JPH10155021A - 発信電話番号表示装置 - Google Patents

発信電話番号表示装置

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JPH10155021A
JPH10155021A JP32461196A JP32461196A JPH10155021A JP H10155021 A JPH10155021 A JP H10155021A JP 32461196 A JP32461196 A JP 32461196A JP 32461196 A JP32461196 A JP 32461196A JP H10155021 A JPH10155021 A JP H10155021A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
telephone number
key switch
display
telephone
caller telephone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32461196A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Tanaka
昌樹 田中
Kazuyuki Koike
一幸 小池
Mitsuru Horiba
満 堀場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Anritsu Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Anritsu Corp, Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Anritsu Corp
Priority to JP32461196A priority Critical patent/JPH10155021A/ja
Publication of JPH10155021A publication Critical patent/JPH10155021A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置者等の特定の者だけが発信者側の電話番
号を知ることができるようにする。 【解決手段】 着信検知手段22によって着信が検知さ
れたとき、アナログ回線Lの網から送られてきた発信電
話番号をモデム装置40を介して受信し、これを発信電
話番号メモリ42に記憶し、この記憶した発信者電話番
号を鍵スイッチ36が操作されたときに表示器37に表
示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アナログ電話回線
に接続され発信者側の電話番号を表示するための発信電
話番号表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アナログ回線網に接続されている電話機
では、発信側の電話番号がわからないため、いたずら電
話等の被害が多い。
【0003】このために、近年では、着信側で発信側の
電話番号を表示器に表示できるように、アナログ回線の
網が発信側の電話番号を着信側の回線へ通知するサービ
スが提案されている。この電話番号の通知は、ベル鳴動
用の16Hz信号と異なるバースト周期の16Hz信号
を通知用の信号として網側から着信側回線へ送り、この
通知用の信号に着信側の電話機が応答したときに、発信
側の電話番号をモデム信号で送出して電話機にその番号
を表示させるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、店舗等に設
置されその店の客等が公衆電話機と同様に硬貨での利用
ができ、設置者が加入者電話として利用できるアナログ
回線用の電話機(いわゆるピンク電話機)でこの発信電
話番号通知サービスを受けようとすると、設置者の個人
的な情報(プライバシー)が不特定の者に知られてしま
うという問題が生じる。
【0005】本発明は、この問題を解決し、設置者等の
特定の者だけが発信者側の電話番号を知ることができる
発信電話番号表示装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の発信電話番号表示装置は、アナログ電話回
線に接続され、該アナログ電話回線に対する着信を検知
する着信検知手段と、前記着信検知手段が着信を検知し
たとき、前記アナログ電話回線の網から送られてくる発
信側の電話番号を受信して記憶する電話番号受信手段
と、前記電話番号受信手段が受信した電話番号を表示す
るための表示器と、特定の鍵によって操作可能な鍵スイ
ッチと、前記電話番号受信手段が受信した電話番号を、
前記鍵スイッチの操作に応じて前記表示器に表示する表
示制御手段とを具備している。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。図1は、本発明の発信電話番号表
示装置を備えた料金徴収式電話機20の構成を示すブロ
ック図である。この料金徴収式電話機20は店舗等に設
置され、その設置者が一般の加入者電話機として利用で
き、客等の不特定な者が公衆電話と同様に硬貨で通話利
用できるアナログ電話回線L(以下、単に電話回線Lと
記す)に接続されている。また、この料金徴収式電話機
20の設置者は、電話回線Lの提供者との間で発信電話
番号通知サービスを受ける契約を交わしているものとす
る。
【0008】図1において、電話回線Lは料金徴収式電
話機20の回線端子20aを介して回線制御部21に接
