JP2005345164A - エレベータ主ロープの張力測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型で、作業性の良いエレベータ主ロープの張力測定装置を得る。
【解決手段】 エレベータのかごが複数の主ロープによって懸吊されている場合に、この主ロープの張力を測定するエレベータ主ロープの張力測定装置において、主ロープの任意の1本を移動させることによって、その移動の際に要する力を測定する張力測定部と、この1本の主ロープ以外の他の主ロープの位置を基準として、この1本の主ロープを移動させた際の張力測定部の移動量を測定する移動量測定部とを備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、エレベータのかごを懸吊している主ロープの張力を測定する張力測定装置に関するものである。
エレベータのかごを懸吊している複数の主ロープの張力を均一に調整する場合、従来では、作業者が個々の主ロープの張り具合を体感によって比較し、全ての主ロープの張力が均一になるように調整を行っていた。しかし、このような作業者の体感に基づく調整方法では、個人差によって主ロープの張力にバラツキが生じてしまうため、常に正確な調整を行うことは困難であった。そこで、主ロープの張力を客観的に判断するため、主ロープの張力を測定する張力測定装置として、取付板と、この取付板に進退自在に螺着され、且つ、ロックナットによって固定される調整ボルトの先端に固着されて主ロープを押し当てることにより主ロープの張力を測定するための測定部と、かご室に固定される固定金具と、取付板にかご室側に向けて固着された取付板側ネジ棒及び固定金具にロープ側に向けて固着され、且つ、取付板側ネジ棒とは逆ネジに切られた固定金具側ネジ棒を有し、両ネジ棒間の距離を可変にするターンバックルとを備えたものが考えられている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−86828号公報
特許文献1記載のエレベータ主ロープの張力測定装置では、ターンバックルによって両ネジ棒間の距離を可変にして測定部を主ロープに押し当てることにより、主ロープに張力に応じて戻ろうとする力が発生するため、この力を測定部により正確に測定することによって主ロープの張力を調整することができる。さらに、測定部に設けられた目盛によって主ロープの張力を数値化することができるため、作業者の個人差による誤差を無くし、客観的に主ロープの張力を比較することが可能となる。しかし、この張力測定装置は、固定金具によってかご室に固定した後、当て具の切欠部が主ロープと対向するように位置調整を行う必要があり、さらに、複数の主ロープの張力を測定するためには、それぞれの主ロープに対向する当て具の位置調整が必要となるため、作業性が悪く、測定を短時間で行うことが困難となっていた。また、かご室から主ロープに渡って張力測定装置を設置する必要があり、装置自体が大型化し、測定場所が制限されてしまうという問題も生じていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、小型で、作業性の良いエレベータ主ロープの張力測定装置を提供することである。
この発明に係るエレベータ主ロープの張力測定装置は、エレベータのかごを懸吊する複数の主ロープの張力を測定するエレベータ主ロープの張力測定装置において、主ロープの任意の1本を移動させることによって、その移動の際に要する力を測定する張力測定部と、この1本の主ロープ以外の他の主ロープの位置を基準として、この1本の主ロープを移動させた際の張力測定部の移動量を測定する移動量測定部とを備えたものである。
