WO2021181466A1 - ロープ張力測定装置およびロープ張力測定方法 - Google Patents

ロープ張力測定装置およびロープ張力測定方法 Download PDF

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Abstract

ロープの張力を正確に測定することができるロープ張力測定装置を得る。ロープ張力測定装置100は、第1ロープ部201に接触する第1接触部102と、第1接触部102が第1ロープ部201を押し、第1ロープ部201における第1接触部102に接触されている部分が移動することによって、第2ロープ部202に接触する第2接触部103と、第2接触部103が第2ロープ部202に接触した場合の第1接触部102が第1ロープ部201を押す力を測定する力測定部104と、を備えている。

Description

ロープ張力測定装置およびロープ張力測定方法
 この発明は、ロープ張力測定装置およびロープ張力測定方法に関する。
 従来、かごおよびつり合いおもりが支持されたロープにおける鉛直方向に延びた部分であるロープ部にばね秤を押し当てて、ロープの張力を測定するロープ張力測定方法が知られている。作業者がばね秤をロープ部に押し当てて、作業者がばね秤を介してロープ部を押すことによって、ばね秤がロープの張力を測定する(例えば、特許文献1参照)。
特開2017-61369号公報
 作業者がロープを押す距離に対応して、ばね秤が測定するロープの張力が変化する。しかしながら、ロープが移動する距離を正確に測定することが難しい。したがって、ロープの張力を正確に測定することが難しいという問題点があった。
 この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ロープの張力を正確に測定することができるロープ張力測定装置およびロープ張力測定方法を提供するものである。
 この発明に係るロープ張力測定装置は、互いに平行に設けられた第1ロープ部および第2ロープ部のうちの第1ロープ部を有する第1ロープの張力を測定するロープ張力測定装置であって、第1ロープ部に接触する第1接触部と、第1接触部が第1ロープ部を押し、第1ロープ部における第1接触部に接触されている部分が移動することによって、第2ロープ部に接触する第2接触部と、第2接触部が第2ロープ部に接触した場合の第1接触部が第1ロープ部を押す力を測定する力測定部と、を備えている。
 この発明に係るロープ張力測定方法は、ロープ張力測定装置を用いたロープ張力測定方法であって、第1接触部を第1ロープ部に接触させる第1接触工程と、第1接触工程の後、第1接触部を介して第1ロープ部を押し、第1ロープ部における第1接触部に接触されている部分を移動させることによって、第2接触部を第2ロープ部に接触させる第2接触工程と、を備えている。
 この発明に係るロープ張力測定装置およびロープ張力測定方法によれば、ロープの張力を正確に測定することができる。
実施の形態1に係るロープ張力測定装置を示す平面図である。 図1のロープ張力測定装置を用いてロープの張力を測定する手順を示す図である。 実施の形態1に係るロープ張力測定方法を示すフローチャートである。 図2の第2接触部が第2ロープ部に接触した状態を示す図である。 実施の形態2に係るロープ張力測定装置を示す図である。 実施の形態3に係るロープ張力測定装置を示す図である。 実施の形態4に係るロープ張力測定装置を示す図である。
 実施の形態1.
