JP2000000185A - 洋式便器の便座や便蓋の開閉用ヒンジのホルダー - Google Patents
洋式便器の便座や便蓋の開閉用ヒンジのホルダーInfo
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- JP2000000185A JP2000000185A JP10169043A JP16904398A JP2000000185A JP 2000000185 A JP2000000185 A JP 2000000185A JP 10169043 A JP10169043 A JP 10169043A JP 16904398 A JP16904398 A JP 16904398A JP 2000000185 A JP2000000185 A JP 2000000185A
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- JP
- Japan
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- opening
- closing
- case body
- hinge
- toilet
- Prior art date
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47K—SANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
- A47K13/00—Seats or covers for all kinds of closets
- A47K13/12—Hinges
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
- Toilet Supplies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 便座や便蓋の取付部に対する取付軸部を有
し、一体に設けられた取付部を有する便座や便蓋に取り
付けることができる開閉用ヒンジであって、さらにヒン
ジケースより突出させた便座や便蓋の前記取付部を取り
付ける取付軸部をヒンジケースより突出させた回転シャ
フトい設けたものにも対応できる洋式便器の便座や便蓋
等の開閉用ヒンジのホルダーを提供する。 【解決手段】 洋式便器の便座や便蓋の開閉用ヒンジの
一対を軸芯を共通にして着脱可能に取り付けるホルダー
であって、下部側に開口部を両端部側に挿通孔を有する
ケース体と、このケース体内部に設けた前記一対の開閉
用ヒンジの一部を係止する係止手段と、前記ケース体の
外部に設けた該ケース体を便器本体へ取り付ける取付部
とから成り、前記一対の開閉用ヒンジを前記ケース体の
前記下部側の開口部より該ケース体内へ挿入させて前記
係止手段に係止させると共に、前記開閉用ヒンジの回転
シャフトと軸芯を共通にして設けた前記便座や便蓋の取
付部を取り付ける取付軸部を、前記両端部の挿通孔より
外部へ突出させる。
し、一体に設けられた取付部を有する便座や便蓋に取り
付けることができる開閉用ヒンジであって、さらにヒン
ジケースより突出させた便座や便蓋の前記取付部を取り
付ける取付軸部をヒンジケースより突出させた回転シャ
フトい設けたものにも対応できる洋式便器の便座や便蓋
等の開閉用ヒンジのホルダーを提供する。 【解決手段】 洋式便器の便座や便蓋の開閉用ヒンジの
一対を軸芯を共通にして着脱可能に取り付けるホルダー
であって、下部側に開口部を両端部側に挿通孔を有する
ケース体と、このケース体内部に設けた前記一対の開閉
用ヒンジの一部を係止する係止手段と、前記ケース体の
外部に設けた該ケース体を便器本体へ取り付ける取付部
とから成り、前記一対の開閉用ヒンジを前記ケース体の
前記下部側の開口部より該ケース体内へ挿入させて前記
係止手段に係止させると共に、前記開閉用ヒンジの回転
シャフトと軸芯を共通にして設けた前記便座や便蓋の取
付部を取り付ける取付軸部を、前記両端部の挿通孔より
外部へ突出させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、とくに洋式便器
の便座や便蓋等の開閉ヒンジを着脱可能に保持するホル
ダーに関する。
の便座や便蓋等の開閉ヒンジを着脱可能に保持するホル
ダーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のホルダーとして、特願平
6−255855号(特開平8−117148号)に示
されたように、便器本体に対する取付部を設けたケース
体の両端部軸方向へ向けて係止手段を有する一対の取付
穴を設け、この各取付穴に軸方向から一対の開閉用ヒン
ジのヒンジケースを挿入させてこのヒンジケースと係止
手段とを係合させると共に、各開閉用ヒンジの回転シャ
フトの軸方向に設けた変形取付穴へ便座や便蓋の取付部
を取り付ける変形取付ピンを挿入係合させたものが、こ
の出願人によって出願され公知である。
6−255855号(特開平8−117148号)に示
されたように、便器本体に対する取付部を設けたケース
体の両端部軸方向へ向けて係止手段を有する一対の取付
穴を設け、この各取付穴に軸方向から一対の開閉用ヒン
ジのヒンジケースを挿入させてこのヒンジケースと係止
手段とを係合させると共に、各開閉用ヒンジの回転シャ
フトの軸方向に設けた変形取付穴へ便座や便蓋の取付部
を取り付ける変形取付ピンを挿入係合させたものが、こ
の出願人によって出願され公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】その後、この開閉用ヒ
ンジは改良され、回転シャフトの軸方向へ調節ネジを貫
通させ、ヒンジケース内で回転シャフトをその軸芯部軸
方向へ挿通させたそれ自身は回転しない固定カム部材
と、同じくその軸芯部軸方向に回転シャフトを挿通させ
るが、回転シャフトと共に回転し、しかも軸方向へ摺動
可能となるように回転摺動カム部材を固定カム部材に対
向して設け、この回転摺動カム部材と調節ネジのヒンジ
ケース内の側の一端部に捻子着されたスプリングホルダ
ーとの間に、回転シャフトに環巻きさせたコンプレッシ
ョンスプリングに弾設させ、調節ネジを回すことでコン
プレッションスプリングの有効長を調節し、弾力を増減
することで、回転シャフトの回転トルクを調節できるよ