この発明は、エレベータのかごを懸吊する複数の主ロープの張力を測定するエレベータ主ロープの張力測定装置において、主ロープの任意の1本を移動させることによって、その移動の際に要する力を測定する張力測定部と、この1本の主ロープ以外の他の主ロープの位置を基準として、この1本の主ロープを移動させた際の張力測定部の移動量を測定する移動量測定部とを備える構成としたことで、小型で、且つ作業性のよいものを提供することができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ主ロープの張力測定装置の全体図、図2はその分解図である。図において、エレベータのかご(図示せず)を懸吊している複数の主ロープの張力を測定する張力測定装置は、複数の主ロープの中から選択された任意の1本の主ロープをその長手方向と略直交する方向に引っ張り移動させることによって、その移動の際に要する力を測定する張力測定部1と、選択された1本の主ロープ以外の他の主ロープの位置を基準として、選択された1本の主ロープを移動させた際の張力測定部1の移動量を測定し、その移動量から選択された1本の主ロープの移動量を算出する移動量測定部2とから構成されており、この張力測定部1と移動量測定部2とは、図2に示すように、ボルト(図示せず)等によって着脱可能な構造を有している。主ロープの張力を測定するこの張力測定部1は、通常のバネばかりと基本的に同様の構造を有しており、円筒形状を呈する本体3と、この本体3を貫通し、本体3の両端面から端部がそれぞれ突出する張力測定棒4とが備えられている。この張力測定棒4は、本体3内に設けられたコイルバネ等の弾性体(図示せず)によってその長手方向の一方に付勢された状態で本体3に支持されており、作業者は、この張力測定棒4に連動する目盛針5aと、本体3外周面に設けられた張力目盛5bとから構成される張力表示部5によって、張力測定棒4が弾性体の付勢力に逆らって移動した際の張力測定棒4に作用する力を読み取ることができる。また、張力測定棒4が本体3内の弾性体によって付勢されている方向とは逆側の張力測定棒4の一端部には、略U字状を呈するフック4aが設けられている。
張力測定時に主ロープの移動量を測定する移動量測定部2は、張力測定部1の本体3の長手方向両端部に、この本体3外周面から突出するようにそれぞれ設けられ、それぞれの突出部に貫通孔(図示せず)が形成された一対の案内部6と、それぞれの案内部6に設けられた貫通孔を遊貫し、張力測定棒4に対して略平行となるように配置された移動量測定棒7とが備えられている。この移動量測定棒7は、張力測定棒4のフック4a設置側と同じ側の一端部に、このフック4aと略同形状のU字状を呈するフック7aが設けられるとともに、この一端部側から他端部に渡って移動目盛7bが備えられている。また、リング状を呈する2つのゴムバンド8は、その中空部に移動量測定棒7が挿通されて案内部6間に配置されており、移動量測定棒7に軽く圧接するように固定されている。なお、このゴムバンド8は、案内部6に形成された貫通孔よりも大きな径を有しており、案内部6間から外れるようなことはない。
次に、以上のような構成を有する張力測定装置を使用して、エレベータのかごを懸吊している複数の主ロープの張力を測定する方法について説明する。
図3から図10までは、この発明の実施の形態1におけるエレベータ主ロープの張力測定装置の動作を説明するための図である。以下の説明はこれらの図に従って説明する。作業員は、エレベータのかごを懸吊する主ロープ9の張力を測定するため、この主ロープ9の届く場所、例えば、かご上面等に移動する。なお、この発明では、3本の主ロープ9a、9b及び9cによってかごが懸吊されている場合について説明するが、2本以上の主ロープ9によってかごが懸吊されている場合には、以下と同様の測定手順によって全ての主ロープ9の張力を測定することが可能である。先ず、作業員は、張力測定棒4のフック4aと移動量測定棒7のフック7aとの位置を合わせ、この状態で、移動量測定棒7の案内部6間に設けられたゴムバンド8のうち、フック7a側のゴムバンド8a(以下、一側のゴムバンド8aという)がフック7a側の案内部6a(以下、一側の案内部6a)に接触するように、また、反フック7a側のゴムバンド8b(以下、他側のゴムバンド8bという)が反フック7a側の案内部6b(以下、他側の案内部6bという)に接触するように、それぞれのゴムバンド8a及び8bを配置する。次に、かごを懸吊している主ロープ9のうち、任意の1本の主ロープ9aに張力測定棒4のフック4aを引っ掛けて張力測定棒4を主ロープ9aに係合させ、同時に、この主ロープ9a以外の他の主ロープ9、例えば主ロープ9aに隣接する主ロープ9bに移動量測定棒7のフック7aを引っ掛けて移動量測定棒7を主ロープ9bに係合させる。この状態では、図3及び図4に示すように、フック4a及び7aが主ロープ9a及び9bにそれぞれ軽く接触した際に、張力表示部5が0を指し示し、且つ、ゴムバンド8a及び8bが案内部6a及び6bにそれぞれ接触するように設定されている。
