定ヘルツの鳴動信号を検出するリンギング検
出部と、リンギング着信応答条件としてリンギング呼出
信号の所定ヘルツの鳴動信号回数が設定されている着信
回数設定部と、前記リンギング検出部で検出されたリン
ギング呼出信号の所定ヘルツの鳴動信号回数をカウント
し、そのカウント回数と前記着信回数設定部で設定され
た回数とを比較して前記リンギング着信応答条件が成立
したかどうかを判定するリンギング着信判定部と、前記
極性反転検出部で極性反転検出後にNR着信検出部で自
端末及び自端末以外も含めノーリンギング呼出信号が検
出されなかったと前記NR着信判定部が判定した場合の
み、前記リンギング検出部からの出力信号を前記リンギ
ング着信判定部に伝えるリンギング信号出力許可部と、
前記リンギング着信判定部でリンギング着信応答条件が
成立したと判定されると着信応答信号を公衆回線側に送
出するリンギング着信応答部とを有するものである。
ギング着信応答条件として所定ヘルツの鳴動信号回数が
設定されてリンギング着信可能な設定であっても、誤動
作防止のために遅延されたノーリンギング着信時の緩極
性反転に伴う出力より、リンギング検出部の出力が早く
出力された時に、NR着信判定部の判定がない限り、リ
ンギング信号出力許可部がリンギング着信判定部へ伝え
ないようにしているため、リンギング着信判定部ではリ
ンギング着信の判定が行われない。
ギング呼出信号をNR着信検出部で検出すると、NR着
信判定部でノーリンギング着信の判定を行い、自端末の
ノーリンギング呼出信号を検出できればノーリンギング
通信が可能となる。
る場合もリンギング検出部の出力が極性反転検出部の出
力より早く出力されるが、この時点ではリンギング信号
出力許可部はリンギング着信判定部へリンギング検出部
の出力を伝えない状態のため、それよりも遅延して出力
される極性反転を検出してノーリンギング着信の判定が
先に行われる。
ギング着信判定では、NR着信判定部が極性反転発生後
に自端末及び自端末以外も含めノーリンギング呼出信号
をNR着信検出部から検出しないので、リンギング信号
出力許可部はリンギング検出部からの出力をリンギング
着信判定部に伝える状態にする。
ギング着信判定部で判定可能になり、リンギング着信条
件が成立すればリンギング通信が可能となる。
線の極性反転を検出し遅延させて出力する極性反転検出
部と、前記公衆回線を介して送出されるノーリンギング
呼出信号を検出するNR着信検出部と、前記NR着信検
出部で検出したノーリンギング呼出信号が自端末の呼出
信号かどうかを判定するNR着信判定部と、前記NR着
信判定部で自端末の呼出信号と判定した場合に着信応答
信号を公衆回線側に送出するNR着信応答部と、公衆回
線を介して送出されるリンギング呼出信号の所定ヘルツ
の鳴動信号を検出するリンギング検出部と、リンギング
着信応答条件としてリンギング呼出信号の所定ヘルツの
鳴動信号回数が設定されている着信回数設定部と、前記
リンギング検出部で検出されたリンギング呼出信号の所
定ヘルツの鳴動信号回数をカウントし、そのカウント回
数と前記着信回数設定部で設定された回数とを比較して
前記リンギング着信応答条件が成立したかどうかを判定
するリンギング着信判定部と、前記極性反転検出部で極
性反転検出後にNR着信検出部で自端末及び自端末以外
も含めノーリンギング呼出信号が検出されなかったと前
記NR着信判定部が判定した場合のみ、前記リンギング
検出部からの出力信号を前記リンギング着信判定部に伝
えるリンギング信号出力許可部と、前記リンギング着信
判定部でリンギング着信応答条件が成立したと判定され
ると着信応答信号を公衆回線側に送出するリンギング着
信応答部とを有するものである。
ンギング着信応答条件として所定ヘルツの鳴動信号回数
が設定されてリンギング着信可能な設定であっても、誤
動作防止のために遅延されたノーリンギング着信時の緩
極性反転に伴う出力より、リンギング検出部の出力が早
く出力された時に、NR着信判定部の判定がない限り、
リンギング信号出力許可部がリンギング着信判定部へ伝
えないようにしているため、リンギング着信判定部では
リンギング着信の判定が行われない。
ギング呼出信号をNR着信検出部で検出すると、NR着
信判定部でノーリンギング着信の判定を行い、自端末の
ノーリンギング呼出信号を検出できればノーリンギング
通信が可能となる。
る場合もリンギング検出部の出力が極性反転検出部の出
力より早く出力されるが、この時点ではリンギング信号
出力許可部はリンギング着信判定部へリンギング検出部