うにしたものが開発された。
ンジは改良され、回転シャフトの軸方向へ調節ネジを貫
通させ、ヒンジケース内で回転シャフトをその軸芯部軸
方向へ挿通させたそれ自身は回転しない固定カム部材
と、同じくその軸芯部軸方向に回転シャフトを挿通させ
るが、回転シャフトと共に回転し、しかも軸方向へ摺動
可能となるように回転摺動カム部材を固定カム部材に対
向して設け、この回転摺動カム部材と調節ネジのヒンジ
ケース内の側の一端部に捻子着されたスプリングホルダ
ーとの間に、回転シャフトに環巻きさせたコンプレッシ
ョンスプリングに弾設させ、調節ネジを回すことでコン
プレッションスプリングの有効長を調節し、弾力を増減
することで、回転シャフトの回転トルクを調節できるよ
うにしたものが開発された。
【0004】かかる開閉用ヒンジは、従来公知のものの
ように、回転シャフトへ取付ピンを介して便座や便蓋の
取付部を取り付けるようにすると、ヒンジケースをホル
ダーの取付穴へ挿入係止した場合に、取付ピンが邪魔と
なり便座や便蓋を取り付けた後は調節ネジで回転シャフ
トのトルクを任意に調節できないという問題が生じた。
ように、回転シャフトへ取付ピンを介して便座や便蓋の
取付部を取り付けるようにすると、ヒンジケースをホル
ダーの取付穴へ挿入係止した場合に、取付ピンが邪魔と
なり便座や便蓋を取り付けた後は調節ネジで回転シャフ
トのトルクを任意に調節できないという問題が生じた。
【0005】そこで、このトルクの調節が取り付け後に
できて、かつホルダーへ着脱可能に取り付けることがで
きるようにするには、開閉用ヒンジの回転シャフトより
一体的に便座や便蓋の取付部を取り付ける取付軸部を突
設し、この取付軸部の一端部へ回転シャフトの軸方向へ
貫通させている調節ネジの頭部を露出させ、取り付け後
も調節ネジを回して回転シャフトのトルクを調節できる
ように工夫することが望まれた。
できて、かつホルダーへ着脱可能に取り付けることがで
きるようにするには、開閉用ヒンジの回転シャフトより
一体的に便座や便蓋の取付部を取り付ける取付軸部を突
設し、この取付軸部の一端部へ回転シャフトの軸方向へ
貫通させている調節ネジの頭部を露出させ、取り付け後
も調節ネジを回して回転シャフトのトルクを調節できる
ように工夫することが望まれた。
【0006】そうすると、従来のホルダーのケース体の
両端部に設けた取付穴へ開閉用ヒンジのヒンジケースを
挿入係止させるものは、便座や便蓋の取付部が該便座や
便蓋に対して独立しており、着脱可能に取り付けるもの
である場合には、この取付部を便座や便蓋より取り外し
てホルダーのケース体の取付穴へヒンジケースを挿入係
止した開閉用ヒンジの回転シャフトの取付軸部へ先にこ
の取付部を挿入して取り付け、その後でこの取付部へ便
座や便蓋の後端部を取り付けることができるので、従来
のホルダーのままでも良いが、便座や便蓋の取付部が該
便座や便蓋と一体となっており、着脱ができないものに
あっては、従来のホルダーであると便座や便蓋の取付部
が邪魔となり、開閉用ヒンジのホルダーへの装着ができ
ないことになるという問題が生じた。
両端部に設けた取付穴へ開閉用ヒンジのヒンジケースを
挿入係止させるものは、便座や便蓋の取付部が該便座や
便蓋に対して独立しており、着脱可能に取り付けるもの
である場合には、この取付部を便座や便蓋より取り外し
てホルダーのケース体の取付穴へヒンジケースを挿入係
止した開閉用ヒンジの回転シャフトの取付軸部へ先にこ
の取付部を挿入して取り付け、その後でこの取付部へ便
座や便蓋の後端部を取り付けることができるので、従来
のホルダーのままでも良いが、便座や便蓋の取付部が該
便座や便蓋と一体となっており、着脱ができないものに
あっては、従来のホルダーであると便座や便蓋の取付部
が邪魔となり、開閉用ヒンジのホルダーへの装着ができ
ないことになるという問題が生じた。
【0007】そこで、この発明の目的は、一体に設けら
れた取付部を有する便座や便蓋の該取付部に取り付ける
ことができる開閉用ヒンジであって、さらに、ヒンジケ
ースより突出させた便座や便蓋の前記取付部を取り付け
る取付軸部を、該ヒンジケースより突出させた回転シャ
フトに設けたものにも対応できる、洋式便器の便座や便
蓋等の開閉用ヒンジのホルダーを提供せんとするにあ
る。
れた取付部を有する便座や便蓋の該取付部に取り付ける
ことができる開閉用ヒンジであって、さらに、ヒンジケ
ースより突出させた便座や便蓋の前記取付部を取り付け
る取付軸部を、該ヒンジケースより突出させた回転シャ
フトに設けたものにも対応できる、洋式便器の便座や便
蓋等の開閉用ヒンジのホルダーを提供せんとするにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ためにこの発明は、洋式便器の便座や便蓋の開閉用ヒン
ジの一対を軸芯を共通にして着脱可能に取り付けるホル
ダーであって、下部側に開口部を両端部側に挿通孔を有
するケース体と、このケース体内部に設けた前記一対の
開閉用ヒンジの一部を係止する係止手段と、ケース体の
外部に設けた該ケース体を便器本体へ取り付ける取付部
とから成り、一対の開閉用ヒンジをケース体の下部側の
開口部より該ケース体内へ挿入させて係止手段に係止さ
せると共に、開閉用ヒンジの回転シャフトと軸芯を共通
にして設けた便座や便蓋の取付部を取り付ける取付軸部
を、両端部の挿通孔より外部へ突出させたことを特徴と
する。
ためにこの発明は、洋式便器の便座や便蓋の開閉用ヒン
ジの一対を軸芯を共通にして着脱可能に取り付けるホル
ダーであって、下部側に開口部を両端部側に挿通孔を有
するケース体と、このケース体内部に設けた前記一対の
開閉用ヒンジの一部を係止する係止手段と、ケース体の
外部に設けた該ケース体を便器本体へ取り付ける取付部
とから成り、一対の開閉用ヒンジをケース体の下部側の
開口部より該ケース体内へ挿入させて係止手段に係止さ
せると共に、開閉用ヒンジの回転シャフトと軸芯を共通
にして設けた便座や便蓋の取付部を取り付ける取付軸部
を、両端部の挿通孔より外部へ突出させたことを特徴と
する。
【0009】その際にこの発明は、前記係止手段を、前
記ケース体内に設けられ、該ケース体内へ収納される開
閉用ヒンジの一部を係止する係止片で構成したり、それ
ぞれ前記ケース体に設けられ、該ケース体内へ収納され
る一対の開閉用ヒンジの各端部を係止する係止突起で構
成したり、或は前記ケース体内部へ下方の開口部より挿