続されている。回線制御部21は網からの着信(例えば
極性反転信号)を着信検知手段22によって検知する。
【0009】判定手段23は、着信検知手段22によっ
て着信が検知された直後に網側からバースト状に送られ
てくる16Hz信号のオン時間とオフ時間とから、その
着信が発信電話番号通知用の信号であるかベル鳴動信号
であるかを判定し、その判定結果を第1、第2のリレー
駆動回路24、25を出力する。
【0010】第1のリレー駆動回路24は、着信検知手
段22が着信を検知したとき電話回線Lに直列に接続さ
れているリレー接点24aを開き、判定手段23によっ
て網からの16Hz信号がベル鳴動信号であると判定さ
れたときにはリレー接点24aを閉じる。第2のリレー
駆動回路25は、判定手段23によって網からの16H
z信号が発信電話番号通知用の信号であると判定された
ときに、電話回線Lに直列に接続されているリレー接点
25aを閉じる。なお、この回線制御部21には、後述
する電話部30側のフック操作および網側からの回線切
断を検知するためのフック検知手段26が設けられてい
る。
【0011】電話回線Lはリレー接点24aを介して電
話部30に接続される。電話部30は、網からの16H
z信号によって鳴動するベル回路31と、図示しない送
受器を上げたときに閉じ下げたときに開くフックスイッ
チ32と、フックスイッチ32を介して電話回線Lに接
続され、この電話回線Lに通話ループを形成して送受器
による通話を行なうための通話回路33と、ダイヤル番
号信号を通話回路33を介して電話回線L側へ出力する
ためのダイヤル装置34と、発呼利用時に投入された硬
貨のなかから単位料金を順次図示しない金庫内に収納
し、通話終了後に余った硬貨を返却する硬貨処理装置3
5と、この料金徴収式電話機20の設置者が所持する鍵
(図示せず)によってオンオフ操作が可能な鍵スイッチ
36と、ダイヤル装置34から入力された電話番号、残
り硬貨の金額および発信電話番号を表示するための表示
器37と、通話制御手段38とによって構成されてい
る。
【0012】通話制御手段38は、鍵スイッチ36がオ
フ状態でフックスイッチ32が閉じ且つ硬貨処理装置3
5に硬貨が投入されているときに通話回路33を能動状
態とし、この料金徴収式電話機20の発呼利用ができる
状態とし、発呼した相手が応答したときから通話が終了
するまでの間、硬貨処理装置35によって所定時間毎に
硬貨を徴収する。また、鍵スイッチ36がオン状態にあ
るときには、一般の加入者電話機と同様にフックスイッ
チ32が閉じたときに通話回路33を能動状態とし硬貨
処理装置35による料金徴収を行なわずに設置者の発呼
利用ができるようにする。
【0013】一方、リレー接点25aを介して電話回線
Lに接続されているモデム装置40は、網から送られて
くるモデム信号をディジタル信号に変換して発信電話番
号受信手段41に出力する。発信電話番号受信手段41
は、モデム装置40から出力される信号に含まれる発信
電話番号を受信し、受信した発信電話番号を発信電話番
号メモリ42に記憶するとともに、第1、第2のリレー
駆動回路24、25をリセットして、リレー接点24a
を閉じ、リレー接点25aを開く。
【0014】表示モード設定手段43は、発信電話番号
を常に表示する第1の表示モードと、鍵スイッチ36が
オン状態のときだけ表示する第2の表示モードとのいず
れかを設定するためのものであり、例えばこの電話機の
筐体内に設けられたスイッチの操作によっていずれかの
モードに設定することができる。
【0015】表示制御手段44は、フック検知手段26
の出力、表示モード設定手段43の設定内容および鍵ス
イッチ36の状態に基づいて発信電話番号メモリ42に
記憶されている発信電話番号を表示器37に表示する。
【0016】次に、この料金徴収式電話機20の着信時
の動作を図2のフローチャートに基づいて説明する。
【0017】始めに網からの着信が検知されるとリレー
接点24aが開き、その後に網から送られてくる16H
z信号のオン時間とオフ時間が検出され、この16Hz
信号が発信電話番号通知用の信号であるかベル鳴動信号
であるかが判定される(S1〜3)。
【0018】ここで、16Hz信号がベル鳴動信号の場
合には、リレー接点24aが閉じて電話部30のベル鳴
動回路31によって呼出音が発生する(S4)。
【0019】また、16Hz信号が発信電話番号通知用
の信号の場合には、リレー接点24aを開いたままでリ
レー接点25aを閉じることによって、電話回線Lにル
ープを形成し、網の発信電話番号通知に応答する(S
5)。
【0020】網側ではこの応答を受けて発信者側の電話
番号をモデム信号で電話回線Lへ送出する。
【0021】このモデム信号を受けた料金徴収式電話機
20は、受信した発信電話番号を発信電話番号メモリ4
2に記憶してから、リレー接点24aを閉じ、リレー接
点25aを開く(S6〜S8)。これによって網からモ
デム信号に続いて送られてくるベル鳴動信号が電話部3
0へ送られ、呼出音が発生することになる。
【0022】そして、表示モードの判定がなされ、第2
の表示モードが設定されている場合、呼出音に対して設
置者がオフフック操作するまでの間、鍵スイッチ36の
オンオフに応じて発信電話番号を表示する(S9〜S1
4)。
【0023】また、呼出音に対して設置者がオフフック
操作してから一定時間(例えば数秒)が経過するまでの
間は、前記同様に鍵スイッチ36のオンオフに応じて発
信電話番号を表示し、通話中に一定時間が経過するかあ
るいは通話終了して回線が切断された場合には、鍵スイ
ッチ36のオンオフに関わらず発信電話番号の表示を停
