WO2018220705A1 - 車載情報装置、車両用サーバ、サーバシステム、及び、車載情報装置の情報送信方法 - Google Patents

車載情報装置、車両用サーバ、サーバシステム、及び、車載情報装置の情報送信方法 Download PDF

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Abstract

送信判定部(14)は、共通情報を送信する場合に必要なスループットと、車両用サーバ(3)との通信状態から推測されるスループットと、車載情報装置(1)の処理負荷とを用いて、共通情報が送信不可であるかを判定する。送信部(16)は、設定された送信タイミングで車両側情報を車両用サーバ(3)へ送信するとともに、送信判定部(14)により送信不可であると判定された場合、送信不可メッセージを車両用サーバ(3)へ送信する。

Description

車載情報装置、車両用サーバ、サーバシステム、及び、車載情報装置の情報送信方法
 この発明は、自車両において収集された車両側情報を、車両用サーバへ送信する車載情報装置に関するものである。
 ICT(Information and Communication Technology)端末としての機能を有する車両いわゆるコネクテッドカーから、当該車両の状態及び周囲の道路状況等の様々なデータをネットワークを介して受信し、当該データを集積及び分析することによる、ドライブレコーダサービス及び自動運転サービス等の提供が期待されている。当該ネットワークは、例えば携帯電話網を利用した無線通信網である。無線通信の高速化及び大容量化は進められているものの、コネクテッドカーが増えることにより、サービスを提供するためのサーバに対する、車両からの通信頻度及び必要な通信容量が増大する。このため、車両からサーバへ向かう方向であるアップリンクでの通信について、特に考慮する必要がある。
 例えば特許文献1には、移動通信システムにおいて、アップリンク上でデータを送信するための無線周波数リソースを要求する方法が記載されている。
特許第5279929号公報
 アップリンクでの通信として、車両がサーバへ送信する様々なデータの中には、複数の車両間で共通するものと、複数の車両間で共通しないものとが存在する。前者としては、例えば渋滞状況の情報等、後者としては、例えば現在位置の情報等が挙げられる。しかしながら従来は、車両がサーバへ送信するデータについて、このように複数の車両間で共通するかしないかという性質で区別することなく、車両からサーバへ情報が送信されていた。このため、アップリンク用の無線周波数リソースとして、共通情報を送信する全ての車両に対するアップリンク用の無線周波数リソースが必要であり、アップリンク用の無線周波数リソースの効率的な利用が図られていなかった。
 この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、全ての車両から共通情報が重複してサーバへ送信されることによるアップリンク用の無線周波数リソースの無駄な利用を防ぎ、アップリンク用の無線周波数リソースを効率的に利用することができる車載情報装置を得ることを目的とする。
 この発明に係る車載情報装置は、自車両において収集された1又は複数の車両側情報を、当該車両側情報それぞれに設定された送信タイミングのクラスに応じたタイミングで車両用サーバへ送信する送信部と、他の車両と共通する車両側情報である共通情報を送信する場合に必要なスループットと、車両用サーバとの通信状態から推測されるスループットと、装置処理負荷とを用いて、当該共通情報が送信不可であるかを判定する送信判定部とを備え、送信判定部により送信不可であると判定された場合、送信部は、共通情報が送信不可であるメッセージを車両用サーバへ送信することを特徴とするものである。
 この発明によれば、共通情報が送信不可であるときはその旨のメッセージを車両用サーバへ送信するので、全ての車両から共通情報が重複してサーバへ送信されることによるアップリンク用の無線周波数リソースの無駄な利用を防ぎ、アップリンク用の無線周波数リソースを効率的に利用することができる。
実施の形態1に係る車載情報装置を備えたサーバシステムの構成図である。 実施の形態1に係る車載情報装置、検出装置及び車両用サーバの内部構成例を示すブロック図である。 図3A及び図3Bは、実施の形態1に係る車載情報装置のハードウェア構成例を示す図である。 車両側情報の送信タイミングのクラス分けの一例を示す表である。 検出装置による処理を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る車載情報装置による処理を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る車両用サーバによる処理を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る車載情報装置による処理を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る車載情報装置による処理を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る車両用サーバによる処理を示すフローチャートである。 図10のフローチャートで示す処理の様子を示すイメージ図である。
 以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
 図1は、実施の形態1に係る車載情報装置1を備えたサーバシステムの構成図である。当該サーバシステムは、車載情報装置1、検出装置2及び車両用サーバ3等を有する。車載情報装置1及び検出装置2は、複数台の車両のそれぞれに1又は複数設けられた装置である。図1においては、車載情報装置1及び検出装置2が設けられた3台の車両が示されている。車両用サーバ3は、車両とは別の場所に、1台又は複数台設けられた車外サーバである。各車両に設けられた各車載情報装置1と各検出装置2とは、当該車両内のローカルな通信網例えばCAN(Controller Area Network)により、互いに通信可能となっている。各車載情報装置1と各車両用サーバ3とは、携帯電話網等を利用した無線通信により、互いに通信可能となっている。
