JP2005033526A - 構内交換機、電話機及び構内交換システム - Google Patents

構内交換機、電話機及び構内交換システム Download PDF

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振一郎 堀
Hideaki Muraguchi
秀昭 村口
Naoki Iwashita
直樹 岩下
Toshihiro Yamaguchi
敏広 山口
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Abstract

【課題】着信報知を行うことができ、消費電力とコストと必要スペースとを低減することができる構内交換機を提供することを目的とする。
【解決手段】外線との通信を行う外線インタフェース部12、13と、内線に接続された電話機2、3との通信を行う内線インタフェース部15、16と、DTMF信号を発生するDTMF発生部19と、全体を制御する制御部11とを有し、制御部11は、内線インタフェース部15、16への着信を検出すると、DTMF発生部19を制御して電話機2、3にDTMF信号を出力する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外線と内線または内線同士を接続する構内交換機、その構内交換機の内線に接続される電話機、及び、その構内交換機と電話機とから成る構内交換システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電話機を鳴動させる場合、従来の構内交換機はベル信号を送出していた(例えば、特許文献1参照)。図9は、従来の構内交換機を示すブロック図である。図9において、1Aは構内交換機、11Aは全体を制御すると共にタイマ回路110を用いて時間計測を行う制御部、12、13は外線(PSTN回線)を介して局交換網との通信を行う外線インタフェース部、14は後述の内線インタフェース部15A、16Aと外線インタフェース部12、13等とを接続するスイッチ、15A、16Aは電話機2A、3Aとの通信を行う内線インタフェース部、17はベル信号を発生するベル発生回路、18はドアフォン4との通信を行うドアフォンインタフェース部、19はDTMF信号を発生するDTMF発生部、20Aは情報を記憶する記憶部である。
【0003】
また、図10は、従来の電話機を示すブロック図である。図10において、2A、3Aは構内交換機1Aの内線に接続される電話機、21Aは全体を制御すると共にタイマ回路210を用いて時間計測を行う制御部、22Aは構内交換機1Aの内線インタフェース部15A、16Aとの通信を行うと共にベル検出回路221を用いてベル信号を検出する通信インタフェース部、23は音声を増幅して出力する音声回路、24はスピーカ、25はマイクロフォン、26はキーボード等の入力部27からの信号を検出する入力検出部、28Aは情報を記憶する記憶部、29はフック状態(オンフック、オフフック)を検知するフックスイッチ、30はフックスイッチ29からの信号に基づいてフック状態を検出するフック検出部、31はLCDやLEDなどから成る表示部、32は音声を出力するリンガ回路、33は信号の伝送を行うバス(I/Oを含む)、222は通信インタフェース部22A内に配置された電源回路である。
【0004】
このように構成された構内交換機1Aおよび電話機2A、3Aについて、その音声出力動作を説明する。外線または内線からの着信(ここでは電話機3Aへの着信とする)を外線インタフェース部12、13または内線インタフェース部15A、16Aにおいて検知し、その通知を受けた制御部11Aは、ベル発声回路17からベル信号を発生させ、着信内線の電話機3Aが接続された内線インタフェース部16Aを介してベル信号を電話機3Aへ送信する。
【0005】
ベル信号を受信した電話機3Aのベル検出回路221はベル信号を検出し、制御部21Aに通知する。制御部21Aは、リンガ回路を鳴らし、着信を使用者に知らせる。
【0006】
【特許文献1】
特開昭53−30802号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の構内交換機および電話機では、着信の報知をベル信号により行っているため、ベル発生回路17を必要とするが、このベル発生回路17は、消費電力が大きく、また変圧器等を使用していることにより広いスペースが必要であり、また高コストであるという問題点を有していた。
【0008】
この構内交換機、電話機及び構内交換システムでは、ベル信号の代わりにDTMF信号を用いて着信報知を行うことにより、消費電力とコストと必要スペースとを低減することが要求されている。
【0009】
本発明は、DTMF信号を用いて着信報知を行うことができ、消費電力とコストと必要スペースとを低減することができる構内交換機、および、DTMF信号を用いて着信報知を行うことができる電話機、ならびに、DTMF信号を用いて着信報知を行うことができ、消費電力とコストと必要スペースとを低減することができる構内交換システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の構内交換機は、外線との通信を行う外線インタフェース部と、内線に接続された電話機との通信を行う内線インタフェース部と、DTMF信号を発生するDTMF発生部と、全体を制御する制御部とを有し、制御部は、内線インタフェース部への着信を検出すると、DTMF発生部を制御して電話機にDTMF信号を出力する構成を備えている。
【0011】