 図1は、実施の形態1に係るロープ張力測定装置を示す平面図である。ロープ張力測定装置100は、支持部材101と、支持部材101に設けられた第1接触部102と、支持部材101に設けられた第2接触部103と、支持部材101に設けられた力測定部104とを備えている。
 支持部材101は、平板形状に形成され、第1接触部102を支持する第1支持部105と、第2接触部103を支持する第2支持部106とを備えている。
 第1接触部102は、第1支持部105の長手方向一端部に設けられている。第1接触部102および第1支持部105は、L字アングルから構成されている。第1接触部102および第1支持部105は、一枚の鉄板を折り曲げることによって構成されている。なお、第1支持部105がL字アングルから構成されてもよい。つまり、第1支持部105が基部と鍔部とを有し、第1接触部102が鍔部に固定された構成であってもよい。
 第2支持部106は、平板形状に形成され、第1支持部105に一部が重ねられた基部107と、平板形状に形成され、基部107の長手方向一端部に設けられた鍔部108とを備えている。基部107および鍔部108は、一枚の鉄板を折り曲げることによって構成されている。第2支持部106は、L字アングルから構成されている。第2接触部103は、鍔部108に固定されている。
 第2接触部103は、互いに離れて配置された一対の接点を有している。一対の接点は、支持部材101における長手方向および幅方向に対して垂直な方向について互いに離れて配置されている。支持部材101における長手方向および幅方向に対して垂直な方向とは、図1における紙面に垂直な方向である。ロープが第2接触部103に接触した場合に、第2接触部103における一対の接点は、ロープを介して、互いに導通される。第2接触部103における一対の接点は、第2接触部103がロープに接触することを検出する接触検出部を構成する。
 第1支持部105および基部107は、図示しない締結具を用いて互いに固定されている。締結具としては、例えば、ボルトおよびナットが挙げられる。なお、第1支持部105および基部107は、締結具に限らず、例えば、溶接、接着などによって互いに固定されてもよい。
 第1支持部105の長手方向および基部107の長手方向は、互いに一致している。第1支持部105の長手方向および基部107の長手方向は、支持部材101の長手方向と一致している。
 第1支持部105から第1接触部102が延びる方向は、基部107から鍔部108が延びる方向に対して、反対方向となっている。したがって、第1支持部105の長手方向について見た場合に、第1接触部102と第2接触部103との間には、第1支持部105および基部107が配置される。第1支持部105から第1接触部102が延びる方向および基部107から鍔部108が延びる方向は、支持部材101の幅方向に沿っている。
 ロープ張力測定装置100は、支持部材101に設けられた報知部109をさらに備えている。報知部109は、第2接触部103がロープに接触したことを報知する。報知部109は、ブザーから構成されている。なお、報知部109は、ブザーに限らず、例えば、表示装置から構成されてもよい。この例では、報知部109は、第1支持部105に設けられている。なお、報知部109は、支持部材101に設けられる構成に限らず、例えば、作業者に所持される構成であってよい。
 報知部109は、第2接触部103における一対の接点が互いに導通された場合に、ブザー音を発生させる。したがって、報知部109は、第2接触部103にロープが接触した場合に、ブザー音を発生させる。
 第1支持部105には、幅方向に延びた貫通孔110が形成されている。力測定部104は、貫通孔110に挿入される鍵部111と、鍵部111に設けられた測定本体部112と、測定本体部112に設けられ、作業者に把持される把持部113とを有している。測定本体部112は、力測定部104に作用する力を測定する。また、測定本体部112は、測定本体部112の測定結果を表示する図示しない表示部を有している。力測定部104は、ばね秤から構成されている。なお、力測定部104は、ばね秤に限らず、その他の秤から構成されてもよい。
 測定本体部112に作用する力の方向は、支持部材101の長手方向と一致している。
 次に、ロープ張力測定装置100を用いたロープ張力測定方法について説明する。図2は、図1のロープ張力測定装置100を用いてロープの張力を測定する手順を示す図である。図3は、実施の形態1に係るロープ張力測定方法を示すフローチャートである。複数のロープ部が互いに平行して配置されている。複数のロープ部のそれぞれは、かごおよびつり合いおもりを支持する複数のロープを構成する。
 図2では、4本のロープ部が互いに平行して配置されている。4本のロープ部のそれぞれを、第1ロープ部201、第2ロープ部202、第3ロープ部203および第4ロープ部204とする。第1ロープ部201、第2ロープ部202、第3ロープ部203および第4ロープ部204のそれぞれは、ロープの幅方向に並んで配置されている。