 車載情報装置1は、検出装置2が送信した車両側情報を、車両用サーバ3へ送信する。車載情報装置1は、例えば、携帯電話網を利用して車外通信を行うナビゲーション装置又はテレマティックス装置である。車両側情報は、例えば、移動速度又は渋滞状況等を示す情報である。車両側情報の詳細な具体例については、図4を用いて後述する。車載情報装置1は、車両側情報を車両用サーバ3へ送信する際、車両用サーバ3から受信したクラス設定情報を用いて、車両側情報の送信タイミングとして設定されたタイミングで送信する。クラス設定情報は、車両側情報の送信タイミングのクラス分けを示す情報である。
 また、車載情報装置1は、共通情報が送信不可の場合に、その旨を示す送信不可メッセージを車両用サーバ3へ送信する。共通情報とは、他の車両と共通する車両側情報である。
 車載情報装置1には、アプリケーションがインストールされている。当該アプリケーションは、車両にサービスを提供するためのものである。例えば、図1に示す3台の車両のうちの1つには、車両側アプリケーションA、車両側アプリケーションB及び車両側アプリケーションCがインストールされており、また、他の1台には、車両側アプリケーションA及び車両側アプリケーションBがインストールされており、さらに他の1台には、車両側アプリケーションA及び車両側アプリケーションDがインストールされている。
 検出装置2は、車両側情報を車両の車載情報装置1へ送信する。検出装置2は、各種のセンサ及びカメラ等を用いて移動速度又は渋滞状況等を検出し、検出結果を用いて車両側情報を作成する。
 車両用サーバ3は、車両側情報の送信タイミングのクラス分けを示すクラス設定情報を、車載情報装置1へ送信する。車両用サーバ3は、図1においては4台設けられており、4台の車両用サーバ3それぞれが、クラス設定情報を送信する。車両用サーバ3には、サービスを提供するためのアプリケーションがインストールされている。例えば、図1では、サーバ側アプリケーションAがインストールされた車両用サーバ3、サーバ側アプリケーションBがインストールされた車両用サーバ3、サーバ側アプリケーションCがインストールされた車両用サーバ3、及び、サーバ側アプリケーションDがインストールされた車両用サーバ3が示されている。
 サーバ側アプリケーションAは、車両側アプリケーションAと対応しており、サーバ側アプリケーションAと車両側アプリケーションAとの協働により、車両側情報を用いたサービスが提供される。このことは、サーバ側アプリケーションB~サーバ側アプリケーションDについても同様である。
 サービスとしては、例えば、ドライブレコーダサービス、自動運転サービス及び故障診断サービス等が挙げられ、各サービスは、車載情報装置1から送られた車両側情報を用いて処理を行う。例えばドライブレコーダサービスは、車両をリモートで監視する処理、車両側情報をログとして収集する処理、及び、交通事故発生時に証拠となる車両側情報を収集する処理等を行う。
 なお、図1では、車載情報装置1が設けられた車両として3台を図示したが、車両用サーバ3と通信する車両の台数は、これに限られるものではない。また同様に、車両用サーバ3の台数も図1に示す4台に限られるものではない。また、図1では、サーバ側アプリケーションごとに、つまりサービスごとに車両用サーバ3を1台ずつ設けた場合を示したが、1台の車両用サーバ3に複数の異なるサーバ側アプリケーションがインストールされ、当該1台の車両用サーバ3が複数の異なるサービスを提供するようにしてもよい。
 図2は、車載情報装置1、検出装置2及び車両用サーバ3の内部構成例を示すブロック図である。図2では、1台の車両に設けられた車載情報装置1及び検出装置2についてのみ詳細に示し、他の車両に設けられた車載情報装置1及び検出装置2については、図示を簡略化又は省略している。
 検出装置2は、状態検出部20、検出側情報作成部21及び車内送信部22を有する。
 状態検出部20は、各種のセンサ及びカメラ等であり、車両、当該車両のユーザ、及び、当該車両の周辺環境等の状態を検出し、検出結果を検出側情報作成部21に出力する。
 検出側情報作成部21は、当該検出結果を用いて車両側情報を作成する。
 車内送信部22は、検出側情報作成部21が作成した車両側情報を、車載情報装置1へ送信する。
 車載情報装置1は、車内受信部10、情報蓄積部11、受信部12、クラス設定解析部13、送信判定部14、情報作成部15及び送信部16を有する。
 車内受信部10は、検出装置2との通信を担い、検出装置2から車両側情報を受信する。車内受信部10は、受信した車両側情報を情報蓄積部11に出力する。
 情報蓄積部11は、車内受信部10が出力した車両側情報を、不図示の記憶部に蓄積する。また、情報蓄積部11は、当該記憶部に蓄積されている車両側情報を、処理状況に応じて破棄する。
 受信部12は、車両用サーバ3との通信を担い、車両用サーバ3からクラス設定情報等の各種の情報を受信する。受信部12は、受信したクラス設定情報をクラス設定解析部13に出力する。また、受信部12は、車載情報装置1と車両用サーバ3との間の無線通信に関する情報である第1無線情報を、送信判定部14及び情報作成部15に出力する。第1無線情報は、受信部12が検出した電波強度等を示す情報であり、受信部12により作成される。
 クラス設定解析部13は、受信部12が出力したクラス設定情報を解析し、情報作成部15で使用可能なクラス設定情報としてフォーマット変換等して、情報作成部15に出力する。
 送信判定部14は、共通情報が、送信不可であるかを判定する。既に述べたように、共通情報とは、他の車両と共通する車両側情報である。送信判定部14は、判定結果を情報作成部15に出力する。なお、送信判定部14による判定の詳細については、後述する。
 情報作成部15は、情報蓄積部11によって不図示の記憶部に蓄積されている車両側情報を、情報蓄積部11を介して取得し、当該車両側情報に更に自車両の車両識別情報及び車両種別等の情報を付加した形式の車両側情報を作成して、送信部16に出力する。その際、情報作成部15は、クラス設定解析部13が出力したクラス設定情報、及び、送信部16が出力した第2無線情報を用いて処理を行う。第2無線情報とは、送信部16が無線基地局から受信したコーディング方式等を示す情報である。当該無線基地局は、車載情報装置1と車両用サーバ3との間で通信を仲介する。つまり、情報作成部15は、第2無線情報を用いることでデータ量を調整して車両側情報を作成し、クラス設定情報に示される送信タイミングに従って、作成した車両側情報を送信部16に出力する。車両識別情報は、例えば自車両のプレートナンバーを示す情報であり、車両種別は、例えば大型車か小型車かを示す情報、及び車種等を示す情報である。情報作成部15がこれらの情報を車両側情報に付加することで、車両側情報を利用する車両用サーバ3等は、車両側情報に対応する車両を特定することが可能となる。