これにより、DTMF信号を用いて着信報知を行うことができ、消費電力とコストと必要スペースとを低減することができる構内交換機が得られる。
【0012】
上記課題を解決するために本発明の電話機は、構内交換機の内線に接続された電話機であって、内線から送信されるDTMF信号を受信するDTMF受信部と、DTMF信号の示す番号と着信報知種別とを関連付けて記憶する着信報知テーブルと、DTMF受信部で受信したDTMF信号の示す番号と着信報知テーブルの内容とに基づいて着信を報知する着信報知部と、全体を制御する制御部とを有する構成を備えている。
【0013】
これにより、DTMF信号を用いて着信報知を行うことができる電話機が得られる。
【0014】
上記課題を解決するために本発明の構内交換システムは、上記構内交換機と上記電話機とから成る構成を備えている。
【0015】
これにより、DTMF信号を用いて着信報知を行うことができ、消費電力とコストと必要スペースとを低減することができる構内交換システムが得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の構内交換機は、外線との通信を行う外線インタフェース部と、内線に接続された電話機との通信を行う内線インタフェース部と、DTMF信号を発生するDTMF発生部と、全体を制御する制御部とを有し、制御部は、内線インタフェース部への着信を検出すると、DTMF発生部を制御して電話機にDTMF信号を出力することとしたものである。
【0017】
この構成により、内線接続の電話機に対して着信報知種別を示すDTMF信号を送出することができ、DTMF信号を用いて内線接続の電話機に着信報知を行うことができるので、消費電力とコストと必要スペースとを低減することができるという作用を有する。
【0018】
請求項2に記載の構内交換機は、請求項1に記載の構内交換機において、制御部は、DTMF発生部で発生するDTMF信号を内線からの着信か外線からの着信かで異ならせることとしたものである。
【0019】
この構成により、外線からの着信、内線からの着信に応じた着信報知種別を示すDTMF信号を送出することができ、DTMF信号を用いて内線接続の電話機に着信報知を正確に行うことができるという作用を有する。
【0020】
請求項3に記載の構内交換機は、請求項1または2に記載の構内交換機において、DTMF発生部は、外線ダイヤル発信のために外線インタフェース部からDTMF信号を出力する場合にも使用されることとしたものである。
【0021】
この構成により、従来のDTMF発生部を使用することができ、新たなDTMF発生部を設ける必要がないので、部品数やコストの低減、必要スペースの縮小を図ることができるという作用を有する。
【0022】
請求項4に記載の構内交換機は、請求項1乃至3のいずれか1に記載の構内交換機において、内線インタフェース部は電話機へ供給される電流値が第1の値未満であるか又は第1の値から第2の値の範囲内であるか否かを検出して検出結果を制御部に通知する電流検出部を有し、制御部は、電話機へ供給される電流値が所定期間第1の値から第2の値の範囲内であると検出すると電話機が接続されていると判定し、電話機へ供給される電流値が第1の値未満であると検出すると電話機が接続されていないと判定することとしたものである。
【0023】
この構成により、着信した内線インタフェース部に電話機が接続されているか否かを正確に判定することができるので、着信した内線インタフェース部に電話機が接続されていない場合の無駄な動作を確実に防止することができるという作用を有する。
【0024】
請求項5に記載の構内交換機は、請求項1乃至3のいずれか1に記載の構内交換機において、制御部は、着信した内線インタフェース部に電話機が接続されているか否かを判定する着信内線接続判定手段を備えることとしたものである。
【0025】
この構成により、着信した内線インタフェース部に電話機が接続されていない場合の無駄な動作を防止することができるという作用を有する。
【0026】
請求項6に記載の構内交換機は、請求項5に記載の構内交換機において、内線インタフェース部は電話機への通電電流を検出する電流検出部を有し、着信内線接続判定手段は、電流検出部で検出した電流値が所定値の場合には着信した内線インタフェース部に電話機が接続されていると判定し、電流検出部で検出した電流値が所定値以下の場合には着信した内線インタフェース部に電話機が接続されていないと判定することとしたものである。
【0027】
この構成により、着信した内線インタフェース部に電話機が接続されているか否かを正確に判定することができるので、着信した内線インタフェース部に電話機が接続されていない場合の無駄な動作を確実に防止することができるという作用を有する。
【0028】
請求項7に記載の構内交換機は、請求項1乃至6のいずれか1に記載の構内交換機において、制御部は、内線インタフェース部への着信の有無を判定する内線着信判定手段と、内線インタフェース部への着信があった場合にはDTMF発生部を制御して電話機にDTMF信号を出力するDTMF信号出力手段とを有し、DTMF信号出力手段は、着信した内線インタフェース部に電話機が接続されていないと着信内線接続判定手段が判定した場合は、内線着信判定手段において内線インタフェース部へ着信したと判定しても、DTMF信号は出力しないこととしたものである。
【0029】
この構成により、着信した内線インタフェース部に電話機が接続されていない場合にDTMF信号を出力するという無駄な動作を防止することができるという作用を有する。
【0030】
