WO2023234218A1 - Voc除去方法 - Google Patents

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Abstract

高いエネルギー効率でVOC吸着ロータに吸着されたVOCを除去する。 VOCを吸着するための吸着剤を担持したハニカム構造体を備え、回転方向に沿って吸着ゾーンZ1、脱離ゾーンZ2および冷却ゾーンZ3が設けられたVOC吸着ロータ10を用いたVOC除去方法は、VOC吸着ロータ10の吸着ゾーンZ1に処理対象ガスを通過させて処理対象ガスに含まれるVOCを吸着させ、気体を脱離ゾーンZ2に通過させることによって吸着ゾーンZ1で吸着されたVOCを脱離させ、脱離ゾーンZ2で加熱されたハニカム構造体を冷却ゾーンZ3で冷却し、脱離ゾーンZ2において、金属からなるハニカム構造体に電流を流すことによってハニカム構造体を加熱する。

Description

VOC除去方法
 本発明は、処理対象ガスに含まれるVOCを除去する方法に関する。
 従来、揮発性有機化合物(VOC:Volatile Organic Compound)を吸着するハニカム型のVOC吸着ロータを用いて、処理対象ガスに含まれるVOCを除去する技術が知られている(特許文献1参照)。従来のVOC吸着ロータは、セラミックやガラスなどが基材として用いられており、VOCを吸着する吸着剤を担持している。
 VOC吸着ロータは、処理対象ガスに含まれるVOCの吸着を行う吸着ゾーン、加熱された気体を通過させることによって、吸着ゾーンで吸着されたVOCを脱離する脱離ゾーン、脱離ゾーンで加熱されたVOC吸着ロータを冷却する冷却ゾーンが設けられている。すなわち、VOC吸着ロータは、1回転する間に、吸着ゾーンでVOCの吸着が行われ、脱離ゾーンでVOCの脱離が行われ、冷却ゾーンで冷却される。そして、再び、吸着ゾーンでVOCの吸着が行われるように構成されている。
特開2016-77969号公報
 従来のVOC吸着ロータは、吸着ゾーンで吸着されたVOCを脱離させるために、気体を加熱し、加熱された気体を脱離ゾーンに通過させるようにしているため、VOCを脱離させるためのエネルギー効率が高いとは言えず、改善の余地がある。
 本発明は、上記課題を解決するものであり、VOC吸着ロータに吸着されたVOCを高いエネルギー効率で脱離させることが可能なVOC除去方法を提供することを目的とする。
 本発明のVOC除去方法は、VOCを吸着するための吸着剤を担持したハニカム構造体を備え、回転方向に沿って吸着ゾーン、脱離ゾーンおよび冷却ゾーンが設けられたVOC吸着ロータを用いたVOC除去方法であって、
 前記VOC吸着ロータの前記吸着ゾーンに処理対象ガスを通過させて前記処理対象ガスに含まれるVOCを吸着させ、気体を前記脱離ゾーンに通過させることによって前記吸着ゾーンで吸着されたVOCを脱離させ、前記脱離ゾーンで加熱された前記ハニカム構造体を前記冷却ゾーンで冷却し、
 前記脱離ゾーンにおいて、金属からなる前記ハニカム構造体に電流を流すことによって前記ハニカム構造体を加熱することを特徴とする。
 本発明のVOC除去方法によれば、脱離ゾーンにおいて、金属からなるハニカム構造体に電流を流すことによって、ジュール熱を発生させて、ハニカム構造体を直接加熱する。これにより、脱離ゾーンにおいて、高いエネルギー効率で、吸着されたVOCを脱離させることが可能となる。
一実施形態におけるVOC除去方法を実現するための装置の一例であるVOC除去装置の構成を模式的に示す斜視図である。 VOC吸着ロータを、回転軸の延伸方向に見たときの構成を模式的に示す平面図である。
 以下に本発明の実施形態を示して、本発明の特徴を具体的に説明する。
 図1は、一実施形態におけるVOC除去方法を実現するための装置の一例であるVOC除去装置100の構成を模式的に示す斜視図である。ただし、一実施形態におけるVOC除去方法を実現するための構成が図1に示すVOC除去装置100に限定されることはない。
 VOC除去装置100は、VOC吸着ロータ10と、一対の電極20a,20bと、電圧印加装置30とを備える。図1に示すように、VOC除去装置100は、第1の送風装置41と、第2の送風装置42と、第3の送風装置43と、加熱装置44とをさらに備えていてもよい。