 また、情報作成部15は、送信判定部14が出力した判定結果が送信不可を示している場合、共通情報が送信不可である旨の送信不可メッセージを作成し、送信部16に出力する。
 情報作成部15の機能は、車両側アプリケーションにより制御される。
 送信部16は、車両用サーバ3との通信を担い、情報作成部15が出力した車両側情報及び送信不可メッセージを順次車両用サーバ3へ送信する。これにより、車両側情報は、クラス設定情報でそれぞれ設定された送信タイミングのクラスに応じたタイミングで、車両用サーバ3へ送信される。また、送信部16は、無線基地局から受信した第2無線情報を、送信判定部14及び情報作成部15に出力する。
 車両用サーバ3は、受信部30、データパーサ部31、サービス実行部32、クラス設定部33、車両選択部34及び送信部35を有する。
 受信部30は、車載情報装置1との通信を担い、車載情報装置1が送信した車両側情報及び送信不可メッセージ等を受信する。受信部30は、当該車両側情報及び送信不可メッセージ等をデータパーサ部31に出力する。
 データパーサ部31は、受信部30が車載情報装置1から受信した各種の情報の出力先を制御し、各情報を適切な構成部へ振り分ける。例えば、データパーサ部31は、受信部30が出力した車両側情報を、サービス実行部32に対しては全て出力する。その一方で、データパーサ部31は、受信部30が出力した車両側情報を、車両選択部34に対しては現在位置及び移動速度等の車両側情報に限って出力する。また例えば、データパーサ部31は、受信部30が出力した送信不可メッセージを、車両選択部34にのみ出力する。
 サービス実行部32は、データパーサ部31が出力した車両側情報を用いて、サービスを実行する。例えばドライブレコーダサービスの場合、サービス実行部32は、車両が異常な運転状態に無いか、ドライバが異常な状態に無いか、または、車両部品若しくは車両装置が故障していないかなどを判定する。サービス実行部32による実行結果は、送信部35を介して対応する車両に適宜送信される。サービス実行部32の機能は、サーバ側アプリケーションにより制御される。
 また、サービス実行部32は、サービスの実行のためにどのような車両側情報がどのようなタイミングで車両用サーバ3に送信されるべきかを示す要求情報を、クラス設定部33に出力する。
 クラス設定部33は、サービス実行部32が出力した要求情報を用いて、車両側情報の送信タイミングのクラス分けを設定する。クラス設定部33は、クラス分けの設定内容が示されたクラス設定情報を、送信部35及びデータパーサ部31に出力する。
 車両選択部34は、共通情報を送信させる対象車両を、複数の車両の中から選択する。なお、車両選択部34による選択の詳細については、後述する。車両選択部34は、どの車両を対象車両として選択したかの情報をサービス実行部32に出力する。これにより、サービス実行部32は、クラス設定部33に出力する要求情報を作成するとともに、どの車両の車両側情報の中に共通情報が存在するかを知ることができる。
 送信部35は、車載情報装置1との通信を担い、クラス設定部33が出力したクラス設定情報等の各種の情報を車載情報装置1へ送信する。
 次に、車載情報装置1のハードウェア構成例について、図3A及び図3Bを用いて説明する。
 車載情報装置1の情報蓄積部11、クラス設定解析部13、送信判定部14及び情報作成部15の各機能は、処理回路により実現される。当該処理回路は、専用のハードウェアであっても、メモリに格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)であってもよい。CPUは、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ又はDSP(Digital Signal Processor)とも呼ばれる。また、車載情報装置1の車内受信部10は、車内通信装置104により実現され、受信部12及び送信部16は、通信装置105により実現される。車内通信装置104は、例えばCANである。また、通信装置105は、LTE(Long Term Evolution)等に対応した無線通信デバイスである。
 図3Aは、情報蓄積部11、クラス設定解析部13、送信判定部14及び情報作成部15の各部の機能を、専用のハードウェアである処理回路101で実現した場合のハードウェア構成例を示す図である。処理回路101は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、若しくはFPGA(Field Programmable Gate Array)、又はこれらを組み合わせたものが該当する。情報蓄積部11、クラス設定解析部13、送信判定部14及び情報作成部15の各部の機能を別個の処理回路101を組み合わせて実現してもよいし、各部の機能を1つの処理回路101で実現してもよい。
 図3Bは、情報蓄積部11、クラス設定解析部13、送信判定部14及び情報作成部15の各部の機能を、メモリ102に格納されるプログラムを実行するCPU103で実現した場合のハードウェア構成例を示す図である。この場合、情報蓄積部11、クラス設定解析部13、送信判定部14及び情報作成部15の各部の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組合せにより実現される。ソフトウェア及びファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ102に格納される。CPU103は、メモリ102に格納されたプログラムを読み出して実行することにより、情報蓄積部11、クラス設定解析部13、送信判定部14及び情報作成部15の各部の機能を実現する。すなわち、車載情報装置1は、後述する図6、図8及び図9のフローチャートで示す各ステップの処理が結果的に実行されることになるプログラム等を格納するためのメモリ102を有する。また、これらのプログラムは、情報蓄積部11、クラス設定解析部13、送信判定部14及び情報作成部15の各部の手順又は方法をコンピュータに実行させるものであるとも言える。ここで、メモリ102は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、若しくはEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)等の、不揮発性若しくは揮発性の半導体メモリ、又は、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、若しくはDVD(Digital Versatile Disc)等のディスク状の記録媒体等が該当する。