請求項8に記載の電話機は、構内交換機の内線に接続された電話機であって、内線から送信されるDTMF信号を受信するDTMF受信部と、DTMF信号の示す番号と着信報知種別とを関連付けて記憶する着信報知テーブルと、DTMF受信部で受信したDTMF信号の示す番号と着信報知テーブルの内容とに基づいて着信を報知する着信報知部と、全体を制御する制御部とを有することとしたものである。
【0031】
この構成により、DTMF受信部で受信したDTMF信号に基づいて構内交換機から送信された着信報知種別を判別することができるので、音声や画面表示によりその着信報知種別を使用者に通知することができるという作用を有する。
【0032】
請求項9に記載の電話機は、請求項8に記載の電話機において、着信報知テーブルは、着信報知種別として少なくとも内線からの着信と外線からの着信とを含むこととしたものである。
【0033】
この構成により、内線からの着信と外線からの着信を確実に判別して使用者に通知することができるという作用を有する。
【0034】
請求項10に記載の電話機は、請求項8または9に記載の電話機において、2線の内線から入力した直流を変換して電源電圧として出力する電源回路を備え、電源回路は、オンフック状態でDTMF受信部と着信報知部と制御部とを動作させるだけの電力を出力可能であることとしたものである。
【0035】
この構成により、最小の電力で着信種別報知を行うことができるという作用を有する。
【0036】
請求項11に記載の電話機は、請求項8乃至10のいずれか1に記載の電話機において、制御部は、DTMF受信部で受信したDTMF信号が着信報知停止を示す信号か否かを着信報知テーブルの内容に基づいて判定する着信報知停止要求判定手段と、着信報知停止要求判定手段において受信したDTMF信号が着信報知停止を示す信号であると判定したときには着信報知を停止する着信報知手段とを有することとしたものである。
【0037】
この構成により、着信報知停止を示すDTMF信号を受信したときには確実に着信報知を停止することができるという作用を有する。
【0038】
請求項12に記載の電話機は、請求項11に記載の電話機において、着信報知手段は、着信報知手段における着信報知開始からDTMF信号を受信することなく所定時間を経過したときには着信報知を終了することとしたものである。
【0039】
この構成により、所定時間内に着信報知停止のDTMF信号を受信しないときには自動的に着信報知を終了させることができるという作用を有する。
【0040】
請求項13に記載の構内交換システムは、請求項1乃至7のいずれか1に記載の構内交換機と請求項8乃至12のいずれか1に記載の電話機とから成る構内交換システムとしたものである。
【0041】
この構成により、DTMF信号を用いて着信報知を行うことができ、消費電力とコストと必要スペースとを低減することができる構内交換システムが得られるという作用を有する。
【0042】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図8を用いて説明する。
【0043】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による構内交換機を示すブロック図である。図1において、ドアフォン4、外線インタフェース部12、13、スイッチ14、ドアフォンインタフェース部18、DTMF発生部19は図9と同様のものなので、同一符号を付し、説明は省略する。1は構内交換機、2、3は構内交換機1の内線に接続された電話機、11は全体を制御すると共にタイマ回路110を用いて時間計測を行う制御部、15、16は電話機2、3との通信を行うと共に電流検出部151、161を用いて電話機3、4へ流れる電流を検出する内線インタフェース部、20は情報を記憶すると共に着信報知種別とDTMF信号の示す番号とを関連付けて記憶するDTMF出力テーブル201を有する記憶部である。
【0044】
また図2は、本発明の実施の形態1による電話機を示すブロック図である。図2において、音声回路23、スピーカ24、マイクロフォン25、入力検出部26、入力部27、フックスイッチ29、フック検出部30、表示部31、リンガ回路32、バス33は図10と同様のものなので、同一符号を付し、説明は省略する。2、3は構内交換機1の内線に接続される電話機、21は全体を制御すると共にタイマ回路210を用いて時間計測を行う制御部、22は構内交換機1の内線インタフェース部15、16との通信を行うと共に内線インタフェース部15、16からの直流を変換した直流を電源として電話機2、3の各部に出力する電源回路222を有する通信インタフェース部、28は情報を記憶すると共にDTMF信号の示す番号と着信報知種別とを関連付けて記憶する着信報知テーブル281を有する記憶部、34は構内交換機1からのDTMF信号を受信するDTMF受信部である。
【0045】
なお、表示部31とリンガ回路32はそれぞれ着信を報知する着信報知部である。ここで、通信インタフェース部22Aは、構内交換機1の内線インタフェース部15と一対の通信線(2線)で接続されており、電源回路222は、この通信線から供給される直流を変換して電源電圧とし、内線電話機2内部に電源を供給する。この電源回路222は、内線電話機2がオフフック状態のときと、オンフック状態のときで内線電話機2内部への電源の供給を異ならしめるように動作する。すなわち、内線電話機2がオンフック状態の場合には、構内交換機1がオフフック検出しない程度の電源電流を通信線から取り出し、DTMF受信部34と着信報知部31、32と制御部21へ電源を供給し、一方、内線電話機2がオフフック状態である場合には、内線電話機2内部全体に電源を供給する。
【0046】