入係止され、該ケース体内へ収納された前記一対の開閉
用ヒンジの各端部に接する固定駒で構成することができ
る。
記ケース体内に設けられ、該ケース体内へ収納される開
閉用ヒンジの一部を係止する係止片で構成したり、それ
ぞれ前記ケース体に設けられ、該ケース体内へ収納され
る一対の開閉用ヒンジの各端部を係止する係止突起で構
成したり、或は前記ケース体内部へ下方の開口部より挿
入係止され、該ケース体内へ収納された前記一対の開閉
用ヒンジの各端部に接する固定駒で構成することができ
る。
【0010】さらにこの発明は、洋式便器の便座や便蓋
の開閉用ヒンジの一対を軸芯を共通にして着脱可能に取
り付けるホルダーであって、上部側に開口部を両端部に
挿通孔を有するケース体と、このケース体の外部に設け
た該ケース体を便器本体へ取り付ける取付部と、前記ケ
ース体の上部側の開口部へ着脱可能に取り付けられるカ
バー体と、このカバー体に設けた前記ケース体内に収納
された前記開閉用ヒンジの端部を係止する係止片とから
成り、前記一対の開閉用ヒンジを前記ケース体の前記上
部側の開口部より該ケース体内へ挿入させ、前記開閉用
ヒンジの回転シャフトと軸芯を共通にして設けた前記便
座や便蓋の取付部を取り付ける取付軸部を、前記両端部
の挿通孔より外部へ突出させると共に、前記カバーの係
止片で前記開閉用ヒンジの端部を係止したことを特徴と
する。
の開閉用ヒンジの一対を軸芯を共通にして着脱可能に取
り付けるホルダーであって、上部側に開口部を両端部に
挿通孔を有するケース体と、このケース体の外部に設け
た該ケース体を便器本体へ取り付ける取付部と、前記ケ
ース体の上部側の開口部へ着脱可能に取り付けられるカ
バー体と、このカバー体に設けた前記ケース体内に収納
された前記開閉用ヒンジの端部を係止する係止片とから
成り、前記一対の開閉用ヒンジを前記ケース体の前記上
部側の開口部より該ケース体内へ挿入させ、前記開閉用
ヒンジの回転シャフトと軸芯を共通にして設けた前記便
座や便蓋の取付部を取り付ける取付軸部を、前記両端部
の挿通孔より外部へ突出させると共に、前記カバーの係
止片で前記開閉用ヒンジの端部を係止したことを特徴と
する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1乃至図6はこの発明の一実施
の形態を示し、1は洋式便器の便器本体、2がホルダ
ー、3,4がこのホルダー2内部に着脱可能に取り付け
られた便座5と便蓋6の開閉用ヒンジである。
の形態を示し、1は洋式便器の便器本体、2がホルダ
ー、3,4がこのホルダー2内部に着脱可能に取り付け
られた便座5と便蓋6の開閉用ヒンジである。
【0012】ホルダー2は、その下部側に開口部7bを
両端部に挿通孔7c,7cを設けた、外観が略カマボコ
型を呈する、合成樹脂成形品のケース体7と、このケー
ス体7の外側一側より突設した一対の取付部8,8と、
ケース体7内部一側に両端部の挿通孔7c,7cに近接
して設けられた係止片9,9とから成る。
両端部に挿通孔7c,7cを設けた、外観が略カマボコ
型を呈する、合成樹脂成形品のケース体7と、このケー
ス体7の外側一側より突設した一対の取付部8,8と、
ケース体7内部一側に両端部の挿通孔7c,7cに近接
して設けられた係止片9,9とから成る。
【0013】ホルダー2のケース体7内には、下部側の
開口部7bより一対の開閉用ヒンジ3,4が挿入され、
その回転シャフト10,11を、両端部に設けた挿通孔
7c,7cより外部へ突出させると共に、係止片9,9
にこの開閉用ヒンジ3,4のヒンジケース12,13よ
り下方に突設した脚部12a,12b・13a,13b
のうち、各一方の脚部12a,13aを係止させること
により固定されている。その際、両端部の挿通孔7c,
7cの内径は、内部に収納させた開閉用ヒンジ3,4の
ヒンジケース12,13の外径と同径か或は小径となっ
ており、かつ、ケース体7には両側板7d,7dが設け
られているので、ケース体7内に収納させた開閉用ヒン
ジ3,4が、両端部の挿通孔7c,7cより軸方向へ抜
け出てしまうことはない。
開口部7bより一対の開閉用ヒンジ3,4が挿入され、
その回転シャフト10,11を、両端部に設けた挿通孔
7c,7cより外部へ突出させると共に、係止片9,9
にこの開閉用ヒンジ3,4のヒンジケース12,13よ
り下方に突設した脚部12a,12b・13a,13b
のうち、各一方の脚部12a,13aを係止させること
により固定されている。その際、両端部の挿通孔7c,
7cの内径は、内部に収納させた開閉用ヒンジ3,4の
ヒンジケース12,13の外径と同径か或は小径となっ
ており、かつ、ケース体7には両側板7d,7dが設け
られているので、ケース体7内に収納させた開閉用ヒン
ジ3,4が、両端部の挿通孔7c,7cより軸方向へ抜
け出てしまうことはない。
【0014】ホルダー2のケース体7内へ収納される各
一対の開閉用ヒンジ3,4は、図3において向って左側
のものが便座5用であり、右側のものが便蓋6用であ
る。その内部構造は、便座5と便蓋6ではその重量が異
なることを主たる原因として、コンプレッションスプリ
ングの弾力や後述するカム部材のカム部の形状が相違す
るのみで、基本的な構造は同じである。
一対の開閉用ヒンジ3,4は、図3において向って左側
のものが便座5用であり、右側のものが便蓋6用であ
る。その内部構造は、便座5と便蓋6ではその重量が異
なることを主たる原因として、コンプレッションスプリ
ングの弾力や後述するカム部材のカム部の形状が相違す
るのみで、基本的な構造は同じである。
【0015】よって、以下に便座用の開閉用ヒンジ3の
構造について説明する。
構造について説明する。
【0016】筒状のヒンジケース12,13の下側に
は、上述したように所定間隔を空けて各一対の脚部12
a,12b・13a,13bが突設されており、この各
一対の脚部12a,12b・13a,13bのうち各一
端部のもの12a,13aは、ホルダー2のケース体7
内へ開閉用ヒンジ3,4を収納した時に、その内部に設
けた係止片9,9と係合して、開閉用ヒンジ3,4がケ
ース体7内で軸方向へ移動するのを阻止するものであ
る。そして、この各一対の脚部12a,12b・13
a,13bの下端面は、ケース体7へ開閉用ヒンジ3,
4を収装させた時に、該ケース体7の下端面と面一とな
るように構成されている。