の出力を伝えない状態のため、それよりも遅延して出力
される極性反転を検出してノーリンギング着信の判定が
先に行われる。
ギング着信判定では、NR着信判定部が極性反転発生後
に自端末及び自端末以外も含めノーリンギング呼出信号
をNR着信検出部から検出しないので、リンギング信号
出力許可部はリンギング検出部からの出力をリンギング
着信判定部に伝える状態にする。
ギング着信判定部で判定可能になり、リンギング着信条
件が成立すればリンギング通信が可能となる。
説明する。
示すブロック構成図である。なお図2と同一番号のもの
は同じ名称と同じ機能を有する構成要素であり、その説
明を省略する。
反転検出部10で極性反転検出後、NR着信検出部11
で自端末及び自端末以外も含めノーリンギング呼出信号
が検出されなかったとNR着信判定部12が判定した場
合のみ、中央制御部20の制御により、リンギング着信
判定が終了するまでリンギング検出部16からの信号を
リンギング着信判定部17に伝える。
て説明する。
グ着信応答条件として、16Hz鳴動信号の検出回数が
着信応答回数として設定されているとする。
リンギング通信は中央監視装置5からの発信によって開
始され、発信を受けた交換局4では回線端末装置21が
接続されている公衆回線3に対して、極性反転に続いて
3秒周期で1秒間16Hz(所定ヘルツ)の電話機鳴動
信号を重畳させたリンギング呼出信号を送出する。この
16Hz鳴動信号により電話機6が鳴動する。
装置21のリンギング検出部16は最初の極性反転時の
回線電圧の反転により一瞬リンギング信号検出状態を出
力し、その後は16Hz鳴動信号が発生するまでリンギ
ング未検出状態を出力する。
に16Hz鳴動信号が発生するため、リンギング検出部
16は16Hz周期で電圧が反転を繰り返している間、
リンギング信号検出状態を出力する。
出力許可部19はリンギング検出部16の出力をリンギ
ング着信判定部17に伝えないようにしており、中央制
御部20はリンギング着信の判定待ちに入らないので、
まず遅延して出力される極性反転検出部10の極性反転
の検出処理を行う。
換局4からのノーリンギングの呼出信号であるNRS選
択信号をNR着信検出部11で検出できるように、網制
御部14をハイインピーダンスの状態にしてNR着信判
定部12にノーリンギング着信の判定を行わせる。
出信号しか送出されないため、NR着信検出部11では
ノーリンギング呼出信号は検出されないので、NR着信
判定部12は0.35秒後にノーリンギング呼出信号未
検出の判定をして、その結果を中央制御部20へ知らせ
る。
た中央制御部20は、ノーリンギング着信判定を終了す
る。
極性反転検出部10で極性反転検出後、NR着信検出部
11で自端末及び自端末以外も含めノーリンギング呼出
信号が検出されなかったとNR着信判定部12が判定し
たので、中央制御部20の制御により、これから行うリ
ンギング着信判定が終了するまでリンギング検出部16
からの信号をリンギング着信判定部17に伝える状態に
なる。
される16Hz鳴動信号をリンギング検出部16が検出
すると、リンギング着信判定部17は着信発生回数をカ
ウントアップして、そのカウント回数と着信回数設定部
7で設定された回数とを比較してリンギング着信応答条
件が成立したかどうかを判定することができる。
し、リンギング着信判定部17で着信回数設定部7の設
定回数に達したと判定されると、中央制御部20は網制
御部14を閉結状態にして、公衆回線3及び交換局4と
直流ループを形成して回線端末装置21の回線を捕捉す
る。
信号の送出を止め、中央監視装置5に対して回線が接続
されたことを知らせる。
線が捕捉されたことを発信者(この場合は中央監視装置
5)へ知らせるため、リンギング着信応答部18に交換
局4経由で中央監視装置5へ着信応答信号を送出させ
る。
衆回線3及び交換局4経由で回線端末装置21あるいは
データ端末装置2に対してモデム信号形式の電文を送信
する。この電文は回線端末装置21の送受信部15で復
調されて中央制御部20で受信される。
装置21自身への電文の場合、応答電文を作成し、送受
信部15で変調してモデム信号形式で、中央監視装置5
へ送信する。
電文の場合、中央制御部20はデータ端末装置2に適し
た形式に電文を変換してから端末インターフェース部8
を介してデータ端末装置2に送信する。
ンターフェース部8を介して中央制御部20が受信する
と、中央監視装置5に適した形式の電文に変換して送受
信部15で変調して中央監視装置5へ送信する。