 なお、情報蓄積部11、クラス設定解析部13、送信判定部14及び情報作成部15の各部の機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェア又はファームウェアで実現するようにしてもよい。例えば、情報蓄積部11及びクラス設定解析部13については専用のハードウェアとしての処理回路でその機能を実現し、送信判定部14及び情報作成部15については処理回路がメモリに格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
 このように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はこれらの組合せによって、上記の情報蓄積部11、クラス設定解析部13、送信判定部14及び情報作成部15の各部の機能を実現することができる。
 なお、検出装置2の検出側情報作成部21についても、車載情報装置1の情報蓄積部11、クラス設定解析部13、送信判定部14及び情報作成部15と同様に、図3Aに示す処理回路101、又は、図3Bに示すメモリ102及びCPU103で実現することができる。また、検出装置2の車内送信部22は、車内通信装置104と同様の通信装置で実現することができる。
 また、車両用サーバ3のデータパーサ部31、サービス実行部32、クラス設定部33及び車両選択部34についても、車載情報装置1の情報蓄積部11、クラス設定解析部13、送信判定部14及び情報作成部15と同様に、図3Aに示す処理回路101、又は、図3Bに示すメモリ102及びCPU103で実現することができる。また、車両用サーバ3の受信部30及び送信部35は、通信装置105と同様の通信装置で実現することができる。
 次に、車両側情報について詳細に説明する。車両側情報は、例えば、周期的に車両用サーバ3に送信する情報、車両においてイベントが発生するごとに送信する情報、情報の内容が変化するごとに送信する情報、又は、車両において緊急事態が発生した際に送信する情報として、送信タイミングがそれぞれクラス分けされている。
 また、周期的に車両用サーバ3に送信する情報は、例えば、1秒周期又は1分周期の短周期で送信する情報と、1時間周期又は1日周期の長周期で送信する情報として、更に送信タイミングがクラス分けされている。または、周期的に車両用サーバ3に送信する情報は、時間ではなく距離を用いた周期として、車両が1メートル移動するたびに送信する短周期の情報と、車両が1キロメートル移動するたびに送信する長周期の情報として、送信タイミングがクラス分けされてもよい。
 以下では、ドライブレコーダサービスでの適用を例に説明する。
 図4は、ドライブレコーダサービスにおける、車両側情報の送信タイミングのクラス分けの一例を示す表である。
 短周期クラス、長周期クラス、イベントクラス、状態変化クラス、及び、緊急事態発生クラスの5つのクラスが設定されている。
 短周期クラスは、送信タイミングが1秒周期となるクラスである。図4に示すような、車両情報、ナビ情報及び通信情報等が該当する。
 長周期クラスは、送信タイミングが1時間周期となるクラスである。図4に示すような、メンテナンス情報及び路面情報等が該当する。
 イベントクラスは、送信タイミングがエンジン始動時又はエンジン停止時となるクラスである。図4に示すような、メンテナンス情報、ナビ情報、個人情報及び通信情報等が該当する。
 状態変化クラスは、送信タイミングが情報の内容が変化したときとなるクラスである。図4に示すような、車両情報、ナビ情報、ドライバ情報及び道路情報等が該当する。例えば、車両のユーザが目的地を変更するなどしてナビ情報に変化が生じたとき、ナビ情報の送信タイミングとなる。
 緊急事態発生クラスは、送信タイミングが事故発生時又は故障発生時となるクラスである。図4に示すような、センサ情報、連続運転時間を含んだ、状態変化クラスと同様のドライバ情報、及び、短周期クラスと同様の車両情報とナビ情報と通信情報等が該当する。
 図4に示す例では、長周期クラスの路面情報と、状態変化クラスの道路情報とが、他の車両と共通する共通情報となる。つまり、当該路面情報及び当該道路情報は、さほど遠くの車両同士でなければ、同じ内容又はほぼ同じ内容の情報となる。なお、状態変化クラスの道路情報の交差点状態とは、例えば、右折待ち等の交差点での混み具合を指す。どの車両側情報が共通情報であるかは、車両用サーバ3から車載情報装置1に予め通知されている。
 なお、送信タイミングのクラス分けは、サービスごとに独立して様々に設定される。つまり、車両が複数のサービスを受ける場合、図4では短周期クラスに設定されている移動速度等の車両情報が、別のサービス例えば故障診断サービスでは、長周期クラスに設定されるなどする。
 次に、上記のように構成された車載情報装置1、検出装置2及び車両用サーバ3の処理について、図5~図10に示すフローチャートを用いて説明する。
 図5は、検出装置2が、車載情報装置1へ車両側情報を送信する際の処理を示すフローチャートである。図5に示す処理は、車両のエンジンがONになると、繰り返し行われる。
 状態検出部20は、図4に示すような、車両、当該車両のユーザ、及び、当該車両の周辺環境等に関する様々な状態を検出し、検出結果を検出側情報作成部21に出力する(ステップST1)。
 続いて、検出側情報作成部21は、状態検出部20が出力した検出結果を用いて、車両側情報を作成する(ステップST2)。このとき、検出側情報作成部21は、検出結果に時刻情報が付加された形式の車両側情報を作成して、車内送信部22に出力する。
 続いて、車内送信部22は、検出側情報作成部21が作成した車両側情報を、車載情報装置1へ送信する(ステップST3)。