は、上述したように所定間隔を空けて各一対の脚部12
a,12b・13a,13bが突設されており、この各
一対の脚部12a,12b・13a,13bのうち各一
端部のもの12a,13aは、ホルダー2のケース体7
内へ開閉用ヒンジ3,4を収納した時に、その内部に設
けた係止片9,9と係合して、開閉用ヒンジ3,4がケ
ース体7内で軸方向へ移動するのを阻止するものであ
る。そして、この各一対の脚部12a,12b・13
a,13bの下端面は、ケース体7へ開閉用ヒンジ3,
4を収装させた時に、該ケース体7の下端面と面一とな
るように構成されている。
【0017】開閉用ヒンジ3のヒンジケース12内部に
は、左側の入口に近く隔壁14が設けられ、この隔壁1
4に設けた軸受孔14aを貫通して回転シャフト10が
ヒンジケース12の内部軸方向に挿入され回転可能に取
り付けられている。回転シャフト10は軸芯部長手方向
に段付状の貫通孔16が設けられており、この貫通孔1
6を貫通して調節ネジ17が取り付けられ、この調節ネ
ジ17の頭部17aは貫通孔16の大径部16aに係止
されている。調節ネジ17のケース体7内の自由端側は
回転シャフト10の端部より突出しており、この突出さ
せた部分にネジ着されたナット17bに係止されて、ス
プリングホルダー18が取り付けられている。尚、17
cはワッシャーである。スプリングホルダー18は、一
端部にヒンジケース12の内周に接する鍔部18aを有
し、その他側部側の軸芯部軸方向に設けた変形係合孔1
8bを回転シャフト10の変形小径部10aと係合さ
せ、回転シャフトと共に回転可能であるが、ヒンジケー
ス12内を軸方向へ摺動可能である。18cは調節ネジ
17を挿通させる小孔である。回転シャフト10の外部
を変形させた取付軸部10b側には、ヒンジケース12
の内径と略同一の外径を有する大径部10cが設けら
れ、この大径部10cには外側にゴム製のダンパーリン
グ19を嵌着させた周溝10dが設けられている。この
ダンパーリング19は外周に複数の周溝19aを設けて
あり、その外周とヒンジケース12の内周との間に図示
してない粘性オイルが充填されている。
は、左側の入口に近く隔壁14が設けられ、この隔壁1
4に設けた軸受孔14aを貫通して回転シャフト10が
ヒンジケース12の内部軸方向に挿入され回転可能に取
り付けられている。回転シャフト10は軸芯部長手方向
に段付状の貫通孔16が設けられており、この貫通孔1
6を貫通して調節ネジ17が取り付けられ、この調節ネ
ジ17の頭部17aは貫通孔16の大径部16aに係止
されている。調節ネジ17のケース体7内の自由端側は
回転シャフト10の端部より突出しており、この突出さ
せた部分にネジ着されたナット17bに係止されて、ス
プリングホルダー18が取り付けられている。尚、17
cはワッシャーである。スプリングホルダー18は、一
端部にヒンジケース12の内周に接する鍔部18aを有
し、その他側部側の軸芯部軸方向に設けた変形係合孔1
8bを回転シャフト10の変形小径部10aと係合さ
せ、回転シャフトと共に回転可能であるが、ヒンジケー
ス12内を軸方向へ摺動可能である。18cは調節ネジ
17を挿通させる小孔である。回転シャフト10の外部
を変形させた取付軸部10b側には、ヒンジケース12
の内径と略同一の外径を有する大径部10cが設けら
れ、この大径部10cには外側にゴム製のダンパーリン
グ19を嵌着させた周溝10dが設けられている。この
ダンパーリング19は外周に複数の周溝19aを設けて
あり、その外周とヒンジケース12の内周との間に図示
してない粘性オイルが充填されている。
【0018】とくに図3と図4に示したように、ヒンジ
ケース12内には、さらにその一端部に設けた複数の突
起20aを隔壁14に設けた複数の係止孔14bに挿入
係止させて、固定カム部材20が設けられている。この
固定カム部材20の軸芯部軸方向に設けた断面円形の円
形挿通孔20bには、回転シャフト10の変形小径部1
0aが回転可能に挿通されている。この固定カム部材2
0の凸部20cと凹部20dから成るカム部20eに対
向させて、その中心部軸方向に設けた変形挿通孔21a
へ回転シャフト10の変形小径部10aを挿通係合させ
て、回転シャフト10と共に回転するが、該回転シャフ
ト10の軸方向へ摺動可能となるように回転摺動カム部
材21が取り付けられている。この回転摺動カム部材2
1の前記固定カム部材20のカム部20eと対向する部
分には、これも凸部21bと凹部21cから成るカム部
21dが設けられている。この回転摺動カム部材21と
スプリングホルダー18の鍔部18aとの間には、変形
小径部10aと該スプリングホルダー18の外周に環巻
きさせて、コンプレッションスプリング22が弾設さ
れ、回転摺動カム部材21を固定カム部材20の側へ摺
動附勢させている。
ケース12内には、さらにその一端部に設けた複数の突
起20aを隔壁14に設けた複数の係止孔14bに挿入
係止させて、固定カム部材20が設けられている。この
固定カム部材20の軸芯部軸方向に設けた断面円形の円
形挿通孔20bには、回転シャフト10の変形小径部1
0aが回転可能に挿通されている。この固定カム部材2
0の凸部20cと凹部20dから成るカム部20eに対
向させて、その中心部軸方向に設けた変形挿通孔21a
へ回転シャフト10の変形小径部10aを挿通係合させ
て、回転シャフト10と共に回転するが、該回転シャフ
ト10の軸方向へ摺動可能となるように回転摺動カム部
材21が取り付けられている。この回転摺動カム部材2
1の前記固定カム部材20のカム部20eと対向する部
分には、これも凸部21bと凹部21cから成るカム部
21dが設けられている。この回転摺動カム部材21と
スプリングホルダー18の鍔部18aとの間には、変形
小径部10aと該スプリングホルダー18の外周に環巻
きさせて、コンプレッションスプリング22が弾設さ
れ、回転摺動カム部材21を固定カム部材20の側へ摺
動附勢させている。
【0019】そして、図3に示したように、便座用の開
閉用ヒンジ3の側の回転シャフト10は、便座5の取付
部5aがその変形取付孔5bを回転シャフト10の変形
した取付軸部10bへ挿通係合させることにより、便座
5を開閉させると回転シャフト10が共に回転するよう
に取り付けられている。この回転シャフト10の取付軸
部10bには、さらに便蓋6の取付部6aがその円形取
付孔6cへ取付軸部10bを挿通させることにより、便