次に、作業者は、張力測定部1の本体3のみを保持し、図5及び図6に示すように、主ロープ9aが張力測定棒4によってその長手方向と略直交する方向に引っ張られるように本体3を反主ロープ9側に移動させる。本体3を反主ロープ9側に移動させることによって、主ロープ9aがその長手方向と直交する方向に距離Aだけ移動すると、主ロープ9aを距離Aだけ移動させるのに必要な力が張力表示部5に表示される。また、主ロープ9bに係合する移動量測定棒7は、主ロープ9aの移動に連動する案内部6a及び6bの貫通孔に遊貫するように設けられているため、本体3を反主ロープ9側に移動させた際に張力測定棒4と略平行となるように配置されるとともに、主ロープ9a及び本体3の移動に連動することはなく、主ロープ9aを移動させる前と同じ場所にとどまることとなる。したがって、移動量測定棒7に軽く圧接された一側のゴムバンド8aは、本体3を反主ロープ9側に移動させることによって、本体3に固定された一側の案内部6aに押され、移動量測定棒7上を摺動する。なお、この一側のゴムバンド8aは、移動量測定棒7上を摺動させるために必要な力が、主ロープ9をその長手方向と直交する方向に移動させる力に対して極めて小さくなるように設定されている。一方、移動量測定棒7に軽く圧接された他側のゴムバンド8bは、本体3を反主ロープ9側に移動させた際に本体3に固定された他側の案内部6bが他側のゴムバンド8bから離れて行く方向に移動するため、主ロープ9aを移動させる前に配置された位置から移動することはない。このため、一側のゴムバンド8aの移動量Bと、他側のゴムバンド8b及び案内部6b間の距離Cとは、本体3の移動量に等しくなる。なお、主ロープ9aを移動させた距離Aと、本体3の移動距離を表す距離B及びCとの比は、本体3内の弾性体のバネ定数等によって設定される。したがって、本体3の移動距離を表す距離B及びCとから、主ロープ9aの移動量Aを算出することが可能となる。作業者は、このように本体3を反主ロープ9側に移動させることによって、主ロープ9aの張力を張力表示部5から、また、主ロープ9aの移動量Aを移動目盛7bから読み取ることができる。以上により主ロープ9aの張力及び張力測定時における主ロープ9aの移動量Aの測定は終了するが、主ロープ9aの移動量Aを基準として他の主ロープ9b及び9cの張力を測定するため、作業者は、ゴムバンド8a及び8bの位置が動かないように、フック4a及び7aを主ロープ9a及び9bからそれぞれ取り外す。即ち、ゴムバンド8a及び8bは、主ロープ9aを移動させた際の本体3の移動量を記憶する移動量記憶手段の役割を果たしている。なお、張力測定の基準となる1本目の主ロープ9aの張力及び移動量Aの測定後に、ゴムバンド8a及び8bの位置がずれないようにするため、ゴムバンド8a及び8bにロック機構等を設け、主ロープ9aの張力及び移動量A測定後、ゴムバンド8a及び8bを移動量測定棒7に固定することができるようにしても良い。
次に、作業者は、主ロープ9bの張力を測定するため、張力測定棒4の一端部のフック4aを主ロープ9bに、また、移動量測定棒7の一端部のフック7aを主ロープ9bに隣接する主ロープ9cにそれぞれ引っ掛ける。ここで、作業者は、図7及び図8に示すように、フック4a及び7aが主ロープ9b及び9cにそれぞれ軽く接触する状態で、張力表示部5が0を指し示すとともに、他側の案内部6bとゴムバンド8bとが接触し、且つ、一側の案内部6a及びゴムバンド8a間の距離Dが前述した距離B及びCと等しくなっていることを確認する。
作業者は、張力測定部1の本体3のみを保持し、図9及び図10に示すように、主ロープ9bが張力測定棒4によってその長手方向と直交する方向に引っ張られるように本体3を移動させ、一側の案内部6aが一側のゴムバンド8aに接触した際の主ロープ9bの張力を、張力表示部5から読み取る。なお、主ロープ9cの張力を測定する場合には、張力測定棒4のフック4aを主ロープ9cに、また、移動量測定棒7のフック7aを主ロープ9cに隣接する主ロープ9bに引っ掛け、一側の案内部6aとゴムバンド8aとが接触するまで、本体3を主ロープ9の長手方向と直交する方向に移動させる。そして、一側の案内部6aとゴムバンド8aとが接触した際の主ロープ9cの張力を、張力表示部5から読み取れば良い。また、かごを懸吊している主ロープ9が3本以上ある場合には、同様の手順によって、主ロープ9を所定の移動量Aだけその長手方向と略直交する方向に引っ張った際の張力を、張力表示部5から読み取れば良い。
