JP2549499B2 - ハンドル - Google Patents

ハンドル

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JP2549499B2
JP2549499B2 JP6135828A JP13582894A JP2549499B2 JP 2549499 B2 JP2549499 B2 JP 2549499B2 JP 6135828 A JP6135828 A JP 6135828A JP 13582894 A JP13582894 A JP 13582894A JP 2549499 B2 JP2549499 B2 JP 2549499B2
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handle
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rotation
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忠芳 中村
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Nitto Kogyo Co Ltd
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Nitto Kogyo Co Ltd
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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器収納用箱等の
ボックス類の扉に取り付けられる右開き扉用と左開き扉
用に兼用できるハンドルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のボックス類の扉に取り付けられる
右開き扉用と左開き扉用に兼用できるハンドルとして
は、本出願人が出願した実公平3−19249号で示す
ように、本体の軸受部に係止させた回転角度規制板の向
きを変えることにより、ハンドルの回動方向を右と左に
変更できる構造のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような従
来のハンドルは、回動方向を変更するには取手を本体か
ら外したうえで回転角度規制板の向きを変えて嵌め直す
必要があり、煩雑な作業を必要としていた。また従来の
ハンドルは、シャフトの後端に鎖錠板を取り付けること
によりシャフトが本体の軸受部から脱落することを防止
しているが、扉に取付前の保管状態では鎖錠板取付用の
ナットを外してあるので、シャフトが本体の軸受部の前
方から抜け落ちて取手が離脱する虞があった。本発明は
前記のような欠点を解決し、回動方向の変更が容易であ
り、また鎖錠板を外した状態においてもシャフトが本体
から抜け落ちることのないハンドルを提供するためにな
されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、本体の軸受部
に取手のシャフトを軸支し、その後端部に鎖錠板を取り
付けたハンドルにおいて、このシャフトの周面に所定角
度に亘って回転規制溝を設けるとともに、本体の軸受部
に取手の回転角度を規制する回転規制ネジを取り付ける
右開き扉用と左開き扉用の2つのネジ孔を設け、この2
つのネジ孔のいずれか一方に、回転規制ネジの先端が回
転規制溝に嵌合するように取り付けたことを特徴とする
ものである。
【0005】
【作用】本発明のハンドルのシャフトは、回転規制ネジ
の先端を回転規制溝に嵌合させてあるため、回転規制溝
が形成された所定角度範囲においてのみ回転することが
できるものである。そして回転規制ネジを本体の軸受部
の2つのネジ孔のいずれに取り付けるかによって、右開
き扉用と左開き扉用とに容易に変更することができる。
また、この回転規制ネジを取り付けておけば、鎖錠板を
外した状態でも取手が本体から離脱することがない。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に示す平面ハン
ドルに基づき詳細に説明する。先ず、図1、図2、図3
及び図4に示す第1の実施例にあって、1はボックス類
の扉に固定される縦長の本体であり、該本体1は前面に
取手収納用の浅い凹部2を設けてあるとともに、該凹部
2の上部後方に軸受部3を突設している。4は該軸受部
3に回動自在に軸支される取手のシャフトであり、その
後部に軸受部3の後板部5に設けた軸孔部6に嵌合する
円形段部7を設けるとともに、この円形段部7の前側の
周面の上部には、所定角度(実施例では約90°)に亘
って円形段部7の周面より深い回転規制溝9が設けられ
ている。一方、本体1の軸受部3の上部の左右両角部に
は、回転規制ネジ11を取り付けるための2つのネジ孔
10、10が軸中心に向けて設けられている。これらの
ネジ孔10、10のいずれか一方に回転規制ネジ11が
取り付けられ、その先端を回転規制溝9に嵌合させる。
【0007】12はシャフト4の後端に突設した鎖錠板
13取付用の四角状の突起であり、該突起12に鎖錠板
13の取付孔13aを嵌合したうえ突起12の先端中央
に透設したネジ孔14にボルト15を螺合して取り付け
る。実施例ではボルト15と鎖錠板13との間に波形の
バネ座金15aを介在させ、バネ座金15aの弾力によ
り鎖錠板13のガタ付きを防止するとともに、鎖錠板1
3の係止するボックス本体41の歪みを吸収できるもの
としている。16はシャフト4の前側に起伏自在に軸支
され、不使用時に前記凹部2に収納される平板状の取手
である。該取手16は前記シャフト4の前面に突設した
ピン孔17付の軸受板部18、18の外面に該取手16
の上部後面両側に突設した軸受板部19、19の内面を
当接させ、該軸受板部19、19に設けたピン孔20、
20と前記軸受板部18、18のピン孔17、17にピ
ン21を枢支することにより、シャフト4に起伏自在に
軸支されている。
【0008】22は取手16の回動操作時に該取手16
を自動的に引き起こすためのネジリコイルバネである。
該ネジリコイルバネ22は、コイル部22aに前記ピン
21を嵌挿して一端を取手16の該ピン21より下方に
位置する内面に当接するとともに、他端をシャフト4の
該ピン21より下方に位置する前面に当接し、取手16
を引き起こし方向に附勢している。23は取手16の上