さらに、図3は図1の制御部11の機能実現手段(プログラム動作により実現される機能を有する手段)を示す機能ブロック図であり、図5は図2の制御部21の機能実現手段を示す機能ブロック図である。
【0047】
図3、図5において、111は外線(PSTN回線)または内線から内線インタフェース部15、16への着信の有無を判定する内線着信判定手段、112は着信した内線インタフェース部15、16に電話機が接続されているか否かを判定する着信内線接続判定手段、113は記憶部20から情報を読み出す読出し手段、114は内線インタフェース部15、16への着信があった場合にはDTMF発生部19を制御して内線インタフェース部15、16に接続された電話機にDTMF信号を出力するDTMF信号出力手段、115は時間計測を行う計時手段、116は電話機からの応答の有無を判定する電話機応答判定手段、117は着信が終了したか否かを判定する着信終了判定手段である。
【0048】
211はDTMF受信部34でDTMF信号を受信したか否かを判定するDTMF信号受信判定手段、212は記憶部28から情報を読み出す読出し手段、213はDTMF受信部34で受信したDTMF信号が着信報知停止を示す信号か否かを着信報知テーブル281の内容に基づいて判定する着信報知停止要求判定手段、214は受信したDTMF信号が着信報知停止を示す信号であると着信報知停止要求判定手段213において判定したときには着信報知を停止する着信報知手段、215は時間計測を行う計時手段である。
【0049】
ここで、着信終了判定手段117における着信終了判定の動作について説明する。この動作はアナログ外線とデジタル外線と内線とで異なる。制御部11は、アナログ外線の場合、ベル信号が所定期間なかったことを検出した場合に着信が終了したと判定し、デジタル外線の場合、着信終了の信号が外線インタフェース部12、13から送られてきたときに着信が終了したと判定し、内線の場合には発呼者の内線電話機2、3がオンフックしたことを内線インタフェース部15、16が検出したときに着信が終了したと判定する。また、着信内線接続判定手段112における電話機の接続検出の電流値は、電話機がオフフックしたときの電流値よりも小さい値にする必要があり、オフフックしたときの電流値が例えば20mAの場合、電話機の接続検出の電流値を5mA以上20mA未満とすることにより、電話機で受話器をあげて通話しようとする場合と区別することができる。
【0050】
図3の制御部11について、その動作を図1、図4、図8を用いて説明する。図4は図3の制御部11の動作を示すフローチャートであり、図8はDTMF信号の示す番号とその番号に対応するメッセージ内容(着信報知種別)とを示す着信報知テーブルデータ図である。
【0051】
図4において、まず、内線着信判定手段111は、外線または内線から内線への着信が有るか否かを外線インタフェース部12、13または内線インタフェース部15、16の状態により判定し(S1)、内線への着信有りと判定した場合(ここでは内線インタフェース部16への着信とする)には次に着信内線接続判定手段112は着信した内線(つまり内線インタフェース部16)に電話機3が接続されているか否かを判定する(S2)。
【0052】
電話機3が接続されていないと判定した場合には着信処理を終了する。すなわち、後述のステップS4で示すDTMF信号出力手段114は、着信した内線インタフェース部15、16に電話機が接続されていないと着信内線接続判定手段112が判定した場合は、内線着信判定手段111において内線インタフェース部15、16へ着信したと判定しても、DTMF信号は出力しない。
【0053】
ステップS2で電話機3が接続されていると判定した場合には次に読出し手段113は、外線や内線のような着信報知種別とDTMF信号の示す番号とが関連付けて記憶されている記憶部20のDTMF出力テーブル201から、着信報知種別に応じたDTMF信号を読み出す(S3)。着信報知種別とDTMF信号の示す番号との関連付けは図8に示す通りであり、例えば着信報知種別(メッセージ内容)が外線着信報知開始の場合は対応するDTMF信号は番号10を示すDTMF信号であり、着信報知種別が内線着信報知停止の場合は、対応するDTMF信号は番号29を示すDTMF信号である。
【0054】
次に、DTMF信号出力手段114は、読出し手段113により読み出したDTMF信号を内線インタフェース部16を介して電話機3へ出力する(S4)。次に、計時手段115は、タイマ回路110を用いてDTMF信号出力後の経過時間の計測を開始する(S5)。
【0055】
次に、電話機応答判定手段116は、電話機3の応答があるか否かを判定し(S6)、電話機3の応答があった場合には、この着信処理を終了する。電話機3の応答がない場合には次に着信終了判定手段117はステップS1で検出した着信が終了したか否かを判定し(S7)、着信報知種別が着信報知停止の場合には次にDTMF信号出力手段114は着信報知停止に対応するDTMF信号を電話機3へ出力する(S10)。
【0056】
着信報知種別が着信報知停止でない場合には次に計時手段115はタイムアップしたか否か(例えば30秒経過したか否か)を判定し(S8)、タイムアップしていない場合にはステップS6へ戻り、タイムアップしている場合にはDTMF信号出力手段114がDTMF信号を再出力した後にステップS5へ戻って時間計測をやり直す(S9)。
【0057】