 まず、第1ロープ部201を構成するロープの張力を測定する手順について説明する。ステップS101において、第1接触工程を行う。第1接触工程では、まず、第1ロープ部201と第2ロープ部202との間の領域に支持部材101を挿入する。第1接触工程では、支持部材101の長手方向に沿って見た場合に、第1ロープ部201と第1接触部102とが互いに重なり、第2ロープ部202と第2接触部103とが互いに重なる。また、第1接触工程では、第1接触部102を第1ロープ部201に接触させる。
 第2接触部103が基部107から突出する方向についての第2接触部103の寸法をL1とする。第2接触部103の突出する方向について第1支持部105の寸法および基部107の寸法の和をL2とする。ロープ部の幅方向の寸法をL3とする。互いに隣り合うロープ部の間の隙間の寸法をL4とする。寸法L2は、寸法L4よりも小さい。寸法L1と寸法L2との和は、寸法L3の2分の1の値と寸法L4との和よりも大きい。この例では、寸法L1と寸法L2との和は、寸法L3と寸法L4との和に一致する。
 その後、ステップS102において、第2接触工程を行う。図4は、図2の第2接触部103が第2ロープ部202に接触した状態を示す図である。第2接触工程では、力測定部104を介して、支持部材101を移動させる。これにより、第1接触部102を介して第1ロープ部201が押され、第1ロープ部201における第1接触部102に接触されている部分が移動することによって、第2接触部103が第2ロープ部202に接触する。
 第2ロープ部202が第2接触部103に接触することによって、第2接触部103における一対の接点が互いに導通される。これにより、報知部109がブザー音を発生させる。作業者は、ブザー音が発生した時に力測定部104の測定結果を読み取る。これにより、第1ロープ部201を構成するロープの張力が測定される。
 第2ロープ部202を構成するロープの張力を測定する場合には、第1ロープ部201と第2ロープ部202との間の領域、または、第2ロープ部202と第3ロープ部203との間の領域に支持部材101を挿入する。第3ロープ部203を構成するロープの張力を測定する場合には、第2ロープ部202と第3ロープ部203との間の領域、または、第3ロープ部203と第4ロープ部204との間の領域に支持部材101を挿入する。第4ロープ部204を構成するロープの張力を測定する場合には、第3ロープ部203と第4ロープ部204との間の領域に支持部材101を挿入する。以上により、ロープ張力測定装置100を用いたロープの張力を測定する手順が終了する。
 以上説明したように、実施の形態1に係るロープ張力測定装置100では、第1接触部102と、第2接触部103と、力測定部104とを備えている。第1接触部102は、第1ロープ部201に接触する。第1ロープ部201における第1接触部102に接触されている部分が移動することによって、第2接触部103が第2ロープ部202に接触する。第2接触部103が第2ロープ部202に接触した場合の第1接触部102が第1ロープ部201を押す力を力測定部104が測定する。この構成によれば、ロープの張力を測定する場合に、第1ロープ部201が移動する距離を一定にすることができる。したがって、ロープの張力を正確に測定することができる。
 また、実施の形態1に係るロープ張力測定装置100では、接触検出部と、報知部109とを備えている。接触検出部は、第2接触部103が第2ロープ部202に接触することを検出する。報知部109は、接触検出部の検出結果に基づいて、第2接触部103が第2ロープ部202に接触したことを報知する。この構成によれば、作業者は、第2接触部103が第2ロープ部202に接触しすることをより正確に知ることができる。これにより、ロープの張力を正確に測定することができる。
 また、実施の形態1に係るロープ張力測定装置100では、第1接触部102および第2接触部103を支持する支持部材101を備えている。支持部材101が第1ロープ部201の径方向に沿って配置された状態で、支持部材101が第1ロープ部201の径方向に沿って移動する。これによって、第1ロープ部201の径方向に沿って第1接触部102が第1ロープ部201を押し、第1ロープ部201における第1接触部102に接触されている部分が第1ロープ部201の径方向に沿って移動する。これにより、第1ロープの張力をより正確に測定することができる。
 また、実施の形態1に係るロープ張力測定方法では、ロープ張力測定装置100を用いたロープ張力測定方法であって、第1接触工程と、第2接触工程とを備えている。第1接触工程では、第1接触部102を第1ロープ部201に接触させる。第2接触工程は、第1接触工程の後に行われる。第2接触工程では、第1接触部102を介して第1ロープ部201を押し、第1ロープ部201における第1接触部102に接触されている部分を移動させることによって、第2接触部103を第2ロープ部202に接触させる。この方法によれば、ロープの張力を測定する場合に、第1ロープ部201が移動する距離を一定にすることができる。したがって、ロープの張力を正確に測定することができる。
 実施の形態2.