 図2は、VOC吸着ロータ10を、回転軸11の延伸方向(以下では、回転軸方向と呼ぶこともある)に見たときの構成を模式的に示す平面図である。ただし、図2では、後述する電極20aも示している。VOC吸着ロータ10は、モータなどを駆動源として、回転軸11を中心として回転可能に構成されている。VOC吸着ロータ10の直径は、例えば、500mm以上2000mm以下であり、回転軸11の延伸方向における寸法は、例えば、200mm以上800mm以下である。
 VOC吸着ロータ10は、VOCを吸着するための吸着剤を担持したハニカム構造体1を備える。ハニカム構造体1は、ステンレスなどの金属からなる。ただし、ハニカム構造体1を構成する金属がステンレスに限定されることはない。なお、VOC吸着ロータ10は、全体が金属からなる構成とされていてもよいし、ハニカム構造体1以外の一部が金属以外の材料で構成されていてもよい。
 ハニカム構造体1を構成する複数のセル2の形状は、任意の形状とすることができる。図2に示す例では、回転軸11の延伸方向に見たときのセル2の形状は、三角形である。ただし、回転軸方向に見たときのセル2の形状は、六角形や矩形など、他の形状であってもよい。
 ハニカム構造体1に担持されている吸着剤は、処理対象ガスに含まれるVOCを吸着可能なものであればどのようなものでもよく、例えば、ゼオライト、活性炭、シリカなどを用いることができる。処理対象ガスは、例えば、工場などにおいて、洗浄、印刷、塗装、乾燥などの処理が行われることによって発生するVOCを含むガスである。なお、除去対象であるVOCの種類や、吸着剤の種類によって、本発明が限定されることはない。
 ハニカム構造体1に、VOCを分解するための触媒を担持させるようにしてもよい。VOCを分解するための触媒として、例えば、白金、パラジウムなどを用いることができる。
 図1および図2に示すように、VOC吸着ロータ10には、回転方向に沿って、吸着ゾーンZ1、脱離ゾーンZ2および冷却ゾーンZ3が設けられている。回転方向における吸着ゾーンZ1の範囲は、例えば、230°以上270°以下の範囲であり、脱離ゾーンZ2の範囲は、例えば、30°以上60°以下の範囲であり、冷却ゾーンZ3の範囲は、例えば、30°以上60°以下の範囲である。
 吸着ゾーンZ1は、処理対象ガスを通過させて、処理対象ガスに含まれるVOCを吸着させるための領域である。本実施形態において、処理対象ガスの送風は、第1の送風装置41によって行われる。
 脱離ゾーンZ2は、吸着ゾーンZ1で吸着されたVOCを脱離させるための領域である。本発明では、後述するように、ハニカム構造体1に電流を流すことによって、ハニカム構造体1を加熱した状態で、気体を通過させて、VOCを脱離させる。脱離ゾーンZ2を通過させる気体は、加熱されていない気体でもよいが、VOCの脱離をより効果的に行うためには、加熱された気体を用いることが好ましい。ここでは、加熱された気体を脱離ゾーンZ2に通過させるものとして説明する。すなわち、図1に示すVOC除去装置100において、第2の送風装置42によって送風される気体がヒータなどの加熱装置44によって加熱されてから、脱離ゾーンZ2に送られる。
 冷却ゾーンZ3は、脱離ゾーンZ2で加熱されたハニカム構造体1を冷却するための領域である。本実施形態では、第3の送風装置43によって、ハニカム構造体1を冷却するための気体が冷却ゾーンZ3に送風される。
 なお、吸着ゾーンZ1を通過することによって、VOCが除去されたガスは、処理対象ガスの排出元に戻すようにしてもよい。また、冷却ゾーンZ3を通過することによって温められた気体を、脱離ゾーンZ2を通過させる気体として用いるようにしてもよい。
 図2において、VOC吸着ロータ10が左回りに回転すると、吸着ゾーンZ1に位置するセル2は、脱離ゾーンZ2、冷却ゾーンZ3へと順に移動した後、吸着ゾーンZ1に戻る。冷却ゾーンZ3でハニカム構造体1が冷却されることにより、吸着ゾーンZ1で再びVOCを吸着することが可能となる。