図5の制御部21について、その動作を図2、図6、図8を用いて説明する。図6は図5の制御部21の動作を示すフローチャートである。図6において、まず、DTMF信号受信判定手段211は、DTMF受信部34でDTMF信号を受信したか否かを判定し(S11)、DTMF信号を受信したと判定した場合には次に読出し手段212は、DTMF信号の示す番号と着信報知種別とが関連付けて記憶されている記憶部28の着信報知テーブル281から、DTMF信号の示す番号に対応した着信報知種別を読み出す(S12)。
【0058】
例えばDTMF信号の示す番号が10の場合には着信報知種別(メッセージ内容)は、外線からの着信の報知を開始する外線着信報知開始である。次に、着信報知停止要求判定手段213は、DTMF受信部34で受信したDTMF信号が着信報知停止を示す信号か否かを着信報知テーブル281の内容に基づいて判定し(S13)、着信報知停止を示す信号でない場合には着信報知手段214は着信報知を開始する(S14)。
【0059】
例えば着信報知種別が外線着信報知開始の場合には、外線からの着信であることをリンガ回路32から音で通知し、LCDやLEDなどから成る表示部31は外線からの着信であることを表示する。次に、計時手段215は、タイマ回路210を用いてDTMF信号受信後の経過時間の計測を開始する(S15)。
【0060】
次にDTMF信号受信判定手段211は再び、DTMF受信部34でDTMF信号を受信したか否かを判定し(S16)、DTMF信号を受信したと判定した場合にはステップS12へ戻り、DTMF信号を受信していないと判定した場合には次に計時手段215はタイムアップしたか否か(例えば30秒経過したか否か)を判定し(S17)、タイムアップしていない場合にはステップS16へ戻り、タイムアップしている場合にはこの着信報知処理を終了する。
【0061】
ステップS13でDTMF信号は着信報知停止を示す信号(例えばステップS12で読み出した着信種別報知が外線着信報知開始である場合には番号19の外線着信報知停止を示す信号)であると着信報知停止要求判定手段213が判定した場合には、着信報知手段214は着信報知を停止する(S18)。
【0062】
図7は、外線着信報知動作(S21〜S26)および内線着信報知動作(S31〜S34)を示すシーケンス図である。外線着信報知動作においては、まず、外線から構内交換機1に着信があると(S21)、構内交換機1は外線着信報知開始のDTMF信号を電話機3へ送信し(S22)、所定時間が経過したら外線着信報知停止のDTMF信号を電話機3へ送信する(S23)。電話機3をオフフックすると、オフフック信号が構内交換機1へ送信され(S24)、また構内交換機1を介して外線へ送信され(S25)、通話路が接続される(S26)。
【0063】
内線着信報知動作においては、まず、電話機2から構内交換機1に電話機3の呼び出し信号を発信すると(S31)、構内交換機1は内線着信報知開始のDTMF信号を電話機3へ送信し(S32)、所定時間が経過したら電話機2は呼び出し信号の発信を中止し(S33)、構内交換機1は内線着信報知停止のDTMF信号を電話機3へ送信する(S23)。
【0064】
なお、図8の番号40、41に示すアラーム動作は例えばモーニングコール動作であり、制御部21は、周期的に記憶部28を検索してモーニングコール時刻を読み出し、その読み出した時刻になったときに電話機2または3にモーニングコールというアラームを示すDTMF信号を送信する。
【0065】
以上のように本実施の形態によれば、外線との通信を行う外線インタフェース部12、13と、内線に接続された電話機2、3との通信を行う内線インタフェース部15、16と、DTMF信号を発生するDTMF発生部19と、全体を制御する制御部11とを有し、制御部11は、内線インタフェース部15、16への着信を検出すると、DTMF発生部19を制御して電話機にDTMF信号を出力することにより、内線接続の電話機に対して着信報知種別を示すDTMF信号を送出することができ、DTMF信号を用いて内線接続の電話機に着信報知を行うことができるので、消費電力とコストと必要スペースとを低減することができる。
【0066】
また、制御部11は、DTMF発生部19で発生するDTMF信号を内線からの着信か外線からの着信かで異ならせることにより、外線からの着信、内線からの着信に応じた着信報知種別を示すDTMF信号を送出することができ、DTMF信号を用いて内線接続の電話機に着信報知を正確に行うことができる。
【0067】
さらに、DTMF発生部19は、外線ダイヤル発信のために外線インタフェース部12、13からDTMF信号を出力する場合にも使用されることにより、従来のDTMF発生部を使用することができ、新たなDTMF発生部を設ける必要がないので、部品数やコストの低減、必要スペースの縮小を図ることができる。
【0068】
さらに、内線インタフェース部15、16は電話機2、3へ供給される電流値が第1の値未満であるか又は第1の値から第2の値の範囲内であるか否かを検出して検出結果を制御部11に通知する電流検出部151、161を有し、制御部11は、電話機2、3へ供給される電流値が所定期間第1の値から第2の値の範囲内であると検出すると電話機2、3が接続されていると判定し、電話機2、3へ供給される電流値が第1の値未満であると検出すると電話機2、3が接続されていないと判定することにより、着信した内線インタフェース部15、16に電話機2、3が接続されているか否かを正確に判定することができるので、着信した内線インタフェース部15、16に電話機2、3が接続されていない場合の無駄な動作を確実に防止することができる。
【0069】
さらに、制御部11は、着信した内線インタフェース部15、16に電話機が接続されているか否かを判定する着信内線接続判定手段112を備えたことにより、着信した内線インタフェース部15、16に電話機が接続されていない場合の無駄な動作を防止することができる。