この発明の実施の形態1によれば、かごを懸吊している主ロープ9a、9b及び9cの張力測定値は、主ロープ9a、9b及び9cをそれぞれその長手方向と略直交する方向に同じ距離Aだけ移動させた際の張力を表しているため、これらの張力測定値が同じ値を示すように主ロープ9の張り具合を調整することによって、かごを懸吊している主ロープ9の張力を均一にすることが可能となる。また、この張力測定装置は、張力を測定する主ロープ9に隣接する主ロープ9の位置を張力測定時の移動量の基準としているため、装置自体をかご等の固定体に固定する必要がなく、装置を小型にすることができるとともに、位置調整等が不要なため、張力測定に要する時間を大幅に削減することが可能となる。また、装置が小型であるため携帯性に優れるとともに、主ロープ9の移動量Aを任意に定めることができるため、測定場所やかごの形状等による制約がなく、種々のエレベータ装置に対応することが可能である。なお、張力測定部1と移動量測定部2とは着脱可能な構成を有しているため、張力測定部1及び移動量測定部2を、それぞれ別個の目的で活用することもできる。
実施の形態2.
図11は、この発明の実施の形態2におけるエレベータ主ロープの張力測定装置の全体図である。図において、張力測定部1の張力測定棒4は、この張力測定棒4が本体3内の弾性体によって付勢されている方向と同じ側の張力測定棒4の他端部に、外側に向かって開口する略U次状を呈する当て具4bが設けられている。また、移動量測定部2の移動量測定棒7は、張力測定棒4の当て具4b設置側と同じ側の他端部に、この当て具4bと略同形状のU字状を呈する当て具7cが設けられている。
以上のように構成された張力測定装置を使用して、エレベータのかごを懸吊している主ロープ9の張力を測定する場合、作業者は、かご上面等に移動し、張力測定棒4の当て具4bを張力測定の対象となる主ロープ9aに、また、移動量測定棒7の当て具7cをこの主ロープ9aに隣接する主ロープ9bに当て、当て具4b及び7cが主ロープ9a及び9bにそれぞれ軽く接触した状態で、張力表示部5が0を指し示し、且つ、ゴムバンド8a及び8bが案内部6a及び6bにそれぞれ接触していることを確認する。次に、作業者は、張力測定部1の本体3のみを保持し、主ロープ9aが張力測定棒4によってその長手方向と略直交する方向に押し付けられるように本体3を主ロープ9a側に移動させ、主ロープ9aを所定の距離Aだけ移動した際の張力を張力表示部5から読み取る。なお、主ロープ9b及び9cの張力を測定する場合には、一側のゴムバンド8aと、一側の案内部6aとが接触するまで本体3を主ロープ9側に移動させることによって、主ロープ9aの張力測定時と同じ移動量Aだけ主ロープ9b及び9cをその長手方向と略直交する方向に移動させることが可能となる。
この発明の実施の形態2によれば、張力測定部1の当て具4bを主ロープ9に押し付けるように本体3を移動させることによって、主ロープ9の張力及び移動量を測定することができるため、例えば、作業スペースや主ロープ9の設置間隔等の制約により、フック4a及び4bを使用して主ロープ9の張力を測定することができない場合には、有効な手段となる。なお、その他は、実施の形態1と同様の構成及び効果を有している。
この発明では、張力測定棒4及び移動量測定棒7の端部がそれぞれフックや当て具の形状を呈する場合について説明したが、主ロープ9の太さや設置間隔等が異なる場合にも対応することができるように、張力測定棒4及び移動量測定棒7のそれぞれの一端部に種々の形状のフックを、また、それぞれの他端部に種々の形状の当て具を着脱可能な構成とし、主ロープ9の張力測定時に、測定する主ロープ9に適したフック又は当て具を選択できるようにしても良い。