 すなわち、VOC吸着ロータ10が回転することにより、処理対象ガスに含まれるVOCの吸着と脱離が繰り返し行われる。なお、ハニカム構造体1に、VOCを分解するための触媒が担持されている場合には、脱離ゾーンZ2において、VOCの分解反応が行われるが、VOCの分解によって、吸着されていたVOCが脱離するととらえることができるため、VOCの分解は、VOCの脱離に含まれるものとする。VOC吸着ロータ10の回転速度は、例えば、8.4rph以上11.0rph以下である。
 本実施形態におけるVOC除去方法は、吸着ゾーンZ1に処理対象ガスを通過させて処理対象ガスに含まれるVOCを吸着させ、気体を脱離ゾーンZ2に通過させることによって吸着ゾーンZ1で吸着されたVOCを脱離させ、脱離ゾーンZ2で加熱されたハニカム構造体1を冷却ゾーンZ3で冷却する工程を含み、脱離ゾーンZ2において、金属からなるハニカム構造体1に電流を流すことによって、ハニカム構造体1を加熱する。ハニカム構造体1に電流を流すことによりジュール熱が発生するので、脱離ゾーンZ2においてハニカム構造体1を直接加熱することができる。これにより、脱離ゾーンZ2において、VOCを脱離させる際のエネルギー量を低減することができる。
 すなわち、本実施形態におけるVOC除去方法は、加熱された気体を脱離ゾーンZ2に通過させるだけで、ハニカム構造体1に吸着されたVOCを脱離させる従来の方法と比べると、加熱効率が良く、高いエネルギー効率で、VOC吸着ロータ10に吸着されたVOCを脱離させることが可能である。
 また、ハニカム構造体1に電流を流すことによって、ハニカム構造体1を加熱するとともに、加熱された気体を脱離ゾーンZ2に通過させる場合には、上述した従来の方法と比べると、例えば、脱離ゾーンZ2を通過させる気体の加熱温度を低下させることが可能となる。
 脱離ゾーンZ2においてハニカム構造体1に電流を流すために、例えば、脱離ゾーンZ2においてハニカム構造体1に電圧を印加するようにしてもよい。その場合、脱離ゾーンZ2におけるハニカム構造体1に対して、VOC吸着ロータ10の回転軸11の延伸方向の両外側から電圧を印加するようにしてもよい。以下では、図1に示す電圧印加装置100において、脱離ゾーンZ2におけるハニカム構造体1に対して、VOC吸着ロータ10の回転軸11の延伸方向の両外側から電圧を印加する方法について説明する。
 一対の電極20a,20bは、VOC吸着ロータ10に対して、VOC吸着ロータ10の回転軸11の延伸方向の両外側に、VOC吸着ロータ10と接触する位置に配置されている。一対の電極20a,20bは、回転軸11の延伸方向の対向する位置に配置されていることが好ましい。一対の電極20a,20bは、VOC吸着ロータ10に設けられている吸着ゾーンZ1、脱離ゾーンZ2、および、冷却ゾーンZ3のうち、脱離ゾーンZ2に配置されている。より詳しくは、一対の電極20a,20bは、図1および図2に示すように、脱離ゾーンZ2のうち、吸着ゾーンZ1に近い位置に配置されている。
 一対の電極20a,20bは、例えば、黒鉛からなる。ただし、一対の電極20a,20bの材料が黒鉛に限定されることはなく、銅などの金属を用いてもよい。
 本実施形態において、一対の電極20a,20bはそれぞれ、VOC吸着ロータ10の径方向に延伸する形状を有する。一対の電極20a,20bが径方向に延伸する形状を有することにより、後述する電圧印加装置30によって一対の電極20a,20bに電圧が印加されたときに、ハニカム構造体1の径方向における広い領域を加熱することができる。また、図1および図2に示すように、一対の電極20a,20bが細長い形状であることにより、加熱された気体が脱離ゾーンZ2を通過する際に、妨げとならない。
 ただし、一対の電極20a,20bの形状が図1および図2に示すような形状に限定されることはない。例えば、一対の電極20a,20bは、VOC吸着ロータ10と接触する面が回転面であるローラ形状のものであってもよい。
 上述したように、一対の電極20a,20bはそれぞれ、VOC吸着ロータ10と接触する位置に設けられている。したがって、VOC吸着ロータ10は、その回転時に、一対の電極20a,20bに対して擦りながら接触状態を維持して回転する。