【0070】
さらに、内線インタフェース部15、16は電話機2、3への通電電流を検出する電流検出部151、161を有し、着信内線接続判定手段112は、電流検出部151、161で検出した電流値が所定値の場合には着信した内線インタフェース部15、16に電話機が接続されていると判定し、電流検出部151、161で検出した電流値が所定値以下の場合には着信した内線インタフェース部15、16に電話機が接続されていないと判定することにより、着信した内線インタフェース部15、16に電話機が接続されているか否かを正確に判定することができるので、着信した内線インタフェース部15、16に電話機が接続されていない場合の無駄な動作を確実に防止することができる。
【0071】
さらに、制御部11は、内線インタフェース部15、16への着信の有無を判定する内線着信判定手段111と、内線インタフェース部15、16への着信があった場合にはDTMF発生部19を制御して電話機2、3にDTMF信号を出力するDTMF信号出力手段114とを有し、DTMF信号出力手段114は、着信した内線インタフェース部15、16に電話機2、3が接続されていないと着信内線接続判定手段112が判定した場合は、内線着信判定手段111において内線インタフェース部15、16へ着信したと判定しても、DTMF信号は出力しないことにより、着信した内線インタフェース部15、16に電話機が接続されていない場合にDTMF信号を出力するという無駄な動作を防止することができる。
【0072】
さらに、構内交換機1の内線に接続された電話機2、3であって、内線から送信されるDTMF信号を受信するDTMF受信部34と、DTMF信号の示す番号と着信報知種別とを関連付けて記憶する着信報知テーブル281と、DTMF受信部34で受信したDTMF信号の示す番号と着信報知テーブル281の内容とに基づいて着信を報知する着信報知部31、32と、全体を制御する制御部21とを有することにより、DTMF受信部34で受信したDTMF信号に基づいて構内交換機1から送信された着信報知種別を判別することができるので、音声や画面表示によりその着信報知種別を使用者に通知することができる。
【0073】
さらに、着信報知テーブル281は、着信報知種別として少なくとも内線からの着信と外線からの着信とを含むことにより、内線からの着信と外線からの着信を確実に判別して使用者に通知することができる。
【0074】
さらに、2線の内線から入力した直流を変換して電源電圧として出力する電源回路222を備え、電源回路222は、オンフック状態でDTMF受信部34と着信報知部31、32と制御部21とを動作させるだけの電力を出力可能であることにより、最小の電力で着信種別報知を行うことができる。
【0075】
さらに、制御部21は、DTMF受信部34で受信したDTMF信号が着信報知停止を示す信号か否かを着信報知テーブル281の内容に基づいて判定する着信報知停止要求判定手段213と、着信報知停止要求判定手段213において受信したDTMF信号が着信報知停止を示す信号であると判定したときには着信報知を停止する着信報知手段214とを有することにより、着信報知停止を示すDTMF信号を受信したときには確実に着信報知を停止することができる。
【0076】
さらに、着信報知手段214は、着信報知手段214における着信報知開始からDTMF信号を受信することなく所定時間を経過したときには着信報知を終了することにより、所定時間内に着信報知停止のDTMF信号を受信しないときには自動的に着信報知を終了させることができる。従って、構内交換機が誤動作等により着信報知停止のDTMF信号を受信することができなくても、所定時間経過すれば自動的に着信報知を終了させることができる。
【0077】
さらに、構内交換機1と電話機2、3とから成る構内交換システムにより、DTMF信号を用いて着信報知を行うことができ、消費電力とコストと必要スペースとを低減することができる構内交換システムが得られる。
【0078】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の構内交換機によれば、外線との通信を行う外線インタフェース部と、内線に接続された電話機との通信を行う内線インタフェース部と、DTMF信号を発生するDTMF発生部と、全体を制御する制御部とを有し、制御部は、内線インタフェース部への着信を検出すると、DTMF発生部を制御して電話機にDTMF信号を出力することにより、内線接続の電話機に対して着信報知種別を示すDTMF信号を送出することができ、DTMF信号を用いて内線接続の電話機に着信報知を行うことができるので、消費電力とコストと必要スペースとを低減することができるという有利な効果が得られる。
【0079】
本発明の構内交換機において、制御部は、DTMF発生部で発生するDTMF信号を内線からの着信か外線からの着信かで異ならせることにより、外線からの着信、内線からの着信に応じた着信報知種別を示すDTMF信号を送出することができ、DTMF信号を用いて内線接続の電話機に着信報知を正確に行うことができるという有利な効果が得られる。
【0080】
本発明の構内交換機において、DTMF発生部は、外線ダイヤル発信のために外線インタフェース部からDTMF信号を出力する場合にも使用されることにより、従来のDTMF発生部を使用することができ、新たなDTMF発生部を設ける必要がないので、部品数やコストの低減、必要スペースの縮小を図ることができるという有利な効果が得られる。
【0081】