及びデータ端末装置2の間で電文の送受信を繰り返す。
通信終了電文を回線端末装置21へ送信する。
0では通信終了応答電文を中央監視装置5へ送信した
後、網制御部14により直流ループを開放し交換局4に
対して公衆回線3を切断して通信を終了する。
する。
方で運用できるようにするため、回線端末装置21の着
信回数設定部7には、上記のリンギング通信時と同じ着
信応答条件を設定した状態である。
ってノーリンギング通信を開始すると、発信を受けた交
換局4では回線端末装置21が接続されている公衆回線
3に対して緩極性反転により電話機6を鳴動させること
なく、回線端末装置21に起動をかける。
リンギング検出部16では一瞬リンギング信号検出状態
になるが、リンギング信号出力許可部19で、リンギン
グ検出部16からの信号をリンギング着信判定部17に
伝えないようにしているため、中央制御部20はリンギ
ング着信の判定結果待ちに入らず、リンギング検出部1
6の出力より遅れてくる極性反転検出部10の出力を検
出できる。
10の出力を即検出することができ、交換局4からのノ
ーリンギングの呼出信号であるNRS選択信号をNR着
信検出部11で検出できるように網制御部14をハイイ
ンピーダンスの状態にさせる。
出信号がNR着信検出部11で検出されると、NR着信
判定部12ではあらかじめ設定されている自端末呼出信
号データと一致するかどうかを判定し、その結果を中央
制御部20へ知らせる。
央制御部20は網制御部14を半閉結状態にして公衆回
線3及び交換局4と直流ループを形成し、ノーリンギン
グ着信に応答したことをNR着信応答部13から交換局
4へDTMF信号の#を送出して知らせる。
号の#)を受信すると、中央監視装置5へ回線端末装置
21に接続できたことを知らせる。
衆回線3及び交換局4経由で回線端末装置21あるいは
データ端末装置2に対してモデム信号形式の電文を送信
する。この電文は回線端末装置21の送受信部15で復
調されて中央制御部20に受信される。
装置21自身への電文の場合、応答電文を作成し、送受
信部15で変調してモデム信号形式で、中央監視装置5
へ送信する。
電文の場合、中央制御部20はデータ端末装置2に適し
た形式に電文を変換して端末インターフェース部8を介
してデータ端末装置2へ送信を行う。
ンターフェース部8を介して中央制御部20が受信する
と、中央監視装置5に適した形式の電文に変換して送受
信部15で変調して中央監視装置5へ送信する。
置5と回線端末装置21及びデータ端末装置2の間で電
文の送受信を繰り返して通信を終了する。
る回線端末装置21に対して、頻繁に通信を行う必要が
発生した時は需要家の電話機6のベルを鳴らさないで通
信ができるノーリンギング通信を行うことになるが、そ
の際着信回数設定部7をリンギング着信しない設定に変
更する必要がない。と同時にノーリンギングによる通信
が終了した後は再度、リンギング通信ができるように着
信回数設定部7の設定を元にもどしておく必要もない。
アナログ公衆回線として回線端末装置21を接続する実
施例を説明したが、需要家の公衆回線3がISDN回線
の場合においてもターミナルアダプタのアナログポート
に回線端末装置21を接続することで、リンギング通信
は可能である。
外して別のアナログ回線の需要家宅に接続し、ノーリン
ギング通信で運用する際も着信回数設定部7の設定を変
更をしないで使用できる。
ギングに対応しているので、同じ回線に複数台接続され
ることがあるが、その場合他の回線端末装置がノーリン
ギング着信で呼び出されると極性反転が発生した後、自
端末以外のノーリンギング呼出信号を受信することがあ
る。
検出後に自端末以外のノーリンギング呼出信号が検出さ
れた場合はリンギング信号出力許可部19はリンギング
検出部16からの出力信号をリンギング着信判定部17
に伝えないので、リンギング着信判定に入らないため、
無用な判定処理動作をしない。
えることができ、消費電力の低い設計が可能になり、回
線端末装置の電源が電池の場合は小型電池を搭載し省ス
ペースで安価な装置が提供できる。
れば、着信回数設定部がリンギング着信応答条件として
リンギング着信可能な設定であっても、誤検出防止のた
めにその出力を遅延されているノーリンギング着信時の
緩極性反転による極性反転検出部は誤検出防止の出力よ
り、リンギング検出部の出力が早く出力された時に、そ
の出力をリンギング信号出力許可部によりリンギング着
信判定部へ伝えないようにしているため、ノーリンギン