 電圧印加装置30は、一対の電極20a,20bに電圧を印加することが可能である。電圧印加装置30は、例えば、出力が2kW以上10kW以下となるように、一対の電極20a,20bに電圧を印加する。電圧印加装置30が一対の電極20a,20bに電圧を印加することにより、脱離ゾーンZ2において、金属からなるハニカム構造体1に電流を流すことができ、ハニカム構造体1を直接加熱することができる。
 上述したように、脱離ゾーンZ2におけるハニカム構造体1に対して、VOC吸着ロータ10の回転軸11の延伸方向の両外側から電圧を印加することによって、回転軸11の延伸方向においてハニカム構造体1を効率良く加熱することができる。また、VOC吸着ロータ10に対して、回転軸11の延伸方向の両外側に、VOC吸着ロータ10と接触する位置に配置された一対の電極20a,20bに対して電圧を印加することにより、VOC吸着ロータ10の回転軸11の延伸方向の両外側から容易に電圧を印加することができる。
 本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において、種々の応用、変形を加えることが可能である。例えば、脱離ゾーンZ2において、金属からなるハニカム構造体1に電流を流す方法の一例として、ハニカム構造体1に電圧を印加する例を挙げたが、別の方法によって、電流を流すようにしてもよい。
 上述した実施形態では、脱離ゾーンZ2におけるハニカム構造体1に対して、VOC吸着ロータ10の回転軸11の延伸方向の両外側から電圧を印加する例を挙げて説明したが、脱離ゾーンZ2におけるハニカム構造体1の別の位置に電圧を印加してもよい。
 上述した実施形態では、ハニカム構造体1を冷却するための気体を冷却ゾーンZ3に通過させることによって、冷却ゾーンZ3におけるハニカム構造体1を冷却させるものとして説明したが、別の方法によって、冷却ゾーンZ3におけるハニカム構造体1を冷却させるようにしてもよい。
 上述したVOC除去装置100では、脱離ゾーンZ2に配置される一対の電極20a,20bは、1組であるものとして説明したが、複数組配置し、複数組の電極に電圧を印加するようにしてもよい。その場合、脱離ゾーンZ2におけるハニカム構造体1の広い範囲を一度に加熱することが可能となる。
1   ハニカム構造体
2   セル
10  VOC吸着ロータ
11  回転軸
20a,20b 一対の電極
30  電圧印加装置
41  第1の送風装置
42  第2の送風装置
43  第3の送風装置
44  加熱装置
100 VOC除去装置
Z1 吸着ゾーン
Z2 脱離ゾーン
Z3 冷却ゾーン

Claims (4)

  1.  VOCを吸着するための吸着剤を担持したハニカム構造体を備え、回転方向に沿って吸着ゾーン、脱離ゾーンおよび冷却ゾーンが設けられたVOC吸着ロータを用いたVOC除去方法であって、
     前記VOC吸着ロータの前記吸着ゾーンに処理対象ガスを通過させて前記処理対象ガスに含まれるVOCを吸着させ、気体を前記脱離ゾーンに通過させることによって前記吸着ゾーンで吸着されたVOCを脱離させ、前記脱離ゾーンで加熱された前記ハニカム構造体を前記冷却ゾーンで冷却し、
     前記脱離ゾーンにおいて、金属からなる前記ハニカム構造体に電流を流すことによって前記ハニカム構造体を加熱することを特徴とするVOC除去方法。
  2.  前記脱離ゾーンにおいて、前記ハニカム構造体に電圧を印加することによって、前記ハニカム構造体に電流を流すことを特徴とする請求項1に記載のVOC除去方法。
  3.  前記脱離ゾーンにおける前記ハニカム構造体に対して、前記VOC吸着ロータの回転軸の延伸方向の両外側から電圧を印加することを特徴とする請求項2に記載のVOC除去方法。
  4.  前記VOC吸着ロータに対して、前記VOC吸着ロータの回転軸の延伸方向の両外側に、前記VOC吸着ロータと接触する位置に配置された一対の電極に対して電圧を印加することを特徴とする請求項3に記載のVOC除去方法。
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