この発明の実施の形態1におけるエレベータ主ロープの張力測定装置の全体図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ主ロープの張力測定装置の分解図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ主ロープの張力測定装置の動作を説明するための図である。 図3の状態におけるエレベータ主ロープの張力測定装置の平面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ主ロープの張力測定装置の動作を説明するための図である。 図5の状態におけるエレベータ主ロープの張力測定装置の平面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ主ロープの張力測定装置の動作を説明するための図である。 図7の状態におけるエレベータ主ロープの張力測定装置の平面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ主ロープの張力測定装置の動作を説明するための図である。 図9の状態におけるエレベータ主ロープの張力測定装置の平面図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベータ主ロープの張力測定装置の全体図である。
符号の説明
1 張力測定部
2 移動量測定部
3 本体
4 張力測定棒
4a フック
4b 当て具
5 張力表示部
5a 目盛針
5b 張力目盛
6、6a、6b 案内部
7 移動量測定棒
7a フック
7b 移動目盛
7c 当て具
8、8a、8b ゴムバンド
9、9a、9b、9c 主ロープ

Claims (7)

  1. エレベータのかごを懸吊する複数の主ロープの張力を測定するエレベータ主ロープの張力測定装置において、前記主ロープの任意の1本を移動させることによって、その移動の際に要する力を測定する張力測定部と、前記1本の主ロープ以外の他の主ロープの位置を基準として、前記1本の主ロープを移動させた際の前記張力測定部の移動量を測定する移動量測定部とを備えたことを特徴とするエレベータ主ロープの張力測定装置。
  2. 張力測定部は、任意の1本の主ロープに係合する張力測定棒と、この張力測定棒が支持されるとともに前記張力測定棒に作用する力を表示する本体とを備え、移動量測定部は、前記張力測定部に設けられ、前記1本の主ロープの移動に連動する案内部と、前記1本の主ロープ以外の他の前記主ロープに係合し、前記案内部によって案内されることにより前記張力測定棒に対して平行に配置される移動量測定棒とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ主ロープの張力測定装置。
  3. 張力測定棒及び移動量測定棒は、それぞれの一端部に設けられたフックによって主ロープに係合し、任意の1本の前記主ロープが前記張力測定棒の前記フックによって引っ張られることを特徴とする請求項2に記載のエレベータ主ロープの張力測定装置。
  4. 張力測定棒及び移動量測定棒は、それぞれの他端部に設けられた当て具によって主ロープに係合し、任意の1本の前記主ロープが前記張力測定棒の前記当て具によって押し付けられることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のエレベータ主ロープの張力測定装置。
  5. フック及び当て具は、張力測定棒と移動量測定棒とにそれぞれ着脱可能であることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のエレベータ主ロープの張力測定装置。
  6. 移動量測定部は、任意の1本の主ロープを移動させた際の張力測定部の移動量を記憶する移動量記憶手段を備えたことを特徴とする請求項2から請求項5の何れかに記載のエレベータ主ロープの張力測定装置。
  7. 張力測定部と移動量測定部とは、着脱可能であることを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載のエレベータ主ロープの張力測定装置。
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