蓋6の開閉時には回転シャフト10を支点に回動し、回
転シャフト10と共に回転しないように軸支されてい
る。
閉用ヒンジ3の側の回転シャフト10は、便座5の取付
部5aがその変形取付孔5bを回転シャフト10の変形
した取付軸部10bへ挿通係合させることにより、便座
5を開閉させると回転シャフト10が共に回転するよう
に取り付けられている。この回転シャフト10の取付軸
部10bには、さらに便蓋6の取付部6aがその円形取
付孔6cへ取付軸部10bを挿通させることにより、便
蓋6の開閉時には回転シャフト10を支点に回動し、回
転シャフト10と共に回転しないように軸支されてい
る。
【0020】他方、右側の便蓋6用の開閉用ヒンジ4の
回転シャフト11の変形した取付部11bには、今度は
便蓋6の取付部6aに設けた変形取付孔6bが挿入係合
され、便座5の取付部5aがその円形取付孔5cを軸受
けさせている。したがって、この左側の開閉用ヒンジ4
の回転シャフト11は、便蓋6の開閉操作と共に回転す
るが、便座5の開閉操作時には回転することがない。
回転シャフト11の変形した取付部11bには、今度は
便蓋6の取付部6aに設けた変形取付孔6bが挿入係合
され、便座5の取付部5aがその円形取付孔5cを軸受
けさせている。したがって、この左側の開閉用ヒンジ4
の回転シャフト11は、便蓋6の開閉操作と共に回転す
るが、便座5の開閉操作時には回転することがない。
【0021】次に、本件実施の形態のように、取付部5
a,5a・6a,6aが便座5や便蓋6と一体のものの
場合には、予め各取付部5a,5a・6a,6aの変形
取付孔5b,6bや円形取付孔5c,6cを、ホルダー
2のケース体7の両端部に設けた挿通孔7c,7cの軸
方向へ当てがい、開閉用ヒンジ3,4のいずれかを先に
して該開閉用ヒンジ3,4をケース体7の開口部7bよ
り該ケース体7内へ挿入する。開閉用ヒンジ3の場合に
は、この開閉用ヒンジ3をホルダー2のケース体7の下
部側の開口部7bより挿入させ、そのまま軸方向へずら
せて回転シャフト10をケース体7の端部の挿通孔7c
より突出させて、係止片9へ脚部12aを係止させつ
つ、該回転シャフト10を便座5や便蓋6の一方の各取
付部5a,6aの変形取付孔5bと円形取付孔6cへ挿
入させる。次いで、もう一方の開閉用ヒンジ4を同じよ
うにケース体7の下部側の開口部より挿入させ、そのま
ま軸方向へずらせて回転シャフト11をケース体2の他
端部の挿通孔7cより突出させて、係止片9へ脚部13
aを係止させつつ、該回転シャフト11を便座5や便蓋
6のもう一方の各取付部5a,6aの円形取付孔5cと
変形取付孔6bへ挿入させる。
a,5a・6a,6aが便座5や便蓋6と一体のものの
場合には、予め各取付部5a,5a・6a,6aの変形
取付孔5b,6bや円形取付孔5c,6cを、ホルダー
2のケース体7の両端部に設けた挿通孔7c,7cの軸
方向へ当てがい、開閉用ヒンジ3,4のいずれかを先に
して該開閉用ヒンジ3,4をケース体7の開口部7bよ
り該ケース体7内へ挿入する。開閉用ヒンジ3の場合に
は、この開閉用ヒンジ3をホルダー2のケース体7の下
部側の開口部7bより挿入させ、そのまま軸方向へずら
せて回転シャフト10をケース体7の端部の挿通孔7c
より突出させて、係止片9へ脚部12aを係止させつ
つ、該回転シャフト10を便座5や便蓋6の一方の各取
付部5a,6aの変形取付孔5bと円形取付孔6cへ挿
入させる。次いで、もう一方の開閉用ヒンジ4を同じよ
うにケース体7の下部側の開口部より挿入させ、そのま
ま軸方向へずらせて回転シャフト11をケース体2の他
端部の挿通孔7cより突出させて、係止片9へ脚部13
aを係止させつつ、該回転シャフト11を便座5や便蓋
6のもう一方の各取付部5a,6aの円形取付孔5cと
変形取付孔6bへ挿入させる。
【0022】そして、ホルダー2を便器本体1の取付位
置に置き、その取付部8,8を取付ボルト23,23で
便器本体1へ固着するものである。
置に置き、その取付部8,8を取付ボルト23,23で
便器本体1へ固着するものである。
【0023】このようにして取り付けた後、便座5を開
閉させると、回転シャフト10が共に回転して、便座5
の閉成位置においては固定カム部材20のカム部20e
の凸部20cと、回転摺動カム部材21のカム部21d
の凸部21bがコンプレッションスプリング22の弾力
により圧接しているが、便座5を開くと、回転摺動カム
部材21は回転シャフト10と共に回転しながらその凸
部21bが固定カム部材20の凹部20dへ落ち込む動
作を行う。この凸部21bが凹部20d内へ完全に落ち
込んだ時が、最大の開成角度(110°)である。今度
は開いた便座5を閉じる操作を行うと、カム部21dの
凸部21bがコンプレッションスプリング22の弾力に
抗してカム部20eの凹部20dより凸部20c側へ移
行しようとするので、便座5は急激に閉じることなく、
静かに閉じられる。その際に、ダンパーリング19は、
回転シャフト10の回転を緩衝する機能を営む。
閉させると、回転シャフト10が共に回転して、便座5
の閉成位置においては固定カム部材20のカム部20e
の凸部20cと、回転摺動カム部材21のカム部21d
の凸部21bがコンプレッションスプリング22の弾力
により圧接しているが、便座5を開くと、回転摺動カム
部材21は回転シャフト10と共に回転しながらその凸
部21bが固定カム部材20の凹部20dへ落ち込む動
作を行う。この凸部21bが凹部20d内へ完全に落ち
込んだ時が、最大の開成角度(110°)である。今度
は開いた便座5を閉じる操作を行うと、カム部21dの
凸部21bがコンプレッションスプリング22の弾力に
抗してカム部20eの凹部20dより凸部20c側へ移
行しようとするので、便座5は急激に閉じることなく、
静かに閉じられる。その際に、ダンパーリング19は、
回転シャフト10の回転を緩衝する機能を営む。
【0024】ダンパーリング19の外周に周溝19aを
設けると、粘性オイルが万遍なくダンパーリング19の
外周に行き渡り、オイル切れとなることがない。
設けると、粘性オイルが万遍なくダンパーリング19の
外周に行き渡り、オイル切れとなることがない。
【0025】回転シャフト10の回転トルクを調節する
場合には、ホルダー2より開閉用ヒンジ3を取り外すこ
となく、ドライバーを用いて回転シャフト10の取付軸