 図6は、検出装置2が送信した車両側情報を、車載情報装置1が受信し管理する際の処理を示すフローチャートである。図6に示す処理は、検出装置2が車両側情報を送信し始めた後に、繰り返し行われる。
 車内受信部10は、検出装置2から車両側情報を受信する(ステップST10)。
 続いて、車内受信部10は、受信した車両側情報を情報蓄積部11に出力し、情報蓄積部11は、当該車両側情報を不図示の記憶部に記憶させて蓄積する(ステップST11)。
 その後、情報蓄積部11は、不図示の記憶部に記憶されている車両側情報を情報作成部15に渡した場合、当該記憶部からその渡した車両側情報を消去して、破棄する(ステップST12)。
 図7は、車両用サーバ3が車載情報装置1へクラス設定情報を送信する際の処理を示すフローチャートである。図7に示す処理は、例えば、サービスを受けるために車載情報装置1が当該サービスを提供する車両用サーバ3と初めて通信したとき等に行われる。
 サービス実行部32は、サービスの実行のためにどのような車両側情報がどのようなタイミングで車両用サーバ3に送信されるべきかを示す要求情報を、クラス設定部33に出力する(ステップST20)。
 続いて、クラス設定部33は、サービス実行部32が出力した要求情報を用いて、クラス設定情報を作成する(ステップST21)。なお、このときクラス設定部33は、各車両側情報のデータ量を指定する情報、又は、サービスを識別可能なデータであって車両側情報の先頭に挿入されるべきパイロットデータ等をクラス設定情報に含める。クラス設定部33は、作成したクラス設定情報を、送信部35に出力する。
 続いて、送信部35は、クラス設定部33が出力したクラス設定情報を、車載情報装置1へ送信する(ステップST22)。
 図8は、車載情報装置1が、車両用サーバ3が送信したクラス設定情報を用いて、車両側で収集された車両側情報を車両用サーバ3へ送信する際の処理を示すフローチャートである。
 受信部12は、車両用サーバ3が送信したクラス設定情報を受信する(ステップST30)。受信部12は、受信したクラス設定情報を、クラス設定解析部13に出力する。
 続いて、クラス設定解析部13は、受信部12が出力したクラス設定情報を解析する(ステップST31)。クラス設定解析部13は、クラス設定情報を解析すると、情報作成部15で使用可能なクラス設定情報としてフォーマット変換等して、情報作成部15に出力する。
 続いて、情報作成部15は、今が短周期クラス又は長周期クラスの送信タイミングであるかを判定する(ステップST32)。このとき、情報作成部15は、短周期クラスの車両側情報を前回作成してから短周期クラスの周期が経過したか、また、長周期クラスの車両側情報を前回作成してから長周期クラスの周期が経過したかに基づき判定をする。
 短周期クラスの周期及び長周期クラスの周期がどちらも経過していない場合(ステップST32;NO)、情報作成部15は、後述のステップST34の処理を行う。
 一方、短周期クラスの周期又は長周期クラスの周期が経過した場合(ステップST32;YES)、情報作成部15は、周期が経過したクラスの車両側情報を作成する(ステップST33)。情報作成部15が作成した車両側情報は、送信部16を介して車両用サーバ3へ送信される。なお、情報作成部15が作成する車両側情報は、情報蓄積部11によって不図示の記憶部に蓄積されている時刻情報付きの車両側情報に更に、車両の車両識別情報及び車両種別等の情報を付加した形式の車両側情報である。
 続いて、情報作成部15は、今がイベントクラスの送信タイミングであるか、つまり、エンジン始動又はエンジン停止等のイベントが発生したかを判定する(ステップST34)。
 イベントが発生していない場合(ステップST34;NO)、情報作成部15は、後述のステップST36の処理を行う。
 一方、イベントが発生した場合(ステップST34;YES)、情報作成部15は、イベントクラスの車両側情報を作成する(ステップST35)。情報作成部15が作成した車両側情報は、送信部16を介して車両用サーバ3へ送信される。上記したように、情報作成部15が作成する車両側情報は、時刻情報、車両の車両識別情報及び車両種別等の情報が付加された形式の車両側情報である。
 続いて、情報作成部15は、今が状態変化クラスの送信タイミングであるか、つまり、状態変化クラスの車両側情報であって、情報の内容が変化した車両側情報があるかを判定する(ステップST36)。
 情報の内容が変化した車両側情報が無い場合(ステップST36;NO)、情報作成部15は、後述のステップST38の処理を行う。
 一方、情報の内容が変化した車両側情報がある場合(ステップST36;YES)、情報作成部15は、当該車両側情報を時刻情報、車両の車両識別情報及び車両種別等の情報が付加された形式にして、車両用サーバ3へ送信する車両側情報を作成する(ステップST37)。情報作成部15が作成した車両側情報は、送信部16を介して車両用サーバ3へ送信される。
 続いて、情報作成部15は、今が緊急事態発生クラスの送信タイミングであるか、つまり、事故又は故障が発生したかを判定する(ステップST38)。
 事故及び故障が発生していない場合(ステップST38;NO)、情報作成部15は、1ループ分の処理を終え、その後適宜のタイミングで再度ステップST32からの処理を開始する。
 一方、事故又は故障が発生した場合(ステップST38;YES)、情報作成部15は、緊急事態発生クラスの車両側情報を作成する(ステップST39)。情報作成部15が作成した車両側情報は、送信部16を介して車両用サーバ3へ送信される。上記したように、情報作成部15が作成する車両側情報は、時刻情報、車両の車両識別情報及び車両種別等の情報が付加された形式の車両側情報である。
 情報作成部15は、その後、緊急事態発生クラス以外の車両側情報の作成を中止する(ステップST40)。
 なお、ここではドライブレコーダサービスを例に挙げて説明しているが、車両がドライブレコーダサービスに加えて他のサービスも受ける場合、当該他のサービスでも1秒周期の短周期クラスが設定されていることがある。この場合、情報作成部15は、ドライブレコーダサービスでの短周期クラスの車両側情報と、当該他のサービスでの短周期クラスの車両側情報とを、連結した状態で送信部16に出力し、送信部16は、連結された状態でそれらの車両側情報を送信する。情報作成部15が、クラス設定情報に含まれるサービス識別用のパイロットデータ等を適宜挿入して異なるサービスの車両側情報を連結することで、車両用サーバ3のデータパーサ部31は、自身の車両用サーバ3が提供するサービスの車両側情報のみを抽出することができる。