グ着信の判定が行われノーリンギング通信が可能とな
る。またリンギング着信時も、最初はリンギング信号出
力許可部がリンギング着信判定をさせない状態になって
いるがノーリンギング着信の判定をおこなった後でリン
ギング着信の判定を行うことにより、リンギング着信も
可能になる。従って、着信回数設定部の設定変更なしで
リンギング着信もノーリンギング着信も可能となる。
ために回線端末装置を、同じ回線に複数台接続している
場合、他の回線端末装置がノーリンギング着信で呼び出
されると極性反転が発生した後、自端末以外のノーリン
ギング呼出信号を受信することがあるが、リンギング信
号出力許可部はリンギング検出部からの出力をリンギン
グ着信判定部に伝えないので、不要なリンギング着信判
定動作状態に入ることを押さえることができ、消費電力
の低い設計が可能になり、回線端末装置の電源が電池の
場合は小型電池を搭載し省スペースで安価な装置が提供
できる。
ク構成図。
ンギング呼出信号到来時の信号波形図。
Claims (1)
- 【請求項1】 公衆回線の極性反転を検出し遅延させて
出力する極性反転検出部と、前記公衆回線を介して送出
されるノーリンギング呼出信号を検出するNR着信検出
部と、前記NR着信検出部で検出したノーリンギング呼
出信号が自端末の呼出信号かどうかを判定するNR着信
判定部と、前記NR着信判定部で自端末の呼出信号と判
定した場合に着信応答信号を公衆回線側に送出するNR
着信応答部と、公衆回線を介して送出されるリンギング
呼出信号の所定ヘルツの鳴動信号を検出するリンギング
検出部と、リンギング着信応答条件としてリンギング呼
出信号の所定ヘルツの鳴動信号回数が設定されている着
信回数設定部と、前記リンギング検出部で検出されたリ
ンギング呼出信号の所定ヘルツの鳴動信号回数をカウン
トし、そのカウント回数と前記着信回数設定部で設定さ
れた回数とを比較して前記リンギング着信応答条件が成
立したかどうかを判定するリンギング着信判定部と、前
記極性反転検出部で極性反転検出後にNR着信検出部で
自端末及び自端末以外も含めノーリンギング呼出信号が
検出されなかったと前記NR着信判定部が判定した場合
のみ、前記リンギング検出部からの出力信号を前記リン
ギング着信判定部に伝えるリンギング信号出力許可部
と、前記リンギング着信判定部でリンギング着信応答条
件が成立したと判定されると着信応答信号を公衆回線側
に送出するリンギング着信応答部とからなる回線端末装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000316567A JP2002125060A (ja) | 2000-10-17 | 2000-10-17 | 回線端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000316567A JP2002125060A (ja) | 2000-10-17 | 2000-10-17 | 回線端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002125060A true JP2002125060A (ja) | 2002-04-26 |
Family
ID=18795495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2000316567A Pending JP2002125060A (ja) | 2000-10-17 | 2000-10-17 | 回線端末装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2002125060A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000004306A (ja) * | 1998-06-12 | 2000-01-07 | Yazaki Corp | 自動通報装置及び自動通報方法 |
-
2000
- 2000-10-17 JP JP2000316567A patent/JP2002125060A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2000004306A (ja) * | 1998-06-12 | 2000-01-07 | Yazaki Corp | 自動通報装置及び自動通報方法 |
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