本発明の構内交換機において、内線インタフェース部は電話機へ供給される電流値が第1の値未満であるか又は第1の値から第2の値の範囲内であるか否かを検出して検出結果を制御部に通知する電流検出部を有し、制御部は、電話機へ供給される電流値が所定期間第1の値から第2の値の範囲内であると検出すると電話機が接続されていると判定し、電話機へ供給される電流値が第1の値未満であると検出すると電話機が接続されていないと判定することにより、着信した内線インタフェース部に電話機が接続されているか否かを正確に判定することができるので、着信した内線インタフェース部に電話機が接続されていない場合の無駄な動作を確実に防止することができるという有利な効果が得られる。
【0082】
本発明の構内交換機において、制御部は、着信した内線インタフェース部に電話機が接続されているか否かを判定する着信内線接続判定手段を備えたことにより、着信した内線インタフェース部に電話機が接続されていない場合の無駄な動作を防止することができるという有利な効果が得られる。
【0083】
本発明の構内交換機において、内線インタフェース部は電話機への通電電流を検出する電流検出部を有し、着信内線接続判定手段は、電流検出部で検出した電流値が所定値の場合には着信した内線インタフェース部に電話機が接続されていると判定し、電流検出部で検出した電流値が所定値以下の場合には着信した内線インタフェース部に電話機が接続されていないと判定することにより、着信した内線インタフェース部に電話機が接続されているか否かを正確に判定することができるので、着信した内線インタフェース部に電話機が接続されていない場合の無駄な動作を確実に防止することができるという有利な効果が得られる。
【0084】
本発明の構内交換機において、制御部は、内線インタフェース部への着信の有無を判定する内線着信判定手段と、内線インタフェース部への着信があった場合にはDTMF発生部を制御して電話機にDTMF信号を出力するDTMF信号出力手段とを有し、DTMF信号出力手段は、着信した内線インタフェース部に電話機が接続されていないと着信内線接続判定手段が判定した場合は、内線着信判定手段において内線インタフェース部へ着信したと判定しても、DTMF信号は出力しないことにより、着信した内線インタフェース部に電話機が接続されていない場合にDTMF信号を出力するという無駄な動作を防止することができるという有利な効果が得られる。
【0085】
本発明の構内交換機の内線に接続された電話機であって、内線から送信されるDTMF信号を受信するDTMF受信部と、DTMF信号の示す番号と着信報知種別とを関連付けて記憶する着信報知テーブルと、DTMF受信部で受信したDTMF信号の示す番号と着信報知テーブルの内容とに基づいて着信を報知する着信報知部と、全体を制御する制御部とを有することにより、DTMF受信部で受信したDTMF信号に基づいて構内交換機から送信された着信報知種別を判別することができるので、音声や画面表示によりその着信報知種別を使用者に通知することができるという有利な効果が得られる。
【0086】
本発明の電話機において、着信報知テーブルは、着信報知種別として少なくとも内線からの着信と外線からの着信とを含むことにより、内線からの着信と外線からの着信を確実に判別して使用者に通知することができるという有利な効果が得られる。
【0087】
本発明の電話機において、2線の内線から入力した直流を変換して電源電圧として出力する電源回路を備え、電源回路は、オンフック状態でDTMF受信部と着信報知部と制御部とを動作させるだけの電力を出力可能であることにより、最小の電力で着信種別報知を行うことができるという有利な効果が得られる。
【0088】
本発明の電話機において、制御部は、DTMF受信部で受信したDTMF信号が着信報知停止を示す信号か否かを着信報知テーブルの内容に基づいて判定する着信報知停止要求判定手段と、着信報知停止要求判定手段において受信したDTMF信号が着信報知停止を示す信号であると判定したときには着信報知を停止する着信報知手段とを有することにより、着信報知停止を示すDTMF信号を受信したときには確実に着信報知を停止することができるという有利な効果が得られる。
【0089】
本発明の電話機において、着信報知手段は、着信報知手段における着信報知開始からDTMF信号を受信することなく所定時間を経過したときには着信報知を終了することにより、所定時間内に着信報知停止のDTMF信号を受信しないときには自動的に着信報知を終了させることができるという有利な効果が得られる。
【0090】
本発明の構内交換システムにより、DTMF信号を用いて着信報知を行うことができ、消費電力とコストと必要スペースとを低減することができる構内交換システムが得られるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による構内交換機を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1による電話機を示すブロック図
【図3】図1の制御部の機能実現手段を示す機能ブロック図
【図4】図3の制御部の動作を示すフローチャート
【図5】図2の制御部の機能実現手段を示す機能ブロック図
【図6】図5の制御部の動作を示すフローチャート
【図7】外線着信報知動作および内線着信報知動作を示すシーケンス図
【図8】DTMF信号の示す番号とその番号に対応するメッセージ内容(着信報知種別)とを示す着信報知テーブルデータ図
【図9】従来の構内交換機を示すブロック図
【図10】従来の電話機を示すブロック図
【符号の説明】
1 構内交換機
2、3 電話機
4 ドアフォン
11、21 制御部
12、13 外線インタフェース部