 また、情報作成部15は、情報蓄積部11により不図示の記憶部に蓄積されている車両側情報に、一次処理を施した上で、車両の車両識別情報等を付加した車両側情報を作成してもよい。例えば、図4のイベントクラスのメンテナンス情報の故障診断結果は、各車内機器についてそれぞれの故障の有無を示した車両側情報として不図示の記憶部に蓄積されている。情報作成部15は、一次処理として、当該車両側情報をいずれの車内機器も故障が無いか、又は、故障している車内機器が1つでも有るかを示す車両側情報として作成し直す。そして情報作成部15は、二次処理として、一次処理で作成した車両側情報に、車両の車両識別情報等を付加する。
 図9は、車載情報装置1が、共通情報が送信不可であるかを判定する際の処理を示すフローチャートである。図9に示す処理は、車載情報装置1が車両用サーバ3からクラス設定情報を受信している場合に、適宜のタイミングで行われる。例えば、図9に示す処理は、車両が後述の図11に示す各エリアの境界をまたいで、新しいエリアに進入したときに行われる。
 送信判定部14は、共通情報を他の車両側情報と共に送信する場合に必要なスループットを算出する(ステップST50)。このときの他の車両側情報とは、共通情報と異なる車両側情報であって、他の車両と共通しない車両側情報である。例えば、図4の例では、長周期クラスの路面情報は共通情報である。通常は、車載情報装置1が長周期クラスの車両側情報を車両用サーバ3へ送信する際、その中に路面情報は含まれていない。路面情報を例にすると、ステップST50で送信判定部14は、路面情報を含む長周期クラスの車両側情報がどれくらいのデータ量であるかを求め、必要なスループットを算出する。各車両側情報のデータ量の目安は、例えば、車載情報装置1の不図示の記憶部に予め記憶されるなどしている。
 続いて、送信判定部14は、車両用サーバ3へ情報を送信する際に期待できるスループットを推測し、また、車載情報装置1の処理負荷を検出する(ステップST51)。このとき、送信判定部14は、受信部12が出力する第1無線情報と、送信部16が出力する第2無線情報とを用いてスループットを推測する。第2無線情報には、通信状態を示す情報として、車載情報装置1と車両用サーバ3との間で通信を仲介する無線基地局が指定する送信部16からの送信時のコーディング方式、つまり、割り当てられるアップリンク用の無線周波数リソースであるスループットの理論値が示されている。また、第1無線情報には、通信状態を示す電波強度等が示されている。弱電界域では実際のスループットは理論値よりも低くなる可能性があるので、送信判定部14は、第2無線情報に加え第1無線情報を用いて、期待できるスループットを推測する。
 また、送信判定部14は、車載情報装置1の処理負荷として、例えば車載情報装置1のCPU負荷率を検出する。
 続いて、送信判定部14は、ステップST50で算出した必要なスループットが、ステップST51で推測した期待できるスループットを超えるかを判定する(ステップST52)。
 必要なスループットが、期待できるスループットを超える場合(ステップST52;YES)、送信判定部14は、共通情報が送信不可であると判定し、判定結果を情報作成部15に出力する。すると情報作成部15は、送信不可メッセージを作成する(ステップST53)。情報作成部15は、作成した送信不可メッセージを送信部16へ出力する。なお、情報作成部15は、車両の車両識別情報及び車両種別等の情報を付加して、送信不可メッセージを作成する。
 続いて、送信部16は、送信不可メッセージを車両用サーバ3へ送信する(ステップST54)。
 一方、必要なスループットが、期待できるスループット以下の場合(ステップST52;NO)、送信判定部14は、ステップST51で検出した車載情報装置1の処理負荷が、閾値以上であるかを判定する(ステップST55)。例えば、ステップST51で送信判定部14が車載情報装置1のCPU負荷率を検出した場合を例にする。この場合、閾値はCPU負荷率75%程度に設定される。なお、送信判定部14は、CPU負荷率について、一定時間分の平均を取るなどして、瞬間的な負荷の変動を除いた定常的なCPU負荷率のみを検出するようにしてもよい。
 車載情報装置1の処理負荷が、閾値以上である場合(ステップST55;YES)、送信判定部14は、共通情報が送信不可であると判定し、判定結果を情報作成部15に出力する。すると、情報作成部15によるステップST53の処理、及び、送信部16によるステップST54の処理が行われる。
 一方、車載情報装置1の処理負荷が、閾値未満である場合(ステップST55;NO)、送信判定部14は、共通情報が送信可能であると判定する。この場合、送信部16による送信不可メッセージの送信は行われない。
 図10は、車両用サーバ3が、共通情報を送信させる対象車両を選択する際の処理を示すフローチャートである。また、図11は、当該処理の様子を示すイメージ図である。図11に示すように、車載情報装置1、検出装置2及び車両用サーバ3により構成されるサーバシステムでは、地図上のエリアが例えば1キロメートル四方で区切られて、複数のエリアが定義されている。図11では、複数のエリアとして、エリアa1~a4を示している。
 サービス実行部32は、共通情報の取得状況等から、共通情報を得たいエリアを対象エリアとして設定する。ここでは、図11のエリアa4が対象エリアとして設定されたとして説明する。
 サービス実行部32により対象エリアが設定されると、車両選択部34は、対象エリアとなったエリアa4の選定マップを作成する(ステップST60)。
 車両選択部34は、選定マップを作成するにあたり、エリアa4について得られている過去のスループット計測結果を取得する。当該スループットは、車載情報装置1から車両用サーバ3へ向かう方向のスループットである。このため、車両用サーバ3の受信部30では、車載情報装置1から車両側情報を受信するたびに、そのときのスループットを検出し、受信した車両側情報と共にデータパーサ部31に出力する。データパーサ部31は、受信部30が出力した車両側情報に示される現在位置とスループットとを紐付けて、不図示の記憶部に記憶させる。車両選択部34は、当該記憶部から、過去のスループット計測結果を取得することができる。