 図5は、実施の形態2に係るロープ張力測定装置を示す図である。図5では、2列に並べられた複数のロープ部の張力を測定するロープ張力測定装置100が示されている。2列のロープ部のうちの一方を第1列300とし、他方を第2列400とする。第2列400は、第1列300よりも作業者側に配置されている。第1列300および第2列400のそれぞれは、3本のロープ部から構成されている。
 第1列300の3本のロープ部のそれぞれを、第1ロープ部301、第2ロープ部302および第3ロープ部303とする。第1ロープ部301、第2ロープ部302および第3ロープ部303のそれぞれは、ロープの幅方向に並んで配置されている。
 第2列400の3本のロープ部のそれぞれを、第1ロープ部401、第2ロープ部402および第3ロープ部403とする。第1ロープ部401、第2ロープ部402および第3ロープ部403のそれぞれは、ロープの幅方向に並んで配置されている。
 ロープの奥行方向について第1列300および第2列400を見た場合に、第1列300における第1ロープ部301と第2ロープ部302との間に、第2列400の第1ロープ部401が配置されている。同様に、ロープの奥行方向について第1列300および第2列400を見た場合に、第1列300における第2ロープ部302と第3ロープ部303との間に、第2列400の第2ロープ部402が配置されている。ロープの奥行方向とは、ロープの長手方向に対して垂直な方向であって、第1列300および第2列400におけるロープ部が並べられた方向に対して垂直な方向である。
 ロープの奥行方向について第1列300および第2列400を見た場合に、第1列300のロープ部と第2列400のロープ部との間の隙間の寸法をL5とする。寸法L2は、寸法L5よりも小さい。寸法L1と寸法L2との和は、寸法L3の2分の3の値と寸法L5の2倍の値との和よりも大きい。この例では、寸法L1と寸法L2との和は、寸法L3の2倍の値と寸法L5の2倍の値との和に一致する。言い換えれば、第1列300において、互いに隣り合うロープ部の間の隙間の寸法と寸法L3の2分の1の値との和は、寸法L1と寸法L2との和よりも小さい。この例では、第1列300において、第1列300において、互いに隣り合うロープ部の間の隙間の寸法と寸法L3の値との和は、寸法L1と寸法L2との和に一致する。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
 以上説明したように、実施の形態2に係るロープ張力測定装置100では、第1列300において、互いに隣り合うロープ部の間の隙間の寸法と寸法L3の2分の1の値との和は、寸法L1と寸法L2との和よりも小さい。この構成によれば、第1接触部102が第1ロープ部301に接触した場合に、第2接触部103を第2ロープ部302により確実に接触させることができる。その結果、ロープの張力を正確に測定することができる。
 実施の形態3.
 図6は、実施の形態3に係るロープ張力測定装置を示す図である。ロープ張力測定装置100は、一対の第1接触部102と、一対の第2接触部103とを備えている。
 一対の第1接触部102のそれぞれは、支持部材101の長手方向について互いに離れて配置されている。一対の第1接触部102のうちの一方を第1接触部102Aとし、他方を第1接触部102Bとする。第1接触部102Bは、第1接触部102Aよりも作業者側に配置されている。
 一対の第2接触部103のそれぞれは、支持部材101の長手方向について互いに離れて配置されている。一対の第2接触部103のうちの一方を第2接触部103Aとし、他方を第2接触部103Bとする。第2接触部103Bは、第2接触部103Aよりも作業者側に配置されている。
 支持部材101の長手方向についての第1接触部102Aと第2接触部103Aとの間の寸法は、支持部材101の長手方向についての第1接触部102Bと第2接触部103Bとの間の寸法と一致する。
 作業者が力測定部104を把持しながら、支持部材101を作業者側に近づく方向に引く場合には、第1接触部102Aおよび第2接触部103Aが用いられる。一方、作業者が力測定部104を把持しながら、支持部材101を作業者から離れる方向に押す場合には、第1接触部102Bおよび第2接触部103Bが用いられる。その他の構成は、実施の形態1または実施の形態2と同様である。
 以上説明したように、実施の形態3に係るロープ張力測定装置100では、一対の第1接触部102と、一対の第2接触部103とを備えている。作業者が力測定部104を把持しながら、支持部材101を作業者側に近づく方向に引く場合には、第1接触部102Aおよび第2接触部103Aが用いられる。一方、作業者が力測定部104を把持しながら、支持部材101を作業者から離れる方向に押す場合には、第1接触部102Bおよび第2接触部103Bが用いられる。この構成によれば、ロープの張力を測定する方法を増やすことができる。
 実施の形態4.