部10bの端部より調節ネジ17をいずれかの方向へ回
してやると、スプリングホルダー18が左右へ移動し、
コンプレッションスプリング22の有効長が増減するこ
とから、その弾力を調節できるので、これによって回転
シャフト10の回転トルクは、開閉用ヒンジ3の組み付
け後においても任意に調節することができるものであ
る。この調節作業は、右側の開閉用ヒンジ4の場合も同
じである。
場合には、ホルダー2より開閉用ヒンジ3を取り外すこ
となく、ドライバーを用いて回転シャフト10の取付軸
部10bの端部より調節ネジ17をいずれかの方向へ回
してやると、スプリングホルダー18が左右へ移動し、
コンプレッションスプリング22の有効長が増減するこ
とから、その弾力を調節できるので、これによって回転
シャフト10の回転トルクは、開閉用ヒンジ3の組み付
け後においても任意に調節することができるものであ
る。この調節作業は、右側の開閉用ヒンジ4の場合も同
じである。
【0026】図7乃至図8は、ホルダーの他の実施の形
態を示す。ホルダー30は、ケース体31と取付部3
2,32と開口部31b、挿通孔31c,31c、及び
側板31d,31dを有する点で、先の実施形態のもの
と同じであるが、係止片がなく開閉用ヒンジの脚部を当
接させる当接部33,33のみがケース体31内の挿通
孔31c,31c近傍に設けられている点と、一対の係
止突起34,34がケース体31の内側上部に所定間隔
を空けて一対突設されている点で相違している。
態を示す。ホルダー30は、ケース体31と取付部3
2,32と開口部31b、挿通孔31c,31c、及び
側板31d,31dを有する点で、先の実施形態のもの
と同じであるが、係止片がなく開閉用ヒンジの脚部を当
接させる当接部33,33のみがケース体31内の挿通
孔31c,31c近傍に設けられている点と、一対の係
止突起34,34がケース体31の内側上部に所定間隔
を空けて一対突設されている点で相違している。
【0027】このように実施すると、ケース体31の下
部の開口部31bより挿入された開閉用ヒンジの軸方向
への移動は、とくに図8に示したように、係止突起3
4,34がヒンジケース13の一端を係止することによ
って阻止される。
部の開口部31bより挿入された開閉用ヒンジの軸方向
への移動は、とくに図8に示したように、係止突起3
4,34がヒンジケース13の一端を係止することによ
って阻止される。
【0028】図9はホルダーの他の実施の形態を示す。
ホルダー40は、ケース体41と取付部42,42と開
口部41b、挿通孔41c,41c、側板41d,41
d及び当接部43,43を有する点で、上の第2の実施
の形態のものと同じであるが、開閉用ヒンジの端部を係
止する係止突起がケース体に設けられていない点と、係
止駒44がケース体41内に係脱可能に取り付けられて
いる点で相違している。この係止駒44は、ケース体4
1内へ収納された一対の開閉用ヒンジの対向各端部の間
へ挿入され、その各四角に設けた係止溝44aをケース
体41内に設けた各係止片41eへ係止するもので、開
閉用ヒンジをケース体内へ収納させた後で、ケース体内
へ挿入され、開閉用ヒンジの軸方向の移動を阻止するも
のである。
ホルダー40は、ケース体41と取付部42,42と開
口部41b、挿通孔41c,41c、側板41d,41
d及び当接部43,43を有する点で、上の第2の実施
の形態のものと同じであるが、開閉用ヒンジの端部を係
止する係止突起がケース体に設けられていない点と、係
止駒44がケース体41内に係脱可能に取り付けられて
いる点で相違している。この係止駒44は、ケース体4
1内へ収納された一対の開閉用ヒンジの対向各端部の間
へ挿入され、その各四角に設けた係止溝44aをケース
体41内に設けた各係止片41eへ係止するもので、開
閉用ヒンジをケース体内へ収納させた後で、ケース体内
へ挿入され、開閉用ヒンジの軸方向の移動を阻止するも
のである。
【0029】このように実施すると、ケース体41の縦
幅方向の拡張が防止され、ケース体41内へ収納された
開閉用ヒンジは、よりしっかりとケース体41内へ収納
固定される利点がある。
幅方向の拡張が防止され、ケース体41内へ収納された
開閉用ヒンジは、よりしっかりとケース体41内へ収納
固定される利点がある。
【0030】図10はホルダーのさらに他の実施の形態
を示す。ホルダー50は、ケース体51と取付部53,
53と挿通孔51c,51c、側板51d,51d、当
接部55,55を有する点では、先の第2と第3の実施
形態のホルダーと同じであるが、開閉用ヒンジ3,4を
ケース体51内へ挿入するための開口部51bが、該ケ
ース体51の上部に設けられ、さらにこの開口部51b
の上を覆うカバー52が設けられている点で、先の第2
と第3の実施形態のホルダーと相違する。したがって、
このケース体51には底板51fが設けられている。
を示す。ホルダー50は、ケース体51と取付部53,
53と挿通孔51c,51c、側板51d,51d、当
接部55,55を有する点では、先の第2と第3の実施
形態のホルダーと同じであるが、開閉用ヒンジ3,4を
ケース体51内へ挿入するための開口部51bが、該ケ
ース体51の上部に設けられ、さらにこの開口部51b
の上を覆うカバー52が設けられている点で、先の第2
と第3の実施形態のホルダーと相違する。したがって、
このケース体51には底板51fが設けられている。
【0031】このように実施すると、各開閉用ヒンジ
3,4は、ホルダー50のケース体51の上部に設けら
れた開口部51bより挿入され、軸方向にずらせてその
各脚部12a,13aを当接部55,55へ当接させつ
つ、その各回転シャフト10,11を各挿通孔51c,
51cより外側へ突設させる。次いで、カバー52をか
ぶせ、図示していない取付ビスでケース体51の底板5
1fより突設した取付ボス51eへ固着するものであ
る。そうすると、このカバー52の内側に設けた係止片
52a,52aが、各開閉用ヒンジ3,4の各端部に当
接して、開閉用ヒンジ3,4の軸方向への移動を阻止す
るものである。
3,4は、ホルダー50のケース体51の上部に設けら
れた開口部51bより挿入され、軸方向にずらせてその
各脚部12a,13aを当接部55,55へ当接させつ
つ、その各回転シャフト10,11を各挿通孔51c,
51cより外側へ突設させる。次いで、カバー52をか