 また、車両選択部34は、選定マップを作成するにあたり、エリアa4内の各車両に関しての、目的地、移動速度及び現在位置を取得する。これは、車載情報装置1から受信した車両側情報を用いることで、車両選択部34による取得が可能である。
 車両選択部34は、過去のスループット計測結果を対応する地点にそれぞれマッピングする。また、車両選択部34は、エリアa4内の車両をそれぞれの現在位置にマッピングする。これにより、選定マップが作成される。
 続いて、車両選択部34は、選定マップを用いて対象車両を選択する(ステップST61)。
 選定マップを用いた対象車の選択方法は、例えば、以下に示す方法が挙げられる。
 まず、車両選択部34は、過去のスループット計測結果で最もスループットが大きい地点を、対象地点に設定する。図11の例であれば、過去のスループット計測結果が5Mbpsを示した地点が対象地点に設定される。
 続いて、車両選択部34は、対象地点をまだ通過しておらず、今後通過するであろう1台又は複数台の車両を、各車両の現在位置及び目的地を用いて抽出する。そして、車両選択部34は、抽出した車両の中から任意の1台を選択する。
 続いて、車両選択部34は、選択した任意の1台との移動速度の差違が±10km/h程度以内となる他の車両を、抽出した車両の中から更に抽出する。このときに更に抽出された車両と、選択した任意の1台とが、候補車両となる。
 続いて、車両選択部34は、候補車両となった車両について、当該車両の車載情報装置1から車両用サーバ3へ情報を送信する際に必要なスループットを推測する。このときの推測には、車両が受けるサービスの数である、サービスの加入数が用いられる。例えば、車両選択部34は、サービスで必要となる平均的なスループットを不図示の記憶部に記録しており、当該平均的なスループットにサービスの加入数を乗じて、必要なスループットを推測する。車両が加入しているサービスの数については、当該車両の車両側情報として、車両用サーバ3が取得可能である。または、車両から具体的なサービス名を車両用サーバ3が取得し、サービスごとに予め得られた平均的な必要スループットを用いて、車両選択部34は、スループットの推測を行ってもよい。
 続いて、車両選択部34は、対象地点でのスループット、図11の例であれば5Mbpsと、候補車両となった車両について推測した必要なスループットとを比較する。そして車両選択部34は、候補車両の中で、対象地点でのスループットから推測した必要なスループットを引いた差分値で候補車両の各車両をランク付けし、差分値が最も大きい車両を、対象車両として選択する。
 なお、スループットは、車両の移動速度にも影響されることから、移動速度が極端に異なる車両同士が候補車両になると、差分値だけで候補車両の各車両をランク付けしたとしても適切なランク付けになりにくいので、上記では移動速度を考慮して候補車両が選定されている。
 車両選択部34は、対象車両として選択した車両をサービス実行部32に通知する(ステップST62)。サービス実行部32は、送信部35を介して、共通情報の送信要求を、対象地点の情報と共に対象車両に通知する。
 なお、受信部30が、対象車両から送信不可メッセージを受信した場合、車両選択部34は、当該対象車両を選定マップから除外して、再度ステップST61の処理を行う。例えば、車載情報装置1が共通情報の送信要求を受信した場合に再度図9で示した処理を行うようにして、その結果受信部30が対象車両から送信不可メッセージを受信した場合、車両選択部34は、当該対象車両を選定マップから除外する。または、設定時間遡った過去から現在までに、受信部30が既に対象車両から送信不可メッセージを受信していた場合、車両選択部34は、当該対象車両を選定マップから除外するようにしてもよい。
 また、対象車両からの共通情報の受信に失敗した場合も、車両選択部34は、当該対象車両を選定マップから除外して、再度ステップST61の処理を行う。例えば、車両選択部34が推測した必要なスループットと、実際に必要なスループットとが大きくずれており、実際に必要なスループットが対象地点でのスループットを超える場合、又は、予期せぬ通信障害が発生した場合等に、車両用サーバ3は、共通情報の受信に失敗する。
 また、対象車両からの共通情報の送信に関しては、対象車両の車載情報装置1が、クラス設定情報で設定されたタイミングに拘らず、対象地点に到達したタイミングで共通情報を他の車両側情報と共に送信するようにしてよい。または、そもそも車両選択部34が、車両側情報の取得状況からして、対象地点付近で共通情報のクラスの送信タイミングが到来しそうな車両を対象車両として選択し、対象車両の車載情報装置1が、クラス設定情報で設定されたタイミングで共通情報を他の車両側情報と共に送信するようにしてもよい。
 また、対象地点として複数の対象地点が設定されてもよい。例えば、図11であれば、5Mbpsのスループットの地点に加え、3Mbpsのスループットの地点も、対象地点として設定されてもよい。
 また、車両選択部34は、対象エリアに設定したエリアa4内の車両との実際の通信時に受信部30で検出したスループットと、選定マップの作成に使った過去のスループット計測結果とを比較して、例えば1Mbps以上の差違がある場合、対象エリアに設定したエリア内の車両との実際の通信時に受信部30で検出したスループットを、次回のエリアa4の選定マップ作成の際に使用できるようにするとよい。
 このように、車載情報装置1は、車両側情報をそれぞれ設定された送信タイミングで車両用サーバ3へ送信することに加え、共通情報については、送信不可であると判定した場合にはその旨を車両用サーバ3に送信して、共通情報の送信は行わない。これにより、全ての車両から共通情報が重複して車両用サーバ3へ送信されることによるアップリンク用の無線周波数リソースの無駄な利用が防がれて、アップリンク用の無線周波数リソースが効率的に利用される。
 なお、上記では、車載情報装置1が例えばナビゲーション装置であるとしたが、車載情報装置1は車両内に持ち込まれたスマートフォン等の携帯端末であってもよい。当該携帯端末は、検出装置2と無線接続されて、車両側情報を受信する。