止する(S15〜S24)。
【0024】なお、図2では示していないが、表示制御
手段44は、着信時以外の任意のときに鍵で鍵スイッチ
36がオン操作されると、発信電話番号メモリ42に最
後に記憶された発信電話番号を表示器37に表示する。
【0025】したがって、第2の表示モードが設定され
ている場合、設置者は、呼出音が発生している間に所持
している鍵で鍵スイッチ36をオン操作すれば発信者側
の電話番号を知ることができる。また、鍵操作をする前
にオフフック操作をして、その通話相手が悪戯を目的に
する者であるとわかった場合には、所持している鍵で鍵
スイッチ36をオン操作するか、あるいは通話終了後に
鍵スイッチ36をオン操作すれば、発信者の電話番号を
確認することができる。
【0026】また、処理S9で第1の表示モードが設定
されていると判定された場合には、呼出音に対してオフ
フック操作がなされるまでの間と、オフフック操作がな
されてから一定時間が経過するか通話が終了して回線が
切断されるまでの間には、発信電話番号が継続的に表示
される(S25〜S30)。
【0027】この第1の表示モードは、鍵の操作をしな
いで発信者の電話番号を確認できるので、例えばこの料
金徴収式電話機20を長時間にわたって設置者が専用利
用する場合等に便利である。
【0028】
【他の実施の形態】前記実施形態は、本発明の発信電話
番号表示装置を料金徴収式電話機内に設けていたが、図
3に示すように、発信電話番号表示装置50を単体に構
成して、その一方の回線端子50aに電話回線Lを接続
し、他方の回線端子50bに発信電話番号表示機能を持
たない既存のアナログ電話機60を接続するようにして
もよい。なお、この場合、鍵スイッチ51および表示器
52を、発信電話番号表示装置50専用に設ける。
【0029】また、前記実施形態では、オフフック操作
後に一定時間だけ発信電話を表示できるようにしていた
が、オフフック操作後に発信電話を表示しないようにし
てもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の発信電話
番号表示装置は、着信時にアナログ回線の網から送られ
てきた発信電話番号を設置者等の特定の者だけが操作可
能な鍵スイッチの操作によって表示器に表示できるよう
に構成されているので、不特定の者に設置者等のプライ
バシーを知られる恐れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図
【図2】一実施形態の着信時の動作を説明するためのフ
ローチャート
【図3】他の実施形態を示すブロック図
【符号の説明】
20 料金徴収式電話機 21 回線制御部 22 着信検知手段 23 判定手段 24 第1のリレー駆動回路 25 第2のリレー駆動回路 30 電話部 36 鍵スイッチ 37 表示器 40 モデム装置 41 発信電話番号受信手段 42 発信電話番号メモリ 43 表示モード設定手段 44 表示制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀場 満 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログ電話回線に接続され、該アナログ
    電話回線に対する着信を検知する着信検知手段と、 前記着信検知手段が着信を検知したとき、前記アナログ
    電話回線の網から送られてくる発信側の電話番号を受信
    して記憶する電話番号受信手段と、 前記電話番号受信手段が受信した電話番号を表示するた
    めの表示器と、 特定の鍵によって操作可能な鍵スイッチと、 前記電話番号受信手段が受信した電話番号を、前記鍵ス
    イッチの操作に応じて前記表示器に表示する表示制御手
    段とを具備した発信電話番号表示装置。
JP32461196A 1996-11-20 1996-11-20 発信電話番号表示装置 Pending JPH10155021A (ja)

Priority Applications (1)

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JP32461196A JPH10155021A (ja) 1996-11-20 1996-11-20 発信電話番号表示装置

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JP32461196A JPH10155021A (ja) 1996-11-20 1996-11-20 発信電話番号表示装置

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JPH10155021A true JPH10155021A (ja) 1998-06-09

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ID=18167759

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100713466B1 (ko) 2006-07-21 2007-05-02 삼성전자주식회사 휴대 단말기의 발신자 번호 표시 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100713466B1 (ko) 2006-07-21 2007-05-02 삼성전자주식회사 휴대 단말기의 발신자 번호 표시 방법

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