ぶせ、図示していない取付ビスでケース体51の底板5
1fより突設した取付ボス51eへ固着するものであ
る。そうすると、このカバー52の内側に設けた係止片
52a,52aが、各開閉用ヒンジ3,4の各端部に当
接して、開閉用ヒンジ3,4の軸方向への移動を阻止す
るものである。
【0032】尚、以上の各ホルダーの実施の形態では、
図面上これらを便器本体へ取り付けるための取付部に窪
所が設けられているが、この窪所には、これを便器本体
へ取り付ける取付ボルトの頭部が収納され、必要に応じ
てカバーが取り付けられる。
図面上これらを便器本体へ取り付けるための取付部に窪
所が設けられているが、この窪所には、これを便器本体
へ取り付ける取付ボルトの頭部が収納され、必要に応じ
てカバーが取り付けられる。
【0033】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
次のような効果を奏し得る。
次のような効果を奏し得る。
【0034】請求項1のように構成すると、開閉用ヒン
ジの回転シャフトの軸方向へ、便座や便蓋より一体に形
成させた取付部を取り付ける取付軸部を突設させ、この
取付軸部の端部より回転シャフトの軸方向に該回転シャ
フトの回転トルクを調節する調節ネジを挿通させ、この
調節ネジの頭部を取付軸部の端部側より回転させること
ができるように構成した開閉用ヒンジを、ホルダーのケ
ース体の下部側に設けた開口部より挿入して軸方向へず
らして、その回転シャフトの取付軸部を挿通孔より外部
へ突出させて便座や便蓋の取付部をその取付軸部へ取り
付けることができるものである。ケース体内へ挿入され
た開閉用ヒンジは、その脚部が該ケース体内に設けた係
止片で係止されることにより、軸方向へ移動してしまう
ことなく、しっかりとケース体内へ収装されるものであ
る。そして、ホルダーはその両側部に便座や便蓋を取り
付けた状態で、便器本体の後部上端に取り付けられる。
ジの回転シャフトの軸方向へ、便座や便蓋より一体に形
成させた取付部を取り付ける取付軸部を突設させ、この
取付軸部の端部より回転シャフトの軸方向に該回転シャ
フトの回転トルクを調節する調節ネジを挿通させ、この
調節ネジの頭部を取付軸部の端部側より回転させること
ができるように構成した開閉用ヒンジを、ホルダーのケ
ース体の下部側に設けた開口部より挿入して軸方向へず
らして、その回転シャフトの取付軸部を挿通孔より外部
へ突出させて便座や便蓋の取付部をその取付軸部へ取り
付けることができるものである。ケース体内へ挿入され
た開閉用ヒンジは、その脚部が該ケース体内に設けた係
止片で係止されることにより、軸方向へ移動してしまう
ことなく、しっかりとケース体内へ収装されるものであ
る。そして、ホルダーはその両側部に便座や便蓋を取り
付けた状態で、便器本体の後部上端に取り付けられる。
【0035】開閉用ヒンジはホルダー内へ取り付けられ
ると、外部より見えないので、一種類のホルダーで多種
類の開閉用ヒンジに対応できる利点を有する上に、便器
本体へ便座や便蓋を取り付けた後において、各開閉用ヒ
ンジの回転シャフトの回転トルクを調節でき、かつ、調
節ネジの頭部は外部に露出せず、ドライバーを用いない
と回転しないので、いたずらされる恐れがないという利
点を合わせ有するものである。
ると、外部より見えないので、一種類のホルダーで多種
類の開閉用ヒンジに対応できる利点を有する上に、便器
本体へ便座や便蓋を取り付けた後において、各開閉用ヒ
ンジの回転シャフトの回転トルクを調節でき、かつ、調
節ネジの頭部は外部に露出せず、ドライバーを用いない
と回転しないので、いたずらされる恐れがないという利
点を合わせ有するものである。
【0036】請求項2のように構成すると、請求項1と
同じ効果を奏した上で、係止片によってケース体内へ収
納した各開閉用ヒンジの軸方向への移動を阻止し、使用
中に開閉用ヒンジの回転シャフトより便座や便蓋の取付
部が外れてしまうことがないという効果を奏し得る。
同じ効果を奏した上で、係止片によってケース体内へ収
納した各開閉用ヒンジの軸方向への移動を阻止し、使用
中に開閉用ヒンジの回転シャフトより便座や便蓋の取付
部が外れてしまうことがないという効果を奏し得る。
【0037】請求項3のように構成すると、請求項1と
効果を奏した上で、係止突起によって、ケース体内へ収
納した各開閉用ヒンジの軸方向への移動を阻止し、使用
中に開閉用ヒンジの回転シャフトより便座や便蓋の取付
部が外れてしまうことがないという効果を奏し得る。
効果を奏した上で、係止突起によって、ケース体内へ収
納した各開閉用ヒンジの軸方向への移動を阻止し、使用
中に開閉用ヒンジの回転シャフトより便座や便蓋の取付
部が外れてしまうことがないという効果を奏し得る。
【0038】請求項4のように構成すると、係止駒によ
ってケース体内へ収納した各開閉用ヒンジの軸方向への
移動を阻止し、使用中に開閉用ヒンジの回転シャフトよ
り便座や便蓋の取付部が外れてしまうことがないという
効果を奏した上で、さらに、係止駒がケース体の内側に
係止されるのでケース体が開閉用ヒンジの挿入時或は使
用中に縦方向へ拡がってしまうのを、この係止駒で有効
に防止することができるという効果を合わせて奏するこ
とができる。
ってケース体内へ収納した各開閉用ヒンジの軸方向への
移動を阻止し、使用中に開閉用ヒンジの回転シャフトよ
り便座や便蓋の取付部が外れてしまうことがないという
効果を奏した上で、さらに、係止駒がケース体の内側に
係止されるのでケース体が開閉用ヒンジの挿入時或は使
用中に縦方向へ拡がってしまうのを、この係止駒で有効
に防止することができるという効果を合わせて奏するこ
とができる。
【0039】請求項5のように構成すると、開閉用ヒン
ジはホルダーのケース体の上部よりヒンジ収納部内へ挿
入できるので、開閉用ヒンジの構成に回転シャフトの軸
方向へ一体に設けた取付軸部を設けない、上述した従来
技術の開閉用ヒンジにも対応できる利点を有する上に、
ホルダーを便器本体上へ固定した状態で便座や便蓋の取
付部を開閉用ヒンジの回転シャフトへ取り付けることが
できるので、便座や便蓋の便器本体に対する組み付けが
容易となると共に、開閉用ヒンジの交換時においても、
カバーを取り外すのみで、ケース体は便器本体へ取り付
けたままで、取り換えが可能となるものである。
ジはホルダーのケース体の上部よりヒンジ収納部内へ挿
入できるので、開閉用ヒンジの構成に回転シャフトの軸