 また、上記では、クラス設定情報が車両用サーバ3から車載情報装置1に送信されるとしたが、車載情報装置1で車両側アプリケーションをインストールすると、当該アプリケーションにより自動的に車載情報装置1の不図示の記憶部にクラス設定情報が記憶されるようにしてもよい。または、車載情報装置1は、車両が前回走行した際に取得したクラス設定情報を再度利用するようにしてもよい。この場合、車載情報装置1は、エンジンが切られるなどして車両の使用が終了するたびに、その時点でのクラス設定情報を不図示の記憶部に記憶する。
 また、上記では、車載情報装置1は複数の車両側情報を車両用サーバ3へ送信しており、当該複数の車両側情報の一部が共通情報であるとして説明した。しかしながら、サービスによっては、必要とする車両側情報が1種類だけであり、その1種類の車両側情報が共通情報でもある場合が考えられる。この場合も上記した車載情報装置1及び車両用サーバ3の処理は適用可能であり、車載情報装置1の送信判定部14は、唯一の車両側情報であり共通情報でもあるその車両側情報を送信する場合に必要なスループットを算出して、共通情報が送信不可であるかの判定に用いる。
 以上より、実施の形態1によれば、送信判定部14は、共通情報が送信不可であるかを判定し、送信不可と判定された場合に、送信部16は、送信不可メッセージを車両用サーバ3へ送信することで、全ての車両から共通情報が重複して車両用サーバ3へ送信されることによるアップリンク用の無線周波数リソースの無駄な利用が防がれて、アップリンク用の無線周波数リソースが効率的に利用される。
 なお、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
 この発明に係る車載情報装置は、車両側情報を送信する際のアップリンク用の無線周波数リソースを効率的に利用することができるので、車両側情報を用いた処理を行うサービスを提供するサーバシステムに用いるのに適している。
 1 車載情報装置、2 検出装置、3 車両用サーバ、10 車内受信部、11 情報蓄積部、12 受信部、13 クラス設定解析部、14 送信判定部、15 情報作成部、16 送信部、20 状態検出部、21 検出側情報作成部、22 車内送信部、30 受信部、31 データパーサ部、32 サービス実行部、33 クラス設定部、34 車両選択部、35 送信部、101 処理回路、102 メモリ、103 CPU、104 車内通信装置、105 通信装置。

Claims (9)

  1.  自車両において収集された1又は複数の車両側情報を、当該車両側情報それぞれに設定された送信タイミングのクラスに応じたタイミングで車両用サーバへ送信する送信部と、
     他の車両と共通する車両側情報である共通情報を送信する場合に必要なスループットと、前記車両用サーバとの通信状態から推測されるスループットと、装置処理負荷とを用いて、当該共通情報が送信不可であるかを判定する送信判定部とを備え、
     前記送信判定部により送信不可であると判定された場合、前記送信部は、共通情報が送信不可であるメッセージを前記車両用サーバへ送信することを特徴とする車載情報装置。
  2.  車両側情報はそれぞれ、周期的に前記車両用サーバに送信する情報、車両においてイベントが発生するごとに送信する情報、情報の内容が変化するごとに送信する情報、又は、車両において緊急事態が発生した際に送信する情報として、送信タイミングがクラス分けされていることを特徴とする請求項1記載の車載情報装置。
  3.  周期的に前記車両用サーバに送信する情報は、1秒周期又は1分周期で送信する情報と、1時間周期又は1日周期で送信する情報として、送信タイミングがクラス分けされていることを特徴とする請求項2記載の車載情報装置。
  4.  車両側情報を用いた処理を行うサービスを車両が複数受ける場合、当該車両側情報はそれぞれ、サービスごとに送信タイミングのクラスが設定されていることを特徴とする請求項1記載の車載情報装置。
  5.  前記送信部は、送信タイミングが同じクラスに属する複数の車両側情報であって、複数の異なるサービスにそれぞれ関連する当該複数の車両側情報を、連結された状態で送信することを特徴とする請求項4記載の車載情報装置。
  6.  複数の車両から、各車両において収集された車両側情報を受信する受信部と、
     複数の車両間で共通する車両側情報である共通情報を送信させる対象車両を、複数の地点のそれぞれで得られたスループットと、車両側情報を用いた処理を行うサービスであって各車両が受けるサービスの数とを用いて、複数の車両の中から選択する車両選択部とを備えることを特徴とする車両用サーバ。
  7.  前記対象車両から、共通情報が送信不可であるメッセージを前記受信部が受信した場合、前記車両選択部は、当該対象車両以外の車両の中から対象車両を再度選択することを特徴とする請求項6記載の車両用サーバ。
  8.  自車両において収集された1又は複数の車両側情報を、当該車両側情報それぞれに設定された送信タイミングのクラスに応じたタイミングで車両用サーバへ送信する送信部と、
     他の車両と共通する車両側情報である共通情報を送信する場合に必要なスループットと、前記車両用サーバとの通信状態から推測されるスループットと、装置処理負荷とを用いて、当該共通情報が送信不可であるかを判定する送信判定部とを備え、
     前記送信判定部により送信不可であると判定された場合、前記送信部は、共通情報が送信不可であるメッセージを前記車両用サーバへ送信する車載情報装置、
     及び、
     請求項6記載の車両用サーバを備えることを特徴とするサーバシステム。
  9.  送信部が、自車両において収集された1又は複数の車両側情報を、当該車両側情報それぞれに設定された送信タイミングのクラスに応じたタイミングで車両用サーバへ送信する第1送信ステップと、
     送信判定部が、他の車両と共通する車両側情報である共通情報を送信する場合に必要なスループットと、前記車両用サーバとの通信状態から推測されるスループットと、装置処理負荷とを用いて、当該共通情報が送信不可であるかを判定する送信判定ステップと、
     前記送信判定ステップにより送信不可であると判定された場合、前記送信部が、共通情報が送信不可であるメッセージを前記車両用サーバへ送信する第2送信ステップとを備えることを特徴とする車載情報装置の情報送信方法。
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