 図7は、実施の形態4に係るロープ張力測定装置を示す図である。第1接触部102には、ロープ部が挿入される溝114が形成されている。溝114は、支持部材101における長手方向および幅方向に対して垂直な方向に延びている。溝114にロープ部が挿入されることによって、支持部材101の幅方向についての第1接触部102に対するロープ部の位置が決められる。その他の構成は、実施の形態1から実施の形態3までと同様である。
 以上説明したように、実施の形態4に係るロープ張力測定装置100では、第1接触部102には、ロープ部が挿入される溝114が形成されている。この構成によれば、溝114にロープ部が挿入されることによって、支持部材101の幅方向についての第1接触部102に対するロープ部の位置が決められる。これにより、ロープの張力を正確に測定することができる。
 なお、実施の形態1~4では、ロープの張力を測定するロープ張力測定装置100の構成について説明した。しかしながら、ロープに限らず、例えば、ベルトの張力を測定するロープ張力測定装置100の構成であってもよい。
 また、実施の形態1~4では、支持部材101の長手方向についての第1接触部102と第2接触部103との間の寸法が一定である構成について説明した。しかしながら、支持部材101の長手方向についての第1接触部102と第2接触部103との間の寸法が調節可能な構成であってもよい。この場合に、ロープの張力に対応して、支持部材101の長手方向についての第1接触部102と第2接触部103との間の寸法を調節することができる。
 100 ロープ張力測定装置、101 支持部材、102、102A、102B 第1接触部、103、103A、103B 第2接触部、104 力測定部、105 第1支持部、106 第2支持部、107 基部、108 鍔部、109 報知部、110 貫通孔、111 鍵部、112 測定本体部、113 把持部、114 溝、201 第1ロープ部、202 第2ロープ部、203 第3ロープ部、204 第4ロープ部、300 第1列、301 第1ロープ部、302 第2ロープ部、303 第3ロープ部、400 第2列、401 第1ロープ部、402 第2ロープ部、403 第3ロープ部。

Claims (5)

  1.  互いに平行に設けられた第1ロープ部および第2ロープ部のうちの前記第1ロープ部を有する第1ロープの張力を測定するロープ張力測定装置であって、
     前記第1ロープ部に接触する第1接触部と、
     前記第1接触部が前記第1ロープ部を押し、前記第1ロープ部における前記第1接触部に接触されている部分が移動することによって、前記第2ロープ部に接触する第2接触部と、
     前記第2接触部が前記第2ロープ部に接触した場合の前記第1接触部が前記第1ロープ部を押す力を測定する力測定部と、
     を備えたロープ張力測定装置。
  2.  前記第2接触部が前記第2ロープ部に接触することを検出する接触検出部と、
     前記接触検出部の検出結果に基づいて、前記第2接触部が前記第2ロープ部に接触したことを報知する報知部と、
     をさらに備えた請求項1に記載のロープ張力測定装置。
  3.  前記第1接触部および前記第2接触部を支持する支持部材をさらに備え、
     前記支持部材が前記第1ロープ部の径方向に沿って配置された状態で、前記支持部材が前記第1ロープ部の径方向に沿って移動することによって、前記第1ロープ部の径方向に沿って前記第1接触部が前記第1ロープ部を押し、前記第1ロープ部における前記第1接触部に接触されている部分が前記第1ロープ部の径方向に沿って移動する請求項1または請求項2に記載のロープ張力測定装置。
  4.  前記第1接触部には、前記第1ロープ部が挿入される溝が形成されている請求項1から請求項3までの何れか一項に記載のロープ張力測定装置。
  5.  請求項1から請求項4までの何れか一項に記載のロープ張力測定装置を用いたロープ張力測定方法であって、
     前記第1接触部を前記第1ロープ部に接触させる第1接触工程と、
     前記第1接触工程の後、前記第1接触部を介して前記第1ロープ部を押し、前記第1ロープ部における前記第1接触部に接触されている部分を移動させることによって、前記第2接触部を前記第2ロープ部に接触させる第2接触工程と、
     を備えたロープ張力測定方法。
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