14 スイッチ
15、16 内線インタフェース部
18 ドアフォンインタフェース部
19 DTMF発生部
20、28 記憶部
22 通信インタフェース部
23 音声回路
24 スピーカ
25 マイクロフォン
26 入力検出部
27 入力部
29 フックスイッチ
30 フック検出部
31 表示部
32 リンガ回路
33 バス
34 DTMF受信部
110、210 タイマ回路
111 内線着信判定手段
112 着信内線接続判定手段
113、212 読出し手段
114 DTMF信号出力手段
115、215 計時手段
116 電話機応答判定手段
117 着信終了判定手段
151、161 電流検出部
201 DTMF出力テーブル
211 DTMF信号受信判定手段
213 着信報知停止要求判定手段
214 着信報知手段
222 電源回路
281 着信報知テーブル

Claims (13)

  1. 外線との通信を行う外線インタフェース部と、内線に接続された電話機との通信を行う内線インタフェース部と、DTMF信号を発生するDTMF発生部と、全体を制御する制御部とを有し、
    前記制御部は、前記内線インタフェース部への着信を検出すると、前記DTMF発生部を制御して前記電話機にDTMF信号を出力することを特徴とする構内交換機。
  2. 前記制御部は、前記DTMF発生部で発生するDTMF信号を内線からの着信か外線からの着信かで異ならせることを特徴とする請求項1に記載の構内交換機。
  3. 前記DTMF発生部は、外線ダイヤル発信のために前記外線インタフェース部からDTMF信号を出力する場合にも使用されることを特徴とする請求項1または2に記載の構内交換機。
  4. 前記内線インタフェース部は前記電話機へ供給される電流値が第1の値未満であるか又は第1の値から第2の値の範囲内であるか否かを検出して検出結果を前記制御部に通知する電流検出部を有し、
    前記制御部は、前記電話機へ供給される電流値が所定期間第1の値から第2の値の範囲内であると検出すると前記電話機が接続されていると判定し、前記電話機へ供給される電流値が第1の値未満であると検出すると前記電話機が接続されていないと判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の構内交換機。
  5. 前記制御部は、着信した前記内線インタフェース部に電話機が接続されているか否かを判定する着信内線接続判定手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の構内交換機。
  6. 前記内線インタフェース部は前記電話機への通電電流を検出する電流検出部を有し、前記着信内線接続判定手段は、前記電流検出部で検出した電流値が所定値の場合には着信した前記内線インタフェース部に電話機が接続されていると判定し、前記電流検出部で検出した電流値が所定値以下の場合には着信した前記内線インタフェース部に電話機が接続されていないと判定することを特徴とする請求項5に記載の構内交換機。
  7. 前記制御部は、前記内線インタフェース部への着信の有無を判定する内線着信判定手段と、前記内線インタフェース部への着信があった場合には前記DTMF発生部を制御して前記電話機にDTMF信号を出力するDTMF信号出力手段とを有し、前記DTMF信号出力手段は、着信した前記内線インタフェース部に電話機が接続されていないと前記着信内線接続判定手段が判定した場合は、前記内線着信判定手段において前記内線インタフェース部へ着信したと判定しても、DTMF信号は出力しないことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1に記載の構内交換機。
  8. 構内交換機の内線に接続された電話機であって、
    前記内線から送信されるDTMF信号を受信するDTMF受信部と、DTMF信号の示す番号と着信報知種別とを関連付けて記憶する着信報知テーブルと、前記DTMF受信部で受信したDTMF信号の示す番号と前記着信報知テーブルの内容とに基づいて着信を報知する着信報知部と、全体を制御する制御部とを有することを特徴とする電話機。
  9. 前記着信報知テーブルは、前記着信報知種別として少なくとも内線からの着信と外線からの着信とを含むことを特徴とする請求項8に記載の電話機。
  10. 2線の内線から入力した直流を変換して電源電圧として出力する電源回路を備え、前記電源回路は、オンフック状態で前記DTMF受信部と前記着信報知部と前記制御部とを動作させるだけの電力を出力可能であることを特徴とする請求項8または9に記載の電話機。
  11. 前記制御部は、前記DTMF受信部で受信したDTMF信号が着信報知停止を示す信号か否かを前記着信報知テーブルの内容に基づいて判定する着信報知停止要求判定手段と、前記着信報知停止要求判定手段において前記受信したDTMF信号が着信報知停止を示す信号であると判定したときには着信報知を停止する着信報知手段とを有することを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1に記載の電話機。
  12. 前記着信報知手段は、前記着信報知手段における着信報知開始からDTMF信号を受信することなく所定時間を経過したときには着信報知を終了することを特徴とする請求項11に記載の電話機。
  13. 請求項1乃至7のいずれか1に記載の構内交換機と請求項8乃至12のいずれか1に記載の電話機とから成ることを特徴とする構内交換システム。
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