方向へ一体に設けた取付軸部を設けない、上述した従来
技術の開閉用ヒンジにも対応できる利点を有する上に、
ホルダーを便器本体上へ固定した状態で便座や便蓋の取
付部を開閉用ヒンジの回転シャフトへ取り付けることが
できるので、便座や便蓋の便器本体に対する組み付けが
容易となると共に、開閉用ヒンジの交換時においても、
カバーを取り外すのみで、ケース体は便器本体へ取り付
けたままで、取り換えが可能となるものである。
【図1】この発明に係る便座や便蓋の開閉用ヒンジのホ
ルダーを実施した洋式便器の平面図である。
ルダーを実施した洋式便器の平面図である。
【図2】図1の一部省略の側面図である。
【図3】この発明に係るホルダーに開閉用ヒンジを取り
付けた状態の一部断面正面図である。
付けた状態の一部断面正面図である。
【図4】この発明に係る便座や便蓋の開閉用ヒンジのホ
ルダーに装着するのに好適な開閉用ヒンジの一部断面分
解正面図である。
ルダーに装着するのに好適な開閉用ヒンジの一部断面分
解正面図である。
【図5】この発明に係る便座や便蓋の開閉用ヒンジのホ
ルダーへの開閉用ヒンジの取り付け方を説明する分解斜
視図である。
ルダーへの開閉用ヒンジの取り付け方を説明する分解斜
視図である。
【図6】開閉用ヒンジの脚部をヒンジ収納部へ設けた係
止片へ係止する状態を説明する説明図である。
止片へ係止する状態を説明する説明図である。
【図7】この発明に係る便座や便蓋の開閉用ヒンジのホ
ルダーの他の実施の形態を示す斜視図である。
ルダーの他の実施の形態を示す斜視図である。
【図8】図7に示したホルダーのケース体のヒンジ収納
部内に設けた係止突起へ開閉用ヒンジの端部を係止する
状態を説明する説明図である。
部内に設けた係止突起へ開閉用ヒンジの端部を係止する
状態を説明する説明図である。
【図9】この発明に係る便座や便蓋の開閉用ヒンジのホ
ルダーの他の実施の形態を示す分解斜視図である。
ルダーの他の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図10】この発明に係る便座や便蓋の開閉用ヒンジの
ホルダーの他の実施の形態を示す分解斜視図である。
ホルダーの他の実施の形態を示す分解斜視図である。
1 便器本体 2 ホルダー 3 開閉用ヒンジ(左) 4 開閉用ヒンジ(右) 5 便座 5a 取付部 6 便蓋 6a 取付部 7 ケース体 7b 開口部(下部) 7c 挿通孔 7d 側板 8 取付部 9 係止片 10 回転シャフト(左) 10a 変形小径部 10b 変形取付軸部 10c 大径部 10b 周溝 11 回転シャフト(右) 12 ヒンジケース(左) 13 ヒンジケース(右) 12a,13a 脚部 12b,13b 脚部 17 調節ネジ 17a 頭部 17c ワッシャー 18 スプリングホルダー 19 ダンパーリング 20 固定カム部材 21 回転摺動カム部材 22 コンプレッションスプリング 30,40,50 ホルダー 31,41,51 ケース体 31b,41b,51b 開口部 31c,41c,51c 挿通孔 31d,41d,51d 側板 32,42,53 取付部 33,43,55 当接部 44 係止駒 52 カバー 52a 係止片
Claims (5)
- 【請求項1】 洋式便器の便座や便蓋の開閉用ヒンジの
一対を軸芯を共通にして着脱可能に取り付けるホルダー
であって、下部側に開口部を両端部側に挿通孔を有する
ケース体と、このケース体内部に設けた前記一対の開閉
用ヒンジの一部を係止する係止手段と、前記ケース体の
外部に設けた該ケース体を便器本体へ取り付ける取付部
とから成り、前記一対の開閉用ヒンジを前記ケース体の
前記下部側の開口部より該ケース体内へ挿入させて前記
係止手段に係止させると共に、前記開閉用ヒンジの回転
シャフトと軸芯を共通にして設けた前記便座や便蓋の取
付部を取り付ける取付軸部を、前記両端部の挿通孔より
外部へ突出させたことを特徴とする、洋式便器の便座や
便蓋の開閉用ヒンジのホルダー。 - 【請求項2】 前記係止手段を、前記ケース体内に設け
られ、該ケース体内へ収納される開閉用ヒンジの一部を
係止する係止片で構成したことを特徴とする、請求項1
記載の洋式便器の便座や便蓋の開閉用ヒンジのホルダ
ー。 - 【請求項3】 前記係止手段を、それぞれ前記ケース体
に設けられ、該ケース体内へ収納される開閉用ヒンジの
端部を係止する係止突起で構成したことを特徴とする、
請求項1記載の洋式便器の便座や便蓋の開閉用ヒンジの
ホルダー。 - 【請求項4】 前記係止手段を、前記ケース体内部へ下
方側の開口部より挿入係止され、該ケース体内へ収納さ
れた前記開閉用ヒンジの端部に接する固定駒で構成した
ことを特徴とする、請求項1記載の洋式便器の便座や便
蓋の開閉用ヒンジのホルダー。 - 【請求項5】 洋式便器の便座や便蓋の開閉用ヒンジの
一対を軸芯を共通にして着脱可能に取り付けるホルダー
であって、上部側に開口部を両端部に挿通孔を有するケ
ース体と、このケース体の外部に設けた該ケース体を便
器本体へ取り付ける取付部と、前記ケース体の上部側の
開口部へ着脱可能に取り付けられるカバー体と、このカ
バー体に設けた前記ケース体内に収納された前記開閉用
ヒンジの端部を係止する係止片とから成り、前記一対の
開閉用ヒンジを前記ケース体の前記上部側の開口部より
該ケース体内へ挿入させ、前記開閉用ヒンジの回転シャ
フトと軸芯を共通にして設けた前記便座や便蓋の取付部
を取り付ける取付軸部を、前記両端部の挿通孔より外部
へ突出させると共に、前記カバーの係止片で前記開閉用
ヒンジの端部を係止することを特徴とする、洋式便器の
便座や便蓋の開閉用ヒンジのホルダー。
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JP10169043A JP2000000185A (ja) | 1998-06-16 | 1998-06-16 | 洋式便器の便座や便蓋の開閉用ヒンジのホルダー |
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- 1999-06-14 US US09/332,728 patent/US6421842B1/en not_active Expired - Fee Related
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