端に内向きに設けたバネ覆い、23aは該バネ覆い23
に対向して該取手16の上部内面に突設した受け面が凹
円弧状のバネ固定部、24は前記シャフト4の軸受板部
18、18の上部に設けたバネ覆いであり、該バネ覆い
24及びシャフト4の前面に形成した円弧状凹部24a
と前記バネ覆い23及びバネ固定部23aに前記ネジリ
コイルバネ22を包持させ、取手16とシャフト4とを
ピン21で枢着する際に該ネジリコイルバネ22のコイ
ル部22aの中央円筒部がピン孔17、20に的確に位
置して取り付けできるものである。
【0009】25は取手16をネジリコイルバネ22の
弾発力に抗して凹部2に収納保持しておくため、取手1
6の下端に設けた係止部26を係止する引掛レバーであ
る。該引掛レバー25は本体1の下端部前面を覆うレバ
ー本体27の上端に掛鉤部28を設けてある。また引掛
レバー25は、レバー本体27の上部両側に突設した軸
受部29、29の軸孔部30、30に嵌合したピン32
により、本体1のピン孔31、31に軸支されている。
このピン32にはネジリコイルバネ33が設けられ、そ
の弾性によって掛鉤部28を取手16の係止部26に係
合させ、取手16を凹部2に収納保持している。この取
手16を引き上げる場合には、レバー本体27の下端を
押圧して掛鉤部28を引き起こし、係止部26との係合
を解く。なお、ネジリコイルバネ33は一端をレバー本
体27のピン32の下方に位置する裏面に当接するとと
もに他端を本体1に当接している。
【0010】34及び35は引掛レバー25の軸受部2
9、29の上方間及び下方間に設けた断面凹状のバネ保
持板である。該バネ保持板34、35はネジリコイルバ
ネ33を該引掛レバー25に組み込みんでピン32によ
り該引掛レバー25を本体1に取り付ける際に、ネジリ
コイルバネ33を包持してコイル部33aの中央部を的
確に軸孔部30、30に合致させた状態で本体1に組み
込むためのもので、ピン32をネジリコイルバネ33の
コイル部33aの中央空間部を挿通してピン孔31、3
1及び軸孔部30、30に容易に嵌合できるものであ
る。
【0011】36は引掛レバー25をロックするための
シリンダー錠である。該シリンダー錠36は、鍵孔37
が引掛レバー25のレバー本体27の中央に設けた鍵挿
通孔38より離れた後部に位置するように本体1の下部
に取り付けられており、鍵挿通孔38から雨水が浸入し
ても鍵孔37に達しにくいものとしている。また、シリ
ンダー錠36は前記鍵挿通孔38から挿通した鍵により
回動させ、シリンダー錠36に設けた突起部39を引掛
レバー25に設けたロック部40に当接させ引掛レバー
25をロックするものとしている。
【0012】このように構成されたものは、回転規制ネ
ジ11を2つのネジ孔10、10の何方か一方に取り付
けることにより、右開き扉用と左開き扉用とすることが
できる。即ち、左開き扉用として使用する場合には、図
3に示すように正面から見て右側に位置するネジ孔10
に回転規制ネジ11を取り付ければ、取手16が鎖錠位
置にあるときに回転規制溝9の正面から見て右端に回転
規制ネジ11の先端が当接する。そこで鎖錠板13をボ
ックス41の係止部に係合するようシャフト4の基端に
取り付ければ、取手16は図示の位置から時計方向に9
0°回動できることとなり、鎖錠板13が係止部から解
除され左側の扉42を開くことができるものである。
【0013】また、右開き扉用として使用する場合に
は、図4に示すように正面から見て左側に位置するネジ
孔10に回転規制ネジ11を取り付ければ、取手16が
鎖錠位置にあるときに回転規制溝9の正面から見て左側
に回転規制ネジ11の先端が当接する。このため、取手
16は図示の位置から反時計方向に90°回動できるこ
ととなり、鎖錠板13が係止部から解除され右側の扉4
2を開くことができるものである。
【0014】次に、図5に示す第2の実施例は回転規制
溝9を2つ設けたものであり、第1の実施例と同様に2
つのネジ孔10、10の何れか一方に回転規制ネジ11
を取り付けることにより、右開き扉用と左開き扉用とす
ることができるものである。また、他の構成は第1の実
施例と同様であるので説明は省略する。なお、両実施例
では取手16がシャフト4に対して起伏自在である平面
ハンドルについて説明したが、取手とシャフトが一体と
したものとしても同様に実施できるものである。
【0015】
【発明の効果】本発明は前記説明によって明らかなよう
に、回転規制ネジを取り付けるネジ孔を変更することに
より、右開き扉用と左開き扉用に容易に変更できる。ま
た、回転規制ネジを取り付けておけば、鎖錠板を外した
状態でも取手が本体から離脱することがなく、在庫管理
も容易な利点もある。従って、本発明は従来のハンドル
の問題を解決したものとして、業界に寄与するところ大
なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す分解斜視図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施例の断面図である。
【図3】本発明の第1の実施例の左開き扉用としての使
用例を示す一部切欠正面図である。
【図4】本発明の第1の実施例の右開き扉用としての使
用例を示す一部切欠正面図である。
【図5】本発明の第2の実施例の要部を示す一部切欠背
面図である。
【符号の説明】
1 本体 3 軸受部 4 シャフト 9 回転規制溝 10 ネジ孔 11 回転規制ネジ 13 鎖錠板 16 取手

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体(1) の軸受部(3) に取手(16)のシャ
    フト(4) を軸支し、その後端部に鎖錠板(13)を取り付け
    たハンドルにおいて、このシャフト(4) の周面に所定角
    度に亘って回転規制溝(9) を設けるとともに、本体(1)
    の軸受部(3) に取手(16)の回転角度を規制する回転規制
    ネジ(11)を取り付ける右開き扉用と左開き扉用の2つの
    ネジ孔(10)、(10)を設け、この2つのネジ孔(10)、(10)
    のいずれか一方に、回転規制ネジ(11)の先端が回転規制
    溝(9) に嵌合するように取り付けたことを特徴とするハ
    ンドル。
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